JP2007328363A - 感光性耐熱性重合体組成物 - Google Patents

感光性耐熱性重合体組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】熱処理中の収縮を最小限に抑え、さらに高い安定性を有した感光性のある耐熱性高分子材料を提供すること。
【解決手段】(a)一般式(1)で表される構造単位を主成分とするポリマー100重量部と、(b)光重合開始剤および/または増感剤0.1から100重量部を含有することを特徴とする感光性耐熱性重合体組成物。
【化1】
Figure 2007328363

(R、Rは少なくとも1個の不飽和結合とアルコキシ基を有するシリコン原子含有基、Rは少なくとも6個以上の炭素原子を有する芳香族を有する基、nは10から100000である。)
【選択図】 なし

Description

本発明は、パターン形成後、熱処理による重量の減少が少ない感光性耐熱高分子材料に関する。
感光性の耐熱材料としては感光性ポリイミド前駆体組成物が広く使用されている。このようなものとして、露光した部分が現像により残るネガ型の感光性ポリイミド前駆体組成物として、以下のものが知られていた。
(a)ポリアミド酸に化学線により2量化又は重合可能な炭素−炭素二重結合およびアミノ基又はその四級化塩を添加した組成物(例えば、特許文献1参照)。
(b)ポリアミド酸にアクリルアミド類を添加した組成物(例えば、特許文献2参照)。
(c)炭素−炭素二重結合基を有するポリイミド前駆体と、特定のオキシム化合物と、増感剤を含有してなる組成物(例えば、特許文献3〜5参照)。
これらの従来の先行技術は、熱処理中に50%程度の収縮が生じるために得られた膜のストレスが大きい、パターンの変化が大きいなどの問題があった。また、ポリイミド前駆体とアルコキシシラン化合物よりなる組成物などが知られていた(例えば、特許文献6参照)。しかしながら、このような光酸発生剤を使用したものでは組成物の安定性に劣る点が問題であった。
特公昭59−52822号公報 特開平3−170555号公報 特開昭61−118423号公報 特開昭62−184056号公報 特開昭62−273259号公報 特開昭62−121179号公報
本発明は、このような点を鑑み、熱処理中の収縮を最小限に抑え、さらに高い安定性を有した感光性のある耐熱性高分子材料を開発すべく、鋭意検討した結果、特定の構造を有したシリコン材料とポリイミド、ポリアミド、ポリベンゾオキサゾール前駆体などとを併用することにより、耐熱性があり、さらに熱処理後の収縮も小さな材料を見いだすにあたり、本発明に至ったものである。
本発明は、かかる問題を解決せしめ、熱処理中の収縮を最小限に抑え、さらに高い安定性を有した感光性のある耐熱性高分子材料を提供することを目的とするものである。
本発明は、(a)一般式(1)で表される構造単位を主成分とするポリマー100重量部と、(b)光重合開始剤および/または増感剤0.1から100重量部を含有することを特徴とする感光性耐熱性重合体組成物である。
Figure 2007328363
(R、Rは少なくとも1個の不飽和結合とアルコキシ基を有するシリコン原子含有基、Rは少なくとも6個以上の炭素原子を有する芳香族を有する基、nは10から100000である。)
本発明によれば、感光性耐熱性重合体組成物のキュア後の収縮率の小さいものを得ることが出来る。
本発明を以下に詳細に説明する。
上記一般式中R、Rは少なくとも1個の不飽和結合とアルコキシ基を有したシリコン含有基を表しており、ビニルトリエトキシシラン残基、ビニルトリメトキシシラン残基、ビニルメチルジメトキシシラン残基、ビニルジメチルメトキシシラン残基などのビニル基を不飽和結合として有したシリコン含有基や、さらに3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン残基、3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン残基、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン残基、3−アクリロキシメチルジエトキシシラン残基などのアクリル基を不飽和結合として有したシリコン原子含有基が光による反応性より好ましい。この不飽和結合は光により重合するために必要であり、アルコキシ基は、その後の熱処理中にシリコン化合物同志の縮合反応が起こることにより得られる感光性重合体組成物の機械的特性を高くするために有効である。このような化合物としては、具体的には(3−アミノプロピル)トリメトキシシランとメタクロキシプロピルトリメトキシシランとの縮合物、ビニルトリエトキシシランと1,3−ビス(3−アミノプロピル)−ジエトキシジメチルジシロキサンとの縮合物、N−(3−アクリロキシ−2−ヒドロキシプロピル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、1,3,5−トリメチル−1,3,5−トリビニルシクロトリシラザン、3−アミノプロポキシ)−3,3’−ジメチル−1−プロペニルトリメトキシシランなどのアミノ基と不飽和2重結合を有する化合物が好ましい。
