JP2007324711A - 無線通信方法および無線通信装置 - Google Patents

無線通信方法および無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】挿入損失の増大、大型化及びコストアップや、送信電力の増大による感度低下を招くことなく、所望の周波数帯の電波を効率よく受信できる無線通信装置を提供する。
【解決手段】第1アンテナ1及び第2アンテナ31と、第1アンテナ1に接続されたデュープレクサ3と、デュープレクサ3に接続された第1周波数帯の送信手段(5,7)及び第1受信手段(6,8)と、第2アンテナ31で受信される第1周波数帯及び第2周波数帯の受信信号の分波手段32と、分波手段32で分波される第1周波数帯の受信信号を入力する第2受信手段(33,34)と、分波手段32で分波される第2周波数帯の受信信号を入力する第3受信手段35と、送信手段(5,7)の送信電力を計測する送信電力計測手段65と、第1受信手段(6,8)及び第2受信手段(33,34)の出力を選択する選択手段(66,67)と、送信電力計測手段65による送信電力計測値に基づいて選択手段(66,67)を制御する選択制御手段68とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信方法およびこれを実施する無線通信装置に関するものである。
近年、携帯電話等の無線通信装置には、それぞれの規格に応じた複数のシステムが存在しており、例えば、日本の携帯電話システムでは、TDMA方式、CDMA方式が普及している。
通常、無線通信装置は、何れか1つの規格に対応するように構成されているが、最近の例えば携帯電話システムでは、携帯電話端末の普及に伴って各システムに割当てられている周波数帯が逼迫していることから、マルチバンドへの移行が考えられている。また、安定した高機能のサービスを提供することから、異なる周波数帯間でのハンドオフや、複数の動作モード(例えば、1xモードと1xEV−DOモード等)を行うマルチモード化も行われている。
このようなマルチバンドに対応する無線通信装置として、例えばTDMA方式とCDMA方式とを組み合わせ、メインアンテナにTDMA方式の送受信部とCDMA方式の送信部とを結合し、サブアンテナにCDMA方式の受信部を結合した携帯電話端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、最近では、プライマリアンテナであるシステムの送受信を行うと同時に、セカンダリアンテナで他のシステムの受信を行うSHDR(Simultaneous Hybrid Dual Receive)機能を搭載したハイブリッド動作可能なマルチバンド対応の携帯電話端末も考えられている。
図5は、このようなハイブリッド動作を可能にしたマルチバンド対応携帯電話端末の要部の概略構成を示すブロック図である。
この携帯電話端末は、800MHz帯CDMAシステム(以下、800MHz帯と略称する)、2GHz帯CDMAシステム(以下、2GHz帯と略称する)、および1575.42MHz(以下、1.5GHz帯とも言う)のGPS周波数の受信機能を有するもので、800MHz帯および2GHz帯の1xEV−DOでは、データ通信におけるスループットを向上させるためにダイバーシチ方式が採用されている。
図5において、メインアンテナである第1アンテナ101には、800MHz帯と2GHz帯とを分離するダイプレクサ102を介して、800MHz帯用のデュープレクサ103と2GHz帯用のデュープレクサ104とが結合され、デュープレクサ103に800MHz帯用の送信部(Tx)105および受信部(Rx)106が接続されており、デュープレクサ104に2GHz帯用の送信部107および受信部108が接続されている。
また、サブアンテナである第2アンテナ111には、周波数分波器であるトリプレクサ112を介して、800MHz帯の受信部113、2GHz帯の受信部114およびGPS用の受信部115が接続されている。
かかる構成の携帯電話端末によると、例えば、第1アンテナ101を800MHz帯の1xEV−DOの送受信に使用し、第2アンテナ111を1xEV−DO通信時のダイバーシチ、SHDR機能による800MHz帯または2GHz帯の1xの着信(ハイブリッド動作)、GPS周波数の受信に使用することができる。
