JP2007334725A - 荷物運送車両 - Google Patents
荷物運送車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007334725A JP2007334725A JP2006167219A JP2006167219A JP2007334725A JP 2007334725 A JP2007334725 A JP 2007334725A JP 2006167219 A JP2006167219 A JP 2006167219A JP 2006167219 A JP2006167219 A JP 2006167219A JP 2007334725 A JP2007334725 A JP 2007334725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cargo
- transportation
- transport
- vehicle
- cargoes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 37
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 2
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 3
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下しの把握・管理を容易にするとともに、荷物毎の実輸送量及び実燃料消費量をリアルタイムに計測可能な荷物運送車両を提供する。
【解決手段】個々の荷物には、それぞれICタグ1が取り付けられており、荷積み、荷下ろし時点で、そのICタグ1に対し、車両に搭載されたICタグ・ライター/リーダー2で書き込み/読み取りを行い、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下ろしの時刻と輸送距離の把握を行う。重量の大きいものは車両に装備した積載重量計3にて荷物毎の重量を計測し、軽量のものは手持ち小型重量計4で荷物毎の重量を精度よく計測する。そして、車両に装備されているデジタルタコメータ5により、荷物毎の輸送距離を求め、これと荷物毎の重量の計測結果より、処理装置7が荷物毎の輸送量(=荷物毎の重量×荷物毎の輸送距離)を自動算出する。
【選択図】 図1
【解決手段】個々の荷物には、それぞれICタグ1が取り付けられており、荷積み、荷下ろし時点で、そのICタグ1に対し、車両に搭載されたICタグ・ライター/リーダー2で書き込み/読み取りを行い、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下ろしの時刻と輸送距離の把握を行う。重量の大きいものは車両に装備した積載重量計3にて荷物毎の重量を計測し、軽量のものは手持ち小型重量計4で荷物毎の重量を精度よく計測する。そして、車両に装備されているデジタルタコメータ5により、荷物毎の輸送距離を求め、これと荷物毎の重量の計測結果より、処理装置7が荷物毎の輸送量(=荷物毎の重量×荷物毎の輸送距離)を自動算出する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、荷物運送車両に関するものである。
従来、荷物運送車両においては、出発地から目的地までの走行距離、燃料消費量等が把握され、燃費等の管理が行われていたが、出発地から目的地までの間で、荷物の積み下しが頻繁に行われる場合、荷物毎の運送距離、燃料消費量等は把握されていないのが実情であった。
しかしながら、改正省エネ法の施行により、2006年4月から、200台以上の輸送能力を有するなどの「特定輸送業者」及び年間3000万トンキロ(t・km)以上の貨物輸送を行っている「特定荷主」は、年間の輸送量を行政庁に報告する義務が課せられるようになった。また、特定輸送業者でなくても、荷主からの輸送量の頻繁な問い合わせに対応したり、行政庁への報告のためのデータ収集に膨大な手間が必要となり、利益を圧迫する結果を招いていた。
特に、異なった荷主の荷物を混載して輸送したり、輸送途中での荷積み、荷下しを行う場合、荷主毎に按分処理したり、積載率を推定したりして、輸送量及び燃料消費量を大まかに把握することすら大変であり、ましてや、車両毎、荷物毎の輸送量及び燃料消費量を正確に把握することは不可能であった。更に、それぞれの荷主毎に、輸送量の報告を行うには大変煩雑な作業が必要となり、多大な管理工数が掛かっていた。
このように、車両毎、荷物毎の輸送量及び燃料消費量を容易に、かつ正確に把握することができないため、運輸部門における地球温暖化対策等の改善がなかなか進展しない原因の一つとなっていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下しの把握・管理を容易にするとともに、荷物毎の実輸送量及び実燃料消費量をリアルタイムに計測可能な荷物運送車両を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第1の手段は、ICタグ・ライター/リーダー、重量計、タコメータ、燃料計、およびこれらから得られるデータから、積載した荷物毎の、輸送量(=荷物荷重×輸送距離)と燃料消費量を自動計測する処理装置を搭載したことを特徴とする荷物運送車両である。
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、自動計測した前記荷物毎の輸送量と燃料消費量を、輸送管理者又は荷主に送信する送信装置を搭載したことを特徴とするものである。
本発明によれば、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下しの把握・管理を容易にするとともに、荷物毎の実輸送量及び実燃料消費量をリアルタイムに計測可能な荷物運送車両を提供することができる。又、本発明を使用することにより、輸送量等の把握や管理などに要する工数が大幅に低減できる。さらに、荷物毎の輸送量の結果を必要としている荷主に対して、即時またはリアルタイムに、報告が可能となり、サービスが飛躍的に向上する。又、車両毎の輸送効率や空車を含めた積載率の実際の輸送状況が容易に把握・管理できるため、輸送効率向上など、具体的な改善施策が立て易くなるとともに、その改善施策に対する実際の効果が容易に確認できるため、改善が促進できる。結果として、本発明は地球温暖化対策に資することになる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態である荷物運送車両と、それに搭載される装置、付属装置の例を示す図である。個々の荷物には、それぞれICタグ1が取り付けられており、荷積み、荷下ろし時点で、そのICタグ1に対し、車両に搭載されたICタグ・ライター/リーダー2で書き込み/読み取りを行い、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下ろしの時刻と輸送距離の把握を行う。
