JP2007330671A - ヘアブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラシ本体の夫々のピンを静電気の発生を抑えた状態で振動させ、ブラッシングするだけで毛髪をサラサラでストレートにすることができ、しかも小型であって携帯に利便な折り畳み構造としたヘアブラシを提供する。
【解決手段】ブラシ本体2の上面に設けられたバッテリーカバー18の内部にバッテリーを装填するバッテリー収納室16が設けられると共に、ブラシ本体2の上面にラバーパッド5が着脱自在に装着され、ラバーパッド5には多数の金属製ピン又は金属メッキを施したピン4、4…が間隔をあけて植設され、バッテリーカバー18及びブラシ本体2の上面に複数のマグネット23a、23b…が設けられたことによって、夫々のピンに磁力を及ぼした状態で振動発生装置により夫々のピンに振動を発生させ、さらにブラシ本体2に展開可能に枢設されたハンドルカバー3を折り畳むことによって多数のピンを包囲した状態に保護する。
【選択図】図5
【解決手段】ブラシ本体2の上面に設けられたバッテリーカバー18の内部にバッテリーを装填するバッテリー収納室16が設けられると共に、ブラシ本体2の上面にラバーパッド5が着脱自在に装着され、ラバーパッド5には多数の金属製ピン又は金属メッキを施したピン4、4…が間隔をあけて植設され、バッテリーカバー18及びブラシ本体2の上面に複数のマグネット23a、23b…が設けられたことによって、夫々のピンに磁力を及ぼした状態で振動発生装置により夫々のピンに振動を発生させ、さらにブラシ本体2に展開可能に枢設されたハンドルカバー3を折り畳むことによって多数のピンを包囲した状態に保護する。
【選択図】図5
Description
本発明は、ブラッシングの際に毛髪や頭皮に振動を与え、ブラッシングするだけで毛髪をサラサラでストレートにすることができ、小型且つ携帯可能に構成したヘアブラシに関する。
従来、毛髪をブラッシングするためのヘアブラシは、ブラシ本体に多数のピンが起立状態で植設されたものが周知であり、このブラシ本体のピンを構成する材料としては、ナイロンや動物の毛等を使用するのが一般的である。
また、近年においては、振動発生機能を有するヘアブラシが開発されている。この種のヘアブラシとして特許文献1に記載されたブラシを参照すると、図13に示すように、中空状の本体41と、本体41に内蔵された振動発生装置(不図示)と、本体41の一面にブラシ部42、42…を設けたブラシ体43と、本体41の他の45に設けられた突起部44を有する突起体46とを備えるものである。このような構成により、本体41の振動発生装置による振動をブラシ体43に伝達して頭皮をマッサージすることにより、血行を促進する一方、本体41の振動発生装置による振動を本体41の他の面45の突起体46にも伝達し、これを肩や手足に当てることによりマッサージ可能としたものである。
特開平9−173147号公報
ところで、上記のブラシ体43は、ポリエステル等のエラストマーから構成されているため、ブラシ体43が弾性を有し、上記のようにブラシ体43を頭皮に当てて振動させることにより、マッサージ効果を向上させることが可能となる。
ところが、上記のポリエステル等の合成樹脂を使用したブラシ体43で毛髪をブラッシングすると、毛髪に静電気が発生し、使用者に不快感を与えるだけでなく、毛髪が絡まったり、ウネリやハネが生じたりするという不都合が生じていた。
また、振動発生装置を備えた従来のヘアブラシは、ブラシ全体が大型化し、携帯するのに不便であり、さらにヘアブラシを携行する際、バッグ等に入れると、ピンが乱雑になって折れたり、抜け出たりするという不都合があった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、ブラシ本体の夫々のピンを静電気の発生を抑えた状態で振動させてブラッシング可能とし、ブラッシングすることによって毛髪をサラサラでストレートにすることができ、しかも小型であって携帯に利便な折り畳み構造とし、さらには携帯時においても夫々のピンが保護される構造としたヘアブラシを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載したヘアブラシは、ブラシ本体の内部に振動発生装置が設けられたヘアブラシにおいて、前記ブラシ本体の上面に着脱自在に設けられたバッテリーカバーの内部にバッテリーを交換可能に装填するバッテリー収納室が設けられると共に、前記ブラシ本体の上面にラバーパッドが着脱自在に装着され、該ラバーパッドには多数の金属製ピン又は金属メッキを施したピンが間隔をあけて植設され、前記バッテリーカバー及び前記ブラシ本体の上面に複数のマグネットが設けられたことによって、夫々のピンに磁力を及ぼした状態で、前記振動発生装置により前記夫々のピンに振動を発生させ、さらに前記ブラシ本体の端部に展開可能に枢設されたハンドルカバーを折り畳むことによって該ハンドルカバーで前記多数のピンを包囲した状態に保護するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2のヘアブラシは、請求項1において、前記振動発生装置は、前記ブラシ本体の内部に固設された電動モータの回転軸にウエイトを偏心状態で固定してなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3のヘアブラシは、請求項1又は2において、前記ピンは球状頭部を有すると共に、該ピンの下端部に所定間隔で上下の係止環が形成されると共に、下端側の係止環が上側の係止環よりも大径に形成され、前記ラバーパッドに設けられた夫々の植穴に挿通された前記ピンを前記上下の係止環で挟持することによって夫々のピンが傾倒自在に取付けられたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4のヘアブラシは、請求項1、2又は3において、前記ハンドルカバーは前記ブラシ本体に対して略直状に展開された状態で係止されるか、または前記ブラシ本体に対して直状に到る途中の傾斜状態で係止されるように枢設されたことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5のヘアブラシは、請求項1、2、3又は4において、前記ハンドルカバーの内側天面に鏡が設けられ、前記ハンドルカバーを展開した状態で前記鏡を見ることができるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項6のヘアブラシは、請求項1、2、3、4又は5において、前記ラバーパッドに、セラミック炭素、鉱石の他に、頭皮や毛髪に良い影響を与える物質を塗布又は練り込んで含ませたことを特徴とする。
本発明のヘアブラシは、ブラシ本体の内部に振動発生装置が設けられたヘアブラシにおいて、ブラシ本体の上面に着脱自在に設けられたバッテリーカバーの内部にバッテリーを交換可能に装填するバッテリー収納室が設けられると共に、ブラシ本体の上面にバッテリーカバーを包囲するラバーパッドが着脱自在に装着された構成によって、ヘアブラシのブラシ本体の内部に振動発生装置とバッテリ収納室が共に収納された構造となり、これによってブラシ本体の小型化に貢献すると共に、さらにブラシ本体の端部に展開可能に枢設されたハンドルカバーを折り畳み可能とすることによって、ヘアブラシのさらなる小型化に有益となる。しかも、ハンドルカバーを折り畳むことによって、ハンドルカバーで多数のピンを包囲した状態に保護することが可能となり、ピンの植設状態を正常に保ち、ヘアブラシの耐久性及び寿命を向上することが可能となる。
また、本発明のヘアブラシにおいて、振動発生装置はブラシ本体の内部に固定された電動モータの回転軸にウエイトを偏心状態で固定してなる簡単な構成によって実現され、ヘアブラシの小型化及び軽量化に有益となる。
また、本発明のヘアブラシにおいて、ラバーパッドに植設された夫々のピンは球状頭部を有するため、ブラッシングの際に頭皮に接触する面積を広げ、ブラッシングの際のすべての方向への抵抗を軽減し、頭皮を傷つけ難いブラシとすることができる。また、夫々のピンの下端部に所定間隔で上下の係止環が形成されると共に、下端側の係止環が上側の係止環よりも大径に形成され、ラバーパッドに設けられた夫々の植穴に挿通されたピンを上下の係止環で挟持することによって、夫々のピンが傾倒自在に取付けられた構成となり、しかも外的なピンの抜け出し力に対して、下端側の係止環が強い抵抗力を発揮することによりピンの抜け出しを防止することが可能となる。
また、本発明のヘアブラシにおいて、ブラシ本体の上面に着脱自在に装着されたラバーパッドには多数の金属製ピン又は金属メッキを施したピンが間隔をあけて植設され、バッテリーカバー及びブラシ本体の上面に複数のマグネットが設けられたことによって、夫々のピンに磁力を及ぼした状態で、振動発生装置により夫々のピンに振動を発生させることが可能となり、ブラッシングの際に静電気が発生し難く、毛髪への負担を軽減して、くしの通りを良くすることができるため、頭皮のマッサージ効果を有するだけでなく、毛髪にも良好な影響を与えることができ、ブラッシングするだけで毛髪をサラサラでストレートにすることが可能となる。