特開2004−15162号公報
ところで、図5に示した携帯電話端末では、第1アンテナ101を、800MHz帯および2GHz帯の2バンドに共振させる必要があり、第2アンテナ111は、さらに1.5GHz帯を含めた3バンドに共振させる必要がある。
しかしながら、一般に、一つのアンテナを複数のバンド、特に3バンド以上に共振させるのは、アンテナの特性上難しいため、各バンドにおいて充分なアンテナゲインが得られない。
図6は、上述した第1アンテナ101および第2アンテナ111のアンテナゲインの一例を示すものである。図6において、第1アンテナ101は、800MHz帯および2GHz帯の2バンドで比較的高いアンテナゲインが得られているが、第2アンテナ111は、GPS周波数にチューニングされているため、800MHz帯および2GHz帯のそれぞれのバンドにおけるアンテナゲインは、第1アンテナ101の場合よりも低くなっている。
また、800MHz帯のデュープレクサ103および2GHz帯のデュープレクサ104は、送信ロスおよび受信ロスの両方を小さくすることは技術的に困難であることから、一般には、受信ロスよりも送信ロスを優先して小さくするように設計される。
このため、図5に示した携帯電話端末では、第1アンテナ101を使用して800MHz帯の電波を受信したときの受信系の受信感度は、例えば図7に示すように、送信電力が増加すると劣化することになる。このように送信電力が増加したときに受信感度が劣化すると、携帯電話端末では、通常、無線基地局との間で送信電力と受信電力との関係を一定に保つ電力制御が行われているため、ダイバーシチが行われない1x通信においては、送信電力が高くなる基地局のエリアエッジにおいて呼切断等が生じたりするなど、通信品質が低下するおそれがある。
このような高送信電力時における受信感度の劣化を防止する一つの方法としては、デュープレクサ103のアイソレーション性能をより向上させることが考えられる。しかし、この場合には、フィルタ段数が増加して、各デュープレクサにおける送信部とアンテナ間およびアンテナと受信部間の挿入ロスの増大を招いたり、部品サイズの大型化を招いたりすることが懸念されるとともに、開発コストの上昇や歩留まりの低下を招いたりすることが懸念される。
また、他の方法として、第2アンテナ111をメイン受信パスとし、第1アンテナ101をサブ受信パスとして使用することが考えられる。このようにすれば、第2アンテナ111を使用して800MHz帯の電波を受信したときの受信系の受信感度は、第2アンテナ111のゲインが第1アンテナ101のゲインよりも低いので、図7に示すように、送信電力が低いときは、第1アンテナ101を使用したときの受信感度よりも低くなるが、送信電力が高くなったときは、送信の影響を受け難くなるので、1x通信時における受信感度の劣化を、第1アンテナ101を使用したときよりも軽微なものとすることが可能となる。
しかし、携帯電話端末では、上述したように、無線基地局との間で送信電力と受信電力との関係を一定に保つ電力制御が行われていることから、通信中の送信電力確率は、例えば図8に示すようになり、端末が最大送信電力付近で通信を行うことはまれとなる。このため、第2アンテナ111をメイン受信パスに使用すると、送信電力が高くなるエリアエッジでは、メイン受信パスの受信感度を上げることができるが、送信電力が比較的低い使用頻度の高い状態では、メイン受信パスの受信感度がサブ受信パスの受信感度よりも低くなって、ダイバーシチを行わない1x通信では非効率的となる。
このような現象は、第1アンテナ101および第2アンテナ111を用いて2GHz帯を受信する場合にも、同様に生じるものである。
なお、図5では、第1アンテナ101を、800MHz帯および2GHz帯の2バンドの送受信に使用し、第2アンテナ111は、さらに1.5GHz帯を含めた3バンドの受信に使用する構成としたが、第1アンテナ101を、例えば800MHz帯または2GHz帯の1バンド(第1バンド)の送受信に使用し、第2アンテナ111は、第1アンテナ101による第1バンドと、例えばGPS用の1.5GHz帯の第2バンドとの2バンドの受信に使用する構成とした場合において、第2アンテナ111における第1バンドのアンテナゲインが、第1アンテナ101による第1バンドのアンテナゲインよりも低い場合には、同様の問題が生じることになる。
