JP2007328711A - 無共有型データベースシステムの構成変更方法、管理サーバ及び無共有型データベースシステム - Google Patents

無共有型データベースシステムの構成変更方法、管理サーバ及び無共有型データベースシステム Download PDF

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Abstract

【課題】無共有型データベースシステムにおいて、システムを停止せずに構成を変更する技術を提供する。
【解決手段】複数のデータベースサーバと、複数のデータベースサーバにデータ領域を提供するストレージ装置と、データベース管理システムを有し、トランザクションを分割して複数のデータベースサーバに割り当てる管理サーバとを備え、複数のデータベースサーバによってアクセスされるデータ領域が互いに重複しない無共有型データベースシステムの構成変更方法であって、複数のデータベースサーバの構成を変更するとき、移動するデータ領域を特定し、特定されたデータ領域が移動可能であるか否かを判定し、特定されたデータ領域が移動可能と判定されたとき、データベース管理システムを停止せずにデータ領域を移動する。
【選択図】図5

Description

本発明は、無共有型データベース管理システムを構築する構成変更可能な計算機システムに関し、特にシステム構成を変更するときに、データベースを完全に停止することなく構成を変更する技術に関する。
無共有型データベース管理システム(以下、DBMS)では、トランザクションを処理するDBサーバと処理結果を保存するデータ領域が論理的または物理的に1対1に対応する。また、DBMSの性能は、各コンピュータ(ノード)が均一な性能を持つ場合には、各ノード上のDBサーバのデータ処理量に依存する。そのため、DBMS性能を発揮するためには、各ノードのDBサーバのデータ処理量は同量であることが望ましい。
そこで、各ノードのDBサーバが処理するデータ領域が不均衡であるとき、DBMSに属するノードを追加又は削除して各ノードのデータ処理量を均衡化する。
一方、近年のシステムの複雑化及び大規模化に伴って、DBMSが扱うデータ量が増大している。そこで、クラスタ構成を採用して処理能力を高めている。また、クラスタ構成のシステムを構築するプラットフォームとして、容易にノードを追加できるブレードサーバが普及している。
しかし、ブレードサーバは、クラスタを構成するノード数を容易に変更できるため、いかなる構成変更に対応してDBMS性能の劣化を抑えるようにDBサーバ数及びデータ領域を事前に設計することは困難である。したがって、構成変更前はデータ領域が均等に分割された構成であっても、構成変更後にノード毎のデータ領域の量が不均等となるという問題がある。
そこで、クラスタ構成の無共有型データベース管理システムでは、各ノードのデータ領域の量が不均等となる課題に対し、DBサーバのデータ処理量を再配分することによって、データ処理量を均等化する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−196602号公報
特許文献1では、無共有型データベース管理システムは、データ領域を物理的又は論理的に複数の領域に分割し、各領域を各DBサーバに割り当てる。そして、DBサーバの総数やノード当たりのDBサーバ数が増減すると、各DBサーバの分割されたデータ領域を再配置する。
しかし、特許文献1に記載される技術は、全データ領域のDBサーバへの割り当てを変更する技術である。そのため、データ領域の整合性を保証するためにDBMSがトランザクションを全く実行していない状態を保証する必要がある。したがって、従来技術によって構成を変更するためには、業務が完了するまで待機し、データベースを停止させなければならない問題があった。
本発明の代表的な一形態によると、データ処理を実行する複数のデータベースサーバと、前記複数のデータベースサーバにデータ領域を提供するストレージ装置と、前記複数のデータベースサーバとネットワークを介して接続され、データベース管理システムを有し、トランザクションを分割して前記複数のデータベースサーバに割り当てる管理サーバと、を備え、前記複数のデータベースサーバによってアクセスされるデータ領域が互いに重複しない無共有型データベースシステムの構成変更方法であって、前記データベースサーバは、前記ネットワークと接続する第1インターフェイスと、前記第1インターフェイスと接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサと接続される第1メモリと、を備え、前記管理サーバは、前記ネットワークと接続する第2インターフェイスと、前記第2インターフェイスと接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサと接続される第2メモリと、を備え、前記第2プロセッサは、前記複数のデータベースサーバの構成を変更するとき、移動するデータ領域を特定し、前記特定されたデータ領域が移動可能であるか否かを判定し、前記特定されたデータ領域が移動可能と判定されたとき、前記データベース管理システムを停止せずにデータ領域を移動することを特徴とする。
本発明の一形態によれば、データベースを停止させることなく計算機システムの構成を変更することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1Aは、第1の実施の形態のデータベースシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態のデータベースシステムは、DB管理ノード100と、現用系の計算機群200〜400と、待機系の計算機群1200〜1400とをネットワーク7によって接続するクラスタ構成となっている。ネットワーク7は、例えば、IPネットワークによって構成される。
DB管理ノード100は、データベースノード(以下、「DBノード」)200〜400を管理するためのデータベース管理システム及びクラスタ管理プログラムを実行する。DB管理ノード100は、CPU101、メモリ102、ネットワークインターフェース103、及びI/Oインターフェイス104を備える。
CPU101は、メモリ102に格納されたプログラムを実行することによって、各種処理を実行する。メモリ102は、CPU101によって実行されるプログラム及び処理に必要なデータを格納する。
ネットワークインターフェース103は、ネットワーク7を介して他の計算機と通信する。I/Oインターフェイス104は、ストレージネットワーク4を介してストレージ装置5にアクセスする。ここで,ストレージネットワーク4は、計算機とストレージ装置5を接続するネットワークであり、例えば、SAN(Storage Area Network)やiSCSIなでであっても良い。
第1の実施の形態の現用系の計算機群は、データベース業務を提供する複数のDBノード200、300及び400を備える。
DBノード200は、CPU201と、メモリ202と、ネットワークインターフェース203と、I/Oインターフェイス(ホストバスアダプタ)204とを備える。
CPU201は、メモリ202に格納されたプログラムを実行することによって、各種処理を実行する。メモリ202は、CPU201によって実行されるプログラム及び処理に必要なデータを格納する。
ネットワークインターフェース203は、ネットワーク7を介して他の計算機と通信する。I/Oインターフェイス204は、ストレージネットワーク4を介してストレージ装置5にアクセスする。
なお、DBノード300及び400は、DBノード200と同じハードウェア構成である。
待機系の計算機群は、現用系のDBノード200〜400に障害が生じたとき、障害が発生したノードの業務を引き継ぐ。待機系の計算機群は、現用系の計算機群のDBノード200〜400と対応するDBノード1200〜1400によって構成される。待機系の計算機群のDBノード1200〜1400は、前述したDBノード200とそれぞれ同じハードウェア構成である。
