JP2007335024A - フレキシブルディスク用アダプタ - Google Patents
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Abstract
【課題】可撓性を有するシート状の光学的情報記録媒体である光ディスクに関する。詳しくは、光ディスクがフレキシブルディスクとフレキシブルディスク用アダプタとからなるフレキシブルディスク用アダプタに関する。
【解決手段】
書き込みあるいは読み取りを行なう光学的情報記録媒体である光ディスクが可撓性を有するシート状のフレキシブルディスクに用いるフレキシブルディスク用アダプタであって、前記フレキシブルディスク用アダプタの回転により、ベルヌーイの法則に基づく空気流の圧力差によって、シート状のフレキシブルディスクがフレキシブルディスク用アダプタに吸着する吸着手段が形成されていることを特徴とするフレキシブルディスク用アダプタ。
【選択図】図1
【解決手段】
書き込みあるいは読み取りを行なう光学的情報記録媒体である光ディスクが可撓性を有するシート状のフレキシブルディスクに用いるフレキシブルディスク用アダプタであって、前記フレキシブルディスク用アダプタの回転により、ベルヌーイの法則に基づく空気流の圧力差によって、シート状のフレキシブルディスクがフレキシブルディスク用アダプタに吸着する吸着手段が形成されていることを特徴とするフレキシブルディスク用アダプタ。
【選択図】図1
Description
本発明は、可撓性を有するシート状の光学的情報記録媒体である光ディスクに関する。詳しくは、光ディスクがフレキシブルディスクとフレキシブルディスク用アダプタとからなるフレキシブルディスク用アダプタに関する。
近年、光ディスクの大容量化が進んでいる。そして、CD、DVDよりもさらに高密度・大容量化したBlu−ray Disc(以下BDと記す)が商品化されてきている。
前記BDは単層で2時間のハイビジョンの映像が記録可能な25GBの大容量メディアである。そして、高密度に記録するために信号を記録するピットを小さくし1ディスク当たりに記録できる容量を増やしている。
このため、より小さいピットの有無を読み取るためにレーザーの波長を405nmと短くし、0.85の高NAのレンズを用いて分解能を高めていると共に、ディスク構造も最適化されてきている。
また、Blu−ray Discは、図5に示すようにベース基板・記録層1と反射層2と透明カバー層3を積層した構造になっている。
また、BDの製造方法は、信号記録パターンを形成したスタンパーの金型を射出成形機に取り付けて射出形成する。そして、信号記録層を有する1.1mmのディスク基板が作製される。
次に、蒸着装置により、アルミや銀等の金属を用いてディスク基板の上面をスパッタリングし、反射層が形成される。そして、反射層が形成されたディスクが作製される。
そして、さらに接着剤を用いて透明カバー層と貼り合わせるか、または、UV樹脂等を用いてスピンコーターにより、反射層が形成されたディスクの上面を塗工し、硬化させ総厚1.2mmのディスクを作製する。
また、新しい光ディスクの製造方法の一つに基板と記録層を別に作製し、貼り合わせてディスクを作製する方法も提案されている。
さらに、基板と記録層を別に作製し、貼り合わせシート状の状態でディスク形状に打ち抜く光ディスクおよびその製造方法も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この光ディスクおよびその製造方法は図6および図7に示すように樹脂が含浸された樹脂含浸紙または樹脂で被覆された樹脂被覆紙からなる基板121と、記録層122とを有する記録層シートが貼り合わされている。
さらに、基板121上に記録層シートが貼り合わされた後、図5に示すようにシート状の状態でディスク形状に打ち抜かれる。
また、ロール方式において、記録層シートに反射膜を成膜した100μmのフィルムに、薄いフィルムを接着剤で貼り合せるか、または、樹脂を塗布し硬化させることで数100μmのフレキシブルディスクが作製されているのも知られている(例えば、特許文献2
参照。)。
参照。)。
前記フレキシブルディスクは可撓性を持つため、例えば、雑誌等に付録として付けた際、雑誌を曲げることが出来る。そして、取り扱いが容易である。さらに、ディスクを曲げてしまい読み込めなくなるということを防ぐ効果がある。
また、薄いため、使用する材料が少なく、材料コストが低く抑えられる。そして、販売コストも安くなる。
以下に先行技術文献を示す。
特開2005−302208号公報
特開平6−223407号公報
しかしながら、フレキシブルディスクは数100μmと薄く可撓性をもつため、直接ドライブで読むことは難しい。