また、マルチバンドに限らず、第1アンテナ101にデュープレクサを介して例えば800MHz帯の1バンドの送受信部を接続し、第2アンテナ111には同じ800MHz帯の受信部を接続したモノバンドの構成においても、第1アンテナ101に接続されたデュープレクサのアイソレーション性能によって同様に生じるものである。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、挿入損失の増大、大型化およびコストアップや、送信電力の増大による感度低下を招いたりすることなく、所望の周波数帯の電波を効率よく受信できる無線通信方法およびこれを実施する無線通信装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る無線通信方法の発明は、
第1アンテナにデュープレクサを介して結合された送信手段および第1受信手段と、第2アンテナに結合された第2受信手段とを用いて、第1周波数帯の電波を同時に送受信するにあたり、
前記送信手段の送信電力を計測し、その送信電力計測値に基づいて前記第1受信手段または前記第2受信手段の出力を選択することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の無線通信方法において、
前記送信電力計測値と、
前記送信手段の送信電力に対する前記第1アンテナから前記第1受信手段に至る受信系の受信感度特性と、
前記送信手段の送信電力に対する前記第2アンテナから前記第2受信手段に至る受信系の受信感度特性と、
の比較に基づいて、受信感度の高い受信系の前記第1受信手段または前記第2受信手段の出力を選択することを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項3に係る無線通信装置の発明は、
第1周波数帯の電波を送受信する第1アンテナと、
該第1アンテナに接続されたデュープレクサと、
該デュープレクサに接続された前記第1周波数帯の送信手段および第1受信手段と、
前記第1周波数帯および該第1周波数帯とは異なる第2周波数帯のそれぞれの電波を受信する第2アンテナと、
該第2アンテナで受信される前記第1周波数帯および前記第2周波数帯の受信信号を分波する分波手段と、
該分波手段で分波される前記第1周波数帯の受信信号を入力する第2受信手段と、
前記分波手段で分波される前記第2周波数帯の受信信号を入力する第3受信手段と、
前記送信手段の送信電力を計測する送信電力計測手段と、
前記第1受信手段および前記第2受信手段の出力を選択する選択手段と、
前記送信電力計測手段による送信電力計測値に基づいて前記選択手段を制御する選択制御手段と、
を有することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の無線通信装置において、
前記第1アンテナから前記第1受信手段に至る受信系の受信感度は、前記送信手段の所定送信電力以上において、前記第2アンテナから前記第2受信手段に至る受信系の受信感度よりも低下するものであり、
前記選択制御手段は、前記所定送信電力値を閾値として、該閾値と前記送信電力計測値との比較に基づいて、前記送信電力計測値が前記閾値未満のときは、前記第1受信手段の出力を選択し、前記送信電力計測値が前記閾値以上のときは、前記第2受信手段の出力を選択するように前記選択手段を制御することを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項3または4に記載の無線通信装置において、
前記第1周波数帯は、800MHz帯または2GHz帯であり、
前記第2周波数帯は、GPS周波数を含むことを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の無線通信装置において、
前記第1周波数帯の電波の送受信動作と、前記第2周波数帯の電波の受信動作とを交互に実行して測位することを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項5に記載の無線通信装置において、
前記第1周波数帯の電波の送受信動作と、前記第2周波数帯の電波の受信動作とを同時に実行して測位することを特徴とするものである。
本発明によれば、送信手段からデュープレクサおよび第1アンテナを介して送信される第1周波数帯の電波の送信電力を計測し、その送信電力計測値に基づいて、第1アンテナにデュープレクサを介して結合された第1受信手段から得られる受信出力、または、第2アンテナに結合された第2受信手段から得られる受信出力を選択するので、通常のアイソレーション特性のデュープレクサを使用して、第1周波数帯の電波を、送信電力の増大による感度低下を招くことなく効率よく受信することが可能となる。また、通常のアイソレーション特性のデュープレクサを使用できることから、挿入損失の増大、大型化およびコストアップを招くことも回避できる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態の無線通信装置は、図5と同様に、800MHz帯および2GHz帯のCDMAシステムと、1.5GHz帯のGPS受信機能とを有するマルチバンド対応の携帯電話端末で、800MHz帯および2GHz帯はデータ通信におけるスループットを向上させるためにダイバーシチ方式を採用している。
メインアンテナである第1アンテナ1には、800MHz帯と2GHz帯とを分離するダイプレクサ2を介して、800MHz帯用のデュープレクサ3と2GHz帯用のデュープレクサ4とが結合され、デュープレクサ3に800MHz帯用の送信部5および受信部6が接続されており、デュープレクサ4に2GHz帯用の送信部7および受信部8が接続されている。
800MHz帯用の送信部5は、ベースバンド変換部11、バンドパスフィルタ12および電力増幅器13を有しており、ベースバンド変換部11から出力されるRFの送信信号はバンドパスフィルタ12で帯域制限された後、電力増幅器13で所定レベルまで増幅されて、デュープレクサ3およびダイプレクサ2を経て第1アンテナ1から電波として放射されるようになっている。
また、800MHz帯用の受信部6は、低雑音増幅器(LNA)15、バンドパスフィルタ16およびベースバンド変換部17を有しており、第1アンテナ1で受信されて、ダイプレクサ2およびデュープレクサ3を経て入力される800MHz帯の電波の受信信号は、低雑音増幅器15で増幅された後、バンドパスフィルタ16で帯域制限されてベースバンド変換部17に供給され、ここで復調されて出力されるようになっている。
同様に、2GHz帯用の送信部7は、ベースバンド変換部21、バンドパスフィルタ22および電力増幅器23を有しており、ベースバンド変換部21から出力されるRFの送信信号はバンドパスフィルタ22で帯域制限された後、電力増幅器23で所定レベルまで増幅されて、デュープレクサ4およびダイプレクサ2を経て第1アンテナ1から電波として放射されるようになっている。
また、2GHz帯用の受信部8は、低雑音増幅器25、バンドパスフィルタ26およびベースバンド変換部27を有しており、第1アンテナ1で受信されて、ダイプレクサ2およびデュープレクサ4を経て入力される2GHz帯の電波の受信信号は、低雑音増幅器25で増幅された後、バンドパスフィルタ26で帯域制限されてベースバンド変換部27に供給され、ここで復調されて出力されるようになっている。
一方、サブアンテナである第2アンテナ31には、分波手段であるトリプレクサ32を介して、800MHz帯の受信部33、2GHz帯の受信部34およびGPS用の受信部35が接続されている。
800MHz帯の受信部33は、バンドパスフィルタ41、低雑音増幅器42、バンドパスフィルタ43およびベースバンド変換部44を有しており、トリプレクサ32を経て入力される800MHz帯の受信信号は、バンドパスフィルタ41で帯域制限された後、低雑音増幅器42で増幅され、さらにバンドパスフィルタ43で帯域制限された後、ベースバンド変換部44で復調されて出力されるようになっている。
同様に、2GHz帯の受信部34は、バンドパスフィルタ45、低雑音増幅器46、バンドパスフィルタ47およびベースバンド変換部48を有しており、トリプレクサ32を経て入力される2GHz帯の受信信号は、バンドパスフィルタ45で帯域制限された後、低雑音増幅器46で増幅され、さらにバンドパスフィルタ47で帯域制限された後、ベースバンド変換部48で復調されて出力されるようになっている。
同様に、GPS用の受信部35は、バンドパスフィルタ51、低雑音増幅器52、バンドパスフィルタ53およびベースバンド変換部54を有しており、トリプレクサ32を経て入力されるGPS周波数の受信信号は、バンドパスフィルタ51で帯域制限された後、低雑音増幅器52で増幅され、さらにバンドパスフィルタ53で帯域制限された後、ベースバンド変換部54で復調されて出力されるようになっている。
