JP2007330614A - 調理器用蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】フライパン、鍋等、加熱調理器用蓋であって、口径の異なる複数の調理器の開口部に一つの蓋で容易に適用し得、さらに、従来のように蓋裏側に複数の環状突起を必要とせず、一本の環状突起で足りる。
【解決手段】加熱調理器の蓋Aであって、円形の蓋本体1と、この蓋本体1の表側に取りつけられた把手2とからなり、この蓋本体1裏側1bの周縁7内側には、周縁7に対して偏心して形成された一つの環状突起8を有し、手前側の蓋本体1周縁7と偏心環状突起8との間、および対向側の蓋本体1周縁7と偏心環状突起8との間にはそれぞれ、手前側隙間9および対向側隙間10を形成し、手前側隙間9が対向側隙間10よりも幅狭に形成されて構成される。
【選択図】図2
【解決手段】加熱調理器の蓋Aであって、円形の蓋本体1と、この蓋本体1の表側に取りつけられた把手2とからなり、この蓋本体1裏側1bの周縁7内側には、周縁7に対して偏心して形成された一つの環状突起8を有し、手前側の蓋本体1周縁7と偏心環状突起8との間、および対向側の蓋本体1周縁7と偏心環状突起8との間にはそれぞれ、手前側隙間9および対向側隙間10を形成し、手前側隙間9が対向側隙間10よりも幅狭に形成されて構成される。
【選択図】図2
Description
本発明はフライパン、鍋等、加熱調理器の蓋であって、調理の際、開口部に被せて使用する調理器用蓋に係り、特に口径の異なる複数の調理器の開口部に一つの蓋で容易に適用し得、しかも構造が簡単である調理器用蓋に関する。
フライパン、鍋等、加熱用の調理器用の蓋として従来、一つの蓋で口径の異なる複数の調理器に適用し得る蓋が特開2004−313654号公報に記載されている。
この公報によれば、この発明は蓋本体と把手とからなる加熱調理器用蓋であって、蓋本体裏側外周部の一点を通る複数の直径の異なる位置決め突起を設けて口径の異なる開口部を有する加熱調理容器に対して使用し、複数の環状軌跡(例えば、円軌跡R1、R2、R3)が通る一点P側においては開口部口縁との係止部位が半径方向に変動することがないようにしている。
この種の公知の加熱調理器用蓋では位置決め手段が蓋本体外周部の一点を通る複数の環状軌跡上に位置することとなっているため、複数の環状軌跡が通る一点側においては開口部口縁との係止部位が半径方向に変動することがなくなる。従って、加熱調理容器の形状等に左右されることなく、口径の異なる複数の加熱調理容器に対しても好適に適応できることとなる。
上述の公知の加熱調理器用蓋は蓋本体外周部の一点Pを通る複数の環状軌跡(円軌跡R1、R2、R3)を設け、これら円軌跡を加熱調理器の開口部口縁に係止する構造を有するものである。しかし、このような構造では、加熱調理器の開口部口縁を環状軌跡の一点Pに合致させなければならず、環状軌跡の一点Pに幅がないので一点Pと口縁との合致が容易でない。
さらに、上述公知の加熱調理器用蓋では蓋を加熱調理器に適用する際、蓋の裏側に設けられた口径の異なる環状軌跡の数だけしか適用できず、その他の口径の異なる加熱調理容器には適用できないという不便さを有している。
特開2004−313654号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は調理の際、フライパン、鍋等、加熱調理器の開口部に被せて使用する調理器用蓋であって、口径の異なる複数の調理器の開口部に一つの蓋で容易に適用し得、さらに、従来のように環状軌跡を複数必要とせず、一本の環状突起で足り、上述の公知技術に存する欠点を改良した加熱調理器用蓋を提供することにある。
上述の課題を解決するため、本発明によれば、加熱調理器の蓋であって、円形の蓋本体と、この蓋本体の表側に取りつけられた把手とからなり、この蓋本体裏側の周縁内側には、周縁に対して偏心して形成された一つの環状突起を有し、手前側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間、および対向側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間にはそれぞれ、手前側隙間および対向側隙間を形成し、手前側隙間が対向側隙間よりも幅狭に形成されてなることを特徴とする。
