JP2007335771A - 基板乾燥装置、基板乾燥方法、及び基板の製造方法 - Google Patents

基板乾燥装置、基板乾燥方法、及び基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の乾燥に必要な基板の回転を低速化し、基板の破損を抑制する。
【解決手段】回転テーブル10は、基板1を水平に支持して回転する。スポットノズル21は、基板1の回転中心付近の基板1の表面へエアを吹き付け、遠心力が十分作用しない基板1の回転中心付近の基板1の表面の液体を、遠心力が作用する外側へ移動する。スリットノズル23は、基板1の回転中心付近から基板1の縁に渡って連続的に、基板1の表面へエアを吹き付け、基板1の表面の液体の移動を促進する。基板1の表面の液体は、基板1の回転による遠心力に加え、スリットノズル23から吹き付けられたエアの力を受け、基板1の表面を迅速に移動するので、基板1の回転が低速で済み、また乾燥時間が短くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ装置のパネル基板や露光装置のマスク基板等を乾燥させる基板乾燥装置、基板乾燥方法及びそれらを用いた基板の製造方法に係り、特に基板を回転しながら乾燥させる基板乾燥装置、基板乾燥方法、及びそれらを用いた基板の製造方法に関する。
液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、あるいは露光装置のマスク基板等の製造において、現像、エッチング、剥離等の処理工程の前又は後には、洗浄液(純水)を用いて基板を洗浄する工程、及び洗浄後に基板を乾燥させる工程がある。この様な基板の乾燥方式の1つとして、基板を回転しながら乾燥させるスピン乾燥がある。スピン乾燥は、基板を水平に支持して回転することにより、基板の表面の洗浄液を遠心力で基板の外へ飛散させるものである。
特許文献1には、基板のスピン乾燥において、基板に加圧した気体を吹き付ける噴射ノズルを基板の回転中心から所定の範囲で往復移動することにより、遠心力が十分作用しない基板の回転中心付近をむらなく完全に乾燥させる技術が開示されている。
特開平10−170901号公報
従来、液晶ディスプレイ装置のTFT基板のスピン乾燥において、基板の表面の洗浄液を基板の外へ飛散させるためには、基板を800〜1000rpm程度の高速で回転しなければならなかった。この様に基板を高速で回転する際、不均一に大きな力が掛かって、基板が破損する恐れがあった。特に、近年、フラットパネルディスプレイ装置のパネル基板や露光装置のマスク基板等は大型化及び薄型化が進んでいるが、基板が大型化又は薄型化する程、基板を高速で回転する際に基板の破損が起こり易く、基板のスピン乾燥が困難となっていた。
また、基板が大型化する程、基板を回転する際、基板の回転中心から基板の縁までの距離が長くなり、洗浄液が基板の縁へ移動するのに時間が掛かって、乾燥時間が長くなるという問題があった。
本発明の課題は、基板の乾燥に必要な基板の回転を低速化し、基板の破損を抑制することである。また、本発明の課題は、基板の乾燥時間を短縮することである。さらに、本発明の課題は、基板を短い時間で歩留まり良く製造することである。
本発明の基板乾燥装置は、基板を水平に支持して回転する回転手段と、基板の回転中心付近の基板の表面へエアを吹き付ける第1のノズルと、基板の回転中心付近から基板の縁に渡って連続的に、基板の表面へエアを吹き付ける第2のノズルとを備えたものである。
また、本発明の基板乾燥方法は、基板を水平に支持して回転しながら、第1のノズルから、基板の回転中心付近の基板の表面へエアを吹き付け、第2のノズルから、基板の回転中心付近から基板の縁に渡って連続的に、基板の表面へエアを吹き付けるものである。
第1のノズルは、従来と同様に、基板の回転中心付近の基板の表面へエアを吹き付け、遠心力が十分作用しない基板の回転中心付近の基板の表面の液体を、遠心力が作用する外側へ移動する。一方、第2のノズルは、基板の回転中心付近から基板の縁に渡って連続的に、基板の表面へエアを吹き付け、基板の表面の液体の移動を促進する。基板の表面の液体は、基板の回転による遠心力に加え、第2のノズルから吹き付けられたエアの力を受け、基板の表面を迅速に移動するので、基板の回転が低速で済み、また乾燥時間が短くなる。
