JP2007325144A - 画像表示装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルカメラ等に設けられた画像表示装置および方法において、自身が有する液晶モニタ等の表示装置および外部の表示装置の双方において適切に画像を表示できるようにする。
【解決手段】画像を含む各種表示を行うモニタ15と、画像を外部表示装置30に表示する出力端子18とを備えたデジタルカメラ1等の画像表示装置において、撮影時における撮影手段の姿勢を表す姿勢情報が付与された画像について、姿勢情報に基づいて、画像をモニタ15に表示する場合および画像を外部表示装置30に表示する場合のそれぞれについて、画像を表示する向きを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自身が有する内蔵表示手段および外部表示装置の双方に画像を表示可能な画像表示装置および方法並びに画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
デジタルカメラ等の撮影装置を用いて取得された画像には、撮影時におけるカメラを構える向きに応じて縦長の状態で正視できる画像および横長の状態で正視できる画像が混在している。ここで、撮影装置には通常横長となるように液晶モニタが設けられるが、撮影装置に設けられた液晶モニタにおいて画像を表示する場合には、縦長の状態で正視できる画像を横長に表示しても、撮影装置自体を回転させることにより画像を天地が正しい正立状態とすることができる。しかしながら、外部の表示装置に画像を表示する場合には、通常表示装置は横長となるように構成されており、さらに表示装置を90度回転させることは困難であるため、縦長の状態で正視できる画像が横長状態でそのまま表示されてしまうこととなる。
このため、撮影時に画像の天地を表す天地情報を画像に付与しておき、天地情報を参照して画像の天地を正しく表示する手法が提案されている(特許文献1,2参照)。また、撮影時にマニュアル操作により画像の天地を表す天地情報を画像に付与する手法も提案されている(特許文献3参照)。さらに、撮影時における撮影装置の回転方向に応じて画像を回転して記録することにより、常に正立状態にて画像を再生する手法も提案されている(特許文献4参照)。このような手法を用いることにより、縦長の状態で正視できる画像を正立状態で表示装置に表示することができる。
特開2002−262155号公報 特開2004−104213号公報 特開2006−25058号公報 特開2005−277470号公報
しかしながら、上記手法を用いると撮影装置に設けられた液晶モニタにおいても、横長の画面に縦長の状態で正視可能な画像が正立状態で表示される。ここで撮影装置に設けられた液晶モニタは外部の表示装置よりも遙かにサイズが小さいため、縦長の状態で正視可能な画像を正立状態となるように回転して表示すると、画像のサイズが非常に小さくなってしまい、画像が見にくくなってしまう。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、自身が有する液晶モニタ等の表示装置および外部の表示装置の双方において適切に画像を表示できるようにすることを目的とする。
本発明による第1の画像表示装置は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
撮影時における撮影手段の姿勢を表す姿勢情報が付与された画像について、該姿勢情報に基づいて、該画像を前記内蔵表示手段に表示する場合および該画像を前記外部表示装置に表示する場合のそれぞれについて、該画像を表示する向きを設定する設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による第1の画像表示装置においては、前記設定手段を、前記内蔵表示手段に前記画像を表示するときおよび前記外部表示装置に前記画像を表示するときのそれぞれについて、前記姿勢情報に基づいて前記画像の向きを設定するか否かの選択を受け付け、該選択結果に基づいて前記画像の向きを設定する手段としてもよい。
また、本発明による第1の画像表示装置においては、前記設定手段を、前記画像にポートレートモードにて撮影されたことを表す情報が付与されている場合にのみ、前記姿勢情報に基づいて前記画像の向きを設定する手段としてもよい。
また、本発明による第1の画像表示装置においては、前記画像の表示時に該画像を一時的に記憶する記憶手段をさらに備えるものとし、
前記設定手段を、前記内蔵表示手段に表示する画像と前記外部表示装置に表示する画像との向きが異なる場合、前記記憶手段に向きが異なる2つの画像を記憶する手段としてもよい。
本発明による第2の画像表示装置は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
前記内蔵表示手段の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて前記外部表示装置に表示する前記画像の向きを設定する設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明による第3の画像表示装置は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
前記内蔵表示手段の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて、前記画像を前記外部表示装置に表示しつつ、前記画像に付与された情報を前記画像に代えて前記内蔵表示手段に表示する設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明による第4の画像表示装置は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
顔を含む前記画像における該顔の画像平面上における回転角度を検出する回転角度検出手段と、
前記画像を前記内蔵表示手段および/または前記外部表示装置に表示するに際し、前記回転角度に基づいて、前記顔の回転角度が正立状態となるように前記画像の向きを設定する設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
