JP2007329653A - ノード管理システム及びノード及び管理用端末装置 - Google Patents

ノード管理システム及びノード及び管理用端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ポーリングの負荷をなくすとともに、ノード故障とリンク障害とを判別可能なノード管理システムを提供する。
【解決手段】各ノードは隣接ノードを特定し自身の隣接ノード情報テーブル221に隣接ノードを登録する。各ノードは隣接ノードとの通信が不能となった場合、自己と故障ノードとの情報を含む故障通知を管理用端末装置100に送信する。管理用端末装置100は故障通知を受信すると、故障ノードと送信元ノード(故障報告ノード)とを対応付けてノード故障情報テーブル131に登録する。管理用端末装置100は、いずれかのノードを送信元とし送信元の情報を含むメッセージを受信すると、ノード故障情報テーブル131を参照しメッセージの送信元が故障ノードとして登録されているかを検索し、登録されている場合は故障ノードと故障報告ノードとの登録をノード故障情報テーブルから削除し、その組みをリンク障害情報テーブル161に登録する。
【選択図】図1

Description

この発明は、所定のネットワークにおいてマルチホップ無線通信を行う複数のノードを管理するノード管理システムに関する。
従来の通信不能ノード特定手法では、1つの管理用端末がネットワーク内のすべてのノードに対してポーリングを行い、ノードの稼動状況を確認するという方式がとられていた。また、階層的な構造を持つネットワークにおいて、ポーリングによる負荷を分散すると共に、無応答によるリンク断の検出を通知するシステムとして、例えば、特許文献1が公開されている。
特開2003−8600号公報
前記の従来技術による通信不能ノード特定手法では、上位のノードから下位のノードに対して一方向のポーリングを行うので、リンクに障害が発生している場合でもノードの故障と判定してしまい、リンク障害を特定できないという課題がある。また、ポーリングの負荷をなくしたいという要請もある。
本発明は、通信不能ノード特定手法において、ノードが双方向に生存確認を行い、さらに、ノードの送信する故障情報を管理用端末で選別することによって、ポーリングの負荷をなくすとともに、ノード故障とリンク障害とを判別してノード故障だけでなくリンク障害による通信不能をも特定可能な通信不能ノード特定手法を提供することを目的とする。
この発明のノード管理システムは、
所定のネットワークにおいてマルチホップ無線通信を行う複数のノードと、
前記ネットワークに接続されるとともに前記複数のノードを管理する管理用端末装置と
を備えたノード管理システムにおいて、
前記複数のノードのそれぞれは、
自身である自ノードの生存を知らせる生存通知を予め設定された時間間隔でブロードキャストする生存通知送信部と、
自ノードに隣接するノードである隣接ノードを記憶する隣接ノード情報テーブルを格納する隣接ノード情報テーブル格納部と、
前記複数のノードのうち自ノードと異なるノードとの通信を試行し、通信の成立に基づいて隣接ノードを特定する隣接ノード特定部と、
前記隣接ノード特定部が特定した隣接ノードを前記隣接ノード情報テーブルに登録する隣接ノード登録部と、
前記隣接ノード登録部が前記隣接ノード情報テーブルに登録した隣接ノードからこの隣接ノードの生存を知らせる生存通知が送信されているかを監視し、所定の時間、前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードから生存通知を受信しなかったときに、前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定する故障判定部と、
前記故障判定部が前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、故障が発生したと判定された隣接ノードの登録を前記隣接ノード情報テーブルから削除する隣接ノード削除部と、
前記故障判定部が前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、隣接ノードに故障が発生したことを示す通知であって故障が発生したノードとこの通知の送信元である自ノードとの情報を含む故障通知を前記ネットワークにおける所定の経路により前記管理用端末へ送信する故障通知送信部と
を備え、
前記管理用端末装置は、
故障したノードを記憶するノード故障情報テーブルを格納するノード故障情報テーブル格納部と、
メッセージを受信する管理側受信部と、
前記管理側受信部が前記複数のノードのいずれかを送信元とするメッセージとして故障通知を受信したときに、故障が発生した故障ノードと故障通知の送信元である故障報告ノードとを対応付けて前記ノード故障情報テーブルに登録するノード故障情報登録部と
備えたことを特徴とする。
この発明により、管理用端末がポーリングする負荷をなくすことができる。
実施の形態1.
