JP2007335943A - 無線基地局およびマルチホップ制御方法 - Google Patents

無線基地局およびマルチホップ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークにおいて、マルチホップ数に応じたデータフレームの優先制御を可能にする。
【解決手段】 GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークの無線基地局において、受信したデータフレームのうちリアルタイムトラフィックであるデータフレームについて、GW−APに向かう上りデータフレームであればその送信元のAPからのマルチホップ数を検出し、またGW−APから遠ざかる下りデータフレームであればその送信先のAPまでのマルチホップ数を検出し、検出したマルチホップ数に応じてキャリアセンス時間を差別化して送信するデータフレームの優先制御を行う制御手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有線ネットワークに接続された無線基地局であるゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)と、GW−APから順次無線回線で接続された複数の無線基地局であるアクセスポイント(AP)とにより構成され、GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークの無線基地局およびマルチホップ制御方法に関する。
無線パケット通信は、無線LANをはじめとする様々なシステムで採用されている通信形態である。無線LANの規格については、IEEE802.11委員会で標準化が進められ、IEEE802.11規格(非特許文献1)として制定されている。この規格で規定されている通信モードの一つにインフラストラクチャモードがある。インフラストラクチャモードは、APに無線端末が無線接続して形成される無線ネットワークで使用される通信モードである。APは、基本的にイーサネット(登録商標)等の有線ネットワークに接続されており、無線ネットワークと有線ネットワークとのブリッジ機能をもつ。すなわち、無線端末からみたAPは、有線ネットワークへの入り口としての役割を担う。
図6は、無線基地局(AP)の構成例を示す。図において、無線基地局(AP)は、送受信処理部30、送信バッファ41、無線パケット生成部42、送信制御部43およびヘッダ除去部44を備える。送受信処理部30は、変調部31、無線送信部32、アンテナ33、無線受信部34、復調部35、パケット選択部36、キャリア検出部37により構成される。
IEEE802.11規格のシステムでは、各APおよびAP配下の無線端末は無線パケットの送信に先立って、自局が使用する周波数チャネルに信号が出力されているかどうかを検出(キャリアセンス)し、信号が出力されていない場合に無線パケットの送信処理を開始し、信号が出力されている場合に送信処理を延期する。以下、各部の処理について詳しく説明するが、キャリアセンス前の周波数チャネル選択処理やキャリアセンス後のバックオフ制御処理等については説明を省略する。
無線受信部34には、アンテナ33を介して受信された無線信号が入力される。無線受信部34は、入力した無線信号に対して周波数変換、フィルタリング、直交検波およびAD変換を含む受信処理を施す。なお、無線受信部34に接続されたアンテナ33が送信のために使用されていないときは、周波数チャネルにおける無線伝搬路上の無線信号が常時入力されており、無線信号の受信電力強度を表すRSSI信号がキャリア検出部37へ出力される。また、無線受信部34が無線信号を受信した場合には、受信処理されたベースバンド信号が復調部35へ出力される。
キャリア検出部37は、無線受信部34から入力したRSSI信号を用いて周波数チャネルの状態を判定する。一定期間に渡って受信電力強度が予め定めた閾値以下であった場合には周波数チャネルは空き状態であると判定し、そうでない場合には周波数チャネルはビジー状態であると判定する。この判定結果は、送信制御部43にキャリアセンス結果として通知される。
一方、送信バッファ41には、有線ネットワークあるいは自局に接続される装置(コンピュータなど)の上位レイヤからデータフレームが入力される。送信バッファ41はデータフレームを入力すると、送信制御部43に対してデータフレームの入力を通知する。あるいは、送信バッファ41は、蓄積しているデータフレームに関する情報(データフレーム数、データサイズ、データフレームの宛先アドレス等)を送信制御部43に逐次出力する。
送信制御部43は、送信バッファ41から入力したデータフレームの蓄積情報と、キャリア検出部37から入力したキャリアセンス結果に基づき、送信処理を開始するかどうかを判定する。送信バッファ41にデータフレームが蓄積されており、かつ周波数チャネルが空き状態の場合に送信処理開始と判定する。それ以外の場合には送信処理は開始しない。送信制御部43は送信処理開始と判定すると、送信バッファ41に対してデータフレームを出力するように指示する。送信バッファ41は、送信制御部43の出力指示に応じて先頭に蓄積されているデータフレームを無線パケット生成部42に出力する。
