JP2007334904A - ネットワーク化した薬局システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 調剤業務を簡単かつ効率的に行うと同時に医療記録に求められる情報の真正性を担保する情報の管理機能を備える支援システムを実現する。
【解決手段】 患者情報、医薬品情報、在庫情報、医師情報の各データベースを結合した統合システムとし、受付調合調整カウンター端末及び入力センターとから構成され、該端末とセンターはネットワークで結ばれ、処方せんをデジタル画像データの形で送付する。
【選択図】 図1
【解決手段】 患者情報、医薬品情報、在庫情報、医師情報の各データベースを結合した統合システムとし、受付調合調整カウンター端末及び入力センターとから構成され、該端末とセンターはネットワークで結ばれ、処方せんをデジタル画像データの形で送付する。
【選択図】 図1
Description
本発明は調剤薬局業務の支援システムに係わり、特に調剤に付随して各種書類及び各種処理が多く発生するが、こういった書類、処理をネットワーク化により効率的に行う調剤支援システムに係わる。
調剤業務においては医療機関で作成された紙の処方せん、薬局にある各種情報から調剤を行う必要があるがこれらの情報を効率的に活用することが難しかった。薬局にある各種情報とは薬剤服用歴(年齢、性、体重、保険、住所電話番号、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、家族既往歴、患者心理、コンプライアンスなどからなる患者の個人情報、投薬履歴、服薬指導の履歴、調剤に関連する記録)、医薬品情報(医薬品添付文書、副作用情報、相互作用情報、薬価情報、製品規格情報)、調剤に関わる法的な文書(薬剤師法、薬事法、療養担当規則、健康保険法、麻薬向精神薬取締法、覚醒剤取締法)などである。
従来の調剤支援システムは事務的な業務を遂行することを主目的とし、非薬剤師が取り扱うことを前提として設計されていた。そのため薬剤師の調剤設計を支援する機能は不十分で有ったと言える。
調剤設計業務は様々な情報を利用し、かつ薬剤師が専門的な判断能力を元に入力をすることが求められている。しかしながら従来の調剤支援システムは情報検索参照入力の機能があるものの各業務が有機的に結合しおらず薬局の実務上リアルタイムで必要な業務が遂行できなかった。
調剤業務に係わる各種データの保存そしてそういったデータの信頼性を保ちつつ不正改ざんに対して十分な対策がうてており、またそういった保存されたデータを効率的に検索し必要に応じて取り出すという観点からみても従来の調剤支援システムは弱かった。
同時に調剤業務に係わる各種ミスあるいは各業務の履歴を記録することあるいはこういった記録について真正性などに対する要求を満たすシステムも過去にはなかった。
ところが昨今薬剤師が調剤に関して法的実務的に求められる情報活動が複雑化し、それにともない調剤業務も効率化を求められるようになってきている。前述したように従来のシステムにおいては調剤業務全体を有機的にかつ効率的に支援するシステムが存在しなかった。調剤関係業務の各機能をコンピュータで支援するシステムはそれぞれの機能のみを支援するシステムのものがほとんどであり、これらの単独機能を有機的に結びつけまた薬剤師が最小の作業量で最大の効果を上げられる調剤業務全体を支援するシステムが待ち望まれていた。
調剤業務の中でも中核をなすのが患者面接業務および調剤設計業務であるが、ここでの業務においては求められ、必要とされる情報活動が複雑となってきているがこれに対応可能なシステムにすればよい。これを実現するためには処方せんから調剤をするわけであるが、患者面接業務、調剤設計業務に必要な情報活動を短時間で効率的に支援するシステムにすればよい。
また薬剤師が行う患者面接業務および調剤設計業務についても処方せんからだけではなく、薬局にある薬剤服用歴(年齢、性、体重、保険、住所電話番号、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、家族既往歴、患者心理、コンプライアンスなどからなる患者の個人情報、投薬履歴、服薬指導の履歴、調剤に関連する記録)、医薬品情報(医薬品添付文書、副作用情報、相互作用情報、薬価情報、製品規格情報)、調剤に関わる法的な文書(薬剤師法、薬事法、療養担当規則、健康保険法、麻薬向精神薬取締法、覚醒剤取締法)などの各種情報を活用して行う必要がある。