図1〜図18を用いて実施の形態1における通信不能ノード特定手法を説明する。
図1は、ノード管理システム1000のシステム構成図である。ノード管理システム1000は、所定のネットワークにおいてマルチホップ無線通信を行う複数のノード200a〜200dと、前記ネットワークに接続されるとともに複数のノード200a〜200dを管理する管理用端末装置100(以下、管理用端末という場合がある)とを備える。ノードどうし、ノードと管理用端末とは無線リンク3を形成する。
図1に示すように、管理用端末100は、ノード故障情報テーブル131、および、リンク障害情報テーブル161を備え、それらのテーブルを用いてノードの故障情報と無線リンク3の障害情報を管理する。
ノード200a、ノード200b、ノード200c、ノード200dは、それぞれ自ノードの隣接ノードを記憶するための隣接ノード情報テーブル221a〜221dを備える。各ノードは無線通信を行い、動的に通信経路を探索して他ノードまたは管理用端末と通信を行うための経路制御機構(図示していない)を備える。
図2は、管理用端末装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。図2において、管理用端末装置100は、プログラムを実行するCPU810(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU810は、バス825を介してROM(Read Only Memory)811、RAM(Random Access Memory)812、表示装置813、キーボード814、マウス815、通信ボード816、FDD817、CDD818、プリンタ装置819、磁気ディスク装置820と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置820の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM812は、揮発性メモリの一例である。ROM811、FDD817、CDD818、磁気ディスク装置820等の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部、格納部の一例である。通信ボード816、キーボード814、FDD817などは、入力部、入力装置の一例である。また、通信ボード816、表示装置813、プリンタ装置819などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード816は、ネットワークに接続されており、ノード200a等と通信を行なう。
磁気ディスク装置820には、オペレーティングシステム821(OS)、ウィンドウシステム822、プログラム群823、ファイル群824が記憶されている。プログラム群823のプログラムは、CPU810、オペレーティングシステム821、ウィンドウシステム822により実行される。
上記プログラム群823には、以下に述べる実施の形態の説明において管理用端末装置100に関して「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU810により読み出され実行される。
ファイル群824には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の算出結果」、「〜の検索結果」、「〜の生成結果」、「〜の処理結果」として説明する情報や、データや信号値や変数値やパラメータ、あるいは「ノード故障情報テーブル」、「リンク障害情報テーブル」などが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU810によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の管理用端末装置100に関する説明においては、データや信号値は、RAM812のメモリ、FDD817のフレキシブルディスク、CDD818のコンパクトディスク、磁気ディスク装置820の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス825や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の管理用端末装置100に関する説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM811に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU810により読み出され、CPU810により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図3は、ノード200aのハードウェア資源の一例を示す図である。なおノード200b〜ノード200dの構成はノード200aと同様である。図3において、ノード200aは、CPUを備える制御部510と、フラッシュメモリ520(記憶部)と、送信部530と、受信部540と、アンテナ550とを備えている。
フラッシュメモリ520には、OS521、プログラム群522、ファイル群523が記憶されている。プログラム群522のプログラムは、制御部510、OS521により実行される。
プログラム群522には、以下に述べる実施の形態の説明においてノード200aに関して「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。
ファイル群523には、「隣接ノード情報テーブル」が記憶されている。「隣接ノード情報テーブル」は、読み書き回路を介して制御部510のCPUによりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力などのCPUの動作に用いられる。