「正立状態となるように画像の向きを設定する」とは、完全な正立状態とするものであってもよく、正立に近い状態となるようにするものであってもよい。
なお、本発明による第4の画像表示装置においては、前記回転角度を表す情報を前記画像に付与する付与手段をさらに備えるようにしてもよい。
本発明による第1の画像表示方法は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
撮影時における撮影手段の姿勢を表す姿勢情報が付与された画像について、該姿勢情報に基づいて、該画像を前記内蔵表示手段に表示する場合および該画像を前記外部表示装置に表示する場合のそれぞれについて、該画像を表示する向きを設定することを特徴とするものである。
本発明による第2の画像表示方法は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
前記内蔵表示手段の姿勢を検出し、
前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて前記外部表示装置に表示する前記画像の向きを設定することを特徴とするものである。
本発明による第3の画像表示方法は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
前記内蔵表示手段の姿勢を検出し、
前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて、前記画像を前記外部表示装置に表示しつつ、前記画像に付与された情報を前記画像に代えて前記内蔵表示手段に表示することを特徴とするものである。
本発明による第4の画像表示方法は、画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
顔を含む前記画像における該顔の画像平面上における回転角度を検出し、
前記画像を前記内蔵表示手段および/または前記外部表示装置に表示するに際し、前記回転角度に基づいて、前記顔が正立状態となるように前記画像の向きを設定することを特徴とするものである。
なお、本発明による第1から第4の画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明の第1の画像表示装置および方法によれば、画像に付与された、撮影時における撮影手段の姿勢を表す姿勢情報に基づいて、画像を内蔵表示手段に表示する場合および外部表示装置に表示する場合のそれぞれについて、画像を表示する向きが設定される。このため、横長の状態で正視可能な画像および縦長の状態で正視可能な画像のいずれについても、内蔵表示手段および外部表示装置の双方において、見やすいように画像を表示することができる。
また、内蔵表示手段に画像を表示するときおよび外部表示装置に画像を表示するときのそれぞれについて、姿勢情報に基づいて画像の向きを設定するか否かの選択を受け付け、選択結果に基づいて画像の向きを設定することにより、内蔵表示手段および外部表示装置のそれぞれにおいてユーザが所望とするように画像を表示する向きを設定することができる。したがって、縦長の状態で正視可能な画像については、内蔵表示手段に表示する際には姿勢情報に基づいて画像の向きを設定しないようにし、外部表示装置に表示する際には姿勢情報に基づいて画像の向きを設定するようにすることにより、外部表示装置においては正立状態で画像を表示しつつ、内蔵表示装置においては画像が小さくなることを防止できる。
また、画像に人物が含まれている場合において、縦長の状態で正視可能な画像が横長の状態で表示されると画像が見にくくなる。ところで、デジタルカメラ等の撮影装置により画像を撮影する場合には、カメラの撮影モードとして人物撮影に適したポートレートモードを設定することが多い。このため、画像にポートレートモードにて撮影されたことを表す情報が付与されている場合にのみ、姿勢情報に基づいて画像の向きを設定することにより、人物が含まれる画像を常に見やすく表示することができる。
また、内蔵表示手段に表示する画像と外部表示装置に表示する画像との向きが異なる場合、記憶手段に向きが異なる2つの画像を記憶することにより、内蔵表示手段および外部表示装置の双方に同時に向きが異なる画像を表示することができる。
本発明の第2の画像表示装置および方法によれば、画像を内蔵表示手段に表示すると同時に外部表示装置に表示するに際し、内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて外部表示装置に表示する画像の向きが設定される。このため、縦長の状態で正視可能な画像が内蔵表示手段および外部表示装置のそれぞれにおいて横長の状態で表示されても、本発明の画像表示装置の姿勢を画像を正立させるように変更することにより、外部表示装置には縦長の正立状態で画像を表示することができる。
本発明の第3の画像表示装置および方法によれば、画像を内蔵表示手段に表示すると同時に外部表示装置に表示するに際し、内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて外部表示装置に画像が表示されつつ、画像に付与された情報が画像に代えて内蔵表示手段に表示される。このため、外部表示装置に画像を表示しつつも、内部表示手段において画像に付与された情報を確認することができ、これにより、とくに画像を用いたプレゼンテーション等を行う場合に、画像を外部表示装置に表示しつつ、その画像の説明を行う際に画像に付与された情報を容易に参照することができる。
本発明の第4の画像表示装置および方法によれば、画像を内蔵表示手段および/または外部表示装置に表示するに際し、検出された顔の回転角度に基づいて顔が正立状態となるように画像の向きが設定される。このため、内蔵表示手段および/または外部表示装置において、顔が正立状態となるように画像を表示することができる。
また、顔の回転角度を表す情報を画像に付与することにより、後から顔が正立状態となるように画像の向きを設定する際に顔の回転角度を検出する必要がなくなるため、画像の向きを設定する処理を高速に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態においては、本発明の画像表示装置をデジタルカメラに適用した場合について説明するが、デジタルカメラ以外に、携帯電話やPDA等、画像表示装置を搭載した電子機器全般に適用可能である。
