JP2007321893A - 他部材固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ピンを介して他部材を固定する際、ピンの両側に各テーパ部を形成し、上・下部に非テーパ部を形成して、両側方向にはガタなしとし、上・下方向には若干のガタを許容することを目的とする。
【解決手段】本発明による他部材固定構造は、他部材(2)に形成された孔(15)に挿入されるピン(3)の先端部(10)は、その両側に形成された各テーパ部(11,12)と、その上・下側に形成された各非テーパ部(13,14)とからなり、各テーパ部(11,12)は孔(15)の孔テーパ部(15a)に係合している構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による他部材固定構造は、他部材(2)に形成された孔(15)に挿入されるピン(3)の先端部(10)は、その両側に形成された各テーパ部(11,12)と、その上・下側に形成された各非テーパ部(13,14)とからなり、各テーパ部(11,12)は孔(15)の孔テーパ部(15a)に係合している構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、他部材固定構造に関し、特に、本体にピンを介して他部材を固定する際、ピンの両側に各テーパ部を形成し、上・下側に非テーパ部を形成して、両側方向にはガタなしとし、上・下方向には若干のガタを許容するように固定するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の他部材固定構造としては、社内製作であるため、その構造を示す特許文献等を示していないが、固定するためのピンの先端部は丸ピンであり、丸のテーパ状、すなわち、円錐状に近い形状であった。
従って、この円錐状のピンの先端部が他部材の円錐状の孔内に係合して本体と他部材とが互いに固定されていた。
従って、この円錐状のピンの先端部が他部材の円錐状の孔内に係合して本体と他部材とが互いに固定されていた。
従来の他部材固定構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ピンの先端部が円錐状に形成されていたため、他部材の孔に係合した場合、全周方向に対してガタがなく、例えば、一方向については逃げによるガタを持たせたいとする要望には応じることが困難であった。
すなわち、ピンの先端部が円錐状に形成されていたため、他部材の孔に係合した場合、全周方向に対してガタがなく、例えば、一方向については逃げによるガタを持たせたいとする要望には応じることが困難であった。
本発明による他部材固定構造は、本体の少なくとも一側にピンを介して他部材を取付けるようにした他部材固定構造において、前記他部材に形成された孔に挿入される前記ピンの先端部は、その両側に形成された第1、第2テーパ部と、前記各テーパ部に連続し前記先端部の上側及び下側に形成された第1、第2非テーパ部とからなり、前記各テーパ部は前記孔に形成された孔テーパ部に係合している構成であり、また、前記ピンは前記本体に設けられている構成であり、また、前記ピンは、複数よりなる構成であり、また、前記ピンは、前記本体に設けられたピン保持部により出没自在に形成されている構成であり、また、前記本体の両側には、前記他部材が設けられている構成であり、また、前記ピンを保持するピン保持部は、互いに接合して一対よりなる構成である。
本発明による他部材固定構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ピンの両側に各テーパ部を形成し、上・下側に非テーパ部を形成しているため、両側方向にはガタがなく、上・下方向には逃げによる若干のガタを許容することができ、上・下方向のガタを有した状態での全体への他部材の固定を行うことができる。
すなわち、ピンの両側に各テーパ部を形成し、上・下側に非テーパ部を形成しているため、両側方向にはガタがなく、上・下方向には逃げによる若干のガタを許容することができ、上・下方向のガタを有した状態での全体への他部材の固定を行うことができる。
本発明は、ピンを介して他部材を固定する際、ピンの両側に各テーパ部を形成し、上・下側に非テーパ部を形成し、両側方向にはガタなしとし、上・下方向には若干のガタを許容するように固定した他部材固定構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による他部材固定構造の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、長手形状よりなる本体であり、この本体1の一側1a及び他側1bには、長手形状をなす他部材2が固定して設けられている。
図1において符号1で示されるものは、長手形状よりなる本体であり、この本体1の一側1a及び他側1bには、長手形状をなす他部材2が固定して設けられている。