また、以下に述べる実施の形態のノード200aに関する説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、プログラム群522に記憶されたソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、プログラム群522に記憶される。なおフラッシュメモリ520は記憶部の一例であり、磁気ディスクでも構わない。
図4は、管理用端末100及びノード200a等の構成を示すブロック構成図である。なお、図4ではノード200a、200bのみを示した。管理用端末100は、管理側受信部110、ノード故障情報登録部120、ノード故障情報テーブル格納部130、リンク障害情報削除部140、リンク障害情報登録部150、リンク障害情報テーブル格納部160とを備える。ノード故障情報テーブル格納部130はノード故障情報テーブル131を格納し、リンク障害情報テーブル格納部160はリンク障害情報テーブル161を格納している。なお「〜受信部」とあるのはプログラム群823に記憶されたプログラム及び通信ボード816とにより実現される。また「〜格納部」は磁気ディスク装置820により実現される。その他「〜部」はプログラム群823に記憶されたプログラムにより実現される。
また、ノード200aは、生存通知送信部210a、隣接ノード情報テーブル格納部220a、隣接ノード特定部230a、隣接ノード登録部240a、故障判定部250a、隣接ノード削除部260a、故障通知送信部270a、隣接ノード追加通知送信部280aを備える。隣接ノード情報テーブル格納部220aは隣接ノード情報テーブル221を格納している。また前述のように他のノードの構成はノード200aと同様である。なお、「〜送信部」とあるのは、プログラム群522に記憶されたプログラム及び送信部530とにより実現される。また「〜受信部」、「故障判定部」は、プログラム群522に記憶されたプログラム及び受信部540とにより実現される。また「隣接ノード特定部」は、プログラム群522に記憶されたプログラム及び送信部530、受信部540とにより実現される。また「〜格納部」はフラッシュメモリ520により実現される。その他「〜部」はプログラム群522に記憶されたプログラムにより実現される。
図5は、管理用端末100が有するノード故障情報テーブル131を示す。ノード故障情報テーブル131の各エントリには、故障と判定されたノードのアドレスである「故障ノードアドレス」と、ノードの故障を報告したノードのアドレスである「故障報告ノードアドレス」とが格納されている。
図6は、管理用端末100が有するリンク障害情報テーブル161を示す。リンク障害情報テーブル161の各エントリには、障害が発生しているリンクの両端に位置する2つのノードのアドレスが、それぞれ「ノード1アドレス」、「ノード2アドレス」として格納されている。
図7は、ノード200aが有する隣接ノード情報テーブル221aを示す。隣接ノード情報テーブル221aの各エントリには、「隣接ノードアドレス」と「生存通知受信タイマー」とが格納されている。「生存通知受信タイマー」は、隣接ノードからどれだけの時間、後述する「生存通知」を受信していないかを示す数値であり、ノード故障の判定に使用する数値である。
(動作の説明)
次に、本実施の形態1における通信不能ノード特定手法の動作を説明する。各ノードは生存通知送信部により予め設定された所定の時間ごとに「生存通知」というメッセージをブロードキャストし、自分の生存情報を周囲のノードに知らせる。「生存通知」は、自ノードの生存情報の通知の他に、後述するように隣接ノードの発見にも使われる。各ノードは、隣接ノードから定期的に「生存通知」を受信することで隣接ノードの稼動状況を確認する。
図8は、ノード200aがノード200bから「生存通知」を受信したときのフローチャートを示す。なお、図8に示すように、S00〜S10は隣接ノード特定部230aの動作であり、S11、S12は隣接ノード登録部240aの動作であり、S13は隣接ノード追加通知送信部280aの動作である。
ノード200aの隣接ノード特定部230aは、他のノード200bの生存通知送信部210bが送信した「生存通知」を受信すると、図7に示した隣接ノード情報テーブル221aを検索し、「生存通知」の送信元ノードアドレスが隣接ノードアドレスとして登録されているエントリがあるか調べる(S01)。登録されているエントリがある場合、隣接ノード情報テーブル21の当該エントリの生存通知受信タイマーをリセットする(S03)。
登録されているエントリがない場合、隣接ノード特定部230aは、受信した「生存通知」の受信電波強度を確認する(S04)。受信電波強度が所定の値以上であった場合、次に、現在登録されている隣接ノード数を確認する(S06)。隣接ノード数が所定値以内であった場合、隣接ノード特定部230aは、受信した「生存通知」の送信元ノード200bに対して「隣接要求通知」を送信する(S08)。ノード200aの隣接ノード特定部230aは、「隣接要求通知」をノード200bに送信してから所定時間内にノード200bから「隣接許可通知」を受信した場合、ノード200bを隣接ノードとして特定する。
隣接ノード特定部230aがノード200bを隣接ノードとして特定すると、隣接ノード登録部240aが、隣接ノード情報テーブル21に「生存通知」の送信元ノード(この設例ではノード200b)を示すエントリを登録するとともに(S11)、当該エントリの生存通知受信タイマーを起動する(S12)。
