JP2007333825A - 液晶パネル及び液晶表示装置 - Google Patents

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良幸 木谷
Shohei Maezawa
昌平 前澤
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忠幸 亀山
Masatoshi Tomonaga
政俊 朝永
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、高温・高湿環境下において、画面の縁に発生する光漏れが小さく、表示均一性に優れる液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】 本発明の液晶パネルは、液晶セルと、該液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光板と、該液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光板とを少なくとも備え、該液晶セルが、液晶層と、該液晶層の一方の側に配置された第1の基板と、該液晶層の他方の側に配置された第2の基板とを含み、該第1の基板又は該第2の基板には、画素電極及び共通電極が形成されてなり、該第1の偏光板及び該第2の偏光板の厚みが、50μm〜150μmである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネルに関する。また、本発明は、上記液晶パネルを用いた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置(LCDともいう)は、パーソナルコンピュータやテレビ等に使用されている。近年、これらの用途に用いられる液晶表示装置は、画面の大型化が進んでいる。LCDは、通常、液晶セルの両側に偏光板が配置された液晶パネルが用いられており、例えば、ノーマリーブラック方式では、電圧無印加時に黒画像を表示することができる(例えば、特許文献1参照)。しかし、従来の液晶パネルは、高温・高湿環境下で加速試験を行うと、黒画像を表示した場合に、画面の縁から光漏れが発生するという課題があった。このような課題は、画面が大型になると、より顕著であった。このためかかる課題の解決が望まれていた。
特開平9−269504号公報
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、高温・高湿環境下において、画面の縁に発生する光漏れが小さく、表示均一性に優れる液晶表示装置を提供することである。
本発明者らは、従来の液晶表示装置の、高温・高湿環境下で生じる光漏れの原因は、液晶セルの反りであろうと推定し、この考えの下に、液晶セルの反りを抑制するような厚みの偏光板を、液晶セルの両側に配置したところ、表示均一性が格段に優れる液晶表示装置が提供できることを見出した。
本発明の液晶パネルは、液晶セルと、該液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光板と、該液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光板とを少なくとも備え、該液晶セルが、液晶層と、該液晶層の一方の側に配置された第1の基板と、該液晶層の他方の側に配置された第2の基板とを含み、該第1の基板又は該第2の基板には、画素電極及び共通電極が形成されてなり、該第1の偏光板及び該第2の偏光板の厚みが、50μm〜150μmである。
好ましい実施形態においては、上記第1の偏光板が、第1の偏光子と、該第1の偏光子の前記液晶セル側に配置された第1の保護層と、該第1の偏光子の前記液晶セル側とは反対側に配置された第2の保護層とを含み、該第1の保護層が、実質的に光学的に等方性を示す。
好ましい実施形態においては、上記第2の偏光板が、第2の偏光子と、該第2の偏光子の前記液晶セル側に配置された第3の保護層と、該第2の偏光子の前記液晶セル側とは反対側に配置された第4の保護層とを含み、該第3の保護層が、実質的に光学的に等方性を示す。
好ましい実施形態においては、上位液晶セルが、IPSモード、又はFFSモードの液晶セルである。
好ましい実施形態においては、上記第1の保護層の厚みが、10μm〜50μmである。
好ましい実施形態においては、上記第1の保護層が、セルロース系樹脂又はノルボルネン系樹脂を含有する高分子フィルムである。