調剤設計担当者は質の高い薬物治療を実現するために前述の各種情報を効率的に検索参照し、かつ文字情報を直接入力することが求められる。
調剤設計業務においては画面のそれぞれの入力部において必要な入力参照が迅速にできるように入力参照画面を表示する必要がある。よってカーソルが存在する項目から直接必要な検索参照が直接可能なシステムがあればさらに便利なはずである。
調剤設計業務における薬品関係の入力においても医療機関の医師が作成した処方せんには医薬品の名称が商品名あるいは成分名のどちらかで記述されている。同様に量的な点も製品単位量あるいは主成分量のどちらかで記述されている。医薬品の名称がどちらで入力されてもシステム内で適正に表示および演算処理をされれば薬剤師の判断評価の確認ともなりさらに医師がどのように処方を記載したかの記録ともなる。よって医薬品の名称の入力が商品名、成分名のどちらでき同様に量的な入力も製品単位量あるいは主成分量のどちらも対応できるシステムがあれば非常に便利なものとなる。
薬剤師法25条の2により、薬剤師には調剤した薬剤について適正な使用に必要な情報の提供が義務づけられている。しかしながら、調剤したすべての薬剤について、効能効果、副作用情報、相互作用情報、生活上の注意について調剤の後に即座にもれなく手書き記載もしくは口頭で説明することは事実上困難である。一般的には、一連の調剤や薬歴と関連しない、独立した情報提供システムなどを利用して、予め薬剤毎に登録した患者個々に対して固有化していない前記情報等を定型的かつ一過的な情報として文書化し提供している。
調剤支援のシステムにおいて調剤設計入力と情報提供を一元化し、管理運営を行うことが可能である。調剤設計入力業務の一連として、処方内容、過去の薬歴、患者情報などを判断材料とし、患者に提供する情報を複数の情報から選択または自由に入力することが望まれてきた。そうすることによってその患者にもっとも適した情報を提供することができる。また、固有化が必要とされない情報に関しては、自動的に必要な情報が選択されるため迅速に情報を作成することが可能であって、さらに、過去に提供した情報の内容が薬歴として保管されるシステムであれば、調剤設計入力の際に参照および転写できるため継続性と信頼性の高い情報提供を実現することが可能であるはずである。
薬歴の検索についても従来のシステムにおいては不十分であった。薬歴には、調剤に際して速やかに検索し参照できること、記載内容に一覧性があること、薬歴により調剤内容が再現できる記録であること、最終参照日から3年間保存することの要件が求められている。一般的な手書き(紙)の薬歴では、規模や内容の増加とともに、検索性、一覧性を実現することは困難であった。また、従来のコンピュータシステムの薬歴では、一覧性や保存期間の点で要件を満たすことが困難であった。
これを解決するためには薬歴を二次元薬歴−詳細薬歴−圧縮薬歴の形式で保存管理すれば薬歴のすべての要件を満たすはずである。特に二次元薬歴は一覧性を、詳細薬歴は再現性を、圧縮薬歴は長期間保存性を高いレベルで実現可能となるはずである。そしてさらにこれらの薬歴は、処方設計業務や薬歴の参照業務における必要性に応じて即座に切り換え表示および印刷できることも要望されている。
また、医療機関で作成される処方せんは現状では電子化されていないことがほとんどであり、これを画像データとして効率的にデータベースに格納し必要時に必要な部分を取り出せるようにするシステムが待ち望まれていた。
調剤業務において薬学的(専門的)な判断を必要としない薬剤のピッキング業務は今後非薬剤師の業務となることが予想される。薬事法上の観点からピッキング作業を非薬剤師に行わせるには薬剤師がピッキング作業を指示監督する必要がある。すなわち調剤設計データから自動的にピッキング担当者に作業指示を行うシステムが要望せれている。
現在調剤業務においては患者との面接や服薬指導の要点を薬剤服用歴に記録することが求められている。しかしながらその行為を再現するような記録は不可能であった。必要なときに患者との面接の様子が容易に引き出せるシステムが望まれていた。同様に患者に交付する薬の画像情報も必要なときに引き出せれば非常に便利である。
過去においても、薬局システムはいろいろ存在した。しかしながら従来のコンピュータ薬歴は薬歴として機能を十分に具備していないと評価されている事例が多かった。その理由として薬剤服用歴などの調剤支援システムのデータベースを管理する様々な機能が一元的にリアルタイムでの管理参照活用することができないため、各種処理において二度手間を必要とすることが多く、そしてその表示および出力に関する即時性が不十分であり、薬歴管理に足る運用ができないことがあげられる。これらの機能をユーザー本意で実現してくれるシステムが待ち望まれていた。
