JP2007323056A - 自動処理装置をクリーニングするための方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、自動処理装置をクリーニングするための方法に関する。
【解決手段】この装置は、レリーフ面を形成するために感光要素を熱処理する装置である。この装置の中の1つまたは複数の接触可能面は、熱処理中に感光要素から付着した残留物または他の材料、および/あるいは周囲環境からの異物によって汚染される。支持体上に接着剤層を有するクリーニング要素は、接触可能面上の汚染物質を除去しまたはそのレベルを低下させる。この方法は、接着剤層が接触可能面と接触し、それによって少なくとも1種の汚染物質を接着剤層上へ移動させるように、クリーニング要素を装置に通すステップを含む。
【選択図】なし

Description

本発明は、自動処理装置内の汚染物質をクリーニングするための方法に関し、詳細には、感光要素を熱処理するための装置をクリーニングするための方法に関する。
包装材料、例えば板紙、プラスチックフィルム、アルミニウム箔などのような、軟かく変形しやすいものから比較的に硬いものまでにわたる印刷表面における使用に関して、フレキソ印刷版はよく知られている。フレキソ印刷版は、特許文献1および2に記載されているもののような光重合可能な組成物を含有する感光要素から製作することができる(特許文献1および2参照)。光重合可能な組成物は一般に、エラストマー結合剤、少なくとも1種の単量体および光開始剤を含む。感光要素は一般に、支持体とカバーシートまたは多層カバー要素との間に挟み込まれた光重合可能層を有する。化学線放射によってイメージ通り(imagewise)に露光すると、露光された領域(露光領域)で光重合可能層の光重合が起こり、それによって光重合可能層の露光領域は硬化し、不溶化する。慣用的に、光重合可能層の露光されていない領域(非露光領域)を除去し、フレキソ印刷に使用することができる印刷レリーフを残すため、要素は、適当な溶液、例えば溶媒または水性ウォシュアウト(washout)で処理される。しかし、吸収された現像液を除去するために長時間(0.5から24時間)の乾燥が必要なため、要素を溶液で処理する現像方式は時間のかかる方式である。
溶液現像の代替として、時間のかかる後続の乾燥ステップを用いずに非露光領域を除去する「乾式」熱現像処理を使用することができる。熱現像処理では、化学線放射でイメージ通りに露光された感光層を吸収材料と、感光層の非露光部分の組成物が軟化または融解し、吸収材料中に流入する十分な温度で接触させる。特許文献3から8を参照されたい(特許文献3〜8参照)。非露光部分の軟化温度では、感光層の露光部分は硬いままであり、すなわち軟化もまたは融解もしない。吸収材料は、軟化した照射されていない材料(非照射材料)を集め、吸収材料は次いで感光層から分離される。非照射領域から流動可能な組成物を十分に除去し、印刷に適したレリーフ構造を形成するためには、感光層を加熱し、接触させるこのサイクルを何度か繰り返す必要があることがある。このような処理の後に、照射されたイメージを表す照射され硬化した組成物からなる一段高いレリーフ構造が残る。
フレキソ印刷要素を熱現像するための処理装置は知られている。特許文献8および9はそれぞれに、吸収材料のウェブ(web)を用いて非照射組成物を要素から除去するために、照射された印刷要素をハンドリングし、加熱とプレスとを繰り返して行う自動処理および自動装置を記載している(特許文献8および9参照)。これらの装置はともに、熱現像中に感光要素を支持するドラムを含む。感光要素をドラムに一時的に付着させるために、ドラムの外面を粘着性にすることができる。ドラムはさらに、感光要素の前縁をドラムの外面に固定するためのクランプを含むことができる。これらの装置はさらに、ドラムの回転中にドラム表面に感光要素を保持するのを助ける、ドラムの外面に隣接した、ステディ(steady)ローラまたはレイダウン(laydown)ローラまたは接触ローラと呼ぶことができる、1つまたは複数のローラを含むことができる。感光要素は粘着性のある層の上に存在する状態でドラムに装着され、1つまたは複数のステディローラは、熱現像中に、感光要素の最も外側の面と接触する。
熱現像中に、感光要素の層中のワックス、結合剤、可塑剤、油、単量体、オリゴマーおよび/または他の添加剤などの1種または複数種の材料成分が接触ローラの外面に移動し、接触ローラ上に残留物を付着させるという問題が時に生じる。接触ローラの表面が粘着性でない場合であっても、接触ローラに残留物が付着することはある。接触ローラの外面の残留物が蓄積し、最終的に、その後に処理される感光要素の相対的に軟かい印刷面を汚染しまたは傷つけることが起こりうる。接触ローラ上の材料成分の過度の蓄積によって、感光要素の表面に付着する片状汚染物質を残留物が形成することがある。さらに、接触ローラの外面の材料成分の過度の蓄積が硬化し、硬化した残留物が次いで、感光要素の印刷表面をくぼませることがある。さらに、1つまたは複数の接触ローラ上の汚染物質は、処理装置内の他の表面に移動することができ、処理装置の清浄度の維持を難しくする。傷ついたまたは汚染された印刷面を有する印刷フォーム(form)が容認できない印刷品質を与えることもある。処理装置内の感光要素の熱処理に起因する汚染物質の形成は典型的には使用法に左右され、版のタイプ、大きな体積および大きな版サイズが寄与因子である。
さらに、接触ローラの外面が、処理装置の内外の周囲環境からの繊維、ヘヤ(hair)、ファー(fur)、ダスト(dust)などの異物を蓄積することがある。熱現像中に、これらの異物もまた、感光要素の外面に移動し、印刷フォームを汚染することがある。印刷用の印刷フォーム上に残った汚染物質は、容認できない印刷品質をもたらすことがある。周囲環境に由来する汚染物質および感光要素の材料成分に由来する汚染物質は、現像後にレリーフ面を拭くことによって印刷フォームから除去することもできる。しかし、このステップは、製版時間および人力を消費することがある一方で、清浄な汚染されていない印刷フォームを提供するとは限らない望ましくないステップである。