図1は本発明の第1の画像表示装置を適用したデジタルカメラ1の背面斜視図と、外部表示装置30の正面斜視図である。デジタルカメラ1は、図示していないが、その正面にレンズ、ストロボ、補助光ランプ、各種センサ等の、撮影に必要な一般的な各種装置が設けられている。背面および側面には、モニタ(表示画面)15、十字キーや操作ボタンからなる入力部17、メディアスロット19および出力端子18を備える。
モニタ15には、メディアスロット19に装填されたメモリカード等の記録媒体に記録された画像の表示、各種設定に必要なメニュー画面、撮影時においてはCCD(不図示)によって取得されたスルー画像が表示される。
メディアスロット19は、メモリカードやICメモリ等の記録媒体が装填される装填口であり、メディアスロット19に記録媒体が装填されると、記録媒体に対してデータの読み取り/書き込みが行われる。
出力端子18は、メディアスロット19に装填されたメモリカードやデジタルカメラ1の内蔵メモリに記憶された画像等の各種データを出力するための端子である。
外部表示装置30は、テレビ、パソコン用ディスプレイ、プロジェクター等であり、外部入力端子31を備える。デジタルカメラ1の出力端子18にケーブル40の一端が接続され、他端が外部入力端子31に接続されると、デジタルカメラ1から出力された画像が画面32に表示される。
図2は第1の実施形態によるデジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1は、CPU11(設定手段)、撮像部12、記憶部13、表示制御部14、モニタ15、入力制御部16、入力部17、出力端子18、メディアスロット19、ワークメモリ20および姿勢検出部22を備える。
CPU11は、入力される指示信号に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行する等して、デジタルカメラ1を統括的に制御するものである。具体的には、CPU11は入力部17の操作によって入力される指示信号に応じて記憶部13から読み出したプログラムに基づいて処理を実行する。
より具体的には、記録媒体22に記録された画像に撮影時の姿勢情報が付与されている場合において、モニタ15および外部表示装置30に画像を表示するときのそれぞれについて、姿勢情報に基づいて画像の向きを設定するか否かをユーザに選択させる選択画面をモニタ15に表示する。そして、ユーザの選択結果に基づいて、画像が正視できるように画像を90度回転するか否かを判断してモニタ15および外部表示装置30に画像を表示する。
撮像部12は、撮影に用いられるレンズおよびレンズ駆動部、CCDおよびCCD駆動部、A/D変換器等を備えて構成されており、CPU11から出力される制御信号にしたがって撮像処理を行う。
記憶部13は、プログラムやデータ等が予め記録されている記録媒体であり、磁気的または光学的記録媒体、半導体メモリ等によって構成されている。記憶部13には、デジタルカメラ1を作動させるためのシステムプログラムの他に、画像に付与された姿勢情報に基づいて画像を回転する画像回転プログラム、モニタ15に画像を表示させるためのモニタ表示プログラム、外部表示装置30に画像を出力するための外部出力プログラム等が記憶されている。
表示制御部14は、CPU11から入力される表示信号に基づいて、モニタ15を制御して画像を含む各種情報を表示させる。モニタ15は、ブラウン管、LCD(Liquid Crystal Display)、ELD(Electronic Luminescent Display)等で構成される。
入力制御部16は、入力部17の操作内容をCPU11に入力する。
メディアスロット19は、メモリカードやICメモリといった記録媒体21に対してデータの読み取り/書き込みを行う。
ワークメモリ20は、画像をモニタ15および/または外部表示装置30に表示する場合に、画像を一時的に記憶する。ここで、モニタ15および外部表示装置30のいずれかに画像を表示する場合には1つの画像のみがワークメモリ20に記憶される。また、モニタ15および外部表示装置30の双方に画像を表示する場合において、画像の向きがモニタ15および外部表示装置30において同一の場合にはその向きの1つの画像のみが記憶され、画像の向きがモニタ15および外部表示装置30において異なる場合には向きが異なる2つの画像が記憶される。
姿勢検出部22は、3次元加速度センサおよび傾斜センサ等からなるものであり、デジタルカメラ101の撮影時における回転方向を検出し、検出信号をCPU11に出力する。CPU11は姿勢検出部22が検出したデジタルカメラ101の回転方向に応じて、画像に姿勢情報を付与する。具体的には、デジタルカメラ1を縦長に構えて撮影を行うことにより縦長の状態で正視可能なように画像が取得された場合には、「縦」の姿勢情報を画像のタグ情報に記述することにより画像に付与し、デジタルカメラ1を横長に構えて撮影を行うことにより横長の状態で正視可能なように画像が取得された場合には、「横」の姿勢情報を画像に付与する。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。なお、以降の実施形態においては、デジタルカメラ1を縦長となるように構えて撮影を行うことにより、取得された、縦長の状態で正視可能な画像を再生の対象の画像として説明する。
まず、ユーザはモニタ15に画像を表示する場合および外部表示装置30に画像を表示する場合のそれぞれについて、姿勢情報を用いて画像を回転するか否かの選択を行う。図3は設定の選択を行う選択画面を示す図である。図3に示すように選択画面50には、モニタ15について姿勢情報を用いて画像を回転するか否かを選択するための表示エリア50Aおよび外部表示装置30について姿勢情報を用いて画像を回転するか否かを選択するための表示エリア50Bが含まれる。
各表示エリア50A,50Bには「する」および「しない」が選択可能に表示されている。なお、図3においては例としてモニタ15については「しない」を選択し、外部表示装置30においては「する」を選択した状態を示している。ユーザは入力部17を操作して、モニタ15および外部表示装置30のそれぞれについて、姿勢情報を用いて画像を回転するか否かを選択する。なお、選択した結果(以下選択結果とする)は記憶部13に記憶される。
