JP2007319246A - 電子機器及び電子機器を用いた脈拍検出方法 - Google Patents

電子機器及び電子機器を用いた脈拍検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007319246A
JP2007319246A JP2006150265A JP2006150265A JP2007319246A JP 2007319246 A JP2007319246 A JP 2007319246A JP 2006150265 A JP2006150265 A JP 2006150265A JP 2006150265 A JP2006150265 A JP 2006150265A JP 2007319246 A JP2007319246 A JP 2007319246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
period information
image data
unit
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006150265A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Soma
知子 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006150265A priority Critical patent/JP2007319246A/ja
Publication of JP2007319246A publication Critical patent/JP2007319246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

【課題】脈拍数などをいつでもどこでも測定するための電子機器を安価なコストで提供可能とする。
【解決手段】光学系と2次元撮像素子とを備えた撮像部を有し、撮像部で時間的に連続して撮像された指画像データから時間的周期情報を取得する電子機器を提供する。このような電子機器を、カメラを有する携帯電話として提供し、脈拍数などを測定する場合には、電子機器の所持者はカメラに指画像を撮影させ、電子機器は、指画像の変化を検出して脈拍数などを測定してその結果を表示などする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、撮像部で時間的に連続して撮影された画像から時間的周期情報を取得する電子機器及びそのような電子機器を用いた脈拍検出方法に関する。
所定の時間内での脈拍数(あるいは脈拍値)は、生体から取得できる基本的なパラメータの一つである。例えば、生体の病態を推定するために脈拍数の取得が行なわれる。また、運動の強度を表わすパラメータでもあり、1分あたりの最高脈拍数が(220−年齢)という式により計算される値の50%から80%になるように運動することが推奨されている。また、脈拍数は、心理状態を表わすパラメータの一つでもあり、ポリグラフ(うそ発見器)の測定の対象でもある。
したがって、脈拍数をいつでもどこでも測定できるようにすることは、病気の診断などの手がかりを提供し、健康の増進につながり、また、パーティーなどでの心理ゲームなどの余興の一つとなり得る。
従来、脈拍数は、人が動脈を指などで触り、時計の秒針を見ながら拍動の数を計数したり、自動血圧測定器などを用いたりして測定されていた。また、近年、非特許文献1などに見られるように、光電式の脈拍検出器が提案されている。光電式の脈拍検出器では、指をフォトトランジスタなどのセンサから構成される測定部に押し当て、また、発光ダイオードなどの発光素子を、測定部のセンサの近傍に配置したり、あるいは指を測定部とで挟むように配置したりして、指からの反射光や透過光の変化を検出する。これは、拍動により、指の血管中の血流量が変化し、それに伴って、反射光や透過光の強度、波長などの測定パラメータ値が変化することを測定原理としている。
"1−4−3−2−1 指紋/高性能化技術/セキュリティ/なりすまし防止/生体検知",[online],特許庁,[検索日:2006.4.16],インターネット<URL:http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/biometric/1-4-3.pdf>
人が拍動の数を計数するのは正確性の点で問題がある。また、自動血圧測定器を常に持ち歩くのは、大きさや使用形態などからして不便である。また、光電式の脈拍検出器は小型化ができる余地はあるものの、発光素子及び受光のための特別なセンサを用いる必要があり、製品コストを引き下げる際に問題となる。
そこで、以下では、脈拍数をいつでもどこでも測定するための電子機器であって、安価なコストで提供可能な電子機器について開示を行ない、また、そのような電子機器を用いた脈拍検出方法についての開示を行なう。
本発明では、光学系と2次元撮像素子とを備えた撮像部を有し、撮像部で時間的に連続して撮像された指画像データから時間的周期情報を取得する電子機器を提供する。このような電子機器の代表的な例としては、CCDカメラを備えた携帯電話がある。CCDカメラにより、手などの指を撮影し、その指を透過した光の強度などの変化を時間的周期情報として取得する。これにより、脈拍数などをいつでもどこでも測定でき、なおかつ、測定のための電子機器の低コストな提供が可能となる。
なお、撮像部は、開口を有し、その開口の全部または一部に指を当てた状態で、時間的に連続して指画像データを撮像するようになっていてもよい。
また、時間的周期情報の取得は、指画像データの輝度または/および明度の時間的変化から周期を取得することで行なわれてもよいし、指画像データから判別しうる略円形の形状の時間変化から周期を取得することで行なわれてもよい。
また、取得された周期に基づいて、脈拍値を算出するようになっていてもよい。さらに算出された脈拍値を表示するようになっていてもよい。また、時間的周期情報に応じて指画像データに対してリアルタイムに画像処理を施して表示を行なってもよい。
また、指画像データを表示する際には、指を撮像部の有する開口に当てる際の目安となるガイド画像を表示してもよい。また、撮像部に指を当てるガイド枠がその撮影部の開口にあってもよい。
また、撮像部の近傍に光源を備え、撮像部の有する開口の全部または一部に指を当てた場合、指画像データは、その光源から出た光により得られた画像データであってもよい。