さらに、本発明の基板乾燥装置は、第2のノズルが、基板の回転中心に近い程、基板の表面へ吹き付けるエアの流量又は圧力を増加するものである。また、本発明の基板乾燥方法は、基板の回転中心に近い程、第2のノズルから基板の表面へ吹き付けるエアの流量又は圧力を増加するものである。
基板の回転中心に近い程、基板の表面の液体に作用する遠心力は弱く、基板の表面の液体の移動速度は遅い。このため、従来は、基板の表面の液体の移動速度が基板全体で大きく異なり、基板の乾燥が効率良く行われなかった。本発明では、基板の回転中心に近い程、第2のノズルから基板の表面へ吹き付けるエアの流量又は圧力を増加するので、基板の表面の液体の移動速度の違いが基板全体で小さくなり、基板の乾燥が効率良く行われる。
さらに、本発明の基板乾燥装置は、第2のノズルが、基板の回転方向と対向する方向へ移動して、基板の上空から退避するものである。また、本発明の基板乾燥方法は、第2のノズルを、基板の回転方向と対向する方向へ移動して、基板の上空から退避させるものである。
本発明の基板乾燥装置から基板を取り出す際は、第1のノズル及び第2のノズルを基板の上空から退避させる必要がある。その際、もし、基板が十分に乾燥していない状態で、第2のノズルを基板の回転方向に沿う方向へ移動すると、基板の表面の液体は、第2のノズルのエアから、基板の回転による移動方向と対向する方向へ力を受ける。このため、基板の表面に液体が残り、乾燥むらが発生する恐れがある。本発明では、第2のノズルを、基板の回転方向と対向する方向へ移動して、基板の上空から退避させるので、基板の表面の液体は、第2のノズルのエアから、基板の回転による移動方向に沿った方向へ力を受ける。従って、基板の表面に液体が残りにくく、乾燥むらの発生が抑制される。
本発明の基板の製造方法は、上記のいずれかの基板乾燥装置又は基板乾燥方法を用いて基板の乾燥を行うものである。基板の乾燥に必要な基板の回転が低速で済み、また乾燥時間が短くなるので、基板が短い時間で歩留まり良く製造される。
本発明の基板乾燥装置及び基板乾燥方法によれば、第2のノズルから、基板の回転中心付近から基板の縁に渡って連続的に、基板の表面へエアを吹き付けることにより、基板の乾燥に必要な基板の回転を低速化し、基板の破損を抑制することができる。また、基板の乾燥時間を短縮することができる。
さらに、本発明の基板乾燥装置及び基板乾燥方法によれば、基板の回転中心に近い程、第2のノズルから基板の表面へ吹き付けるエアの流量又は圧力を増加することにより、基板の表面の液体の移動速度の違いを基板全体で小さくすることができ、基板の乾燥を効率良く行うことができる。
さらに、本発明の基板乾燥装置及び基板乾燥方法によれば、第2のノズルを、基板の回転方向と対向する方向へ移動して、基板の上空から退避させることにより、乾燥むらの発生を抑制することができる。
本発明の基板の製造方法によれば、基板の乾燥に必要な基板の回転を低速化でき、また乾燥時間を短縮することができるので、基板を短い時間で歩留まり良く製造することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による基板乾燥装置の概略構成を示す図である。基板乾燥装置は、回転テーブル10、回転軸13、プーリ14 ,16、ベル ト15、モータ17、スポットノズル21、エア供給管22,24、スリットノズル23、アーム25、支柱26、及び液回収チャンバ30を含んで構成されている。
基板1が、回転テーブル10の上面に搭載されている。回転テーブル10の上面には、複数の支持ピン11と複数の案内ピン12とが取り付けられている。支持ピン11は、その先端部が基板1の裏面と接触し、基板1を複数の点によって水平に支持する。案内ピン12は、その側面が基板1の側面と接触することにより、基板1の位置決めを行う。
回転テーブル10の下面には、回転軸13が取り付けられている。回転軸13は、プーリ14、ベルト15及びプーリ16によって、モータ17に連結されている。モータ17を用いて回転軸13を回転することにより、回転テーブル10に搭載された基板1が回転する。
