JP2003070771A - 生体情報測定器、生体情報測定システムおよび生体情報測定管理方法 - Google Patents

生体情報測定器、生体情報測定システムおよび生体情報測定管理方法

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JP2003070771A
JP2003070771A JP2001271633A JP2001271633A JP2003070771A JP 2003070771 A JP2003070771 A JP 2003070771A JP 2001271633 A JP2001271633 A JP 2001271633A JP 2001271633 A JP2001271633 A JP 2001271633A JP 2003070771 A JP2003070771 A JP 2003070771A
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Hiroshi Kobayashi
洋 小林
Koji Ogawa
浩司 小川
Kiyoshi Sakai
清 酒井
Koichi Takizawa
耕一 滝沢
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生体情報の管理を確実に行なうことのできる
生体情報測定システムを提供する。 【解決手段】 生体情報である血圧を測定するセンサ1
には、血圧測定部11と指紋センサ部12とが備えられ
る。ユーザが所定の場所に指を載せ、測定ボタン13を
押下すると、血圧が測定され、同時に指紋が採取され
る。採取された指紋の特徴は符号化され、ユーザの識別
子として用いられる。測定された血圧のデータに、ユー
ザの識別子としての指紋情報が付加され、メモリカード
2に書込まれる。または、外部接続端子17に接続する
ことで、パーソナルコンピュータや携帯端末などからネ
ットワークを介して、病院などの医療機関に送信され、
管理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は生体情報測定器、
生体情報測定システムおよび生体情報測定管理方法に関
し、特に、生体情報の管理を確実に行なうことのできる
生体情報測定器、生体情報測定システムおよび生体情報
測定管理方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】血圧値や血糖値など、個人の生体情報を
個々に管理することは、病院内外を問わずきわめて重要
である。しかし、血圧測定や血糖測定のように、複数人
が同じ測定器を用いて測定した複数の結果を、被測定者
別に、確実に識別して管理することは煩雑で時間を要
し、ミスの発生を招く。
【0003】例えば、従来より、血圧計や血糖計の測定
値を患者の医療情報データ(カルテ)やコンピュータに
記憶させる場合に、被測定者の個人認証のために、被測
定者の氏名、ID番号、パスワードなどを入力する方法
が行なわれている。また、被測定者が個別のICカード
や磁気カードを携帯することで、これらのカードごとに
処理をする方法も行なわれている。
【0004】しかしながらこれらの方法では、誤記や入
力ミス、あるいはパスワードの紛失等によって、確実に
記憶させられない場合があった。また、同一の血圧計や
血糖計を別の人が利用する場合には、誤って別の被測定
者のデータに当該被測定者のデータを上書きしてしまう
場合もあった。また、ICカード等のカードを用いる場
合であっても、カードの不携帯、紛失などによる混乱を
回避することはできない。さらに、カードを発行したシ
ステムにおいてのみ有効であるという問題点もあった。
【0005】そこでこれらの問題を鑑み、個人を特定す
るために、個人が保有し不変の情報である各種の生体固
有情報(バイオメトリスク)による、様々な識別方法が
考えられている。具体的には、指紋、声紋、音声、顔面
の画像、およびアイリス(瞳紋)を用いる識別方法があ
る。例えば、特開平9−231288号公報において
は、指紋情報を用いて個人識別を行ない、本人確認や情
報検索に用いる技術が開示されている。また例えば特開
平11−164823号公報においては、アイリスを利
用する場合についての技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の方法では、指紋やアイリスなどの個人識別のための
情報の取得と、血圧などの生体情報の取得とは、別個の
機器を用いて行なわれ、少なくとも2つ以上の機器が必
要となる。
【0007】さらに情報管理システムにおいて上述の指
紋やアイリスを用いた場合、本人確認や情報検索は自動
的に確実に行なうことができるものの、複数人が血圧計
などの生体情報測定器を用いる場合、指紋やアイリスで
本人確認等を行なうことは、測定値が必ずしも当該被測
定者のものであることを保証するものではない。さら
に、指紋やアイリスで本人確認等を行なう場合、故意に
本人確認した以外の第三者が当該本人になりすまして生
体情報を測定した場合に対処することができない。
【0008】このような問題を解決するために、的確に
生体情報と被測定者の本人確認とが対応付けられて生体
情報の管理が行なわれることが必要とされる。
【0009】そこで、この発明では、生体情報の管理を
確実に行なうことのできる生体情報測定器、生体情報測
定システムおよび生体情報測定管理方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のある局面に従うと、生体情報測定器は、指
紋認識センサと、生体情報測定センサとを備える生体情
報測定器であって、指紋認識センサで得られるユーザの
指紋情報を符号化する符号化手段と、生体情報測定セン
サで測定されたユーザの生体情報に基づいて、符号化さ
れたユーザの指紋情報をユーザの特定情報として付加し
たファイルを作成するファイル作成手段とを備える。
【0011】また、生体情報測定器は、ファイルを、当
該生体情報測定器に着脱可能なメモリカードに格納する
ファイル格納手段をさらに備えることが望ましい。
【0012】また上述のファイル格納手段は、ファイル
を暗号化してメモリカードに格納する手段であることが
望ましい。
【0013】また生体情報測定器は、電気通信回線を介
して他の機器と通信を行なう通信手段をさらに備え、通
信手段を用いて、ファイルを送信することが望ましい。
【0014】また生体情報測定器は、無線通信装置と接
続する接続手段をさらに備え、上述の通信手段は、接続
手段を用いて無線通信装置と接続することで無線による
通信を行なうことが望ましい。
【0015】また生体情報測定器は、生体情報測定セン
サで測定される生体情報に基づいて、演算処理を行なう
演算手段をさらに備え、ファイル作成手段において、演
算処理の結果もさらに記録されたファイルを作成するこ
とが望ましい。
【0016】また生体情報測定器は、符号化されたユー
ザの指紋情報を格納する格納手段と、指紋認識センサで
得られるユーザの指紋情報を格納手段より照会する照会
手段と、指紋情報が、照会手段において格納された指紋
情報であると照会された場合のみに生体情報測定センサ
を駆動させる駆動制御手段とをさらに備えることが望ま
しい。
【0017】また上述の生体情報測定センサで測定され
る生体情報は、血圧値および血糖値の少なくとも一方で
あることが望ましい。