好ましい実施形態においては、上記第3の保護層の厚みが、10μm〜50μmである。
好ましい実施形態においては、上記第3の保護層が、セルロース系樹脂又はノルボルネン系樹脂を含有する高分子フィルムである。
本発明の別の局面によれば、液晶表示装置が提供される。この液晶表示装置は、上記の液晶パネルを含む。
本発明の液晶パネルは、高温・高湿環境下において、画面の縁に発生する光漏れを小さい液晶表示装置を提供することができる。
<A.液晶パネル全体の概略>
本発明の液晶パネルは、液晶セルと、該液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光板と、該液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光板とを少なくとも備える。上記液晶セルは、液晶層と、該液晶層の一方の側に配置された第1の基板と、該液晶層の他方の側に配置された第2の基板とを含む。上記第1の基板又は上記第2の基板には、画素電極及び共通電極が形成されてなる。上記第1の偏光板及び上記第2の偏光板の厚みは、150μm以下である。
上記第1及び第2の偏光板の厚みは、それぞれ、好ましくは50μm〜140μmであり、特に好ましくは50μm〜130μmである。上記第1及び第2の偏光板の厚みが50μm未満である場合は、偏光板の機械的強度が不足し、偏光子にクラックが生じる場合がある。一方、上記第1及び第2の偏光板の厚みが、150μmを超える場合は、液晶表示装置の画面の縁に発生する光漏れが大きくなる。上記第1の偏光板及び上記第2の偏光板の厚みは、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
図1は、本発明の好ましい実施形態による液晶パネルの概略断面図である。この液晶パネル100は、液晶セル10と、液晶セル10の一方の側に配置された第1の偏光板20と、液晶セル10の他方の側に配置された第2の偏光板30とを少なくとも備える。液晶セル10は、液晶層11と、液晶層11の一方の側に配置された第1の基板12と、液晶層の他方の側に配置された第2の基板13とを含む。第1の基板12又は第2の基板13には、画素電極及び共通電極が形成されてなる。第1の偏光板20は、第1の偏光子21と、第1の偏光子21の液晶セル10側に配置された第1の保護層22と、第1の偏光子21の液晶セル10側とは反対側に配置された第2の保護層23とを含む。第2の偏光板30は、第2の偏光子31と、第2の偏光子31の液晶セル10側に配置された第3の保護層32と、第2の偏光子31の液晶セル10側とは反対側に配置された第4の保護層33とを含む。
実用的には、上記液晶パネルの各構成部材の間には、隣り合う光学部材を接合するために、任意の接着層(図示せず)が配置され得る。本明細書において「接着層」とは、隣り合う光学部材の面と面とを接合し、実用上十分な接着力と接着時間で一体化させるものをいう。上記接着層を形成する材料としては、例えば、接着剤、アンカーコート剤が挙げられる。上記接着層は、被着体の表面にアンカーコート層が形成され、その上に接着剤層が形成されたような、多層構造であってもよい。また、肉眼的に認知できないような薄い層(ヘアーラインともいう)であってもよい。以下、本発明の構成部材の詳細について説明するが、本発明は、下記の特定の実施形態のみに限定されるものではない。
<B.液晶セル>
本発明に用いられる液晶セルは、任意の適切なものが採用され得る。上記液晶セルとしては、例えば、薄膜トランジスタを用いたアクティブマトリクス型のもの、スーパーツイストネマチック液晶表示装置に代表される単純マトリクス型のもの等が挙げられる。
上記液晶セルは、液晶層と、該液晶層の一方の側に配置された第1の基板と、該液晶層の他方の側に配置された第2の基板とを含み、該第1の基板又は該第2の基板に、液晶層に電圧を印加するための、画素電極及び対向電極が形成されてなる。すなわち、上記液晶セルは、好ましくは、電極が形成された基板と、電極が形成されていない基板との間に液晶が封入された構造である。このような液晶セルは、高温・高湿環境下において、液晶セルが視認側へ凹状に湾曲する傾向が強い。そこで、液晶パネルを本発明の構成とすることによって、画面の縁に発生する光漏れが小さく、表示均一性に優れた液晶表示装置を得ることができる。
