JP2007334390A - 計算機システム、管理計算機及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ユーザのメールアドレスを入力せずにユーザ登録可能な計算機システムを提供することを課題とする。
【解決手段】計算機システムは、複数のクライアント計算機と前記計算機に接続されるWEB計算機とを備え、前記WEB計算機は、前記クライアント計算機から登録要求を受信すると、当該WEB計算機が受信可能なメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当て、電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する登録要求を特定し、前記特定された登録要求に対応する通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶する。
【選択図】図2
【解決手段】計算機システムは、複数のクライアント計算機と前記計算機に接続されるWEB計算機とを備え、前記WEB計算機は、前記クライアント計算機から登録要求を受信すると、当該WEB計算機が受信可能なメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当て、電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する登録要求を特定し、前記特定された登録要求に対応する通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶する。
【選択図】図2
Description
本発明は、クライアント計算機及び管理計算機に関し、特に、インターネット上の会員登録の技術に関する。
インターネットのホームページ等においては、各種の会員サービスが提供されている。会員サービスを受けるためには、有償無償を問わず、会員登録が必要である。一般的に、ユーザは、ホームページに表示された所定の入力ボックスに、氏名及びメールアドレス等を含むユーザの固有な情報を入力することによって、会員登録を行う。このとき、ユーザの入力ミスを防ぐために、メールアドレスは、二度の入力を要求される。メールアドレスは文字数が多いので、メールアドレスの入力作業はユーザにとって負担が大きい。
前述した問題点を解決するための会員登録システムが特許文献1に開示されている。当該会員登録システムでは、会員登録の希望者が操作する端末装置から電子メールを受信すると、受信された電子メールの電子メールアドレスを読み取るとともに、読み取った電子メールアドレスが会員情報データベースに存在するものであるか否かを検索する。ついで、上記検索の結果、上記電子メールアドレスが会員情報データベースに存在しない場合に、当該希望者に会員番号及びパスワードを割り当てるとともに、当該会員番号とパスワードを新規会員の会員情報として会員情報データベースに格納する。そして、新規会員に対してサービスを提供するウェブページにリンクするURLおよび上記会員番号等を含む電子メールを生成し、上記新規会員の端末装置の電子メールアドレスに対して送信する。
前述した従来技術によると、メールアドレスの入力の手間は省略できるが、新規ユーザ登録処理の際に、メールアドレス以外のユーザの固有な情報を登録できないという問題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであって、ユーザのメールアドレスを入力せずにユーザ登録可能な計算機システムを提供することを目的とする。
プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える複数のクライアント計算機と、前記複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機と、を備える計算機システムであって、前記管理計算機は、
前記複数のクライアント計算機のうちの一つに、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、他のクライアント計算機のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを割り当て、前記クライアント計算機と、当該クライアント計算機に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する前記クライアントを特定し、前記特定されたクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする計算機システム。
前記複数のクライアント計算機のうちの一つに、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、他のクライアント計算機のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを割り当て、前記クライアント計算機と、当該クライアント計算機に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する前記クライアントを特定し、前記特定されたクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする計算機システム。
また、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える複数のクライアント計算機と、前記複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機と、を備える計算機システムであって、前記管理計算機は、前記クライアント計算機から登録要求を受信すると、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、以前に受信した登録要求のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当て、前記受信した登録要求と、当該登録要求に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する登録要求を特定し、前記特定された登録要求の送信元であるクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする計算機システム。