【0018】また生体情報測定器は、同一ユーザの同一
指のみが当該生体情報測定器に挿入されるよう、他の指
の挿入を防止する指挿入防止手段をさらに備えることが
望ましい。
【0019】また生体情報測定器は、上述の指挿入防止
手段を実現するために、透明のカバーガイドを備えるこ
とが望ましい。
【0020】本発明の他の局面に従うと、生体情報測定
システムは、上述の生体情報測定器と、ホストコンピュ
ータとからなる生体情報測定システムであって、ホスト
コンピュータは、生体情報測定器から送信されるファイ
ルに含まれるユーザの符号化された指紋情報をユーザの
特定情報として、ファイルに含まれるユーザの符号化さ
れた指紋情報と生体情報とを格納する格納手段を備え
る。
【0021】また上述のホストコンピュータは、生体情
報測定器から送信されるファイルに含まれるユーザの符
号化された指紋情報に基づいて、格納手段を検索する検
索手段と、検索手段で得られたユーザの情報に、生体情
報測定器から送信されるファイルに含まれるユーザの生
体情報を追記する追記手段とをさらに備えることが望ま
しい。
【0022】またホストコンピュータは、医療機関にお
けるユーザの医療情報であるカルテ情報を管理するカル
テ情報管理手段をさらに備え、カルテ情報管理手段は、
生体情報測定器から送信されるユーザの符号化された指
紋情報をユーザの特定情報として、カルテ情報と格納さ
れたユーザの情報とを関連付けて管理することが望まし
い。
【0023】また本発明の他の局面に従うと、生体情報
測定管理方法は、指紋認識センサと、生体情報測定セン
サとを備える生体情報測定器を用いてユーザの生体情報
を測定および管理する方法であって、指紋認識センサで
得られるユーザの指紋情報を符号化する符号化ステップ
と、生体情報測定センサで測定されたユーザの生体情報
に基づいて、符号化されたユーザの指紋情報をユーザの
特定情報として付加したファイルを作成するファイル作
成ステップとを備える。
【0024】また生体情報測定管理方法は、ファイル
を、生体情報測定器に着脱可能なメモリカードに格納す
るファイル格納ステップをさらに備えることが望まし
い。
【0025】また上述のファイル格納ステップは、ファ
イルを暗号化してメモリカードに格納するが望ましい。
【0026】また上述の生体情報測定器は、電気通信回
線を介して他の機器と通信を行なう通信手段をさらに備
え、生体情報測定管理方法は、通信手段を用いて、ファ
イルを送信する送信ステップを備えることが望ましい。
【0027】また上述の生体情報測定器は無線通信装置
と接続する接続手段をさらに備え、上述の送信ステップ
は、接続手段を用いて無線通信装置と接続することで無
線による通信を行なう通信手段を用いて実現されること
が望ましい。
【0028】また生体情報測定管理方法は、生体情報測
定センサで測定される生体情報に基づいて、演算処理を
行なう演算ステップをさらに備え、ファイル作成手段に
おいて、演算処理の結果もさらに記録されたファイルを
作成することが望ましい。
【0029】また上述の生体情報測定器は、符号化され
たユーザの指紋情報を格納する格納手段を備え、生体情
報測定管理方法は、格納手段に指紋情報を格納する格納
ステップと、指紋認識センサで得られるユーザの指紋情
報を格納手段より照会する照会ステップと、指紋情報
が、照会ステップにおいて格納された指紋情報であると
照会された場合のみに生体情報測定センサを駆動させる
駆動制御ステップとをさらに備えることが望ましい。
【0030】また生体情報測定管理方法で測定および管
理される生体情報は、血圧値および血糖値の少なくとも
一方であることが望ましい。
【0031】また生体情報測定管理方法は、同一ユーザ
の同一指のみが生体情報測定器に挿入されるよう、他の
指の挿入を防止する指挿入防止ステップをさらに備える
ことが望ましい。
【0032】また生体情報測定管理方法は、指挿入防止
ステップを、生体情報測定器に備えられる透明のカバー
ガイドを用いて実現することが望ましい。
【0033】また本発明の他の局面に従うと、生体情報
測定管理方法は、上述の生体情報測定器とホストコンピ
ュータとからなる生体情報測定システムにおいて生体情
報の測定および管理を行なう方法であって、ホストコン
ピュータは、生体情報測定器から送信されるファイルに
含まれるユーザの符号化された指紋情報をユーザの特定
情報として、ファイルに含まれるユーザの符号化された
指紋情報と生体情報とを格納する格納ステップを備え
る。
【0034】また生体情報測定管理方法において、ホス
トコンピュータは、生体情報測定器から送信されるファ
イルに含まれるユーザの符号化された指紋情報に基づい
て、格納ステップで格納された情報を検索する検索ステ
ップと、検索ステップで得られたユーザの情報に、生体
情報測定器から送信されるファイルに含まれるユーザの
生体情報を追記する追記ステップとをさらに備えること
が望ましい。
【0035】また生体情報測定管理方法において、ホス
トコンピュータは、医療機関におけるユーザの医療情報
であるカルテ情報を管理するカルテ情報管理ステップを
さらに備え、カルテ情報管理ステップは、生体情報測定
器から送信されるユーザの符号化された指紋情報をユー
ザの特定情報として、カルテ情報と格納されたユーザの
情報とを関連付けて管理することが望ましい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ、本発
明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同
一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。
それらの名称および機能も同じである。したがってそれ
らについての詳細な説明は繰返さない。
【0037】図1は、本実施形態における生体情報測定
システムの構成の具体例を示す図である。
【0038】図1を参照して、生体情報測定システム
は、生体情報測定センサ(以下、単にセンサと言う)1
と、メモリカード2と、パーソナルコンピュータ(以
下、PCと言う)3と、カードリーダ4と、携帯端末5
と、無線基地局6と、ネットワーク7と、ホストコンピ
ュータ8とを含む。
【0039】センサ1は、ユーザの識別情報と、生体情
報とを測定する。本実施の形態においては、ユーザの識
別情報として指紋と、生体情報として血圧とを測定する
ものとするが、上記に限定されるものではない。なお、
センサ1については後に図を挙げ詳細な説明を行なう。
【0040】センサ1で測定されたユーザの識別情報お
よび生体情報は、ICカードや磁気カードなどのメモリ
カード2に書込まれ、カードリーダ4で読取ることで、
PC3に入力される。
【0041】また、センサ1が接続端子など、PC3へ
の情報転送機能を備える場合には、測定されたユーザの
識別情報および生体情報は、センサ1からPC3へ転送
されてもよい。
【0042】また、センサ1が接続端子など、携帯端末
5への情報転送機能を備える場合には、測定されたユー
ザの識別情報および生体情報は、センサ1から携帯端末
5および無線基地局6を介して送信される。
【0043】携帯端末5は、携帯電話やPHS(Person
al Handy Phone)やPDA(Personal Digital Assistan
ts)などの移動式の無線通信用端末である。
【0044】ホストコンピュータ8は、病院および健康