本発明によれば、脈拍値などの検出に特別の発光素子や受光素子が必要ではなく、いつでもどこでも脈拍数などの測定が行なえ、また、そのような測定のための機器を安価に提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を用いて実施形態として説明する。なお、本発明はこれら実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
(実施形態1)
実施形態1として、光学系と2次元撮像素子とを備え、撮像された指画像データから時間的周期情報を取得する電子機器について説明する。
(実施形態1:構成)
図1は、本実施形態に係る電子機器の機能ブロック図を例示する。電子機器100は、撮像部103と、周期情報取得部104と、を有する。ここに、「撮像部」103は、光学系101と、2次元撮像素子102とを備えている。「光学系」とは、光の進路を屈折などの現象を用いて変化させ、2次元撮像素子上に像を結ばせ得るようにするための系である。具体的には、一枚または複数枚のレンズから構成され得る。「2次元撮像素子」とは、2次元状に複数の受光素子が配置された光の有無、強弱を検出するセンサである。具体的には、CCD(Charge Coupled Device)により実現され得る。撮像部103は、光学系101と2次元撮像素子102とを備えることから、通常のデジタルカメラとして動作することにより、静止画または/および動画を取得することが可能となる。
「周期情報取得部」104は、撮像部103で時間的に連続して撮像された指画像データから時間的周期情報を取得する。「時間的に連続して」とは、撮像部で静止画を撮像する場合には、一枚の静止画の撮像を行なってから次の静止画の撮像を行なう準備ができ次第、可及的速やかに次の静止画の撮像を行なうことを意味する。また、撮像部で動画を撮像する場合には、そのような動画を撮像することを意味する。なお、静止画、動画の撮像を時間的に連続して行なう場合、撮像の対象物(以下に説明するように、この場合は指となる)にピントが必ずしも合っている必要はない。「指画像データ」とは、時間的に連続して撮像する対象が指であるときに時間的に連続して撮像して得られるデータである。ここでいう「指」とは、主にヒトの手の指が想定され、足の指であってもよい。「時間的周期情報」とは、時間的に連続して撮像することで得られたデータの内容の時間経過に伴って周期的な変化を示す属性そのものの存在の有無、あるいはそのような属性の値を意味する。
具体的には、生体の指であれば、指の中の血管中を血液が流れるが、血液の流れの量(流量)は一定ではなく、心臓の拍動によって流量が周期的に変化する。この周期的な変化により、指から反射して(より正確には、指の内部の血管あるいは血管を流れる血液から反射して)光学系101に到達する光や、指を透過して光学系101に到達する光の強度や波長などが変化する。結果として、心臓の拍動により、光学系101に到達することで撮像される指画像データが周期的に変化することになる。そこで、この周期的な変化を示す情報の有無、その変化の属性値(例えば、変化の強弱や、変化の周期の時間長など)が時間的周期情報となる。
例えば、時間的周期情報が変化の周期の時間長である場合において、周期情報取得部104での時間的周期情報の取得は次のように行なう。時間tにおいて撮像された静止画、あるいは動画を構成する静止画をP(t)とし、P(t)から抽出される特徴量をC(t)とする。C(t)の例としては、P(t)を構成する画素の輝度値の和がある。この和は、P(t)全体の画素に対して算出してもよいし、P(t)の中央部分などの所定の一部の画素に対して算出してもよい。このとき、C(t)をフーリエ変換し、係数が最大となる三角関数などの項を求め、その項が示す時間長を時間的周期情報としてもよい。なお、ここでの説明は一例であり、他にも種々の取得手法があり、本発明では、特定の一つの手法に限定するものではない。
(実施形態1:電子機器として携帯電話を用いる場合)
以下、本実施形態に係る電子機器として、カメラを有する携帯電話を用いる場合について説明する。
図2(A)、(B)はカメラを有する携帯電話の代表的な外観の二例を示す。図2(A)において、携帯電話200は、筐体を開いた状態にすると、カメラ部の開口201が外部に露出する。開口201の内側202の内部には、光学系などとしてレンズが配置されており、この下に2次元撮像素子が配置されている。これにより、通常は風景や人物、ものを撮影することができる。同様に図2(B)において、携帯電話203は、筐体を開かなくてもカメラ部の開口204が外部に露出している。開口204の内側205の内部には図2(A)と同様に光学系が配置されている。また、部分206は、内側205の内部の光学系の近傍に備えられた光源を示す。このような光源は必須のものではないが、例えば、夜間などにおいてフラッシュ撮影を行なうために主に用いられ得る。
図3は、カメラを有する携帯電話の機能ブロック図を例示している。光学系301と2次元撮像素子302とを有するカメラ303と、記憶メモリ304と、表示部305と、スピーカ306と、マイク307と、キー入力部308と、無線部309とが備えられている。カメラ303は、開口201、開口204とその内部とで構成され、これは、撮像部103に対応する。記憶メモリは、アドレス帳を記憶したり、送受信を行なった電子メールを記憶したり、カメラ303で撮影した画像を記憶したり、携帯電話の各部を制御するプログラム(あるいはプログラムモジュール)を記憶したりするために用いられる。このプログラム(以下、プログラムといえば、プログラムモジュールを含むこととする。)は制御部310の有するCPU(Central Processing Unit)で実行される。このプログラムの中には、カメラ303で撮像された指画像データから時間的周期情報を取得するためのプログラムがある。このようなプログラムがCPUで実行されることにより、周期情報取得部104が実現される。表示部305は、携帯電話の状態を表示したり、カメラ303で撮影された画像を表示したり、電子メールの表示を行なったりするなどのディスプレイである。スピーカ306は、電話として機能する場合の音声を発するために用いられる。マイク307は、電話として機能する場合の音声を取得するために用いられる。キー入力部308は、携帯電話に備えられたキー操作を検出するために用いられる。無線部309は、無線通信を行なうために用いられる。