ストレージ装置5は、複数のディスクドライブを備える。ストレージ装置5は、データ領域700及びログ領域800を含む。データ領域700及びログ領域800は、現用系のDBノード200〜400、管理ノード100及び待機系のノード1200〜1400からアクセス可能である。
データ領域700は、領域(ボリューム)#A(731)〜#F(736)を含む。データ領域700に含まれる領域#A(731)〜#F(736)は、各DBノード200〜400のデータベースによって利用されるデータを格納する。
また、ログ領域800は、領域841〜843を含む。領域841〜843は、DBノード200〜400のデータベースログを格納する。
ネットワーク7には、クライアント600が接続される。クライアント600は、DB管理ノード100を介してデータベースを利用する。
図1Bは、第1の実施の形態のデータベースシステムのソフトウェアを主体とした機能ブロック図である。前述のように、現用系の計算機群と待機系の計算機群は同じ構成となっているため、図1Bでは、待機系の計算機群を省略して記載する。
DB管理ノード100は、DB管理サーバ110を含む。DBノード200は、DBサーバ220を含む。また、DBノード300は、DBサーバ320含む。さらに、DBノード400は、DBサーバ420を含む。なお、各DBサーバ220、320及び420の識別子は、それぞれ「DBサーバ(1)」、「DBサーバ(2)」及び「DBサーバ(3)」と表す。
DBサーバ220〜420は、データ領域700に含まれる領域#A(731)〜#F(736)がそれぞれ割り当てられる。また、各DBサーバ220〜420は、割り当てられた領域を占有してトランザクションを実行する、いわゆる無共有型(Shared-nothing)データベースシステムが構成される。トランザクションとは、依存関係を有するデータ操作要求群である。したがって、異なるトランザクションは、操作対象となるデータに依存関係が無く、独立して処理することが可能である。
さらに、DBサーバ220〜420は、ログ領域800に含まれる領域841〜843が割り当てられる。
DBサーバ220は、トランザクション実行部221と、回復処理部222と、領域管理部223と、領域管理表224とを含む。トランザクション実行部221、回復処理部222及び領域管理部223は、プログラムであり、プログラムがCPU201に実行されることによって構成される。
トランザクション実行部221は、DB管理サーバ110からの処理要求に基づいてトランザクションを実行する。
回復処理部222は、トランザクションを中断することによって生じるデータの不整合を、データベースログを用いて、整合性を保つようにデータを回復させる。
領域管理部223は、DBサーバ220によって占有されるデータ領域を更新する。領域管理表224は、DBサーバ220が占有するデータ領域の識別子を格納する。
なお、DBサーバ320及び420は、DBサーバ220と同じ構成である。
DB管理ノード100は、DB管理サーバ110と、DB管理コンソール130とを含む。DB管理サーバ110は、構成変更制御部111と、トランザクション制御部112と、回復処理管理部113と、領域割当管理部114と、領域・サーバ対応表115と、トランザクション・領域対応表116とを含む。
構成変更制御部111は、管理者がDB管理コンソール130から入力した構成変更指示を受信し、DBサーバ220〜420とデータ領域731〜736との対応付けを変更する。構成の変更とは、特に、このようにDBサーバとデータ領域との対応付けを変更することをいう。また、データ領域の割り当てとは、データ領域をDBサーバに対応付けることをいう。さらに、データ領域の移動とは、DBサーバが占有するデータ領域を他のDBサーバが占有するように変更することをいう。
トランザクション制御部112は、クライアント600から実行の指示を受けたトランザクションを小トランザクションに分割する。小トランザクションは、データ領域ごとに実行される。トランザクション制御部112は、各データ領域における小トランザクションの実行がすべて完了すると、実行結果をクライアント600に送信する。
回復処理管理部113は、トランザクションが中断され、データに不整合が生じるおそれがある場合に、DBサーバ220〜420に対してトランザクション実行前の状態に戻す回復処理を指示する。
領域割当管理部114は、DBサーバ220〜420と各DBサーバが占有するデータ領域とを対応付ける。
領域・サーバ対応表115は、DBサーバ220〜420が占有する各データ領域との対応関係を記録する。
トランザクション・領域対応表116は、小トランザクションが実行されているデータ領域を記録する。
DB管理コンソール130は、構成変更指示を入力する構成変更指示画面131を表示し、管理者からの構成変更指示を受け付ける。
データ領域700は、複数の領域#A(731)〜#F(736)から構成される。データ領域#A(731)〜#F(736)は、それぞれDBサーバ220〜420に割り当てられる。
また、ログ領域800は、各DBサーバのログ841〜843を含む。ログ841〜843は、各DBサーバがデータ領域に対して実行されたトランザクションの情報と、トランザクションの実行による変更情報をコミットの有無とともに格納する。
図2は、第1の実施の形態のDB管理サーバ110に格納されるトランザクション・領域対応表116の構成図である。
トランザクション・領域対応表116は、トランザクション番号921と、データ領域922と、経過時間923と、残り実行予定時間924とを含む。トランザクション・領域対応表116のレコードは、トランザクションの実行中のみ記録される。すなわち、トランザクションの実行開始とともにレコードが記録され、実行完了とともにレコードが削除される。
トランザクション番号921は、クライアント600からDBMSに処理が要求されたトランザクションの一意な識別子を格納する。データ領域922は、分割された小トランザクションが実行されているデータ領域がそれぞれ格納される。経過時間923は、トランザクションが開始されてから経過した時間を格納する。残り実行予定時間924は、トランザクションの実行が完了するまでの予測時間を格納する。予測時間の算出については、図14にて後述する。
なお、第1の実施の形態では、経過時間923及び残り実行予定時間924は使用されない。
図3は、第1の実施の形態のDB管理サーバ110に格納される領域・サーバ対応表115の構成図である。
領域・サーバ対応表115は、DBサーバ931と、データ領域932とを含む。
DBサーバ931は、DBサーバの一意な識別子を格納する。
データ領域932は、指定されたDBサーバに割り当てられているデータ領域700に含まれる各領域の識別子を格納する。
図4は、第1の実施の形態のDBサーバ220に格納される領域管理表224の構成図である。また、DBサーバ320及び420は、領域管理表224と同じ構成の領域管理表324及び424をそれぞれ格納する。
領域管理表224は、DBサーバ220が占有するデータ領域700の各領域の識別子を格納する。
図5は、第1の実施の形態のデータベースシステムの構成を変更する手順を示すフローチャートである。図5では、後述する図7に示した構成変更指示に基づいてデータベースシステムの構成を変更する手順を説明する。なお、領域・サーバ対応表115及びトランザクション・領域対応表116は、それぞれ図2及び図3に示した内容とする。
まず、管理者は、DB管理コンソール130から構成変更指示を入力する。DB管理コンソール130は、データベースシステムの構成を変更するために、図6に示すGUIによる構成変更指示入力画面131を表示する。管理者は、構成変更指示入力画面131に必要な情報を入力し、構成変更指示1001をDB管理サーバ110に送信する。
ここで、DB管理コンソール130に表示される構成変更指示入力画面131について図6を参照して説明する。
構成変更指示に指定可能な項目は、構成変更種別901、対象DBサーバ902、データ領域の割当方法903、DBMSの停止可否904、移動対象のデータ領域905、トランザクションの中断有無906及び中断されるトランザクションの選択方法907を含む。また、これらの設定項目は一例であり、システムの態様に応じて適宜項目を追加又は削除することができる。
