JP2007319245A - 靴の中敷 - Google Patents

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JP2007319245A JP2006150242A JP2006150242A JP2007319245A JP 2007319245 A JP2007319245 A JP 2007319245A JP 2006150242 A JP2006150242 A JP 2006150242A JP 2006150242 A JP2006150242 A JP 2006150242A JP 2007319245 A JP2007319245 A JP 2007319245A
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Abstract

【課題】使用者が履く靴の種類にあわせてさまざまなバリエーションの使い方が可能な複数のパーツからなる中敷を提供する。
【解決手段】複数の部分からなる靴の中敷であって、土踏まずから踵にかけて厚めに敷く厚め踵部分と、土踏まずから踵にかけて薄めに敷く薄め踵部分と、土踏まずからつま先にかけて敷く前方敷き部分と、足の指と靴との間にできる空間に詰める詰め物部分とを有する。厚め踵部分及び薄め踵部分は、土踏まずの箇所が前方に向かって薄くなる形状であり、前方敷き部分は、後方に向かって薄くなる形状であって、これら三つの部分が土踏まずにおいて相互に重ね合わさった状態において、なめらかな面を形成する。前方敷き部分は、段差を有しており、厚め踵部分又は薄め踵部分の前方の端が、その段差に嵌まる形状とする。素材をウレタンとする。厚め踵部分と、薄め踵部分と、敷き部分とを一体的に成形したのち、切り離す。
【選択図】図1