前記本体1には、ピン3を出没自在に有するピン保持部4が設けられ、一対のピン保持部4は互いに接合して第1、第2ピン体5,6を構成し、各ピン体5,6は前記本体1の長手方向に沿って互いに離間した状態で配設されている。尚、前記各ピン保持部4は、電磁型又はスプリング等による機械式手段によって前記ピン3を出没自在に保持している。
前記ピン3の先端部10は、前記各他部材2の内面に形成された凹状の孔15内の孔テーパ部15aに係合して、前記各他部材2が本体1の一側1aと他側1bに固定されるように構成されている。
前記各ピン3の先端部10は、図2及び図3で示されるように構成されている。すなわち、この先端部10の両側には第1、第2テーパ部11,12が形成され、前記各テーパ部11,12に連続し前記先端部10の上側及び下側には第1、第2非テーパ部13,14が形成されている。
前述の構成において、前記各ピン体5,6の各ピン保持部4における各ピン3は、互いに逆方向に出没自在に設けられ、各ピン3を本体1から突出させると、各ピン3の先端部10は各他部材2の各孔15内に挿入されて、各テーパ部11,12が各孔テーパ部15aに係合する。
前述の場合、各孔15の形状も前記先端部10の形状に合わせて形成されているため、各テーパ部11,12によって横方向A、すなわち、他部材2の長手方向にはガタがなく、この横方向Aとは異なる縦方向Bにはテーパのない各非テーパ部13,14と孔15の隙間(図示せず)によりガタが存在するように、本体1と他部材2を互いに固定することができる。
1 本体
1a 一側
1b 他側
2 他部材
3 ピン
4 ピン保持部
5 第1ピン体
6 第2ピン体
10 先端部
11 第1テーパ部
12 第2テーパ部
13 第1非テーパ部
14 第2非テーパ部
15 孔
15a 孔テーパ部
1a 一側
1b 他側
2 他部材
3 ピン
4 ピン保持部
5 第1ピン体
6 第2ピン体
10 先端部
11 第1テーパ部
12 第2テーパ部
13 第1非テーパ部
14 第2非テーパ部
15 孔
15a 孔テーパ部
Claims (6)
- 本体(1)の少なくとも一側(1a)にピン(3)を介して他部材(2)を取付けるようにした他部材固定構造において、前記他部材(2)に形成された孔(15)に挿入される前記ピン(3)の先端部(10)は、その両側に形成された第1、第2テーパ部(11,12)と、前記各テーパ部(11,12)に連続し前記先端部(10)の上側及び下側に形成された第1、第2非テーパ部(13,14)とからなり、前記各テーパ部(11,12)は前記孔(15)に形成された孔テーパ部(15a)に係合していることを特徴とする他部材固定構造。
- 前記ピン(3)は前記本体(1)に設けられていることを特徴とする請求項1記載の他部材固定構造。
- 前記ピン(3)は、複数よりなることを特徴とする請求項1又は2記載の他部材固定構造。
- 前記ピン(3)は、前記本体(1)に設けられたピン保持部(4)により出没自在に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の他部材固定構造。
- 前記本体(1)の両側には、前記他部材(2)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の他部材固定構造。
- 前記ピン(3)を保持するピン保持部(4)は、互いに接合して一対よりなることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の他部材固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006153538A JP2007321893A (ja) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | 他部材固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006153538A Pending JP2007321893A (ja) | 2006-06-01 | 2006-06-01 | 他部材固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0442299Y2 (ja) * | 1986-05-28 | 1992-10-06 | ||
JPH09287603A (ja) * | 1995-12-07 | 1997-11-04 | Aesop Inc | 可撓性取付手段による動結合及びその方法 |
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2006
- 2006-06-01 JP JP2006153538A patent/JP2007321893A/ja active Pending
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