このため、前記フレキシブルディスク専用のドライブが必要となる。そして、専用のドライブは汎用性が乏しく、且つ、製造コストが上昇するという問題がある。
本発明はこのような従来技術の問題を解決しようとするものであり、専用のドライブを用いることなく、通常のドライブ読み取ることできるレキシブルディスク等に使用できるフレキシブルディスク用アダプタを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、
書き込みあるいは読み取りを行なう光学的情報記録媒体である光ディスクが可撓性を有するシート状のフレキシブルディスクに用いるフレキシブルディスク用アダプタであって、
前記フレキシブルディスク用アダプタの回転により、ベルヌーイの法則に基づく空気流の圧力差によって、シート状のフレキシブルディスクがフレキシブルディスク用アダプタに吸着する吸着手段が形成されていることを特徴とするフレキシブルディスク用アダプタである。
書き込みあるいは読み取りを行なう光学的情報記録媒体である光ディスクが可撓性を有するシート状のフレキシブルディスクに用いるフレキシブルディスク用アダプタであって、
前記フレキシブルディスク用アダプタの回転により、ベルヌーイの法則に基づく空気流の圧力差によって、シート状のフレキシブルディスクがフレキシブルディスク用アダプタに吸着する吸着手段が形成されていることを特徴とするフレキシブルディスク用アダプタである。
本発明の請求項2に係る発明は、
前記吸着手段がフレキシブルディスク用アダプタの回転によりフレキシブルディスク用アダプタのクランピングエリア近傍から外周端縁に形成されている流路と交わる複数個の空気吸気孔がフレキシブルディスク用アダプタの下部に具備されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルディスク用アダプタである。
前記吸着手段がフレキシブルディスク用アダプタの回転によりフレキシブルディスク用アダプタのクランピングエリア近傍から外周端縁に形成されている流路と交わる複数個の空気吸気孔がフレキシブルディスク用アダプタの下部に具備されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルディスク用アダプタである。
本発明のフレキシブルディスク用アダプタは、以上の構成からなるので、フレキシブルディスクがフレキシブルディスク用アダプタに安定して吸着される。
そして、専用のディスクを用いることなく、通常のディスクでフレキシブルディスクの面ぶれや、反りもなく安定して情報記録を読むことができる。
本発明のフレキシブルディスク用アダプタを実施の形態に沿って以下に図面を参照にしながら詳細に説明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示す。
本発明のフレキシブルディスク用アダプタは図1〜図3に示すように、フレキシブルディスク用アダプタの中央にセンターホールが形成されている。そして、センターホールの外周縁にクランピングエリアが形成されている。図1は本発明のフレキシブルディスク用アダプタの平面の断面を示す断面図である。
また、本発明のフレキシブルディスク用アダプタは図2にしめすように、該アダプタの内部に該アダプタと平行に流路が形成されている。
そして、この流路は図1に示すように中央から回転方向とは逆方向に伸びていて外側端面に達している。そして、外側端面には、流路が穿設されている。
また、フレキシブルディスク用アダプタが回転することで外側の側面から中の空気が吸い出され、中央から外側へと流れる気流が発生する。
また、その流路の図2の下側に複数個の孔が形成されている。そして、フレキシブルディスク用アダプタの下から空気を吸い込む構造になっている。その吸引力によりフレキシブルディスクが吸い寄せられフレキシブルディスク用アダプタと吸着するという構造に形成されている。従ってフレキシブルディスクは、図2に示すアダプタの下側に付くことになる。
次に、図4は、本発明のフレキシブルディスク用アダプタに用いられるフレキシブルディスクの構成の一実施例の概略を示す断面図である。
図4に示すように、本発明のフレキシブルディスク用アダプタに用いられるフレキシブルディスクは透明基材8フィルム上に記録層7と、反射層6と、接着剤5を介して保護フィルム4が順次積層されている。
前記透明基材8フィルムは、レーザーでのピックアップのため透明で、膜厚が均一で、複屈折のないポリカーボネートフィルムが好ましく用いられるが、特に限定するものではない。
また、記録層7はUV硬化樹脂等が用いられる。そして、耐摩傷性や、硬さ、強度等からアクリル樹脂が好ましく用いられるが、特に限定するものではない。