図4は、指画像データをカメラ303に撮影させ、時間的周期情報を取得するために、携帯電話に対して行なわれる操作を例示する。まず、携帯電話の所持者は、キー入力部308を操作して、携帯電話を画像撮影モードにして、その旨の表示を表示部305にさせるよう、制御部310に指示を行なう。すると、制御部310は、記憶メモリ304から必要なプログラム及び必要なデータを読み取り、プログラムを実行する。その結果、表示部305には、表示401が行なわれ、モード選択の画面が表示される。所持者が「カメラ撮影」を選択すると、表示401が表示402に置き換わり、例えば、脈拍測定、人物撮影、風景撮影、夜景撮影のモードが選択できるようになる。ここで「脈拍測定」を選択すると、制御部310は、周期情報取得部104を実現するためのプログラムを読み込み、実行する。この状態で、カメラ303により指を撮影して、制御部310が指画像データを取得すると、周期情報取得部104を実現するプログラムの動作により、指画像データから時間的周期情報が取得される。
なお、カメラ303により指を撮影する場合には、指を光学系301から離して撮影してもよいし、開口201、204に指を当てて指画像データを撮像するようになっていてもよい。指を当てる場合には、指を開口の全部または一部に当てる。
図5は、図2(A)に例示した外観を有する携帯電話のカメラの開口の全部に指を当てた場合を例示する。携帯電話の所持者は、例えば左手によって、携帯電話の筐体部分のうち、キーが備えられた部分を主に握ると同時に、左手の親指をカメラ部の開口に当てる。このように指を開口に当てることにより、左手の親指を透過した光がカメラ部により取得され、指画像データが得られる。あるいは、図2(B)に示したように、光学系205の近傍に光源206が備えられている場合には、光源206から出た光が指に反射し、その反射した光がカメラ部により取得され、指画像データが得られる。
なお、光源206そのものがスイッチとなっており、光源206が指により押下されることにより、そのスイッチがONとなり、光源206から光が発するようになっていてもよい。また、光源206に明るさのセンサがあり、所定の明るさ以下になったことが検出されると、光源206から光が発するようになっていてもよい。また、このスイッチの操作やセンサの検出により、撮像部103で指画像データの連続的な撮像が開始され、時間的周期情報が取得されるようになっていてもよい。
図6(A)は、指602を透過した光が撮像部601により取得される場合の断面図を示す。この場合、指602を透過する光は、太陽光であってもよいし、白熱灯、水銀灯、ナトリウム灯、蛍光灯などの人工的に発生する光であってもよい。また、直接光である必要はなく、壁などに一度以上反射して得られる間接光でもよい。図6(B)は、撮像部603の近傍に備えられた光源604から出た光が指605に反射して撮像部603により指画像データが取得される場合の断面図である。光源604は連続的に発光するものであってもよいし、撮像部603による指画像データの取得に同期して断続的に発光するものであってもよい。
図7(A)は、撮像部で時間的に連続して撮像された指画像データから得られた特徴量C(t)のグラフを例示する。横軸が時間tに対応し、縦軸がC(t)の値に対応している。C(t)としては、指画像データの輝度または/および明度を用いてもよい。この場合、C(t)のグラフは指画像データの輝度または/および明度の時間的変化を示す。輝度や明度を測定するのは、2次元撮像素子の全体での測定値を用いてもよいし、中心付近などの一部を用いてもよい。また、指の画像の範囲を指画像データの有する色相、明度、彩度などの画素のパラメータのいずれか一以上から推定して、その範囲の輝度、明度を用いてもよい。
C(t)から時間的周期情報を取得する方法については、上述したが、それ以外の方法として、微分を使う方法がある。すなわち、C(t+1)−C(t)を各tについて求めることにより、図7(B)のようなグラフを得る。そこで、このグラフにおいて、値が0になってから2回目に0の値を取る時間の長さを求めたり、このグラフにおいて、極小値(あるいは極大値)を取ってから次の極小値(極大値)を取るまでの時間を求めたりする。このように微分を算出することにより、値の変化が拡大し、より変化を検出しやすくなる場合がある。また、さらに2次微分を求めてもよい。これにより、図7(C)のようなグラフが得られ、さらに値の変化が拡大する場合がある。ただし、極小値や極大値の出現の仕方が複雑となることに注意しなければならない。
(実施形態1:電子機器として携帯電話以外を用いる場合)
図8は、電子機器として携帯電話以外を用いる場合の例を示す。この場合、例えば、2次元撮像素子801を、光学系802を含むリング803に接して配置する。リング803の内側の直径はヒトの指の直径とほぼ同じかやや大きく、リングに指を入れると、光学系802が指に接することになり、例えば、リング803に透明部分804から入射した光が指を透過して、光学系802に入射して、2次元撮像素子801による指画像データが連続的に撮像される。撮像された結果は、本体805に有線あるいは無線手段により送信され、本体805で動作する周期情報取得部により、時間的周期情報が取得される。なお、図8に示した電子機器は、撮像部に開口を有しない場合の一例でもある。
(実施形態1:処理のフロー)
図9は、本実施形態に係る電子機器における処理のフローチャートを例示する。まず、ステップS901において、周期情報取得モードになるまで待つ。「周期情報取得モード」とは、周期情報取得部104が動作するモードであることを意味する。より具体的には、制御部310により記憶メモリ304から周期情報取得部を実現するためのプログラムが読み込まれ、動作可能な状態をいう。あるいは、さらに指が光学系の前方などに配置され、指画像データが撮影可能となった状態をいってもよい。
ステップS902において、指画像データの取得が可能になれば、指画像データを取得する。この取得は、撮像部103により指を撮影し、その結果の静止画や動画を取得することにより行なわれる(なお、動画の場合には、ステップS902では、例えば1フレーム分のデータの取得を行なって、次のステップに進んでもよい)。
ステップS903において、取得した指画像データの処理を行なう。例えば、輝度または/および明度の情報を取得する処理を行なう。
ステップS904においては、ステップS904での処理の結果を記憶する。記憶は例えば、記憶メモリ304により行なわれる。
ステップS905においては、周期情報取得モードを終了するかどうかを判断する。この判断は、例えば、キー入力部308により操作の検出結果により判断する。周期情報取得モードの終了ボタンが押下されたり、他のモードに入るためのキー操作が行なわれたりすることが検出されると、周期情報取得モードを終了する。あるいは、指を撮像部から離すことで指画像データが得られなくなったり、画像全体が明るくなったりしたことを検出することで、判断を行なってもよい。