構成変更種別欄901では、構成変更の種類が指定される。例えば、DBサーバの追加又は削除が指定される。
対象DBサーバ欄902では、追加又は削除するDBサーバの識別子を入力する。ここでは、新たに追加するDBサーバの識別子「DBサーバ(3)」を入力する。
データ領域割当方法欄903では、構成を変更するために移動するデータ領域を割り当てる方法を指定する。データ領域割当方法には、例えば、各DBサーバが占有するデータ領域の容量がそれぞれ均等になるようにデータ領域を割り当てる方法がある。また、データ領域割当方法には、DBサーバの負荷量を示すデータアクセスの頻度に応じてデータ領域を割り当てる方法を選択できる。さらに、データ領域をDBサーバの稼動するDBノードの処理能力に応じて割り当てる方法などであってもよい。これらの指定方法を採用する場合には、必要に応じて、データ領域のデータアクセス頻度を示す表又はDBノードの処理能力を示す表などを追加するとよい。
DBMS停止可否欄904では、構成変更を実行する際に、稼働中のDBMSを停止するか否かを指定する。
移動対象データ領域欄905では、構成変更時に移動対象となるデータ領域を指定する。例えば、全てのデータ領域を移動対象とする指定と、トランザクションが実行されていないデータ領域のみを移動対象とする指定とを選択できる。
トランザクションの中断有無欄906では、移動対象のデータ領域に実行中のトランザクションが存在する場合にトランザクションを中断して構成変更するか、又は中断せずに構成変更するかを指定する。
中断トランザクション選択方法欄907では、中断対象となったトランザクションが複数存在する場合、優先して中断するトランザクションの選択方法を指定する。例えば、実行中のトランザクションのうち、実行経過時間が小さいトランザクションを選択する指定と、残りの実行予定時間が大きいトランザクションを選択する指定とを選択できる。
ここで、図6に示した構成変更指示入力画面131は、一つの代表的なDB管理コンソールの表示画面の例を表したものであり、例えば、構成変更指示に含まれる項目を限定するものではない。また、同様の構成変更指示を与えることができるCUI(Character-based User Interface)であってもよい。
図7は、第1の実施の形態のDB管理コンソール130において指定された構成変更指示の内容を示す図である。
DB管理コンソール130は、構成変更指示画面131で指定された構成変更指示を図5の通知1001として、DB管理サーバ110に送信する。
構成変更指示の各項目911〜917は、図6のGUI901〜907にそれぞれ対応する。
図7を参照すると、第1の実施の形態で実行される構成変更は、DBMSを停止せずにDBサーバ(3)を追加する。さらに、トランザクションが実行されていないデータ領域を移動対象とし、各DBサーバに割り当てるデータ領域の容量が均等化されるようにデータ領域を割り当てる。なお、トランザクションが実行されていないデータ領域を移動対象とするため、トランザクションの中断916及びトランザクションの選択方法917は無視される。
ここで、図5のフローチャートの説明に戻る。
DB管理サーバ110の構成変更制御部111は、DB管理コンソール130から送信された構成変更指示1001を受信する(S101)。
構成変更制御部111は、構成変更指示1001のDBMS停止可否914を参照し、構成変更時にDBMSの停止を許可するかを判定する(S102)。
構成変更時にDBMSの停止を許可する場合には(S102の結果が「Y」)、DBMSを停止する(S103)。したがって、各DBサーバで実行中の全てのトランザクションは、中断される。
DBMSの停止を許可しない場合には(S102の結果が「N」)、処理S104に移行する。
そして、構成変更制御部111は、領域・サーバ対応表115及びトランザクション・領域対応表116を参照して、トランザクションが実行されていないデータ領域を抽出する(S104)。
ここで、S104の処理について詳細に説明すると、まず、構成変更制御部111は、構成変更の対象となり得る全てのデータ領域を抽出する。構成変更制御部111は、領域・サーバ対応表115のデータ領域932に格納されたデータ領域を読み込んで全てのデータ領域を抽出する。図3に示すように、データ領域#A〜#Fが抽出される。
次に、構成変更制御部111は、トランザクションが実行されていないデータ領域を抽出する。このため、構成変更制御部111は、トランザクション・領域対応表116を参照し、実行中のトランザクション921及び各トランザクションが実行されているデータ領域922を抽出する。そして、抽出された全データ領域と照合し、トランザクションが実行されているデータ領域922を全データ領域から除く。その結果、残ったデータ領域がトランザクションの実行されていないデータ領域となる。
図2を参照すると、トランザクション03がデータ領域#B及び#Eで、トランザクション04がデータ領域#C及び#Fにおいて実行中である。そこで、抽出された全データ領域#A〜#Fからデータ領域#B、#C、#E及び#Fを除くと、データ領域#A及び#Dが残る。したがって、トランザクションが実行されていないデータ領域として、データ領域#A及び#Dが抽出される。
その後、構成変更制御部111は、処理S104で抽出したデータ領域から、構成変更指示に従って、移動対象のデータ領域を決定する(S105)。例えば、構成変更種別911と、構成変更の対象のDBサーバ912と、データ領域割当方法913に基づいて、指定された条件を最も満たすデータ領域を移動対象のデータ領域として決定する。
ここで、S105の処理について詳細に説明すると、まず、構成変更制御部111は、受信した構成変更指示のデータ割当方法913を参照して、データ領域の割当方法を取得する。第1の実施の形態では、図7を参照すると、データ領域の割当方法は、「データ領域均等化」が指定されている。
次に、構成変更制御部111は、構成変更後のDBサーバの総数を取得する。構成変更制御部111は、領域・サーバ対応表115に格納されたレコード数から構成変更前のDBサーバ数を取得する。さらに、構成変更指示の構成変更種別911の内容から構成変更前のDBサーバ数を増減させる。
ここで、図7を参照すると、構成変更種別911には「DBサーバ追加」が指定されているため、構成変更前のDBサーバ(1)及び(2)に加えて、構成変更後にDBサーバ(3)が追加され、DBサーバの総数は3となる。
続いて、構成変更制御部111は、領域・サーバ対応表115に格納されたデータ932からDBサーバに割り当てるデータ領域の総数を取得する。図3を参照すると、データ領域の総数は、データ領域#A〜#Fの6であることがわかる。
また、データ割当方法913に「データ領域均等化」が指定されているため、構成変更制御部111は、1つのDBサーバについて割り当てられるデータ領域の数を算出する。前述のように、データ領域の総数が6であり、構成変更後のDBサーバの総数は3であるため、各データ領域の容量が均一であれば、一つのDBサーバあたり二つのデータ領域を割り当てる。
なお、データ領域の総数が構成変更後のDBサーバの総数で割り切れない場合には、できるだけ均等になるようにデータ領域を割り当てる。例えば、余りの数のDBサーバ数だけ商+1で得られる数のデータ領域を割り当て、その他は商として得られた数のデータ領域を割り当ててもよい。
続いて、構成変更制御部111は、移動するデータ領域の候補を抽出する。第1の実施の形態では、処理S104で抽出されたデータ領域#A及び#Dの組み合わせから、データ領域#Aのみ、#Dのみ、#Aと#Dの両方、の3通りの組み合わせを得ることができる。
ここで、抽出された移動対象のデータ領域の候補の中で、構成変更指示1001によって指定されたデータ割当方法913を最も満足する組み合わせを選択する。前述のように、各DBサーバが占有するデータ領域を均等にするデータ領域の数は、2である。したがって、データ領域#A及び#Dの両方を新たに追加したDBサーバ(3)に割り当てることによって、各DBサーバに割り当てられたデータ領域の容量が均等となる。