回転テーブル10に搭載された基板1の上空には、スポットノズル21及びスリットノズル23が、アーム25により水平に支持されている。スポットノズル21には、エア供給管22を介して、図示しないエア供給源からエアが供給される。スポットノズル21は、基板1の回転中心付近の基板1の表面へエアを吹き付ける。スリットノズル23には、エア供給管24を介して、図示しないエア供給源からエアが供給される。スリットノズル23は、基板1の回転中心付近から基板1の縁に渡って連続的に、基板1の表面へエアを吹き付ける。
図2(a)は、スリットノズルの断面図である。スリットノズル23は、長尺のケーシング23aの内部に加圧室23bを形成し、加圧室23bに通じるエア通路23cを長手方向にスリット状に設けて構成されている。本実施の形態では、エア通路23cの幅Sが約1mm程度に構成されている。
図2(b)は、スリットノズルのエアの流量を説明する図である。エア供給管24からのエア供給口23dが、加圧室23bの長手方向の一端に設けられている。エア供給口23dから加圧室23b内へ供給されたエアは、加圧室23b内を通り、加圧室23bのエア供給口23dと反対側の端23eに衝突する。本実施の形態では、エア通路23cの幅Sが約1mm程度と比較的広く構成されているため、加圧室23bの端23eに衝突したエアがその付近で勢い良く吐出され、エア供給口23dに近づくにつれて吐出されるエアの勢いが弱くなる。従って、スリットノズル23から吐出されるエアの流量は、図2(b)に矢印で示す様に、エア供給口23dから遠い程増加する。
図1において、基板1の乾燥を行う際、まず、モータ17により基板1を回転しながら、スポットノズル21から、基板1の回転中心付近の基板1の表面へエアを吹き付ける。スポットノズル21から吹きつけたエアにより、遠心力が十分作用しない基板1の回転中心付近の基板1の表面の液体が、遠心力が作用する外側へ移動する。そして、基板1の回転による遠心力の作用で、基板1の表面の液体が基板1の縁へ向かって移動し、基板1の縁へ達した液体は基板1の縁から基板1の外へ飛散する。
回転テーブル10の周囲には、液回収チャンバ30が配置されている。液回収チャンバ30は、上部が少し狭くなった円筒形であり、上方に向かって開口が設けられている。液回収チャンバ30の底には、液回収通路31が設けられている。基板1から飛散した洗浄液は、液回収チャンバ30の底から液回収通路31を通って回収される。
続いて、基板1の表面の液体がある程度少なくなった後、スリットノズル23から、基板1の回転中心付近から基板1の縁に渡って連続的に、基板1の表面へエアを吹き付ける。スリットノズル23から吐出されるエアの流量は、図2(b)に矢印で示す様に、エア供給口23dから遠い程増加するので、基板1の回転中心に近い程、スリットノズル23から基板1の表面へ吹き付けられるエアの流量が増加する。
基板1の回転中心に近い程、基板1の表面の液体に作用する遠心力は弱く、基板1の表面の液体の移動速度は遅い。このため、従来は、基板1の表面の液体の移動速度が基板1全体で大きく異なり、基板1の乾燥が効率良く行われなかった。本実施の形態では、基板1の表面の液体が、基板1の回転による遠心力に加え、スリットノズル23から吹き付けられたエアの力を受け、基板1の表面を迅速に移動するので、基板1の回転が低速で済み、また乾燥時間が短くなる。そして、基板1の回転中心に近い程、スリットノズル23から基板1の表面へ吹き付けるエアの流量が増加するので、基板1の表面の液体の移動速度の違いが基板1全体で小さくなり、基板1の乾燥が効率良く行われる。
本実施の形態の基板乾燥装置から基板1を取り出す際は、スポットノズル21及びスリットノズル23を基板1の上空から退避させる必要がある。図3は、ノズルの退避動作を説明する図であり、基板乾燥装置を上から見た状態を示す。基板1は、矢印Aに示す方向へ回転している。スポットノズル21及びスリットノズル23を退避させる際、アーム25は、支柱26を中心として矢印Bへ示す方向へ回転する。図3の実線は退避前の状態を示し、破線は退避後の状態を示す。