無線パケット生成部42は、送信バッファ41から入力したデータフレームに対して、宛先無線局アドレス、送信元無線局アドレス等の制御情報で構成されるヘッダおよび誤り検出符号を付加した無線パケットを生成する。生成された無線パケットは、変調部31で変調処理され、無線送信部32でDA変換、周波数変換、フィルタリングおよび電力増幅を含む送信処理が施され、アンテナ33から無線信号として送信される。
一方、アンテナ33を介して無線受信部34に受信した無線信号は、前述したようにベースバンド信号に変換されて復調部35に入力する。復調部35は、入力するベースバンド信号を復調処理し、受信パケットとしてパケット選択部36に出力する。パケット選択部36では、受信パケットのヘッダに含まれる制御情報を解析し、受信パケットを適切な処理部へ出力する。受信パケットの宛先無線局アドレスが当方の無線局アドレスと一致した場合には受信パケットをヘッダ除去部44に出力し、一致しない場合に受信パケットを破棄する。ヘッダ除去部44は、自局宛ての受信パケットのヘッダを除去してデータフレームを抽出し、受信データフレームとして有線ネットワークまたは接続している装置の上位レイヤへ出力する。
なお、ここでは詳細な説明を省略するが、パケット選択部36は認証情報等が記述された管理パケットや送達確認情報等が記述された制御パケットを受信した場合には、それらの情報に基づいて認証処理等を行う管理パケット処理部や送達確認処理等を行う制御パケット処理部へそれらを出力する。
このような構成により、各APおよび無線端末はキャリアセンスにより自律的にチャネルアクセス制御を行い、無線パケットを送信することが可能となる。
ところで、上記のIEEE802.11規格では、AP間の通信も可能としている。AP間の通信を行うシステムは、WDS(Wireless Distribution System) と呼ばれ、AP間でデータフレーム(無線パケット)の転送(中継)が行われる。例えば、APを介して複数の有線ネットワークをブリッジし、各APが有線ネットワーク間のデータフレームを中継するシステムがある。また、図7に示すように、上記のインフラストラクチャモードとWDSモードを組み合わせたネットワーク構成もある。
一般に、広範囲な無線ネットワークを構築するためには、複数のAPを設置した上で各APを有線ネットワークを介して接続する方法がとられている。これに対してWDSを活用すると、複数のAPを無線媒体で接続し、AP間でデータフレームの転送(中継)を行う方法が考えられる。この場合には、設置した複数のAPが無線接続できるため、有線ネットワークを敷設する必要がなく、簡易に無線ネットワークを構築することができる。このような無線ネットワークを有線ネットワークに接続し、イントラネットやインターネットへの窓口となるAPをゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)と呼び、このGW−APと離れたAPとの間でデータフレームを転送するために、複数のAPで中継する転送形態を「マルチホップ転送」と呼ぶ。
例えば図7に示すネットワークにおいて、GW−AP71−1は有線ネットワーク72−1に接続され、GW−AP71−2は有線ネットワーク72−2に接続され、GW−AP71−1とGW−AP71−2は有線ネットワーク72−1,72−2間のデータフレームを中継する。一方、GW−AP71−1から遠くに位置するAP73−1のサービスエリア(BSS:Basic Service Set)75の無線端末(STA)74−1,74−2と有線ネットワーク72−1とを接続するために、AP73−1とGW−AP71−1との間にあるAP73−2を介してデータフレームをマルチホップ転送する形態が考えられる。
ところで、上記のIEEE802.11規格では、データフレームのマルチホップ転送の手順(中継方法)は規定されていない。その一方で、音声や映像のようなリアルタイムトラフィックを高い品質で伝送するために、優先制御を導入している(非特許文献2)。この優先制御では、APに入力されたトラフィックを音声、映像、非リアルタイムトラフィックといったカテゴリに分け、それらに対応するキューに格納する。それぞれのキューには優先順位が設定されており、音声や映像のトラフィックが優先的に送信されるように送信制御が行われる仕組みである。
IEEE802.11,"Part 11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC)and Physical Layer (PHY) Specifications",IEEE std 802.11, August 1999 IEEE802.11,"Medium Access Control (MAC) Quality of Service Enhancements", January 2005