団体などの医療機関等に備えられ、ユーザの生体情報お
よび識別情報である指紋情報を蓄積する。ホストコンピ
ュータ8はパーソナルコンピュータ等の一般的なコンピ
ュータから構成される。
【0045】センサ1で測定された情報は、PC3およ
び携帯電話5からネットワーク7を介して医療機関のホ
ストコンピュータ8に送信される。ネットワーク7はイ
ンターネットなどの電話回線や、専用回線を用いたもの
であってもよいし、無線によるネットワークでもよい。
【0046】さらにセンサ1で測定された情報は、メモ
リカード2に書込まれ、ユーザ自身あるいはその他の方
法によって医療機関に持込まれることで、ホストコンピ
ュータ8に転送されることもできる。
【0047】図2は、図1に示されるセンサ1の外観の
具体例を示す図である。図2を参照して、センサ1は、
血圧測定部11と、指紋センサ部12と、測定ボタン1
3と、送信ボタン14と、表示灯15と、メモリカード
挿入部16と、外部接続端子17とを含む。
【0048】血圧測定部11は、ユーザの生体情報とし
ての血圧を測定する。血圧測定部11は、一般的に指カ
フと言われる加圧式の袋が内側に備えられた円筒形状を
奏している。図2に示されるように、ユーザは血圧を測
定するために、左手の人差し指を所定の位置まで挿入す
る。なお、血圧測定部11による血圧の測定方法は、一
般的な指式血圧計による測定方法と同様であり、後に図
を挙げその概略の説明を行なう。
【0049】指紋センサ部12は、ユーザの識別情報と
しての指紋を測定する。指紋センサ部12は、ユーザが
上述の血圧測定部11に所定の位置まで人差し指を挿入
し血圧を測定する際、同時に指紋が測定できる位置に備
えられている。なお、指紋センサ部12の構造および指
紋の測定方法は、一般的な指紋センサの構造および測定
方法と同様であり、後に図を挙げその概略の説明を行な
う。
【0050】ユーザは、測定ボタン13を押下すること
で、血圧測定部11において指カフが加圧され、血圧を
測定することができる。また同時に、指紋センサ部12
で、指紋が測定される。
【0051】表示灯15は、LED(Light Emitting D
iode)などの発光素子から構成され、測定ボタン13が
押下されて血圧測定部11において血圧の測定がなされ
ているときには、発光や点滅など行なうことで、ユーザ
にその旨を表示する。
【0052】上述の血圧測定部11で測定されたユーザ
の血圧情報と指紋センサ部12で測定された指紋情報と
は、メモリカード挿入部16にメモリカード2を挿入す
ることで、メモリカード2に書込まれる。
【0053】外部接続端子17は、USB(Universal
Serial Bus)などの、PC3や携帯端末5などとデータ
の送受信を行なうためのインタフェースである。
【0054】ユーザは、送信ボタン14を押下すること
で、外部接続端子17よりPC3や携帯端末5などに、
上述の血圧測定部11で測定されたユーザの血圧情報と
指紋センサ部12で測定された指紋情報とを送信するこ
とができる。なお、PC3や携帯端末5など外部機器に
情報の送信が行なわれているときには、表示灯15は発
光や点滅など行なうことで、ユーザにその旨を表示す
る。
【0055】図3は、図2に外観の具体例が示されるセ
ンサ1の、構造の具体例を示す図である。
【0056】図3を参照して、センサ1は、センサ1全
体の制御を行なうCPU(CentralProcessing Unit)1
01と、外部接続端子17などから構成される通信部1
02と、測定ボタン13や送信ボタン14などから構成
される入力部103と、表示灯15などから構成される
表示部104と、血圧測定部11や指紋センサ部12な
どから構成される測定部105と、測定部105で測定
された情報の処理を行なうデータ処理部106と、CP
U101で実行される各種プログラムや測定部105で
測定された情報などを記憶する記憶部107と、データ
処理部106で処理された測定データ等をメモリカード
2に対して読込みおよび書込み処理を行なうカードR/
W(読込書込)部108と、センサ1全体に電力の供給
を行なう電源部109とを含む。
【0057】さらに図4は、図2の血圧測定部11の構
造の具体例を示す概略図である。図4に示される血圧測
定部11の構造は、一般的な指式血圧測定計における血
圧測定部の構造と同様である。
【0058】図4を参照して、血圧測定部11は、カフ
111とセンサ112とを含む。カフ111は、加圧式
の空気袋であり、挿入された指に対して加圧する。
【0059】センサ112は、指(人差し指)の脈拍を
検出するセンサである。また図5は、指式血圧測定計の
原理について示す概略図である。
【0060】図4および図5を用いて、以下に血圧測定
部11での血圧Pbの測定について簡単な説明を行な
う。
【0061】図5の上図を参照して、血圧Pbは最高血
圧と最低血圧との間で、心臓の拍動に応じて変化する。
【0062】ユーザが血圧測定部11の所定の位置まで
人差し指を挿入れ、図2に示される測定ボタン13を押
下することで、カフ111内の空気圧が加圧される。こ
れによって、血圧測定部11に挿入されたユーザの人差
し指に対するカフの圧力(カフ圧Pc)が増す。
【0063】ユーザの指がカフ111によって最高血圧
以上に圧迫されると、指の動脈が押しつぶされ血流が止
まる(図5の(b)の状態)。その後カフ圧Pcを徐々
に下げる。最高血圧よりカフ圧Pcが下がった時点で、
血流が再開する(図5の(c)の状態)。このとき、血
管の容積は心臓の拍動に応じて変化する。センサ112
がこの血管の動き(脈波と言う)をとらえることにより
正確に血圧Pbを測定することができる。
【0064】次に図6は、図2の指紋センサ部12の構
造の具体例を示す概略図である。図6に示される指紋セ
ンサ部12の構造は、一般的な指紋照合装置における指
紋センサ部の構造と同様である。
【0065】図6を参照して、指紋センサ部12は、受
光素子121と、集光レンズ122と、ミラー123
と、指紋読取面124と、ガイドカバー125とを含
む。
【0066】受光素子121は、CCDセンサなどから
なり、反射領域を電気信号に変換(デジタル化)する。
【0067】指紋読取面124はガラスなどからなり、
照射された光や指で反射した光を透過させる。
【0068】ガイドカバー125は、透明な樹脂などか
ら構成されるカバーであり、指が指紋読取面124に適
当に押し当てられ、指紋が検出されるようにガイドす
る。
【0069】なお、ガイドカバー125は、挿入される
指の形状に沿った形状にしておくなどの方法を用いるこ
とで、同一の被測定者の同一の指のみ挿入される手段を
有していてもよい。すなわち、ガイドカバー125が上
述の手段を有することで、被測定者以外の指の挿入を防
止することができる。なお、その手段については、ここ
では限定されない。
【0070】以下に図6を用いて、本実施の形態におけ
る指紋情報の検出方法について説明を行なう。
【0071】図6には図示されていない光源から照射さ
れた光は、指紋読取面124に押し当てられたユーザの
指で反射する。反射した光はミラー123および集光レ
ンズ122を介して受光素子121上に像を結ぶ。この
ときの反射光が指で反射する領域が反射領域である。こ
れにより指紋読取面124に押し当てられたユーザの指
紋が、受光素子121により検出される。本実施の形態