上記のような構造を有する液晶セルの代表例としては、駆動モードによる分類によれば、インプレーンスイッチング(IPS)モード、フリンジフィールドスイッチング(FFS)モード等が挙げられる。上記IPSモード及びFFSモードは、それぞれV字型電極又はジグザグ電極等を採用したものであってもよい。上記構造を有する液晶セルを採用した市販の液晶表示装置としては、例えば、日立製作所(株)20V型ワイド液晶テレビ 商品名「Wooo」、イーヤマ(株)19型液晶ディスプレイ「ProLite E481S−1」、(株)ナナオ製 17型TFT液晶ディスプレイ 商品名「FlexScan L565」等が挙げられる。
<C.偏光板>
本発明に用いられる第1及び第2の偏光板は、上記厚みの範囲であれば、任意の適切なものが選択され得る。
上記第1の偏光板は、好ましくは、第1の偏光子と、該第1の偏光子の前記液晶セル側に配置された第1の保護層と、該第1の偏光子の前記液晶セル側とは反対側に配置された第2の保護層とを含み、該第1の保護層が、実質的に光学的に等方性を示す。本明細書において、実質的に光学的に等方性を示すとは、かかる保護層の面内の位相差値が10nm未満であり、且つ、厚み方向の位相差値の絶対値が10nm未満であるものを包含する。
さらに、上記第2の偏光板は、好ましくは、第2の偏光子と、該第2の偏光子の前記液晶セル側に配置された第3の保護層と、該第2の偏光子の前記液晶セル側とは反対側に配置された第4の保護層とを含み、該第3の保護層が、実質的に光学的に等方性を示す。このように、液晶セルに隣接する保護層(第1及び/又は第3の保護層)の面内及び厚み方向の位相差値を小さくすることによって、液晶表示装置の表示特性に及ぼす、種々の悪影響を排除することができる。上記種々の悪影響とは、例えば、保護層の位相差値のムラや、高温・高湿環境下における位相差変動などが挙げられる。
上記第1及び第2の偏光板の単体透過率(T)は、好ましくは38%〜45%であり、さらに好ましくは39%〜44%である。上記偏光板の偏光度(P)は、好ましくは98%以上であり、さらに好ましくは99%以上である。T及びPを上記範囲とすることによって、正面方向のコントラスト比が高い液晶表示装置を得ることができる。
上記第1及び第2の偏光板の色相a値(単体a値)は、好ましくは−2.0以上であり、色相b値(単体b値)は、好ましくは4.2以下である。なお、a値及びb値の理想的な値は0である。偏光板のa値及びb値は、0に近い数値とすることによって、表示画像の色彩の鮮やかな液晶表示装置が得られ得る。
上記偏光度は、偏光板の平行透過率(H0)及び直交透過率(H90)を測定し、式:偏光度(%)={(H0−H90)/(H0+H90)}1/2×100より求めることができる。上記平行透過率(H0)は、同じ偏光板2枚を互いの吸収軸が平行となるように重ね合わせて作製した平行型積層偏光板の透過率の値である。また、上記直交透過率(H90)は、同じ偏光板2枚を互いの吸収軸が直交するように重ね合わせて作製した直交型積層偏光板の透過率の値である。なお、これらの透過率は、JlS Z 8701−1982の2度視野(C光源)により、視感度補正を行ったY値である。
<C−1.偏光子>
本明細書において「偏光子」とは、自然光や偏光から任意の偏光に変換し得る素子をいう。上記偏光子は、任意の適切なものが採用され得る。好ましくは、上記偏光子は、自然光又は偏光を直線偏光に変換するものである。上記偏光子は、入射する光を直交する2つの偏光成分に分けたとき、そのうちの一方の偏光成分と通過させる機能を有し、且つ、そのうちの他方の偏光成分を、吸収、反射、及び散乱させる機能から選ばれる少なくとも1つ以上の機能を有する。本発明に用いられる第1及び第2の偏光子は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
上記第1及び第2の偏光子の厚みは、好ましくは5μm〜50μmであり、好ましくは10μm〜40μmである。上記範囲の厚みの偏光子であれば、光学特性や機械的強度に優れるものを得ることができる。
上記第1及び第2の偏光子は、好ましくは、ヨウ素とポリビニルアルコール系樹脂とを含む。上記偏光子は、通常、ヨウ素とポリビニルアルコール系樹脂とを含む高分子フィルムを延伸して得ることができる。上記偏光子のヨウ素含有量は、好ましくは2.0重量%〜5.0重量%である。このような偏光子は、光学特性に優れる。
上記ポリビニルアルコール系樹脂は、ビニルエステル系モノマーを重合して得られるビニルエステル系重合体をケン化することによって得ることができる。上記ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度は、好ましくは95モル%〜99.9モル%である。上記ケン化度は、JIS K 6726−1994に準じて求めることができる。ケン化度が上記の範囲であるポリビニルアルコール系樹脂を用いることによって、耐久性に優れた偏光子が得られ得る。
