JP2007334725A - 荷物運送車両 - Google Patents

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Hidetaka Takayama
秀隆 高山
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Abstract

【課題】荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下しの把握・管理を容易にするとともに、荷物毎の実輸送量及び実燃料消費量をリアルタイムに計測可能な荷物運送車両を提供する。
【解決手段】個々の荷物には、それぞれICタグ1が取り付けられており、荷積み、荷下ろし時点で、そのICタグ1に対し、車両に搭載されたICタグ・ライター/リーダー2で書き込み/読み取りを行い、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下ろしの時刻と輸送距離の把握を行う。重量の大きいものは車両に装備した積載重量計3にて荷物毎の重量を計測し、軽量のものは手持ち小型重量計4で荷物毎の重量を精度よく計測する。そして、車両に装備されているデジタルタコメータ5により、荷物毎の輸送距離を求め、これと荷物毎の重量の計測結果より、処理装置7が荷物毎の輸送量(=荷物毎の重量×荷物毎の輸送距離)を自動算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、荷物運送車両に関するものである。
従来、荷物運送車両においては、出発地から目的地までの走行距離、燃料消費量等が把握され、燃費等の管理が行われていたが、出発地から目的地までの間で、荷物の積み下しが頻繁に行われる場合、荷物毎の運送距離、燃料消費量等は把握されていないのが実情であった。
しかしながら、改正省エネ法の施行により、2006年4月から、200台以上の輸送能力を有するなどの「特定輸送業者」及び年間3000万トンキロ(t・km)以上の貨物輸送を行っている「特定荷主」は、年間の輸送量を行政庁に報告する義務が課せられるようになった。また、特定輸送業者でなくても、荷主からの輸送量の頻繁な問い合わせに対応したり、行政庁への報告のためのデータ収集に膨大な手間が必要となり、利益を圧迫する結果を招いていた。
特に、異なった荷主の荷物を混載して輸送したり、輸送途中での荷積み、荷下しを行う場合、荷主毎に按分処理したり、積載率を推定したりして、輸送量及び燃料消費量を大まかに把握することすら大変であり、ましてや、車両毎、荷物毎の輸送量及び燃料消費量を正確に把握することは不可能であった。更に、それぞれの荷主毎に、輸送量の報告を行うには大変煩雑な作業が必要となり、多大な管理工数が掛かっていた。
このように、車両毎、荷物毎の輸送量及び燃料消費量を容易に、かつ正確に把握することができないため、運輸部門における地球温暖化対策等の改善がなかなか進展しない原因の一つとなっていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下しの把握・管理を容易にするとともに、荷物毎の実輸送量及び実燃料消費量をリアルタイムに計測可能な荷物運送車両を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第1の手段は、ICタグ・ライター/リーダー、重量計、タコメータ、燃料計、およびこれらから得られるデータから、積載した荷物毎の、輸送量(=荷物荷重×輸送距離)と燃料消費量を自動計測する処理装置を搭載したことを特徴とする荷物運送車両である。
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、自動計測した前記荷物毎の輸送量と燃料消費量を、輸送管理者又は荷主に送信する送信装置を搭載したことを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第3の手段は前記第1の手段又は第2の手段であって、前記処理装置は、位置dから位置dまでの輸送区間の燃料の減少量Qを、下記の(1)式によって求めることを特徴とするものである。ただし、Qは燃料計の値、Dは位置dからの距離、d〜dは給油位置の位置dからの距離、Δはごく短い距離である。
Figure 2007334725
本発明によれば、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下しの把握・管理を容易にするとともに、荷物毎の実輸送量及び実燃料消費量をリアルタイムに計測可能な荷物運送車両を提供することができる。又、本発明を使用することにより、輸送量等の把握や管理などに要する工数が大幅に低減できる。さらに、荷物毎の輸送量の結果を必要としている荷主に対して、即時またはリアルタイムに、報告が可能となり、サービスが飛躍的に向上する。又、車両毎の輸送効率や空車を含めた積載率の実際の輸送状況が容易に把握・管理できるため、輸送効率向上など、具体的な改善施策が立て易くなるとともに、その改善施策に対する実際の効果が容易に確認できるため、改善が促進できる。結果として、本発明は地球温暖化対策に資することになる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態である荷物運送車両と、それに搭載される装置、付属装置の例を示す図である。個々の荷物には、それぞれICタグ1が取り付けられており、荷積み、荷下ろし時点で、そのICタグ1に対し、車両に搭載されたICタグ・ライター/リーダー2で書き込み/読み取りを行い、荷物毎の輸送途中での荷積み、荷下ろしの時刻と輸送距離の把握を行う。
重量の大きいものは車両に装備した積載重量計3にて荷物毎の重量を計測し、軽量のものは手持ち小型重量計4で荷物毎の重量を精度よく計測する。そして、車両に装備されているデジタルタコメータ5により、荷物毎の輸送距離を求め、これと荷物毎の重量の計測結果より、処理装置7が荷物毎の輸送量(=荷物毎の重量×荷物毎の輸送距離)を自動算出する。