また、3−アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン、2−アクリロキシプロピルメチルビス(トリメチルシロキシシラン)、アリルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ジフェニルビニルエトキシシラン、ジビニルテトラエトキシジシロキサン、3−メタクリロキシプロペニルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルジメチルエトキシラン、3−メタクリロキシプロピルジメチルメトキシラン、3−メタクリロキシプロピルジトリエトキシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシラン、オクタ−7−エニルトリメトキシシラン、ビニルジメチルエトキシシラン、ビニルメチルジアセトキシシラン、ビニルメチルジエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリフェノキシシランなどの不飽和結合とアルコキシ基を有するシラン化合物と4−アミノブチルジメチルエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルジメチルエトキシシランなどのアミノ基とアルコキシ基を有するシラン化合物を縮合させたものが好ましい例としてあげることができる。このような縮合反応は、不飽和結合とアルコキシ基を有するシラン化合物とアミノ基を有するシラン化合物と水と必要に応じて酢酸、塩酸、リン酸などの酸を加え、0から150度で10分から6時間反応させることで得ることができる。
本発明におけるR1は、一般式(1)で表される構造単位を主成分とするポリマーであり、加熱あるいは適当な触媒により、イミド環や、オキサゾール環、チアゾール環、キノリン環、その他の環状構造を有するポリマーあるいは、ポリフェニレン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、芳香族ポリエステル、芳香族ポリアミドなどの高分子材料あるいはその前駆体などを表しているが、これ以外の高分子材料を使用することもできる。
本発明におけるRはポリアミドイミド前駆体組成物、ポリイミド前駆体組成物を構成するトリカルボン酸あるいはテトラカルボン酸を表しており、好ましい例としてはトリメリット酸、ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ビフェニルテトラカルボン酸、ジフェニルエーテルテトラカルボン酸、ジフェニルスルホンテトラカルボン酸、ビス(ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンなどの芳香族カルボン酸、シクロブタンテトラカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸などの脂肪族カルボン酸、あるいはこれらのメチル、エチル、ヘキシル、エトキシメタクリレートなどのエステル化合物などをあげることができる。Rは、これらの化合物の1種で構成されていても良いし、2種以上で構成されていても良い。
本発明におけるRは、ポリアミドイミド前駆体組成物、ポリイミド前駆体組成物を構成するジアミン化合物を表しており、好ましい例としてはフェニレンジアミン、ジアミノジフェニルエーテル、ジアミノジフェニルスルホン、ジアミノジフェニルメタン、ビス(アミノフェノキシ)ベンゼン、ビス(アミノフェノキシフェニル)スルホン、ビス(アミノフェノキシフェニル)プロパン、ビス(トリフルオロメチル)ジアミノビフェニル、ビス(アミノフェノキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、ジアミノ安息香酸、ジアミノ安息香酸のエチル、エトキシメタクリレートなどのエステル化合物、ビス(アミノ、ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンのような芳香族ジアミン化合物、ヘキサメチレンジアミン、プロパンジアミン、シクロヘキシルジアミン、メチレンビス(アミノシクロヘキサン)などの脂肪族のジアミン化合物をあげることができる。Rは、これらの化合物の1種で構成されていても良いし、2種以上で構成されていても良い。