ここで、第1アンテナ1および第2アンテナ31は、図6に示した第1アンテナ101および第2アンテナ111と同様のアンテナゲインを有している。すなわち、第2アンテナ31は、1.5GHz帯のGPS周波数にチューニングされており、800MHz帯および2GHz帯のそれぞれのバンドにおけるアンテナゲインは、第1アンテナ1の場合よりも低くなっている。
また、800MHz帯のデュープレクサ3および2GHz帯のデュープレクサ4は、通常のものと同様に、受信ロスよりも送信ロスが小さくするように設計されている。
第1アンテナ1に接続された800MHz帯用の送信部5および受信部6、並びに2GHz帯用の送信部7および受信部8と、第2アンテナ31に接続された800MHz帯の受信部33、2GHz帯の受信部34およびGPS用の受信部35とを含む全体の動作は、通信モードに応じて制御部61により制御されるようになっている。
本実施の形態では、通信モードとして、例えば、800MHz帯または2GHz帯の1xモード、800MHz帯または2GHz帯の1xEV−DOモード、800MHz帯および2GHz帯における異なるバンド間でのSHDR機能によるハイブリッドモード、GPS測位モード、等が実行可能となっている。
ここで、1xモードは、単独で実行される場合もあるし、ハイブリッドモードやGPS測位モードで実行される場合もある。また、1xEV−DOモードは、第1アンテナ1および第2アンテナ31を用いる空間ダイバーシチを採用するようになっている。
GPS測位モードでは、測位処理を通信事業者の測位サーバと分担して行うようになっている。このGPS測位モードには、図2(a)に示すTM−GPS測位モードと、図2(b)に示すS−GPS測位モードとがある。
図2(a)に示すTM−GPS測位モードでは、第2アンテナ31を経てGPS衛星からのGPS情報をGPS用の受信部35により受信するGPS情報受信動作と、このGPS受信動作によって取得したGPS情報を800MHz帯または2GHz帯での例えば1xモードで基地局に送信して、測位サーバで計算された位置情報を受信するCDMA動作とが交互に行われる。また、図2(b)に示すS−GPS測位モードでは、上記のGPS用の受信部35によるGPS情報受信動作と、800MHz帯または2GHz帯での例えば1xモードによるCDMA動作とが同時に行われる。これらTM−GPS測位モードおよびS−GPS測位モードのいずれのモードを実行するかは、搭載されるハードウエアによって決定される。
このように、本実施の形態では、第1アンテナ1は、800MHz帯または2GHz帯のいずれか一方を送受信するので、800MHz帯または2GHz帯が第1周波数帯に相当し、2GHz帯(800MHz帯を第1周波数帯とした場合)または800MHz帯(2GHz帯を第1周波数帯とした場合)、あるいはGPSの1.5GHz帯が第2周波数帯に相当することになる。
本実施の形態では、第1アンテナ1および第2アンテナ31にそれぞれ接続された同一バンドの受信部を、第1アンテナ1から送信される当該バンドの電波の送信電力に基づいて、1xモードを含む通信モードでは受信感度の高い方を受信パスとして選択し、ダイバーシチ方式を採る1xEV−DOモードを含む通信モードでは受信感度の高い方をメイン受信パスとし、他方をサブ受信パスとして選択する。
このため、図1に示すように、選択的に駆動される800MHz帯用の送信部5の電力増幅器13および2GHz帯用の送信部7の電力増幅器23から出力される送信電力を計測する電力計測部(HDET)65を設け、この電力計測部65による電力計測値を制御部61に供給する。
また、800MHz帯に対して、第1アンテナ1に接続された受信部6の出力と、第2アンテナ31に接続された受信部33の出力とを、通信モードに応じて選択する選択手段である受信切り替えスイッチ部66を設ける。
同様に、2GHz帯に対しても、第1アンテナ1に接続された受信部8の出力と、第2アンテナ31に接続された受信部34の出力とを、通信モードに応じて選択する選択手段である受信切り替えスイッチ部67を設ける。
また、制御部61には、電力計測部65からの電力計測値に基づいて、その電力計測した送信バンドに対応する受信切り替えスイッチ部66または67を制御する選択制御部68を設ける。
