JP2007330732A - 自転車型トレーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外走行と等価な筋力トレーニングおよび持久力トレーニングを可能にする自転車ガタ装置を提供する。
【解決手段】フレームが上板と、下板と、前記上板と下板の間に介在させた1個のベアリングロッドリングと、前記ベアリングロッドリングを前記フレーム面に対して垂直方向に挟むように配置した一対のコイルバネとから構成される支持台に取り付けられている。足踏みペダルの踏み圧に応じて、フレームおよびハンドルが揺動し、屋外走行と等価なトレーニングと感触を得ることができる。前側支柱を持ち上げる機構を付加することにより登り坂トレーニングをができる。また、負荷装置をおわん型の金属製フライングホイールと、その内壁に沿って同心円状に配列された永久磁石のアレイと、前記フライングホイールの外周に沿って円弧状に配列された永久磁石のアレイで構成することにより、負荷強度の可変範囲が広く、より強い筋力トレーニングが可能になる。
【選択図】図3

Description

本発明はペダル踏み動作によりトレーニングを行う自転車型トレーニング装置に関するものであって、特に屋外走行と等価な筋力トレーニングおよび持久力トレーニングを可能にするものである。
自転車の形状をなし、足踏みペダルを回転させることにより、脚力、背部および腹部の筋力を高める自転車型トレーニング装置がある。足踏みペダルを備えたクランクの回転力がチェーンまたはベルトを介して、足踏みペダルに負荷を与えるための回転負荷装置に伝達される。ハンドルには表示パネルが備えてあり、トレーニングの状態、つまり回転数、時速、経過時間、消費カロリー、負荷の強さ等が表示される。また、負荷の強さを調節するためのレバーまたはダイヤルが表示パネルの近傍に備えられている。
回転力をクランク軸から回転負荷装置に伝達する手段としては、プーリーとベルトからなるベルト伝動方式、または通常の自転車のようにチェーン伝達方式がある。ベルト伝達方式は騒音が少ないことが長所であるが、ベルトの滑りを防ぐことが課題である。他方、チェーン伝達方式の場合、滑りは無いが歯車とチェーンとの噛み合わせに伴って騒音が出るのが欠点である。
回転負荷装置には摩擦抵抗を利用した機械式のものと、シリコーンオイルの粘性抵抗による制動機能を利用したビスカス・カップリング式のものと、電磁石と回転する金属板からなり、磁界中で金属板が回転した時に生じる渦電流と磁界による電磁制動を利用した電磁式のものがある。機械式の回転負荷装置は騒音が大で制動部材が磨り減るために寿命が短い。ビスカス・カップリング式のものは負荷の強さ(制動トルク)を変えるためには何種類もの負荷装置を用意して取り替える必要がある。電磁式の回転負荷装置は電磁石と金属板とのギャップを調節することにより負荷の強さを調節でき、負荷発生部が非接触であるので、騒音が小さく長寿命であり、この種の装置の主流になっている。
スポーツ選手の筋力トレーニングの要求を満たすためには、より強い回転負荷と、ペダルの踏み圧に伴って屋外走行と同様のフレームおよびハンドルの揺動が必要になる。屋内でのトレーニングで屋外と同様の筋力トレーニングができ、屋外のような臨場感を得るために、足踏みペダルの踏み圧に従ってハンドル、フレームが前後に揺動するトレーニング自転車が特許文献1に記載されている。しかしながら、この場合、ハンドルが前後に揺動するのみで、ペダルの踏み圧に伴ってフレームが左右に揺動する機構はない。
特開平7−303714号公報
トレーニング装置は室内で使用されるため、一般に負荷が自在に変えられ、メンテナンスの頻度が少ないこと、騒音が少ないこと等が求められるが、屋外走行でのトレーニングと等価な筋力トレーニングが飽きずに快適にできることが更に必要である。