ステップS905において、終了しないと判断すれば、ステップS906へ処理を移行し、十分な数の結果が記憶されているかどうかを判断する。これは、時間的周期情報を取得するために十分な数の指画像データを処理した結果が記憶されているかどうかを判断する。例えば、ヒトの脈拍を検出するためには、例えば、0.5秒から1秒程度の時間区間長に相当する指画像データを処理した結果が記憶されているかどうかを判断する。もし、十分な数の結果が記憶されていなければ、ステップS902へ戻る。もし、十分な数の結果が記憶されていれば、ステップS907へ移行する。
ステップS907においては、時間的周期情報の取得を行なう。この取得は上述したようにいくつかの方法がある。その後、ステップS902へ戻る。
なお、時間的周期情報を取得した場合、その時間的周期情報を対象とする処理にはいくつかのものがある。例えば、無線部309により、時間的周期情報を送信してもよい。例えば、指画像データとして取得された指の画像が確かに生体のものである旨を送信して認証などのために用いる。あるいは、ウェブサーバなどに送信して、ブログなどを執筆している際やコンテンツを見ている際の興奮度を脈拍値などにより表示するようになっていてもよい。あるいは、時間的周期情報を取得した時刻などとともに、記憶メモリ304に記憶して、後に読み出し可能になるようにしてもよい(例えば、時刻とともに記憶して、脈拍値などの時間変化を後で検討することができるようになっていてもよい)。あるいは、表示部305に時間的周期情報を表示してもよい。例えば、時間的周期情報の取得の有無が表示されたり、指画像データの変化の周期を示す値が表示されたりしてもよい。
図10は、指以外の画像が指画像データに含まれている状態を示す。すなわち、指画像データ1001に指を撮影した画像部分1002とそれ以外の部分とが含まれている。画像部分1002が、例えば、図6(A)に示したように指を透過して得られる光によるものである場合には、画像部分1002は、それ以外の部分よりも暗いこととなる。そこで、画像部分1002の範囲を上述したように認識し、画像部分1002を切り出して、明度、輝度を補正して、ステップS903の処理を行なうようにしてもよい。
(実施形態1:主な効果)
本実施形態によれば、例えば、携帯電話など、カメラを有する電子機器を用いて、指画像データから時間的周期情報を取得することができ、脈拍などの検出に特別の発光素子や受光素子が必要ではなく、いつでもどこでも脈拍数など(脈拍以外としては、物体の周期的な位置の変化などによるテンポなどがある)の測定が行なえ、また、そのような測定のための機器を安価に提供することができるという効果が得られる。
(実施形態2)
実施形態2として、指画像データから判別し得る略円形の形状の時間的変化から時間的周期情報を取得する電子機器について説明する。
(実施形態2:構成)
本実施形態に係る電子機器の構成は、実施形態1に係る電子機器と同じである。ただし、本実施形態では、周期情報取得部は、指画像データから判別し得る略円形の形状の時間的変化から周期を取得するように構成される。
ここに、「指画像データから判別し得る略円形」とは、例えば、携帯電話などのカメラの光学系の全体または一部を指先で閉塞すると、中心部分が明るく円状となり周辺部分が暗い画像が得られる。そこで、その画像の明るい部分を、「指画像データから判別し得る略円形」という。図11に、指画像データから判別し得る略円形の画像1101を例示する。なお、必要に応じて、所定の明度の値以上・輝度の値以上の部分とそうでない部分とに分けて、所定の明度の値以上・輝度の値以上の部分をいうとしてもよい。比較的明るい部分がほぼ円の形となることから、略円形としたが、円形に限定されるものではない(例えば、楕円であってもよい)。そして、そのような円形の画像を連続して撮像すると、脈拍に応じてその円形の形状が変化して、その半径や面積が変化する。
そこで、本実施形態では、その略円形の形状の時間的変化を、図7などを用いて説明したように求め、そこから時間的周期情報を得るようにしたものである。
(実施形態2:主な効果)
本実施形態においても、実施形態1のように脈拍などの検出に特別の発光素子や受光素子が必要ではなく、いつでもどこでも脈拍数などの測定が行なえ、また、そのような測定のための機器を安価に提供することができるという効果が得られる。
(実施形態3)
実施形態3として、時間的周期情報に基づいて脈拍値を算出する電子機器について説明する。
(実施形態3:構成)
図12は、本実施形態に係る電子機器の機能ブロック図を例示する。電子機器1200は、撮像部1203と、周期情報取得部1204と、脈拍値算出部1205とを有する。撮像部1203は、光学系1201と2次元撮像素子1202とを備えている。また開口を備えていてもよい。
したがって、本実施形態に係る電子機器の構成は、実施形態1または2に係る電子機器がさらに脈拍値算出部を有する構成となっている。
「脈拍値算出部」1205は、周期情報取得部1204により取得した時間的周期情報に基づいて、脈拍値を算出する。例えば、時間的周期情報の示す周期回数と時間から1分あたりの脈拍値を算出する。また、通常は、ヒトの脈拍は一分あたり300を越えることはまずなく、また、20を下まわることはまずありえない。そこで、本実施形態では、例えば、一分あたり20から300の範囲内の時間的周期情報の値が得られれば、脈拍値と判断し、そうでなければ、測定エラーとしたり、時間的周期情報を再度取得するように周期情報取得部1204を制御する。また、一分あたり20から300の範囲内の時間的周期情報の値が得られなければ、無線部309による時間的周期情報の送信を抑制したり、記憶メモリ304への記憶を抑制するようになっていてもよい(なお、300、20という値は例示にすぎない)。
(実施形態3:主な効果)
本実施形態によれば、測定エラーなどにより、脈拍値以外による時間的周期情報が得られたとしても脈拍によるものではないと判断がされ、適切な処理が行なわれ、例えば無駄な無線通信を防止することができたり、メモリの無駄使いを防止することができたりするなどの効果が得られる。
(実施形態4)
実施形態4として、脈拍値を表示する電子機器について説明する。
(実施形態4:構成)
図13は、本実施形態に係る電子機器の機能ブロック図を例示する。電子機器1300は、撮像部1303と、周期情報取得部1304と、脈拍算出部1305と、脈拍表示部1306とを有する。撮像部1303は、光学系1301と2次元撮像素子1302とを備えている。また開口を備えていてもよい。