においては、さらにユーザの指紋より抽出された特徴点
の指紋情報がデジタル化され、ネットワーク7を介して
送信される。上述の特徴点の指紋情報が、指紋のどのよ
うな特徴であるかはここでは限定されるものではない
が、指紋を用いた人物の識別において、人物が識別でき
る指紋の特徴を表わす情報であればよい。
【0072】また、図7は、図1に示されるホストコン
ピュータ8の構成の具体例を示す図である。
【0073】図7を参照して、ホストコンピュータ8
は、ホストコンピュータ8全体の制御を行なうCPU8
1と、ネットワーク7を介して他の機器と通信を行なう
通信部82と、キーボードなどから構成される入力部8
3と、ディスプレイなどから構成される表示部84と、
CPU81で実行される各種プログラムやユーザの生体
情報などを記憶する記憶部85とを含む。
【0074】なお、図7に示されるホストコンピュータ
8の構成は一般的なパーソナルコンピュータ等の構成で
あり、上述の構成に限定されるものではない。
【0075】次に図8は、上述の生体情報測定システム
における、生体情報測定および登録に関する処理につい
て示すフローチャートである。
【0076】図8を参照して、ユーザはセンサ1を用い
て、血圧を測定するための準備を行なう(S1)。ステ
ップS1での測定準備については、図9にフローチャー
トで示す。図9を参照して、図8のステップS1におけ
る測定準備では、センサ1に備えられたガイドカバー1
25に沿って人差し指を挿入し、フィンガースペースに
置く(S101)。指カフ111を固定し(S10
2)、さらに人差し指の指紋位置が、所定の指紋センサ
12上にあるか否かを確認する(S103)。
【0077】以上の測定準備が完了すると(S2でYe
s)、電源を入れ(S3)、測定ボタン13を押下する
ことで、センサ1において測定が開始する。
【0078】測定ボタン13が押下されると、センサ1
の加圧ポンプが作動し(S4)、指カフ111が加圧さ
れる。それにより、ユーザの血圧および脈拍が測定部1
05において測定される(S5)。
【0079】また同時に当該人差し指の指紋が光学的に
スキャンされ(S6)、検出される。さらにステップS
6で検出された指紋から、当該指紋の特徴点が抽出され
る(S7)。
【0080】ステップS5で測定された血圧情報と、ス
テップS7で抽出された指紋の特徴点の情報(以下、指
紋特徴情報と言う)とは、センサ1のデータ処理部10
6において、各種処理や演算がなされ、その結果は記憶
部107に格納される(S8)。
【0081】ステップS8で記憶部107に格納された
情報に基づいて、センサ1のCPU101では、送信す
るためのファイルが生成される(S9)。なお、ステッ
プS9で生成されるファイルについては、後に具体例を
挙げ詳細な説明を行なう。
【0082】センサ1の送信ボタン14が押下されるこ
とで、ファイルの送信が選択されると(S10でYe
s)、ホストコンピュータ8に対してファイル送信処理
が行なわれる(S11)。
【0083】図1を参照して、ステップS11でのファ
イルの送信方法としては、PC3を介してホストコンピ
ュータ8に送信する方法であってもよい。また、携帯端
末5および無線基地局6を介して送信する方法であって
もよい。さらに、センサ1が外部接続端子17を備えて
いない場合などにおいては、情報が書込まれたメモリカ
ード2からカードリーダ4で情報を読取り、PC3を介
して送信する方法であってもよい。またさらに、ホスト
コンピュータ8が読取手段を備えている場合は、メモリ
カード2をホストコンピュータ8に読取らせることで、
直接ホストコンピュータ8に情報を転送してもよい。
【0084】図10は、図8のステップS11で行なわ
れる、生体情報測定システムにおけるファイルの送信処
理について示すフローチャートである。図10では、上
に述べたPC3または携帯端末5を介してホストコンピ
ュータ8にファイルを送信する処理について示す。
【0085】図10を参照して、ファイルを送信を行な
うに当たって、PC3または携帯端末5をネットワーク
7に接続し(S111)、ブラウザを用いてファイル送
信用の画面を確認する(S112)。
【0086】さらにファイル送信用の画面を用いて当該
ファイルの送信の指示を行なう(S113)。
【0087】ステップS113における送信の指示を受
けると、PC3または携帯端末5では、センサ1から当
該ファイルを読出す(S114)。なお、図8および図
10に示されるフローチャートにおいては、図8のステ
ップS9においてセンサ1で送信用のファイルが作成さ
れ、図10のステップS114で前記ファイルが読み出
される処理が示されるが、ステップS113における送
信の指示を受けたPC3または携帯端末5が、センサ1
の記憶部107に格納される当該測定データを用いて送
信用のファイルの作成処理を行ってもよい。
【0088】さらにPC3または携帯端末5はネットワ
ーク7にダイヤルアップ接続を行ない(S115)、P
C3または携帯端末5を識別するためのIDである端末
識別Noと、当該ユーザの指紋特徴情報とを送信する
(S116)。
【0089】ステップS116で送信された端末識別N
oと指紋特徴情報とを通信部82で受信したホストコン
ピュータ8では、当該指紋特徴情報に基づいて、記憶部
85に記憶されている、当該指紋情報に該当するユーザ
の血圧情報ファイルの検索を行なう(S117)。
【0090】ステップS117で検索を行なった結果、
該当する血圧情報ファイルが記憶部85より抽出された
場合(S118でYes)、ホストコンピュータ8で
は、受信した血圧情報を、抽出された当該ユーザの血圧
情報ファイルに追記し登録する(S120)。
【0091】ステップS117で検索を行なった結果、
該当する血圧情報ファイルが記憶部85より抽出されな
い場合(S118でNo)、ホストコンピュータ8は、
受信した当該ユーザの情報に基づいて、新たに血圧情報
ファイルを生成し(S119)、受信したデータを追記
する(S120)。
【0092】なお、ステップS118において、ホスト
コンピュータ8のCPU81は、受信した当該ユーザの
血圧情報ファイルが記憶部85より抽出されない場合、
表示部84で新規登録するか否かの入力を促す表示を行
ない、入力部83からの入力に従ってステップS119
での新規の血圧情報ファイルの生成処理を行なってもよ
い。
【0093】ステップS120での血圧情報ファイルへ
のデータの書込みが完了すると(S121)、PC3ま
たは携帯端末5へ、データの登録の完了を通知する(S
122)。通知を終えるとPC3または携帯端末5との
通信回線を切断し(S123)、一連のファイル送信処
理を終了する。
【0094】以上の処理が行なわれることで、生体情報
測定システムにおいて、ユーザの生体情報である血圧情
報が、ユーザ毎に測定され管理される。
【0095】図11は、PC3または携帯端末5から送
信される送信用のファイルの具体例を示す図である。図
11に示される送信用のファイルは、図8のステップS
9において、センサ1にて生成される。
【0096】図11を参照して、送信用のファイルに
は、送信元を特定するための端末識別番号と、データ測
定の日を特定するための情報と、ユーザの指紋特徴情報
と、当該ユーザの血圧情報(最高血圧、最低血圧および
脈拍)と、氏名とを含む情報とが記録される。また、当
該ユーザの、年齢、性別および家族構成などの個人情報