さらに、移動するデータ領域の候補が複数あり、どちらを移動しても条件を満足する場合には、データ領域の識別子の昇順又は降順で移動するデータ領域を決定してもよい。
このように、S105の処理で抽出した移動対象のデータ領域をS104の処理で抽出した移動可能なデータ領域と照合して、データ領域の移動可否を判定する。
なお、第1の実施の形態では、抽出されるデータ領域を自動的に決定する例を示したが、例えば、DB管理コンソール130から移動対象とするデータ領域を管理者が指定してもよい。このとき、移動対象となるデータ領域が処理S104で抽出されたデータ領域に含まれるか否かを判定することも可能である。
S105の処理が完了し、移動対象のデータ領域が決定すると、領域割当管理部114は、移動対象のデータ領域を構成変更後のDBサーバに割り当てる(S106)。
具体的には、構成変更指示の構成種別911が「DBサーバ追加」であるため、まず、領域・サーバ対応表115に「DBサーバ(3)」のレコードを追加する。そして、追加したレコードのデータ領域932に#A及び#Dを記録する。さらに、移動するデータ領域#A及び#Dを占有していたDBサーバ(1)及びDBサーバ(2)のレコードを更新し、データ領域932から#A及び#Dを削除する。
続いて、領域割当管理部114は、各DBサーバに対し、データ領域の割当変更を反映させる(S107)。具体的には、領域割当管理部114は、各DBサーバに対してデータ領域割当通知1002を送信する。各DBサーバは、データ領域の割り当てが完了すると、領域割当管理部114にデータ領域割当完了通知1003を送信する。
ここで、各DBサーバがデータ領域割当通知1002を受けて実行される処理を説明する。
図8は、指定されたデータ領域を他ノードで稼動中のDBサーバに割り当てる処理を示すフローチャートである。ここでは、一例としてDBサーバ220における処理について説明する。
まず、領域管理部223は、DB管理サーバ110からのデータ領域割当通知1002を受信する(S201)。
次に、領域管理部223は、領域管理表224の内容を更新する(S202)。図4に示す領域管理表241には、データ領域#A、#B及び#Cが登録されている。DBサーバ220が占有するデータ領域#Aを、新しく追加したDBサーバ420が占有するように変更する場合は、領域管理表224からデータ領域#Aを削除する。一方、DBサーバ420では領域管理表424にデータ領域#Aを追加する。
領域対応表224の更新が完了すると、領域管理部223は、データ領域割当完了通知1003をDB管理サーバ110に通知する(S203)。
ここで、図5のフローチャートの説明に戻る。
構成変更制御部111は、データ領域割当完了通知1003を受信すると、DBMSを停止したかどうかを判定する(S108)。処理S103にて、DBMSを停止していた場合には(S108の結果が「Y」)、DBMSを起動する必要があるので、構成変更制御部111は、DBMSを起動する(S109)。
DBMSの起動が完了した場合又はDBMSを停止していなかった場合(S108の結果が「N」)、構成変更制御部111は、構成変更完了通知1004をDB管理コンソール130に送信する(S110)。
以上の処理によって、DB管理サーバ110は、DBMSを停止せずに構成を変更することができる。
ここで、クライアント600からDB管理サーバ110にトランザクションの実行を要求されたとき、トランザクションの実行とともにトランザクション・領域対応表116を更新する手順について説明する。
図9は、クライアント600から送信されたトランザクションをDB管理サーバ110が受信し、実行する手順を示すフローチャートである。
まず、トランザクション制御部112は、クライアント600からトランザクション1005を受信する(S301)。
トランザクション制御部112は、受信したトランザクション1005をデータ領域毎に実行可能な小トランザクションに分割する(S302)。
トランザクション制御部112は、トランザクション1005と対応する小トランザクションとをトランザクション・領域対応表116に登録する(S303)。
トランザクション制御部112は、領域・サーバ対応表115を参照して小トランザクションを実行するDBサーバをそれぞれ特定し、小トランザクションをそれぞれ特定されたDBサーバで実行させるため、小トランザクションの実行要求1006を送信する(S304)。
トランザクション制御部112は、各DBサーバで小トランザクションの実行が完了すると、完了通知1008を受信する(S307)。
そして、トランザクション制御部112は、すべての小トランザクションが完了すると、クライアント600に対してトランザクションの実行結果1009を送信する(S308)。
その後、トランザクション制御部112は、トランザクション・領域対応表116からトランザクション1005のエントリを削除する(S309)。
このようにして、DB管理サーバ110は、処理を要求されたトランザクションを小トランザクションに分割し、領域・サーバ対応表115を参照して各DBサーバに実行させる。さらに、DB管理サーバ110は、トランザクションと小トランザクションが実行されるデータ領域とをトランザクション・領域対応表116に登録することによって、トランザクションが実行されているデータ領域を認識することができる。
第1の実施の形態によれば、無共有型データベースシステムにおいて、トランザクションが実行されていないデータ領域のみを移動することによって、DBMSの稼働中に構成変更を実行することができる。また、DBMSの停止が必要な場合は、DBMSの停止及び再起動させる構成変更を選択的に実行することも可能である。
また、第1の実施の形態では、DBサーバを追加してデータ領域を均等化させる構成変更について述べたが、DBサーバを削除する構成変更も可能である。例えば、削除対象となるDBサーバに割り当てられたデータ領域を移動対象とすればよい。削除するDBサーバ上でトランザクションが実行されている場合には、第1の実施の形態を繰り返し実行してトランザクションの完了を待つことで、削除対象となるDBサーバに割り当てられた全てのデータ領域を移動する構成変更を実現することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態で移動対象となったデータ領域は、トランザクションが実行されていないデータ領域であったが、第2の実施の形態では、全データ領域を移動対象とする。
第2の実施の形態における構成変更指示は、図7に示した第1の実施の形態の構成変更指示と比較すると、対象データ領域915を「全データ領域対象」に指定する。他の項目については、第1の実施の形態と同じである。
図10は、第2の実施の形態におけるトランザクション・領域対応表116を表した図である。トランザクション・領域対応表116は、図2に示す第1の実施の形態と同じ構成である。
第2の実施の形態では、図10に示すように、データ領域#A〜#Fにおいてトランザクションが実行中であるため、トランザクションが実行されていないデータ領域を選択してデータ領域を移動させることができない。そのため、移動対象となるデータ領域でのトランザクションの完了を待ってデータ領域を移動する。
図11は、第2の実施の形態のDB管理ノード100を示す構成図である。第2の実施の形態では、第1の実施の形態のDB管理ノード100の構成に加えて実行完了待ちの対象となるトランザクション管理する実行完了待ちトランザクション表117を備える。実行完了待ちトランザクション表117は、実行の完了を待つトランザクション971と、完了を待つトランザクションが実行されているデータ領域972とを含む。
図11の実行完了待ちトランザクション表117では、実行待ちのトランザクションとして「トランザクション03」が登録されている。また、トランザクション03が実行されるデータ領域は#B及び#Eである。
また、領域・サーバ対応表115など、その他の構成については、第1の実施の形態と同じである。