従来の自転車型トレーニング装置は一般にフレーム、ハンドルは固定されていて、乗り心地やバランス感覚は屋外での乗用またはトレーニング用自転車と異なる。ハンドルに揺動機構を持たせた自転車型トレーニング装置もあるが、屋外走行と同様のペダルの踏み圧に伴うフレームやハンドルの左右への揺動、スピード感などの臨場感を味わえない。また、従来の自転車型トレーニング装置では、負荷の強さを広範囲に、且つリニアに変更することが困難である。さらに、ランニングトレーニングでも、平坦道と登り坂とでは使う筋肉部位の比率が異なる。同様に、バイクによるトレーニングでも平坦道と登り坂のトレーニングでは使う筋肉部位の比率が異なる。これは坂道を登る時、自転車が傾斜して前方部分が上がることにより平坦道ではあまり使わない筋肉部位が使われる。
よって、従来の自転車型トレーニング装置は健康の維持増進のためのトレーニング装置としては有用であるが、スポーツ選手のための筋力トレーニングおよび持久力トレーニング用としては、より強い回転負荷と、屋外走行でのトレーニングと等価なトレーニングができる装置が必要になる。
本願は上述の諸課題を解決するものであり、室内にいて屋外走行と同様の感覚で筋力トレーニング、および持久力をつけるトレーニングが可能な自転車型トレーニング装置を提供するものである。
本願における自転車型トレーニング装置は、床に設置された支持台と、前記支持台の上に取り付けられたフレームと、前記フレームの上方の前後にそれぞれ取り付けられたハンドルおよびサドルと、前記フレームの下部の側面を両側に貫通させたクランク軸と、前記クランク軸の両端に取り付けられた足踏みペダル付きのクランクと、回転負荷装置と、クランクの回転力を回転負荷装置に伝達ための伝達手段とから構成される自転車型トレーニング装置において、前記支持台が上板と、下板と、前記上板と下板の間に介在させた1個のベアリングロッドリングと、前記ベアリングロッドリングを前記フレーム面に対して垂直方向に挟むように配置した一対のコイルバネとを有する。これにより、足踏みペダルの踏み圧に応じて支持台を構成するコイルバネが伸縮し、ベアリングロッドリングの支点の周りに支持台が傾き、フレームおよびハンドルが揺動し、屋外走行と等価なトレーニングと感触を得ることができる。
また、前記フレームの前側下端を上板と、下板と、前記上板と下板との間に介在させた1個のベアリングロッドリングとを有する前部支持台に、前記フレームの後側下端を上板と、下板と、前記上板と下板の間に介在させた1個のベアリングロッドリングと、前記ベアリングロッドリングを前記フレーム面に対して垂直方向に挟むように配置した一対のコイルバネとを有する後部支持台に取り付けてもよい。これにより、前部支持台が簡略化できるとともに、足踏みペダルの踏み圧に応じて後部支持台を構成するコイルバネが伸縮し、ベアリングロッドリングの支点の周りに支持台が傾き、フレームおよびハンドルが揺動し、屋外走行と等価なトレーニングと感触を得ることができる。
また、本願における自転車型トレーニング装置は前側支柱に並立し、前側支柱と接続された可動支柱を設け、可動支柱の高さを使用者のトレーニング目標に応じて変えることにより前側支柱を任意に持ち上げる機構を有する。なお、前記可動支柱はねじ付きシャフトと、前記ねじ付きシャフトが貫通する蓋部を備えた外側パイプと、ねじ付き蓋を備えた内側パイプからなり、前記内側パイプは前記外側パイプに挿入され、前記ねじ付きシャフトは外側パイプの蓋上面にダイヤルを備え、蓋を貫通して前記内側パイプの前記ねじ付き蓋にねじ込まれ、前記外側パイプは並立する前側支柱に接続された構成であり、ダイヤルを回転させることにより、外側パイプおよび前側支柱を上下に移動させることが可能になる。これにより、屋内で足踏み力によるフレーム、ハンドルの揺動とともに、登り坂トレーニングと同様の筋力トレーニングが可能になる。
さらに、本発明の自転車型トレーニング装置はおわん型の金属製フライングホイールと、その内壁に沿って同心円状に配列された永久磁石のアレイと、前記フライングホイールの外周に沿って配列された永久磁石のアレイとからなる電磁式の回転負荷装置を備えている。負荷の強度(制動トルク)は前記フライングホイールの内壁に沿って設けられた永久磁石のアレイと前記フライングホイールの内壁との間隔、および前記回転子の外壁に沿って設けられた永久磁石のアレイと前記回転子の外壁との間隔を調節することにより加減することができる。外壁にも制動トルク発生のための永久磁石のアレイが設けられているので、負荷強度の可変範囲が広くなり、スポーツ選手など強い筋力トレーニングに好適である。