したがって、本実施形態に係る電子機器の構成は、実施形態3に係る電子機器がさらに脈拍表示部を有する構成となっている。
「脈拍表示部」1306は、脈拍値算出部で算出した脈拍値を表示する。例えば、一分あたりの脈拍数を表示部305に表示する。あるいは、脈拍値に応じて、色を変化させたり、アニメーションを表示部305に表示してもよい。色を変化させる場合には、電子機器の所持者の年齢に応じても変化させてもよい(例えば、高齢者である場合に、あまりに脈拍数が大きいと、赤く警告を発するなど)。この場合、所持者の年齢は、電子機器の設定として記憶しておく。また、「表示」とは、視覚に訴えるものである必要はない。例えば、聴覚に訴えるものであってもよく、脈拍値のテンポで音楽を再生してもよい。この場合、本来は固定されている音楽のテンポを脈拍に合わせてその音楽を再生してもよいし、脈拍数と関連する音楽、例えば、脈拍数のテンポに近い音楽を検索して、検索して得られる音楽を再生するようになっていてもよい。
(実施形態4:主な効果)
本実施形態によれば、測定された脈拍値が表示されるので、測定した脈拍値を容易に知ることができる。
(実施形態5)
実施形態5として、時間的周期情報に応じて、指画像データに対しリアルタイムに画像処理を施して表示する電子機器について説明する。
(実施形態5:構成)
図14は、実施形態5に係る電子機器の機能ブロック図を例示する。電子機器1400は、撮像部1403と、周期情報取得部1404と、指画像表示部1405とを有する。また、さらに脈拍値算出部を有していてもよいし、これに加えて、脈拍表示部を有していてもよい。また、撮像部1403は、光学系1401と2次元撮像素子1402とを備えている。さらに開口を有していてもよい。したがって、本実施形態に係る電子機器は、実施形態1から4のいずれかに係る電子機器が指画像表示部を有する構成を有している。
「指画像表示部」1405は、周期情報取得部1404で取得した時間的周期情報に応じて、指画像データに対しリアルタイムに画像処理を施し、表示する部である。「時間的周期情報に応じて」とは、時間的周期情報の有無やその値に対応して、表示が変化し得ることをいう。時間的周期情報により、例えば、周期が1秒の場合と、1.5秒の場合とでは、表示が異なることであったり、あるいは、時間的周期情報が時間の経過の度合いに伴って変化すると、その変化の度合いに応じて表示が変化したりすることをいう。また、この両方であってもよい。「リアルタイムに」とは、即時にという意味であり、時間的周期情報が周期情報取得部1404により取得されると直ちに、あるいは、時間的周期情報が変化すると、その変化から直ちにという意味であり、両方の場合を含んでいてもよい。「直ちに」とは、通常の人であれば、遅延が認知できない状態をいう。「指画像データに対し画像処理を施す」とは、指画像データを変形するとの意味であるが、撮像部1403で撮像された指画像データを基にして変形をする必然性はなく、記憶メモリ304などに記憶されている仮想的な指画像データを変形してもよい。例えば、撮像部1303は、ヒトの指を撮像するが、表示としてはアニメーションなどでネコの指が表示されてもよいし、指先を示す円形などの象徴的な図形が表示されてもよい。また、表示される画像は指の形状を示す必要はなく、例えば、実施形態2で説明したような円形でもよい。
図15は、表示され画像処理を施す指画像データが円形の画像データである場合の指画像表示部1405による表示の例を示す。ディスプレイ1501には、同心円状に色や明るさが段階的に変化する円形が表示されている。時間的周期情報に応じて、変化する段階数が減ったり増えたりし、また、円と円との境界が明瞭になったり不明瞭になったりする。また、円の大きさが変化したりしてもよい。例えば、図7(A)においてグラフの値にしたがって、円の大きさが変化する。また、極大値になった場合、極小値になった場合とで色が変わったり、段階数が変化したりしてもよい。
このようにすることにより、時間的周期情報が、脈拍の変化を示している場合には、脈拍に応じて円の大きさや色が変化するなどし、見た目が変化するので、パーティーなどの心理ゲームなどには好適である。
(実施形態5:主な効果)
本実施形態においては、表示が脈拍などに応じて変化するので、脈拍などの状態を視覚的に把握することができる。
(実施形態6)
実施形態6として、指画像表示部によりガイド画像を表示可能な電子機器について説明する。
(実施形態6:構成)
実施形態6に係る電子機器の構成は、実施形態5の電子機器の構成と同じである。ただし、指画像表示部1405は、ガイド画像を表示する。「ガイド画像」とは、指を撮像部1403の有する開口(図示せず)に当てる際、あるいは、指を撮影する時の指の位置、大きさなどの目安となる画像である。例えば、実施形態2のように、指画像データから判別し得る略円形が取得される場合、その略円形が表示部305に表示がされ、その表示位置として望ましい位置も表示される。例えば、望ましい円形の中心位置や円形のおおよその大きさが表示される。
図16は、表示部が表示するディスプレイ1601に、ガイド画像1602が表示されている例を示す。所持者は、指画像データから判別し得る略円形の外縁が、ガイド画像1602とほぼ重なるように、指を換えたり、指の位置を動かしたり、開口へ指を押し付ける力の加減をしたり、光のあたり具合を調節したりする。
また、ガイド画像と指画像データの表示とが所定の条件を満たすように重なった場合には、「測定準備OKとなりました」という旨の知らせが、ディスプレイ1601に表示されたり、スピーカ306から聞こえるようになっていてもよい。あるいは、バイブレータの振動により認知されるようになっていてもよい。
(実施形態6:主な効果)
本実施形態により、脈拍を測定するのに最適な位置へ指を置くことが可能となる。
(実施形態7)
実施形態7として、撮像部の有する開口の周囲にガイド枠が備えられた電子機器について説明を行なう。
(実施形態7:構成)
実施形態7に係る電子機器の構成は、実施形態1から6のいずれかの電子機器の構成と同じである。ただし、本実施形態では、撮像部の有する開口の周囲にガイド枠が備えられている。