米国特許第4323637号明細書(Chen他) 米国特許第4427759号明細書 米国特許第3060023号明細書(Burg他) 米国特許第3264103号明細書(Cohen他) 米国特許第5015556号明細書(Martens) 米国特許第5175072号明細書(Martens) 米国特許第5215859号明細書(Martens) 米国特許第5279697号明細書(Peterson他) 米国特許第6797454号明細書(Johnson他) 米国特許出願第11/269096明細書 米国特許第6998218B2号明細書 米国特許出願公開第2005/0211120A1号明細書 米国特許出願公開第2005/0211121A1号明細書 米国特許出願公開第2005/0241509A1号明細書 国際公開第98/13730号パンフレット 米国特許第2760863号明細書 米国特許第3036913号明細書 米国特許第4323636号明細書(Chen) 米国特許第4753865号明細書(Fryd他) 米国特許第4726877号明細書(Fryd他) 米国特許第4894315号明細書(Feinberg他) 米国特許第4460675号明細書 米国特許第5262275号明細書 米国特許第5719009号明細書 米国特許第6238837号明細書 国際公開第01/88615A1号パンフレット(Mengel他) 米国特許第4427749号明細書(Gruetzmacher他) 米国特許第6773859B2号明細書(Fan他) "Handbook of Adhesives",edited by I.Skeist,Third Edition,Van Nostrand Reinhold Company,New York,1990
感光要素と接触する自動処理装置内の少なくとも1つの表面をクリーニングする方法を提供することが望ましい。また、感光要素と接触する表面上の残留物の蓄積を除去し、または残留物の蓄積を低減させる方法を提供することが望ましい。
本発明によれば、部分的に液化させることができる組成物層を含有し、外面を有する感光要素からレリーフ面を形成するための自動処理装置から汚染物質を除去するための方法が提供される。この方法は、要素の外面と接触することができ、そこで組成物の一部が残留することができる接触可能面を装置に提供するステップを含む。接触可能面はその上に少なくとも1種の汚染物質を有する。この方法は、接触可能面と接触するように適合された接着剤層を片面に有する支持体を含むクリーニング要素を提供するステップを含む。この方法は、接着剤層が接触可能面と接触し、それによって接着剤層が、少なくとも1種の汚染物質を接触可能面から接着剤層上へ移動させるように、クリーニング要素を装置に通すステップを含む。
本発明は、自動処理装置から汚染物質をクリーニングする方法である。具体的には、この自動処理装置は、感光要素を熱現像するための装置である。この装置は、要素と接触することができ、それによって要素の一部が、少なくとも1種の汚染物質として、少なくとも1つの接触可能面上に残留することができる、1つまたは複数の接触可能面を含む。この方法は、汚染物質を捕獲し、最終的に装置から除去するために、接着剤層が少なくとも1つの接触可能面と接触し、汚染物質を接着剤層へ移動させるように、接着剤層を有するクリーニング要素を装置に通すステップを含む。自動処理装置の接触可能面から汚染物質をクリーニングするこの方法は、装置内の接触可能面の手動クリーニングを排除するため、実施が容易であり、安価でかつ効率的である。
感光要素を熱現像または熱処理するのに適した装置は、特許文献8および9に開示されている(特許文献8および9参照)。これらの特許文献は、熱処理のために感光要素をドラム上に置くことが好ましいとしているが、処理のために要素を平面上、あるいはベルト支持システムのような平面とロールとの組合せ上に置くこともできることを理解されたい。また、円筒またはスリーブの形態の感光要素をドラムまたは適当な支持構造体上に装着することができるように、当業者は、開示された装置を変更することができることも理解されたい。熱現像に適した別の装置が特許文献10に記載されており、これは、円筒状に成形された感光要素を現像する。感光要素を処理するのに適した他の熱処理装置が、特許文献11から14に開示されている(特許文献11〜14参照)。これらの自動処理装置はそれぞれ、感光要素の外面と接触することができる少なくとも1つの接触可能面を含むか、または、当業者によって含むように変更されることができる。感光要素の外面と接触することができる表面、すなわち接触可能面を有する、ロール、ローラおよび/またはガイドプレートなどの1つまたは複数の部材を含む熱現像装置は、本発明のクリーニング方法に特に適している。接触可能面を有するローラは、ステディローラまたはレイダウンローラまたは接触ローラと呼ぶこともできる。典型的に、接触ローラまたはガイドは、熱現像中に感光要素を支持するドラムなどの支持部材に隣接している。特にドラムの形状を有する支持部材上で要素が回転する場合に、ローラまたはガイドの外面は感光要素の外面と接触して、熱現像中に感光要素を支持部材上に保ち、または感光要素が持ち上がることを防ぐ。
熱現像では、組成物層の硬化していない部分(非硬化部分)が、液化、すなわち融解または軟化または流動化され、および現像媒体との接触によって除去または運び去られる現像温度まで、感光要素を加熱する。本明細書ではこの現像媒体を、現像材料、現像ウェブ、吸収材料、吸収媒体およびウェブと呼ぶこともある。感光層の硬化した部分(硬化部分)は、非硬化部分よりも高い融解または軟化または液化温度を有し、したがって熱現像温度では融解、軟化または流動しない。残った要素の硬化部分は、フレキソ印刷フォームとして使用するのに適したレリーフ面を形成する。フレキソ印刷版を形成するための感光要素の熱現像は、特許文献5から7および特許文献15に記載されている(特許文献5〜7および15参照)。感光要素は基板を含み、この基板上に少なくとも1つの組成物層、特に光重合可能な組成物層を含む。組成物層は部分的に液化させることができる。
感光要素を加熱する熱処理ステップと、要素の最も外側の表面を吸収材料と接触させる熱処理ステップとは、同時に実行することができ、あるいは、吸収材料と接触させるときに光重合可能層の非硬化部分が依然として軟かく、または融解状態にある限りにおいて、これらのステップを順番に実行することができる。光重合可能層を加熱するステップと、融解した(部分)層を現像媒体と接触させるステップとからなるサイクルは、非硬化材料を十分に除去し、十分なレリーフの深さのレリーフ面を生み出すのに必要な回数だけ繰り返すことができる。
用語「融解」は、軟化させ、粘度を低下させて、吸収材料による吸収を可能にする高い温度にさらされた組成物層の非照射部分の挙動を記述するために使用される。現像媒体への吸収のための、あるしきい値よりも高い任意の温度で、加熱された組成物層を吸収するようにこのプロセスが機能するようにするため、組成物層の融解可能部分の材料は通常、固体と液体との間を急激に遷移しない粘弾性材料である。したがって、組成物層の非照射部分は高温にさらされたときに軟化または液化する。しかし、組成物が、固体状態と液体状態との間の急激な遷移温度を有するか否かに関わらず、用語「融解」、「軟化」および「液化」は、本明細書の全体を通じて、組成物層の加熱された非照射部分の挙動を記述するために使用することができる。本発明の目的上、組成物層を「融解」させるために幅広い温度範囲を利用することができる。このプロセスがうまく作用すると、温度が低いほど吸収はゆっくりであり、温度が高いほど吸収は速い。