も付加されて記録されてもよい。またセンサ1が他の生
体情報を測定する機能を備える場合は、該当する情報が
記録されてもよい。
【0097】本実施の形態においては、センサ1からP
C3または携帯端末5を介してホストコンピュータ8に
送信する場合についての説明を行なっているが、センサ
1で得られた情報をメモリカード2に書込み、カードリ
ーダ4で読取ることで当該情報の転送を行なう場合にお
いては、図11に示される送信用のファイルがメモリカ
ード2に書込まれる。
【0098】なお、図11においては、データファイル
の形式で各ユーザ毎の血圧情報が記憶される形態が示さ
れているが、その記憶の形態はファイル形式に限定され
るものではない。
【0099】また、血圧情報ファイルに血圧情報が記憶
される形態として、当該ユーザの最新の血圧情報が更新
され、常に最新の血圧情報のみが記憶される形態であっ
てもよいし、過去の血圧情報から最新の血圧情報までが
蓄積され記憶される形態であってもよい。
【0100】またさらに、センサ1のデータ処理部10
6が血圧情報に基づいた平均値の算出や、自動診断など
を行なう場合、送信用のファイルには、それらの演算結
果が記録されてもよい。
【0101】図11に示される送信用のファイルは、P
C3または携帯端末5を介して送信される際に、暗号化
されてもよい。またメモリカード2に書込まれる場合
も、暗号化されて書込まれてもよい。
【0102】また、ホストコンピュータ8が医療機関に
備えられるので、図11に示される如く、当該ユーザの
医療情報であるカルテ情報を特定するための番号と、保
険証番号との情報がさらに記録されてもよい。この場
合、ホストコンピュータ8を用いて、血圧情報以外の、
ユーザの医療情報を管理することができる。例えば病院
の医療記録であるカルテ情報の管理を行なう場合などが
考えられる。カルテファイルにユーザ(患者)の指紋特
徴情報を付加して記憶させ、送信用ファイルに付加され
た指紋特徴情報と対応させることで、送信されるファイ
ルと医療記録情報とを対応付けて管理することが可能に
なる。
【0103】またホストコンピュータ8が病院以外の医
療機関に備えられている場合は、例えば病院に備えられ
いている他のホストコンピュータとネットワーク7で接
続することによって、上述の送信用のファイルと医療記
録情報との対応付けた管理を実現することができる。こ
れは病院に限定されず、他の医療機関との間で、血圧情
報と他の情報とを対応付けた管理であってもよい。
【0104】上述のセンサ1を用いることで、ユーザが
指を載せるだけで血圧の測定と指紋の検出とを同時に行
なうことができる。すなわち、従来では血圧の測定と、
個人情報の入力である指紋情報の入力とを、別個の装置
を用いて別個の作業で行なっていたが、ユニット化され
た一つの装置で同時に行なうことができる。このこと
は、装置のコンパクト化を実現するだけでなく、多大な
簡便性とコスト効果を生むことができる。
【0105】また上述の生体情報測定システムが、ユー
ザの指紋情報を当該ユーザの個人認証符号(ID)とし
て、ユーザの生体情報の管理を行なうことで、プライバ
シーに高い配慮が要求される個人情報を、番号やパスワ
ードなどによらず登録することができる。
【0106】[変形例1]上述の実施の形態において
は、生体情報としてユーザの血圧情報を測定する生体情
報測定システムについての説明を行なったが、変形例1
として、ユーザの血糖値を測定する生体情報測定システ
ムについての説明を行なう。
【0107】変形例1における生体情報測定システムの
構成は、図1に示される生体情報測定システムの構成と
同様であるため、ここでの説明は繰返さない。
【0108】図12は、変形例1におけるセンサ1の外
観の具体例を示す図である。図12に示されるセンサ1
は、図2に示されるセンサ1の血圧測定部11に替え
て、採血用穿刺部18(「ランセット」とも言う)が備
えられる。その他の構成要素は、図2に示されるセンサ
1の構成要素と同様であるため、ここでの詳細な説明は
繰返さない。
【0109】さらに図13は、図12に示されるA−A
断面図である。図13を参照して、本実施の形態の変形
例1において、センサ1は、血糖計部を備える。血糖計
部は、センサ1の外側筐体部に備えられる採血用穿刺部
18と、センサ1の内部に備えられる血糖センサ19と
からなる。採血用穿刺部18と血糖センサ19とは、す
でに広く用いられているものである。
【0110】さらに採血用穿刺部18は、採血の開始を
指示するボタン181と、指を穿刺するための針183
と、針183をセンサ1内部から指に対して動作させる
バネ182とを含む。
【0111】また血糖センサ19は金属板バネ191を
介してセンサ1の本体へ接続される。血糖センサ19に
ついては後に図を挙げ詳細な説明を行なう。
【0112】なお、本実施の形態の変形例1において
は、採血用穿刺部18と血糖センサ19とは、センサ1
本体より脱着して使用される。
【0113】図14は、採血用穿刺部18を取外した状
態のセンサ1の概略図である。図14を参照して、採血
用穿刺部18を取外した状態で示される血糖センサ挿入
口192より、血糖センサ19をセンサ1内部に挿入す
る。
【0114】図13および図14を参照して、採血用穿
刺部18は、血糖センサ19を血糖センサ挿入口192
より挿入した後に、センサ1に装着される。採血用穿刺
部18内部には細い針183が内蔵され、圧縮されたバ
ネ182に支持される。
【0115】さらに図15は、血糖センサ19の構造を
示す図である。図15に示される血糖センサ19は、プ
レーナ型といわれる、一般的な酵素電極の構造を備える
もので、ここではその概要の説明のみ行なう。図15
(a)は血糖センサ19の上面図であり、図15(b)
は(a)のA−A断面図である。
【0116】図15(a)を参照して、血糖センサ19
では、絶縁性のフィルムの基盤193上に接続部19
4、リード部195、および電極部196とを形成す
る。基盤193は一端が半円形状に形成された略矩形を
なす。電極部196は半円形状の端部近傍に形成され
る。
【0117】接続部194は金属板バネ191と合致
し、センサ1本体と電気的に接続され、検知信号の出力
等を行なう。
【0118】電極部196は、金属薄膜からなり、酵素
が塗布された作用極197と参照極198とからなり、
試薬と液体試料との反応による電気化学現象を検知す
る。
【0119】リード部195は、接続部194と電極部
196とを接続する。また図15(b)を参照して、電
極部196と接続部194とを除くリード部195は絶
縁膜199で覆われる。また、電極部196と試薬層2
00によって感応部が形成される。この酵素電極の上部
に空間部203を形成するように板状のカバーである空
間形成膜201が設けられる。
【0120】試薬層200はユーザから採血した血液に
触れることで溶解し、電極での酵素反応が開始されて電
極反応電流が検出される。
【0121】図16は、センサ1を用いて採血を行なう
方法について示す概略図である。図16を用いて、以下
に採血を行なう方法についての説明を行なう。
【0122】図16(a)を参照して、採血を行なうユ
ーザがボタン181を押下することによりバネ182が
解放され、針183がユーザの指をわずかに穿刺する。
【0123】次に図16(b)を参照して、指から漏出
した血液は、血液センサ19の酵素電極の空間部203