続いて、第2の実施の形態の処理について説明する。図12〜図14は、第2の実施の形態の構成変更処理の手順を示すフローチャートである。
図12は、第2の実施の形態のデータベースシステムの構成を変更する手順を示すフローチャートである。図12に示すフローチャートは、図5に示す第1の実施の形態のフローチャートと概ね同じ手順である。S111の処理において、トランザクションが実行されていないデータ領域の移動だけでは構成変更指示を満足できなかったとき、トランザクション実行中のデータ領域を移動する点が相違する。
ここで、トランザクション・領域対応表116が第1の実施の形態のように図4に示す状態にある場合には、トランザクションが実行されていないデータ領域を移動させるだけで構成変更指示を満足させることができる。
一方、第2の実施の形態のように、トランザクション・領域対応表116が図10に示す状態にある場合には、すべてのデータ領域で実行中のトランザクションが存在している。このとき、第1の実施の形態の処理手順(S104〜S107)では、移動可能なデータ領域が存在しないため、構成変更指示1001を満たすように構成を変更することができない。
そこで、第2の実施の形態では、処理S111で構成変更指示1001を満足しているかを判定し(S111)、満たさなかった場合には(S111の結果が「N」)、図13に示す処理を実行する。
図13は、第2の実施の形態のトランザクションが実行中のデータ領域を移動対象とし、トランザクションの完了を待ってデータ領域を移動する手順を示すフローチャートである。
構成変更制御部111は、構成変更指示1001のデータ領域割当方法915に基づいて、領域・サーバ対応表115から移動対象とするデータ領域を抽出する(S401)。トランザクション・領域対応表116が図10に示す内容である場合は、構成変更制御部111は、移動対象のデータ領域としてDBサーバ(1)のデータ領域#A〜#C、DBサーバ(2)のデータ領域#D〜#Fをそれぞれ抽出する。ここで、対象データ領域915が「全データ領域対象」で指定されているため、すべてのデータ領域が移動対象となる。
続いて、構成変更制御部111は、トランザクション・領域対応表116を参照し、抽出したデータ領域において実行中のトランザクションを抽出する。さらに、実行完了待ちトランザクション表117に抽出したトランザクションと、移動対象かつトランザクションが実行中のデータ領域とを登録する(S402)。
トランザクション・領域対応表116を参照すると、トランザクション03〜05が実行中となっている。また、トランザクション完了の待ち時間は極力少ないことが望ましいので、構成変更制御部111は、残り実行予定時間964が最小であるトランザクション03を選択する。そして、構成変更制御部111は、実行完了待ちトランザクション表117にトランザクション03とトランザクション03が実行されているデータ領域#B及び#Eを記録する。
S402の処理が完了すると、トランザクション制御部112は、実行完了待ちトランザクション表117に登録されたトランザクションが終了したか否かを判定する(S403)。トランザクションが終了していない場合は(S403の結果が「N」)、処理S403を繰り返してトランザクションの終了を待機する。
また、トランザクションの実行が完了すると(S403の結果が「Y」)、領域割当管理部114は、実行完了待ちトランザクション表117に記録されていたデータ領域を移動させる(S404、S405)。なお、処理S404及びS405は、第1の実施の形態における図5の処理S106及びS107と同じ処理である。
その後、構成管理制御部111は、完了したトランザクションを実行完了待ちトランザクション表117から削除する(S406)。
さらに、構成変更制御部111は、実行完了待ちトランザクション表117に記録されたレコードが存在するか否かを判定することによって、すべてのデータ領域が移動されたか否かを判定する(S407)。
移動対象の全てのデータ領域が移動を完了していない場合には(S407の結果が「N」)、構成変更制御部111は、S403に処理を戻す。そして、トランザクション制御部112は、残りの実行中のトランザクションが完了するまで待機する。
一方、移動対象のデータ領域の移動がすべて完了した場合には(S407の結果が「N」)、構成変更制御部111は、DB管理コンソール130に構成変更完了通知1004を通知する(S408)。なお、処理S408は、第1の実施の形態における図5のS109と同じである。
ここで、トランザクションの残り実行予定時間を取得する方法について説明する。
図14は、小トランザクションの実行終了予定時間を取得するための実行時間情報取得サブルーチンのフローチャートである。実行時間情報取得サブルーチンは、図9に示したフローチャートにおいて、トランザクション制御部112が各DBサーバ220、320、420に小トランザクションの実行要求1006を送信するとともに開始される。そして、実行時間情報取得サブルーチンは、すべての小トランザクションが完了するまでの間、実行がされる。
トランザクション制御部112は、各DBサーバ220、320、420に小トランザクションを実行させると(図9のS304)、並行して小トランザクションの終了予定時間を含む通知1007を受信する(S305)。通知1007は、終了予定時間以外に実行経過時間などを含む。
トランザクション制御部112は、受信した通知1007と、トランザクションと小トランザクションとの対応関係を基に、トランザクションの実行経過時間と終了予定時間とを算出し、トランザクション・領域対応表116の経過時間963及び残り実行予定時間964を記録する(S306)。
このようにして、DB管理サーバ110は、実行時間情報取得サブルーチンを実行することによって、トランザクションの残り実行予定時間を取得することができる。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様にDBMSの稼働中にトランザクションが実行されていないデータ領域を移動させて構成を変更することができる。さらに、トランザクションが実行中のデータ領域についても、トランザクションの実行完了後に移動することによって、DBMSの構成を変更することができる。したがって、第2の実施の形態によれば、トランザクションを中断させずに、データベースを停止させることなく、構成を変更することができる。
また、第2の実施の形態では、DBサーバを追加する場合について述べたが、第1の実施の形態と同様にDBサーバを削減する場合にも適用することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、実行中のトランザクションを中断して構成を変更する。図7に示した第1の実施の形態の構成変更指示と比較すると、第3の実施の形態では対象データ領域915が「全データ領域」となり、トランザクション中断916が「中断有り」となる。さらに、トランザクションの選択方法917は、「経過時間小」が指定される。他の項目については、第1の実施の形態と同じである。
また、トランザクション・領域対応表116は、図10に示した内容と同じである。さらに、領域・サーバ対応表115は、図3に示した内容と同じである。
第3の実施の形態では、まず、図12に示す第2の実施の形態のフローチャートと共通の手順を実行する。そして、処理S111において、構成変更制御部111は、トランザクションが実行されていないデータ領域を移動するだけでは指定された構成変更指示を満たすことができなかったとき、図15に示すフローチャートに移行する。
図15は、第3の実施の形態のデータベースシステムの構成を変更する手順を示すフローチャートである。図15に示すフローチャートは、図13に示す第2の実施の形態のフローチャートと概ね同じ手順である。具体的には、図15の処理S401〜S408は、図13の処理S401〜S408と同じ処理である。第3の実施の形態では、処理S401の後に処理S409が追加されている点が相違する。