自動処理装置内の接触可能面は、感光要素が処理されるときに、感光要素の1つまたは複数の層からの材料を蓄積し、それによって汚染される傾向がある。熱処理中に、少なくとも1つの接触可能面は感光要素の外面に触れるので、感光要素の一部が接触可能面上に残留する可能性がある。具体的には、少なくとも1つの接触可能面は、典型的には、感光要素を加熱し吸収材料と接触させる1回のサイクルと、それに続く加熱および接触サイクルとの間に感光要素と接触する。このインターバルの間に、感光要素は、現像温度から冷却されていてもよく、感光要素の外面は、組成物層または他の層中の1種または複数種の成分からの残留物を含むことができ、あるいは、接触している間に完全には除去されなかった光重合可能層からの組成物を含むことができる。組成物層の成分または部分の残留物は、接触可能部材が感光要素の外面に触れたときに接触可能面へ移動することができる。光重合可能層は典型的には感光要素の大半を占めるため、例えばワックス、油、結合剤、可塑剤、オリゴマーのような、光重合可能な組成物の材料または光重合可能な組成物からの成分は一般に、接触可能面を汚染する成分である。自動処理装置の内外の周囲環境からの繊維、ヘヤ、ファーおよびダストなどの異物も、接触可能面を汚染する可能性がある。
組成物層の成分または部分の残留物および/あるいは異物を少なくとも1つの接触可能面から除去するために、クリーニング要素が提供される。自動処理装置のクリーニングは、装置内の少なくとも1つの接触可能面のうちの1つまたは複数からの1種または複数種の汚染物質の完全なる除去または部分的な除去を構成することができる。1つの実施形態では、クリーニング要素は、接触可能面から少なくとも1種の汚染物質を除去する。別の実施形態では、クリーニング要素は、接触可能面からの少なくとも1種の汚染物質のレベルを低下させる。別の実施形態では、クリーニング要素は、接触可能面へ移動する少なくとも1種の汚染物質の蓄積を最小限に抑える。接着剤層が、少なくとも1つの接触可能面またはその一部と接触し、少なくとも1種の汚染物質がクリーニング要素へ移動するように、接着剤層を有するクリーニング要素は装置に通される。クリーニング要素は、プロセスから除去するために、少なくとも1種の汚染物質を捕獲する。
クリーニング要素は、少なくとも1つの接触可能面と接触するように適合された接着剤層を片面に有する少なくとも1つの支持体を含む。支持体は限定されず、高分子フィルム、金属、紙およびこれらの組合せの中から選択することができる。支持体は、装置をクリーニングするあらゆる条件にわたって非反応性であり、安定であり続けるフィルムを形成する、ほぼ全ての高分子材料とすることができる。適当なフィルム支持体の例には、セルロース系フィルム、およびポリオレフィン、ポリカーボネートおよびポリエステルのような熱可塑性材料が含まれる。ポリエチレンフィルムが好ましい。支持体として適当な金属の例はアルミニウム、ニッケル、およびスチールを含む。
クリーニング要素を用いたクリーニングの成功に対してはそれほど重要ではないが、歪みおよび寸法変化が生じず、または歪みおよび寸法変化が最小限にとどまるように、支持体は、装置をクリーニングするあらゆる条件にわたって十分に安定でなければならない。1つの実施形態では、装置に通している間に接着剤層が接触可能面と接触するように、クリーニング要素の支持体が十分に柔軟である。支持体は典型的には0.4から5ミル(0.001から0.013cm)の厚さを有するが、この範囲に特に限定されない。支持体は、円筒形およびシートを含む任意の形態をとることができる。1つの実施形態では、支持体は1ミル(0.0025cm)未満の厚さを有する。
支持体の表面は、プライマー(primer)層などの接着促進面を含むことができ、または支持体への接着剤層の接着を促進するために支持体の表面を処理することができる。支持体と接着剤層との間の強い付着力を与えるために、支持体の表面は、接着材料の下塗り(subbing)層、あるいはプライマーまたはアンカー(anchor)層を含むことができる。特許文献16および17に開示された下塗り組成物が適当である(特許文献16および17参照)。支持体と接着剤層との間の接着を促進するために、火炎処理または電子処理を用いて支持体の表面を処理することができ、例えばコロナ処理することができる。
クリーニング要素は、支持体の少なくとも片面に接着剤層を含む。接着剤層は、支持体の接着促進面上またはプライマー層上に存在することができ、あるいは支持体の表面に直接に存在することができる。接着剤層は支持体の表面の全体または実質的に全体を覆う。接着剤が接触可能面から少なくとも1種の汚染物質を捕獲し、移動に対して抵抗性であり、すなわち支持体から接触可能面に移動せず、安定である限り、例えば、クリーニングプロセスが生じる温度で融解または劣化しないものである限り、接着剤は限定されない。1つの実施形態では、接着剤は感圧接着剤である。代替の実施形態では、接着剤は熱的に活性化された接着剤である。使用に適当な接着剤は、非特許文献1、具体的には第38章に見出すことができる(非特許文献1参照)。適当な接着剤の例は、天然ゴム;ブチルゴム;スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、およびスチレン−ブタジエンブロック共重合体などのスチレン系ブロック共重合体;スチレン−ブタジエンゴム;イソブチレンの単独重合体;エチレン−酢酸ビニル共重合体;ポリ(アクリル酸エステル)などのアクリル樹脂およびアクリルラテックス;シリコーン;およびこれらの組合せなどを含むが、これらに限定されるわけではない。層の接着特性または他の特性を調整し、あるいは基板上に層を形成するための接着剤の塗布を助けるために、接着剤組成物はさらに添加剤を含むことができる。接着剤層の厚さは限定されない。1つの実施形態では、接着剤層の厚さは0.5から13マイクロメートル(ミクロン)であることができる。別の実施形態では、接着剤層の厚さは0.1から15.0ミル(0.0025から0.38ミリメートル)であることができる。
接着剤層は、接触可能面からの少なくとも1種の汚染物質を捕獲するのに十分な粘着力を有する。汚染物質がクリーニング要素によって捕獲されるにつれて、接着剤層の粘着力は典型的には変化、すなわち粘着力は低下する。非常に粘着性の接着剤が、クリーニング要素の機能性を変化させたり、あるいはクリーニング中の装置または続いて処理される感光要素を傷つけたりしない限り、接着剤層の粘着力に特に上限はない。