本発明による自転車型トレーニングはフレームがロッドリングとコイルバネを有する支持台に取り付けられているので、ペダルの踏み圧力に呼応して左右に揺れ、屋外走行の場合と等価なトレーニングが可能になる。また、前側支柱を持ち上げる機構により、室内で登り坂トレーニングが可能になる。さらに、回転負荷装置の負荷強度の変化幅を拡大することにより強い筋力トレーニングも可能になる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における自転車型トレーニング装置1の側面図である。支持台21、22上に一対の支柱2、3を含むフレーム4が配設されている。支柱2、3およびフレーム4は金属パイプ製であり、相互に溶接により接合されている。前側支柱2は前方から見たとき逆U字形であって、その上方にはハンドル5がハンドル支持体6を介して回転可能に取り付けられている。後側支柱3に接続されたフレーム4の上方には、サドル7が伸縮可能に取り付けられている。前側支柱2と後側支柱3を斜めに接続しているフレーム4の下方に取り付けた固定金具(図示せず)を左右に貫通してクランク軸8が取り付けられ、クランク軸8には駆動側ギヤ9がクランク軸8と共に回転するように取り付けられ、さらにクランク軸8の両側の突出部にはクランク10および足踏みペダル11が取り付けられている。
足踏み動作によって発生した回転力は駆動側ギヤ9からチェーン12を介して同軸形状に連結した複数個の歯車からなる従動側ギヤ13に伝達される。そこで、従動側ギヤ13の近傍に取り付けられた従動側ディレーラ14に変速レバー15から変速ワイヤ16を介してチェーン12に横方向の力を作用させ、チェーン12を架ける従動側ギヤ13の歯車を変更することにより変速比を変えることができる。そして、従動側ギヤ13の回転軸には足踏み動作に対して負荷機能を与えるための回転負荷装置17のフライングホイールの回転軸31(図5)連結されている。回転負荷装置17の負荷の強さを調整するためのコントロールレバー18がハンドル5の上部に取り付けられている。コントロールレバー18を引き込むと、その力が制動ワイヤ19を通じて回転負荷装置17に伝達されて負荷の強さを加減できる。
図2、図3はそれぞれ本実施の形態における自転車型トレーニング装置1のフレーム4を支持するための支持台21,22の平面図および断面図である。図2(A)は後側支柱3に取り付けられる後部支持台21の平面図であり、図2(B)は前側支柱2に取り付けられる前部支持台22の平面図である。図3(A)は図2(A)に示す後部支持台21をX−Y線で切断した場合の断面図(A)であり、図3(B)は図2(B)に示す前部支持台22をV−W線で切断した場合の断面図(B)である。
後部支持台21は後側支柱2の下端27が溶接により接続された上板23aと、上板23aの下方に設けた下板24aと、上板23aと下板24aの間に挿入された一対のコイルバネ25とベアリングロッドリング26と、下板24aの下面に取り付けたゴム製台座20からなる。一対の前記コイルバネは前記ベアリングロッドリングを前記フレーム面に対して垂直方向に挟むように配置されている。前部支持台22は前側支柱3の下端28が溶接により接続された上板23bと、下板24bと、上板23bと下板24bの間に挿入されたベアリングロッドリング26と、ゴム製台座20からなる。前側支柱2は逆U字型であるので、下端28は2点で上板23bに接続されている。
上板23aと下板24aの間に介在するコイルバネ25は足踏みペダル11の踏み圧力の強弱により伸縮し、且つベアリングロッドリング26は揺動の中心点Pの周りに自由に回転できるので、フレーム4が屋外乗用またはトレーニング用自転車と同様の感覚で左右に揺れて屋外走行のような臨場感を味わいながら筋力トレーニングができる。