そして、隣接ノード追加通知送信部280aが、管理用端末100へ「隣接ノード追加通知」を送信する(S13)。この「隣接ノード追加通知」は、隣接ノードを特定したことを示し、かつ、送信元である自ノードと特定した隣接ノードとの情報を含む。図9は、「隣接ノード追加通知」のフォーマットを示す。「隣接ノード追加通知」には、送信元ノードのアドレスである隣接追加報告ノードアドレスと、隣接関係が成立したノードのアドレスである隣接ノードアドレスが含まれる。
(隣接要求通知を受信したノード200bの動作)
図10は、ノード200bが他のノードであるノード200aから「隣接要求通知」を受信したときのフローチャートを示す。なお、S19〜S24は、ノード200bの隣接ノード特定部230bの動作であり、S25、S26は、隣接ノード登録部240bの動作であり、S27は、隣接ノード追加通知送信部280bの動作である。
ノード200bの隣接ノード特定部230bは、他のノード200aからの「隣接要求通知」を受信すると(S19)、受信した「隣接要求通知」の受信電波強度を確認する(S20)。受信電波強度が所定の値以上であった場合、次に、隣接ノード情報テーブル221bに現在登録されている隣接ノード数を確認する(S22)。隣接ノード数が所定値以内であった場合、隣接ノード特定部230bは、受信した「隣接要求通知」の送信元ノードであるノード200aに対して「隣接許可通知」を送信する(S24)。
同時に、隣接ノード登録部240bは、隣接ノード情報テーブル221bに「隣接要求通知」の送信元ノードであるノード200aを示すエントリを登録し(S25)、当該エントリの生存通知受信タイマーを起動する(S26)。そして、隣接ノード追加通知送信部208bが管理用端末100へ「隣接ノード追加通知」を送信する(S27)。
図11、図12、図13は、隣接ノードが追加される時の動作を具体的に示す図である。ノード200aが、ノード200bから「生存通知」を受信したとして説明する。
図11は、「生存通知」を受け取ったノード200aが、「隣接要求通知」を送信する様子を示す。ノード200bから「生存通知」を受信したノード200aは、ノード200bに対して「隣接要求通知」を送信する。
図12は、「隣接要求通知」を受け取ったノード200bが、「隣接許可通知」と「隣接ノード追加通知」とを送信し、隣接ノード情報テーブル221bに隣接ノードとしてノード200aを登録する様子を示す。ノード200aから「隣接要求通知」を受信したノード200bは、「隣接許可通知」をノード200aに送信するとともに、ノード200bの隣接ノード情報テーブル221bにノード200aのエントリを登録し、そのエントリの生存通知受信タイマーを起動する。さらに、隣接ノードが新たに追加されたことを示す「隣接ノード追加通知」を管理用端末100に送信する。「隣接ノード追加通知」には、図9に示したように、送信元ノードであるノード200bのアドレスと、隣接関係が成立したノードであるノード200aのアドレスとが含まれる。管理用端末100のアドレスはあらかじめノードに登録しておく。
図13は、「隣接許可通知」を受け取ったノード200aが、「隣接ノード追加通知」を管理用端末100に送信し、隣接ノード情報テーブル221aに隣接ノードを登録する様子を示す。ノード200bから「隣接許可通知」を受信したノード200aは、ノード200aの隣接ノード情報テーブル221aにノード200bのエントリを登録し、そのエントリの生存通知受信タイマーを起動するとともに、「隣接ノード追加通知」を管理用端末100へ送信する。図9に示したように、「隣接ノード追加通知」には、送信元ノードであるノード200aのアドレスと、隣接関係が成立したノードであるノード200bのアドレスとが含まれる。管理用端末100のアドレスはあらかじめノードに登録しておく。
これにより、互いの隣接ノード情報テーブルに互いの情報が登録され、双方向での稼動状況の確認が実現できる。双方向での生存確認を行うことにより、リンク障害発生時にリンクの両端のノードで互いの通信不能を検知することになり、このことを利用して管理用端末100でリンク障害とノード故障を判別する。
(隣接ノードの故障判定)
(1)ノードの故障判定部は、「生存通知」の受信状況を監視しており、隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードから「生存通知」を所定の時間受信しなかったときに、隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生した判定する。即ち、ノードの故障判定部は、所定の時間ごとに隣接ノード情報テーブルを参照し、いずれかの隣接ノードを示すエントリの生存通知受信タイマーが所定の時間に達したとき、当該隣接ノードに故障が発生したと判定する。
(2)隣接ノード削除部は、故障判定部が隣接ノード情報テーブルに登録された当該隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、隣接ノード情報テーブル21から当該隣接ノードを示すエントリを削除する。
(3)また、故障通知送信部は、故障判定部が隣接ノード情報テーブルに登録された当該隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、当該隣接ノードに故障が発生したことを示す通知であって故障が発生したノードと送信元である自ノードとの情報を含む「故障通知」をネットワークにおける所定の経路により管理用端末100へ送信する。