図17(A)は、ガイド枠の例を示す。ガイド枠1701は、内側が略すり鉢状に中央付近に向けて凹んでおり、中央付近に穴が開いた形状をしている。ここで、「略すり鉢状」とは、凹み方が対称ではない場合を含んでいる。このガイド枠1701は、中央付近に開いた穴が開口201の内側202や開口204の内側205と一致するように、開口の周囲に設置される。そして、図17(B)に示されるようにガイド枠の内側の凹みに沿うように指が置かれる。図17(B)は、ガイド枠1702、撮像部1703の断面図を示しており、指1704の先端がガイド枠1702の内側に置かれている様子を示す。
(実施形態7:主な効果)
このようにガイド枠を備えることにより、指を適した位置に置き、ずれないようにその位置を固定することが容易となる。また、ガイド枠の半径、高さ、凹み方を調整することにより、撮像部の光学系を構成するレンズに指が接してレンズが汚れてしまうことを防止することができる。
実施形態1に係る電子機器の機能ブロック図 カメラを有する携帯電話の外観の例を示す図 カメラを有する携帯電話の機能ブロック図 時間的周期情報を取得するために、携帯電話に対して行なわれる操作を示す図 携帯電話のカメラの開口の全部に指を当てた場合の一例図 指画像データの取得の様子を示す断面図 指画像データから得られた特徴量のグラフの例を示す図 携帯電話以外を用いた場合の電子機器の外観の一例図 電子機器における処理のフローチャート 指以外の画像が指画像データに含まれている状態の一例図 指画像データから判別し得る略円形の一例図 実施形態3に係る電子機器の機能ブロック図 実施形態4に係る電子機器の機能ブロック図 実施形態5に係る電子機器の機能ブロック図 表示され画像効果を施す指画像データが略円形の画像データである場合の指画像表示部の表示の一例図 ガイド画像の一例図 ガイド枠の一例図
符号の説明
100 電子機器
101 光学系
102 2次元撮像素子
103 撮像部
104 周期情報取得部

Claims (11)

  1. 光学系と2次元撮像素子とを備えた撮像部と、
    前記撮像部で時間的に連続して撮像された指画像データから時間的周期情報を取得する周期情報取得部と、
    を有する電子機器。
  2. 前記撮像部は開口を有し、前記開口の全部または一部に指を当てた状態で、時間的に連続して指画像データを撮像する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記周期情報取得部は、前記指画像データの輝度または/および明度の時間的変化から時間的周期情報を取得する請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記周期情報取得部は、前記指画像データから判別しうる略円形の形状の時間的変化から時間的周期情報を取得する請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 前記周期情報取得部により取得した時間的周期情報に基づき脈拍値を算出する脈拍値算出部を有する請求項1から4のいずれか一に記載の電子機器。
  6. 前記脈拍値算出部で算出した脈拍値を表示する脈拍表示部を有する請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記周期情報取得部により取得した時間的周期情報に応じて、指画像データに対しリアルタイムに画像処理を施し、表示する指画像表示部を有する請求項1から6のいずれか一に記載の電子機器。
  8. 前記指画像表示部は、更に指を撮像部の有する開口に当てる際の目安となるガイド画像を表示する請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記撮像部は、指を当てる為のガイド枠を撮像部が有する開口の周囲に有する請求項2から8のいずれか一に記載の電子機器。
  10. 前記撮像部の近傍に光源を備え、撮像部が有する開口の全部または一部に指を当てた場合、前記指画像データは前記光源から出た光により得られた画像である請求項2から9のいずれか一に記載の電子機器。
  11. 光学系と2次元撮像素子を備えた撮像部と、この撮像部は更に開口を有し、開口の全部または一部に指を当てる事が可能である電子機器を用いた脈拍検出方法であって、前記撮像部から取得する指画像データから時間的変化の周期を示す時間的周期情報を取得する周期情報取得ステップを含む電子機器を用いた脈拍検出方法。
JP2006150265A 2006-05-30 2006-05-30 電子機器及び電子機器を用いた脈拍検出方法 Pending JP2007319246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006150265A JP2007319246A (ja) 2006-05-30 2006-05-30 電子機器及び電子機器を用いた脈拍検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006150265A JP2007319246A (ja) 2006-05-30 2006-05-30 電子機器及び電子機器を用いた脈拍検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007319246A true JP2007319246A (ja) 2007-12-13

Family

ID=38852536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006150265A Pending JP2007319246A (ja) 2006-05-30 2006-05-30 電子機器及び電子機器を用いた脈拍検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007319246A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297233A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Fujitsu Ltd 脈波検出装置、脈波検出プログラムおよび脈波検出方法
JP2009297235A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Fujitsu Ltd ガイダンス方法、その装置、そのプログラム及び機器
WO2010015863A1 (en) 2008-08-08 2010-02-11 Health-Smart Limited Blood analysis
JP2010051592A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Fujitsu Ltd 脈拍計測装置、脈拍計測方法および脈拍計測プログラム