Description

本発明は、靴の中敷に関するものである。
特許文献1には、2つ以上に分割された硬質板を折り曲げ可能に連結してなり、その連結部の隙間を被覆する被覆部を有する靴の中敷が開示されている。歩行中に釘等の鋭利なものを靴底から踏み抜いてしまう危険を回避するため、分割された複数の硬質板を連結するものである。
特許文献2には、土踏まず部分から踵部分の後端に向かって厚みを次第に増加させて形成し、かつその下面に係合構造を有する主中敷と、該主中敷の踵部分に重ねることができ、該主中敷の係合構造に係合する係合構造を上面に有すると共に、所定の厚さに形成した副中敷と、を備えた身長を高く見せる靴の中敷が開示されている。かかと部分を何枚か重ね合わせることができるように係合構造を設けたものを重ね合わせるようになっている。
特許文献3には、靴の内底上に敷かれることになる主中敷と、この主中敷の踵部分上に順に重ねて取付けられて、順次短くした少なくとも1つの副中敷と、これらの副中敷の内の最上となるものに取付けられる最小中敷とにより構成した靴の中敷であって、前記主中敷と副中敷、及び副中敷同士の取付けは、それぞれの上面側に各中敷の厚さの半分程度の深さに形成した固定穴と、この固定穴内に固定されて前記各中敷の厚さの半分程度の高さで突出する複数の固定体と、これらの固定体の突出部分が係止されるべく前記各中敷の裏面に形成した複数の係合穴とにより行うようにしたことを特徴とする靴の中敷が開示されている。
特許文献1は、踏み抜き防止のために、硬質板を用いることの難点を回避するために分割するものであり、特許文献2及び3は、身長を高く見せる目的で複数の中敷を用いる場合にそれらの係合構造に関するものである。
身長を高く見せる目的の中敷においては、土踏まず部分から踵部分にかけて用いるものを複数重ねるものであったが、土踏まずからつま先にかけての前の部分についての配慮に欠けるものであった。
したがって、使用する靴が限られてしまうなどの問題があり、使う者が自分でこの改善策として、自分なりにはさみで切ったり、詰め物をしたりする必要があった。
特開2002−000308号公報 特開2003−164303号公報 特開2005−160859号公報
解決しようとする課題は、使用者が履く靴の種類にあわせてさまざまなバリエーションの使い方が可能な複数のパーツからなる中敷を提供することにある。
本発明は、複数の部分からなる靴の中敷であって、土踏まずから踵にかけて厚めに敷く厚め踵部分と、土踏まずから踵にかけて薄めに敷く薄め踵部分と、土踏まずからつま先にかけて敷く前方敷き部分と、足の指と靴との間にできる空間に詰める詰め物部分とを有するものである。
前記厚め踵部分及び前記薄め踵部分は、土踏まずの箇所が前方に向かって薄くなる形状であり、前記前方敷き部分は、後方に向かって薄くなる形状であって、これら三つの部分が土踏まずにおいて相互に重ね合わさった状態において、なめらかな面を形成することが望ましい。
さらに、前記前方敷き部分は、段差を有しており、前記厚め踵部分又は前記薄め踵部分の前方の端が、その段差に嵌まる形状とすることができる。
素材がウレタンとすることができる。
また、前記厚め踵部分と、前記薄め踵部分と、前記敷き部分とを一体的に成形したのち、切り離すことにより、三つの部分を重ね合わせたときになめらかな面を形成することが可能である。
本発明を用いることにより、身長の低い人、足のサイズが小さい人、生まれつき又は事故により左右の足のサイズが異なる人が、大きめの靴を無理なくはけて、身長が高く見えるようにすることが可能となる。また、好みのデザインの靴が大きめのものである場合に、それを履きたいという欲求を容易にかなえることが可能となる。ウレタン素材とすることによって、衝撃吸収の効果もある。
本発明に係る靴の中敷は、左右を合計すると8つのパーツからなる。図1は、右足の靴に用いる中敷を構成する4つの部分を上から見た平面図である。厚め踵部分Aは、踵部分における厚さが薄め踵部分Cのそれの二倍程度である。図1に示すように、厚め踵部分Aは、土踏まず部分をやや立体的に成形してある。図1に示すのは、右足用の部分である。左足用の部分は、これと左右対称の形状としてあらわれる。また、厚め踵部分Aの最後尾は、靴に接する部分をやや高くし、足を立体的に支える形状としてある。さらに、厚め踵部分Aの前方部分は、前に向かって少しずつ薄くなる形状となっている。前方敷き部分Bと多少重なることを可能にするものである。前方敷き部分Bは、靴の前方の土踏まず部分からつま先部分にかけて敷かれる部分であって、厚め踵部分Aと重なる部分において横に広がる段差をもっている。厚め踵部分Aが前方敷き部分Bの上に置かれたときに、厚め踵部分Aが前方にずれていくのを防止するためである。
薄め踵部分Cは、厚め踵部分Aの替わりに用いることもできるし、厚め踵部分Aを用いる時に、前方敷き部分の下に用いて、踵を高くする目的で用いることもできる。詰め物部分Dは、靴の前方部分のつま先部分にできる空隙を埋める目的で用いられる。四つの部分を全て用いる場合は、まず、靴の踵側に薄め踵部分Cを置き、次に前方敷き部分Bを置き、その後厚め踵部分Aを置いて、最後に詰め物部分Dをつま先側に詰める。図2は、中敷を側面から見たものであって、四つの部分を全て用いる場合の組み合わせ方を説明する断面図である。図3は、踵の低い靴に、四つの部分を全て用いた場合を示す断面図である。図4は、踵のあるショートブーツに四つの部分を全て用いた場合を示す断面図である。図5は、踵の低い靴に、四つの部分を全て用い、さらに足を挿入した状態を示す断面図である。
図6は、本発明の靴の中敷を構成する四つの部分の寸法の一例を示す図である。厚め踵部分Aは、長さ15.5センチメートル、幅7センチメートル、高さ(踵の一番高いところで)2センチメートルである。前方に向かって薄くなっていく形状となっている。前方敷き部分Bは、長さ12.5センチメートル、幅7センチメートル、高さ1センチメートルであり、後方において徐々に薄くなる形状であり、厚め踵部分A又は薄め踵部分Cとの重なる部分の境界においては、段差が設けられる。薄め踵部分Cは、長さ15.5センチメートル、幅7センチメートル、高さ1センチメートルであり、前方に向かって薄くなっていく形状である。詰め物部分Dは、長さ4センチメートル、幅7センチメートル、高さ1.5センチメートルの範囲で図のように三日月形に広がる形状をしている。
次に、この靴の中敷の製法を示す。まず、大き目の靴を着用することが求められると考えられる標準的な足を持つモデルに必要な中敷を粘土で形成し、本発明における詰め物部分Dの型と、厚め踵部分A、前方敷き部分B、薄め踵部分Cの三つの部分を合わせた部分の型とを取る。型を二つ(左右を考えると四つ)取るのは、金型の数をなるべく少なくして金型のコストを減らすためと、厚め踵部分A、前方敷き部分B、薄め踵部分Cの三つの部分をあわせた際の一体性・滑らかな連続性を担保するためである。最初に粘土で形成しているため、足にフィットする立体的なラインを出すことができる。
素材は、ウレタンを用いる。金型にそれぞれチップモールドのウレタン(ウレタンチップ)を型に入れ、圧縮する方法でウレタン素材のパーツを製造する。詰め物部分Dは、型により圧縮成形してできあがるが、ほかの部分については、カットして三つの部分に分ける。これにより、重ねるときっちりと嵌まることが担保される。ウレタンを使用することで、硬すぎず、柔らかすぎず、足に負担がかかりにくい。程よい硬さにより衝撃を吸収する役割をも果たす。
左右の両足をあわせて8つのパーツで構成されるので、さまざまな靴に対応が可能となる。靴によっては、使う組み合わせを変更して対応が可能だからである。厚め踵部分Aが一番大きなパーツであるが、これは、踵があがる分、つま先に負担がかかりにくくするために、立体的な形状とする。土踏まずの部分を立体的にすることによって、足にフィットし、前にずれていきにくい。また、詰め物部分Dは、指先が痛くなることを防ぐために、やわらかいものとする。金型にウレタンチップを圧縮成形する際の圧力を調整することによって、やわらかいものを作ることが可能である。
図7は、詰め物部分Dの適切な使用例を示す説明図である。詰め物部分Dの中心部分を靴の中心よりもやや外側に偏らせて詰めることにより、第一指に不自然な力がはいることを防止する(外反母趾などを防ぐ)。
図8は、四つの部分を全て用いた状態を示す断面図である。図9は、薄め踵部分を用いない場合の組み合わせ状態を示す断面図である。図10は、厚め踵部分を用いない場合の組み合わせ状態を示す断面図である。このように、厚め踵部分A、前方敷き部分B、薄め踵部分Cは、これら三つの組み合わせのどれで使用しても、なめらかで連続的な形状となるように、そのカッティングが工夫されている。したがって、好みの靴の深さに合わせて調節ができる。ブーツ、ハイカットのスニーカー、ローカットのスニーカー、革靴など、さまざまな靴の種類に応じて、その使用態様を選ぶことができる。
もともと踵が高めの靴の場合は、踵を高くするだけでは、歩きにくいと感じる場合がある。その場合には、前方敷き部分Bを利用することで、傾斜がゆるくなり、自然な歩きやすさを得られる。
靴の中敷として販売するだけではなく、外反母趾の矯正具、巻き爪治療のために大き目の靴を履く場合の調整具、としても利用可能である。
右足の靴に用いる中敷を構成する四つの部分の平面図である。 中敷を側面から見たものであって、四つの部分を全て用いる場合の組み合わせ方を説明する断面図である。 踵の低い靴に、四つの部分を全て用いた場合を示す断面図である。 踵のあるショートブーツに四つの部分を全て用いた場合を示す断面図である。 踵の低い靴に、四つの部分を全て用い、さらに足を挿入した状態を示す断面図である。 中敷を構成する四つの部分の寸法の一例を示す図である。 詰め物部分の適切な使用例を示す説明図である。 四つの部分を全て用いた状態を示す断面図である。 薄め踵部分を用いない場合の組み合わせ状態を示す断面図である。 厚め踵部分を用いない場合の組み合わせ状態を示す断面図である。
符号の説明
A 厚め踵部分
B 前方敷き部分
C 薄め踵部分
D 詰め物部分