次に、第1の実施形態における画像表示処理について説明する。図4は第1の実施形態における画像表示処理のフローチャートである。なお、第1の実施形態においては、モニタ15または外部表示装置30のいずれか一方に画像を表示するようにデジタルカメラ1が設定されているものとする。
記録媒体21に記録された画像の表示の指示を入力部17が受け付けることによりCPU11が処理を開始し、画像に付与されたタグ情報を取得する(ステップST1)。そして、タグ情報の記述を参照して、画像がポートレートモードにより撮影されたものであるか否かを判定する(ステップST2)。ステップST2が肯定されるとタグ情報に記述された姿勢情報が「縦」であるか否かを判定する(ステップST3)。なお、姿勢情報が「縦」であるとは、デジタルカメラ1を縦長に構えて撮影を行うことにより縦長の状態で正視可能なように画像が取得されていることを意味し、姿勢情報が「横」であるとは、デジタルカメラ1を横長に構えて撮影を行うことにより横長の状態で正視可能なように画像が取得されていることを意味する。
ステップST3が肯定されると、ケーブル40が出力端子18に接続されているか否かを判定する(ステップST4)。ステップST4が肯定されると、記憶部13に記憶された選択結果が、外部表示装置30への表示時に姿勢情報を用いて画像を回転するものであるか否かを判定する(外部表示装置:回転「する」、ステップST5)。ステップST5が肯定されると、画像を90度回転して出力端子18から外部表示装置30に出力し(ステップST6)、処理を終了する。これにより、外部表示装置30には、図5(a)に示すように画像が縦長の正立状態で表示される。
ステップST5が否定されると、画像を90度回転することなく、出力端子18から画像を外部表示装置30に出力し(ステップST7)、処理を終了する。これにより、外部表示装置30には、図5(b)に示すように画像が横長の状態で表示される。
一方、ステップST4が否定されると、記憶部13に記憶された選択結果が、モニタ15への表示時に姿勢情報を用いて画像を回転するものであるか否かを判定する(モニタ:回転「する」、ステップST8)。ステップST8が肯定されると、画像を90度回転してモニタ15に表示し(ステップST9)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、図5(c)に示すように画像が縦長の正立状態で表示される。
ステップST8が否定されると、画像を90度回転することなくモニタ15に表示し(ステップST10)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、図5(d)に示すように画像が横長の状態で表示される。
一方、ステップST3が否定されると、ケーブル40が出力端子18に接続されているか否かを判定する(ステップST11)。ステップST11が肯定されると、画像を90度回転することなく、出力端子18から画像を外部表示装置30に出力し(ステップST7)、処理を終了する。これにより、外部表示装置30には、図5(b)に示すように画像が横長の状態で表示される。
ステップST11が否定されると、画像を90度回転することなくモニタ15に表示し(ステップST10)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、図5(d)に示すように画像が横長の状態で表示される。
一方、ステップST2が否定されると、ステップST11に進み、ステップST11以降の処理を行う。
このように、第1の実施形態は、画像に付与された、撮影時におけるデジタルカメラ1の姿勢を表す姿勢情報に基づいて、画像をモニタ15に表示する場合および外部表示装置30に表示する場合のそれぞれについて、画像を表示する向きを設定するようにしたものである。このため、横長の状態で正視可能な画像および縦長の状態で正視可能な画像のいずれについても、モニタ15および外部表示装置30の双方において、見やすいように画像を表示することができる。
また、モニタ15に画像を表示するときおよび外部表示装置30に画像を表示するときのそれぞれについて、姿勢情報に基づいて画像の向きを設定するか否かの選択を受け付け、選択結果に基づいて画像の向きを設定するようにしたため、モニタ15および外部表示装置30のそれぞれにおいてユーザが所望とするように画像を表示する向きを設定することができる。
したがって、縦長の状態で正視可能な画像については、モニタ15に表示する際には姿勢情報に基づいて画像の向きを設定しないようにし、外部表示装置30に表示する際には姿勢情報に基づいて画像の向きを設定するようにすることにより、外部表示装置30においては正立状態で画像を表示しつつも、モニタ15においては横向きの状態で画像が表示されることから画像が小さくなることを防止できる。
また、画像に人物が含まれている場合において、縦長の状態で正視可能な画像が横長の状態で表示されると、画像が見にくくなる。ところで、デジタルカメラにより画像を撮影する場合には、カメラの撮影モードとして人物撮影に適したポートレートモードを設定することが多い。このため、画像のタグ情報にポートレートモードにて撮影された記述がある場合にのみ、姿勢情報に基づいて画像の向きを設定することにより、人物が含まれる画像を常に見やすく表示することができる。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態によるデジタルカメラの構成は、上記図1および図2に示すデジタルカメラ1の構成と同一であり、画像表示処理のみが異なるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図6は第2の実施形態における画像表示処理のフローチャートである。なお、第2の実施形態においては、モニタ15および外部表示装置30の双方に画像を表示するようにデジタルカメラ1が設定されている場合について説明する。
記録媒体21に記録された画像の表示の指示を入力部17が受け付けることによりCPU11が処理を開始し、画像に付与されたタグ情報を取得する(ステップST21)。そして、タグ情報の記述を参照して、画像がポートレートモードにより撮影されたものであるか否かを判定する(ステップST22)。ステップST22が肯定されるとタグ情報に記述された姿勢情報が「縦」であるか否かを判定する(ステップST23)。