本発明の代表的な形態によれば、ユーザがメールアドレスを入力せずに、ユーザ登録を完了できる。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の計算機システムの構成のブロック図である。計算機システムは、複数のクライアント計算機1、WEBサーバ3及びネットワーク5を備える。ネットワーク5は、クライアント計算機1とWEBサーバ3とを接続する。ネットワーク5は、例えば、インターネットである。クライアント計算機1は、CPU、メモリ及びインタフェースを備える計算機である。クライアント計算機1は、WEBサーバ3によって提供されるWEBサイトにアクセスする。WEBサーバ3は、図2で詳細を説明するが、クライアント計算機1にWEBサイトを提供する計算機である。また、WEBサーバ3は、ユーザの固有な情報を管理する管理サーバである。
図2は、本発明の実施の形態の計算機システムに備わるWEBサーバ3の構成のブロック図である。WEBサーバ3は、CPU31、メモリ32及びインタフェース39を備える。インタフェース39は、ネットワーク5を介してクライアント計算機1と接続する。CPU31は、メモリ32に記憶されるプログラムを実行することによって、各種処理を行う。メモリ32は、CPU31に実行されるプログラム及びCPU31によって必要とされる情報等を記憶する。具体的には、メモリ32は、新規ユーザ登録プログラム320、WEBサイト提供プログラム330、登録用メールアドレス対応テーブル340及びユーザ情報テーブル350を記憶する。WEBサイト提供プログラム330は、通常のWEBサーバに記憶されているものと同一であり、クライアント計算機1にWEBサイトを提供する。具体的には、WEBサイト提供プログラム330は、クライアント計算機1に要求された情報を、当該クライアント計算機1に送信する。登録用メールアドレス対応テーブル340は、新規ユーザのメールアドレスを、ユーザ情報として登録するために用いられるテーブルである。なお、登録用メールアドレス対応テーブル340については、図3で詳細を説明する。ユーザ情報テーブル350は、当該WEBサーバ3によって提供されるWEBサイトのユーザに関する情報を管理する。なお、ユーザ情報テーブル350については、図4で詳細を説明する。
新規ユーザ登録プログラム320は、登録要求受信サブプログラム321、登録要求ID生成サブプログラム322、登録用メールアドレス生成サブプログラム323、メール受信サブプログラム324、入力情報受信サブプログラム325、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326及び画面生成サブプログラム327を含む。
登録要求受信サブプログラム321は、新規ユーザ登録要求をクライアント計算機1から受信する。登録要求ID生成サブプログラム322は、登録要求受信サブプログラム321が受信した新規ユーザ登録要求を一意に識別するための登録要求IDを生成する。登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、当該WEBサーバ3によって受信可能なメールアドレスを新たに生成する。メール受信サブプログラム324は、クライアント計算機1から電子メールを受信する。そして、メール受信サブプログラム324は、受信した電子メールの送信元のメールアドレス及び送信先のメールアドレスに基づいて、登録用メールアドレス対応テーブル340を更新する。入力情報受信サブプログラム325は、ユーザによって入力された情報を、クライアント計算機1から受信する。ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、入力情報受信サブプログラム325から受信した入力情報及び登録用メールアドレス対応テーブル340に基づいて、ユーザ情報テーブル350を更新する、画面生成サブプログラム327は、クライアント計算機1に表示される画面を生成する。
図3は、本発明の実施の形態のWEBサーバ3に記憶される登録用メールアドレス対応テーブル340の構成図である。登録用メールアドレス対応テーブル340は、登録要求ID341、登録用メールアドレス342、ユーザメールアドレス343及び受信情報344を含む。登録要求ID341は、クライアント計算機1から送信される新規ユーザ登録要求の一意な識別子である。登録用メールアドレス342は、当該レコードの登録要求ID341によって識別される新規ユーザ登録要求に割り当てられたメールアドレスである。ユーザメールアドレス343は、当該レコードの登録用メールアドレス342宛てに送信された電子メールの送信元のメールアドレスである。つまり、ユーザメールアドレス343は、当該レコードの登録要求ID341によって識別される新規ユーザ登録要求によって登録が要求される新規ユーザのメールアドレスである。受信情報344は、当該レコードの登録用メールアドレス342宛てに送信された電子メールの本文又は件名に格納されている情報である。また、受信情報344は、当該レコードの登録用メールアドレス342宛てに送信された電子メールに添付されたファイルである。
図4は、本発明の実施の形態のWEBサーバ3に記憶されるユーザ情報テーブル350の構成図である。ユーザ情報テーブル350は、ユーザID351、ユーザメールアドレス352及びユーザ情報353を含む。ユーザID351は、当該WEBサイトにユーザ登録されているユーザの一意な識別子である。ユーザメールアドレス352は、当該レコードのユーザID351によって識別されるユーザのメールアドレスである。ユーザ情報353は、当該レコードのユーザID351によって識別されるユーザの固有な情報である。例えば、ユーザ情報353は、住所、氏名、電話番号、性別、年齢、生年月日、ユーザ名、会員番号、パスワード、クレジットカード番号、キャッシュカード番号、携帯電話の固体識別情報、生体情報、スケジュール表、操作履歴及び預金残高のうち少なくとも一つを含む。また、ユーザ情報353は、画像等の電子ファイルを含んでいてもよい。
図5は、本発明の実施の形態の計算機システムによって実行される新規ユーザ登録処理のシーケンス図である。まず、クライアント計算機1は、ユーザの操作を契機に、新規ユーザ登録要求をWEBサーバ3に送信する(S101)。
WEBサーバ3の登録要求受信サブプログラム321は、新規ユーザ登録要求をクライアント計算機1から受信する。すると、WEBサーバ3の登録要求ID生成サブプログラム322は、登録要求受信サブプログラム321が受信した新規ユーザ登録要求を一意に識別するための登録要求IDを生成する(S102)。具体的には、登録要求ID生成サブプログラム322は、乱数、アプリケーションID及び登録要求IDの生成時刻等に基づいて、登録要求IDを生成する。アプリケーションIDは、新規ユーザ登録プログラム320の一意な識別子である。なお、アプリケーションIDは、ライセンスキーとして一般的に知られているものであり、詳細な説明は省略する。なお、登録要求ID生成サブプログラム322は、他の方法を用いて、登録要求IDを生成してもよい。