Claims (5)

  1. 複数の部分からなる靴の中敷であって、
    土踏まずから踵にかけて厚めに敷く厚め踵部分と、
    土踏まずから踵にかけて薄めに敷く薄め踵部分と、
    土踏まずからつま先にかけて敷く前方敷き部分と、
    足の指と靴との間にできる空間に詰める詰め物部分と
    を有する靴の中敷。
  2. 請求項1に記載した靴の中敷であって、
    前記厚め踵部分及び前記薄め踵部分は、土踏まずの箇所が前方に向かって薄くなる形状であり、
    前記前方敷き部分は、後方に向かって薄くなる形状であって、
    これら三つの部分が土踏まずにおいて相互に重ね合わさった状態において、なめらかな面を形成することを特徴とする靴の中敷。
  3. 請求項2に記載した靴の中敷であって、
    前記前方敷き部分は、段差を有しており、前記厚め踵部分又は前記薄め踵部分の前方の端が、その段差に嵌まる形状となっていることを特徴とする靴の中敷。
  4. 請求項1,2又は3のいずれかに記載の靴の中敷であって、
    素材がウレタンであることを特徴とする靴の中敷。
  5. 請求項2,3又は4のいずれかに記載の靴の中敷であって、
    前記厚め踵部分と、前記薄め踵部分と、前記敷き部分とを一体的に成形したのち、切り離してなる靴の中敷。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016097171A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 有限会社 のさか 靴底及び靴

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