また各種機能を高速で実現しているシステムも存在したが高価なハードウエアを使っているため価格が高かった。多機能すなわち各種データを有機的に結びつけてかつ高速で実現する汎用性のある安価なシステムで提供することが待ち望まれていた。
以上課題を解決するために本発明においては以下のシステムを採用した。
必要情報を入出力する端末、患者情報データベース、から構成され、薬剤師が処方せんと関連する情報を利用していかに調剤するかを計画する調剤設計業務の支援システムにおいて、処方せん受付、調合調整および薬剤を交付する受付調合調整交付カウンターと調剤設計業務入力を行う調剤設計入力センターから構成され、前述の受付調合調整交付カウンターおよび入力センターは少なくとも2カ所がネットワークで結ばれていればよい。そしてこの受付調合調整交付カウンターにおいては処方せんをファックスあるいはネットワークを介してデジタル画像データの形で調剤設計入力センターに送付する処方せん送信手段を設けておけばよい。また入力センターにおいて入力された患者情報データベースに登録されたデータから必要事項を抽出する抽出手段、この抽出したデータを前述の薬局に送信する送信手段を設けておく。そしてこの送信される抽出データは薬局で必要な医薬品をピッキングするための医薬品ピッキングデータ、患者に渡す薬袋ラベルデータであって必要に応じて情報提供内容データを含めておけばよい。
あるいは、必要情報を入出力する端末、患者情報データベース、から構成され、薬剤師が処方せんと関連する情報を利用していかに調剤するかを計画する調剤設計業務の支援システムにおいて、患者対面支援モジュールと調剤設計支援モジュールから構成されるており、この患者対面支援モジュールと調剤設計支援モジュールは患者データベースを共有しネットワークで結んでおく。そしてこの患者対面支援モジュールは処方せん受付、調剤、薬剤交付に必要な情報を提供する情報提供手段を設けておけばよい。
前述のセンターまたは端末において、各入力を助ける部分について説明する。
入出力する必要情報とは、薬剤服用歴(患者の個人情報、投薬履歴、服薬指導の履歴、調剤に関連する記録)、医薬品情報(医薬品添付文書、副作用情報、相互作用情報、薬価情報、製品規格情報)、そして調剤に関わる法的な文書(薬剤師法、薬事法、療養担当規則、健康保険法、麻薬向精神薬取締法、覚醒剤取締法)などである。患者の個人情報とは年齢、性、体重、保険、住所電話番号、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、家族既往歴、患者心理、コンプライアンスなどを指している。
前述のネットワークを介して調剤設計入力センターに送付する処方せんのデジタル画像データについて説明する。本発明のシステムにおいて、医療機関で発行された処方せんのインデックスを作成するインデックス作成手段、このインデックスを2次元コードにエンコードし格納するインデックスエンコード格納手段、前述の処方せん文書に前記エンコードした2次元コードを添付あるいは前記処方せんと同時印刷を行った2次元コード付きの処方せん文書をスキャニングするスキャニング手段、この2次元バーコードを前記処方せん文書から分離抽出し前記抽出する画像解析手段、その画像解析し分離抽出した2次元コードをデコードし必要なインデックスを取り出すインデックスデコード手段、このデコードしたインデックスに基づきスキャニングした画像を画像のデータベースとしてデータベースに格納するデータベース格納手段を構成すればよい。
あるいは医療機関で必要なインデックス情報を予め2次元コード化し処方せんとともに薬局に持ち込まれた場合、医療機関で発行された処方せんのインデックスを2次元コードに格納しこの2次元コードが添付された処方せん文書のスキャニングを行うスキャニング手段、2次元バーコードを前記処方せん文書から分離抽出しこの抽出する画像解析手段、この画像解析し分離抽出した2次元コードをデコードし必要インデックスを取り出すインデックスデコード手段、このデコードしたインデックスに基づき前記スキャニングした画像を画像のデータベースとしてデータベースに格納するデータベース格納手段という構成をとればよい。
