JP2007322976A - 光スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ミラー駆動ストロークの低減を可能とする。
【解決手段】 光ビームが入力される入力ポート11と、その入力ポートからの光ビームの光路中の所定の切り替え位置に挿抜駆動されるミラー30と、入力ポート11から入力され、切り替え位置に挿入されたミラー30で反射された光ビームが結合する第1の出力ポート21と、入力ポート11から入力され、切り替え位置を通過した光ビームが結合する第2の出力ポート22とを備える光スイッチにおいて、ミラー30の切り替え位置からの抜出時に後端となる部分に、入力ポート11からの光ビームを透過せず、かつ入力ポート11からの光ビームの第1の出力ポート21への結合も阻止する阻止部31を設ける。阻止部31がないミラー30と比べ、ミラー抜出時の退避量を阻止部31の分だけ削減することができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は光路中にミラーを挿抜することにより光路を切り替える光スイッチに関する。
この種の光スイッチは例えば光ビームが入力される入力ポートと、その入力ポートから出射される光ビームの光路中に挿抜駆動されるミラーと、第1及び第2の出力ポートとを具備して構成され、ミラーが光路中に挿入されることにより、入力ポートからの光ビームがミラーで反射されて第1の出力ポートに入射、結合し、ミラーが光路から抜出されることにより、入力ポートからの光ビームがそのまま直進して第2の出力ポートに入射、結合するものとなっており、このようにして第1の出力ポートと第2の出力ポートの出力が切り替えられるものとなっている。
このような光スイッチにおいて、例えばミラー挿入時には光ビームを十分に反射して第1の出力ポートに結合させると共に、第2の出力ポートへのクロストークが生じないようにし、またミラー抜出時には光ビームを十分に第2の出力ポートに結合させると共に、第1の出力ポートへのクロストークが生じないようにする必要がある。
このように挿入損失を低減し、かつクロストークを低減するために、従来においてはミラー挿入時にはミラーを光ビームに対して十分に挿入し、またミラー抜出時にはミラーを光ビームから十分に退避させるといったことが一般に行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−354458号公報
しかるに、従来においては挿入損失低減及びクロストーク低減のために、ミラーの駆動ストロークの増大を余儀なくされ、その点でミラー駆動機構の負荷増大を招いていた。
この発明の目的はこのような状況に鑑み、従来に比し、ミラーの駆動ストロークを低減することができ、かつ挿入損失やクロストークに対して十分な性能を有する光スイッチを提供することにある。
請求項1の発明によれば、光ビームが入力される入力ポートと、その入力ポートからの光ビームの光路中の所定の切り替え位置に挿抜駆動されるミラーと、入力ポートから入力され、切り替え位置に挿入されたミラーで反射された光ビームが結合する第1の出力ポートと、入力ポートから入力され、切り替え位置を通過した光ビームが結合する第2の出力ポートとを備える光スイッチにおいて、ミラーの切り替え位置からの抜出時に後端となる部分に、入力ポートからの光ビームを透過せず、かつ入力ポートからの光ビームの第1の出力ポートへの結合も阻止する阻止部が設けられる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、ミラーの切り替え位置からの抜出時に、入力ポートからの光ビームの第2の出力ポートへの挿入損失が所定値以下となる抜出位置を第1の位置とし、第1の出力ポートへのクロストークが所定値以下となる抜出位置を第2の位置とした時、阻止部は第1の位置と第2の位置の距離に相当する長さを占めるように設けられる。
請求項3の発明では請求項1又は2の発明において、阻止部は表面が反射面とされ、その反射面は入力ポートからの光ビームを第1の出力ポートに反射しないように配向される。