本実施の形態では、制御部61にメモリ70を設け、このメモリ70に送信バンド毎の閾値を予め格納し、選択制御部68において、電力計測部65で計測された電力計測値と、メモリ70に格納されている対応する送信バンドの閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、当該送信バンドに対応する受信切り替えスイッチ部66または67を制御する。
ここで、メモリ70に予め格納する送信バンド毎の閾値は、例えば図7に示すように、送信電力によって第1アンテナ1側と第2アンテナ31側とで受信感度の高低が逆転する位置Pの電力値とする。
図3は、本実施の形態による携帯電話端末の一動作例を示すフローチャートで、1xモードを単独で実行する通信モードの動作を示している。
以下、図3を参照して、800MHz帯で通信する場合を例にとって説明する。先ず、通信が開始されたら、電力計測部65で800MHz帯用の電力増幅器13から出力される送信電力を計測して(ステップS1)、その電力計測値を制御部61の選択制御部68に出力する。
選択制御部68は、電力計測部65からの電力計測値と、メモリ70に格納されている800MHz帯の閾値とを比較して、電力計測値が閾値以上か否かを判定する(ステップS2)。
その結果、電力計測値が閾値未満の場合には、受信切り替えスイッチ部66により第1アンテナ1側に接続されている800MHz帯の受信部6を1xモードの受信パスとして選択して、その受信出力を処理する(ステップS3)。
これに対し、電力計測値が閾値以上の場合には、受信切り替えスイッチ部66により第2アンテナ31側に接続されている800MHz帯の受信部33の出力を1xモード受信出力(1x)として選択して処理する(ステップS4)。
以上の処理を、ステップS5において、通信終了が検出されるまで繰り返す。
図4は、本実施の形態による携帯電話端末の他の動作例を示すフローチャートで、1xモードを含むTM−GPS測位モードを実行する通信モードの動作を示している。
同様に、800MHz帯で通信する場合を例にとって説明する。先ず、TM−GPS測位モードが開始されたら、800MHz帯の1xモードにより基地局を介して通信事業者の測位サーバとデータ通信を開始する(ステップS11)。
このデータ通信では、図3の場合と同様に、電力計測部65で電力増幅器13から出力される送信電力を計測して(ステップS12)、選択制御部68においてメモリ70に格納されている閾値と比較判定し(ステップS13)、電力計測値が閾値未満の場合には、受信切り替えスイッチ部66により第1アンテナ1側に接続されている受信部6を1xモードの受信パスとして選択し(ステップS14)、電力計測値が閾値以上の場合には、受信切り替えスイッチ部66により第2アンテナ31側に接続されている受信部33を1xモードの受信パスとして選択して(ステップS15)、選択された受信信号を処理する。
測位サーバに対する所定の通信が終了したら、基地局とのデータ通信を一旦終了して(ステップS16)、第2アンテナ31側に接続されているGPS用の受信部35によりGPS衛星からのGPS情報を受信する(ステップS17)。
その後、ステップS11に移行して、ステップS17で受信したGPS情報を、基地局を介して測位サーバに送信するとともに、測位サーバで演算された位置情報を受信する。
以上の基地局との1xモードによる通信動作と、GPS用の受信部35によるGPS衛星からのGPS情報の受信動作とを、ステップS18において測位モードの終了が検出されるまで、交互に繰り返す。
なお、1xモードを含むS−GPS測位モードの場合には、図3のフローチャートによる通信動作と同時に、第2アンテナ31に接続されているGPS用の受信部35によるGPS衛星からのGPS情報の受信動作を実行すればよい。
また、ダイバーシチ方式を採る1xEV−DOモードを含む通信モードの場合には、電力計測部65で計測された電力計測値と、メモリ70に格納されている対応する送信バンドの閾値との比較結果に基づいて、電力計測値が閾値未満の場合には、第1アンテナ1側に接続されている受信部の出力をメイン受信パス、第2アンテナ31側に接続されている受信部をサブ受信パスとして選択し、電力計測値が閾値以上の場合には、第1アンテナ1側に接続されている受信部の出力をサブ受信パス、第2アンテナ31側に接続されている受信部をメイン受信パスとして選択するように、受信切り替えスイッチ部66または67を制御する。