次に、WEBサーバ3の登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、当該WEBサーバ3によって受信可能なメールアドレスを新たに生成する(S103)。そして、登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、生成した新たなメールアドレスを登録用メールアドレスとして、登録要求ID生成サブプログラム322によって生成された登録要求IDに割り当てる。そして、登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、登録用メールアドレス対応テーブル340を更新する(S104)。具体的には、登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、登録用メールアドレス対応テーブル340に、新たなレコードを生成する。次に、登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、生成した新たなレコードの登録要求ID341に、登録要求ID生成サブプログラム322によって生成された登録要求IDを格納する。次に、登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、生成した新たなレコードの登録用メールアドレスに、生成した新たなメールアドレスを格納する。これによって、登録用メールアドレスと登録要求IDとの対応は、1対1となる。すなわち、登録用メールアドレスによって、新規ユーザ登録要求が一意に特定される。なお、登録用メールアドレスには、失効時期が設定されていてもよい。登録用メールアドレスが失効すれば、失効した登録用メールアドレスによるなりすましの登録がなくなる。登録用メールアドレスの失効時期は、例えば、登録用メールアドレスの生成から一定時間後とする。
ここでは、登録用メールアドレス生成サブプログラム323による登録用メールアドレスの生成方法の一例を説明する。登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、登録要求ID生成サブプログラム322によって生成された登録要求ID、及び当該WEBサーバ3に割り当てられているドメインに基づいて、登録用メールアドレスを生成する。登録要求IDが「0029382」且つドメインが「authadd.com」の場合、登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、「0029382@authadd.com」を登録用メールアドレスとして生成する。登録要求IDが一意なため、登録用メールアドレスも一意となる。なお、登録用メールアドレスと登録要求IDとの対応が1対1であれば、登録用メールアドレス生成サブプログラム323は、いかなる方法で登録用メールアドレスを生成してもよい。
次に、WEBサーバ3の画面生成サブプログラム327は、登録用メールアドレス画面を生成する(S105)。そして、画面生成サブプログラム327は、生成した登録用メールアドレス画面及び登録要求ID生成サブプログラム322によって生成された登録要求IDを、新規ユーザ登録要求の送信元であるクライアント計算機1に送信する(S106)。
図6は、本発明の実施の形態の登録用メールアドレス画面の説明図である。登録用メールアドレス画面は、登録用メールアドレス生成サブプログラム323によって生成された登録用メールアドレスを含む。なお、登録用メールアドレス画面は、登録用メールアドレスと併せて、当該登録用メールアドレスを示すQRコードを含んでもよい。また、登録用メールアドレス画面は、登録ボタンを含む。登録ボタンが操作されると、クライアント計算機1は、ユーザ情報入力画面の要求を、WEBサーバ3に送信する。なお、登録用メールアドレス画面は、登録ボタンを省略してもよい。この場合、クライアント計算機1は、ユーザ情報入力画面の要求を、WEBサーバ3に自動的に送信する。例えば、クライアント計算機1は、所定の間隔で所定の回数だけ、ユーザ情報入力画面の要求を送信する。ここで、図5に戻る。
クライアント計算機1は、登録用メールアドレス画面及び登録要求IDを、WEBサーバ3から受信する。次に、クライアント計算機1は、受信した登録用メールアドレス画面を表示する。ユーザは、表示された登録用メールアドレス画面に含まれる登録用メールアドレス宛てに、クライアント計算機1又は他の計算機から電子メールを送信する。他の計算機は、クライアント計算機1以外の計算機であれば何であってもよく、例えば、携帯電話又はPDA等である。クライアント計算機1から電子メールが送信されると、当該クライアント計算機1に設定されたメールアドレスが、当該ユーザのメールアドレスとして登録される。一方、他の計算機から電子メールが送信されると、当該他の計算機に設定されたメールアドレスが、当該ユーザのメールアドレスとして登録される。つまり、ユーザは、登録したいメールアドレスが送信元である電子メールを、登録用メールアドレス宛てに送信する(S107)。
すると、WEBサーバ3のメール受信サブプログラム324は、クライアント計算機1又は他の計算機から電子メールを受信する。そして、メール受信サブプログラム324は、受信した電子メールから、送信元のメールアドレス及び送信先のメールアドレスを取得する。なお、電子メールの件名及び本文の少なくとも一方に情報が格納されている場合、メール受信サブプログラム324は、当該電子メールの件名及び本文から、情報を取得する。同様に、電子メールにファイルが添付されている場合にも、メール受信サブプログラム324は、当該電子メールから添付ファイルを取得する。なお、添付ファイルは、電子メールに添付できるものであればいかなるものであってもよい。
次に、メール受信サブプログラム324は、取得した送信先のメールアドレスと一致する登録用メールアドレスを破棄する。これによって、WEBサーバ3は、破棄された登録用メールアドレス宛ての電子メールを受信できなくなる。
なお、メール受信サブプログラム324は、当該受信した電子メールの送信先のメールアドレス及び送信先のメールアドレスのうちの少なくとも一方が偽装されたか否かを判定してもよい。そして、メール受信サブプログラム324は、メールアドレスが偽装されていないと判定した場合のみ、登録用メールアドレス対応テーブル340を更新する。つまり、メール受信サブプログラム324は、メールアドレスが偽装されていると判定した場合、登録用メールアドレス対応テーブル340の更新を行わない。なお、メールアドレスの偽装は、いかなる方法で判定されてもよい。メールアドレスの偽造判定技術は、例えば、DKIM(DomainKeys Identified Mail)、SenderID又はSPF(Sender Policy Framework)である。また、メール受信サブプログラム324は、当該受信した電子メールの送信先のメールアドレス及び送信先のメールアドレスが偽装されたか否かを判定できない場合にも、登録用メールアドレス対応テーブル340の更新を行わなくてもよい。