さらに、上述の課題を解決するため、本発明によれば、加熱調理器の蓋であって、円形の蓋本体と、蓋本体の表側に取りつけられた把手とからなり、蓋本体裏側の周縁内側には、周縁に対して偏心して形成された一つの環状突起を有し、手前側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間、および対向側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間にはそれぞれ手前側隙間および対向側隙間を有し、手前側隙間が対向側隙間よりも幅狭に形成されてなり、前記把手は蓋本体表側に固定された基台に、ロック片を有する回転子を介して取りつけられ、ロック片先端のロック部が回転子のくぼみに収納されている時にはロック状態にあって、把手は起立して固定され、ロック片の他端のレバーを押圧するとロック片先端のロック部が回転子のくぼみからはずれ、ロックが解除されて把手は横転可能となることを特徴とする。
本発明は円形の蓋本体と、蓋本体の表側に取りつけられた把手とからなる加熱調理器の蓋であって、蓋本体裏側の周縁内側には、周縁に対して偏心して形成された一つの環状突起を有し、手前側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間、および対向側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間にはそれぞれ手前側隙間および対向側隙間を有し、手前側隙間が対向側隙間よりも幅狭に形成され、手前側隙間に点ではなく、幅を有することから、調理器開口部の口縁を手前側の隙間に容易に係止し得、したがって調理器開口部への適用が容易であり、かつ、一本の環状突起で対向側隙間幅だけ各種口径の調理器に適用でき、すなわち、一本の環状突起のみで口径の異なる複数の調理器の開口部に適用でき、構造が簡易化される。
以下、本発明を添付の図面を用いて詳述する。
図1は本発明の調理器用蓋の一具体例の平面図である。図2は図1の調理器用蓋の底面図である。図3は図1の調理器用蓋を調理器の開口部に被せた状態の断面図である。図4は図1の調理器用蓋の側面図である。図5は図4のA―A線断面図である。図6は把手を横転したときの横断面図である。
図1に示されるように、本発明の調理器用蓋A、特に加熱調理器用蓋Aは蓋本体1と、この蓋本体1の表側1aに取りつけられた把手2とから基本的に構成される。そして、把手2は蓋本体1の表側に固定された基台3に、後述のロック片4を有する回転子5を介して取りつけられる。図1中、6は掛け具である。
蓋本体1の裏側1bには図2に示されるように、周縁7に対して偏心して形成された一つの偏心環状突起8を有している。そして、手前側、すなわち、把手2側の蓋本体1の周縁7と偏心環状突起8との間には手前側隙間9を有し、かつ、対向側、すなわち、把手2側とは対向する側の蓋本体1の周縁7と偏心環状突起8との間には対向側隙間10を有し、さらには手前側隙間9が対向側隙間10よりも幅狭に形成される。なお、図2中、偏心環状突起8の内側は透明ガラス11で形成されている。12は基台3を固定するビスであり、13は空気抜あなである。
上述のようにして構成される本発明にかかる蓋Aは図3に示されるように、フライパン、鍋等の調理器14の開口部15に被せて適用される。すなわち、図3において、開口部15の一方の口縁20を手前側隙間9にはめ込み、他方の口縁20を対向側隙間10にはめ込んで開口部15を蓋本体1で覆う。このとき、手前側隙間9は図示のように幅を有するため、口縁20のはめ込みが容易であり、また対向側隙間10は手前側隙間9よりも広い幅を有するため、一つの偏心環状突起8を有するのみで、対向側隙間10の幅だけ各種幅の調理器14に適用可能である。16は調理器把手である。
図4は蓋本体1の側面図、図5は図4のA―A線断面図である。図4および図5に示されるように、把手2は蓋本体1の表側1aに固定された基台3に、ロック片4をピン21によって回動自在に備えた回転子5を介して取りつけられる。
図5はロック片4先端のロック部17が回転子5のくぼみ19に収納されている時には把手2はロック状態にあって把手2は起立して固定されているところを示している。
ロック片4の手元のレバー18を矢印方向に押圧すると、図6に示されるように、ロック片4はピン21を中心にして回動し、ロック片4の先端のロック部17は板バネ22を押して下降する。板バネ22の一端はボルト23で固定されてバネを形成し、ロック部17は板バネ22の他端を押して下降する。このとき、ロック部17は回転子5のくぼみ19からはずれてロック状態が解除される。そして、把手2は図6に示されるように横転可能となり、収納の際に把手2がじゃまにならなくなる。蓋Aを使用するときには把手2を回転して起き上げ、板バネ22の弾発力によりロック部17は押し上げられてくぼみ19にはめ込まれ、把手2は再びロック状態で起立する。