以上のように、本実施の形態では、第1アンテナ1を介して送受信を行う800MHz帯または2GHz帯では、デュープレクサ3または4における送受信のアイソレーション性能によって、送信電力が増大すると受信感度が低下するのに対して、第1アンテナ1よりもアンテナゲインが低い第2アンテナ31を介して800MHz帯または2GHz帯を受信する場合には、第1アンテナ1からの送信電力が高くなっても、送信の影響を受け難く、受信感度の劣化が第1アンテナ1を使用する場合よりも軽微になることに着目し、特に着呼率に影響が大きい1xモードでは、第1アンテナ1を用いる受信系の受信感度と第2アンテナ31を用いる受信系の受信感度とが逆転する送信電力を閾値として、送信電力が閾値未満の場合には、受信感度が高い第1アンテナ1を用いる受信系による受信信号を選択し、送信電力が閾値以上の場合には、受信感度が高い第2アンテナ31を用いる受信系による受信信号を選択するようにしている。
したがって、第1アンテナ1に接続されるデュープレクサ3または4として、通常のアイソレーションのものを使用して、800MHz帯または2GHz帯の電波を、送信電力の増大による感度低下を招くことなく効率よく受信することができる。また、デュープレクサ3または4として、通常のアイソレーションのものを使用できることから、挿入損失の増大、大型化およびコストアップを招くことも回避できる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、800MHz帯、2GHz帯およびGPS周波数の3バンドとしたが、第1アンテナ1は、例えば800MHz帯または2GHz帯の1バンドの送受信に使用し、第2アンテナ31は、第1アンテナ1による送受信バンドと、例えばGPS用の1.5GHz帯との2バンドの受信に使用する場合や、さらにPHSの1.9GHzやGPS周波数以外の1.5GHz帯を加えた4バンド以上の場合にも、本発明を有効に適用することができる。また、周波数帯も上記の周波数に限るものではなく、任意の周波数帯とすることができる。さらに、図1に示す構成において、実行する通信モードにおいて使用されない送信部および受信部に対しては、電源をオフにすることができるとともに、TM−GPS測位モードにおいても、基地局と通信を行わない期間およびGPS情報を受信しない期間は、対応する送受信部やGPS情報の受信部35への電源をオフにすることもできる。
また、例えば、第1アンテナに800MHz帯および2GHz帯の送受信部を接続して、800MHz帯または2GHz帯での送受信を選択的に行い、第2アンテナには800MHz帯および2GHz帯のそれぞれの受信部を接続して、いずれか一方のバンドのみで通信を行う場合や、バンド間でのハイブリッド動作を行う場合でも、本発明を有効に適用することができる。すなわち、この場合には、第1アンテナ側と第2アンテナ側とが同じバンドなので、第1アンテナおよび第2アンテナをほぼ同一特性とすることができても、第1アンテナには、800MHz帯または2GHz帯を送受信するためのデュープレクサが用いられることから、そのアイソレーション特性によっては、高送信電力時において、第1アンテナを用いる受信系の受信感度が、第2アンテナを用いる同一バンドにおける受信系の受信感度よりも低下する場合がある。したがって、このような場合には、上述した実施の形態と同様にして、受信系を切り替えることにより、同様の効果を得ることができる。
同様に、第1アンテナにデュープレクサを介して例えば800MHz帯の1バンドの送受信部を接続し、第2アンテナには同じ800MHz帯の受信部を接続して、例えばダイバーシチ受信を行わない1xモードと、ダイバーシチ受信を行う1xEV−DOモードとを選択的に行うモノバンドの構成においても、本発明を有効に適用することができる。
本発明の一実施の形態に係る携帯電話端末の概略構成を示すブロック図である。 GPS測位モードを説明するための図である。 図1に示す携帯電話端末の一動作例を示すフローチャートである。 同じく、他の動作例を示すフローチャートである。 ハイブリッド動作可能なマルチバンド対応携帯電話端末の要部の概略構成を示すブロック図である。 図5に示す第1アンテナおよび第2アンテナのアンテナゲインの一例を示す図である。 同じく、第1アンテナの受信系および第2アンテナの受信系の送信電力に対する受信感度特性を示す図である。 携帯電話端末の送信電力確率を示す図である。