ステップST23が肯定されると、ケーブル40が出力端子18に接続されているか否かを判定する(ステップST24)。ステップST24が肯定されると、記憶部13に記憶された選択結果が、外部表示装置30への表示時に姿勢情報を用いて画像を回転するものであるか否かを判定する(外部表示装置:回転「する」、ステップST25)。ステップST25が肯定されると、記憶部13に記憶された選択結果が、モニタ15への表示時に姿勢情報を用いて画像を回転するものであるか否かを判定する(モニタ:回転「する」、ステップST26)。ステップST26が肯定されると、画像を90度回転して出力端子18から外部表示装置30に出力するとともに(ステップST27)、画像を90度回転してモニタ15に表示し(ステップST28)、処理を終了する。これにより、図7(a)に示すように、モニタ15および外部表示装置30の双方に画像が縦長の正立状態で表示される。
ステップST26が否定されると、画像を90度回転して出力端子18から外部表示装置30に出力するとともに(ステップST27)、画像を90度回転することなく画像をモニタ15に表示し(ステップST29)、処理を終了する。これにより、図7(b)に示すように、モニタ15には画像が横長の状態で表示され、外部表示装置30には画像が縦長の正立状態で表示される。なお、この状態においては、ワークメモリ20には画像の向きが異なる2つの画像が記憶されている。
一方、ステップST25が否定されると、記憶部13に記憶された選択結果が、モニタ15への表示時に姿勢情報を用いて画像を回転するものであるか否かを判定する(モニタ:回転「する」、ステップST30)。ステップST30が肯定されると、画像を90度回転することなく出力端子18から外部表示装置30に出力するとともに(ステップST31)、画像を90度回転してモニタ15に表示し(ステップST28)、処理を終了する。これにより、図7(c)に示すように、モニタ15には画像が縦長の正立状態で表示され、外部表示装置30には画像が横長の状態で表示される。なお、この状態においては、ワークメモリ20には画像の向きが異なる2つの画像が記憶されている。
ステップST30が否定されると、画像を90度回転することなくモニタ15に表示するとともに(ステップST29)、画像を90度回転することなく出力端子18から外部表示装置30に出力し(ステップST31)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、図7(d)に示すようにモニタ15および外部表示装置30の双方に画像が横長の状態で表示される。
一方、ステップST24が否定されると、記憶部13に記憶された選択結果が、モニタ15への表示時に姿勢情報を用いて画像を回転するものであるか否かを判定する(モニタ:回転「する」、ステップST32)。ステップST32が肯定されると、画像を90度回転してモニタ15に表示し(ステップST28)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、上記図5(c)に示すように画像が縦長の正立状態で表示される。この場合、外部表示装置30には何ら画像は表示されない。
ステップST32が否定されると、画像を90度回転することなくモニタ15に表示し(ステップST29)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、上記図5(d)に示すように画像が横長の状態で表示される。この場合、外部表示装置30には何ら画像は表示されない。
一方、ステップST23が否定されると、ケーブル40が出力端子18に接続されているか否かを判定する(ステップST33)。ステップST33が肯定されると、画像を90度回転することなくモニタ15に表示するとともに(ステップST29)、画像を90度回転することなく出力端子18から外部表示装置30に出力し(ステップST31)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、図7(d)に示すようにモニタ15および外部表示装置30の双方に画像が横長の状態で表示される。
ステップST33が否定されると、画像を90度回転することなくモニタ15に表示し(ステップST29)、処理を終了する。これにより、モニタ15には、上記図5(d)に示すように画像が横長の状態で表示される。この場合、外部表示装置30には何ら画像は表示されない。
一方、ステップST22が否定されると、ステップST33に進み、ステップST33以降の処理を行う。
次いで、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態によるデジタルカメラの外部構成は、上記図1に示すデジタルカメラ1の構成と同一であり、内部構成および画像表示処理のみが異なるため、ここでは詳細な説明は省略する。図8は第3の実施形態によるデジタルカメラ101の内部構成を示すブロック図である。なお、第3の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。第3の実施形態においては、デジタルカメラ101の回転方向を常時検出する姿勢検出部22Aを備えた点が第1の実施形態と異なる。
姿勢検出部22Aは、3次元加速度センサおよび傾斜センサ等からなるものであり、デジタルカメラ101の回転方向を常時検出し、検出信号をCPU11に出力する。CPU11は姿勢検出部22Aが検出したデジタルカメラ101の回転方向に応じて、画像を回転して外部表示装置30に出力する。
次いで、第3の実施形態において行われる画像表示処理について説明する。図9は第3の実施形態における画像表示処理のフローチャートである。なお、第3の実施形態においては、デジタルカメラ101と外部表示装置30とはケーブル40により接続されており、モニタ15および外部表示装置30の双方に画像を表示するものとする。
記録媒体21に記録された画像の表示の指示を入力部17が受け付けることによりCPU11が処理を開始し、CPU11が画像をモニタ15に横長の状態で表示する(ステップST31)。次いで、CPU11は姿勢検出部22Aが検出したデジタルカメラ101の向きが横向きであるか否かを判定する(ステップST32)。