請求項4の発明では請求項3の発明において、前記反射面は入力ポートからの光ビームを入力ポートに反射しないように配向される。
請求項5の発明では請求項3又は4の発明において、阻止部はミラーのミラー面から突出されて、入力ポート及び第1、第2の出力ポートの光軸を含む平面と平行な断面形状が三角形をなすものとされ、その三角形のミラー面から突出した一辺は入力ポートからの光ビームをその入射面内においてミラー面による反射方向とは反対方向に反射する傾斜を有し、前記三角形のミラー面から突出した他辺は入力ポートからの光ビームの照射を受けない傾斜を有するものとされる。
請求項6の発明では請求項5の発明において、入力ポートから入力され、切り替え位置を通過した光ビームは、さらに少なくとも第2のミラーのミラー面で反射されて第2の出力ポートに結合するものとされ、阻止部の前記一辺をなす反射面は第2のミラーのミラー面と平行とされる。
請求項7の発明では請求項1又は2の発明において、阻止部は入力ポートからの光を吸収する部材で構成される。
この発明によれば、光路中からのミラー抜出時に、阻止部を従来退避すべき位置に留まらせることができ、かつその状態において挿入損失やクロストークに対して十分な性能を得ることができるものとなっており、よって従来に比し、ミラーの駆動ストロークを低減することができる。
まず初めに、挿入損失及びクロストークについて具体的に説明する。
図1は光ビームが入力される入力ポート11と、第1及び第2の出力ポート21,22と、入力ポート11からの光ビームの光路中の所定の切り替え位置に挿抜駆動されるミラー30とを具備する光スイッチの要部を示したものである。図1Aに示したように、入力ポート11からの光ビームの光路中の切り替え位置にミラー30が挿入されることにより、入力ポート11からの光ビームはミラー30で反射されて第1の出力ポート21に結合する。また、図1Bに示したように、ミラー30が光路中の切り替え位置から抜出されることにより、入力ポート11からの光ビームは切り替え位置を通過して第2の出力ポート22に結合する。入力ポート11及び第1、第2の出力ポート21,22は光導波手段であって、例えば光ファイバや光導波路とされる。ミラー30は駆動機構(図示せず)によって駆動され、この例では直線往復運動するものとされる。
図2は入力ポート11から出射される光ビーム40とミラー30との関係を入力ポート11側から見て(入力ポート11の位置から見て)示したものであり、図3はミラー30の先端位置(光路中への挿入時に先端となる位置)と、各出力ポート21,22の光出力との関係を示したものである。
この図3はビーム径(電界強度が中心の1/eとなる径)25μmの光ビーム40が高さ100μmのミラー30の下から60μmの高さ位置に照射される場合について、計算により求めたものである。図3の横軸は光ビーム40の中心に、ミラー30の先端が位置する場合(図2の場合)をゼロとしている。なお、横軸は光ビーム40の光軸に対して垂直方向の距離として表しており、従ってミラー30の挿抜方向の移動量は図1Aに示したように光ビームの光軸とミラー30とのなす角度をθとした時、横軸の距離に1/sinθを乗じる必要がある。
ここで、挿入損失を0.1dB以下とし、クロストークを−60dB以下として、一般的に十分とされる挿入損失及びクロストークを確保することを考えた場合、必要とされるミラー30の挿抜範囲は挿入損失確保とクロストーク確保とで異なってくる。
図3に示した位置Pは光路中の切り替え位置からのミラー30抜出時に、第2の出力ポート22の挿入損失が所定値(0.1dB)以下となる位置であり、位置Pは第1の出力ポート21のクロストークが所定値(−60dB)以下となる位置である。これら位置P,Pから明らかなように、ミラー抜出時、第1の出力ポート21へのクロストーク低減のためには、第2の出力ポート22への挿入損失低減のために確保すべき透過領域よりもミラー30は大きく退避する必要がある。
一方、位置P’は光路中の切り替え位置へのミラー30挿入時に、第1の出力ポート21の挿入損失が0.1dB以下となる位置であり、位置P’は第2の出力ポート22のクロストークが−60dB以下となる位置である。これら位置P’,P’から明らかなように、ミラー挿入時、第1の出力ポート21への挿入損失低減のため確保すべき反射領域と第2の出力ポート22へのクロストーク低減のため確保すべき遮光領域を比較した場合、確保すべき遮光領域の方が大きくなる。