符号の説明
1 第1アンテナ
2 ダイプレクサ
3,4 デュープレクサ
5,7 送信部
6,8,33,34,35 受信部
11,17,21,27,44,48,54 ベースバンド変換部
12,16,22,26,41,43,45,47,51,53 バンドパスフィルタ
13,23 電力増幅器
15,25,42,46,52 低雑音増幅器(LNA)
31 第2アンテナ
32 トリプレクサ
61 制御部
65 電力計測部(HDET)
66,67 受信切り替えスイッチ部
68 選択制御部
70 メモリ

Claims (7)

  1. 第1アンテナにデュープレクサを介して結合された送信手段および第1受信手段と、第2アンテナに結合された第2受信手段とを用いて、第1周波数帯の電波を同時に送受信するにあたり、
    前記送信手段の送信電力を計測し、その送信電力計測値に基づいて前記第1受信手段または前記第2受信手段の出力を選択することを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記送信電力計測値と、
    前記送信手段の送信電力に対する前記第1アンテナから前記第1受信手段に至る受信系の受信感度特性と、
    前記送信手段の送信電力に対する前記第2アンテナから前記第2受信手段に至る受信系の受信感度特性と、
    の比較に基づいて、受信感度の高い受信系の前記第1受信手段または前記第2受信手段の出力を選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 第1周波数帯の電波を送受信する第1アンテナと、
    該第1アンテナに接続されたデュープレクサと、
    該デュープレクサに接続された前記第1周波数帯の送信手段および第1受信手段と、
    前記第1周波数帯および該第1周波数帯とは異なる第2周波数帯のそれぞれの電波を受信する第2アンテナと、
    該第2アンテナで受信される前記第1周波数帯および前記第2周波数帯の受信信号を分波する分波手段と、
    該分波手段で分波される前記第1周波数帯の受信信号を入力する第2受信手段と、
    前記分波手段で分波される前記第2周波数帯の受信信号を入力する第3受信手段と、
    前記送信手段の送信電力を計測する送信電力計測手段と、
    前記第1受信手段および前記第2受信手段の出力を選択する選択手段と、
    前記送信電力計測手段による送信電力計測値に基づいて前記選択手段を制御する選択制御手段と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  4. 前記第1アンテナから前記第1受信手段に至る受信系の受信感度は、前記送信手段の所定送信電力以上において、前記第2アンテナから前記第2受信手段に至る受信系の受信感度よりも低下するものであり、
    前記選択制御手段は、前記所定送信電力値を閾値として、該閾値と前記送信電力計測値との比較に基づいて、前記送信電力計測値が前記閾値未満のときは、前記第1受信手段の出力を選択し、前記送信電力計測値が前記閾値以上のときは、前記第2受信手段の出力を選択するように前記選択手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1周波数帯は、800MHz帯または2GHz帯であり、
    前記第2周波数帯は、GPS周波数を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信装置。
  6. 前記第1周波数帯の電波の送受信動作と、前記第2周波数帯の電波の受信動作とを交互に実行して測位することを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記第1周波数帯の電波の送受信動作と、前記第2周波数帯の電波の受信動作とを同時に実行して測位することを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
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