接着剤層の粘着力は、ASTMの方法D2979によって決定することができる。ASTM D2979に基づくタック(tack)試験に関しては、MTS Sintech Testworks 4ソフトウェアを使用して実行するようにInstru−Met Corporation社によって変更されたModel 1122 Instron CRE試験フレームを使用して、逆プローブタック装置を2重にした。フレームのベースに取り付けられたスタンドに500gのSensotechロードセルを装着した。ロードセルの上面にプローブを取り付け、上方にクロスヘッドを通して伸ばして、環状おもりおよび試料がクロスヘッドの上のプローブと接触するようにした。必要に応じて、下げ、1秒保持し、次いで上げるサイクルによって標本に負荷をかけた。試験ごとにピーク負荷を記録した。典型的に、クリーニング要素上の接着剤のそれぞれの試料ごとに、一組の別個の5つの標本を試験した。
典型的には、接着剤層の粘着力は少なくとも0.1ニュートンである。1つの実施形態では、接着剤層の粘着力は0.1から0.7ニュートンである。別の実施形態では、接着剤層の粘着力は0.3から0.5ニュートンである。
クリーニング要素は、接着剤層をその上に有する基板からなる個別のシートまたはフォームであることができる。代替の実施形態では、クリーニング要素は、クリーニング要素のスタックを形成する、順に積み重ねられたクリーニング要素の2枚以上の個別のシートであることができる。個々のクリーニング要素はスタックとして一体のまま、個々のクリーニング要素として実質的に機能するが、スタックから個別に分離することもできる。1つの実施形態では、2つ以上のクリーニング要素が順に積み重ねられる。別の実施形態では、20から40個のクリーニング要素を順に配置して、クリーニング要素のスタックを形成する。任意選択で、スタックを支持し、かつ/またはスタックの一番下のクリーニング要素を保護するために、クリーニング要素のスタックは、スタックの一番下のクリーニング要素の背面に担体(carrier)を含むことができる。担体として適当な材料には、クリーニング要素の支持体に関して先に説明した材料が含まれる。担体の厚さは、クリーニング要素の支持体の厚さと同じか、またはそれよりも厚くすることができる。すなわち、担体は0.4から10ミル(0.001から0.025cm)の厚さを有することができる。
スタックから個々のクリーニング要素を取り去ることを可能にするために、スタックの各クリーニング要素の支持体の背面を処理する必要があることがある。支持体の背面とは、接着剤層を有する面の反対側の支持体の面である。スタックを形成することを意図したクリーニング要素の背面は、前述のとおりに、スタックされている間、プライマーなどの接着促進面、または一番上のクリーニング要素の支持体の背面の、その下のクリーニング要素の接着剤層への十分な(しかし一時的な)付着を促進するための表面処理を含むように処理することができる。背面の表面処理は、支持体の接着剤層を有する面に提供される処理と同じでも、または異なっていてもよい。クリーニング要素のスタックの一部であるクリーニング要素の支持体はさらに、接着剤の引張り負荷に耐え、引裂、延伸、または歪みを生じない十分な強度を有しなければならない。支持体の引張強度、すなわち、延伸負荷を受けた支持体が裂けることなく耐えることができる最大応力は、標準試験法ASTM D882によって決定することができる。1つの実施形態では、少なくとも2500psiの引張強度を有するポリエチレンフィルムが、支持体として使用するのに適している。支持体の延伸および歪み強度を反映する支持体の弾性率および降伏点は、標準試験法ASTM D5035によって決定することができる。
熱現像中に感光要素の厚さを収容するため、少なくとも1つの接触可能面と(感光要素のない)支持部材の表面との間にすき間が存在してもよい。1つの実施形態では、クリーニング要素の接着剤層が、処理装置の少なくとも1つの接触可能面と容易に接触することができるように、クリーニング要素の全厚がこのすき間によって決定される。代替の実施形態では、さまざまな厚さの感光要素およびさまざまな厚さのクリーニング要素を収容するため、接触可能面との適当な接触を保証するために、少なくとも1つの接触可能面と支持部材の表面との間のすき間は調整可能である。1つの実施形態では、重力によって、接触可能面を有する部材を、感光要素の外面およびクリーニング要素の接着剤層と加圧接触した状態に配置する。別の実施形態では、感光要素およびクリーニング要素の外面に対して接触可能面を加圧接触させるために、接触可能面を有する部材をばね荷重することができる。
クリーニング要素の任意の実施形態は、装置の少なくとも1つの接触可能面への接着剤層の接触を提供するために十分な厚さを有する。1つの実施形態では、クリーニング要素のスタックは、20から250ミル(0.051から0.64cm)の(合算した)厚さを有することができる。別の実施形態では、個々のクリーニング要素が、20から250ミル(0.051から0.64cm)の厚さを有することができる。さらに別の実施形態では、クリーニング要素は0.4から20ミル(0.001から0.050cm)の厚さを有することができる。さらに別の実施形態では、クリーニング要素が装置を通過するときに接着剤層が少なくとも1つの接触可能面と接触するために必要な厚さを有する担体上に、クリーニング要素を配置することができる。
クリーニング要素は、少なくとも1つの接触可能面の1つまたは複数の寸法に従って決定される1つまたは複数の寸法を有することができる。クリーニング要素がシートの形態をとる実施形態では、クリーニング要素が、1回の通過で例えばレイダウンローラの接触可能面全体と接触することができる面積(平面)寸法、すなわち幅×長さを有することができる。代替の実施形態では、クリーニング要素が接触可能面よりも小さな寸法を有し、そのため、クリーニング要素が接触可能面全体ともれなく接触すること保証するためには、クリーニング要素を、同じ位置および/または隣接する異なる位置で多数回通過させる必要がある。
本発明のプロセスにおいて使用するのに適したクリーニング要素の実施形態は市販されており、Controlled Environment Equipment Corp.社(米メーン州Gorham)からCleanline Matとして、Markel Industries,Inc.社(米コネチカット州Manchester)からTrim Tack Floor Matとして、Liberty Industries,Inc.社(米コネチカット州East Berlin)からTacky Matとして、Purestp International社からPurus Matとして、およびITW Alma社(米ジョージア州Kennesaw)社からTack Matとして購入することができる。