本発明におけるRは、水素原子、あるいは炭素数1から20までの有機基を表している。このような有機基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、デシル、アリル、ヒドロキシフェニル、エトキシメチル、エトキシエチル、エトキシプロピル、エトキシブチル、エトキシメタクリレート、エトキシアクリレート、2−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ−3−メタクリルプロピル、2−ヒドロキシ−3−アクリルプロピルなどの基をあげることができる。Rは、この中の1種より構成されていても良いし、2種以上で構成されていても良い。
本発明における光重合開始剤、増感剤としては、芳香族2級または3級アミン化合物、チオ−ル化合物などを好ましく使用することができる。この好ましい具体例としては、N−フェニルグリシン、ジエチルアミノ安息香酸エチル、ジエチルアミノ安息香酸イソアミル、N−フェニルエタノ−ルアミン、N−フェニルジエタノ−ルアミン、N−エチルアニリン、メルカプトベンゾチアゾ−ル、2−メルカプトベンズイミダゾ−ル、1−フェニル−5−メルカプト−1H−テトラゾ−ルなどが挙げられる。感度向上の点からは、N−アリ−ルグリシン化合物がとくに好ましい。この化合物の例としては、N−フェニルグリシン、N−(3−メトキシフェニル)グリシン、N−(4−ニトロフェニル)グリシン、N−(4−メトキシフェニル)グリシン、N−(3−ニトロフェニル)グリシン、N−ナフチルグリシン、N−フェニルグリシンのエチルエステル、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボキシル過酸などが挙げられるがこれらに限定されない。また、芳香族2級または3級アミン化合物とチオ−ル化合物を併用して使用することもできる。これらの化合物の添加量はポリマー100重量部に対して、0.1から100重量部、さらに好ましくは、0.2から10重量部である。
さらにg線露光に対する感度を向上させるために、クマリン類を増感剤として使用しても良い。好ましいクマリンの具体例としては、3−(4−メトキシベンゾイルクマリン)、7−ジエチルアミノ−3−ベンゾイルクマリン、7−ジメチルアミノ−3−(4−メトキシベンゾイルクマリン)、5,7−ジメトキシ−3−(4−メトキシベンゾイル)クマリン、7−ジエチルアミノ−3−(4−ジメチルアミノベンゾイル)クマリン、3,3’−カルボニルビスクマリン、3,3’−カルボニルビス(7−メトキシクマリン)、3,3’−カルボニルビス(7−ジエチルアミノクマリン)、9−(7−ジエチルアミノ−3−クマノイル)−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H,6H,10H[1]ベンゾピラノ[9,9a,1−gh]キノラジン−10−オンなどが挙げられるがこれに限定されるわけではなく、実際に水銀灯のg線である436nmに吸収をもつ化合物であれば使用することができる。上記以外の化合物の例としてはスチリル系の化合物をあげることができる。このような例としては、2−(p−ジメチルアミノスチリル)ベンゾオキサゾール、2−(p−ジメチルアミノスチリル)キノリン、4−(p−ジメチルアミノスチリル)キノリン、2−(p−ジメチルアミノスチリル)ベンゾチアゾール、2−(p−ジメチルアミノスチリル)−3,3−ジメチル−3H−インドール、2−(p−ジメチルアミノスチリル)ナフト[1,2−d]チアゾールなどがある。さらに、これらの化合物も水酸基やスルホン酸基を導入して水に対する溶解性を高くすることも好ましく行える。
さらに、ミヒラ−ケトン、フルオレノン、ベンズアントロンなどの芳香族カルボニル化合物、2,6−ビス(4−アジドベンジリデン)−4−メチルシクロヘキサノン、4−アジドベンザルアセトフェノンなどのアジド化合物、3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1−フェニル−2−プロペン−1−オン、1−(3−クロロフェニル)−5−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,4−ペンタジエン−3−オンなどのアミノ芳香族不飽和ケトン、1,3,−ジフェニル−1,2,3−プロパントリオン−2−(O−アセチル)オキシム、1−フェニル−1,2−ブタンジオン−2−(O−メトキシカルボニル)オキシム、ビス(α−イソニトロソプロピオフェノン)イソフタルなどのオキシム類、チタノセン系などの有機金属錯体、メロシアニン色素などが有効であるが、これらに限定されない。また、これらの中より2種以上のものを併用して用いても良い。これらの好ましい添加量は、ポリマー100重量部に対して、0.1から100重量部、さらに好ましくは、0.2から10重量部である。
