JP2007330746A - 飛行物体発射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】教材用、リクレーション用のロケット等の飛行物体を確実に発射させることで安定飛行させ、それらがより有効に用いられるようにする。
【課題手段】飛行物体100内に空気を圧入し、その空気圧により飛行物体100を発射させる飛行物体発射装置1において、飛行物体100の発射方向を決める発射ガイド手段8と、飛行物体100を発射ガイド手段8に沿ってバネ力により発射させる発射付勢手段10、14とを備えてなることを特徴とする飛行物体発射装置。
【選択図】図1
【課題手段】飛行物体100内に空気を圧入し、その空気圧により飛行物体100を発射させる飛行物体発射装置1において、飛行物体100の発射方向を決める発射ガイド手段8と、飛行物体100を発射ガイド手段8に沿ってバネ力により発射させる発射付勢手段10、14とを備えてなることを特徴とする飛行物体発射装置。
【選択図】図1
Description
この発明は、教材用として、また、リクレーション用としてのロケット等の飛行物体の発射装置に関する。
例えば、小学校等における実験授業において教材用ロケットが用いられる。この教材用ロケットとしては、ペットボトル等に水とともに空気を圧入しその圧力により発射するものが知られている。その際、水は重量を付加することでロケットの飛行方向を安定させる。
しかしながら、従来のこの種ロケットは発射が正常になされないことで飛行動作が安定しない場合が多々発生し、したがって、教材用として、また、リクレーション用として十分に役に立っていないのが現状である。
この発明では、教材用、リクレーション用のロケット等の飛行物体を確実に発射させることで安定飛行させ、それらがより有効に用いられるようにすることを目的とする。
この発明では、飛行物体内に空気を圧入し、その空気圧により飛行物体を発射させる飛行物体発射装置において、前記飛行物体の発射方向を決める発射ガイド手段と、前記飛行物体を発射ガイド手段に沿ってバネ力により発射させる発射付勢手段とを備えてなることを特徴とする飛行物体発射装置を提供する。
上記構成の飛行物体発射装置によれば、飛行物体は内部の空気圧と発射付勢手段の付勢力とが合わされた大きな力により発射ガイド手段に沿って発射される。大きな力で飛行に最適な方向に発射されることで飛行物体の安定飛行が可能となる。
この発明によれば飛行物体の安定飛行が可能となり、これによりロケット等の飛行物体を教材用、リクレーション用としてより有効に用いることができるようになる。
図1はこの発明の飛行物体発射装置の外観斜視図、図2は断面図である。飛行物体発射装置1はボックス状の基台2上に発射機構部3が設けられて構成されている。基台2内にはエアポンプ5が設けられ、外部側面にはパイプ7により一方側においてエアポンプ5に接続される水ボトル6が付設されている。また、基台2の下面には移動用キャスター9が取り付けられている。発射機構部3は基台2上に傾斜状態に立設されて互いに相対配置される一対の発射レール8と両端がそれぞれの発射レール8内を上下にスライド移動可能に設けられる発射作動片10とからなり、発射作動片10の両端には発射レール8それぞれの溝穴12を通して外方に突出するロッド11が突設され、そのロッド11端にはコイルバネ14それぞれが連結され、それらのコイルバネ14それぞれの他端は基台2上の両側位置に立設固定されて設けられるアーム枠15それぞれの上部に連結固定されている。上記発射レール8それぞれが発射ガイド手段を構成し、発射作動片10及びコイルバネ14それぞれが発射付勢手段を構成する。
20は操作レバーであり、操作レバー20には第1のワイヤ22が連動連結され、そのワイヤ22端にはロック体24が取り付けられている。ワイヤ22の外装筒25の基部が基台2の側部に固定された支持片27に支持固定されるとともにワイヤ22はその支持片27を挿通し、ロック体24は基台2上に支持片27に相対して配置固定される作動ガイド片29を挿通するように配置される。このような構成により操作レバー20が操作されることでワイヤ22が引かれてロック体24が後退移動するようになっている。30は第2のワイヤでその一端側近傍には係止具32が取り付けられ、作動ガイド片29を挿通して配置されその他端側は発射作動片10側に連結されている。34は第2のワイヤ30の作動案内用ローラである。
図3は発射作動片10部分の飛行物体の設置部の構成を示す。発射作動片10に円形の開口41が設けられ、その開口41に受け筒体42が上方から装着され、その下部にキャップ体44が下方から螺着装着されている。キャップ体44内途中部には開口45を備える仕切り板46が設けられ、受け筒体42内の途中部には開口48を備える受け板50が設けられ、仕切り板46と受け板50との間にはコイルバネ49が介装されている。
受け筒体42の上部周面はテーパー面51を備え、その同高さ位置でかつ互いに同間隔となる位置に3個のピン穴52が水平方向に設けられ、それらピン穴52内にはロックピン54のそれぞれが納められている。ロックピン54それぞれの外面には湾曲状の板バネ56それぞれが一体に取り付けられ、それら板バネ56の下部側は受け筒体42のテーパー面51に固着されていて、通常ロックピン54のそれぞれは板ばね56の湾曲形態に一体となることでその先端を受け筒体42の内周面から内方に突出しないように位置する。受け筒体42の外周テーパー面51位置にはロート状環体58が外嵌装着され、その上部に上記第2のワイヤ30の他端側が連結されている。
キャップ体44の下部側には上記水ボトル6からのパイプ7が接続され、その接続部分は自転車の空気入れ部分と同様の逆止弁構造を備えている。すなわち、外管60内にロート断面を備える内管62が嵌装され、かつ、外管60と内管62との間にゴムチューブ64が介装されて構成される逆止弁68が、キャップ体44下部の接続開口66にゴムチューブ64側を上とするように取り付けられ、その下端に位置する内管62の端部にパイプ7端が接続される。