熱現像装置では、感光要素を加熱して組成物層を液化させ、要素の外面に現像媒体を接触させて、液化した組成物を除去し、レリーフ面を形成する。熱処理と呼ぶこともできる熱現像は、要素の組成物層の外面を、層の一部を液化させるのに十分な温度まで加熱することを含む。伝導、対流、放射または他の加熱法によって、少なくとも1つの感光層(および存在する場合には1つまたは複数の追加の層)を、層の非硬化部分を融解させるのには十分だが、層の硬化部分を歪ませるほどには高くない温度まで加熱することができる。組成物層の上に配置された1つまたは複数の追加の層は軟化し、融解し、または流動することができ、さらに吸収材料によって吸収されることができる。組成物層の非硬化部分の融解または流動を達成するために、感光要素は、約40℃超、好ましくは約40℃から約230℃(104〜446°F)の表面温度まで加熱される。感光要素を加熱する熱処理ステップと、要素の最も外側の表面を現像媒体と接触させる熱処理ステップとは、同時に実行することができ、あるいは、吸収材料と接触させるときに光重合可能層の非硬化部分が依然として軟かく、または融解状態にある限りにおいて、これらのステップを順番に実行することができる。
自動処理装置における熱現像の1つの実施形態では、感光要素の支持部材はドラムであり、ドラムの外面に隣接して、ドラムの回転中に感光要素をドラムの表面に保持するのを助ける少なくとも1つのステディローラがある。少なくとも1つのステディローラは、熱処理中に感光要素の外面に触れる接触可能面を有する。感光要素はドラムの外面に装着され、要素の前縁はドラム上のクランプに挟み込まれる。熱処理装置は、要素上の組成物層を融解、軟化または液化させる所望の温度を達成するため加熱ステーションで感光要素を加熱するための少なくとも1つの手段を含む。ホットロール(hot roll)は現像媒体を感光要素と接触させ、感光要素の外面を加熱する。ドラム上で感光要素が回転すると、ホットロールによって支持された現像媒体が感光要素の外面と接触する。感光要素の組成物層は、現像媒体と接触している間に、40から230℃(104から392°F)に加熱される。現像媒体は、加熱された感光要素の組成物層の外面と接触し、組成物層の非照射部分からの液化したポリマー部分を吸収し、フレキソ印刷フォームとして使用するのに適したレリーフパターンまたはレリーフ面を形成する。現像媒体と非硬化領域の融解した組成物層との多少なりとも緊密な接触を維持することによって、組成物層からの非硬化感光材料の現像材料への移動が起こる。まだ加熱された状態にある間に、硬化した感光要素から現像材料を分離して、レリーフ構造を露出させる。要素の後縁がホットロール/ドラム接触点、すなわちニップを通過する時に、1つまたは複数のヒータを冷却すなわちオフにすることができる。加熱と接触との別のサイクルを始めるために、ドラムは、要素の前縁をホームポジションに戻すことができる。ドラムがホームポジションまで回転する時に、少なくとも1つのステディローラは、感光要素の外面と接触し、典型的には、感光要素からの残留物または非硬化材料によって汚染される。要素を加熱して組成物層を液化させるステップと、融解した(部分)層を現像媒体と接触させるステップとからなるサイクルを、非硬化材料を十分に除去し、十分なレリーフの深さを生み出すのに必要な回数だけ繰り返すことができる。しかし、適当なシステム性能のためには、サイクル回数を最小限に抑えることが望ましく、典型的には、光重合可能要素は5から15サイクルにわたって熱処理される。
自動熱現像装置の接触可能面をクリーニングするため、クリーニング要素の接着剤層が接触可能面と接触するように、クリーニング要素を装置に通して、少なくとも1種の汚染物質を接触可能面から接着剤層上へ移動させ、それによって装置から汚染物質を捕獲する。クリーニング要素は、感光要素が熱現像処理装置を通って運ばれるのと同じ方法または実質的に同じ方法で装置に通される。1つの実施形態では、クリーニング要素が、感光要素と実質的に同じ方法で装置を通過することができるように、クリーニング要素は、感光要素と同じかまたは実質的に同じかあるいは同様の柔軟性を有する。別の実施形態では、クリーニング要素、例えばクリーニング要素のスタックが感光要素よりもやや柔軟ではなく、この場合には、装置の機能部分を傷つけずにクリーニング要素を輸送することに適合するように、クリーニング要素のサイズを決定しまたは装置を調整することに注意を払わなければならない。
クリーニング要素が、十分に安定であって、劣化せず、クリーニング温度で機能することができる限りにおいて、クリーニング要素を装置に通す温度に特に制限はない。そのため、クリーニング要素を用いた接触可能面のクリーニングは、周囲室温条件から熱現像装置の動作温度までの任意の温度で実施することができる。1つの実施形態では、1つまたは複数の感光要素の熱現像の準備している間に自動装置が予熱されている間に、接触可能面のクリーニングを実施することができる。この実施形態では、クリーニング要素が装置を通過している間に、感光要素を保持する支持部材、例えばドラムは、23.9から29.4℃(75〜85°F)の温度に加熱される。別の実施形態では、クリーニング要素が装置を通過している間に、加熱ステーションの加熱可能要素、すなわちホットロール、赤外線ヒータおよびドラムヒータのうちの1つまたは複数が、約40℃(104°F)に加熱される。別の実施形態では、クリーニング要素が装置を1回または複数回通過する間に、装置は、熱現像温度まで加熱される。一般に、ホットロール(特に、高温である場合または加熱されている場合)も、ホットロールによって担持された現像媒体も、クリーニング要素とは接触しない。
感光要素を支持するためのドラムおよび少なくとも1つのステディローラを熱現像装置が含む前述の実施形態では、クリーニング要素はドラム上に配置され、クリーニング要素の前縁がクランプによってドラムに保持される。1つの実施形態では、1回または複数回のクリーニングサイクルの間、加熱ステーションでの加熱が起こらない。クリーニング要素がドラム上で回転する時に、接着剤層が、少なくとも1つのステディローラの接触可能面と接触し、接触可能面を汚染している残留物または非硬化材料または異物を移動させる。クリーニング要素が少なくとも1つの接触可能面を1回通過すると1サイクルとみなされる。接触可能面を汚染している残留物または材料または異物のレベルを低下させ、あるいは接触可能面からの汚染物質を排除しまたは実質的に排除するのに十分な1回または複数回のサイクルにわたって、クリーニング要素は接触可能面を通過する。1つの実施形態では、クリーニング要素は、1から15回のクリーニングサイクルにかけられる。別の実施形態では、クリーニング要素は、5から20回のクリーニングサイクルにかけられる。現像媒体は、クリーニングサイクルの間に、クリーニング要素と接触しない。クリーニングが完了すると、クリーニング要素は支持部材から除去される。