これらの光重合開始剤類、増感剤類は1種類のみを使用しても良いし、効果の異なる2種以上のものを混合して使用しても良い。
本発明における不飽和結合を少なくとも1個有するアミノ化合物とは、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、ビニルピリジンなどの化合物を指し、10から300重量部の範囲で配合することができる。このような化合物を一般式(1)のポリマー100重量部に対して、10重量部以下加えても性能の変化が見られず、また300重量部以上加えると、その後の熱処理時に分解が完全に起こらずに膜内にとどまり、得られた膜の機械特性を低下させる恐れがある。このような観点から見ると、さらに好ましい範囲は20から250重量部である。
本発明の組成物には、さらに光反応性モノマーとして、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレートなどのアクリルモノマー類をポリマーに対して1から20重量%添加しても良い。
本発明に用いられる溶媒としては、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクロン、ジメチルアクリルアミドなどの非プロトン性極性溶媒、乳酸エチルやプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステル類、エタノールなどのアルコール類、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、あるいはこれらの混合したものを用いることができる。
また、必要に応じて上記感光性耐熱性重合体組成物と基板との塗れ性を向上させる目的で界面活性剤を混合しても良い。また、2酸化ケイ素、2酸化チタンなどの無機粒子、あるいはポリイミドの粉末などを添加することもできる。
次に、本発明の感光性重合体組成物を用いてポリイミドパターンを形成する方法について説明する。
該感光性耐熱性重合体組成物を基板上に塗布する。基板としてはシリコンウエハー、セラミックス類、ガリウムヒ素などが用いられるが、これらに限定されない。塗布方法としてはスピンナを用いた回転塗布、スプレー塗布、ロールコーティングなどの方法がある。また、塗布膜厚は、塗布手法、組成物の固形分濃度、粘度などによって異なるが通常、乾燥後の膜厚が、0.1から150μmになるように塗布される。
次に感光性重合体組成物を塗布した基板を乾燥して、感光性重合体組成物皮膜を得る。乾燥はオーブン、ホットプレート、赤外線などを使用し、50度から120度の範囲で30秒から数時間行うのが好ましい。
次に、この感光性ポリイミド前駆体組成物皮膜上に所望のパターンを有するマスクを通して化学線を照射し、露光する。露光に用いられる化学線としては紫外線、可視光線、電子線、X線などがあるが、本発明では水銀灯のi線(365nm)とg線(436nm)を用いるのが好ましい。
重合体組成物のパターンを形成するには、露光後、現像液を用いて未露光部を除去することによって達成される。現像液としては、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクロン、ジメチルアクリルアミドなどの極性溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール類、乳酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステル類、キシレンなどの炭化水素類、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、イソブチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、水などを単独あるいは数種を組み合わせたものが好ましく用いられる。また、テトラメチルアンモニウム水溶液、アンモニア水溶液、ジエチルアミノエタノール水溶液、水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリ水溶液を現像液として用いることもできる。アルカリ水溶液で現像を行う場合、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミドなどの極性溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール類、ケトン類などを加えて溶解性を調整した現像液を用いることもできる。現像後、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、乳酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステル類などでリンスをする。また、アルカリ水溶液で現像を行った場合、リンスは水を用いて行うのがよい。