次に、メール受信サブプログラム324は、登録用メールアドレス対応テーブル340を更新する(S108)。具体的には、メール受信サブプログラム324は、取得した送信先のメールアドレスと登録用メールアドレス対応テーブル340の登録用メールアドレス342とが一致するレコードを、登録用メールアドレス対応テーブル340から選択する。次に、メール受信サブプログラム324は、選択したレコードのユーザメールアドレス343に、取得した送信元のメールアドレスを格納する。次に、メール受信サブプログラム324は、電子メールの件名及び本文のうち少なくとも一方から情報を取得した場合、当該取得した情報を、選択したレコードの受信情報344に格納する。また、メール受信サブプログラム324は、電子メールから添付ファイルを取得した場合、当該取得した添付ファイルを、選択したレコードの受信情報344に格納する。
一方、ユーザは、電子メールを送信した後に、登録用メールアドレス画面の登録ボタンを操作する。すると、クライアント計算機1は、ユーザ情報入力画面の要求を、WEBサーバ3に送信する(S109)。なお、ユーザ情報入力画面の要求は、ステップS106で受信した登録要求IDを含む。また、クライアント計算機1は、ユーザの操作を契機とせずに、ユーザ情報入力画面の要求を、WEBサーバ3に送信してもよい。
WEBサーバ3の画面生成サブプログラム327は、ユーザ情報入力画面の要求を、クライアント計算機1から受信する。すると、画面生成サブプログラム327は、ユーザ情報入力画面を生成する(S110)。そして、画面生成サブプログラム327は、生成したユーザ情報入力画面を、ユーザ情報入力画面の要求の送信元であるクライアント計算機1に送信する(S111)。
図7は、本発明の実施の形態のユーザ情報入力画面の説明図である。ユーザ情報入力画面は、ユーザの固有な情報が入力される入力欄を含む。本説明図のユーザ情報入力画面に含まれる入力欄には、氏名、郵便番号、住所、電話番号、性別、生年月日クレジットカード番号、クレジットカード名義及びクレジットカードの有効期限が入力される。また、ユーザ情報入力画面は、送信ボタンを含む。送信ボタンが操作されると、クライアント計算機1は、入力欄に入力されたユーザの固有な情報を、WEBサーバ3に送信する。
ここで、ユーザの固有な情報が、携帯電話の固体識別情報の場合について説明する。クライアント計算機1は、携帯電話である。本発明の実施の形態のユーザ情報入力画面は、携帯電話に、固体識別情報を送信させるための情報を含む。当該情報を構成要素の一部として含むボタン又はリンクをユーザによって操作されると、携帯電話は、固体識別情報をWEBサーバに送信する。そのため、ユーザは、携帯電話の固体識別情報を入力しない。ボタン又はリンクの選択が、入力の代わりとなる。ところで、固体識別情報は、例えば、携帯電話機の製造番号、UIM(User Identity Module)の製造番号又はサブスクライバIDなどである。サブスクライバIDは、au(商標)が提供する契約者識別子である。携帯電話のユーザが、固体識別情報によって、一意に識別されるため、固体識別情報は、モバイルサイトの認証に用いられることが多い。
ところで、登録用メールアドレス画面及びユーザ情報入力画面が、一つの画面に含まれていてもよい。
また、ユーザ情報入力画面には、電子メールから特定されたユーザメールアドレスが表示されてもよい。この場合のユーザ情報入力画面の作成について説明する。画面生成サブプログラム327は、受信したユーザ情報入力画面の要求から、登録要求IDを抽出する。次に、画面生成サブプログラム327は、抽出した登録要求IDと登録用メールアドレス対応テーブル340の登録要求ID341とが一致するレコードを、登録用メールアドレス対応テーブル340から選択する。次に、画面生成サブプログラム327は、選択したレコードから、ユーザメールアドレス343を抽出する。そして、画面生成サブプログラム327は、抽出したユーザメールアドレス343を含むユーザ情報入力画面を生成する。これによって、WEBサーバ3は、ユーザによるメールアドレスの入力を支援できる。また、画面生成サブプログラム327は、選択したレコードから、受信情報344を抽出してもよい。この場合、画面生成サブプログラム327は、抽出した受信情報344を含むユーザ情報入力画面を生成する。ここで、図5に戻る。
クライアント計算機1は、ユーザ情報入力画面をWEBサーバ3から受信する。次に、クライアント計算機1は、受信したユーザ情報入力画面を表示する。すると、ユーザは、表示されたユーザ情報入力画面に、当該ユーザの固有な情報を入力する。そして、ユーザは、ユーザの固有な情報の入力が完了すると、ユーザ情報入力画面の送信ボタンを操作する。送信ボタンが操作されると、クライアント計算機1は、ユーザ情報入力画面の入力欄に入力されたユーザの固有な情報及びステップS106で受信した登録要求IDを、WEBサーバ3に送信する(S112)。
WEBサーバ3の入力情報受信サブプログラム325は、ユーザの固有な情報及び登録要求IDをクライアント計算機1から受信する。次に、WEBサーバ3のユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、ユーザ情報テーブル350を更新する(S113)。具体的には、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、入力情報受信サブプログラム325が受信した登録要求IDと登録用メールアドレス対応テーブル340の登録要求ID341とが一致するレコードを、登録用メールアドレス対応テーブル340から選択する。次に、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、選択したレコードから、ユーザメールアドレス343及び受信情報344を抽出する。次に、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、ユーザ情報テーブル350のユーザID351のいずれにも重複しないように、新たなユーザIDを生成する。次に、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、ユーザ情報テーブル350に新たなレコードを生成する。次に、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、新たなレコードのユーザID351に、生成したユーザIDを格納する。次に、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、新たなレコードのユーザメールアドレス352に、抽出したユーザメールアドレス343を格納する。次に、ユーザ情報テーブル更新サブプログラム326は、抽出した受信情報344及び入力情報受信サブプログラム325が受信したユーザの固有な情報を、新たなレコードのユーザ情報353に格納する。