JP2013506526A (ja) * 2009-10-06 2013-02-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 生体中の少なくとも周期的現象を表す成分を含む信号を処理する方法およびシステム
WO2014155750A1 (ja) 2013-03-29 2014-10-02 富士通株式会社 血流指標算出方法、血流指標算出プログラム及び血流指標算出装置
JP2014198200A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 脈波検出装置、脈波検出プログラムおよび脈波検出方法
JP2014198199A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 血流指標算出プログラム、端末装置および血流指標算出方法
JP2014198198A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 血流指標算出プログラム、血流指標算出装置および血流指標算出方法
KR20150016903A (ko) * 2013-08-05 2015-02-13 상명대학교서울산학협력단 휴대용 단말기를 사용하는 맥파 신호 측정 방법
JP2015054224A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 富士通株式会社 熱中症判定装置、携帯端末装置、熱中症判定方法および熱中症判定プログラム
JP2016501048A (ja) * 2012-11-11 2016-01-18 ケンコウ ゲーエムベーハーKenkou GmbH 生体パラメータを判定する方法及び装置
JP2016202733A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 ローム株式会社 携帯端末
US9854976B2 (en) 2013-03-08 2018-01-02 Fujifilm Corporation Pulse wave velocity measurement method
US10945619B2 (en) 2014-06-26 2021-03-16 Kyocera Corporation Measurement apparatus, measurement method, and electronic device provided with measurement apparatus
US11445921B2 (en) 2015-03-30 2022-09-20 Tohoku University Biological information measuring apparatus and biological information measuring method, and computer program product

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070771A (ja) * 2001-09-07 2003-03-11 Omron Corp 生体情報測定器、生体情報測定システムおよび生体情報測定管理方法
WO2004036162A1 (ja) * 2002-07-26 2004-04-29 Olympus Corporation 画像処理システム
JP2005095193A (ja) * 2000-04-05 2005-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定方法及び測定装置
JP2006051279A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Sony Corp 可搬型情報端末装置及び情報提供システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005095193A (ja) * 2000-04-05 2005-04-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定方法及び測定装置
JP2003070771A (ja) * 2001-09-07 2003-03-11 Omron Corp 生体情報測定器、生体情報測定システムおよび生体情報測定管理方法
WO2004036162A1 (ja) * 2002-07-26 2004-04-29 Olympus Corporation 画像処理システム
JP2006051279A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Sony Corp 可搬型情報端末装置及び情報提供システム

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297233A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Fujitsu Ltd 脈波検出装置、脈波検出プログラムおよび脈波検出方法
JP2009297235A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Fujitsu Ltd ガイダンス方法、その装置、そのプログラム及び機器
WO2010015863A1 (en) 2008-08-08 2010-02-11 Health-Smart Limited Blood analysis
US20110184295A1 (en) * 2008-08-08 2011-07-28 Health-Smart Limited Blood Analysis
JP2011530316A (ja) * 2008-08-08 2011-12-22 ヘルス−スマート リミテッド 血液分析
JP2010051592A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Fujitsu Ltd 脈拍計測装置、脈拍計測方法および脈拍計測プログラム
JP2013506526A (ja) * 2009-10-06 2013-02-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 生体中の少なくとも周期的現象を表す成分を含む信号を処理する方法およびシステム
JP2016501048A (ja) * 2012-11-11 2016-01-18 ケンコウ ゲーエムベーハーKenkou GmbH 生体パラメータを判定する方法及び装置