さらに、ベアリングロッドリング26は揺動に伴ってコイルバネ25が位置ずれするのを抑えるとともに、静止時のコイルバネの長さをベアリングロッドリング26の端子間長によって規定することによって、コイルバネ25の伸縮力を調節できる。つまり、一般にバネの伸縮力はバネの自然長から圧縮により縮めた長さに比例するので、ベアリングロッドリング26の端子間長を短くするに伴ってペダル踏み圧力に対する揺動感度が低くなる。従って、揺動感度を高めたい場合には、コイルバネ25の自然長に近い長さの端子間長を持つロッドリング26を用いる。
図4は図3に対して、ロッドリングを上下逆方向に取り付けた場合の後部支持台21および前部支持台22の断面図である。つまり、ロッドリング26の受け側がそれぞれ上板23a、23bに、ロッドリング26の挿入側がそれぞれ下板24a、24bに取り付けられている。この構造でも揺動の中心点Pが上板23a、23b側に移動するのみで、図3の構造の支持台21,22と同様の揺動効果を得ることができる。
図5はもう一つの支持台の平面図であり、前部支持台およびおよび後部支持台が同一の構造であり、図2、図3に示した構造の支持台と同様の効果を得ることができる。同図に示すX−Y線で切断した場合の断面図は図3(A)と同一である。図2、図3で用いた部材と同一または同様の部材には同一番号を付けて、その説明を省略する。この場合、支持台21、22を構成する部材を共通化できる。
コイルバネ25の代わりにエアスプリングを用いても同様の効果を得ることができる。適度で且つ屋外走行と同様の臨場感を得るためには、使用者の体重によってコイルバネ25の強さ、またはベアリングロッドリング26の長さを加減する。
以上の説明のように、本実施の形態における自転車型トレーニング装置は柔軟に揺動する支持台21、22トに取り付けられているので、足踏み動作による体重の移動に反応して、支持台21,22が変形してフレーム4、ハンドル5が左右に揺動するので、実際に屋外で立ちこぎで急加速するトレーニング、感触を実現できる。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2における自転車型トレーニング装置100の側面図であって、フレーム4を前後により大きく傾ける機構を備えている点が実施の形態1と異なる。図7は実施の形態2における自転車型トレーニング装置100の前方側面図である。図1で用いた部材と同一または同様の部材には同一番号を付けて、その説明を省略する。図6、図7を参照しながら本実施の形態について説明する。前側支柱2は逆U字型であるので、左右各2本の連結部材45によって前側支柱2と並列に直立した可動支柱40とが接続されている。ハンドル、ハンドル支持体および前側支柱の後方の構造は図1に示したものと同一である。なお、前側支持体22は前側支持体の下方ではなく、可動支柱の下方に取り付けている。
可動支柱40はねじ付きシャフト41と、ねじ付きシャフト41が貫通する蓋部を備えた外側パイプ42と、ねじ付き蓋43を備えた内側パイプ44からなり、外側パイプ42は前側支柱2に連結部材45により接続されている。前記ねじ付きシャフト41は外側パイプ42の蓋上面にダイヤル46を備え、蓋を貫通し、蓋の下方にねじ付きシャフト41に固定した固定ナット47を備え、その下方で内側パイプ44上面のねじ付き蓋43にねじ込まれている。ダイヤル46の回転を容易にするために、外側パイプ42の蓋と固定ナット47の間にベアリング48が挿入されている。ダイヤル46を回転させることにより、外側パイプ42および前側支柱2が上下に動き、トレーニングの目的に応じて所望の傾斜をつけることができる。例えば、水平距離100mで10mの登り、つまり10%の登り勾配の坂道に相当する訓練のためには、前後の支持台21,22間の距離を150cmとすると、可動支柱40のダイヤル46を回転させることにより15cm持ち上げればよい。
本実施の形態では、フレーム前方を持ち上げるために、ねじ付きシャフト42による可動支柱を用いたが、空気圧によるジャッキを用いても同様の作用を得ることができる。また、上記の方法ではフレーム前方を持ち上げるために前側支柱2に加えて可動支柱を備えているが、前側支柱2を内側パイプと外側パイプの2重構造にして、前記可動支柱と同様の機構でフレーム前方を所望の高さだけ持ち上げることも可能である。