以上のように、WEBサーバ3は、新規ユーザ登録処理を完了する。本実施の形態によれば、ユーザは、新規ユーザ登録時に、当該ユーザのメールアドレスを入力する手間を省略できる。そのため、メールアドレスの入力ミスもなくなる。また、ユーザが、他人のメールアドレスを偽って入力できなくなる。このように、WEBサーバ3は、ユーザのメールアドレスを確実且つ正確に取得できる。また、WEBサーバ3は、電子メールによって送信された情報及び添付ファイルを、ユーザの固有な情報として登録できる。これによって、WEBサーバ3は、画面から入力できない情報及び添付ファイルを、ユーザの固有な情報として登録できる。
従来、WEBサーバが、電子メールの送信元のメールアドレスを、ユーザのメールアドレスとして扱うことはできた。しかし、従来のWEBサーバは、ユーザに画面から入力された情報と当該送信元のメールアドレスとを対応付けることができなかった。なぜなら、電子メールの通信と入力情報が送信される通信とは、別個であり、対応を把握できないからである。本実施の形態によれば、WEBサーバ3は、電子メールの通信と入力情報が送信される通信との対応を把握できる。これによって、WEBサーバ3は、入力情報と電子メールから取得できる情報とを対応付けて、ユーザ情報として記憶できる。また、本実施の形態は、従来の新規ユーザ登録処理に容易に適用できる。
従来では、新規ユーザ登録を受け付けるWEBサーバは、入力されたメールアドレスの正当性を確認するために、当該入力されたメールアドレスへ、電子メールを送信することがあった。しかし、ユーザは、迷惑メールの受信を回避するために、受信を許諾する送信元のメールアドレスを指定している場合には、当該WEBサーバのメールアドレスを、受信を許諾する送信元の一つに追加しなければいけない。そうでなければ、当該ユーザによって操作されるクライアント計算機は、電子メールを受信できない。しかし、本実施の形態によれば、WEBサーバは、電子メールを送信しなくても、正当なメールアドレスを取得できる。したがって、ユーザは、WEBサーバのメールアドレスを、受信を許諾する送信元の一つに追加する手間を省略できる。なお、受信を許諾する送信元として指定される文字列は、メールアドレスを構成する文字列の全部又は一部である。
なお、新規ユーザ登録プログラム320は、登録用メールアドレス生成サブプログラム323の代わりに、登録用メールアドレス割当サブプログラムを含んでもよい。この場合、WEBサーバ3には、当該WEBサーバ3が受信可能なメールアドレスが予め複数設定されている。登録用メールアドレス割当サブプログラムは、登録要求ID生成サブプログラム322によって生成された登録要求IDのいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、WEBサーバ3が受信可能なメールアドレスの中から特定する。そして、登録用メールアドレス割当サブプログラムは、特定したメールアドレスを登録用メールアドレスとして、登録要求ID生成サブプログラム322によって生成された登録要求IDに割り当てる。すなわち、登録用メールアドレス割当サブプログラムは、登録要求IDに既に割り当てられている登録用メールアドレスを、他の登録要求IDに割り当てない。この場合にも、登録用メールアドレスと登録要求IDとの対応は1対1となる。すなわち、登録用メールアドレスによって、新規ユーザ登録要求が一意に特定される。ただし、登録用メールアドレス割当サブプログラムは、登録要求IDに対する登録用メールアドレスの割り当てを解除する必要がある。なぜなら、登録要求IDに割り当てられるメールアドレスが、不足してしまうからである。例えば、登録用メールアドレス割当サブプログラムは、登録用メールアドレスを割り当ててから所定の時間が経過すると、当該登録用メールアドレスの割り当てを解除する。また、登録用メールアドレス割当サブプログラムは、登録要求IDに対応する登録処理を完了すると、当該登録要求IDに対する登録用メールアドレスの割り当てを解除する。そして、登録用メールアドレス割当サブプログラムは、割り当てが解除されたメールアドレスを登録用メールアドレスとして、異なる登録要求IDに再度割り当てることができる。ただし、WEBサーバ3は、予め設定されたメールアドレスの数より多数の新規ユーザを、所定の時間内に登録できない。なぜならば、WEBサーバ3が受信可能なメールアドレスのすべてが登録要求IDに既に割り当てられていると、登録用メールアドレス割当サブプログラムは、登録要求ID生成サブプログラム322によって新たに生成された登録要求IDにメールアドレスを割り当てることができないからである。よって、WEBサーバ3が受信可能なメールアドレスは、サービスの提供規模に応じた数だけ予め設定されるのが好ましい。
また、登録要求IDの代わりに、セッションIDを用いてもよい。セッションIDは、WEBサーバとWEBブラウザとの間の通信を識別する識別子である。セッションIDの生成及び管理は、通常のWEBサーバ及び通常のWEBブラウザの機能である。したがって、セッションIDの詳細な説明は、省略する。
ところで、前述した実施形態では、クライアント計算機1のユーザは、メールアドレスを登録した。しかし、クライアント計算機1のユーザは、メールアドレスの代わりに、SIPユーザエージェントアドレスを登録できてもよい。この場合、クライアント計算機1は、SIP(Session Initiation Protocol)ユーザ・エージェントの機能を備える。また、WEBサーバ3は、SIPユーザ・エージェントの機能及びSIPサーバの機能を備える。そして、WEBサーバ3は、登録用メールアドレスの代わりに、登録用ユーザエージェントアドレスを生成する。登録用ユーザエージェントアドレスは、WEBサーバ3がSIPに基づく通信を受信するためのアドレスである。アドレス体系は、電子メールと同様のため、詳細な説明は省略する。登録用ユーザエージェントアドレスの生成方法は、登録用メールアドレスの生成方法と同様であればよい。WEBサーバ3は、生成した登録要求IDと生成した登録用ユーザエージェントアドレスとを対応付けて、登録用メールアドレス対応テーブル340に記憶する。クライアント計算機1は、ユーザの操作を契機に、SIPによって、ユーザのユーザエージェントアドレスを、登録用ユーザエージェントアドレス宛てに送信する。WEBサーバ3は、クライアント計算機1からユーザのユーザエージェントアドレスを受信する。次に、WEBサーバ3は、ユーザのユーザエージェントアドレスを受信した通信から、送信先のユーザエージェントアドレスを取得する。次に、WEBサーバ3は、取得した送信先のユーザエージェントアドレスと登録用メールアドレス対応テーブル340の登録用ユーザエージェントアドレスとが一致するレコードを、登録用メールアドレス対応テーブル340から選択する。次に、WEBサーバ3は、選択したレコードに、受信したユーザのユーザエージェントアドレスを格納する。