さらに、本発明において、ハンドルカバーはブラシ本体に対して略直状に展開された状態で係止される構成とされたことによって、このブラシ本体を手で握ってブラッシングするのに利便となる。また、ブラシ本体に対して直状に到る途中の傾斜状態で係止される枢設構造とすることにより、ハンドルカバーを展開した状態で鏡を使用することができるだけでなく、ブラシ本体を机等の上面に設置すると、ハンドルカバーの内側天面に設けられた鏡が傾斜状に向けられ、手放しで鏡を見る際にも利便に使用することが可能となる。
さらに、ブラシ本体のラバーパッドに、セラミック炭素、鉱石の他に、頭皮や髪に良い影響を与える物質を含ませたことによって、上記のブラッシング及び振動による効果に加えて頭皮や毛髪に対して相乗的に良好な影響を与えることが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本発明のヘアブラシ1の全体構成は、図1又は図2に示すように、やや長尺のボディを有するブラシ本体2の端部にハンドルカバー3が回動自在に枢設され、図1に示すように、ブラシ本体2の上面には多数の金属製ピン4、4…を植設したラバーパッド5が設けられ、ハンドルカバー3はブラシ本体2に対して略直状になるまで展開することができる。また、図2に示すように、ハンドルカバー3を折り畳むことによって、ほぼ半分の長さに縮小することができる(図12(a)、(b)、(c)参照)。
図3は上記のヘアブラシ1の分解斜視図である。この図に示すように、ブラシ本体2はトップカバー6とボトムカバー7に分割することができ、これらのトップカバー6とボトムカバー7は止めネジ8の螺締によって結合可能とされている。また、ボトムカバー7の先端側内部に固設される振動発生装置は、電動モータ9の回転軸10にウエイト11を偏心状態で固定してなり、この電動モータ9のウエイト11をボトムカバー7の先端側に向けた状態でボトムカバー7内の所定区画内に固設する。また、ボトムカバー7の内部には、電動モータ9を高速回転、低速回転、及び停止するスライドスイッチ12と、このスライドスイッチ12の作動を行うスイッチアクチュエータ13(図9参照)と、後述するハンドルカバー3を開く際の弾性力と係止作用を付与するスプリングプレート14が収納される。
また、図3に示すように、トップカバー6の内部にはバッテリーとして用いられた乾電池15を収納するバッテリー収納室16が設けられ、その内部の両側には正負の電極17a、17bが設けられると共に、バッテリー収納室16を閉塞するバッテリーカバー18が着脱自在に設けられている。即ち、図3又は図4に示すように、このバッテリーカバー18の一端にはバッテリー収納室16の内部片側に設けられた係止辺19に係止される第1の係止片20が折返し形状に形成されると共に、バッテリーカバー18の他端には突起状の第2の係止片21、21が形成されている。バッテリーカバー18を装着する際、第2の係止片21、21をバッテリー収納室16の他端の係止溝25、25(図4参照)に係止した状態で、第1の係止片20を係止辺19に押し込むことによって、第1の係止片20に形成された突部20aが係止辺19に係止されることによりロックされる。このバッテリーカバー18を取り外すには、第1の係止片20を内側に押し込むことによって係止辺19との係止状態を解除するとよい。
さらに、図3に示すように、ブラシ本体2のトップカバー6のバッテリー収納室16に嵌合されるバッテリーカバー18の上部に間隔をあけて2個の穴部22a、22bが設けられ、夫々の穴部22a、22bにマグネット23a、23bが接着材で固定されると共に、トップカバー6の上面に設けられた他の穴部22cに1個のマグネット23cが接着材で固定されることによって、ブラシ本体2の上面には長手方向に間隔をあけて3個のマグネット23a、23b、23cが固設された構成となる。なお、このマグネット23a、23b…の設置個数は3個に限定されるものではなく、さらに多数のマグネットを設けてもよい。
上記のブラシ本体2のトップカバー6の両側には長手方向に沿って長溝24a、24bが形成され、夫々の長溝24a、24bはトップカバー6の先端に向けて開放されている。また、略長方形状に形成されたラバーパッド5の両側に沿って長尺の係止用突部5a、5bが形成され、夫々の係止用突部5a、5bをトップカバー6の両側の長溝24a、24bに端部から押し込むことによって、夫々の長溝24a、24bにラバーパッド5の係止用突部5a、5bが係止された状態となって固定される(図7(a)参照)。
上記のラバーパッド5は薄厚の弾性を有する天然ゴム又は合成ゴム等によって形成され、このラバーパッド5に、セラミック炭素、鉱石の他に、頭皮や毛髪に良い影響を与える物質を塗布又は練り込んで含ませることにより、それらの物質による効果、例えばセラミック炭素のマイナスイオン効果や遠赤外線効果等により、頭皮や毛髪の血行を良くする等の相乗効果を得ることができる。