マルチホップ転送を行う場合、図7で説明したように、GW−APから遠くに位置するAPと有線ネットワークとの間で伝送されるトラフィックは、その間にある複数のAPを介して転送される。例えば、この転送を行う回数あるいは転送するAPの数を「マルチホップ数」と呼ぶと、マルチホップ数が多くなるほどデータフレームを転送するためにかかる時間(データフレーム転送時間)が長くなる。このデータフレーム転送時間が長くなると、音声などのリアルタイムトラフィックでは品質が劣化する問題が生じる。
この問題を解決するためには、マルチホップ数の多いデータフレームを優先的に転送する方法が考えられる。この優先制御を行うにあたっては、非特許文献2に記載の優先制御方式を適用することが可能である。しかし、現時点では、GW−APから遠くに位置するBSSからのデータフレーム、あるいは当該BSS宛てのデータフレームを優先的に転送するための優先制御方式については明らかにされていない。
本発明は、有線ネットワークに接続されたGW−APと、GW−APから順次無線回線で接続された複数のAPとにより構成され、GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークにおいて、マルチホップ数に応じたデータフレームの優先制御を可能にする無線基地局およびマルチホップ制御方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、有線ネットワークに接続された無線基地局であるゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)と、GW−APから順次無線回線で接続された複数の無線基地局であるアクセスポイント(AP)とにより構成され、GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークの無線基地局において、受信したデータフレームのうちリアルタイムトラフィックであるデータフレームについて、GW−APに向かう上りデータフレームであればその送信元のAPからのマルチホップ数を検出し、またGW−APから遠ざかる下りデータフレームであればその送信先のAPまでのマルチホップ数を検出し、検出したマルチホップ数に応じてキャリアセンス時間を差別化して送信するデータフレームの優先制御を行う制御手段を備える。
制御手段は、マルチホップ数と少なくとも1つの閾値を比較し、その比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行う構成としてもよい。
制御手段は、上りデータフレームのマルチホップ数と下りデータフレームのマルチホップ数に対してそれぞれ個別に少なくとも1つの閾値と比較し、それぞれの比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行う構成としてもよい。
マルチホップ数は、上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPとGW−APとの間で転送する回数、または上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で転送する回数、または上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPとGW−APとの間で当該データフレームを中継するAPの数、または上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で当該データフレームを中継するAPの数のいずれかを用いる。
第2の発明は、有線ネットワークに接続された無線基地局であるゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)と、GW−APから順次無線回線で接続された複数の無線基地局であるアクセスポイント(AP)とにより構成され、GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークの無線基地局のマルチホップ制御方法において、受信したデータフレームのうちリアルタイムトラフィックであるデータフレームについて、GW−APに向かう上りデータフレームであればその送信元のAPからのマルチホップ数を検出し、またGW−APから遠ざかる下りデータフレームであればその送信先のAPまでのマルチホップ数を検出し、検出したマルチホップ数に応じてキャリアセンス時間を差別化して送信するデータフレームの優先制御を行う。
また、マルチホップ制御方法は、マルチホップ数と少なくとも1つの閾値を比較し、その比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行うようにしてもよい。
また、マルチホップ制御方法は、上りデータフレームのマルチホップ数と下りデータフレームのマルチホップ数に対してそれぞれ個別に少なくとも1つの閾値と比較し、それぞれの比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行うようにしてもよい。