これによって、WEBサーバ3は、受信したユーザのユーザエージェントアドレスと登録要求IDとの対応を、登録用メールアドレス対応テーブル340に格納する。一方、クライアント計算機1は、ユーザの固有な情報及び登録要求IDをWEBサーバ3に送信する。WEBサーバ3は、ユーザの固有な情報及び登録要求IDをクライアント計算機1から受信する。次に、WEBサーバ3は、受信した登録要求IDと登録用メールアドレス対応テーブル340の登録要求IDとが一致するレコードを、登録用メールアドレス対応テーブル340から選択する。次に、WEBサーバ3は、選択したレコードから、ユーザのユーザエージェントアドレスを抽出する。次に、WEBサーバ3は、ユーザ情報テーブル350のユーザIDのいずれとも重複しないように、新たなユーザIDを生成する。次に、WEBサーバ3は、ユーザ情報テーブル350に新たなレコードを生成する。次に、WEBサーバ3は、新たなレコードのユーザIDに、生成したユーザIDを格納する。次に、WEBサーバ3は、新たなレコードのユーザのユーザエージェントアドレスに、抽出したユーザのユーザエージェントアドレスを格納する。以上のように、WEBサーバ3は、SIPの通信と入力情報が送信される通信との対応を把握できる。これによって、WEBサーバ3は、入力情報とSIPから取得できる情報とを対応付けて、ユーザ情報として記憶できる。
なお、本実施の形態では、クライアント計算機1は、電子メールを送信してから、入力情報を送信した。しかし、クライアント計算機1は、入力情報を送信してから、電子メールを送信してもよい。いずれの場合であっても、WEBサーバ3は、電子メールの通信と入力情報が送信される通信との対応を把握できる。これによって、WEBサーバ3は、入力情報と電子メールから取得できる情報とを対応付けて、ユーザ情報として記憶できる。
また、本実施の形態では、WEBサーバ3は、生成された登録用メールアドレス及び生成された登録要求IDを、クライアント計算機1に送信した。しかし、WEBサーバ3は、登録用メールアドレスのみをクライアント計算機1に送信してもよい。この場合、登録用メールアドレス対応テーブル340の登録要求ID341は、省略できる。つまり、登録用メールアドレスが、登録要求を識別するための識別子としても使用される。クライアント計算機1は、登録要求IDの代わりに登録用メールアドレスを、ユーザ情報入力画面の入力欄に入力されたユーザの固有な情報と共にWEBサーバ3に送信する。すると、WEBサーバ3は、受信した登録用メールアドレスと登録用メールアドレス対応テーブル340の登録用メールアドレス342とが一致するレコードを、登録用メールアドレス対応テーブル340から選択する。そして、WEBサーバ3は、選択したレコードから、ユーザメールアドレス343を抽出する。それ以外の処理は、登録要求IDを用いる場合と同一なので説明を省略する。なお、登録用メールアドレスの一部が、登録要求を識別するための識別子として使用されてもよい。
クライアント計算機1は、送信した一つの登録要求の処理が完了するまで、新たな登録要求をWEBサーバ3に送信しないとする。この場合、WEBサーバ3は、登録要求IDに基づいて、クライアント計算機1を特定できる。つまり、いかなるタイミングにおいても、登録要求IDとクライアント計算機1とは、一対一となる。例えば、WEBサーバ3は、登録用メールアドレスを、登録要求IDに割り当てることによって、登録用メールアドレスを、クライアント計算機1に割り当てる。
本実施の形態では、WEBサーバ3は、1台の装置で構成されるものとしたが、提供するサービスの規模などによっては、複数の装置で構成されてもよい。この場合、WEBサーバ3を構成する装置は、適宜なデータ転送経路を介して互いに接続される。
1 クライアント計算機
3 WEBサーバ
5 ネットワーク
31 CPU
32 メモリ
39 インタフェース
320 新規ユーザ登録プログラム
321 登録要求受信サブプログラム
322 登録要求ID生成サブプログラム
323 登録用メールアドレス生成サブプログラム
324 メール受信サブプログラム
325 入力情報受信サブプログラム
326 ユーザ情報テーブル更新サブプログラム
327 画面生成サブプログラム
330 WEBサイト提供プログラム
340 登録用メールアドレス対応テーブル
341 登録要求ID
342 登録用メールアドレス
343 ユーザメールアドレス
344 受信情報
350 ユーザ情報テーブル
351 ユーザID
352 ユーザメールアドレス
353 ユーザ情報
3 WEBサーバ
5 ネットワーク
31 CPU
32 メモリ
39 インタフェース
320 新規ユーザ登録プログラム
321 登録要求受信サブプログラム
322 登録要求ID生成サブプログラム
323 登録用メールアドレス生成サブプログラム
324 メール受信サブプログラム
325 入力情報受信サブプログラム
326 ユーザ情報テーブル更新サブプログラム
327 画面生成サブプログラム
330 WEBサイト提供プログラム
340 登録用メールアドレス対応テーブル
341 登録要求ID
342 登録用メールアドレス
343 ユーザメールアドレス
344 受信情報
350 ユーザ情報テーブル
351 ユーザID
352 ユーザメールアドレス
353 ユーザ情報
Claims (17)
- 複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機であって、
前記複数のクライアント計算機のうちの一つに、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、他のクライアント計算機のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを割り当て、
前記クライアント計算機と、当該クライアント計算機に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する前記クライアントを特定し、
前記特定されたクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする管理計算機。 - 複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機であって、
前記クライアント計算機から登録要求を受信すると、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、以前に受信した登録要求のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当て、
前記受信した登録要求と、当該登録要求に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する登録要求を特定し、