そして医療機関で発行された処方せんは医師がデジタル署名を行い前述の2次元コードに前記デジタル署名を前記インデックスと同時に格納しこの2次元コードのデコード後に前記デジタル署名をネットワークを通じて認証すれば真正性の問題も発生しない。そして処方せんインデックスは患者個人を認識する識別子、前記患者名(漢字、英字、カタカナ)、患者名の別名、保険番号、患者の生年月日、性別、患者の電話番号、患者の住所、医薬品名、医師名、医療機関名から選ばれた少なくとも1つであればよい。
また処方せんの内容を全て2次元コード化してもよく、この場合は医療機関で発行された処方せんの内容を2次元コードに格納し、この2次元コードが添付された処方せん文書のスキャニングを行うスキャニング手段、2次元コードを処方せん文書から分離抽出し前記抽出する画像解析手段、前記画像解析し分離抽出した2次元コードをデコードし処方せん内容を取り出す処方せん内容デコード手段、このデコードした処方せんを登録する処方せん登録手段から構成すればよい。
そして前述の場合と同様に医療機関で発行された処方せんは医師がデジタル署名を行い前記2次元コードにデジタル署名を前記インデックスと同時に格納し2次元コードのデコード後にこのデジタル署名をネットワークを通じて認証すればよい。この2次元コードに格納される内容は前記患者個人を認識する識別子、前記患者名(漢字、英字、カタカナ)、患者名の別名、保険番号、患者の生年月日、性別、患者の電話番号、患者の住所、医薬品名、医師名、医療機関名から選ばれた少なくとも1つであればよい。
必要に応じてこの2次元コードは処方せん内容を暗号化したものをエンコードし格納し2次元コードのデコード後に復号すれば情報の漏洩を防ぐことが可能となる。
(ピッキングデータ)
次にピッキングデータについて説明する。薬剤師が処方せんと関連する情報を利用して薬学的、処方監査を行い、いかに調剤するかを計画した上で所定の患者の医薬品をピッキングするためのピッキングデータを生成し、このピッキングデータ特定条件をもとにピッキングを行えば非薬剤師のピッキングが可能となる。ここで前述の所定事項には保険種別、処方医、患者名、成分名または商品名で記述された薬品名、処方量あるいは成分量で記述された医薬品の量を必ず含んでいる必要がある。
次にピッキングデータについて説明する。薬剤師が処方せんと関連する情報を利用して薬学的、処方監査を行い、いかに調剤するかを計画した上で所定の患者の医薬品をピッキングするためのピッキングデータを生成し、このピッキングデータ特定条件をもとにピッキングを行えば非薬剤師のピッキングが可能となる。ここで前述の所定事項には保険種別、処方医、患者名、成分名または商品名で記述された薬品名、処方量あるいは成分量で記述された医薬品の量を必ず含んでいる必要がある。
そしてこのピッキングデータを2次元コードにエンコードするエンコード手段、エンコードされた2次元コードをプリントアウトするプリントアウト手段、ピッキングデータを表示装置に表示する表示手段、ピッキングデータを出力するピッキングデータ出力手段の少なくとも1つを有しピッキング支援を行えばよい。
このピッキングデータは医薬品を特定できる情報、医薬品の置き場所、数量、ピッキング順序から選ばれた少なくとも1つを有する必要があることはいうまでもない。そしてさらに好ましくはピッキング作業指示手段は医薬品の置き場所、作業者の動き、ピッキングの順番の少なくとも1つを最適化する演算手段を備え前記演算の結果を出力すればピッキング作業はさらに効率化される。
ピッキングデータを格納した2次元コードはハンディ・ターミナルで読み込み、ハンディターミナル上に表示し、それに基づいてピッキング担当者がピッキング作業を行えばよい。あるいはピッキングデータを格納した2次元コードあるいは出力されたピッキングデータにより取り込まれた情報に基づき医薬品を自動的に収集してもよい。
本発明においては、端末とセンターはネットワークで結び、処方せんを画像データの形で送付することにより、各種の調剤業務に関するデータを統一的に管理できるシステム構成であるため、調剤業務の担当者が必要な時に必要な情報を迅速に検索表示活用が可能となる。また医療記録に求められる情報の真正性を担保する情報の管理機能を備えているため信頼性が高い安全なシステムである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係わる薬局システムについて説明していく。
図1に本実施例の動作のフローを示す。ここで109は処方せんの受付と薬剤を患者に交付する薬局であり、110は調剤設計入力業務を行う入力センターである。まず処方せん画像化処理101において受け付けた処方せんを画像化し、この画像を画像送信処理102において入力センター送信する。このとき処方せんをファックスしてもよい。あるいは画像を読み込みデジタル化しネットワーク経由で送信してもよい。