上記ポリビニルアルコール系樹脂の平均重合度は、目的に応じて、適宜、適切な値が選択され得る。上記平均重合度は、好ましくは1200〜3600である。なお、平均重合度は、JIS K 6726−1994に準じて求めることができる。
上記ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムを得る方法としては、任意の適切な成形加工法が採用され得る。上記成形加工法としては、例えば、特開2000−315144号公報[実施例1]に記載の方法が挙げられる。
上記ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムは、好ましくは、可塑剤及び/又は界面活性剤を含有する。上記可塑剤としては、例えば、エチレングリコールやグリセリン等の多価アルコールが挙げられる。上記界面活性剤としては、例えば、非イオン界面活性剤が挙げられる。上記多価アルコール及び界面活性剤は、偏光子の染色性や延伸性をより一層向上させる目的で使用される。
上記ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムは、市販のフィルムをそのまま用いることもできる。市販のポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムとしては、例えば、(株)クラレ製 商品名「クラレビニロンフィルム」、東セロ(株)製 商品名「トーセロビニロンフィルム」、日本合成化学工業(株)製 商品名「日合ビニロンフィルム」等が挙げられる。
偏光子の製造方法の一例について、図2を参照して説明する。図2は、本発明に用いられる偏光子の代表的な製造工程の概念を示す模式図である。例えば、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルム301は、繰り出し部300から繰り出され、ヨウ素水溶液浴310中に浸漬され、速比の異なるロール311及び312でフィルム長手方向に張力を付与されながら、膨潤及び染色工程に供される。次に、ホウ酸とヨウ化カリウムとを含む水溶液の浴320中に浸漬され、速比の異なるロール321及び322でフィルムの長手方向に張力を付与されながら、架橋処理に供される。架橋処理されたフィルムは、ロール331及び332によって、ヨウ化カリウムを含む水溶液浴330中に浸漬され、水洗処理に供される。水洗処理されたフィルムは、乾燥手段340で乾燥されることにより水分率が、例えば10%〜30%に調節され、巻き取り部360にて巻き取られる。偏光子350は、これらの工程を経て、上記ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルムを元長の5倍〜7倍に延伸することで得ることができる。
<C−2.保護層>
本発明に用いられる保護層は、例えば、偏光子が収縮や膨張することを防いだり、紫外線による劣化を防いだりするために用いられる。好ましくは、上記保護層は、透明性が高く、機械的強度に優れたものが用いられる。上記保護層の波長590nmにおける光透過率(T[590])は、好ましくは80%以上である。
上記第1の保護層は、第1の偏光子の液晶セル側に配置される。好ましくは、上記第1の保護層は、接着層を介して、第1の偏光子の、一方の側に貼着される。上記第1の保護層の厚みは、好ましくは10μm〜50μmであり、さらに好ましくは10μm〜45μmである。
上記第1の保護層は、上記第1の偏光子と、上記第2の偏光子との間に配置されるため、それらの光学特性は、液晶表示装置の表示特性に影響を与える場合がある。したがって、上記第1の保護層は、面内及び厚み方向の位相差値が適切な値を有するものが好ましい。
上記第1の保護層の波長590nmにおける面内の位相差値(Re[590])は、好ましくは10nm未満であり、さらに好ましくは5nm未満である。本明細書において、面内の位相差値(Re[λ])は、23℃で波長λ(nm)における面内の位相差値をいう。Re[λ]は、フィルムの厚みをd(nm)としたとき、Re[λ]=(nx−ny)×dによって求めることができる。