また、マルチホップ制御方法におけるマルチホップ数は、上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPとGW−APとの間で転送する回数、または上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で転送する回数、または上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPとGW−APとの間で当該データフレームを中継するAPの数、または上りデータフレームの送信元または下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で当該データフレームを中継するAPの数のいずれかを用いる。
本発明は、リアルタイムトラフィックのデータフレームについて、マルチホップ数に応じた優先制御を行うことにより、GW−APから遠くに位置するAPのBSSからのデータフレーム、あるいは当該BSS宛てのデータフレームを優先的に転送することができ、マルチホップ転送による転送遅延の影響を緩和することができる。
図1は、本発明のマルチホップ制御方法が適用されるマルチホップ無線ネットワークの構成例を示す。
図において、GW−AP11は、イーサネットなどの有線ネットワーク10に接続されるとともにAP12−1と無線接続され、AP12−1はAP12−2と、さらにAP12−2はAP12−3と、さらにAP12−3はAP12−4とそれぞれ無線接続される。GW−AP11、AP12−1〜12−4とそれぞれ配下の無線端末は、それぞれBSS13−0〜13−4を構成する。
BSS13−1は、GW−AP11を介して有線ネットワーク10に接続される。BSS13−2は、AP12−1、GW−AP11を介して有線ネットワーク10に接続される。BSS13−3は、AP12−2、AP12−1、GW−AP11を介して有線ネットワーク10に接続される。BSS13−4は、AP12−3、AP12−2、AP12−1、GW−AP11を介して有線ネットワーク10に接続される。
ここで、例えばAP12−2では、GW−AP11とBSS13−2の無線端末との間のデータフレームaの転送処理を行うとともに、GW−AP11とBSS13−3およびBSS13−4の無線端末との間のデータフレームb,cのマルチホップ転送処理を行う。このとき、GW−AP11からみたデータフレームaのマルチホップ数はAP12−1を介するので「2」、データフレームbのマルチホップ数はAP12−1,12−2を介するので「3」、データフレームcのマルチホップ数はAP12−1〜12−3を介するので「4」となる。また、マルチホップ数を上りデータフレームの送信元のAPまたは下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で算出すると、AP12−2では、データフレームaで「0」、データフレームbで「1」、データフレームcで「2」となる。また、データフレームを中継するAP数をマルチホップ数と定義すると、それぞれの値から1減じた数(最小値は0)となる。
本発明は、例えばAP12−2において、これらのデータフレームa,b,cのマルチホップ数に応じて送信制御の優先順位を設定することを特徴としている。ただし、送信制御の優先順位はマルチホップ数の定義によるものではなく、後述するように閾値の設定の仕方や、またどの送信バッファにどのようなキャリアセンス時間を与えるかにより、あらゆる状況を考慮した設定が可能になる。
図2は、本発明の無線基地局の実施形態を示す。ここに示す構成は、図1に示すGW−AP11およびAP12−1〜12−4のいずれにも対応する。
図において、無線基地局としての基本的な構成は図6に示す従来構成と同様であり、変調部31、無線送信部32、アンテナ33、無線受信部34、復調部35、パケット選択部36、キャリア検出部37を含む送受信処理部30と、無線パケット生成部42およびヘッダ除去部44は、従来と同様の処理を行う。
本実施形態の特徴は、データフレーム振分部21、複数の送信バッファ22A〜22E、各送信バッファから無線パケット生成部42へのデータフレームの出力制御を行う送信制御部23の構成にある。以下、データフレーム振分部21および送信制御部23の処理内容について説明する。
図3は、データフレーム振分部21の第1の処理手順を示す。データフレーム振分部21は、データフレームが入力されると、当該データフレームがリアルタイムトラフィックか否かを判断する(S11)。この判断は、例えばデータフレームがIEEE802.1D規格で規定されているものであれば、VLANタグに含まれる優先度情報を参照することにより、音声トラフィック/映像トラフィック/非リアルタイムトラフィックの識別に基づいて行うことができる。また、IPヘッダにも同様の優先度情報が含まれることから、これを参照することにより、リアルタイムトラフィック/非リアルタイムトラフィックの識別に基づいて行うことができる。