前記特定された登録要求の送信元であるクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする管理計算機。 - メールアドレスを割り当ててから所定の時間が経過すると、当該メールアドレスの割り当てを解除し、
前記割り当てを解除したメールアドレスを再度割り当てることを特徴とする請求項1又は2に記載の管理計算機。 - 前記割り当てられたメールアドレスを、前記クライアント計算機に送信し、
前記送信したメールアドレスの出力を当該クライアント計算機に指示することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理計算機。 - 前記受信した電子メールから、本文に記載された情報、件名に記載された情報及び添付された情報のうちの少なくとも一つを取得し、
前記電子メールから取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理計算機。 - 前記通信によって取得された情報は、ユーザの固有な情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の管理計算機。
- 前記ユーザの固有な情報は、住所、氏名、電話番号、性別、年齢、生年月日、ユーザ名、会員番号、パスワード、ユーザが所有するカードの番号、携帯電話の固体識別情報、生体情報、スケジュール表、操作履歴及び預金残高のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項6に記載の管理計算機。
- 当該管理計算機が受信可能なメールアドレスを新たに作成し、
前記作成された新たなメールアドレスを、前記複数のクライアント計算機のうちの一つに割り当てることによって、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、他のクライアント計算機のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、前記複数のクライアント計算機のうちの一つに割り当てることを特徴とする請求項1に記載の管理計算機。 - 前記クライアント計算機から登録要求を受信すると、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスを新たに作成し、
前記作成された新たなメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当てることによって、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、以前に受信した登録要求のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当てることを特徴とする請求項2に記載の管理計算機。 - 前記メールアドレスを新たに作成してから所定の時間が経過すると、当該作成されたメールアドレスを無効とすることによって、当該作成されたメールアドレスの割り当てを解除することを特徴とする請求項8又は9に記載の管理計算機。
- 前記特定された送信元のメールアドレスが偽装されているか否かを判定し、
前記特定された送信元のメールアドレスが偽装されている場合、前記通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶する処理を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理計算機。 - プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える複数のクライアント計算機と、前記複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機と、を備える計算機システムであって、
前記管理計算機は、
前記複数のクライアント計算機のうちの一つに、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、他のクライアント計算機のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを割り当て、
前記クライアント計算機と、当該クライアント計算機に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する前記クライアントを特定し、
前記特定されたクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする計算機システム。 - プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える複数のクライアント計算機と、前記複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機と、を備える計算機システムであって、
前記管理計算機は、
前記クライアント計算機から登録要求を受信すると、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、以前に受信した登録要求のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当て、
前記受信した登録要求と、当該登録要求に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する登録要求を特定し、
前記特定された登録要求の送信元であるクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶することを特徴とする計算機システム。 - 複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機によって実行されるプログラムであって、
前記複数のクライアント計算機のうちの一つに、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、他のクライアント計算機のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを割り当てるステップと、
前記クライアント計算機と、当該クライアント計算機に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶するステップと、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定するステップと、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する前記クライアントを特定するステップと、