もし、基板1が十分に乾燥していない状態で、スリットノズル23を基板1の回転方向に沿う方向へ移動すると、基板1の表面の液体は、スリットノズル23のエアから、基板1の回転による移動方向と対向する方向へ力を受ける。このため、基板1の表面に液体が残り、乾燥むらが発生する恐れがある。本実施の形態では、スリットノズル23を、基板1の回転方向と対向する方向へ移動して、基板1の上空から退避させるので、基板1の表面の液体は、スリットノズル23から、基板1の回転による移動方向に沿った方向へ力を受ける。従って、基板1の表面に液体が残りにくく、乾燥むらの発生が抑制される。
図4は、本発明の他の実施の形態による基板乾燥装置の概略構成を示す図である。本実施の形態の基板乾燥装置は、図1のスポットノズル21、エア供給管22,24、スリットノズル23、アーム25、及び支柱26の代わりに、スポットノズル41、エア供給管42,44、スリットノズル43、アーム45、及び支柱46を含んで構成されている。その他の構成要素は、図1の実施の形態と同様である。
スリットノズル43は、スリットノズル23と同様に、長尺のケーシングの内部に加圧室を形成し、加圧室に通じるエア通路を長手方向にスリット状に設けて構成されている。しかしながら、スリットノズル43のエア通路の幅は、スリットノズル23のエア通路の幅より狭く構成されており、スリットノズル43から吐出されるエアの流量は、長手方向に渡ってほぼ均一となる。
図4に示す様に、スリットノズル43は、アーム45により角度θだけ傾いた状態で支持されており、基板1の回転中心に近い程、基板1との間隔が狭い。このため、基板1の回転中心に近い程、スリットノズル43から基板1の表面へ吹き付けられるエアの圧力が増加する。
本実施の形態では、基板1の回転中心に近い程、スリットノズル43から基板1の表面へ吹き付けるエアの圧力が増加するので、基板1の表面の液体の移動速度の違いが基板1全体で小さくなり、基板1の乾燥が効率良く行われる。
以上説明した実施の形態によれば、スリットノズル23,43から、基板1の回転中心付近から基板1の縁に渡って連続的に、基板1の表面へエアを吹き付けることにより、基板1の乾燥に必要な基板1の回転を低速化し、基板1の破損を抑制することができる。また、基板1の乾燥時間を短縮することができる。
さらに、基板1の回転中心に近い程、スリットノズル23,43から基板1の表面へ吹き付けるエアの流量又は圧力を増加することにより、基板1の表面の液体の移動速度の違いを基板1全体で小さくすることができ、基板1の乾燥を効率良く行うことができる。
さらに、スリットノズル23,43を、基板1の回転方向と対向する方向へ移動して、基板1の上空から退避させることにより、乾燥むらの発生を抑制することができる。
図5は、液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。薄膜形成工程(ステップ101)では、スパッタ法やプラズマ化学気相成長(CVD)法等により、ガラス基板上に液晶駆動用の透明電極となる導電体膜や絶縁体膜等の薄膜を形成する。レジスト塗布工程(ステップ102)では、ロール塗布法等により感光樹脂材料(フォトレジスト)を塗布して、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜上にフォトレジスト膜を形成する。露光工程(ステップ103)では、プロキシミティ露光装置や投影露光装置等を用いて、マスクのパターンをフォトレジスト膜に転写する。現像工程(ステップ104)では、シャワー現像法等により現像液をフォトレジスト膜上に供給して、フォトレジスト膜の不要部分を除去する。エッチング工程(ステップ105)では、ウエットエッチングにより、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜の内、フォトレジスト膜でマスクされていない部分を除去する。剥離工程(ステップ106)では、エッチング工程(ステップ105)でのマスクの役目を終えたフォトレジスト膜を、剥離液によって剥離する。これらの各工程の前又は後には、必要に応じて、基板の洗浄工程及び乾燥工程が実施される。これらの工程を数回繰り返して、ガラス基板上にTFTアレイが形成される。