構成変更制御部111は、処理S401が終了すると、処理S409を実行する。構成変更制御部111は、構成変更指示1001のトランザクション中断916にトランザクションの中断が許可されているかどうかを判定する(S409)。トランザクションの中断が許可されていない場合には(S409の結果が「N」)、構成変更制御部111は、処理S402を実行する。この場合には、第2の実施の形態と同じ処理となる。一方、トランザクションの中断が許可されている場合には(S409の結果が「Y」)、構成変更制御部111は、図16に示すフローチャートを実行する。
図16は、第3の実施の形態のトランザクションを中断してデータ領域を移動する手順を示したフローチャートである。
まず、トランザクション制御部112は、中断するトランザクションを決定する(S501)。中断するトランザクションは、処理S401で取得したデータ領域からトランザクション・領域対応表116を参照してトランザクションを抽出し、構成変更通知1001のトランザクション選択方法917に従って選択される。
前述のように、第3の実施の形態では、トランザクション選択方法917は、「経過時間小」が指定されている。トランザクション制御部112は、図10のトランザクション・領域対応表116を参照し、経過時間923が最小である「トランザクション05」を選択する。
次に、S502の処理では、トランザクション制御部112は、中断するトランザクションを実行するDBサーバにトランザクションの中断指示1010を送信する。トランザクション制御部112は、トランザクション・領域対応表116を参照してデータ領域を取得し、取得したデータ領域の識別子から領域・サーバ対応表115を参照してDBサーバを抽出する。前述のように、中断するトランザクションには「トランザクション05」が選択されているため、トランザクション・領域対応表116を参照すると、対象となるデータ領域は、領域#A及び#Dとなる。さらに、領域・サーバ対応表115を参照すると、領域#A及び#Dは、DBサーバ(1)及びDBサーバ(2)によって占有されている。したがって、DB管理サーバ110は、DBサーバ(1)及びDBサーバ(2)に対してトランザクションの中断を指示する。
ここで、実行中のトランザクションを中断する手順について説明する。図17は、DB管理サーバ110の指示によりDBサーバが実行中のトランザクションを中断する手順を示すフローチャートである。DBサーバ220を例として説明する。
DBサーバ220のトランザクション実行部221は、まず、DB管理サーバ110からトランザクション中断要求1010を受信する(S601)。
トランザクション実行部221は、指定されたトランザクションの実行を中断する(S602)。
トランザクションの中断が完了すると、トランザクション実行部221は、中断完了通知1011をDB管理サーバ110に送信する(S603)。
図16のフローチャートの説明に戻る。
トランザクション制御部112は、トランザクション中断完了通知1011を各DBサーバから受信すると、処理S503を実行する。
回復処理管理部113は、トランザクションの中断が完了すると、データ領域をトランザクション実行前の状態に回復させる(S503)。回復処理管理部113は、中断したトランザクションを実行していたDBサーバに対し、いわゆるロールバックを実行するように指示する(1012)。
ここで、中断されたトランザクションの整合性を回復する手順について説明する。図18は、トランザクションを強制終了させることによって生じる不整合を回復する処理を示すフローチャートである。DBサーバ220を例として説明する。
DBサーバ220の回復処理部222は、まず、DB管理サーバ200から中断されたトランザクションの回復処理要求1012を受信する(S701)。
回復処理部222は、ログ領域800から中断されたトランザクションのログを読み込み、データ領域を回復させる(S702)。
回復処理部222は、データ領域の回復が完了すると、回復処理完了通知をDB管理サーバ110に送信する(S703)。
ここで、図16のフローチャートの説明に戻る。
回復処理管理部113は、各DBサーバでロールバックが完了して回復完了通知1013を受信すると、処理S504を実行する。
続いて、領域割当管理部114は、データ領域を移動させる(S504、S505)。なお、処理S504及びS505は、図7の処理S105及びS106と同じ処理である。領域管理部112は、図15の処理S401で抽出されたデータ領域を占有するDBサーバを変更する。
データ領域の移動が完了すると、構成が変更され、処理S401で抽出したデータ領域は、新たなDBサーバに割り当てられている。さらに、処理S501で抽出され、実行が中断されたトランザクションはロールバックされているため、データは整合性が確保された状態となっている。
その後、トランザクション制御部112は、中断したトランザクションを再実行する(S506〜S508)。処理S506〜S508は、図9の処理S302〜S304と同じ処理である。
トランザクション制御部112は、まず、中断したトランザクションを構成変更後のデータ領域で実行する小トランザクションに分割する(S506)。次に、トランザクション制御部112は、トランザクション・領域対応表116を更新する(S507)。その後、トランザクション制御部112は、各DBサーバに小トランザクションの再実行要求1014を送信する(S508)。
このようにして、トランザクション制御部112は、処理S501及びS502によって中断されたトランザクションを構成変更後に再度実行する。したがって、DB管理サーバ110は、中断したトランザクションの実行を構成変更後において保証することができる。
中断したトランザクションを再実行し、構成変更が完了すると、構成変更制御部111は、DB管理コンソール130に構成変更完了1004を通知する(S509)。
第3の実施の形態によれば、実行中のトランザクションを中断して構成を変更する。中断したトランザクションをロールバックしてトランザクション実行前の状態に回復させ、構成変更後に再度トランザクションを実行することによって、データの整合性を保証することができる。したがって、トランザクションが未実行のデータ領域が存在せず、さらに、実行中のトランザクションの完了に時間を要する場合であっても、構成の変更を迅速に完了させることができる。
また、第3の実施の形態では、DBサーバを追加する場合について述べたが、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様に、DBサーバを削減する場合にも適用することができる。
本発明は、無共有型データベース管理システムに適用することができる。特に、連続稼働を要求されるシステムに適用すると好適である。
第1の実施の形態の無共有型データベースシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の無共有型データベースシステムのソフトウェアを主体とした機能ブロック図である。 第1の実施の形態のトランザクションとトランザクションが実行されるデータ領域とを対応づけるトランザクション・領域対応表の構成を示す図である。 第1の実施の形態のデータ領域とデータ領域を占有するDBサーバとを対応づける領域・サーバ対応表の構成を示す図である。 第1の実施の形態の各DBサーバが占有するデータ領域を記録する領域管理表の構成を示す図である。 第1の実施の形態のトランザクション未実行のデータ領域を対象に構成を変更する手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の構成変更を指示するDB管理コンソールのGUIを示す図である。 第1の実施の形態のDB管理コンソールのGUIによって指示される構成変更指示を示す図である。 第1の実施の形態の各DBサーバにおいて占有するデータ領域を変更する処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のDB管理サーバが受信したトランザクションを各DBサーバに実行させる処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のトランザクションとトランザクションが実行されるデータ領域とを対応づけるトランザクション・領域対応表の構成を示す図である。 