上記第1の保護層の波長590nmにおける厚み方向の位相差値(Rth[590])は、好ましくは10nm未満であり、さらに好ましくは5nm未満である。本明細書において、厚み方向の位相差値(Rth[λ])は、23℃で波長λ(nm)における厚み方向の位相差値をいう。Rth[λ]は、フィルムの厚みをd(nm)としたとき、Rth[λ]=(nx−nz)×dによって求めることができる。
上記第1の保護層を形成する材料としては、任意の適切なものが採用され得る。好ましくは、上記第1の保護層は、セルロース系樹脂、ノルボルネン系樹脂、又はアクリル系樹脂を含有する高分子フィルムである。上記セルロース系樹脂を含有する高分子フィルムは、例えば、特開平7−112446号公報の実施例1に記載の方法によって得ることができる。上記ノルボルネン系樹脂を含有する高分子フィルムは、例えば、特開2001−350017号公報に記載の方法によって得ることができる。上記アクリル系樹脂を含有する高分子フィルムは、例えば、特開2004−198952号公報の実施例1に記載の方法によって得ることができる。
上記第2の保護層は、第1の偏光子の液晶セル側とは反対側に配置される。好ましくは、上記第2の保護層は、接着層を介して、第1の偏光子の、一方の側に貼着される。上記第2の保護層の厚みは、好ましくは10μm〜50μmであり、さらに好ましくは10μm〜40μmである。
上記第2の保護層を形成する材料としては、任意の適切なものが採用され得る。好ましくは、上記保護層は、セルロース系樹脂、ノルボルネン系樹脂、又はアクリル系樹脂を含有する高分子フィルムである。
上記第2の保護層は、好ましくは、第1の偏光子を備える側とは反対側に表面処理層をさらに備える。上記表面処理層は、目的に応じて、適宜、適切な処理が採用され得る。上記表面処理層としては、例えば、ハードコート処理、帯電防止処理、反射防止処理(アンチリフレクション処理ともいう)、拡散処理(アンチグレア処理ともいう)などの処理層が挙げられる。これらの表面処理層は、画面の汚れや傷つきを防止したり、室内の蛍光灯や太陽光線が画面に写り込むことによって、表示画像が見え難くなることを防止したりする目的で使用される。上記表面処理層は、一般的には、ベースフィルムの表面に上記の処理層を形成する処理剤を固着させたものが用いられる。上記ベースフィルムは、上記第2の保護層を兼ねていてもよい。さらに、上記表面処理層は、例えば、帯電防止処理層の上にハードコート処理層を積層したような多層構造であってもよい。
上記第2の保護層は、表面処理層が施された市販の高分子フィルムをそのまま用いることができる。あるいは、市販の高分子フィルムに任意の表面処理を施して用いることもできる。拡散処理(アンチグレア処理)としては、例えば、日東電工(株)製 AG150、AGS1、AGS2等が挙げられる。反射防止処理(アンチリフレクション処理)としては、日東電工(株)製 ARS、ARC等が挙げられる。ハードコート処理及び帯電防止処理が施された市販のフィルムとしては、例えば、コニカミノルタオプト(株)製 商品名「KC8UX−HA」が挙げられる。反射防止処理が施された市販の表面処理層としては、例えば、日本油脂(株)製 ReaLookシリーズが挙げられる。
上記第3の保護層は、第2の偏光子の液晶セル側に配置される。上記第3の保護層としては、上述した第1の保護層に記載した材料、特性、条件等から適宜、適切なものが採用され得る。上記第1の保護層と上記第3の保護層とは、それぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。
上記第4の保護層は、第2の偏光子の液晶セル側とは反対側に配置される。上記第4の保護層としては、上述した第2の保護層に記載した材料、特性、条件等から適宜、適切なものが採用され得る。上記第2の保護層と上記第4の保護層とは、それぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。
<D.液晶表示装置>
本発明の液晶表示装置は、上記液晶パネルを含む。図3は、本発明の好ましい実施形態による液晶表示装置の概略断面図である。なお、見やすくするために、図3の各構成部材の縦、横及び厚みの比率は、実際とは異なっていることに留意されたい。この液晶表示装置200は、液晶パネル100と、液晶パネル100の一方の側に配置されたバックライトユニット80とを少なくとも備える。なお、図示例では、バックライトユニットとして、直下方式が採用された場合を示しているが、これは例えば、サイドライト方式のものであってもよい。