に流入する。酵素電極において酵素反応が起こり、電極
反応電流を計測することで、その出力値から血液中の糖
の濃度を得る。
【0124】また図16(b)を参照して、針183が
ユーザの指を穿刺した段階で、採血用穿刺部18はセン
サ1本体から取外される。また血糖値の測定後には血糖
センサ19もまたセンサ1本体から取外される。
【0125】上述のセンサ1を含む生体情報測定システ
ムを用いて、上述の実施の形態において図8〜図10の
フローチャートに示される生体情報測定および登録に関
する処理を行なうことができる。本実施の形態の変形例
1においては、血圧に替えて、血糖値を測定し送信す
る。図8のステップS4およびステップS5に示される
処理では、血糖値の測定のための処理が行なわれる。
【0126】図17は、本実施の形態の変形例1におけ
る生体情報測定および登録に関する処理について示すフ
ローチャートである。
【0127】図17を参照して、図8のステップS4お
よびステップS5に示される処理に該当する、ステップ
S14およびS15では、ボタン181を押下すること
で針183で穿刺し、血糖センサ19が作動し(S1
4)、さらに血糖値が測定される(S15)、という処
理が行なわれる。
【0128】また図17のステップS9で生成される送
信用のファイルには、上述の実施の形態において、図8
のステップS9で生成される図11に示される送信用の
ファイルの測定項目に、血糖値情報を含む。
【0129】以降の処理は、上述の実施の形態において
説明された処理と同様であるため、ここでの説明は繰返
さない。
【0130】またステップS1に示される測定準備処理
については、上述の変形例1におけるセンサ1の動作の
説明において詳細な説明がなされているため、ここでの
説明は繰返さない。さらにステップS11に示されるフ
ァイル送信処理については、上述の実施の形態における
ファイル送信処理と同様であるため、ここでの説明は繰
返さない。
【0131】このように、生体情報が血糖値に関する情
報である場合も、上述の実施の形態と同様に、ユーザが
指を載せるだけで血糖値の測定と指紋の検出とを同時に
行なうことができ、装置のコンパクト化および、多大な
簡便性とコスト効果を実現する。
【0132】さらに生体情報として、血糖値の情報と血
圧の情報とを共に扱うこともできる。その場合、センサ
1において、ユーザの血圧と血糖値とを測定することが
できる。
【0133】図18は、生体情報が血糖値の情報および
血圧の情報の場合のセンサ1の外観の具体例を示す図で
ある。
【0134】図18を参照して、ユーザの血圧と血糖値
とを測定する場合、センサ1には、血圧測定部11と、
採血用穿刺部18とが備えられる。この場合、図8およ
び図17のフローチャートに示される生体情報測定およ
び登録に関する処理においては、図8のステップS4,
5に示される血圧測定処理と、図17のステップS1
4,15に示される血糖値測定処理と、図8および図1
7のステップS6,7に示される指紋特徴情報抽出処理
とが同時に行なわれる。
【0135】また図18においては図示されていない、
血圧測定ボタンおよび血糖値測定ボタンを別個にセンサ
1が備える場合、それらのボタンを押分けることによっ
て、血圧および血糖値のそれぞれの測定を別個に行なう
ことができてもよい。
【0136】[変形例2]本実施の形態の変形例2にお
いては、センサ1がユーザの特定を行なう生体情報測定
システムについての説明を行なう。
【0137】変形例2における生体情報測定システムの
構成は、図1に示される生体情報測定システムの構成と
同様であるため、ここでの説明は繰返さない。また、生
体情報測定システムに含まれるセンサ1は、変形例2に
おいては、ユーザの血圧を測定するセンサであっても、
血糖値を測定するセンサであっても、その両方を測定す
るセンサであっても構わない。センサ1の外観の具体例
は、図2または図12に示される外観の具体例と同様で
あるため、ここでの図を挙げての説明は繰返さない。
【0138】なお、センサ1は、ここには図示されない
測定部105の駆動防止装置を備える。生体情報の測定
を行なう際には、先立って前記の駆動防止装置の解除処
理を行なうことで、測定部105が駆動する。
【0139】図19は、変形例2におけるセンサ1の構
成を示すブロック図である。図19に示される変形例2
におけるセンサ1の構成は、図3に示される上述の本実
施の形態におけるセンサ1の構成に対して、照会部11
0をさらに備える。
【0140】変形例2においては、ユーザは予めセンサ
1に使用の登録を行なう。具体的には、センサ1を初め
て使用するユーザは、指紋センサ部12で測定を行なう
指の指紋の登録を行なう。指紋センサ部12では、ユー
ザの指紋特徴情報が抽出され、記憶部107に記憶され
る。
【0141】照会部110は、指紋センサ部12で抽出
された、測定を行なうユーザの指紋特徴情報を、記憶部
107に記憶されている、登録されたユーザの指紋特徴
情報と照会する。
【0142】図20は、本実施の形態の変形例2におけ
る生体情報測定および登録に関する処理について示すフ
ローチャートである。
【0143】図20を参照して、図8および図17のフ
ローチャートに示された処理と同様にして、ステップS
1〜S3において、生体情報の測定のための準備が行な
われ、準備が完了するとユーザによって電源ボタンが押
下される。
【0144】ステップS3で電源ボタンが押下される
と、センサ1の指紋センサ部12において、ユーザの指
紋が光学的にスキャンされ(S24)、当該指の指紋特
徴情報が抽出される(S25)。
【0145】センサ1のCPU101では、ステップS
25で抽出された当該ユーザの指紋特徴情報に基づい
て、記憶部107の検索を行なう(S26)。
【0146】記憶部107より当該指紋特徴情報が抽出
されない場合は(S27でNo)、当該ユーザはセンサ
1の使用の登録がなされていないものと判断され、セン
サ1の測定部105の駆動防止装置が解除されない。従
って当該ユーザは生体情報を測定できない状態で、生体
情報測定システムにおける処理が終了する。
【0147】記憶部107より当該指紋特徴情報が抽出
される場合は(S27でYes)、当該ユーザは、セン
サ1の使用の登録がなされているものと判断されて駆動
防止装置が解除され(S28)、センサ1を用いて血圧
等の生体情報の測定が可能な状態になる。
【0148】以降のステップS29〜S33において
は、図8および図17のフローチャートに示された処理
と同様の生体情報の測定および送信処理が行なわれるた
め、ここでの説明は繰返さない。
【0149】以上で、変形例2における、生体情報測定
システムを用いた生体情報の測定および送信処理が終了
する。
【0150】上述のセンサ1を用いることで、予め登録
されている被測定者と同一人と確認されてはじめて生体
情報の測定センサが駆動するため、個人情報の漏洩を防
止することができる。また、病気などの感染を防止する
こともできる。このため、複数人の利用が可能になり、
在宅医療への貸出し等に用いることもできる。
【0151】また、図20のステップS27において、
挿入されたユーザの指紋特徴情報と登録されている指紋
特徴情報とを照会するため、たとえ登録されているユー
ザであっても、登録とは異なる指の指紋では照会されな
いため、誤った指での測定も防止できる。これは確実な
個人認証だけでなく、生命保険等のデータにおいても、