さらに、図5に示すように、ラバーパッド5の端部中央には下方に突起26aが形成された突片26が形成され、この突片26がトップカバー6の止めネジ8を挿着する穴部6a(図3参照)を隠蔽するように位置合わせされる。
上記のラバーパッド5において、その面内には所定間隔をあけて多数の植穴5c、5c…が形成され、夫々の植穴5c、5c…にピン4、4…が植設されている。夫々のピン4、4…は、ステンレス等の摩擦抵抗の低い金属を用いて細径棒状に形成するか、鉄等の金属又は合成樹脂等による細径棒状の周部に金属メッキ又はクロムメッキ等の摩擦抵抗の低いメッキが施されており、ブラッシングの際に静電気が発生し難い構成となり、毛髪への負担を軽減して、くし通りを良くすることができる。
また、図6(a)〜(c)に示すように、ピン4、4…の頭部を球形状、即ち球状頭部4cとすることにより、ブラッシングの際に頭皮に接触する面積を広げ、ブラッシングの際のすべての方向への抵抗を軽減し、頭皮を傷つけ難いブラシとすることができる。また、ピン4、4…の下端にはゴムパッド5の厚さだけ離間した位置に上下の係止環4a、4bが形成されている。夫々のピン4、4…をラバーパッド5に植設するには、夫々の植穴5c、5c…にピン4、4…を球状頭部4cから挿通して上下の係止環4a、4bでラバーパッド5を挟むように挿着する。図6(c)に示す挿着状態において、夫々のピン4、4…の下端側の係止環4aがその上側の係止環4bよりも大径に形成されているため、外的な抜け出し力が作用した場合、下端側の係止環4aが強い抵抗力を発揮することによりピン4、4…の抜け出しを防止することが可能となる。
上記のように多数のピン4、4…を備えたラバーパッド5をブラシ本体2に装着するには、図4に示すように予めバッテリーカバー18が装着された状態で、図5に示すように、トップカバー6の両側の長溝24a、24bにラバーパッド5の両側に設けられた長尺の係止用突部5a、5bを端部から押し込むことにより、図7(a)に示すようにラバーパッド5の係止用突部5a、5bが長溝24a、24bに係止された固定状態となる。この状態において、図7(a)に示すように、ラバーパッド5はトップカバー6の円弧形状に沿ってドーム状に形成され、ピン4、4…の先部の間隔を広げた状態にすることとなる。
また、ラバーパッド5は、図5のバッテリーカバー18を隠蔽し、バッテリーカバー18とトップカバー6の上面に設けられた複数のマグネット23a、23b、23cを覆った状態となり、夫々のマグネット23a、23b、23cは、夫々の磁力をラバーパッド5の個々の金属製ピン4、4…に及ぼすこととなる。
上記の構成により、ブラッシングの際に、磁力を帯びたピン4、4…が毛髪や頭皮に触れると、毛髪や頭皮を活性化し、血液の循環を良くし、新陳代謝を促進させる効果を発揮することとなる。また、夫々のピン4、4…にラバーパッド5のクッション効果が発揮されると共に、ピン4、4…の上下の係止環4a、4bが植穴5cを挟持した構成によって自由に傾倒するため、ブラッシングの際、ピン4、4…に強い力が加わった場合でも、ラバーパッド5に吸収されたり、ピン4、4…が自由に傾いたりして、毛根に過度な負担をかけず、容易にブラッシングすることができ、頭皮に心地よいマッサージを行うことが可能となる。
さらに、図3に示す電動モータ9を駆動することによってウエイト11が偏心状態で回転することにより振動が発生し、この振動がトップカバー6に伝達されると共に、ラバーパッド5へと伝達され、それぞれのピン4、4…が振動することとなる。このような構成によって、ブラッシングの際、またはヘアブラシ1を頭皮に当てた際に、夫々のピン4、4…を介して振動が伝達され、頭皮がマッサージされると共に、絡まった毛髪が振動によってほぐされ、くし通りが良好なものとなり、ブラッシングするだけで毛髪をサラサラでストレートな状態にすることができる。なお、上記の電動モータ9による振動数は、3000回転/分、4000回転/分、5000回転/分、又は6000回転/分以上とするのが好ましい。
また、図3に示すハンドルカバー3は、ブラシ本体2と対応したやや長尺の形状であって、上記のブラシ本体2の全てのピン4、4…を包囲しうる船底形状に形成されると共に、ブラシ本体2に枢設される端部の両側に挟持片27、27が形成され、夫々の挟持片27、27の間には支承軸28が結合されている。一方、ブラシ本体2のボトムカバー7の片側端部には両端に上記の支承軸28を支持する半円形の軸受部29、29が形成されると共に、上記のスプリングプレート14を差し込む差込み部30が形成されている。この差込み部30に挿着されたスプリングプレート14には突状係止部14aが形成され、ボトムカバー7の支承軸28をボトムカバー7の軸受部29、29に係合することによって、スプリングプレート14の突状係止部14aがボトムカバー7の支承軸28に形成された凹溝28aに嵌合される。