クリーニング要素がクリーニング要素のスタックである1つの実施形態では、クリーニング要素のスタックは装置を通過し、そこで、スタックの一番上のクリーニング要素の接着剤層が装置の接触可能面に触れることができる。一番上のクリーニング要素が汚れ、または汚染物質で覆われると、その下のクリーニング要素のスタックから剥がすことによって一番上のクリーニング要素は除去される。クリーニング要素の(残りの)スタックは、少なくとも1つの接触可能面から汚染物質を移動させるために装置に通し続けることができ、一番上のクリーニング要素が汚れたら、2、3のクリーニング要素が残るか、またはスタックが消費されるまで、そのクリーニング要素を除去することができる。
接触可能面をクリーニングするこのプロセスは、毎日など日常的に実行される場合、接触可能面の清浄度を維持するのに特に有効である。このクリーニング方法は、接触可能面上の汚染物質の蓄積を除去し、またはかなり遅らせる。
熱現像とも呼ぶことができる熱処理は、感光要素の組成物層の外面を、層の一部を液化させるのに十分な温度まで加熱することを含む。伝導、対流、放射または他の加熱法によって、少なくとも1つの感光層(および存在する場合には1つまたは複数の追加の層)を、層の非硬化部分を融解させるのには十分だが、層の硬化部分を歪ませるほどには高くない温度まで加熱することができる。組成物層の上に配置された1つまたは複数の追加の層は軟化し、融解し、または流動することができ、さらに吸収材料によって吸収されることができる。組成物層の非硬化部分の融解または流動を達成するために、感光要素は、約40℃超、好ましくは約40℃から約230℃(104〜446°F)の表面温度まで加熱される。感光要素を加熱する熱処理ステップと、要素の最も外側の表面を現像媒体と接触させる熱処理ステップとは、同時に実行することができ、あるいは、現像媒体と接触させるときに光重合可能層の非硬化部分が依然として軟かく、または融解状態にある限りにおいて、これらのステップを順番に実行することができる。
現像媒体は、放射線硬化性組成物の非照射または非硬化部分の融解または軟化または液化温度を上回る融解温度を有し、同じ動作温度で良好な引裂抵抗性を有するように選択された吸収材料を含む。吸収材料は、加熱中に感光要素を処理するのに必要な温度に耐えることが好ましい。吸収材料は、その含まれる体積の部分またはかなりの部分を空隙容積として含む不織材料、製紙原料、繊維状織物材料(fibrous woven material)、開放セル発泡体、多孔質材料から選択される。吸収材料はさらに、現像媒体1平方センチメートルあたりの吸収することができるエラストマー組成物のミリグラム数によって測定される高い吸収性を、融解したエラストマー組成物に対して持っていなければならない。また、現像中に繊維が印刷フォームに付着しないように、繊維は吸収材料中で結合されていることが望ましい。吸収材料に対しては、ナイロンまたはポリエステルの不織ウェブが好ましい。吸収材料は、2から25ミル(0.005から0.064cm)、好ましくは2から20ミル(0.005から0.051cm)の厚さを有する。
現像媒体の吸収材料と融解した非硬化エラストマー組成物との間の相対的な物理特性を定義する際の用語「吸収」の使用は、特定の吸収現象に限定することを意図しない。吸収材料として使用される繊維、フィラメントまたは粒子の本体中への融解組成物の浸透は必要ではない。吸収材料体のバルクへの吸収は、内部バルクの表面濡れによるものだけであってもよい。融解したエラストマー組成物の現像媒体の吸収領域中への移動を駆動する駆動力は、表面張力、電気力、極性引力、または材料のフィリシティ(philicity)(すなわち親和性)、吸着または吸収の促進を助けることが知られている他の物理的な力のうちの1つまたは複数の力とすることができる。駆動力はさらに、圧力によって駆動された多孔質媒体への流入を含むことができる。
感光要素の支持部材、例えばドラムはヒータを備えることができ、ヒータは、周囲環境とは独立に安定した出発温度に感光要素を維持するために提供される。ヒータの電力容量が、約50〜150°F(10〜65.8℃)、好ましくは65から95°F(18.3〜35℃)のドラムの外面のほぼ一定の選択された表面温度を維持するのに十分なものである限り、支持部材を加熱する任意の手段が許容される。ドラムを加熱する手段は、組成物層の外面を加熱することができる温度までドラムを加熱する能力を有する。ヒータは、ワイヤが巻かれたブランケットなど、電気加熱ブランケットとすることができる。温度が一定となるように通常の動作環境が慎重に制御される場合には、ヒータはオフにし、またはヒータを装置から省くことができる。特許文献9に開示されているとおり、感光要素の表面およびドラムに空気流を導く送風機などの冷却手段によって、および/または要素の支持面を冷却するためにドラムの表面の下に冷却流体を循環させることによって、ドラムを冷却することも可能である(特許文献9参照)。
任意選択で、支持部材に隣接して、感光要素に向けられた放射ヒータを含む第1の加熱手段が配置される。このヒータは、感光要素の外面に、集中または拡散放射熱を提供することができる。このヒータは組成物層の外面の温度を上昇させる。1つの実施形態では、このヒータは、組成物層の表面の温度を、組成物層の非照射部分を融解させて、層の一部を液化させるのに十分な温度まで上昇させる。このヒータは、組成物層を支持する基板を感知し得るほどには加熱しないタイプのヒータである。このヒータは、1つまたは複数の管状赤外線加熱バルブを含むことができる。バルブに隣接して、ドラムの反対側に、感光要素の外面に向かって赤外線放射を導く働きをする反射器を配置することができる。
装置は、ホットローラによって支持された現像媒体を、感光要素の外面へ送達する。ホットローラは、感光要素を担持した支持部材に隣接して、および放射ヒータに隣接して配置される。ホットローラは、組成物層の外面の温度を維持しまたはさらに上昇させる第2の加熱手段である。ホットローラは感光要素の外面に熱を加える。
第1の加熱手段の働きをする放射ヒータ、第2の加熱手段の働きをするホットローラおよび第3の加熱手段の働きをする支持部材ヒータは、独立にまたは任意の組合せで、感光要素の外面を、組成物層の一部、すなわち非照射部分を液化させるのに十分な温度まで加熱することができる。第1の加熱手段、第2の加熱手段および第3の加熱手段は、独立にまたは任意の組合せで、加熱ステーションを構成する。好ましい加熱ステーションは、第1の加熱手段および第2の加熱手段を含む。支持部材、ホットローラおよび放射ヒータの中の加熱要素を制御する目的で温度を監視するために、処理装置の全体を通じて温度センサを装着することができる。