現像後、200度から500度の温度を加えて耐熱性のある皮膜に変換する。この加熱処理は温度を選び、段階的に昇温するか、ある温度範囲を選び連続的に昇温しながら5分から5時間実施する。一例としては、130度、200度、350度で各30分ずつ熱処理する。あるいは室温より400度まで2時間かけて直線的に昇温するなどの方法が挙げられる。
本発明による感光性重合体組成物により形成した耐熱性皮膜は、半導体のパッシベーション膜、半導体素子の保護膜、高密度実装用多層配線の層間絶縁膜などの用途に用いられる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
特性の測定方法
膜厚の測定
東京精密のサーフコム5000表面段差計を用いて、パターンの無い部分とある部分の段差より膜厚を測定した。また、現像前のパターンは、膜にカッターナイフで傷をつけて、その段差を測定した。
収縮率
現像後の膜厚をT1とする。これを光洋リンドバーグ(株)社製クリーンイナートオーブンCLH−21−CDを使用し、窒素を流し、酸素濃度20ppm以下の雰囲気で140℃で30分熱処理の後、1時間かけて350℃に昇温する。350℃で1時間熱処理をし、その後冷却して200℃以下になったところで取り出して、その膜厚を測定しT2とする。収縮率はT2/T1×100(%)とした。収縮率65%以上が良好なものである。
合成例1 感光性シリコン化合物(1)の合成
300mlの3つ口フラスコに窒素流入管、温度計、コンデンサーを付け、3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン(AMES)19.1g(0.1モル)と3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン(MMMS)23.2gをN−メチル−2−ピロリドン(NMP)30gとガンマブチロラクトン(GBL)30gに水1.8g(0.1モル)と共に混合し、50度で2時間反応を行った。これにより、AMESとMMMSが平均で1つずつ合した感光性シリコン化合物の溶液を得た。
合成例2 感光性シリコン化合物(2)の合成
300mlの3つ口フラスコに窒素流入管、温度計、コンデンサーを付け、AMES19.1g(0.1モル)と2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)13.0gをNMP30gとGBL30gを50度で3時間アルコール交換反応を行った。これにより、AMESとHEMAが平均で1つずつ縮合した感光性シリコン化合物の溶液を得た。
合成例3 感光性シリコン化合物(3)の合成
300mlの3つ口フラスコに窒素流入管、温度計、コンデンサーを付け、AMES38.2g(0.2モル)と水1.8g(0.1モル)をNMP50gとGBL50gと共に50度で2時間反応を行った。これにより、AMESが平均で1つずつ縮合したアミノシラン化合物の溶液を得た。ここに2−ヒドロキシ−1−アクリロキシ−3−メタクロキシプロパン21.4g(0.1モル)を加え、50度で2時間反応を行い感光性シリコン化合物の溶液を得た。
実施例1
窒素気流下、500mlの4つ口フラスコに、ビス(4−アミノフェノキシフェニル)スルホン(BAPS)41.1g(0.095モル)と1,3−ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン(SiDA)1.2g(0.005モル)をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)150gに入れ溶解させた。ここに無水ピロメリット酸(PMDA)11.3g(0.052モル)、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物(BTDA)16.8g(0.052モル)をNMP57gとともに加え、室温で1時間、次いで50度で2時間反応を行った。ここに合成例1で得た感光性シリコン化合物(1)を溶液のまま8g加え、さらに50度で1時間反応を行いポリアミド酸(ポリイミド前駆体)を得た。この溶液に、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド(DMA)20g(0.11モル)(対ポリマー27重量%)、N−フェニルグリシン(NPG)1.25g(対ポリマー1.7重量%)、0.2gの3,3’−カルボニルビス(7−ジエチルアミノクマリン)(対ポリマー0.3重量%)をNMP30gとともに加え感光性ポリイミド前駆体のワニスを得た。