また、ブラシ本体2のトップカバー6の片側端部には半円筒形の保持片31が形成され、上記のようにスプリングプレート14の突状係止部14aがボトムカバー7の支承軸28の凹溝28aに嵌合されると共に、ボトムカバー7にトップカバー6を嵌合して止めネジ8dで締結した状態にすると、トップカバー6の保持片31がハンドルカバー3の支承軸28を上方から保持することによって、ハンドルカバー3の支承軸28は軸受部29、29に支承された状態で回動自在となる。
ただし、ハンドルカバー3の回動動作において、スプリングプレート14の突状係止部14aがハンドルカバー3の支承軸28の凹溝28aに係止された時点で、ハンドルカバー3の回動動作は一端係止状態とされ、図10に示すように、ハンドルカバー3はブラシ本体2に対して直状に到る途中の傾斜状態で係止される。また、さらにハンドルカバー3を回動すると、スプリングプレート14の突状係止部14aがハンドルカバー3の支承軸28の凹溝28aに係止された状態から解除され、ハンドルカバー3の内側天面3aの仕切片3b(図1参照)に当たった状態となって回動が停止され、図11に示すように、ブラシ本体2に対して略直状に展開された固定状態となる。
上記の構成において、図8に示すように、ハンドルカバー3を展開した状態で鏡32を使用することができるだけでなく、図10に示すように、ハンドルカバー3をブラシ本体2に対して直状に到る途中の傾斜状態で係止した状態にすると、ブラシ本体2を例えば机等の上面に設置した場合、ハンドルカバー3の鏡32が傾斜状に向けられ、手放しで鏡32を見る際にも利便な状態となる。また、図11に示すように、ハンドルカバー3をブラシ本体2に対して略直状に展開した状態とすることにより、このブラシ本体2を手で握ってブラッシングするのに利便となる。
さらに、図7(a)〜(c)又は図12(a)〜(c)に示すように、ブラシ本体2に対してハンドルカバー3を折り畳んだとき、ハンドルカバー3がブラシ本体2の上面のラバーパッド5に植設されたピン4、4…の全てを包囲した状態となり、ヘアブラシ1を携帯する際等に、例えばバッグに入れた状態にしても、夫々のピン4、4…がハンドルカバー3で保護された状態となり、夫々のピン4、4…の植設状態を正常に保ち、ヘアブラシの耐久性及び寿命を向上することが可能となる。
本発明のヘアブラシは、頭皮だけでなく毛髪にも良好な影響を与えるようにした振動発生機能を有するヘアブラシであって、多数のピンにマグネットによる磁力を付与すると共に、夫々のピンを振動状態にしてブラッシングするだけで、髪のウネリ、ハネ、髪の広がりを抑え、サラサラでストレートな毛髪にすることができ、さらにハンドルカバーを折り畳み構造とすることによって小型且つ携帯に利便であって、ハンドルカバーの包囲によって夫々のピンが保護されるヘアブラシとして利用可能である。
1 ヘアブラシ
2 ブラシ本体
3 ハンドルカバー
3a 内側天面
3b 仕切片
4 ピン
4a 下端側係止環
4b 上側係止環
4c 球状頭部
5 ラバーパッド
5a、5b 係止用突部
5c 植穴
6 トップカバー
6a 穴部
7 ボトムカバー
8 止めネジ
9 電動モータ
10 回転軸
11 ウエイト
12 スライドスイッチ
13 スイッチアクチュエータ
14 スプリングプレート
14a 突状係止部
15 乾電池
16 バッテリー収納室
17a、17b 電極
18 バッテリーカバー
19 係止辺
20 第1の係止片
20a 突部
21 第2の係止片
22a、22b、22c 穴部
23a、23b、23c マグネット
24a、24b 長溝
25 係止溝
26 突片
26a 突起
27 挟持片
28 支承軸
28a 凹溝
29 軸受部
30 差込み部
31 保持片
32 鏡
2 ブラシ本体
3 ハンドルカバー
3a 内側天面
3b 仕切片
4 ピン
4a 下端側係止環
4b 上側係止環
4c 球状頭部
5 ラバーパッド
5a、5b 係止用突部
5c 植穴
6 トップカバー
6a 穴部
7 ボトムカバー
8 止めネジ
9 電動モータ
10 回転軸
11 ウエイト
12 スライドスイッチ
13 スイッチアクチュエータ
14 スプリングプレート
14a 突状係止部
15 乾電池
16 バッテリー収納室
17a、17b 電極
18 バッテリーカバー
19 係止辺
20 第1の係止片
20a 突部
21 第2の係止片
22a、22b、22c 穴部
23a、23b、23c マグネット
24a、24b 長溝
25 係止溝
26 突片
26a 突起
27 挟持片
28 支承軸
28a 凹溝
29 軸受部
30 差込み部
31 保持片
32 鏡
Claims (6)