ランニングのトレーニングでも平坦道と登り坂とでは使う筋肉部位の比率が異なるのと同様に、バイクトレーニングでも平坦道と登り坂とのトレーニングでは使う筋肉部位の比率が異なる。これは坂道を登るとき、自転車が傾斜して前方部分が上がることにより、平坦道の走行時にはあまり使わない筋肉部位が使われる。よって、本実施の形態は自転車の前方ハンドル部分を上げ、傾斜を付けることにより室内で坂道走行と同様の筋力アップのトレーニングを可能にするものである。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3における自転車型トレーニング装置で用いる回転負荷装置の断面図である。スチール製でお椀型のフライングホイール50と、その内壁側に同心円状に配置された円弧状のスチール製のベルト52と、スチール製ベルト52の外面にアレイ状に装着された永久磁石53と、前記ベルト52端に接続されたインナワイヤ54と、永久磁石53とフライングホイール50の内壁との間隔を制御するための引きつけ金具55と、ガイド56に沿って引きつけ金具55を押引するための牽引ワイヤ57と、フライングホイール50の外面に沿って円弧状に取り付けられたスチール製の外側ベルト58と、ベルト58の内壁に取り付けられた永久磁石53とからなる。円弧状の外側ベルト58の一端はトレーニング装置を構成するフレーム4の所定の位置に回転可能に取り付けられ、他端は第2のコントロールレバーに繋がる牽引ワイヤ56に接続されている。
ハンドル5またはフレーム4の前部に取り付けられた第1のコントロールレバー18を押引することによって、引きつけ金具55を介してインナワイヤ54が押引され、永久磁石53とフライングホイール50間の間隔が変動して負荷強度が変化する。ハンドル5またはフレーム4の前部に取り付けられた第2のコントロールレバー18を押引することによって、フライングホイール50の外側に取り付けられた永久磁石53とフライングホイール50の外壁との間隔が変動して負荷強度が変化する。
フライングホイール50の内側の構造は公知であるが、本実施の形態の回転負荷装置はフライングホイール50の外側にも金属製の外側ベルト58に取り付けられた永久磁石53のアレイを備えている。これにより負荷強度の変化幅を拡大でき、屋外での登り坂トレーニングのような強いトレーニングが可能になる。また、内側磁石53による負荷と外側磁石53による負荷の組み合わせにより滑らかな負荷強度の変更も可能になる。
産業上の利用の可能性
本発明に係る自転車型トレーニング装置によれば、単調になりがちな屋内トレーニングにおいて、ペダルの踏み圧力の呼応してフレームが左右に揺れ、屋外走行の場合と同様の感触を得ながらトレーニングできる。かつ前側支柱を持ち上げることにより登り坂トレーニングと同様の筋力トレーニングが可能になる。さらに、回転負荷装置の負荷強度の変化幅を拡大しているので、より強い筋力トレーニングが可能になる。よって、持久力と強い筋力トレーニングが必要なスポーツ選手のトレーニングにも好適である。
本発明の実施の形態1における自転車型トレーニング装置の側面図 本発明の実施の形態1における自転車型トレーニング装置の支持台の平面図 本発明の実施の形態1における自転車型トレーニング装置の支持台の断面図 本発明の実施の形態1における自転車型トレーニング装置の他の支持台の断面図 本発明の実施の形態1における自転車型トレーニング装置の他の支持台の平面図 本発明の実施の形態2における自転車型トレーニング装置の側面図 本発明の実施の形態2における自転車型トレーニング装置の前方側面図 本発明の実施の形態3における自転車型トレーニング装置に用いる回転負荷装置の断面図
符号の説明
1、100 自転車型トレーニング装置
2 前側支柱
3 後側支柱
4 フレーム
5 ハンドル
6 ハンドル支持体
7 サドル
8 クランク軸
9 駆動側ギヤ
10 クランク
11 足踏みペダル
12 チェーン
13 従動側ギヤ
14 従動側ディレーラ