図14は、「故障通知」のフォーマットを示す。「故障通知」は、自ノードのアドレスを示す「故障報告ノードアドレス」と、故障したノードのアドレスを示す「故障ノードアドレス」とが含まれる。「隣接ノード追加通知」と「故障通知」とは、前述の経路制御機構により、動的な経路制御を用いて管理用端末に送信される。このことにより、故障したノードを使わない経路を用いて「故障通知」の送信が実現でき、固定経路を用いるよりも確実に「故障通知」を送達することができる。
(管理用端末100の動作)
図15に示すように、管理用端末100は、ノードから「故障通知」と「隣接ノード追加通知」と「データメッセージ」との3種類のメッセージを受信する。「データメッセージ」とは本発明の手法とは無関係にネットワークでやり取りされるメッセージである。
以下、「メッセージ」というときは、「故障通知」、「隣接ノード追加通知」、「データメッセージ」との3種類を含む「メッセージ」を意味するものとする。
管理用端末100は、「故障通知」、「隣接ノード追加通知」、「データメッセージ」のいずれかのメッセージを受信すると、図16で後述するように、メッセージ共通の処理を行った後にメッセージ種類別の処理を行う。ただし、「データメッセージ」に関しては共通の処理は行うが、メッセージ種類別の処理は行わない。
図16は、管理用端末100がメッセージを受信したときのフローチャートを示す。メッセージは管理用端末100の管理側受信部110が受信する。なお、S30〜S32は、ノード故障情報登録部120による動作である。S33は、リンク障害情報登録部150による動作である。
管理用端末100では、管理側受信部110がメッセージを受信すると、ノード故障情報登録部120が、ノード故障情報テーブル131を検索し、メッセージの送信元ノードアドレスが故障ノードアドレスとして登録されているエントリがあるかを調べる(S30)。登録されているエントリがない場合、メッセージ種類別の処理に移る(S34)。登録されているエントリがある場合、メッセージの送信元ノードは故障していないということなので、ノード故障情報登録部120は、そのノードの故障は誤認であり、故障報告ノードと故障ノード間でリンク障害が発生していると判断する。このため、ノード故障情報登録部120は、ノード故障情報テーブル131からその故障報告ノードと故障ノードとの当該エントリを削除する(S32)。
リンク障害情報登録部150は、ノード故障情報登録部120が故障ノードアドレスと故障報告ノードとのエントリ(登録)を削除した場合にはエントリが削除された故障ノードと故障報告ノードとを両端とするリンクに障害が発生した判定し、登録が削除された故障ノードと故障報告ノードとをリンク障害情報テーブル161に登録する。このようにリンク障害情報登録部150は、あらたにリンク障害情報テーブル161にエントリを作成し、当該エントリの故障報告ノードアドレスをノード1アドレスとして、当該エントリの故障ノードアドレスをノード2アドレスとして登録する(S33)。そして、メッセージ種類別の処理に移る(S34)。
以下は、管理用端末100が処理するメッセージのうち、「故障通知」と「隣接ノード追加通知」との処理について説明する。
図17は、管理用端末100がノードから「故障通知」を受信したときのフローチャートを示す。図17の処理は、図16のS34の内容である。また、図17はノード故障情報登録部120による動作である。
管理用端末100では、管理側受信部110が「故障通知」を受信すると、ノード故障情報登録部120が、リンク障害情報テーブル161を検索し、「故障通知」に記されている故障報告ノードアドレスがノード1アドレスとして、故障ノードアドレスがノード2アドレスとして登録されているか、または、「故障通知」に記されている故障報告ノードアドレスがノード2アドレスとして、故障ノードアドレスがノード1アドレスとして登録されているエントリがあるか調べる(S40)。登録されているエントリがない場合、ノード故障情報登録部120は、リンク障害ではなく故障と判断して、故障通知送信元ノードと、故障ノードの情報とをノード故障情報テーブル131に登録する(S42)。一方、登録されているエントリがある場合、ノード故障情報登録部120は、リンク障害によって「生存通知」が受信できなかったために、そのノードから「故障通知」が送信されたと判断し、受信した「故障通知」を破棄して処理を終了する。
図18は、管理用端末100がノードから「隣接ノード追加通知」を受信したときのフローチャートを示す。図18の処理は、図16のS34の内容である。また、図18はリンク障害情報削除部140による動作である。
管理用端末100では、管理側受信部110が「隣接ノード追加通知」を受信すると、リンク障害情報削除部140がリンク障害情報テーブル161を検索し、「隣接ノード追加通知」の隣接追加報告ノードアドレスがノード1アドレスとして、隣接ノードアドレスがノード2アドレスとして登録されている、または、「隣接ノード追加通知」の隣接追加報告ノードアドレスがノード2アドレスとして、隣接ノードアドレスがノード1アドレスとして登録されているエントリがあるか調べる(S50)。登録されているエントリがある場合、リンク障害情報削除部140は、障害が発生していたリンクが復旧したと判断し、リンク障害情報テーブル161から当該エントリを削除する(S52)。こうすることで、リンク障害の復旧が管理用端末100に反映される。
以上のように、隣接ノード同士で定期的に通信を行なうことによって、アドホック無線ネットワーク内の通信不能ノードを特定する。その際、リンク断による通信不能か、故障による通信不能かを判別する。
以上の実施の形態では、管理用端末100が、ノードの送信する故障通知を受信することでノード故障情報テーブル11にノード故障情報を登録し、通常のデータメッセージ、故障通知、隣接ノード追加通知をノードから受信することによって、リンク障害による誤認と考えられるノード故障情報を削除し、リンク障害情報としてリンク障害情報テーブル161に登録するよう構成している。また、リンク障害情報テーブル161に登録されたリンク障害情報は、当該リンク間で隣接関係が成立したことを意味する隣接ノード追加通知を受信することでリンク復旧とみなされ削除されるよう構成している。