また、図6は、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)では、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、剥離等の処理により、ガラス基板上にブラックマトリクスを形成する。着色パターン形成工程(ステップ202)では、染色法、顔料分散法、印刷法、電着法等により、ガラス基板上に着色パターンを形成する。この工程を、R、G、Bの着色パターンについて繰り返す。保護膜形成工程(ステップ203)では、着色パターンの上に保護膜を形成し、透明電極膜形成工程(ステップ204)では、保護膜の上に透明電極膜を形成する。これらの各工程の前、途中又は後には、必要に応じて、基板の洗浄工程及び乾燥工程が実施される。
本発明の基板乾燥装置又は基板乾燥方法を用いて基板の乾燥を行うことにより、基板の乾燥に必要な基板の回転が低速で済み、また乾燥時間が短縮するので、基板を短い時間で歩留まり良く製造することができる。
本発明の一実施の形態による基板乾燥装置の概略構成を示す図である。 図2(a)はスリットノズルの断面図、図2(b)はスリットノズルのエアの流量を説明する図である。 ノズルの退避動作を説明する図である。 本発明の他の実施の形態による基板乾燥装置の概略構成を示す図である。 液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。 液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 基板
10 回転テーブル
11 支持ピン
12 案内ピン
13 回転軸
14 ,16 プーリ
15 ベルト
17 モータ
21,41 スポットノズル
22,24,42,44 エア供給管
23,43 スリットノズル
25,45 アーム
26,46 支柱
30 液回収チャンバ
31 液回収通路

Claims (8)

  1. 基板を水平に支持して回転する回転手段と、
    基板の回転中心付近の基板の表面へエアを吹き付ける第1のノズルと、
    基板の回転中心付近から基板の縁に渡って連続的に、基板の表面へエアを吹き付ける第2のノズルとを備えたことを特徴とする基板乾燥装置。
  2. 前記第2のノズルは、基板の回転中心に近い程、基板の表面へ吹き付けるエアの流量又は圧力を増加することを特徴とする請求項1に記載の基板乾燥装置。
  3. 前記第2のノズルは、基板の回転方向と対向する方向へ移動して、基板の上空から退避することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板乾燥装置。
  4. 基板を水平に支持して回転しながら、
    第1のノズルから、基板の回転中心付近の基板の表面へエアを吹き付け、
    第2のノズルから、基板の回転中心付近から基板の縁に渡って連続的に、基板の表面へエアを吹き付けることを特徴とする基板乾燥方法。
  5. 基板の回転中心に近い程、第2のノズルから基板の表面へ吹き付けるエアの流量又は圧力を増加することを特徴とする請求項4に記載の基板乾燥方法。
  6. 第2のノズルを、基板の回転方向と対向する方向へ移動して、基板の上空から退避させることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の基板乾燥方法。
  7. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の基板乾燥装置を用いて基板の乾燥を行うことを特徴とする基板の製造方法。
  8. 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の基板乾燥方法を用いて基板の乾燥を行うことを特徴とする基板の製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR101486331B1 (ko) 2012-11-07 2015-01-26 주식회사 케이씨텍 기판 건조장치
CN104482731A (zh) * 2014-11-29 2015-04-01 德清县鑫宝蔬果专业合作社 家用干豆角加工装置的热风引导机构

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