次に入力センター側で画像受信処理103において処方せんの画像受信を行い、この画像をもとに薬剤師が調剤設計入力を調剤設計入力処理104において行う。そして所定データ抽出処理105で所定データの抽出を行い、これを所定データ送信処理106で送信する。ここでは所定データは薬剤のピッキングのためのピッキングデータ、薬袋ラベル、情報提供内容、注意事項である。
そして107において必要情報を受信し、該当患者の薬剤のピッキングを108において行い、薬袋ラベル情報提供内容を印刷し薬剤とともに患者に交付する。
(画像作成)
図2に処方せんから画像を作成するフローを示す。調剤設計データの仮確定後に201においてインデックスを前述の調剤設計データから抽出する。ここでは抽出データは、患者名、医師名、医療機関名、科名日付の項目とする。そしてこの抽出データを202において2次元コードにエンコードし、203においてラベル印刷する。そしてこのラベルを処方せんに貼付し204においてスキャナーで読み込み画像として取り込む。その様子を図3に示す。301は2次元コードラベルである。
図2に処方せんから画像を作成するフローを示す。調剤設計データの仮確定後に201においてインデックスを前述の調剤設計データから抽出する。ここでは抽出データは、患者名、医師名、医療機関名、科名日付の項目とする。そしてこの抽出データを202において2次元コードにエンコードし、203においてラベル印刷する。そしてこのラベルを処方せんに貼付し204においてスキャナーで読み込み画像として取り込む。その様子を図3に示す。301は2次元コードラベルである。
次に205で取り込んだ画像から2次元コードを分離しデコードすることによってインデックスを復号化する。そしてこのインデックスを使い207のデータベースに処方せんの画像を206において登録する。ここでのインデックス情報は患者よみ、患者名、患者生年月日、保険用紙、保険コード、受付日とした。
医療機関で2次元コード付き処方せんを発行する場合について説明する。医療機関での処方せん発行から薬局でのデータ登録までのフローを図4に示した。ここでは真正性を高めるためにここではデジタル署名を付加している。409が医療機関であり、410が調剤薬局のシステムの流れである。
まず処方せんに担当医師によるデジタル署名をおこなう、これは401である。そしてこの認証データを医療機関のデータベースあるいは認証センターのデータベース402に格納しておく。次に5103において処方せんのインデックス情報および該当医師のデジタル署名を2次元コード化する。そしてこの2次元コード付きの処方せんを医療機関が発行し、これを調剤薬局が受け付ける。
次に404において前述の2次元コード付きの処方せんをスキャニングする。405においてこの2次元コードを分離しインデックスを復号化する。そして電子署名の認証を406においてネットワークを通じて402のデータベースと行う。その結果を407において408のデータベースに登録する。
(ピッキングデータ)
図5にピッキングのフローを示す。調剤設計データの仮確定後に501においてピッキングデータを前述の調剤設計データから抽出する。ここでは抽出データは、薬剤の種類、剤型、数量である。次にこの抽出データを502において2次元コードにエンコードする。503でこの2次元コード付きのピッキング指示書を出力する。
図5にピッキングのフローを示す。調剤設計データの仮確定後に501においてピッキングデータを前述の調剤設計データから抽出する。ここでは抽出データは、薬剤の種類、剤型、数量である。次にこの抽出データを502において2次元コードにエンコードする。503でこの2次元コード付きのピッキング指示書を出力する。
504で2次元コードをハンディターミナルに読み込む。そして505で2次元コードよりピッキングデータを復号化する。ピッキング担当者は506においてはピッキングしようとするボックスに設けてある2次元コードあるいはバーコードをスキャンする。ピッキングデータと一致していない場合に警告をピッキング担当者に発する。
このときピッキングの時間、ピッキングの正誤をハンディターミナルでログをとっておく。そして薬剤の置き場所などの記録とあわせてピッキング順序、薬剤の置き場所をデータマイニングにより最適化する。ピッキング監査はピッキングする薬剤の重量を登録しておきピッキングする薬剤の総重量を演算し薬袋の重量と合わせピッキング終了後重量を測定して判定すればさらに正確を期すことが可能となる。