第2の実施の形態のDB管理サーバのブロック図である。 第2の実施の形態のトランザクション未実行のデータ領域を対象に構成変更を実行する手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の実行中のトランザクションの終了を待って構成変更を実行する手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のトランザクションの実行時間情報を取得し、トランザクション・領域対応表に実行時間情報を登録する手順を示したフローチャートである。 第3の実施の形態の実行中のトランザクションの終了を待って構成を変更する手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の実行中のトランザクションを中断して構成を変更する手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の実行中のトランザクションを中断する手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の中断されたトランザクションによって整合性の保証できないデータを回復させる手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 DB管理ノード
110 DB管理サーバ
111 構成変更制御部
112 トランザクション制御部
113 回復処理管理部
114 領域割当管理部
115 領域・サーバ対応表
116 トランザクション・領域対応表
117 実行完了待ちトランザクション表
130 DB管理コンソール
200、300、400 DBノード
220、320、420 DBサーバ
221、321、421 トランザクション実行部
222、322、422 回復処理部
224、324、424 領域管理表
600 クライアント
700 データ領域
800 ログ領域

Claims (20)

  1. データ処理を実行する複数のデータベースサーバと、前記複数のデータベースサーバにデータ領域を提供するストレージ装置と、前記複数のデータベースサーバとネットワークを介して接続され、データベース管理システムを有し、トランザクションを分割して前記複数のデータベースサーバに割り当てる管理サーバと、を備え、前記複数のデータベースサーバによってアクセスされるデータ領域が互いに重複しない無共有型データベースシステムの構成変更方法であって、
    前記データベースサーバは、前記ネットワークと接続する第1インターフェイスと、前記第1インターフェイスと接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサと接続される第1メモリと、を備え、
    前記管理サーバは、前記ネットワークと接続する第2インターフェイスと、前記第2インターフェイスと接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサと接続される第2メモリと、を備え、
    前記第2プロセッサは、
    前記複数のデータベースサーバの構成を変更するとき、移動するデータ領域を特定し、
    前記特定されたデータ領域が移動可能であるか否かを判定し、
    前記特定されたデータ領域が移動可能と判定されたとき、前記データベース管理システムを停止せずにデータ領域を移動することを特徴とする構成変更方法。
  2. 前記第2プロセッサは、
    前記トランザクションを分割するとき、前記第2メモリに前記トランザクションと前記トランザクションが実行されるデータ領域との対応情報を記録し、
    前記対応情報に基づいて、データ領域の移動可否を判定することを特徴とする請求項1に記載の構成変更方法。
  3. 前記第2プロセッサは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記第2プロセッサは、前記入力された構成変更条件に基づいて、前記複数のデータベースサーバの構成を変更することを特徴とする請求項1に記載の構成変更方法。
  4. 前記第2プロセッサは、前記データ領域でトランザクションが実行されているか否かを判定し、トランザクションが実行されていないデータ領域を移動可能と判定することを特徴とする請求項1に記載の構成変更方法。
  5. 前記第2プロセッサは、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定したとき、前記移動可能と判定されたデータ領域で実行中のトランザクションの終了を待ってデータ領域を移動することを特徴とする請求項1に記載の構成変更方法。
  6. 前記第2プロセッサは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、移動対象となるデータ領域の指定欄と、前記移動対象となるデータ領域の割当方法の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記第2プロセッサは、前記入力された構成変更条件に基づいて、前記複数のデータベースサーバの構成を変更することを特徴とする請求項5に記載の構成変更方法。
  7. 前記第2プロセッサは、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定したとき、前記実行中のトランザクションを中断し、中断されたトランザクションを実行前の状態に回復し、前記移動対象のデータ領域を移動した後、移動後のデータ領域に対してトランザクションを実行することを特徴とする請求項1に記載の構成変更方法。
  8. 前記第2プロセッサは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、移動対象となるデータ領域の指定欄と、前記移動対象となるデータ領域の割当方法の指定欄と、トランザクションの中断有無の指定欄と、トランザクションを中断するとき、前記中断されるトランザクションを選択する基準の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記第2プロセッサは、前記入力された構成変更条件に基づいて、前記複数のデータベースサーバの構成を変更することを特徴とする請求項7に記載の構成変更方法。
  9. データ処理を実行する複数のデータベースサーバと、前記複数のデータベースサーバにデータ領域を提供するストレージ装置と、前記複数のデータベースサーバとネットワークを介して接続され、データベース管理システムを有し、トランザクションを分割して前記複数のデータベースサーバに割り当てる管理サーバと、を備え、前記複数のデータベースサーバによってアクセスされるデータ領域が互いに重複しない無共有型データベースシステムの管理サーバであって、
    前記ネットワークと接続するインターフェイスと、前記インターフェイスと接続されるプロセッサと、前記プロセッサによって実行されるプログラムを格納するメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、前記プログラムを実行することによって、
    前記複数のデータベースサーバがアクセスするデータ領域に応じてトランザクションを分割し、前記データ領域を占有するデータベースサーバに前記分割したトランザクションの実行を指示するトランザクション制御部と、
    前記データベースサーバがアクセスするデータ領域を記録する領域サーバ対応情報と、
    前記データベースサーバと前記データベースサーバがアクセスするデータ領域との対応を変更することによって、システムの構成を変更する構成変更制御部と、を構成し、
    前記構成変更制御部は、
    前記複数のデータベースサーバの構成を変更するとき、移動するデータ領域を特定し、
    前記特定されたデータ領域が移動可能であるか否かを判定し、
