JP2007319655A

JP2007319655A - ギブス固定時に、ギブスから出た足の指先を、怪我や寒さから守るため、洋服感覚で色やデザインを楽しみながら、ギブスの上に履けるソフトブーツ。

Info

Publication number: JP2007319655A
Application number: JP2006183874A
Authority: JP
Inventors: Shigeko Maruyama; 成子丸山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-06-05
Filing date: 2006-06-05
Publication date: 2007-12-13

Abstract

【課題】足のギブス装着時には、靴はもちろん靴下も履けないため、足の指先がむき出しのまま無防備で、冬場は指先が冷えきってしまう。また、外出等でギブスから出ている足の指先が汚れても、ギブスを濡らさずに指だけを洗うことは困難である。しかし、履いていて蒸れるようなものでは逆効果になり、怪我をした足に負担にならない軽いものが必要である。快適な装着の為には通気性があり、脱着が容易である事や、繰り返し洗濯が可能である事が大切である。
【解決手段】ギブスから出た足の指先を怪我や寒さから守り、容易に脱着でき、快適に装着するため、伸縮性のある布地を使う。つま先部分と底に工夫し、軽くて柔らかいがしっかりしたソフトブーツを縫い上げる。また、怪我による精神的なフォローや見た目も考えて、好きな色や洋服に合わせられる楽しさを加味したソフトブーツにする。動きの激しい子供用には、裏に滑り止めのゴムの点々をつけて、安全性にも注意する。
【選択図】図１

Description

本発明は、ギブス固定時に、ギブスから出ている足の指を守り、寒さをも防ぐためのソフトブーツに関するものである。

従来、骨折などにより、足にギブスをはめた場合、指先がむき出しのままで、怪我防止や防寒の現実的な技術が開発されていなかった。

そのために、次のような問題点が生じていた。
靴はもちろん靴下も履けないため、指先が無防備で、特に冬場は冷えきってしまう。また、ギブスから出ている指先が外出等で汚れても、ギブスを濡らさずに指先だけを洗うことは困難である。また、履いていて蒸れるようなものでは逆効果になり、軽くて怪我をした足に負担にならないものが必要である。
本発明は、以上の問題点を解決したものである。

ギブス固定時に、ギブスから出た足の指先を、怪我や寒さから守り、夏季には素足を隠すため、洋服感覚で色やデザインを楽しみながら、ギブスの上に履けるソフトブーツを作る。

したがって、足の指先が安全で、真冬でも暖かい。通気性もあり、洗濯可能なため、清潔で快適な装着が出来る。また、紐やベルトを使用する事により、脱着が容易で安定した装着が出来る。楽しいデザインや色を洋服感覚で選び、予期せぬ怪我で滅入った気持ちを、明るいものに変えてくれる可能性があり、回りの人とのコミュニケーションを取れる楽しさも期待できる。

以下、本発明の実施の形態について説明をする。
（イ）繰返し洗濯可能で伸縮性のある布地を選び、底部（２）、側部（１）または（６）、ベルト通し（４）、紐（５）またはベルト（７）を型紙どおりに裁断する。アップリケ（３）または（９）にする布地も選び裁断する。柔らかいがしっかりした作りにする為、硬い芯地を１枚、柔らかい芯地を２枚、靴底の大きさに裁断する。
（ロ）靴底部分は、布地＋柔らかい芯地＋硬い芯地＋柔らかい芯地＋裏布を重ね（図６）、布地にアップリケ（３）または（９）をつけ、周りをキルティングする事により、洗濯後に芯が中で偏らないように固定する。
（ハ）ブーツの側部（１）または（６）の布を縫い合わせ、靴底部分に縫い付ける。裏布は浮かせて置き、後で縫い代を隠すようにまつり縫いをする。履き口（１２）は縫代を折り返して縫う。
（二）安定した装着のため、ベルト通し（４）を３個作り、本体に縫い付ける。紐（５）またはベルト（７）を縫い、ベルト通し（４）に通す。
（ホ）保温性を増し、サイズ的にも融通が利くようにする為に、１５×１０センチメートルの柔らかいキルト芯を３つに折畳んで５×１０センチメートルの大きさに縫い、つま先部分に入れるパット（１０）を作る。
（ヘ）子供用には、靴底部分（２）にゴム製の点々を付け、滑り止め加工をする。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する時は、先ず、本発明のつま先部分にキルト芯で出来たパットを入れ、ギブスの上に履き、紐やベルトで固定する。

本発明の斜視図（動物の足跡型）本発明の正面図（動物の足跡型）本発明の透視面本発明の斜視図（ブーツ型）本発明の正面図（ブーツ型）本発明の側断面図

符号の説明

（１）ブーツ側部（切込みなし）、（２）ブーツ底部、（３）アップリケ（動物の足跡型）、（４）ベルト通し、（５）紐、（６）ブーツ側部（切込みあり）、（７）ベルト、（８）マジックテープ、（９）アップリケ（ヒール型）、（１０）パット、（１１）ギブス、（１２）履き口、（１３）裏布、（１４）柔らかい芯地、（１５）厚手の芯地。

Claims

ギブス固定時に、ギブスから出た足の指先を、怪我や寒さから守るため、洋服感覚で色やデザインを楽しみながら、ギブスの上に履けるソフトブーツ。