6インチシリコンウエハー上に、この感光性ポリイミド前駆体のワニスをプリベーク後の膜厚が20μmとなるように塗布し、ついでホットプレート(大日本スクリ−ン社製SKW−636)を用いて、100度で5分プリベークすることにより、感光性ポリイミド前駆体膜を得た。露光機(ニコン製i線ステッパNSR−1505−g6E)に、パターンの切られたレチクルをセットし、露光量400mJ/cm(436nmの強度)でg線露光を行った。
現像の直前に60度で1分の熱処理をホットプレート(大日本スクリーン社製SKW−636)を用いて行った。現像は、大日本スクリーン製造社製SKW−636の現像装置を用い、100回転で現像液DV−308(東レ製)を3秒間噴霧した。この後、80秒静止し、次いで1000回転で5秒間現像液を噴霧、1000回転で5秒間イソプロピルアルコールを噴霧してリンス処理、3000回転で8秒振り切り乾燥した。
現像後のパターンを光学顕微鏡でパターンを目視で観察した結果、良好なパターンが得られていた。この時の膜厚は19μmであった。
さらにこのパターンを窒素気流下、140℃で30分、その後1時間かけて350℃に昇温させ、350℃で1時間熱処理した後のパターンの膜厚を測定すると15μmと非常に厚い膜が残り、キュアによる収縮率は79%と良好な値であった。さらに、この熱処理した膜は、NMP処理、東京応化製の剥離液106処理でクラック、膜厚の減少なども見られず、良好な耐溶剤性を示した。
実施例2
窒素気流下、1lの4つ口フラスコに4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(4DAE)19.0g(0.095モル)とSiDA1.2g(0.005モル)をNMP100gに入れ溶解させた。ここにBTDA35.4g(0.11モル)をNMP63gとともに加え、室温で6時間反応を行いポリアミド酸(ポリイミド前駆体)を得た。ここに合成例2の感光性シリコン溶液10gを加え、50℃で1時間反応させた。このワニスにエチレングリコールジメタクリレート5g(対ポリマー8.2重量%)とN−フェニルグリシン2.5g(対ポリマー4.1重量%)をNMP25gとともに加え、感光性ポリイミドのワニスBを得た。
4インチシリコンウエハー上に、この感光性ポリイミド前駆体のワニスをプリベ−ク後の膜厚が12μmとなるように塗布し、ついでホットプレート(大日本スクリ−ン社製SKW−636)を用いて、100度で3分プリベークすることにより、感光性ポリイミド前駆体膜を得た。露光機(キャノン製コンタクトアライナーPLA−501)に、パターンの切られたマスクをセットし、露光量400mJ/cm(405nmの強度)で露光を行った。
現像は、大日本スクリーン製造社製SCW−636の現像装置を用い、50回転で0.5%テトラメチルアンモニウム水溶液を10秒間噴霧した。この後、80秒静止し、次いで400回転で10秒間水を噴霧してリンス処理、3000回転で10秒振り切り乾燥した。
現像後のパターンを光学顕微鏡でパターンを目視で観察した結果、良好なパターンが得られていた。この時の膜厚は11μmであった。
さらにこのパターンを窒素気流下、140℃で30分、その後1時間かけて350℃に昇温させ、350℃で1時間熱処理した後のパターンの膜厚を測定すると7.5μmと非常に厚い膜が残り、キュアによる収縮率は68%と良好な値であった。さらに、この熱処理した膜は、NMP処理、東京応化製の剥離液106処理でクラック、膜厚の減少なども見られず、良好な耐溶剤性を示した。
実施例3
窒素気流下、1lの4つ口フラスコに3,4’−ジアミノジフェニルエーテル(3DAE)19.0g(0.095モル)とSiDA1.2g(0.005モル)をジメチルアクリルアミド150gに入れ溶解させた。ここにBTDA30.93g(0.105モル)を加え、室温で6時間反応を行いポリアミド酸(ポリイミド前駆体)を得た。この溶液を50℃にして、ここに合成例3の感光性シリコン溶液を8gを加え、50℃で1時間反応させた。
反応終了後、ジメチルアミノメタクリレート10g(対ポリマー18重量%)、エチレングリコールジメタクリレート5g(対ポリマー9重量%)とN−フェニルグリシン2.5g(対ポリマー4.6重量%)をNMP20gとともに加え、感光性ポリイミドのワニスCを得た。