直下方式が採用される場合、上記バックライトユニット80は、好ましくは、光源81と、反射フィルム82と、拡散板83と、プリズムシート84と、輝度向上フィルム85とを少なくとも備える。サイドライト方式が採用される場合、好ましくは、バックライトユニットは、上記の構成に加え、さらに導光板と、ライトリフレクターとを少なくとも備える。なお、図3に例示した光学部材は、本発明の効果が奏する限りにおいて、液晶表示装置の照明方式や液晶セルの駆動モードなど、用途に応じてその一部が省略され得るか、又は、他の光学部材に代替され得る。
上記液晶表示装置は、液晶パネルの背面から光を照射して画面を見る、透過型であっても良いし、液晶パネルの視認側から光を照射して画面を見る、反射型であっても良い。あるいは、上記液晶表示装置は、透過型と反射型の両方の性質を併せ持つ、半透過型であっても良い。
本発明の液晶表示装置は、任意の適切な用途に使用される。その用途は、例えば、パソコンモニター,ノートパソコン,コピー機などのOA機器、携帯電話,時計,デジタルカメラ,携帯情報端末(PDA),携帯ゲーム機などの携帯機器、ビデオカメラ,テレビ,電子レンジなどの家庭用電気機器、バックモニター,カーナビゲーションシステム用モニター,カーオーディオなどの車載用機器、商業店舗用インフォメーション用モニターなどの展示機器、監視用モニターなどの警備機器、介護用モニター,医療用モニターなどの介護・医療機器等である。
好ましくは、本発明の液晶表示装置の用途は、テレビである。上記テレビの画面サイズは、好ましくはワイド17型(373mm×224mm)以上であり、さらに好ましくはワイド23型(499mm×300mm)以上であり、特に好ましくはワイド32型(687mm×412mm)以上である。
本発明について、以上の実施例及び比較例を用いて更に説明する。なお、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例で用いた各分析方法は、以下の通りである。
(1)偏光板の透過率:
透過率(T)は、JlS Z 8701−1982の2度視野(C光源)により、視感度補正を行ったY値である。
(2)位相差値(Re[λ]、Rth[λ])、Nz係数、T[590]の測定方法:
王子計測機器(株)製 商品名「KOBRA21−ADH」を用いて、23℃で測定した。なお、平均屈折率は、アッベ屈折率計[アタゴ(株)製 製品名「DR−M4」]を用いて測定した値を用いた。
(3)厚みの測定方法:
厚みが10μm未満の場合、薄膜用分光光度計[大塚電子(株)製 製品名「瞬間マルチ測光システム MCPD−2000」]を用いて測定した。厚みが10μm以上の場合、アンリツ製デジタルマイクロメーター「KC−351C型」を使用して測定した。
(4)光弾性係数の絶対値(C[590])の測定方法:
分光エリプソメーター[日本分光(株)製 製品名「M−220」]を用いて、サンプル(サイズ2cm×10cm)の両端を挟持して応力(5〜15N)をかけながら、サンプル中央の位相差値(23℃/波長590nm)を測定し、応力と位相差値の関数の傾きから算出した。
(5)画面の光漏れの評価方法:
〔高温試験〕
液晶表示装置を60℃の恒温槽の中で20時間保管した後、23℃の室内に取り出した。この液晶表示装置を、23℃の暗室で、ミノルタ製 2次元色分布測定装置「CA−1500」を用いて、表示画面を撮影した。
〔高湿試験〕
液晶表示装置を40℃,70%RHの恒温恒湿槽の中で2時間保管した後、恒温恒湿槽内で、表示画面を写真撮影した。
<偏光子の作製>
[参考例1]
ポリビニルアルコールを主成分とする高分子フィルム[クラレ(株)製 商品名「9P75R(厚み:75μm、平均重合度:2,400、ケン化度:99.9モル%)」]を30℃±3℃に保持したヨウ素とヨウ化カリウム配合の染色浴にて、ロール延伸機を用いて、染色しながら2.5倍に一軸延伸した。次いで、ホウ酸とヨウ化カリウムとを含む60℃の水溶液中で、架橋反応を行いながら、ポリビニルアルコールフィルムの元長の6倍となるように一軸延伸した。得られたフィルムを50℃の空気循環式恒温オーブン内で30分間乾燥させて、厚み30μmの偏光子Aを得た。上記偏光子Aは、単体透過率=44.1%、偏光度=99.5%、色相a値=−1.4、色相b値=3.4であった。
<保護層の作製>
[参考例2]