入力したデータフレームが非リアルタイムトラフィックであった場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Cを選択し(S12)、処理を終了する。一方、入力したデータフレームがリアルタイムトラフィックであった場合には、AP管理テーブルを参照し、当該データフレームの送信先または送信元となるAPを認識してマルチホップ数を取得する(S13)。なお、データフレームがGW−APから送信された下りデータフレームであれば送信先のAPを認識し、GW−APへ送信される上りデータフレームであれば送信元のAPを認識する。また、AP配下の無線端末が送信先または送信元の場合には、自APにおけるマルチホップ数を取得する。
AP管理テーブルは、各APが管理しているテーブルであり、送信先/送信元となるAPとGW−APとの間のマルチホップ数、あるいは送信先/送信元となるAPと自局との間のマルチホップ数が、APの識別子(例えばMACアドレス)と対応付けて管理される。図1の構成において、前者のマルチホップ数に対応した例を図4(a) に示し、後者のマルチホップ数に対応する例を図4(b) 〜(e) に示す。なお、図4(a) に示すAP管理テーブルは全APに共通であり、例えばGW−AP11とAP12−4との間で転送されるデータフレームのマルチホップ数は「4」となる。図4(b) 〜(e) に示すAP管理テーブルは、それぞれAP12−1〜12−4を基準にしたもので、それぞれ専用のものとなる。
ステップS13でAP管理テーブルを参照し、データフレームの送信先/送信元となるAPとGW−APとの間のマルチホップ数を取得すると、マルチホップ数が予め定めた閾値M以上か否かを判断する(S14)。Mは1以上の任意の整数である。マルチホップ数がM以上の場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Aを選択し(S15)、処理を終了する。一方、マルチホップ数がM未満の場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Bを選択し(S16)、処理を終了する。
例えば、図1におけるAP12−2で図4(a) のAP管理テーブルを用い、M=3としたとき、その配下の移動端末を送信先/送信元とするデータフレームであれば、マルチホップ数は「2」であるので送信バッファ22Bが選択され、AP12−3,12−4を送信先/送信元とするデータフレームであれば、マルチホップ数が「3」、「4」であるので送信バッファ22Aが選択される。なお、図1におけるAP12−2で図4(c) のAP管理テーブルを用いて同様の処理を行うためには、M=1とすればよい。
図5は、データフレーム振分部21の第2の処理手順を示す。データフレーム振分部21は、データフレームが入力されると、当該データフレームがリアルタイムトラフィックか否かを判断する(S21)。入力したデータフレームが非リアルタイムトラフィックであった場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Eを選択し(S22)、処理を終了する。一方、入力したデータフレームがリアルタイムトラフィックであった場合には、当該データフレームが上り方向(GW−APに向かう方向)に転送されるか下り方向(GW−APから遠ざかる方向)に転送されるかを判断する(S23)。
データフレームが下り方向に転送される場合、AP管理テーブルを参照し、当該データフレームの送信先となるAPを認識してマルチホップ数を取得する(S24)。なお、AP配下の無線端末が送信先の場合には、自APにおけるマルチホップ数を取得する。AP管理テーブルを参照し、データフレームの送信先に対応するマルチホップ数を取得すると、マルチホップ数が予め定めた閾値M以上か否かを判断する(S25)。マルチホップ数がM以上の場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Aを選択し(S26)、処理を終了する。一方、マルチホップ数がM未満の場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Bを選択し(S26)、処理を終了する。
一方、データフレームが上り方向に転送される場合、AP管理テーブルを参照し、当該データフレームの送信元となるAPを認識してマルチホップ数を取得する(S28)。なお、AP配下の無線端末が送信元の場合には、自APにおけるマルチホップ数を取得する。AP管理テーブルを参照し、データフレームの送信元に対応するマルチホップ数を取得すると、マルチホップ数が予め定めた閾値N以上か否かを判断する(S29)。マルチホップ数がN以上の場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Cを選択し(S30)、処理を終了する。一方、マルチホップ数がN未満の場合には、当該データフレームの出力先として送信バッファ22Dを選択し(S31)、処理を終了する。なお、閾値MとNは同じ値でもよく、また異なる値でもよい。