前記特定されたクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶するステップと、を含むことを特徴とするプログラム。 - 複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機によって実行されるプログラムであって、
前記クライアント計算機から登録要求を受信するステップと、
当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、以前に受信した登録要求のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当てるステップと
前記受信した登録要求と、当該登録要求に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶するステップと、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定するステップと、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する登録要求を特定するステップと、
前記特定された登録要求の送信元であるクライアント計算機との通信によって取得された情報を、前記特定された送信元のメールアドレスと対応付けて記憶するステップと、を含むことを特徴とするプログラム。 - 複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機であって、
前記複数のクライアント計算機のうちの一つに、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、他のクライアント計算機のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを割り当て、
前記クライアント計算機と、当該クライアント計算機に割り当てられているメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する前記クライアントを特定し、
前記特定されたクライアント計算機に、前記特定された送信元のメールアドレスを表示させることを特徴とする管理計算機。 - 複数のクライアント計算機にネットワークを介して接続され、プロセッサ、メモリ及びインタフェースを備える管理計算機であって、
前記クライアント計算機から登録要求を受信すると、当該管理計算機が受信可能なメールアドレスのうち、以前に受信した登録要求のいずれにも割り当てられていないメールアドレスを、当該受信した登録要求に割り当て、
前記受信した登録要求と、当該登録要求に割り当てられたメールアドレスと、の対応を、登録用メールアドレス対応情報に記憶し、
電子メールを受信すると、当該受信した電子メールから、送信先のメールアドレス及び送信元のメールアドレスを特定し、
前記登録用メールアドレス対応情報を参照して、前記特定された送信先のメールアドレスに対応する登録要求を特定し、
前記特定された登録要求の送信元であるクライアント計算機に、前記特定された送信元のメールアドレスを表示させることを特徴とする管理計算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006161958A JP2007334390A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 計算機システム、管理計算機及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006161958A JP2007334390A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 計算機システム、管理計算機及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007334390A true JP2007334390A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38933847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006161958A Pending JP2007334390A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 計算機システム、管理計算機及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007334390A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015069472A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社Pfu | サーバー、情報処理装置、方法およびプログラム |
JP2015069471A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社Pfu | サーバー、情報処理装置、システム、方法およびプログラム |
JP2015114977A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | シリコンスタジオ株式会社 | 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2020021216A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社エネキス | メッセージ送信システム、メッセージ送信方法、メッセージ送信プログラム |
-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006161958A patent/JP2007334390A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015069472A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社Pfu | サーバー、情報処理装置、方法およびプログラム |
JP2015069471A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社Pfu | サーバー、情報処理装置、システム、方法およびプログラム |
JP2015114977A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | シリコンスタジオ株式会社 | 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 |
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