厚み40μmのトリアセチルセルロースを主成分とする高分子フィルム[富士写真フィルム(株)製 商品名「UZ−TAC」(平均屈折率=1.48、Re[590]=0.8nm、Rth[590]=60.5nm)]表面に、シクロペンタノン80重量部に、ペレット状のノルボルネン系モノマーの開環重合体を水素添加したシクロオレフィン系樹脂[JSR(株)製 商品名「ARTON」]20重量部を加えて調製した溶液を、厚み(ウェット厚み)150μmで塗工し、該高分子フィルムを膨潤させることで配向を緩和させた。この高分子フィルムを、140℃で3分間乾燥させ、乾燥後、該高分子フィルムの表面に形成された上記シクロオレフィン系樹脂フィルムは剥離して、厚み42μmのトリアセチルセルロースを主成分とする高分子フィルムAを得た。上記高分子フィルムAは、T[590]=91%、Re[590]=0.1nm、Rth[590]=0.5nmであった。
[参考例3]
厚み80μmのトリアセチルセルロースを主成分とする高分子フィルム[富士写真フィルム(株)製 商品名「UZ−TAC」]を、高分子フィルムBとし、そのまま用いた。上記高分子フィルムBは、T[590]=91%、Re[590]=0.8nm、Rth[590]=60.5nmであった。
<偏光板の作製>
[参考例4]
参考例2で得られた高分子フィルムAを2枚準備し、それぞれを、参考例1で作製した偏光子Aの両側に、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする水溶性接着剤(日本合成化学工業(株)製 商品名「ゴーセファイマーZ200」)を介して貼着して、偏光板Aを作製した。上記偏光板Aの厚みは、115μmであった。
[参考例5]
参考例3で得られた高分子フィルムBを2枚準備し、それぞれを、参考例1で作製した偏光子Aの両側に、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする水溶性接着剤(日本合成化学工業(株)製 商品名「ゴーセファイマーZ200」)を介して貼着して、偏光板Bを作製した。上記偏光板Bの厚みは、191μmであった。
<液晶セルの準備>
[参考例6]
IPSモードの液晶セルを含む液晶表示装置[パナソニック製 液晶テレビ 商品名「VIERA」(型番:TH32−LX60、画面サイズ:698mm×392mm)]から、液晶パネルを取り出し、液晶セルの上下に配置されていた光学フィルムを全て取り除いて、上記液晶セルのガラス面(表裏)を洗浄した。このようにして作製した液晶セルを液晶セルAとした。
<液晶表示装置の作製>
[実施例]
参考例4で作製した偏光板を2枚(一方を偏光板A1、他方を偏光板A2とする)準備し、参考例6で作製した液晶セルAの視認側に、上記偏光板A1を、その吸収軸方向が、上記液晶セルAの長辺方向と実質的に平行となるように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して、貼着した。次いで、液晶セルAの視認側とは反対側(バックライト側)に、上記偏光板A2を、その吸収軸方向が、上記液晶セルAの長辺方向と実質的に直交するように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して貼着し、液晶パネルAを得た。この液晶パネルAをバックライトユニットと結合し、液晶表示装置Aを作製した。図4は、高温試験における、実施例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。図5は、高湿試験における、実施例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。
[比較例]
参考例5で作製した偏光板を2枚(一方を偏光板B1、他方を偏光板B2とする)準備し、参考例6で作製した液晶セルAの視認側に、上記偏光板B1を、その吸収軸方向が、上記液晶セルAの長辺方向と実質的に平行となるように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して、貼着した。次いで、液晶セルAの視認側とは反対側(バックライト側)に、上記偏光板B2を、その吸収軸方向が、上記液晶セルAの長辺方向と実質的に直交するように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して貼着し、液晶パネルBを得た。この液晶パネルBをバックライトユニットと結合し、液晶表示装置Bを作製した。図6は、高温試験における、比較例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。図7は、高湿試験における、比較例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。