感光要素は、熱現像時に部分的に液化させることができる少なくとも1つの組成物層を含む。すなわち、熱現像中に、非硬化組成物は、合理的な処理温度または現像温度で軟化、融解または流動しなければならないが、通常の貯蔵中にコールドフロー(cold flow)、すなわち寸法変化を起こしてはならない。感光要素は、フレキソ印刷フォームとして使用するのに適したエラストマー印刷要素であることが好ましい。組成物層は、化学線放射によって選択的に硬化することができる感光層であることが好ましく、エラストマー組成物の光重合可能層であることが最も好ましい。本明細書で使用されるとき、用語「光重合可能」は、光重合可能または光架橋可能(photocrosslinkable)、あるいはその両方である系を包含することが意図される。本明細書の全体を通じて、化学線放射は紫外線放射および/または可視光を含む。
フレキソ印刷フォームとして使用するのに適した感光要素は当技術分野ではよく知られている。適当な感光要素の例は、特許文献18から21、特許文献2、特許文献22から25に開示されている(特許文献18〜21、2、22〜25参照)。特許文献26に開示された特定のレオロジー特性を有する光重合可能層を含む感光要素が特に好ましい(特許文献26参照)。
エラストマー組成物の好ましい例は、少なくとも1種のエラストマー結合剤、少なくとも1種の単量体、および少なくとも1種の光開始剤または光開始剤系を含む。結合剤は、A−B−A型ブロック共重合体などの熱可塑性エラストマーブロック共重合体であることが好ましい。上記で、Aは、非エラストマーブロック、好ましくはビニル重合体、最も好ましくはポリスチレンを表し、Bは、エラストマーブロック、好ましくはポリブタジエンまたはポリイソプレンを表す。特許文献5に開示されているように、ポリウレタンエラストマーを使用することもできる(特許文献5参照)。
光重合可能な組成物は、結合剤と相溶性のある少なくとも1種の単量体を、クリアな曇りのない感光層が生み出される程度に含有する。この少なくとも1種の単量体は、単一の単量体または単量体の混合物とすることができる。光重合可能な組成物において使用することができる単量体は当技術分野ではよく知られており、これには、少なくとも1つの末端エチレン基を有する付加重合性エチレン性不飽和化合物が含まれるが、ただしこれに限定されるわけではない。適当な単量体の例は、アルコールおよびポリオールのアクリル酸およびメタクリル酸モノおよびポリエステルを含むが、ただしこれらに限定されるわけではない。単官能および多官能アクリル酸またはメタクリル酸エステルの混合物を使用することができる。適当な単量体の他の例は、イソシアナート、エステル、エポキシドなどのアクリル酸およびメタクリル酸誘導体を含む。単量体は、光重合可能な組成物にエラストマー特性を与えるように、当業者によって適切に選択されることができる。エラストマー単量体の例は、アクリル化液状ポリイソプレン、アクリル化液状ブタジエン、高ビニル含量(すなわち1〜2ビニル基の含量が20重量%を超える)の液状ポリイソプレンおよび高ビニル含量の液状ポリブタジエンを含むが、ただしこれらに限定されるわけではない。単量体の他の例は、特許文献18から21に見出すことができる(特許文献18〜21参照)。
光開始剤は、化学線放射に対して感受性であり、過度の停止反応なしで単量体の重合を開始させるフリーラジカルを生成する、任意の単一の化合物または化合物の組合せとすることができる。任意の知られている光開始剤のクラス、特にフリーラジカル光開始剤を使用することができる。あるいはまた、光重合開始剤は、そのうちの1つの化合物が放射によって活性化された増感剤によってフリーラジカルを供給するように仕向けられたときにフリーラジカルを供給する、化合物の混合物であってもよい。光開始剤は、可視または紫外線放射に対して感受性であることが好ましい。
光重合可能層は、所望の最終的な特性に応じて、他の添加剤を含有することができる。光重合可能層への追加の添加剤には、増感剤、可塑剤、レオロジー調整剤、熱重合抑制剤、着色剤、加工助剤、抗酸化剤、オゾン劣化防止剤、UV吸収剤および充填剤が含まれる。加工助剤は、エラストマーブロック共重合体と相溶性のある低分子量ポリマーを含むことができる。オゾン劣化防止剤には、炭化水素ワックス、ノルボルネンおよび植物油が含まれる。適当な抗酸化剤には、アルキル化フェノール、アルキル化ビスフェノール、重合トリメチルジヒドロキノンおよびジラウリルチオジプロピオナートが含まれる。
可塑剤は、エラストマーのフィルム形成特性を調整するために使用される。適当な可塑剤の例は、脂肪族炭化水素油、例えばナフテン系およびパラフィン系油;液状ポリジエン、例えば液状ポリブタジエン;および液状ポリイソプレンなどである。一般に、可塑剤は約5000未満の分子量を有する液体だが、約30,000までの分子量を有することができる。
水性、半水性または有機溶媒現像液(いわゆる湿式現像)に対して溶解可能、膨潤可能または分散可能な光重合可能な組成物から形成されたフレキソ印刷版も、光重合可能な組成物がさらに、熱現像時に液化してレリーフ面を形成することができる限り、本発明での使用に適している。溶媒現像用の適当な組成物の例は、例えば、特許文献1、特許文献27および特許文献21に開示されている(特許文献1、27および21参照)。
光重合可能層の厚さは、所望の印刷版のタイプに応じ、幅広い範囲、例えば約0.010インチから約0.250インチ以上(約0.025cmから約0.64cm以上)の範囲にわたって変化させることができる。いわゆる「薄版(thin plate)」に関しては、典型的には、光重合層の厚さは、約0.010インチから約0.067インチ(約0.025cmから約0.17cm)に及ぶことができる。
支持体は、フレキソ印刷版を製作するために使用される感光要素とともに慣用的に使用されている任意の材料とすることができる。支持体を通した「バックフラッシュ(backflash)」露光に対応するために、支持体は化学線放射に対して透明であることが好ましい。適当な支持体材料の例は、付加重合体および線状縮合重合体によって形成されたものなどの高分子フィルム、透明発泡体およびファブリック(fabric)などである。金属支持体は放射に対して透明ではないが、ある種の最終用途条件下では、アルミニウムなどの金属を支持体として使用することもできる。好ましい支持体はポリエステルフィルムであり、ポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。支持体は、シートの形状またはスリーブなどの円筒の形状とすることができる。スリーブすなわち円筒形支持体のタイプは本発明によって限定されない。支持体は、典型的には、0.002から0.050インチ(0.0051から0.127cm)の厚さを有する。スリーブは、10ミル(0.025cm)未満から80ミル(0.203cm)以上の壁厚を有することができるが、典型的には、10から40ミル(0.025から0.10cm)の壁厚を有する。