15 変速レバー
16 変速ワイヤ
17 回転負荷装置
18 負荷制御レバー
19 制御ワイヤ
21 後部支持台
22 前部支持台
23a、23b 上板
24a、24b 下板
25 コイルバネ
26 ベアリングロッドリング
40 可動支柱
41 ねじ付きシャフト
42 外側パイプ
43 ねじ付き蓋
44 内側パイプ
45 連結部材
46 ダイヤル
47 固定ナット
48 ベアリング
50 フライングホイール
51 フライングホイールの回転軸
52 内側ベルト
53 永久磁石
54 インナーワイヤ
55 引き込み金具
56 ガイド
57 牽引ワイヤ
58 外側ベルト

Claims (6)

  1. 床に設置された支持台と、前記支持台の上に取り付けられたフレームと、前記フレームの上方の前後にそれぞれ取り付けられたハンドルおよびサドルと、前記フレームの下部の側面を両側に貫通させたクランク軸と、前記クランク軸の両端に取り付けられた足踏みペダル付きのクランクと、回転負荷装置と、クランクの回転力を回転負荷装置に伝達ための伝達手段とから構成される自転車型トレーニング装置において、前記支持台が上板と、下板と、前記上板と下板の間に介在させた1個のベアリングロッドリングと、前記ベアリングロッドリングを前記フレーム面に対して垂直方向に挟むように配置した一対のコイルバネとを有することを特徴とする自転車型トレーニング装置。
  2. 前記フレームの前側下端が上板と、下板と、前記上板と下板との間に介在させた1個のベアリングロッドリングとを有する前部支持台に、前記フレームの後側下端が上板と、下板と、前記上板と下板の間に介在させた1個のベアリングロッドリングと、前記ベアリングロッドリングを前記フレーム面に対して垂直方向に挟むように1個のベアリングロッドリングと、前記ベアリングロッドリングを前記フレーム面に対して垂直方向に挟むように配置した一対のコイルバネとを有する後部支持台に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の自転車型トレーニング装置。
  3. 静止時のコイルバネの長さをベアリングロッドリングの端子間長によって規定することによって、コイルバネの伸縮力を調節することを特徴とする請求項1および請求項2に記載の自転車型トレーニング装置。
  4. 前側支柱に並立し、前側支柱と接続され前部支持台上に配置された可動支柱を備え、可動支柱の高さを使用者のトレーニング目標に応じて変えることにより前側支柱を任意に持ち上げる機構を有する請求項1および請求項2に記載の自転車型トレーニング装置。
  5. 前記可動支柱はねじ付きシャフトと、前記ねじ付きシャフトが貫通する蓋部を備えた外側パイプと、ねじ付き蓋を備えた内側パイプからなり、前記内側パイプは前記外側パイプに挿入され、前記ねじ付きシャフトは外側パイプの蓋上面にダイヤルを備え、蓋を貫通して前記内側パイプの前記ねじ付き蓋にねじ込まれ、前記外側パイプは並立する前側支柱に接続された構成であり、ダイヤルを回転させることにより、外側パイプおよび前側支柱が上下に動く機構を有することを特徴とする請求項4に記載の自転車型トレーニング装置。
  6. 床に設置された支持台と、前記支持台の上に取り付けられたフレームと、前記フレームの上方の前後にそれぞれ取り付けられたハンドルおよびサドルと、前記フレームの下部の側面を両側に貫通させたクランク軸と、前記クランク軸の両端に取り付けられた足踏みペダル付きのクランクと、回転負荷装置と、クランクの回転力を回転負荷装置に伝達ための伝達手段とから構成される自転車型トレーニング装置において、前記回転負荷装置がお椀型の金属製フライングホイールと、その内壁に沿って同心円状に配列された永久磁石のアレイと、前記フライングホイールの外周に沿って円弧状に配列された永久磁石のアレイと、両方の永久磁石とフライングホイールとの間隔をそれぞれ調整するための2本の牽引ワイヤとからなることを特徴とする自転車型トレーニング装置。
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