以下、上記飛行物体発射装置1の発射動作の説明を図4、図5、図6を参照して行う。飛行物体であるロケット100としては、プラスチック製の筒形態のものが用いられ、市販のもの、プラスチックボトルを利用した手作りのものが適宜使用できる。
ロケット100の装着に先立って発射作動片10はコイルバネ14それぞれの付勢力に抗して押し下げられ固定される。その固定はロック体24の端部が発射作動片10のロック穴31に嵌入されることで行われる。ロケット100は下方に突出する底筒部101が発射作動片10に取り付けられた受け筒体42内に上方から嵌入されて発射機構部3に配置される。すなわち、底筒部101の下端を受け板50上に置き、一方の手でコイルバネ49の付勢力に抗してロケット100を下方に押し込んだ状態とし、その状態において他方の手で自由状態である環体58を上方にスライド移動させる。環体58が上方に移動されその上部内周面に押されることで板バネ56がその形態を直線状とし、これによりロックピン54が前方押し出されて底筒部101の外周に形成される係止溝102に係止する。この状態において底筒部101はその下方に位置する逆止弁68を介してパイプ7側に気密状態に連結固定される。
次に、エアポンプ5が作動されることで空気が水タンク6を介して送り込まれ、これによりパイプ7、逆止弁68、受け筒体42、底筒部101を通してロケット100内に空気と水が充填されロケット100内に発射圧が蓄えられていく。そして、所定の発射圧が蓄えられた段階において操作レバー22が押し込み操作され、第1のワイヤ22が引かれロック体24がロック穴31から離脱することで発射作動片10はコイルバネ14のバネ力により上方に跳ね上がる。発射作動片10はその跳ね上がり動作に伴って環体58に連結される第2のワイヤ30を一体に引き上げるが、所定の距離引き上げた段階においてその係止具32が作動ガイド片29の外面に係止することで第2のワイヤ30の移動は停止される。その停止の際に第2のワイヤ30が連結される環体58は相対的に引き下げられ、環体58による板ばね56を介しての押し込みが解除されることでロックピン54は後退して係止溝102から外れ、ロケット100はコイルバネ14のバネ力とロケット100内に蓄えられた発射圧とが合わされた大きな力により発射レール8沿って発射される。このように、大きな力で飛行に最適な方向に発射されることで、ロケット100の安定飛行が可能となる。
1 飛行物体発射装置
8 発射レール(発射ガイド手段)
10 発射作動片(発射付勢手段)
14 コイルバネ(発射付勢手段)
100 ロケット(飛行物体)
8 発射レール(発射ガイド手段)
10 発射作動片(発射付勢手段)
14 コイルバネ(発射付勢手段)
100 ロケット(飛行物体)
Claims (1)
- 飛行物体内に空気を圧入し、その空気圧により飛行物体を発射させる飛行物体発射装置において、
前記飛行物体の発射方向を決める発射ガイド手段と、
前記飛行物体を発射ガイド手段に沿ってバネ力により発射させる発射付勢手段と、
を備えてなることを特徴とする飛行物体発射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193400A JP2007330746A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 飛行物体発射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006193400A JP2007330746A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 飛行物体発射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007330746A true JP2007330746A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38930760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006193400A Pending JP2007330746A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 飛行物体発射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007330746A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5927459B1 (ja) * | 2015-05-25 | 2016-06-01 | 敦 石原 | 小型ロケット用発射台 |
CN109513220A (zh) * | 2018-10-08 | 2019-03-26 | 凌洲 | 一种低成本的自夹紧模型火箭发射轨及其发射方法 |
CN109966762A (zh) * | 2019-03-13 | 2019-07-05 | 杨志豪 | 一种景观池硬币抛投器 |
-
2006
- 2006-06-16 JP JP2006193400A patent/JP2007330746A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5927459B1 (ja) * | 2015-05-25 | 2016-06-01 | 敦 石原 | 小型ロケット用発射台 |
CN109513220A (zh) * | 2018-10-08 | 2019-03-26 | 凌洲 | 一种低成本的自夹紧模型火箭发射轨及其发射方法 |
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