重量の大きいものは車両に装備した積載重量計3にて荷物毎の重量を計測し、軽量のものは手持ち小型重量計4で荷物毎の重量を精度よく計測する。そして、車両に装備されているデジタルタコメータ5により、荷物毎の輸送距離を求め、これと荷物毎の重量の計測結果より、処理装置7が荷物毎の輸送量(=荷物毎の重量×荷物毎の輸送距離)を自動算出する。
さらに、燃料計6で測定した燃料の量に基づいて、荷積み、荷下ろし区間での全体の燃料消費量を把握し、処理装置7により、その荷物の輸送区間での積載荷物毎に重量按分処理して、その荷物の輸送に要した燃料消費量を算出する。
これら荷物輸送量、輸送に要した消費燃料などのデータを車両に搭載した送信機8により、輸送管理者9及び荷主10に即時に送信し、報告する。
燃料の減少量Q1は、燃料計6のデータと給油点位置、走行距離データから、以下の(1)式により求める。
ただし、Qは燃料計の値、Dは位置doからの距離、d1〜dnは給油位置の位置doからの距離、Δはごく短い距離である。ここで、給油点から±Δの距離にある区間を計算から除外しているのは、給油点においてdQ/dDの値が∞近くになり、誤差の要因となるのを除外するためである。
実際の走行の例を以下に示す。
(例1)
図2に、第1の輸送状況の例を示す。荷物はA、Bの混載と想定し、荷物Aは輸送地点asからaeに輸送し、荷物Bは途中bs地点で荷積みを行い、途中の輸送地点beで荷下ろしをする。地点bsと地点beとの中間地点cにおいて、給油を実施する。あらかじめ、運転手を含む空車状態での車両重量Vtを計測しておく。
図2に、第1の輸送状況の例を示す。荷物はA、Bの混載と想定し、荷物Aは輸送地点asからaeに輸送し、荷物Bは途中bs地点で荷積みを行い、途中の輸送地点beで荷下ろしをする。地点bsと地点beとの中間地点cにおいて、給油を実施する。あらかじめ、運転手を含む空車状態での車両重量Vtを計測しておく。
荷物Aの重量を、重量物であれば車両に搭載した積載重量計3により、また、軽量物であれば手持ち小型重量計4で計測し、その総重量をAtとする。ICタグ・ライター/リーダー2により、必要な情報である入力日時、車両番号、運転手名、荷主名、荷主コード番号、荷物の区分、荷主連絡先、荷物番号、輸送先、輸送納期そして荷物Aの重量AtをICタグに入力し、そのICタグを該当する荷物に貼りつける。
as地点から荷物Aを積載し、bs地点で荷物Bを荷積みする。その際、(1)式により計測したas地点からbs地点までに要した消費燃料量Q1を計算する。そして、荷物Aと同じように、荷物Bの重量Btを計測し、ICタグに必要な情報を入力する。
bs地点から荷物A及びBを積載して、c地点において、給油を行い、be地点で荷物Bの荷下ろしを行う。その際に、荷物Bを下ろした日時、(1)式により計測したbs地点からc地点までに要した消費燃料及びc地点からbe地点までに要した消費燃料量Q2、輸送距離DbをICタグに入力する。車両に搭載した送信機8により、荷物Bに関する以下の輸送データを、輸送管理者及び荷物Bの荷主に送信する。
(1)荷物Bの荷積み日時及び荷下ろし日時
(2)荷物Bの輸送量=Bt×Db
(3)荷物Bの輸送に要した燃料=Q2×Bt/(At+Bt)
(4)輸送に使用した車両の車種
(2)荷物Bの輸送量=Bt×Db
(3)荷物Bの輸送に要した燃料=Q2×Bt/(At+Bt)
(4)輸送に使用した車両の車種
さらに、荷物Aを積載して目的地aeまで輸送する。ae地点で、荷物Aを荷下ろした日時、(1)式により計測したbe地点からae地点までに要した消費燃料量Q3、そして輸送距離DaをICタグに入力する。車両に搭載した送信機8により、荷物Aに関する以下の輸送データを、輸送管理者及び荷物Aの荷主に送信する。
(1)荷物Aの荷積み日時及び荷下ろし日時
(2)荷物Aの輸送量=At×Da
(3)荷物Aの輸送に要した燃料=Q1+Q2×At/(At+Bt)+Q3
(4)輸送に使用した車両の車種
(2)荷物Aの輸送量=At×Da
(3)荷物Aの輸送に要した燃料=Q1+Q2×At/(At+Bt)+Q3
(4)輸送に使用した車両の車種
(例2)
例1のように、輸送地点荷物を運送した後、aeからasに空車の状態で帰るときの輸送状況を図3に示す。空車状態での走行距離Dv、空車状態での燃料消費量Qvを計測し、例1と合わせて、往復の際の輸送効率を評価した。
・積載効率=(At×Da+Bt×Db)/{W×(Da+Dv)}
但し、Wは積載することのできる最大積載重量を示す。
例1のように、輸送地点荷物を運送した後、aeからasに空車の状態で帰るときの輸送状況を図3に示す。空車状態での走行距離Dv、空車状態での燃料消費量Qvを計測し、例1と合わせて、往復の際の輸送効率を評価した。
・積載効率=(At×Da+Bt×Db)/{W×(Da+Dv)}
但し、Wは積載することのできる最大積載重量を示す。
・燃料に対する輸送効率=(At×Da+Bt×Db)/(Q1+Q2+Q3+Qv)
・荷物以外の車両重量Vtにより消費された燃料
=(Q1十Q3)×Vt/(At十Vt)十Q2×Vt/(At十Bt十Vt)十Qv
・荷物以外の車両重量Vtにより消費された燃料
=(Q1十Q3)×Vt/(At十Vt)十Q2×Vt/(At十Bt十Vt)十Qv
これらの評価結果より、輸送効率が把握でき、車両自体の重量Vtを軽量化したり、積載効率を高めたり、また、空車の状況を極力なくすなど、輸送量に関する燃料効率を高めるための具体的改善策や工夫ができる。
1…ICタグ、2…ICタグ・ライター/リーダー、3…積載重量計、4…手持ち小型重量計、5…デジタルタコメータ、6…燃料計、7…処理装置、8…送信機、9…輸送管理者、10…荷主
Claims (3)
- ICタグ・ライター/リーダー、重量計、タコメータ、燃料計、およびこれらから得られるデータから、積載した荷物毎の、輸送量(=荷物荷重×輸送距離)と燃料消費量を自動計測する処理装置を搭載したことを特徴とする荷物運送車両。