(薬剤の画像)
図6に薬剤の画像作成のフローを示す。601においてカメラで患者と患者に渡す薬剤の画像を収集する。602において前述の調剤設計データからインデックスを抽出する。ここでのインデックスは患者名、薬剤名、日時とする。そして603において患者情報データベース604に前述のインデックスを基に画像を登録する。
図6に薬剤の画像作成のフローを示す。601においてカメラで患者と患者に渡す薬剤の画像を収集する。602において前述の調剤設計データからインデックスを抽出する。ここでのインデックスは患者名、薬剤名、日時とする。そして603において患者情報データベース604に前述のインデックスを基に画像を登録する。
この薬剤の画像は上方にCCDカメラを設置しておき必要時に撮影してもよいし、カウンターの表面を透明なガラスで作成しカウンター内にCCDカメラを設置してもよい。
以上説明したように本発明によれば調剤業務の支援において、受付調合調整カウンター端末及び入力センターとから構成され、該端末とセンターはネットワークで結ばれ、処方せんなどを画像データの形で送付することにより、調剤業務の担当者が必要な時に必要な情報を迅速に検索表示活用が可能となる。また医療記録に求められる情報の真正性を担保する情報の管理機能を備えているため信頼性が高い安全なシステムである。
101・・・処方せん画像化処理
102・・・画像送信処理
103・・・画像受信処理
104・・・調剤設計入力処理
105・・・所定データ抽出処理
106・・・所定データ送信処理
102・・・画像送信処理
103・・・画像受信処理
104・・・調剤設計入力処理
105・・・所定データ抽出処理
106・・・所定データ送信処理
Claims (7)
- 必要情報を入出力する端末、患者情報データベース、から構成され、薬剤師が処方せんと関連する情報を利用していかに調剤するかを計画をする調剤設計業務の支援システムにおいて処方せん受付、調合調整および薬剤を交付する受付調合調整交付カウンターと調剤設計業務入力を行う調剤設計入力センターから構成され、前記受付調合調整交付カウンター端末および入力センター端末は少なくとも2カ所がネットワークで結ばれていることを特徴とする薬局システム。
- 前記受付調合調整交付カウンターにおいては前記処方せんをファックスあるいはネットワークを介してデジタル画像データの形で調剤設計入力センターに送付する処方せん送信手段を有することを特徴とする特許請求範囲第1項記載の調剤支援システム。
- 前記入力センターにおいて入力された患者情報データベースに登録されたデータから必要事項を抽出する抽出手段、前記抽出したデータを前記薬局に送信する送信手段を有することを特徴とする特許請求範囲第1項記載の調剤支援システム。
- 前記送信される抽出データは医薬品ピッキングデータ、薬袋ラベルデータであって必要に応じて情報提供内容データを含めることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の調剤支援システム。
- 必要情報を入出力する端末、患者情報データベース、から構成され、薬剤師が処方せんと関連する情報を利用していかに調剤するかを計画をする調剤設計業務の支援システムにおいて患者対面支援モジュールと調剤設計支援モジュールから構成されることを特徴とする調剤支援システム。
- 前記患者対面支援モジュールと調剤設計支援モジュールは患者データベースを共有しネットワークで結ばれていることを特徴とする特許請求範囲第5項記載の調剤支援システム。
- 前記患者対面支援モジュールは処方せん受付、調剤、薬剤交付に必要な情報を提供する情報提供手段を有していることを特徴とする特徴とする特許請求範囲第6項記載の調剤支援システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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2007
- 2007-07-13 JP JP2007184904A patent/JP2007334904A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100608 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101019 |