以上より、光路切り替えにおいて、両出力ポート21,22の挿入損失をそれぞれ確保するために必要なミラー30の挿抜範囲は図3中に示したように位置P,P’間となり、両出力ポート21,22のクロストークをそれぞれ確保するために必要なミラー30の挿抜範囲は図3中に示したように位置P,P’間となる。
これら範囲の差として現れる領域を図3中に示したように、領域A,Bとすると、領域A(位置P’,P’間)の距離と領域B(位置P,P間)の距離とは一般に等しく、領域Aはミラー挿入時において第2の出力ポート22へのクロストークさえ満足すればよく、つまり第2の出力ポート22に対する遮光性能さえ持てばよく、領域Bは第1の出力ポート21に対して光ビームを反射しなければよいことになる。なお、図2中には図3と対応して、挿入損失確保に必要な領域とクロストーク確保に必要な領域とを光ビーム40に対して示している。
この発明は上述したような状況を前提としており、ミラー30の切り替え位置からの抜出時に後端となる部分に、言い換えればミラー30の切り替え位置への挿入時に先端となる部分に、入力ポート11からの光ビームを透過せず、かつ入力ポート11からの光ビームの第1の出力ポート21への結合を阻止する阻止部を設けたものである。
図4はミラー30に阻止部を設けた、この発明の一実施例を示したものであり、図1と対応する部分には同一符号を付してある。なお、図4中には(図1も同様)、上述した挿入損失確保に必要な光ビームの領域とクロストーク確保に必要な光ビームの領域とを破線で示している。
阻止部31はこの例ではミラー30のミラー面30aから突出して設けられており、入力ポート11及び第1、第2の出力ポート21,22の光軸を含む平面と平行な断面形状が三角形をなすものとされる。阻止部31はこの例ではミラー30と一体形成されている。
ミラー30の挿抜方向においてミラー30上における阻止部31の占める長さは前述した点P,P間(領域B)の距離に1/sinθを乗じた長さとされており、つまり図4において破線で示した挿入損失確保に必要な光ビームの領域とクロストーク確保に必要な光ビームの領域の片側差分をミラー30の挿抜方向において占める長さとされている。
断面三角形とされた阻止部31の、ミラー面30aから突出する一辺をなす面31aは入力ポート11からの光ビームの光軸とは垂直ではなく、入力ポート11からの光ビームをその入射面内においてミラー面30aによる反射方向とは反対方向に反射する傾斜を有するものとされ、三角形のミラー面30aから突出する他辺をなす面31bは入力ポート11からの光ビームの照射を受けない傾斜を有するものとされている。
阻止部31の面31a,31bを上記のような傾斜を有するものとすることにより、この例のように阻止部31がミラー30と一体形成され、阻止部31の面31a,31bが反射面となってしまうような場合であっても、阻止部31によって反射された光ビームが第1の出力ポート21に結合するのを阻止することができ、また阻止部31によって反射された光ビームが入力ポート11に戻り光として結合するのを阻止することができる。なお、この例では面31bは入力ポート11からの光ビームの光軸と平行とされている。
ミラー30に上述したような阻止部31を設けることにより、ミラー30を入力ポート11からの光ビームの光路中に挿入して光ビームを反射し、第1の出力ポート21に結合させる場合に、ミラー30の挿入位置を図4Aに示した位置とすれば、第1の出力ポート21の挿入損失を所定値(0.1dB)以下とすることができ、また第2の出力ポート22のクロストークを所定値(−60dB)以下とすることができる。
一方、ミラー30を光ビームの光路から抜出して入力ポート11からの光ビームを第2の出力ポート22に結合させる場合にはミラー30の位置を図4Bに示した位置とすればよく、これにより第2の出力ポート22の挿入損失を所定値(0.1dB)以下とすることができ、また第1の出力ポート21のクロストークを所定値(−60dB)以下とすることができる。