これにより、管理用端末100ではノード故障情報だけでなくリンク障害情報も管理することができる。
実施の形態1のノード管理システムでは、ノードが、隣接ノードの故障を通知する故障通知を管理用端末に送信し、管理用端末は、故障通知を受信すると、故障通知に含まれる隣接ノードを故障ノードとしてノード故障情報テーブルに登録する。このため、管理用端末はポーリングをすることなく故障ノードを把握することができるので、ポーリングの負荷をなくすことができる。
実施の形態1のノード管理システムでは、管理用端末が、いずれかのノードを送信元とし送信元の情報を含むなんらかのメッセージを受信すると、ノード故障情報テーブル131を参照しメッセージの送信元が故障ノードとして登録されているかを検索し、登録されている場合は故障ノードと故障報告ノードとの登録をノード故障情報テーブルから削除し、その組みをリンク障害情報テーブル161に登録する。これにより、ノードの故障と、リンク障害とを判別することができる。
実施の形態1のノード管理システムでは、管理用端末が、メッセージとして故障通知を受信したときにリンク障害情報テーブル161を参照することにより故障通知に含まれる故障報告ノードと故障ノードとがリンク障害情報テーブル161に登録されているかどうかを検索し、検索の結果、登録されている場合には故障通知に含まれる故障報告ノードと故障ノードとをノード故障情報テーブル131に登録しない。このため、ノードの故障と、リンク障害とを確実に判別することができる。
実施の形態1の各ノードは、周辺のノードと通信することにより隣接ノードを特定し、自身の隣接ノード情報テーブルに隣接ノードを登録する。そして、隣接ノード情報テーブルに隣接ノードとの通信が不能となった場合、自己と故障ノード(故障した隣接ノード)との情報を含む故障通知を管理用端末装置100に送信する。これにより、管理端末はポーリングを実施することなく故障ノードを把握することができる。
実施の形態1の各ノードは、管理用端末装置100は故障通知を受信すると、故障通知に含まれる故障ノードと故障報告ノードとを対応付けてノード故障情報テーブル131に登録する。これにより、管理端末はポーリングを実施することなう故障ノードを把握することができる。
以上の実施の形態で説明したノード管理システムでは、管理用端末装置とノードとが、構成要素として「〜部」を備えた装置として説明したが、実施の形態の冒頭でも述べたように、「〜部」を「〜ステップ」としても構わない。「〜ステップ」とすることで方法の発明としての把握も可能である。
すなわち、
マルチホップ無線通信を行う複数のノードと、ネットワークに接続された管理用端末とを備え、ネットワーク内で管理用端末と通信不能となっているノードを特定する通信不能ノード特定手法において、
前記ノードは、
当該ノードの隣接ノードのリストを記憶するための隣接ノード情報テーブルと、
前記ノードまたは前記管理用端末と通信を行うために動的に通信経路を発見する経路制御機構を備え、
当該ノードの隣接ノードを発見するための隣接ノード発見ステップと、
前記隣接ノードを発見したときに前記隣接ノード情報テーブルに登録し、前記隣接ノードが故障したと判定したときに、前記隣接ノード情報テーブルの当該隣接ノードのエントリを前記隣接ノード情報テーブルから削除する隣接ノード情報テーブル更新ステップと、
前記隣接ノードに自身の生存を知らせる生存通知を送る生存通知送信ステップと、
前記隣接ノードから前記生存通知を所定の時間受信しなかった場合に当該隣接ノードが故障したと判定する故障判定ステップと、
故障が発生したと判定したときに故障が発生した隣接ノードを示す故障通知を、前記経路制御機構を用いて前記管理用端末へ送信する故障通知送信ステップとを備え、
前記ネットワーク内のノードの故障情報を記憶するノード故障情報テーブルを備え、
前記ノードから前記故障通知を受信したときに、故障が発生したノードのアドレスを故障ノードアドレスとして、故障通知の送信元ノードのアドレスを故障報告ノードアドレスとして前記ノード故障情報テーブルに登録するノード故障情報登録ステップを備える通信不能ノード特定手法としての把握も可能である。
また、
前記管理用端末は、
前記ネットワーク内のリンクの障害情報を記憶するリンク障害情報テーブルを備え、
前記ノードから前記故障通知を含む何らかのメッセージを受信したとき、前記ノード故障情報テーブルを検索し、前記メッセージの送信元ノードアドレスが故障ノードアドレスとして登録されているすべてのエントリを削除するノード故障情報削除ステップと、
前記ノード故障情報削除ステップで削除したエントリの前記故障ノードアドレスと前記故障報告ノードアドレスを、障害が発生したリンクの両端ノードとしてリンク障害情報テーブルに登録するリンク障害情報登録ステップとを備える通信不能ノード特定手法としての把握も可能である。
また、
前記ノードは、
前記隣接ノード発見手段によって隣接ノードが追加されたときに、前記経路制御機構を用いて隣接ノード追加通知を管理用端末に送る隣接ノード追加通知送信ステップを備え、
前記管理用端末は、前記ノードから前記隣接ノード追加通知を受信したときに、前記リンク障害情報テーブルを検索し、隣接関係成立によって復旧したと判断できるリンクの障害情報がある場合は、当該障害情報を削除するリンク障害情報削除ステップを備える通信不能ノード特定手法としての把握も可能である。
また、
前記管理用端末は、