- 自動計測した前記荷物毎の輸送量と燃料消費量を、輸送管理者又は荷主に送信する送信装置を搭載したことを特徴とする請求項1に記載の荷物運送車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167219A JP2007334725A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 荷物運送車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167219A JP2007334725A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 荷物運送車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007334725A true JP2007334725A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38934136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006167219A Pending JP2007334725A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 荷物運送車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007334725A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010159113A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Hino Motors Ltd | エネルギー消費量算出装置、エネルギー消費量算出方法およびプログラム |
JP2020194476A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 日野自動車株式会社 | 荷積み支援システム、荷積み支援方法及び荷積み支援プログラム |
-
2006
- 2006-06-16 JP JP2006167219A patent/JP2007334725A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010159113A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Hino Motors Ltd | エネルギー消費量算出装置、エネルギー消費量算出方法およびプログラム |
JP2020194476A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 日野自動車株式会社 | 荷積み支援システム、荷積み支援方法及び荷積み支援プログラム |
JP7281343B2 (ja) | 2019-05-30 | 2023-05-25 | 日野自動車株式会社 | 荷積み支援システム、荷積み支援方法及び荷積み支援プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10796268B2 (en) | Apparatus and method for providing shipment information | |
CN101718982B (zh) | 装货、运输、卸货管控一体化系统及方法 | |
US10621674B2 (en) | Computer-based systems employing a network of sensors to support the storage and/or transport of various goods and methods of use thereof to manage losses from quality shortfall | |
US9965739B2 (en) | Systems and methods for freight tracking and monitoring | |
KR102368084B1 (ko) | 운송차량 관리시스템 | |
US9841314B2 (en) | Systems and methods for freight tracking and monitoring | |
US7711592B2 (en) | System, method, and program for managing transport information | |
WO2020157462A1 (en) | Vehicles and transportation systems employing blockchain-based monitoring | |
JP2009230740A (ja) | 二酸化炭素排出量計測システム | |
JP5125279B2 (ja) | 排出量按分装置、排出量按分方法、排出量按分プログラム、および排出量按分システム | |
JP2007334725A (ja) | 荷物運送車両 | |
KR101172429B1 (ko) | 저탄소녹색물류를 위한 톤-킬로미터 당 탄소배출량 및 공차운행거리율 측정시스템 및 그의 제어방법 | |
CN108229882A (zh) | 用于物流公司的收入预估系统 | |
CN107730180A (zh) | 一种货物运输监控方法、设备及计算机存储介质 | |
KR102361722B1 (ko) | 운송작업 관리 시스템 | |
Fady et al. | Drawing out the essential business of ports | |
Min | Leveraging Drone Technology for Last-Mile Deliveries in the e-Tailing Ecosystem. Sustainability 2023, 15, 11588 | |
JP2023156848A (ja) | エネルギー使用量算出システム | |
Karangwa | MEASURING FREIGHT PRODUCTION | |
KULKARNI | Domestic and Global Freight Forwarding and its Documentation Process | |
Cavinato | DDDD | |
Goel | In-Transit Visibility | |
Blancas et al. | A Performance Assessment Framework for Policymakers |