つまり、阻止部31は光路へのミラー挿入時には第2の出力ポート22に対する十分な遮光領域確保(クロストーク低減)のために機能し、ミラー抜出時には第1の出力ポート21に対して光ビームを反射結合させないように(クロストーク低減のために)機能するものであり、よってミラー抜出時には図1Bに示した阻止部31を持たない従来のミラー30のように、光路から十分に抜出させなくてもよく、図4Bに示した位置にミラー30を位置させればよい。
よって、この例ではミラー30の退避量を図1Bの場合と比べ、領域Bの距離に1/sinθを乗じた距離分、削減することができ、ミラー30の駆動ストロークを低減することができる。
ミラー30の駆動ストロークの低減は駆動機構の負荷軽減につながり、特に光スイッチをMEMSによって作製し、駆動機構として櫛歯型静電アクチュエータを用いるような場合には駆動電圧の低電圧化を図ることが可能となる。
次に、図5に示した実施例について説明する。
この例では入力ポート11と第1及び第2の出力ポート21,22は図に示したように互いに光軸が平行とされて第1の出力ポート21、入力ポート11、第2の出力ポート22の順に配列され、また駆動機構(図示せず)によって光路中に挿抜駆動されるミラー30に加え、3つの固定ミラー51,52,53を有するものとなっている。
入力ポート11からの光ビームの光路中の切り替え位置にミラー30が挿入された図5Aの状態では光ビームはミラー30で反射され、さらに固定ミラー51で反射されて第1の出力ポート21に結合する。
一方、入力ポート11からの光ビームの光路中の切り替え位置からミラー30が抜出された図5Bの状態では光ビームは切り替え位置を通過し、固定ミラー52で反射され、さらに固定ミラー53で反射されて第2の出力ポート22に結合する。
図5中には挿入損失確保に必要な光ビームの領域とクロストーク確保に必要な光ビームの領域とを図4と同様、破線で示しており、ミラー30にはそれら領域の片側差分を占めるように阻止部31’が図4に示した阻止部31と同様に設けられている。
この例においてもミラー30を光路中に挿入して光ビームを反射し、第1の出力ポート21に結合させる場合に、ミラー30の挿入位置を図5Aに示した位置とすれば、第1の出力ポート21の挿入損失及び第2の出力ポート22のクロストークの両者を満足することができ、またミラー30を退避させて図5Bに示した位置にすれば、第2の出力ポート22の挿入損失及び第1の出力ポート21のクロストークの両者を満足することができ、図4に示した例と同様、ミラー30に阻止部31’がない場合と比べてミラー30の駆動ストロークを低減することができる。
なお、阻止部31’は図4の阻止部31と同様、三角形断面を有するものとされており、そのミラー面30aから突出する一辺をなす面31aはこの例では固定ミラー52のミラー面52aと平行とされ、ミラー面30aから突出する他辺をなす面31bは入力ポート11からの光ビームの光軸と平行とされている。なお、この例では面31aがミラー30の先端側に位置し、面31a,31bの定義は図4の阻止部31と逆になっている。
阻止部31’の面31a,31bを上記のような面配向とすることにより、図4における阻止部31の面31a,31bと同様の機能を得ることができる。加えて、阻止部31’がミラー30と一体形成されて面31a,31bが反射面となる場合に、この例では面31aを上述したように固定ミラー52のミラー面52aと平行としたことにより、図5B中に二点鎖線で示したようにこの面31aで反射した光が第2の出力ポート22に結合するものとなり、つまりミラー30の光路からの抜出時に第1の出力ポート21へのクロストークを抑えるばかりでなく、阻止部31’は第2の出力ポート22への光ビームの反射に寄与する構造となっている。
以上、ミラー30が往復直線駆動され、2つの出力ポート21,22の光量を2値的に、つまり明と暗状態に切り替える光スイッチを例に説明したが、この発明はこのような光スイッチに限定されない。