間違いなく本人が測定したデータであることが自動的に
検証されるため、きわめて有用である。
【0152】さらに、上述のセンサ1および生体情報測
定システムが行なう生体情報の測定および送信方法を、
プログラムとして提供することもできる。このようなプ
ログラムは、コンピュータ読取り可能なプログラムであ
る。
【0153】プログラムは、コンピュータに付属するフ
レキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMお
よびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プロ
グラム製品として提供することもできる。あるいは、コ
ンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体に
て記録させて、プログラムを提供することもできる。ま
た、ネットワークを介したダウンロードによって、プロ
グラムを提供することもできる。
【0154】提供されるプログラム製品は、ハードディ
スクなどのプログラム格納部にインストールされて実行
される。
【0155】なお、プログラム製品は、プログラム自体
と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0156】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における生体情報測定システムの
構成の具体例を示す図である。
【図2】 図1に示されるセンサ1の外観の具体例を示
す図である。
【図3】 図2に外観の具体例が示されるセンサ1の、
構造の具体例を示す図である。
【図4】 図2の血圧測定部11の構造の具体例を示す
概略図である。
【図5】 指式血圧測定計の原理について示す概略図で
ある。
【図6】 図2の指紋センサ部12の構造の具体例を示
す概略図である。
【図7】 図1に示されるホストコンピュータ8の構成
の具体例を示す図である。
【図8】 上述の生体情報測定システムにおける、生体
情報測定および登録に関する処理について示すフローチ
ャートである。
【図9】 図8のステップS1における測定準備処理を
示すフローチャートである。
【図10】 図8のステップS11で行なわれる、生体
情報測定システムにおけるファイルの送信処理について
示すフローチャートである。
【図11】 PC3または携帯端末5から送信される送
信用のファイルの具体例を示す図である。
【図12】 変形例1におけるセンサ1の外観の具体例
を示す図である。
【図13】 図12に示されるA−A断面図である。
【図14】 採血用穿刺部18を取外した状態のセンサ
1の概略図である。
【図15】 血糖センサ19の構造を示す図である。
【図16】 センサ1を用いて採血を行なう方法につい
て示す概略図である。
【図17】 本実施の形態の変形例1における生体情報
測定および登録に関する処理について示すフローチャー
トである。
【図18】 生体情報が血糖値の情報および血圧の情報
の場合のセンサ1の外観の具体例を示す図である。
【図19】 変形例2におけるセンサ1の構成を示すブ
ロック図である。
【図20】 本実施の形態の変形例2における生体情報
測定および登録に関する処理について示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 生体情報測定センサ、2 メモリカード、3 パー
ソナルコンピュータ、4 カードリーダ、5 携帯端
末、6 無線基地局、7 ネットワーク、8 ホストコ
ンピュータ、11 血圧測定部、12 指紋センサ、1
3 測定ボタン、14 送信ボタン、15 表示灯、1
6 メモリカード挿入口、17 外部接続端子、18
採血用穿刺部、19 血糖センサ、81 ホストコンピ
ュータのCPU、82 ホストコンピュータの通信部、
83 ホストコンピュータの入力部、84 ホストコン
ピュータの表示部、85 ホストコンピュータの記憶
部、101 センサのCPU、102 センサの通信
部、103 センサの入力部、104 センサの表示
部、105 測定部、106 データ処理部、107
センサの記憶部、108 カードR/W部、109 電
源部、110 照会部、111 カフ、112 血圧測
定部のセンサ、121 受光素子、122 集光レン
ズ、123 ミラー、124 指紋読取面、125 ガ
イドカバー、181 ボタン、182 バネ、183
針、191 金属板バネ、192 血糖センサ挿入口、
193 基板、194 接続部、195 リード部、1
96 電極部、197 作用極、198 参照極、19
9 絶縁膜、200 試薬層、201 空間形成膜、2
02 カバー膜、203 空間部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 清 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 滝沢 耕一 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 Fターム(参考) 4C017 AA08 AB03 AC01 4C038 FF01 FG01

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋認識センサと、生体情報測定センサ
    とを備える生体情報測定器であって、 前記指紋認識センサで得られるユーザの指紋情報を符号
    化する符号化手段と、 前記生体情報測定センサで測定された前記ユーザの生体
    情報に基づいて、前記符号化された前記ユーザの指紋情
    報を前記ユーザの特定情報として付加したファイルを作
    成するファイル作成手段とを備える、生体情報測定器。
  2. 【請求項2】 前記ファイルを、当該生体情報測定器に
    着脱可能なメモリカードに格納するファイル格納手段を
    さらに備える、請求項1に記載の生体情報測定器。
  3. 【請求項3】 前記ファイル格納手段は、前記ファイル
    を暗号化して前記メモリカードに格納する、請求項2に
    記載の生体情報測定器。
  4. 【請求項4】 電気通信回線を介して他の機器と通信を
    行なう通信手段をさらに備え、 前記通信手段を用いて、前記ファイルを送信する、請求
    項1〜3のいずれかに記載の生体情報測定器。
  5. 【請求項5】 無線通信装置と接続する接続手段をさら
    に備え、 前記通信手段は前記接続手段を用いて前記無線通信装置
    と接続することで無線による通信を行なう、請求項4に
    記載の生体情報測定器。
  6. 【請求項6】 前記生体情報測定センサで測定される生
    体情報に基づいて、演算処理を行なう演算手段をさらに
    備え、 前記ファイル作成手段において、前記演算処理の結果も
    さらに記録された前記ファイルを作成する、請求項1〜
    5のいずれかに記載の生体情報測定器。
  7. 【請求項7】 前記符号化されたユーザの指紋情報を格
    納する格納手段と、 前記指紋認識センサで得られるユーザの指紋情報を前記
    格納手段より照会する照会手段と、 前記指紋情報が、前記照会手段において前記格納された
    指紋情報であると照会された場合のみに前記生体情報測
    定センサを駆動させる駆動制御手段とをさらに備える、
    請求項1〜6のいずれかに記載の生体情報測定器。