データフレーム振分部21は、入力したデータフレームをそのマルチホップ数に対応するいずれかの送信バッファに出力すると、送信制御部23に対してどの送信バッファにデータフレームを出力したかを示すデータフレーム転送完了信号を通知する。以上が、データフレーム振分部21の処理内容である。
送信制御部23は、各送信バッファ22A〜22Eに対応する合計5つのキャリアセンスカウンタをもつ。各キャリアセンスカウンタは、それぞれ対応する送信バッファに対するデータフレーム転送完了信号をデータフレーム振分部21から受信すると、それをトリガとしてキャリアセンス処理を開始する。各キャリアセンスカウンタは、キャリアセンス処理を開始すると、まず予め定められた期間(固定フレーム間隔)に渡ってキャリア無の状態であるかを判断する。各キャリアセンスカウンタには、それぞれ固有の固定フレーム間隔が割り当てられる。各キャリアセンスカウンタに割り当てられる固定フレーム間隔は、例えば各送信バッファ22A〜22Eに対応する値として
A<B<C<D<E
あるいは
A<B=C<D<E
あるいは
A<C<B<D<E
のように、任意に設定可能である。第3の例は、マルチホップ数がN以上の上りデータフレームがM未満の下りデータフレームより小さな値の固定フレーム間隔が設定され、前者の上りデータフレームが結果として優先的な送信が可能になる例である。
次に、固定フレーム間隔に渡ってキャリア無の状態であれば、必要に応じて予め定められた範囲(乱数範囲)から1つの乱数を引き、その値に応じた時間に渡ってキャリアセンスを継続する。この乱数範囲も固定フレーム間隔と同様に、各キャリアセンスカウンタごとに任意に設定可能である。送信制御部23は、乱数に応じた時間に渡ってキャリア無の状態であれば、対応する送信バッファに対してデータフレームを無線パケット生成部42に出力するように指示する。
このように、各送信バッファ22A〜22Eに対応するキャリアセンスカウンタの固定フレーム間隔および乱数範囲を適宜設定し、キャリアセンスカウンタがキャリアセンスを実施する時間に格差をつけることにより、各送信バッファ22A〜22Eに格納されたデータフレームの送信権が得られる確率が差別化される。なお、図3に示すようにデータフレームが3つの送信バッファに振り分けられる場合には、3つのキャリアセンスカウンタを用いた制御が行われる。
また、図3に示す振り分け処理では、上りデータフレームと下りデータフレームを同列に扱い、上り下りに拘らずマルチホップ数に応じて送信制御の優先順位を設定している。一方、図5に示す振り分け処理では、上りデータフレームと下りデータフレームを個別に扱い、それぞれのマルチホップ数に応じて送信制御の優先順位を設定している。また、マルチホップ数の閾値となるパラメータM,Nをさらに細分化し、例えばマルチホップ数が1以上M1未満、M1以上M2未満、M2以上のそれぞれに対応する送信バッファを備え、それぞれに送信制御の優先順位を設定するようにしてもよい。さらに、データフレームのマルチホップ数と閾値を比較するのではなく、マルチホップ数の取り得る値に対応する数の送信バッファを備え、マルチホップ数ごとに送信制御の優先順位を設定するようにしてもよい。このようにネットワーク規模に応じて閾値の設定を調整することにより、比較的大規模なネットワークを構築する場合でも、細かくデータフレームの優先制御を行うことが可能となる。
以上のように、データフレーム振分部21において、リアルタイムトラフィックで、かつマルチホップ数に対応する送信バッファに振り分け、送信制御部23において、優先度の高い送信バッファに蓄積されたデータフレームがより早く送信されやすいように、各キャリアセンスカウンタのキャリアセンス時間を制御する。これにより、GW−APから遠くに位置するAPのBSSからのデータフレーム、あるいは当該BSS宛てのデータフレームを優先的に転送することができる。
本発明のマルチホップ制御方法が適用されるマルチホップ無線ネットワークの構成例を示す図。 本発明の無線基地局の実施形態を示す図。 データフレーム振分部21の第1の処理手順を示すフローチャート。 AP管理テーブルの構成を示す図。 データフレーム振分部21の第2の処理手順を示すフローチャート。 従来の無線基地局(AP)の構成例を示す図。 インフラストラクチャモードとWDSモードを組み合わせたネットワーク構成を示す図。
符号の説明
10 有線ネットワーク
11 ゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)
12 アクセスポイント(AP)
13 APのサービスエリア(BSS)
21 データフレーム振分部
22 送信バッファ
23 送信制御部
30 送受信処理部
31 変調部
32 無線送信部
33 アンテナ
34 無線受信部
35 復調部
36 パケット選択部
37 キャリア検出部
41 送信バッファ
42 無線パケット生成部
43 送信制御部
44 ヘッダ除去部

Claims (8)