また、反射層6の成膜方法としては、蒸着、イオンプレーティング、スパッタ等があるが成膜速度が速く、大面積の成膜が可能で、低コスト化が可能なスパッタ法が好ましく用いられる。
そして、反射層6材料として金、銀、銅、アルミやそれらの合金等があるが、405nmでの反射率が有り、且つ、耐久性が有り、コストが低いアルミ合金が好ましく用いられる。そして、好ましい反射層6としては、アルミ合金でスパッタにより50nm程度の膜厚に形成される。
また、保護フィルム4は、記録層7と反射層6等をキズなどから保護する効果効果を付加する。
以下に、本発明の具体的実施例を挙げて、さらに詳しく説明するが、それに限定されるものではない。
ポリカーボネート基材にアクリル樹脂で記録パターンを転写により記録層を形成した。そして、記録層の上面にアルミ合金50nmスパッタし、反射層を形成した。
さらに、反射層の上面に接着剤を介して150μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにより保護フィルムを積層して総厚計300μmのフレキシブルディスクを作製した。
また、フレキシブルディスク用アダプタはポリエチレン樹脂を用いて図3に示すようにクランピングエリア0を含む直径33mmより内側のみ900μmの厚さとし、それより外側を1100μmとした。そして、大きさの規格の最大値にすることで剛性を持たせた。この時、フレキシブルディスクは、図3に示すアダプタの下側に付く。
本発明のフレキシブルディスク用アダプタは光学的情報記録媒体であるフレキシブルディスク用として使用できることはもとより、機械分野等にも使用できる素晴らしい発明である。
1…ベース基板・記録層
2…反射層
3…カバー層
4…保護フィルム
5…接着剤
6…反射層
7…記録層
8…透明基材
9…流路
10…クランピングエリア
11…センターホール
2…反射層
3…カバー層
4…保護フィルム
5…接着剤
6…反射層
7…記録層
8…透明基材
9…流路
10…クランピングエリア
11…センターホール
Claims (2)
- 書き込みあるいは読み取りを行なう光学的情報記録媒体である光ディスクが可撓性を有するシート状のフレキシブルディスクに用いるフレキシブルディスク用アダプタであって、
前記フレキシブルディスク用アダプタの回転により、ベルヌーイの法則に基づく空気流の圧力差によって、シート状のフレキシブルディスクがフレキシブルディスク用アダプタに吸着する吸着手段が形成されていることを特徴とするフレキシブルディスク用アダプタ。 - 前記吸着手段がフレキシブルディスク用アダプタの回転によりフレキシブルディスク用アダプタのクランピングエリア近傍から外周端縁に形成されている流路と交わる複数個の空気吸気孔がフレキシブルディスク用アダプタの下部に具備されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルディスク用アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167189A JP2007335024A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | フレキシブルディスク用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167189A JP2007335024A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | フレキシブルディスク用アダプタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007335024A true JP2007335024A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38934330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006167189A Pending JP2007335024A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | フレキシブルディスク用アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007335024A (ja) |
-
2006
- 2006-06-16 JP JP2006167189A patent/JP2007335024A/ja active Pending
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