さらに、燃料計6で測定した燃料の量に基づいて、荷積み、荷下ろし区間での全体の燃料消費量を把握し、処理装置7により、その荷物の輸送区間での積載荷物毎に重量按分処理して、その荷物の輸送に要した燃料消費量を算出する。
これら荷物輸送量、輸送に要した消費燃料などのデータを車両に搭載した送信機8により、輸送管理者9及び荷主10に即時に送信し、報告する。
燃料の減少量Qは、燃料計6のデータと給油点位置、走行距離データから、以下の(1)式により求める。
Figure 2007334725
ただし、Qは燃料計の値、Dは位置dからの距離、d〜dは給油位置の位置dからの距離、Δはごく短い距離である。ここで、給油点から±Δの距離にある区間を計算から除外しているのは、給油点においてdQ/dDの値が∞近くになり、誤差の要因となるのを除外するためである。
実際の走行の例を以下に示す。
(例1)
図2に、第1の輸送状況の例を示す。荷物はA、Bの混載と想定し、荷物Aは輸送地点aからaに輸送し、荷物Bは途中b地点で荷積みを行い、途中の輸送地点bで荷下ろしをする。地点bと地点bとの中間地点cにおいて、給油を実施する。あらかじめ、運転手を含む空車状態での車両重量Vtを計測しておく。
荷物Aの重量を、重量物であれば車両に搭載した積載重量計3により、また、軽量物であれば手持ち小型重量計4で計測し、その総重量をAtとする。ICタグ・ライター/リーダー2により、必要な情報である入力日時、車両番号、運転手名、荷主名、荷主コード番号、荷物の区分、荷主連絡先、荷物番号、輸送先、輸送納期そして荷物Aの重量AtをICタグに入力し、そのICタグを該当する荷物に貼りつける。
地点から荷物Aを積載し、b地点で荷物Bを荷積みする。その際、(1)式により計測したa地点からb地点までに要した消費燃料量Qを計算する。そして、荷物Aと同じように、荷物Bの重量Btを計測し、ICタグに必要な情報を入力する。
地点から荷物A及びBを積載して、c地点において、給油を行い、b地点で荷物Bの荷下ろしを行う。その際に、荷物Bを下ろした日時、(1)式により計測したb地点からc地点までに要した消費燃料及びc地点からb地点までに要した消費燃料量Q、輸送距離DbをICタグに入力する。車両に搭載した送信機8により、荷物Bに関する以下の輸送データを、輸送管理者及び荷物Bの荷主に送信する。
(1)荷物Bの荷積み日時及び荷下ろし日時
(2)荷物Bの輸送量=Bt×Db
(3)荷物Bの輸送に要した燃料=Q×Bt/(At+Bt)
(4)輸送に使用した車両の車種
さらに、荷物Aを積載して目的地aまで輸送する。a地点で、荷物Aを荷下ろした日時、(1)式により計測したb地点からa地点までに要した消費燃料量Q、そして輸送距離DaをICタグに入力する。車両に搭載した送信機8により、荷物Aに関する以下の輸送データを、輸送管理者及び荷物Aの荷主に送信する。
(1)荷物Aの荷積み日時及び荷下ろし日時
(2)荷物Aの輸送量=At×Da
(3)荷物Aの輸送に要した燃料=Q+Q×At/(At+Bt)+Q
(4)輸送に使用した車両の車種
(例2)
例1のように、輸送地点荷物を運送した後、aからaに空車の状態で帰るときの輸送状況を図3に示す。空車状態での走行距離Dv、空車状態での燃料消費量Qvを計測し、例1と合わせて、往復の際の輸送効率を評価した。
・積載効率=(At×Da+Bt×Db)/{W×(Da+Dv)}
但し、Wは積載することのできる最大積載重量を示す。
・燃料に対する輸送効率=(At×Da+Bt×Db)/(Q+Q+Q+Qv)
・荷物以外の車両重量Vtにより消費された燃料
=(Q十Q)×Vt/(At十Vt)十Q×Vt/(At十Bt十Vt)十Qv
これらの評価結果より、輸送効率が把握でき、車両自体の重量Vtを軽量化したり、積載効率を高めたり、また、空車の状況を極力なくすなど、輸送量に関する燃料効率を高めるための具体的改善策や工夫ができる。
本発明の実施の形態である荷物運送車両と、それに搭載される装置、付属装置の例を示す図である。 第1の輸送状況の例を示す図である。 第2の輸送状況の例を示す図である。
符号の説明
1…ICタグ、2…ICタグ・ライター/リーダー、3…積載重量計、4…手持ち小型重量計、5…デジタルタコメータ、6…燃料計、7…処理装置、8…送信機、9…輸送管理者、10…荷主

Claims (3)

  1. ICタグ・ライター/リーダー、重量計、タコメータ、燃料計、およびこれらから得られるデータから、積載した荷物毎の、輸送量(=荷物荷重×輸送距離)と燃料消費量を自動計測する処理装置を搭載したことを特徴とする荷物運送車両。
  2. 自動計測した前記荷物毎の輸送量と燃料消費量を、輸送管理者又は荷主に送信する送信装置を搭載したことを特徴とする請求項1に記載の荷物運送車両。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の荷物運送車両であって、前記処理装置は、位置dから位置dまでの輸送区間の燃料の減少量Qを、下記の(1)式によって求めることを特徴とする荷物運送車両。ただし、Qは燃料計の値、Dは位置dからの距離、d〜dは給油位置の位置dからの距離、Δはごく短い距離である。
    Figure 2007334725
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159113A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Hino Motors Ltd エネルギー消費量算出装置、エネルギー消費量算出方法およびプログラム
JP2020194476A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 日野自動車株式会社 荷積み支援システム、荷積み支援方法及び荷積み支援プログラム

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