ステップST32が肯定されると、画像を90度回転することなく出力端子18から外部表示装置30に出力する(ステップST33)。これにより、図10(a)に示すように、デジタルカメラ101が横向きの状態において、モニタ15には画像が横長の状態で表示され、外部表示装置30にも画像が横長の状態で表示される。
ステップST32が否定されると、画像を90度回転して出力端子18から外部表示装置30に出力し(ステップST34)する。これにより、図10(b)に示すように、モニタ15には画像が横長の状態で表示される。この状態において、デジタルカメラ101が縦向きとなっていることからモニタ15に表示された画像は正立状態となっている。一方、外部表示装置30には画像が縦長の正立状態で表示される。なお、この状態においては、ワークメモリ20には画像の向きが異なる2つの画像が記憶されている。
ステップST33,34に続いて、終了の指示がなされたか否かを判定し(ステップST35)、ステップST35が否定されるとステップST32に戻り、ステップST32以降の処理を繰り返す。ステップST35が肯定されると処理を終了する。
このように、第3の実施形態においては、画像をモニタ15に表示すると同時に外部表示装置30に表示するに際し、デジタルカメラ101すなわちモニタ15の姿勢の変化に応じて外部表示装置30に表示する画像の向きを設定するようにしたものである。このため、縦長の状態で正視可能な画像はデジタルカメラ101を横長の状態にしておくことにより、モニタ15および外部表示装置30の双方において横長の状態で表示されるが、デジタルカメラ101をモニタ15が縦長となるように回転することにより、外部表示装置30には縦長の正立状態で画像を表示することができる。
なお、上記第3の実施形態においては、記録媒体21に記録された画像を表示する際の処理について説明しているが、デジタルカメラ101を外部表示装置30に接続して撮影を行う場合にも、デジタルカメラ101の姿勢を検出して、デジタルカメラ101において撮影時にモニタ15に逐次表示されるスルー画像を回転して外部表示装置30に出力するようにしてもよい。
次いで、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態によるデジタルカメラの外部構成は、上記第3の実施形態におけるデジタルカメラ101の構成と同一であり、画像表示処理のみが異なるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図11は第4の実施形態における画像表示処理のフローチャートである。なお、第4の実施形態においても、デジタルカメラ101と外部表示装置30とはケーブル40により接続されており、モニタ15および外部表示装置30の双方に画像を表示するものとする。
記録媒体21に記録された画像の表示の指示を入力部17が受け付けることによりCPU11が処理を開始し、CPU11が画像をモニタ15に表示する(ステップST41)。また、画像を外部表示装置30にも出力する(ステップST42)。なお、第4の実施形態においては、画像の姿勢情報を考慮することなく横長の状態でモニタ15および外部表示装置30に表示しても、画像に付与された姿勢情報に基づいて画像を回転して縦長の状態でモニタ15および外部表示装置30に表示してもよい。なお、ここでは、図12(a)に示すように、縦長で正立状態となるようにモニタ15および外部表示装置30に画像を表示するものとする。
次いで、CPU11はモニタ15が上向きになるようにデジタルカメラ101が回転したことを姿勢検出部22Aが検出したか否かを判定する(ステップST43)。
ステップST43が肯定されると、画像のタグ情報に記述された撮影情報をモニタ15に表示する(ステップST44)。これにより、図12(b)に示すように、モニタ15には、画像の撮影日時(2006.2.13))、絞り値(F5.6)、シャッタスピード(1/150)、ISO感度(ISO400)、天候(晴れ)、サイズ(L)、圧縮モード(FINE)等の撮影情報が表示される。
次いで、CPU11は終了の指示がなされたか否かを判定する(ステップST45)。なお、ステップST43が否定された場合もステップST45に進む。ステップST45が否定されるとステップST43に戻り、ステップST43以降の処理を繰り返す。ステップST45が肯定されると処理を終了する。
このように、第4の実施形態においては、画像をモニタ15に表示すると同時に外部表示装置30に表示するに際し、モニタ15の姿勢の変化に応じて外部表示装置30に画像を表示しつつ、画像の撮影情報を画像に代えてモニタ15に表示するようにしたものである。このため、外部表示装置30に画像を表示しつつも、モニタ15において画像に付与された情報を確認することができ、これにより、とくに画像を用いたプレゼンテーション等を行う場合に、画像を外部表示装置30に表示しつつ、その画像の説明を行う際に画像に付与された情報を容易に参照することができる。
次いで、本発明の第5の実施形態について説明する。なお、第5の実施形態によるデジタルカメラの外部構成は、上記図1に示すデジタルカメラ1の構成と同一であり、内部構成および画像表示処理のみが異なるため、ここでは詳細な説明は省略する。図13は第5の実施形態によるデジタルカメラ201の内部構成を示すブロック図である。なお、第5の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。第5実施形態においては、画像から顔を検出し、検出した顔の画像平面上における回転角度を検出する回転角度検出部23を設けた点が第1の実施形態と異なる。
次いで、第5の実施形態において行われる画像表示処理について説明する。図14は第5の実施形態における画像表示処理のフローチャートである。なお、第5の実施形態においては、デジタルカメラ201と外部表示装置30とはケーブル40により接続されており、モニタ15および外部表示装置30の双方に画像を表示するものとする。