光重合可能層の上に、すなわち支持体とは反対側の光重合可能層の面に、追加の層が存在していてもよい。これらの層は、特許文献28に開示されているもののような、光重合可能層上の少なくとも1つの熱的に除去可能な層を含むことができる(引用文献28参照)。所望の用途に応じて、これらの追加の層は、化学線放射に対して不透明または透明であってもよい。これらの層は、これらに限定されるわけではないが、剥離層、化学線放射不透明層、赤外線感受性層、障壁層、エラストマーキャップ層、付着力調整層、感光要素の表面特性を変更する層およびこれらの組合せを含む、感光要素に対する1つまたは複数の機能を有することができる。
本発明に基づく熱処理の前に、感光要素を化学線放射に対して露光させる。イメージ通りに露光されると、光重合可能層の放射露光領域は不溶状態に変換されるが、光重合可能層の非露光領域では重大な重合または架橋は起こらない。この露光には、任意の慣用の化学線放射源を使用することができる。これらの放射源は一般に310〜400nmの長波長のUV光を放射する。露光時間は、放射の強度およびスペクトルエネルギー分布、感光要素からの距離、ならびに光重合可能材料の性質および量に応じて、数秒から数分の範囲で変更することができる。
イメージ通りの露光は、イメージを含むフォトマスクを通して感光要素を露光することによって実施することができ、このフォトマスクは、別個のフィルム、すなわち画像を担持する透過原稿(transparecy)またはフォトツールであることができ、あるいは、コンピュータ・トゥー・プレートのデジタルイメージングによって形成されるインサイチュのマスクとして感光要素と一体化させることができる。
マスクを通した化学線放射に対するイメージ通りの露光および別個のフィルムである場合のフォトマスクの除去に続いて、光重合可能層の非重合領域を除去し、それによってレリーフイメージを形成するために、感光印刷要素が熱処理される。この熱処理ステップは、光重合可能層の化学線放射に対して露光されなかった領域、すなわち光重合可能層の非露光領域または非硬化領域の少なくとも光重合可能層を除去する。エラストマーキャッピング層を除いて、典型的には、光重合可能層上に存在することができる追加の層が、光重合可能層の重合領域から、除去または実質的に除去される。マスクのデジタル形成のための別個のIR感受性層を含む感光要素については、光重合可能層の中にレリーフイメージを形成する処理ステップは、さらに、(化学線放射に対して露光された)マスクイメージを除去することができる。

Claims (17)

  1. 部分的に液化させることができる組成物層を含有し、外面を有する感光要素からレリーフ面を形成するための自動処理装置から汚染物質を除去するための方法であって、
    a)前記装置に、前記要素の前記外面と接触することができ、前記組成物の一部が残留することができる接触可能面を提供するステップであって、前記接触可能面はその上に少なくとも1種の汚染物質を有するステップと、
    b)前記接触可能面と接触するように適合された接着剤層を片面に有する支持体を含むクリーニング要素を提供するステップと、
    c)前記接着剤層が前記接触可能面と接触し、それによって前記少なくとも1種の汚染物質を前記接触可能面から前記接着剤層上へ移動させるように、前記クリーニング要素を前記装置に通すステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記装置は2つ以上の接触可能面を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記装置は、接触可能面をそれぞれ有する1つまたは複数のローラをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記装置は、接触可能面を有する少なくとも1つの部材を含み、前記少なくとも1つの部材は、ローラ、ロール、ガイド部材およびガイドプレートからなるグループから選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記装置を40℃に加熱するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記装置を40から230℃の間に加熱するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記クリーニング要素は柔軟であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記クリーニング要素はシートであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記クリーニング要素は円筒であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記クリーニング要素は、順に積み重ねられた2つ以上のクリーニング要素のスタックを含み、前記スタックのそれぞれのクリーニング要素は、支持体上に接着剤層を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記スタックは担体をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. クリーニング要素の前記スタックから1つのクリーニング要素を除去して、隣接するクリーニング要素の接着剤層を露出させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1種の汚染物質は、前記接触可能面上に残留する前記組成物の一部であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1種の汚染物質は、ヘヤ、ファー、繊維およびダストからなるグループから選択された異物であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 前記クリーニング要素と接触するように前記接触可能面を加圧するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 前記接着剤は感圧接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 前記接着剤は少なくとも0.1ニュートンの粘着力を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
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