例えば、ミラーが直線駆動ではなく、回転駆動されて光路中に挿抜される方式のものであってもよい。また、2つの出力ポート21,22の光量を2値的に切り替えるのではなく、少なくとも第1の出力ポート21の暗状態を必要とする光スイッチであれば、この発明を適用してその効果を得ることができる。
なお、光スイッチをMEMSで作製する場合には上述した実施例のように阻止部31(31’)をミラー30の変形領域としてミラー30と一体形成するようにすれば、阻止部31(31’)を容易に作製することができる。この場合、阻止部31(31’)の表面はミラー30の表面に例えばAuなどの反射膜を成膜形成して良好なミラー面とするのに伴い、同様に反射膜が形成されて反射面となるが、実施例に示したような形状、面配向とすることにより所期の機能を得ることができる。
一方、例えば光スイッチをMEMSではない構成で作製する場合には阻止部を光を吸収する材料で構成すればよく、その場合には阻止部の構成面の面配向は特に制限されない。光を吸収する材料としては、例えば炭素を分散させた黒色の樹脂材料などを用いることができる。
光スイッチの一構成例(従来例)及びその動作を説明するための図。 図1における光ビームとミラーの関係を示す図。 ミラー先端位置と各出力ポートの光出力の関係を示すグラフ。 この発明による光スイッチの一実施例の構成及び動作を説明するための図。 この発明による光スイッチの他の実施例の構成及び動作を説明するための図。

Claims (7)

  1. 光ビームが入力される入力ポートと、その入力ポートからの光ビームの光路中の所定の切り替え位置に挿抜駆動されるミラーと、入力ポートから入力され、前記切り替え位置に挿入されたミラーで反射された光ビームが結合する第1の出力ポートと、入力ポートから入力され、前記切り替え位置を通過した光ビームが結合する第2の出力ポートとを備える光スイッチにおいて、
    前記ミラーの、前記切り替え位置からの抜出時に後端となる部分に、前記入力ポートからの光ビームを透過せず、かつ前記入力ポートからの光ビームの前記第1の出力ポートへの結合も阻止する阻止部が設けられていることを特徴とする光スイッチ。
  2. 請求項1記載の光スイッチにおいて、
    前記ミラーの、前記切り替え位置からの抜出時に、前記入力ポートからの光ビームの前記第2の出力ポートへの挿入損失が所定値以下となる抜出位置を第1の位置とし、前記第1の出力ポートへのクロストークが所定値以下となる抜出位置を第2の位置とした時、前記阻止部は前記第1の位置と第2の位置の距離に相当する長さを占めるように設けられていることを特徴とする光スイッチ。
  3. 請求項1又は2記載の光スイッチにおいて、
    前記阻止部は表面が反射面とされ、その反射面は前記入力ポートからの光ビームを前記第1の出力ポートに反射しないように配向されていることを特徴とする光スイッチ。
  4. 請求項3記載の光スイッチにおいて、
    前記反射面は前記入力ポートからの光ビームを前記入力ポートに反射しないように配向されていることを特徴とする光スイッチ。
  5. 請求項3又は4記載の光スイッチにおいて、
    前記阻止部は前記ミラーのミラー面から突出されて、前記入力ポート及び第1、第2の出力ポートの光軸を含む平面と平行な断面形状が三角形をなすものとされ、
    その三角形の前記ミラー面から突出した一辺は前記入力ポートからの光ビームをその入射面内において前記ミラー面による反射方向とは反対方向に反射する傾斜を有し、
    前記三角形の前記ミラー面から突出した他辺は前記入力ポートからの光ビームの照射を受けない傾斜を有することを特徴とする光スイッチ。
  6. 請求項5記載の光スイッチにおいて、
    前記入力ポートから入力され、前記切り替え位置を通過した光ビームは、さらに少なくとも第2のミラーのミラー面で反射されて前記第2の出力ポートに結合するものとされ、
    前記阻止部の前記一辺をなす反射面は前記第2のミラーのミラー面と平行とされていることを特徴とする光スイッチ。
  7. 請求項1又は2記載の光スイッチにおいて、
    前記阻止部は前記入力ポートからの光を吸収する部材で構成されていることを特徴とする光スイッチ。
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