記録媒体21に記録された画像の表示の指示を入力部17が受け付けることによりCPU11が処理を開始し、画像をモニタ15に横長の状態で表示する(ステップST51)。次いで、回転角度検出部23が表示対象の画像に顔が含まれるか否かを判定し(ステップST52)、ステップST52が肯定されると、画像に含まれる顔の画像平面上における回転角度を検出する(ステップST53)。なお、ステップST52が否定されると、後述するステップST55の処理に進む。
具体的には回転角度検出部23は、画像に人物の目が含まれるか否かを判定し、目が含まれる場合に画像に顔が含まれるかと判定する。そして目が含まれると判定した場合、図15に示すように人物の2つの目を結ぶ直線L1が画像における水平線L2となす角度αを顔の回転角度として検出する。
そして、回転角度αが45度未満であるか否かを判定し(ステップST54)、ステップST54が肯定されると、画像を90度回転することなく出力端子18から外部表示装置30に出力する(ステップST55)。これにより、図16(a)に示すように、モニタ15および外部表示装置30の双方において画像が横長の状態で表示される。ここで、回転角度αが45度未満の場合、画像に含まれる顔が傾いてはいるものの、画像を縦長となるように回転するとその傾きが横長の状態よりも大きくなる。このため、ステップST54が肯定された場合には、画像に含まれる顔ができるだけ正立状態に近くなるように、画像を回転することなく外部表示装置30の双方に表示する。
一方、ステップST54が否定されると、画像を90度回転して出力端子18から外部表示装置30に出力する(ステップST56)。これにより、図16(b)に示すように、外部表示装置30には画像が縦長の状態で表示される。ここで、回転角度αが45度以上の場合、画像に含まれる顔が傾いてはいるものの、画像を縦長となるように回転するとその傾きが小さくなる。このため、ステップST54が否定された場合には、画像に含まれる顔ができるだけ正立状態に近くなるように、画像を90度回転して外部表示装置30の双方に表示する。
そして、ステップST55,56に続いて、顔の回転角度を姿勢情報として画像のタグ情報に記述することにより画像に付与し(ステップST57)、処理を終了する。
このように、第5の実施形態においては、画像をモニタ15および外部表示装置30に表示するに際し、検出された顔の回転角度に基づいて、顔が正立状態に近くなるように画像の向きを設定するようにしたため、外部表示装置30において画像が正立状態に近くなるように画像を表示することができる。
また、顔の回転角度を姿勢情報として画像に付与することにより、後から顔が正立状態となるように画像の向きを設定する際に顔の回転角度を検出する必要がなくなるため、画像の向きを設定する処理を高速に行うことができる。
なお、上記第5の実施形態においては、外部表示装置30に表示する場合にのみ顔の回転角度に基づいて画像を回転しているが、モニタ15にのみ画像を表示する場合にも、顔の回転角度に基づいて画像を回転するようにしてもよい。また、モニタ15および外部表示装置30の双方に画像を表示する場合にも顔の回転角度に基づいて画像を回転するようにしてもよい。
また、上記第5の実施形態においては、姿勢情報を画像のタグ情報に記述することにより画像に付与しているが、姿勢情報をテキストファイルに記述し、対応する画像ファイルと拡張子のみが異なる同一ファイル名とする、あるいは同一のフォルダに格納する等、姿勢情報と画像とが一体不可分となるように記録メディア70に記録することにより、姿勢情報を画像に付与してもよい。
また、上記第5の実施形態においては、姿勢情報を画像に付与しているが、とくに付与することなく処理を終了してもよい。
以上、本発明の実施形態に係るデジタルカメラについて説明したが、コンピュータに図4,6,9,11,14に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
デジタルカメラの背面斜視図および外部表示装置の正面斜視図 第1の実施形態におけるデジタルカメラの内部構成を示すブロック図 設定の選択を行う選択画面を示す図 第1の実施形態における画像表示処理のフローチャート 第1の実施形態における画像の表示状態を示す図 第2の実施形態における画像表示処理のフローチャート 第2の実施形態における画像の表示状態を示す図 第3の実施形態におけるデジタルカメラの内部構成を示すブロック図 第3の実施形態における画像表示処理のフローチャート 第3の実施形態における画像の表示状態を示す図 第4の実施形態における画像表示処理のフローチャート 第4の実施形態における画像の表示状態を示す図 第5の実施形態におけるデジタルカメラの内部構成を示すブロック図 第5の実施形態における画像表示処理のフローチャート 顔の回転角度の検出を説明するための図 第5の実施形態における画像の表示状態を示す図
符号の説明
1,101,201 デジタルカメラ
11 CPU
12 撮像部
13 記憶部
14 表示制御部
15 モニタ
16 入力制御部
17 入力部
18 出力端子
19 メディアスロット
20 ワークメモリ
21 記録媒体
22,22A 姿勢検出部
23 回転角度検出部
30 外部表示装置
40 ケーブル

Claims (16)

  1. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
    前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
    撮影時における撮影手段の姿勢を表す姿勢情報が付与された画像について、該姿勢情報に基づいて、該画像を前記内蔵表示手段に表示する場合および該画像を前記外部表示装置に表示する場合のそれぞれについて、該画像を表示する向きを設定する設定手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記設定手段は、前記内蔵表示手段に前記画像を表示するときおよび前記外部表示装置に前記画像を表示するときのそれぞれについて、前記姿勢情報に基づいて前記画像の向きを設定するか否かの選択を受け付け、該選択結果に基づいて前記画像の向きを設定する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記設定手段は、前記画像にポートレートモードにて撮影されたことを表す情報が付与されている場合にのみ、前記姿勢情報に基づいて前記画像の向きを設定する手段であることを特徴とする請求項1または2記載の画像表示装置。