  1. 有線ネットワークに接続された無線基地局であるゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)と、GW−APから順次無線回線で接続された複数の無線基地局であるアクセスポイント(AP)とにより構成され、GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークの無線基地局において、
    受信したデータフレームのうちリアルタイムトラフィックであるデータフレームについて、前記GW−APに向かう上りデータフレームであればその送信元のAPからのマルチホップ数を検出し、また前記GW−APから遠ざかる下りデータフレームであればその送信先のAPまでのマルチホップ数を検出し、検出したマルチホップ数に応じてキャリアセンス時間を差別化して送信するデータフレームの優先制御を行う制御手段を備えた
    ことを特徴とする無線基地局。
  2. 請求項1に記載の無線基地局において、
    前記制御手段は、前記マルチホップ数と少なくとも1つの閾値を比較し、その比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行う構成である
    ことを特徴とする無線基地局。
  3. 請求項1に記載の無線基地局において、
    前記制御手段は、前記上りデータフレームのマルチホップ数と前記下りデータフレームのマルチホップ数に対してそれぞれ個別に少なくとも1つの閾値と比較し、それぞれの比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行う構成である
    ことを特徴とする無線基地局。
  4. 請求項1または請求項3に記載の無線基地局において、
    前記マルチホップ数は、前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと前記GW−APとの間で転送する回数、または前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で転送する回数、または前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと前記GW−APとの間で当該データフレームを中継するAPの数、または前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で当該データフレームを中継するAPの数のいずれかを用いる
    ことを特徴とする無線基地局。
  5. 有線ネットワークに接続された無線基地局であるゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)と、GW−APから順次無線回線で接続された複数の無線基地局であるアクセスポイント(AP)とにより構成され、GW−APと各APとの間でデータフレームのマルチホップ転送を行うマルチホップ無線ネットワークの無線基地局において、
    受信したデータフレームのうちリアルタイムトラフィックであるデータフレームについて、前記GW−APに向かう上りデータフレームであればその送信元のAPからのマルチホップ数を検出し、また前記GW−APから遠ざかる下りデータフレームであればその送信先のAPまでのマルチホップ数を検出し、検出したマルチホップ数に応じてキャリアセンス時間を差別化して送信するデータフレームの優先制御を行う
    ことを特徴とする無線基地局のマルチホップ制御方法。
  6. 請求項5に記載の無線基地局のマルチホップ制御方法において、
    前記マルチホップ数と少なくとも1つの閾値を比較し、その比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行う
    ことを特徴とする無線基地局のマルチホップ制御方法。
  7. 請求項5に記載の無線基地局のマルチホップ制御方法において、
    前記上りデータフレームのマルチホップ数と前記下りデータフレームのマルチホップ数に対してそれぞれ個別に少なくとも1つの閾値と比較し、それぞれの比較結果に応じて送信するデータフレームの優先制御を行う
    ことを特徴とする無線基地局のマルチホップ制御方法。
  8. 請求項5または請求項7に記載の無線基地局のマルチホップ制御方法において、
    前記マルチホップ数は、前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと前記GW−APとの間で転送する回数、または前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で転送する回数、または前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと前記GW−APとの間で当該データフレームを中継するAPの数、または前記上りデータフレームの送信元または前記下りデータフレームの送信先のAPと自局との間で当該データフレームを中継するAPの数のいずれかを用いる
    ことを特徴とする無線基地局のマルチホップ制御方法。
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