    前記特定されたデータ領域が移動可能と判定されたとき、前記データベース管理システムを停止せずにデータ領域を移動することを特徴とする管理サーバ。
  10. 前記プロセッサは、サーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、データベースの停止可否の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記構成変更制御部は、前記入力された構成変更条件に基づいて、前記複数のデータベースサーバの構成を変更することを特徴とする請求項9に記載の管理サーバ。
  11. 前記プロセッサは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、移動対象となるデータ領域の指定欄と、前記移動対象となるデータ領域の割当方法の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記構成変更制御部は、前記入力された構成変更条件に基づいて、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定し、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定したとき、移動可能と判定されたデータ領域で実行中のトランザクションの終了を待ってデータ領域を移動することを特徴とする請求項9に記載の管理サーバ。
  12. 前記プロセッサは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、移動対象となるデータ領域の指定欄と、前記移動対象となるデータ領域の割当方法の指定欄と、トランザクションの中断有無の指定欄と、トランザクションを中断するとき、前記中断されるトランザクションを選択する基準の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記構成変更制御部は、前記入力された構成変更条件に基づいて、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定し、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定したとき、前記実行中のトランザクションを中断し、中断したトランザクションを実行前の状態に回復し、前記移動対象のデータ領域を移動した後、移動後のデータ領域に対してトランザクションを実行することを特徴とする請求項9に記載の管理サーバ。
  13. データ処理を実行する複数のデータベースサーバと、前記複数のデータベースサーバにデータ領域を提供するストレージ装置と、前記複数のデータベースサーバとネットワークを介して接続され、データベース管理システムを有し、トランザクションを分割して前記複数のデータベースサーバに割り当てる管理サーバと、を備え、前記複数のデータベースサーバによってアクセスされるデータ領域が互いに重複しない無共有型データベースシステムであって、
    前記データベースサーバは、前記ネットワークと接続する第1インターフェイスと、前記第1インターフェイスと接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサによって実行されるプログラムを格納する第1メモリと、を備え、
    前記管理サーバは、前記ネットワークと接続する第2インターフェイスと、前記第2インターフェイスと接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサによって実行されるプログラムを格納する第2メモリと、を備え、
    前記第1プロセッサは、前記第1メモリに格納されたプログラムを実行することによって、
    前記管理サーバから指示を受けたトランザクションを実行するトランザクション実行部と、
    前記トランザクションを実行するデータ領域を記録する領域管理情報と、
    前記領域管理情報を更新する領域管理部と、を構成し、
    前記第2プロセッサは、前記第2メモリに格納されたプログラムを実行することによって、
    前記複数のデータベースサーバがアクセスするデータ領域に応じてトランザクションを分割し、前記データ領域を占有するサーバに前記分割したトランザクションの実行を指示するトランザクション制御部と、
    前記データベースサーバがアクセスするデータ領域が記録される領域サーバ対応情報と、
    前記データベースサーバと前記データベースサーバがアクセスするデータ領域との対応を変更することによって構成を変更する構成変更制御部と、を構成し、
    前記構成変更制御部は、
    前記複数のデータベースサーバの構成を変更するとき、移動するデータ領域を特定し、
    前記特定されたデータ領域が移動可能であるか否かを判定し、
    前記特定されたデータ領域が移動可能と判定されたとき、前記データベース管理システムを停止せずにデータ領域を移動することを特徴とする無共有型データベースシステム。
  14. 前記トランザクション制御部は、前記トランザクションを分割するとき、前記第2メモリに前記トランザクションと前記トランザクションが実行されるデータ領域との対応情報を記録し、
    前記構成変更制御部は、前記対応情報に基づいて、データ領域の移動可否を判定することを特徴とする請求項13に記載の無共有型データベースシステム。
  15. 前記管理サーバは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記構成変更制御部は、前記入力された構成変更条件に基づいて、前記複数のデータベースサーバの構成を変更することを特徴とする請求項13に記載の無共有型データベースシステム。
  16. 前記構成変更制御部は、前記データ領域でトランザクションが実行されているか否かを判定し、トランザクションが実行されていないデータ領域を移動可能と判定することを特徴とする請求項13に記載の無共有型データベースシステム。
  17. 前記構成変更制御部は、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定したとき、移動可能と判定されたデータ領域で実行中のトランザクションの終了を待ってデータ領域を移動することを特徴とする請求項13に記載の無共有型データベースシステム。
  18. 前記管理サーバは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、移動対象となるデータ領域の指定欄と、前記移動対象となるデータ領域の割当方法の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記構成変更制御部は、前記入力された構成変更条件に基づいて、前記複数のデータベースサーバの構成を変更することを特徴とする請求項17に記載の無共有型データベースシステム。
  19. 前記構成変更制御部は、トランザクションが実行されているデータ領域を移動可能と判定したとき、前記実行中のトランザクションを中断し、中断したトランザクションを実行前の状態に回復し、前記移動対象のデータ領域を移動した後、移動後のデータ領域に対してトランザクションを実行することを特徴とする請求項13に記載の無共有型データベースシステム。
  20. 前記管理サーバは、データベースサーバの追加又は削除の指定欄と、前記追加又は削除されるデータベースサーバの識別子の入力欄と、前記データベース管理システムの停止可否の指定欄と、移動対象となるデータ領域の指定欄と、前記移動対象となるデータ領域の割当方法の指定欄と、トランザクションの中断有無の指定欄と、トランザクションを中断するとき、前記中断されるトランザクションを選択する基準の指定欄と、を含む入力画面を生成して、構成変更条件の入力を求め、
    前記構成変更制御部は、前記入力された構成変更条件に基づいて、前記複数のデータベースサーバの構成を変更することを特徴とする請求項19に記載の無共有型データベースシステム。
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