  4. 前記画像の表示時に該画像を一時的に記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記内蔵表示手段に表示する画像と前記外部表示装置に表示する画像との向きが異なる場合、前記記憶手段に向きが異なる2つの画像を記憶する手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像表示装置。
  5. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
    前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
    前記内蔵表示手段の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて前記外部表示装置に表示する前記画像の向きを設定する設定手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  6. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
    前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
    前記内蔵表示手段の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて、前記画像を前記外部表示装置に表示しつつ、前記画像に付与された情報を前記画像に代えて前記内蔵表示手段に表示する設定手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、
    前記画像を外部表示装置に表示する出力手段と、
    顔を含む前記画像における該顔の画像平面上における回転角度を検出する回転角度検出手段と、
    前記画像を前記内蔵表示手段および/または前記外部表示装置に表示するに際し、前記回転角度に基づいて、前記顔が正立状態となるように前記画像の向きを設定する設定手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  8. 前記回転角度を表す情報を前記画像に付与する付与手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の画像表示装置。
  9. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
    撮影時における撮影手段の姿勢を表す姿勢情報が付与された画像について、該姿勢情報に基づいて、該画像を前記内蔵表示手段に表示する場合および該画像を前記外部表示装置に表示する場合のそれぞれについて、該画像を表示する向きを設定することを特徴とする画像表示方法。
  10. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
    前記内蔵表示手段の姿勢を検出し、
    前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて前記外部表示装置に表示する前記画像の向きを設定することを特徴とする画像表示方法。
  11. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
    前記内蔵表示手段の姿勢を検出し、
    前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて、前記画像を前記外部表示装置に表示しつつ、前記画像に付与された情報を前記画像に代えて前記内蔵表示手段に表示することを特徴とする画像表示方法。
  12. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法において、
    顔を含む前記画像における該顔の画像平面上における回転角度を検出し、
    前記画像を前記内蔵表示手段および/または前記外部表示装置に表示するに際し、前記回転角度に基づいて、前記顔が正立状態となるように前記画像の向きを設定することを特徴とする画像表示方法。
  13. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    撮影時における撮影手段の姿勢を表す姿勢情報が付与された画像について、該姿勢情報に基づいて、該画像を前記内蔵表示手段に表示する場合および該画像を前記外部表示装置に表示する場合のそれぞれについて、該画像を表示する向きを設定する手順を有することを特徴とするプログラム。
  14. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記内蔵表示手段の姿勢を検出する手順と、
    前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて前記外部表示装置に表示する前記画像の向きを設定する手順とを有することを特徴とするプログラム。
  15. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記内蔵表示手段の姿勢を検出する手順と、
    前記画像を前記内蔵表示手段に表示すると同時に前記外部表示装置に表示するに際し、前記内蔵表示手段の姿勢の変化に応じて、前記画像を前記外部表示装置に表示しつつ、前記画像に付与された情報を前記画像に代えて前記内蔵表示手段に表示する手順とを有することを特徴とするプログラム。
  16. 画像を含む各種表示を行う内蔵表示手段と、前記画像を外部表示装置に表示する出力手段とを備えた画像表示装置における画像表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    顔を含む前記画像における該顔の画像平面上における回転角度を検出する手順と、
    前記画像を前記内蔵表示手段および/または前記外部表示装置に表示するに際し、前記回転角度に基づいて、前記顔が正立状態となるように前記画像の向きを設定する手順を有することを特徴とするプログラム。
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