前記故障通知を受信したときに、前記リンク障害情報テーブルを検索し、当該故障通知に示される故障報告ノードと故障ノード間のリンクが、障害が発生したリンクとして登録されている場合、当該故障通知を無効と判断して故障情報を前記ノード故障情報テーブルに反映しないようにする無効故障通知検知ステップを備える通信不能ノード特定手法としての把握も可能である。
実施の形態1におけるノード管理システムの構成を示す図。 実施の形態1における管理用端末装置のハードウェア構成図。 実施の形態1におけるノードのハードウェア構成図。 実施の形態1における管理用端末装置とノードの構成を示すブロック図。 実施の形態1におけるノード故障情報テーブルを示す図。 実施の形態1におけるリンク障害情報テーブルを示す図。 実施の形態1における隣接ノード情報テーブルを示す図。 実施の形態1におけるノードの生存通知受信時の動作フローチャート。 実施の形態1における隣接ノード追加通知の構成を示す図。 実施の形態1におけるノードの隣接要求通知受信時の動作フローチャート。 実施の形態1における隣接ノード追加の様子を示す図。 実施の形態1における隣接ノード追加の様子を示す別の図。 実施の形態1における隣接ノード追加の様子を示す更に別の図。 実施の形態1における故障通知の構成を示す図。 実施の形態1におけるやりとりされる情報を示す図。 実施の形態1における管理用端末のメッセージ受信時の動作フローチャート。 実施の形態1における管理用端末の故障通知受信時の動作フローチャート。 実施の形態1における管理用端末の隣接ノード追加通知受信時の動作フローチャート。
符号の説明
1000 ノード管理システム、100 管理用端末、110 管理側受信部、120 ノード故障情報登録部、130 ノード故障情報テーブル格納部、131 ノード故障情報テーブル、140 リンク障害情報削除部、150 リンク障害情報登録部、160 リンク障害情報テーブル格納部、161 リンク障害情報テーブル、200a,200b,200c,200d ノード、210a,210b 生存通知送信部、220a,220b 隣接ノード情報テーブル格納部、221a,221b 隣接ノード情報テーブル、230a,230b 隣接ノード特定部、240a,240b 隣接ノード登録部、250a,250b 故障判定部、260a,260b 隣接ノード削除部、270a,270b 故障通知送信部、280a,280b 隣接ノード追加通知送信部、3 無線リンク、510 制御部、520 フラッシュメモリ、521 OS、522 プログラム群、523 ファイル群、530 送信部、540 受信部、810 CPU、811 ROM、812 RAM、813 表示装置、814 K/B、815 マウス、816 通信ボード、817 FDD、818 CDD、819 プリンタ装置、820 磁気ディスク装置、821 OS、822 ウィンドウシステム、823 プログラム群、824 ファイル群、825 バス、830 システムユニット。

Claims (6)

  1. 所定のネットワークにおいてマルチホップ無線通信を行う複数のノードと、
    前記ネットワークに接続されるとともに前記複数のノードを管理する管理用端末装置と
    を備えたノード管理システムにおいて、
    前記複数のノードのそれぞれは、
    自身である自ノードの生存を知らせる生存通知を予め設定された時間間隔でブロードキャストする生存通知送信部と、
    自ノードに隣接するノードである隣接ノードを記憶する隣接ノード情報テーブルを格納する隣接ノード情報テーブル格納部と、
    前記複数のノードのうち自ノードと異なるノードとの通信を試行し、通信の成立に基づいて隣接ノードを特定する隣接ノード特定部と、
    前記隣接ノード特定部が特定した隣接ノードを前記隣接ノード情報テーブルに登録する隣接ノード登録部と、
    前記隣接ノード登録部が前記隣接ノード情報テーブルに登録した隣接ノードからこの隣接ノードの生存を知らせる生存通知が送信されているかを監視し、所定の時間、前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードから生存通知を受信しなかったときに、前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定する故障判定部と、
    前記故障判定部が前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、故障が発生したと判定された隣接ノードの登録を前記隣接ノード情報テーブルから削除する隣接ノード削除部と、
    前記故障判定部が前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、隣接ノードに故障が発生したことを示す通知であって故障が発生したノードとこの通知の送信元である自ノードとの情報を含む故障通知を前記ネットワークにおける所定の経路により前記管理用端末へ送信する故障通知送信部と
    を備え、
    前記管理用端末装置は、
    故障したノードを記憶するノード故障情報テーブルを格納するノード故障情報テーブル格納部と、
    メッセージを受信する管理側受信部と、
    前記管理側受信部が前記複数のノードのいずれかを送信元とするメッセージとして故障通知を受信したときに、故障が発生した故障ノードと故障通知の送信元である故障報告ノードとを対応付けて前記ノード故障情報テーブルに登録するノード故障情報登録部と
    備えたことを特徴とするノード管理システム。
  2. 前記管理用端末装置の前記ノード故障情報登録部は、