[評価]
図4及び図5に示すように、実施例1の液晶表示装置は、高温環境下においても、高湿環境下においても、画面の縁に発生する光漏れが小さかった。一方、図6及び図7に示すように、比較例1の液晶表示装置は、高温環境下においても、高湿環境下においても、画面の縁に発生する光漏れが大きかった。
以上のように、本発明の液晶パネルによれば、高温・高湿環境下において、画面の縁に発生する光漏れを小さくすることができるため、液晶表示装置の表示特性向上に、極めて有用であるといえる。
本発明の好ましい実施形態による液晶パネルの概略断面図である。 本発明に用いられる偏光子の代表的な製造工程の概念を示す模式図である。 本発明の好ましい実施形態による液晶表示装置の概略断面図である。 高温試験における、実施例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。 高湿試験における、実施例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。 高温試験における、比較例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。 高湿試験における、比較例の液晶表示装置の表示画面(写真)である。
符号の説明
10 液晶セル
11 液晶層
12 第1の基板
13 第2の基板
20 第1の偏光板
21 第1の偏光子
22 第1の保護層
23 第2の保護層
30 第2の偏光板
31 第2の偏光子
32 第3の保護層
33 第4の保護層
80 バックライトユニット
81 光源
82 反射フィルム
83 拡散板
84 プリズムシート
85 輝度向上フィルム
100 液晶パネル
301 ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする高分子フィルム301
300 繰り出し部300
310 ヨウ素水溶液浴310
311、312、321、322、331、332 ロール
320 ホウ酸とヨウ化カリウムとを含む水溶液の浴
330 ヨウ化カリウムを含む水溶液浴
340 乾燥手段
350 偏光子
360 巻き取り部

Claims (9)

  1. 液晶セルと、該液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光板と、該液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光板とを少なくとも備え、
    該液晶セルが、液晶層と、該液晶層の一方の側に配置された第1の基板と、該液晶層の他方の側に配置された第2の基板とを含み、
    該第1の基板又は該第2の基板には、画素電極及び共通電極が形成されてなり、
    該第1の偏光板及び該第2の偏光板の厚みが、50μm〜150μmである、液晶パネル。
  2. 前記第1の偏光板が、第1の偏光子と、該第1の偏光子の前記液晶セル側に配置された第1の保護層と、該第1の偏光子の前記液晶セル側とは反対側に配置された第2の保護層とを含み、該第1の保護層が、実質的に光学的に等方性を示す、請求項1に記載の液晶パネル。
  3. 前記第2の偏光板が、第2の偏光子と、該第2の偏光子の前記液晶セル側に配置された第3の保護層と、該第2の偏光子の前記液晶セル側とは反対側に配置された第4の保護層とを含み、該第3の保護層が、実質的に光学的に等方性を示す、請求項1又は2に記載の液晶パネル。
  4. 前記液晶セルが、IPSモード、又はFFSモードの液晶セルである、請求項1から3のいずれかに記載の液晶パネル。
  5. 前記第1の保護層の厚みが、10μm〜50μmである、請求項2から4のいずれかに記載の液晶パネル。
  6. 前記第1の保護層が、セルロース系樹脂又はノルボルネン系樹脂を含有する高分子フィルムである、請求項2から5のいずれかに記載の液晶パネル。
  7. 前記第3の保護層の厚みが、10μm〜50μmである、請求項3から6のいずれかに記載の液晶パネル。
  8. 前記第3の保護層が、セルロース系樹脂又はノルボルネン系樹脂を含有する高分子フィルムである、請求項3から7のいずれかに記載の液晶パネル。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の液晶パネルを含む、液晶表示装置。
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