  8. 【請求項8】 前記生体情報測定センサで測定される生
    体情報は、血圧値および血糖値の少なくとも一方であ
    る、請求項1〜7のいずれかに記載の生体情報測定器。
  9. 【請求項9】 同一ユーザの同一指のみが当該生体情報
    測定器に挿入されるよう、他の指の挿入を防止する指挿
    入防止手段をさらに備える、請求項1〜8のいずれかに
    記載の生体情報測定器。
  10. 【請求項10】 前記指挿入防止手段を実現するため
    に、透明のカバーガイドを備える、請求項9に記載の生
    体情報測定器。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の生
    体情報測定器と、ホストコンピュータとからなる生体情
    報測定システムであって、 前記ホストコンピュータは、前記生体情報測定器から送
    信される前記ファイルに含まれるユーザの符号化された
    指紋情報を前記ユーザの特定情報として、前記ファイル
    に含まれる前記ユーザの符号化された指紋情報と生体情
    報とを格納する格納手段を備える、生体情報測定システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記ホストコンピュータは、前記生体
    情報測定器から送信される前記ファイルに含まれるユー
    ザの符号化された指紋情報に基づいて、前記格納手段を
    検索する検索手段と、 前記検索手段で得られた前記ユーザの情報に、前記生体
    情報測定器から送信される前記ファイルに含まれる前記
    ユーザの生体情報を追記する追記手段とをさらに備え
    る、請求項11に記載の生体情報測定システム。
  13. 【請求項13】 前記ホストコンピュータは、医療機関
    におけるユーザの医療情報であるカルテ情報を管理する
    カルテ情報管理手段をさらに備え、 前記カルテ情報管理手段は、前記生体情報測定器から送
    信されるユーザの符号化された指紋情報を前記ユーザの
    特定情報として、前記カルテ情報と前記格納された前記
    ユーザの情報とを関連付けて管理する、請求項11また
    は12に記載の生体情報測定システム。
  14. 【請求項14】 指紋認識センサと、生体情報測定セン
    サとを備える生体情報測定器を用いてユーザの生体情報
    を測定および管理する方法であって、 前記指紋認識センサで得られるユーザの指紋情報を符号
    化する符号化ステップと、 前記生体情報測定センサで測定された前記ユーザの生体
    情報に基づいて、前記符号化された前記ユーザの指紋情
    報を前記ユーザの特定情報として付加したファイルを作
    成するファイル作成ステップとを備える、生体情報測定
    管理方法。
  15. 【請求項15】 前記ファイルを、前記生体情報測定器
    に着脱可能なメモリカードに格納するファイル格納ステ
    ップをさらに備える、請求項14に記載の生体情報測定
    管理方法。
  16. 【請求項16】 前記ファイル格納ステップは、前記フ
    ァイルを暗号化して前記メモリカードに格納する、請求
    項15に記載の生体情報測定管理方法。
  17. 【請求項17】 前記生体情報測定器は、電気通信回線
    を介して他の機器と通信を行なう通信手段をさらに備
    え、 前記通信手段を用いて、前記ファイルを送信する送信ス
    テップを備える、請求項14〜16のいずれかに記載の
    生体情報測定管理方法。
  18. 【請求項18】 前記生体情報測定器は無線通信装置と
    接続する接続手段をさらに備え、 前記送信ステップは、前記接続手段を用いて前記無線通
    信装置と接続することで無線による通信を行なう前記通
    信手段を用いて実現される、請求項17に記載の生体情
    報測定管理方法。
  19. 【請求項19】 前記生体情報測定センサで測定される
    生体情報に基づいて、演算処理を行なう演算ステップを
    さらに備え、 前記ファイル作成手段において、前記演算処理の結果も
    さらに記録された前記ファイルを作成する、請求項14
    〜18のいずれかに記載の生体情報測定管理方法。
  20. 【請求項20】 前記生体情報測定器は、前記符号化さ
    れたユーザの指紋情報を格納する格納手段を備え、 前記格納手段に前記指紋情報を格納する格納ステップ
    と、 前記指紋認識センサで得られるユーザの指紋情報を前記
    格納手段より照会する照会ステップと、 前記指紋情報が、前記照会ステップにおいて前記格納さ
    れた指紋情報であると照会された場合のみに前記生体情
    報測定センサを駆動させる駆動制御ステップとをさらに
    備える、請求項14〜19のいずれかに記載の生体情報
    測定管理方法。
  21. 【請求項21】 当該生体情報測定管理方法で測定およ
    び管理される生体情報は、血圧値および血糖値の少なく
    とも一方である、請求項14〜20のいずれかに記載の
    生体情報測定管理方法。
  22. 【請求項22】 同一ユーザの同一指のみが前記生体情
    報測定器に挿入されるよう、他の指の挿入を防止する指
    挿入防止ステップをさらに備える、請求項14〜21の
    いずれかに記載の生体情報測定管理方法。
  23. 【請求項23】 前記指挿入防止ステップを、前記生体
    情報測定器に備えられる透明のカバーガイドを用いて実
    現する、請求項22に記載の生体情報測定管理方法。
  24. 【請求項24】 請求項1〜10のいずれかに記載の生
    体情報測定器と、ホストコンピュータとからなる生体情
    報測定システムにおいて、生体情報の測定および管理を
    行なう方法であって、 前記ホストコンピュータは、前記生体情報測定器から送
    信される前記ファイルに含まれるユーザの符号化された
    指紋情報を前記ユーザの特定情報として、前記ファイル
    に含まれる前記ユーザの符号化された指紋情報と生体情
    報とを格納する格納ステップを備える、生体情報測定管
    理方法。
  25. 【請求項25】 前記ホストコンピュータは、前記生体
    情報測定器から送信される前記ファイルに含まれるユー
    ザの符号化された指紋情報に基づいて、前記格納ステッ
    プで格納された情報を検索する検索ステップと、 前記検索ステップで得られた前記ユーザの情報に、前記
    生体情報測定器から送信される前記ファイルに含まれる
    前記ユーザの生体情報を追記する追記ステップとをさら
    に備える、請求項24に記載の生体情報測定管理方法。
  26. 【請求項26】 前記ホストコンピュータは、医療機関
    におけるユーザの医療情報であるカルテ情報を管理する
    カルテ情報管理ステップをさらに備え、 前記カルテ情報管理ステップは、前記生体情報測定器か
    ら送信されるユーザの符号化された指紋情報を前記ユー
    ザの特定情報として、前記カルテ情報と前記格納された
    前記ユーザの情報とを関連付けて管理する、請求項24
    または25に記載の生体情報測定管理方法。
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