US9854976B2 (en) 2013-03-08 2018-01-02 Fujifilm Corporation Pulse wave velocity measurement method
JP2014198198A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 血流指標算出プログラム、血流指標算出装置および血流指標算出方法
JP2014198199A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 血流指標算出プログラム、端末装置および血流指標算出方法
JP2014198200A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 富士通株式会社 脈波検出装置、脈波検出プログラムおよび脈波検出方法
WO2014155750A1 (ja) 2013-03-29 2014-10-02 富士通株式会社 血流指標算出方法、血流指標算出プログラム及び血流指標算出装置
US10292602B2 (en) 2013-03-29 2019-05-21 Fujitsu Limited Blood flow index calculating method, blood flow index calculating apparatus, and recording medium
KR20150016903A (ko) * 2013-08-05 2015-02-13 상명대학교서울산학협력단 휴대용 단말기를 사용하는 맥파 신호 측정 방법
KR20160008129A (ko) * 2013-08-05 2016-01-21 상명대학교서울산학협력단 휴대용 단말기를 사용하는 맥파 신호 측정 방법
KR101629901B1 (ko) 2013-08-05 2016-06-13 상명대학교서울산학협력단 휴대용 단말기를 사용하는 맥파 신호 측정 방법
KR101725357B1 (ko) 2013-08-05 2017-04-11 상명대학교산학협력단 휴대용 단말기를 사용하는 맥파 신호 측정 방법
JP2015054224A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 富士通株式会社 熱中症判定装置、携帯端末装置、熱中症判定方法および熱中症判定プログラム
US10945619B2 (en) 2014-06-26 2021-03-16 Kyocera Corporation Measurement apparatus, measurement method, and electronic device provided with measurement apparatus
US11445921B2 (en) 2015-03-30 2022-09-20 Tohoku University Biological information measuring apparatus and biological information measuring method, and computer program product
JP2016202733A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 ローム株式会社 携帯端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007319246A (ja) 電子機器及び電子機器を用いた脈拍検出方法
JP6340477B2 (ja) 距離画像取得装置及び距離画像取得方法
US9413939B2 (en) Apparatus and method for controlling a camera and infrared illuminator in an electronic device
US20090203998A1 (en) Heart rate counter, portable apparatus, method, and computer program for heart rate counting
JP5515192B2 (ja) 画像記録装置、画像記録方法および制御プログラム
US8908061B2 (en) Image sensing apparatus and method for controlling the same
TW201038063A (en) Digital camera and image capturing method
JP5713055B2 (ja) 撮像装置、撮像方法及びプログラム
JP5171468B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2007325053A (ja) 撮像装置
KR20160050755A (ko) 전자 장치 및 그의 홍채 인식 방법
JP6460829B2 (ja) 撮像装置、電子機器及び光量変化特性の算出方法
CN111182204B (zh) 一种基于可穿戴设备的拍摄方法及可穿戴设备
CN108968972B (zh) 柔性疲劳检测装置以及信息处理方法及装置
KR20150134822A (ko) 카메라를 구비하는 전자 장치의 부가 정보 획득 방법 및 장치
JP2021132869A (ja) 電子装置、電子装置の制御方法及び電子装置の制御プログラム
CN112088293B (zh) 预防暗光条件使用电子显示器造成视力减退的方法和系统
US11144755B2 (en) Support glint for remote eye tracking
JP2019033971A (ja) 内視鏡装置
KR100602498B1 (ko) 엘이디를 광원으로 사용하는 휴대용 후두 스트로보스코프
WO2015049936A1 (ja) 器官画像撮影装置
JP2008182369A (ja) 撮像装置
JP2014204249A (ja) 撮像装置
CA2794067C (en) Apparatus and method for controlling a camera and infrared illuminator in an electronic device
JP7556203B2 (ja) 電子装置、電子装置の制御プログラム及び電子装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121005