- ブラシ本体の内部に振動発生装置が設けられたヘアブラシにおいて、前記ブラシ本体の上面に着脱自在に設けられたバッテリーカバーの内部にバッテリーを交換可能に装填するバッテリー収納室が設けられると共に、前記ブラシ本体の上面にラバーパッドが着脱自在に装着され、該ラバーパッドには多数の金属製ピン又は金属メッキを施したピンが間隔をあけて植設され、前記バッテリーカバー及び前記ブラシ本体の上面に複数のマグネットが設けられたことによって、夫々のピンに磁力を及ぼした状態で前記振動発生装置により前記夫々のピンに振動を発生させ、さらに前記ブラシ本体の端部に展開可能に枢設されたハンドルカバーを折り畳むことによって該ハンドルカバーで前記多数のピンを包囲した状態に保護するようにしたことを特徴とするヘアブラシ。
- 前記振動発生装置は、前記ブラシ本体の内部に固設された電動モータの回転軸にウエイトを偏心状態で固定してなることを特徴とする請求項1記載のヘアブラシ。
- 前記ピンは球状頭部を有すると共に、該ピンの下端部に所定間隔で上下の係止環が形成されると共に、下端側の係止環が上側の係止環よりも大径に形成され、前記ラバーパッドに設けられた夫々の植穴に挿通された前記ピンを前記上下の係止環で挟持することによって夫々のピンが傾倒自在に取付けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のヘアブラシ。
- 前記ハンドルカバーは前記ブラシ本体に対して略直状に展開された状態で係止されるか、または前記ブラシ本体に対して直状に到る途中の傾斜状態で係止されるように枢設されたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のヘアブラシ。
- 前記ハンドルカバーの内側天面に鏡が設けられ、前記ハンドルカバーを展開した状態で前記鏡を見ることができるようにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のヘアブラシ。
- 前記ラバーパッドに、セラミック炭素、鉱石の他に、頭皮や毛髪に良い影響を与える物質を塗布又は練り込んで含ませたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のヘアブラシ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006168661A JP2007330671A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | ヘアブラシ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006168661A JP2007330671A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | ヘアブラシ |
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---|---|
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---|---|---|---|
JP2006168661A Pending JP2007330671A (ja) | 2006-06-19 | 2006-06-19 | ヘアブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007330671A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009147257A3 (es) * | 2008-06-03 | 2012-12-27 | Natural Logistics, S.L. | Cepillo de pelo |
KR20220160809A (ko) * | 2021-05-28 | 2022-12-06 | 고호봉 | 손잡이가 탈착되는 헤어 스타일링 브러쉬 |
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2006
- 2006-06-19 JP JP2006168661A patent/JP2007330671A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220160809A (ko) * | 2021-05-28 | 2022-12-06 | 고호봉 | 손잡이가 탈착되는 헤어 스타일링 브러쉬 |
KR102513477B1 (ko) * | 2021-05-28 | 2023-03-23 | 고호봉 | 손잡이가 탈착되는 헤어 스타일링 브러쉬 |
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