本発明の加熱調理器用蓋は蓋本体裏側の周縁内側に、周縁に対して偏心して形成された一つの環状突起を設け、かつ手前側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間、および対向側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間にそれぞれ幅狭の手前側隙間および幅広の対向側隙間を設けたから、口径の異なる複数の調理器の開口部に一つの蓋で容易に適用し得、しかも構造が簡単であり、家庭用の調理器用蓋として利用可能性が高い。
A 蓋
1 蓋本体
1a 表側
1b 裏側
2 把手
3 基台
4 ロック片
5 回転子
7 周縁
8 偏心環状突起
9 手前側隙間
10 対向側隙間
14 調理器
15 開口部
17 ロック部
18 レバー
19 くぼみ
20 口縁
21 ピン
22 板バネ
23 ボルト
1 蓋本体
1a 表側
1b 裏側
2 把手
3 基台
4 ロック片
5 回転子
7 周縁
8 偏心環状突起
9 手前側隙間
10 対向側隙間
14 調理器
15 開口部
17 ロック部
18 レバー
19 くぼみ
20 口縁
21 ピン
22 板バネ
23 ボルト
Claims (3)
- 加熱調理器の蓋であって、円形の蓋本体と、蓋本体の表側に取りつけられた把手とからなり、蓋本体裏側の周縁内側には、周縁に対して偏心して形成された一つの環状突起を有し、かつ、手前側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間、および対向側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間にはそれぞれ手前側隙間および対向側隙間を有し、手前側隙間が対向側隙間よりも幅狭に形成されてなる調理器用蓋。
- 加熱調理器の蓋であって、円形の蓋本体と、蓋本体の表側に取りつけられた把手とからなり、蓋本体裏側の周縁内側には、周縁に対して偏心して形成された一つの環状突起を有し、手前側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間、および対向側の蓋本体周縁と偏心環状突起との間にはそれぞれ手前側隙間および対向側隙間を有し、手前側隙間が対向側隙間よりも幅狭に形成されてなり、前記把手は蓋本体表側に固定された基台にロック片を有する回転子を介して取りつけられ、ロック片先端のロック部が回転子のくぼみに収納されている時にはロック状態にあって、把手は起立して固定され、ロック片手元のレバーを押圧するとロック片先端のロック部が回転子のくぼみからはずれ、ロックが解除されて把手は横転可能となることを特徴とする調理器用蓋。
- 請求項1または2において、手前側隙間が把手側に位置し、対向側隙間が把手側とは対向する側に位置する請求項1または2に記載の調理器用蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167793A JP2007330614A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 調理器用蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167793A JP2007330614A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 調理器用蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007330614A true JP2007330614A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38930632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006167793A Pending JP2007330614A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 調理器用蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007330614A (ja) |
-
2006
- 2006-06-16 JP JP2006167793A patent/JP2007330614A/ja active Pending
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