    前記管理側受信部が前記複数のノードのいずれかを送信元とするメッセージであってこのメッセージの送信元ノードの情報を含むメッセージを受信したときに前記ノード故障情報テーブルを参照することによりメッセージの送信元ノードが故障ノードとして登録されているかどうかを検索し、検索の結果、メッセージの送信元ノードが故障ノードとして登録されている場合には故障ノードと故障ノードに対応する故障報告ノードとの登録を前記ノード故障情報テーブルから削除し、
    前記管理用端末装置は、さらに、
    前記ネットワークにおいて障害が発生したと判定されたリンクの両端のノードを記憶するリンク障害情報テーブルを格納するリンク障害情報テーブル格納部と、
    前記ノード故障情報登録部が故障ノードと故障ノードに対応する故障報告ノードとの登録を削除した場合には登録が削除された故障ノードと故障ノードに対応する故障報告ノードとを両端とするリンクに障害が発生した判定し、登録が削除された故障ノードと故障ノードに対応する故障報告ノードとを前記両端のノードとして前記リンク障害情報テーブルに登録するリンク障害情報登録部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のノード管理システム。
  3. 前記複数のノードのそれぞれは、さらに、
    前記隣接ノード登録部が隣接ノードを前記隣接ノード情報テーブルに登録したときに隣接ノードを特定したことを示す通知であってこの通知の送信元である自ノードと特定した隣接ノードとの情報を含む隣接ノード追加通知を前記ネットワークにおける所定の経路により前記管理用端末装置に送信する隣接ノード追加通知送信部を備え、
    前記管理用端末は、さらに、
    前記管理側受信部が前記複数のノードのいずれかからメッセージとして隣接ノード追加通知を受信したときに前記リンク障害情報テーブルを参照することにより隣接ノード追加通知に含まれる隣接ノード追加通知の送信元ノードと隣接ノードとが前記両端のノードとして前記リンク障害情報テーブルに登録されているかどうかを検索し、検索の結果、前記両端のノードとして登録されている場合には隣接ノード追加通知に含まれる隣接ノード追加通知の送信元ノードと隣接ノードとの登録を前記リンク障害情報テーブルから削除するリンク障害情報削除部を備えたことを特徴とする請求項2記載のノード管理システム。
  4. 前記管理用端末装置の前記ノード故障情報登録部は、
    前記管理側受信部が前記複数のノードのいずれかからメッセージとして故障通知を受信したときに前記リンク障害情報テーブルを参照することにより故障通知に含まれる故障報告ノードと故障ノードとが前記リンク障害情報テーブルに登録されているかどうかを検索し、検索の結果、登録されている場合には故障通知に含まれる故障報告ノードと故障ノードとを前記ノード故障情報テーブルに登録しないことを特徴とする請求項2または請求項3記載のノード管理システム。
  5. 所定のネットワークにおいてマルチホップ無線通信を行うノードにおいて、
    自身である自ノードの生存を知らせる生存通知を予め設定された時間間隔でブロードキャストする生存通知送信部と、
    自ノードに隣接するノードである隣接ノードを記憶する隣接ノード情報テーブルを格納する隣接ノード情報テーブル格納部と、
    前記ネットワークに接続するとともに自身の生存を知らせる生存通知をブロードキャストする他の複数のノードのうちのいずれかとの通信を試行し、通信の成立に基づいて隣接ノードを特定する隣接ノード特定部と、
    前記隣接ノード特定部が特定した隣接ノードを前記隣接ノード情報テーブルに登録する隣接ノード登録部と、
    前記隣接ノード登録部が前記隣接ノード情報テーブルに登録した隣接ノードからこの隣接ノードの生存を知らせる生存通知が送信されているかを監視し、所定の時間、前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードから生存通知を受信しなかったときに、前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定する故障判定部と、
    前記故障判定部が前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、故障が発生したと判定された隣接ノードの登録を前記隣接ノード情報テーブルから削除する隣接ノード削除部と、
    前記故障判定部が前記隣接ノード情報テーブルに登録された隣接ノードに故障が発生したと判定したときに、隣接ノードに故障が発生したことを示す通知であって故障が発生したノードとこの通知の送信元である自ノードとの情報を含む故障通知を前記ネットワークにおける所定の経路により自ノードを含む複数のノードを管理する管理用端末装置へ送信する故障通知送信部と
    を備えたことを特徴とするノード。
  6. 所定のネットワークにおいてマルチホップ無線通信を行う複数のノードを管理する管理用端末装置において、
    故障したノードを記憶するノード故障情報テーブルを格納するノード故障情報テーブル格納部と、
    メッセージを受信する管理側受信部と、
    前記管理側受信部が前記複数のノードのいずれかを送信元とするメッセージとして、送信元であるノードに隣接する隣接ノードに故障が発生したことを示す通知であって故障が発生したノードと送信元であるノードとの情報を含む故障通知を受信したときに、故障が発生した故障ノードと故障通知の送信元である故障報告ノードとを対応付けて前記ノード故障情報テーブルに登録するノード故障情報登録部と
    備えたことを特徴とする管理用端末装置。
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