6インチシリコンウエハー上に、この感光性ポリイミド前駆体のワニスをプリベーク後の膜厚が12μmとなるように塗布し、ついでホットプレート(大日本スクリーン社製SKW−636)を用いて、100度で3分プリベークすることにより、感光性ポリイミド前駆体膜を得た。露光機(ニコン製i線ステッパーNSR−1755−i7A)に、パターンの切られたレチクルをセットし、露光量300mJ/cm(365nmの強度)でi線露光を行った。
現像は、大日本スクリーン製造社製SKW−636の現像装置を用い、50回転でNMP70重量部とエタノール30重量部よりなる現像液を10秒間噴霧した。この後、80秒静止し、次いで400回転で10秒間上記現像液を噴霧後、1000回転でプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートを5秒間噴霧してリンス処理、3000回転で10秒振り切り乾燥した。
現像後のパターンを光学顕微鏡でパターンを目視で観察した結果、良好なパターンが得られていた。この時の膜厚は11μmであった。
さらにこのパターンを窒素気流下、140℃で30分、その後1時間かけて350℃に昇温させ、350℃で1時間熱処理した後のパターンの膜厚を測定すると7.4μmと非常に厚い膜が残り、キュアによる収縮率は67%と良好な値であった。さらに、この熱処理した膜は、NMP処理、東京応化製の剥離液106処理でクラック、膜厚の減少なども見られず、良好な耐溶剤性を示した。
実施例4
窒素気流下、PMDA10.9g(0.05モル)とBTDA16.1g(0.05モル)を2−ヒドロキシエチルメタクリレート13.0g(0.1モル)、エタノール9.2g(0.1モル)、ピリジン20gをγ−ブチロラクトン(GBL)20gと共に加え、50℃で3時間反応させた。反応終了後、溶液の温度を5℃以下に冷却してジシクロヘキシルカルボジイミド41.2g(0.2モル)をGBL50gに溶解させた溶液を滴下した。滴下終了後、20分攪拌を続け、その後BAPS19.4g(0.045モル)と4DAE9.01g(0.045モル)、合成例1の感光性シリコン溶液10gをGBL100gに溶解させた溶液を滴下した。滴下終了後、5℃で1時間反応させ、その後25℃で42時間攪拌を続けた後、エタノールを1g加えて40℃で1時間反応させた。
反応終了後、得られた溶液に副成した尿素化合物をろ過で除き、ろ液をエタノール5lに投入し、ポリマーを沈殿させた。ポリマーをろ過で集め、50℃で24時間真空乾燥した。
このようにして得たポリマー10gをビス(1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−オキシム)イソフタール0.5g(対ポリマー5重量%)、N−フェニルジエタノールアミン0.2g(対ポリマー2重量%)、ミヒラーケトン0.05g(対ポリマー0.5重量%)とエチレングリコールジメタクリレート1g(対ポリマー10重量%)をNMP15gと共に加え、感光性ポリイミド前駆体組成物のワニスDを得た。
6インチシリコンウエハー上に、この感光性ポリイミド前駆体のワニスをプリベーク後の膜厚が12μmとなるように塗布し、ついでホットプレート(大日本スクリーン社製SKW−636)を用いて、100度で3分プリベークすることにより、感光性ポリイミド前駆体膜を得た。露光機(ニコン製i線ステッパーNSR−1755−i7A)に、パターンの切られたレチクルをセットし、露光量300mJ/cm(365nmの強度)でi線露光を行った。
現像は、大日本スクリーン製造社製SKW−636の現像装置を用い、2000回転でシクロペンタノンよりなる現像液を25秒間噴霧した。次いで2000回転で10秒間上記現像液とプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートを噴霧後、2000回転でプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートを5秒間噴霧してリンス処理、3000回転で10秒振り切り乾燥した。
現像後のパターンを光学顕微鏡でパターンを目視で観察した結果、良好なパターンが得られていた。この時の膜厚は11μmであった。
さらにこのパターンを窒素気流下、140℃で30分、その後1時間かけて350℃に昇温させ、350℃で1時間熱処理した後のパターンの膜厚を測定すると7.4μmと非常に厚い膜が残り、キュアによる収縮率は67%と良好な値であった。さらに、この熱処理した膜は、NMP処理、東京応化製の剥離液106処理でクラック、膜厚の減少なども見られず、良好な耐溶剤性を示した。
実施例5
ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン18.3g(0.05モル)をプロピレンオキシド17.4g(0.3モル)、NMP80ml、アセトン20mlに溶解させた。ここに、イソフタル酸ジクロリド11.16g(0.055モル)をシクロヘキサノン50mlに溶解させた溶液を反応溶液の温度が0℃を越えないように滴下した。滴下終了後、合成例3で合成した感光性シリコン溶液10gを加えた。この後、−15℃で2時間攪拌を続け、その後20℃まで徐々に溶液の温度を上げ攪拌を続けた。20℃で1時間攪拌した後、溶液を水5lに投入した。投入によって得られたポリマーの沈殿をろ過で集め、100℃で24時間真空乾燥した。このようにして得られたポリマー10gにN−フェニルグリシン0.3g(対ポリマー3重量%)、ビス(1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−オキシム)イソフタール0.3g(対ポリマー3重量%)、ミヒラーケトン0.05g(対ポリマー0.5重量%)、エチレングリコールジメタクリレート1g(対ポリマー10重量%)をNMP20gに溶解させ、感光性耐熱性樹脂前駆体のワニスEを得た。
4インチシリコンウエハー上に、この感光性耐熱性樹脂前駆体のワニスEをプリベーク後の膜厚が7μmとなるように塗布し、ついでホットプレート(大日本スクリ−ン社製SKW−636)を用いて、120度で3分プリベークすることにより、感光性耐熱性樹脂前駆体膜を得た。露光機(キャノン製コンタクトアライナーPLA−501)に、パターンの切られたマスクをセットし、露光量800mJ/cm(405nmの強度)で露光を行った。
現像は、大日本スクリーン製造社製SCW−636の現像装置を用い、50回転で1.2%テトラメチルアンモニウム水溶液を10秒間噴霧した。この後、50秒静止し、次いで400回転で10秒間水を噴霧してリンス処理、3000回転で10秒振り切り乾燥した。
現像後のパターンを光学顕微鏡でパターンを目視で観察した結果、良好なパターンが得られていた。この時の膜厚は6.5μmであった。
さらにこのパターンを窒素気流下、140℃で30分、その後1時間かけて350℃に昇温させ、350℃で1時間熱処理した後のパターンの膜厚を測定すると5.5μmと非常に厚い膜が残り、キュアによる収縮率は85%と良好な値であった。さらに、この熱処理した膜は、NMP処理、東京応化製の剥離液106処理でクラック、膜厚の減少なども見られず、良好な耐溶剤性を示した。
比較例1
4DAE19.0g(0.095モル)とSiDA1.2g(0.005モル)をNMP100gに溶解させた。ここにPMDA10.9g(0.05モル)とBTDA15.5g(0.048モル)をNMP30gとともに加えた。
得られた溶液にジエチルアミノエチルメタクリレート37g(0.2モル)(対ポリマー79重量%)、N−フェニルグリシン1.25g(対ポリマー2.7重量%)、エチレングリコールジメタクリレート3g(対ポリマー6.4重量%)、ミヒラーケトン0.2g(対ポリマー0.4重量%)をNMP30gとともに加え感光性ポリイミド前駆体組成物のワニスFを得た。
このものを実施例1と同様の方法で塗布、露光、現像を行ったところ、現像後は良好なパターンであり、その膜厚は11μmであった。しかし、このパターンを窒素気流下、140℃で30分、その後1時間かけて350℃に昇温させ、350℃で1時間熱処理した後のパターンの膜厚を測定すると5.6μmと非常に膜厚の減少が大きく、キュアによる収縮率は53%と良好な値ではなかった。

Claims (3)

  1. (a)一般式(1)で表される構造単位を主成分とするポリマー100重量部と、(b)光重合開始剤および/または増感剤0.1から100重量部を含有することを特徴とする感光性耐熱性重合体組成物。
    Figure 2007328363
    (R、Rは少なくとも1個の不飽和結合とアルコキシ基を有するシリコン原子含有基、Rは少なくとも6個以上の炭素原子を有する芳香族を有する基、nは10から100000である。)
  2. 請求項1におけるRが一般式(2)で表されることを特徴とする感光性耐熱性重合体組成物。
    Figure 2007328363
    (Rは炭素原子を2個以上有する3価または4価の有機基、Rは炭素原子を2個以上有する2価の有機基、Rは水素原子、または炭素数1から20までの1価の有機基、mは10から100000の整数、pは1または2である。)
  3. (a)一般式(1)で表される構造単位を主成分とするポリマー100重量部と、(b)光重合開始剤および/または増感剤0.1から100重量部と、(c)不飽和結合を少なくとも1個有するアミノ化合物10から300重量部を含有することを特徴とする感光性耐熱性重合体組成物。
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