JP2007318726A - 画像符号化装置、画像符号化方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像符号化装置、画像符号化方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 スライス分割の境界線付近の画像劣化を目立たなくする。
【解決手段】 画像符号化装置は、入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割するスライス分割部と、分割されたスライスを単位としてビデオ信号を符号化する符号化部と、前記スライス分割部にスライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定するスライス設定部とを具備する。スライス設定部は、隣接するピクチャ間でスライスの境界が異なる位置となるように、スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビデオ信号を圧縮符号化する画像符号化装置及びその方法に関し、より具体的には、スライス分割を行ってビデオ信号を符号化する画像符号化装置及びその方法に関する。
画像情報を伝送又は蓄積するための高能率な圧縮符号化方式として、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2及びMPEG−4が知られている。更に、MPEG−4 Part−10:AVC(非特許文献1)が規格化されている。MPEG4 Part−10:AVC(ISO/IEC 14496−10)は、H.264とも呼ばれている。これらの圧縮方式は、基本的に、DCT(離散コサイン変換)等の直交変換、動き補償、並びに、画面間や画面内の冗長性を利用して、高い圧縮率を実現する技術である。
H.264では、符号化されるピクチャは、予測方式の違いにより、Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャに分類される。各ピクチャは、複数のマクロブロック(MB)から構成される。さらに、H.264では、ひとつのピクチャを複数のマクロブロックから成るスライスに分割して、スライス単位で符号化処理を行うことができる。スライス分割した場合は、各スライスがIスライス、Pスライス及びBスライスなどと呼ばれる。なお、H.264のベースライン・プロファイルにおいては、Bピクチャが使用されない。
H.264を用いた画像符号化装置は、ピクチャ(フレーム又はフィールド)単位で符号化を行っても良いが、フレーム又はフィールドを複数のスライスに分割し、そのスライスを基本単位として符号化を行った方が、処理をより容易にできることがある。例えば、1920画素×1088画素のような高解像度の画像に対して、画像符号化装置によって、画像を複数のスライスに分割して、並列或いは時分割に各スライスの符号化・復号化が行われることがある。スライスに分割して、符号化・復号化を分散させることによって、画像符号化装置は効率的に処理を行うことができる。
スライス分割に関連する技術として、特許文献1には、伝送路のエラー又は画像の動きに応じて、スライス形状を変化させる技術が記載されている。また、特許文献2には、H.264/AVCの規格化過程の符号化方式(H.26L或いはJVTと呼ばれた)において、符号量を調節し、スライス分割を行う技術が記載されている。
H.264のスライスは、符号化処理の単位となるデータブロック、すなわちマクロブロックを単位として分割される。即ち、スライスは、水平方向又は垂直方向の1又は複数のマクロブロックからなる。図17は、スライスとマクロブロックの関係を示す図である。図17は、1画面が水平方向に3分割されており、1画面が3つのスライス(第一スライス、第二スライス、第三スライス)からなることを示す。各スライスは、複数のマクロブロック(MB)から構成されている。マクロブロック152,154が、第一スライスに属し、かつ、第二スライスとの境界に隣接する。マクロブロック150が第二スライスに属し、かつ、第一スライスとの境界に隣接する。
なお、スライスは、図17のような矩形状又は短冊状だけでなく、FMO(Flexible Macro−block Order)又はスライス・グループと呼ばれる手法により、任意の形状をとることができる。なお、スライスの分割は、マクロブロックのラスタ順であれば、どのプロファイルでも実行できるが、スライス・グループはベースライン・プロファイル及びエクステンド・プロファイルでのみ用いられる。
特開2005−124041号公報 特開2004−235683号公報 ISO/IEC 14496−10"Part−10 Advanced Video Coding"
ところで、H.264を用いた画像符号化装置が、スライス分割を利用した場合、スライスが基本符号化単位となるので、他のスライスに含まれるマクロブロックの情報を符号化に利用できない。例えば、図17に示す例では、マクロブロック150の符号化に、マクロブロック152及び154の情報を利用できない。この結果、スライスの境界付近ではピクチャ内(イントラ)予測及びピクチャ間(インター)予測の予測効率が下がるため、符号化効率が低下する。
また、H.264の特徴ともいえるエントロピー符号化方式であるCABAC(Context−based Adaptive Binary Arithmetic Coding)は、符号化を進めていくにつれて適応的に、確率テーブルを変動させることで符号化効率を向上させている。この確率テーブルが、スライスの符号化開始時に初期化されることによって、符号化対象が有する確率分布と異なった状態になりやすい。この状態は、ある程度符号化が進み、確率テーブルが符号化対象に適応するまで続くことになる。従って、確率テーブルを初期化した直後であるスライス境界付近では符号化効率がおおよそ低下する。
このように、スライス境界付近で符号化効率が低下した結果として、特にスライス境界付近に位置するマクロブロックでは発生符号量が増加するが、全体的な符号量制御の観点から前記発生符号量の抑圧が行われる。そのため、スライス境界付近に位置するマクロブロックで画質劣化が発生し、スライス境界が視覚的に目立ってしまう。特に、水平方向に配置されるマクロブロックが連続的に劣化した場合には、ノイズとして認識されやすいものとなる。
さらに、図18及び図19に示すように、連続する各ピクチャでスライスの分割位置を同じにしたとする。図18は、連続するピクチャ(00,01,02,03,04,05,・・・)をそれぞれ同じ位置でスライスに分割した例である。また、図19は、図18の各ピクチャを断面的に表わしたときの、スライス分割位置を示す図である。各ピクチャの番号の前に付加した”I”はIピクチャであることを示し、”B”はBピクチャであることを示し、”P”はPピクチャであることを示す。例えば、B02は、Bピクチャであるピクチャ番号02を示す。図19で、各ピクチャのスライス分割位置をつなぐ水平の破線170,172は、スライスの境界が、時間の経過に対して、画面上の一定の位置にあることを示している。このように、連続する複数ピクチャに対して、スライス境界が画面上の一定の位置にあるようにすると、スライス境界付近のノイズがひときわ認識されやすくなる。
このような、スライス境界付近の画像劣化は、特許文献2に記載の技術のように、スライス形状を不規則に変化させることにより目立たなくすることができるかもしれないが、スライス形状を不規則に変化させると符号化処理及び復号化処理が複雑になってしまう。例えば、符号化対象のマクロブロックがスライスの境界に隣接するか否かの判定など、各マクロブロックの位置関係を必ず確認しなければならない。
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑み、少ない処理負担で、スライス境界付近の画像劣化を目立たなくする画像符号化装置及びその方法を提示することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像符号化装置は、ビデオ信号の符号化を行う画像符号化装置において、入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する分割手段と、前記分割手段によって分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する符号化手段と、前記分割手段に前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する設定手段とを有し、前記設定手段は、隣接するピクチャ間で前記スライスの境界が異なる位置となるように、前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定することを特徴とする。
また、本発明に係る画像符号化方法は、ビデオ信号を符号化するための画像符号化方法であって、入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する工程と、分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する工程と、隣接するピクチャ間で前記スライスの境界が異なる位置となるように、前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、少ない処理負担で、スライス境界付近の画像劣化が目立たなくなる。また、スライス分割に周期性或いは規則性を持たせることで、復号時にスライス分割位置を決定しやすくなり、復号処理が簡略になる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。画像符号化装置10は、MPEG4 part−10:AVC(ISO/IEC 14496−10、いわゆるH.264)方式に準拠して、ビデオ信号を符号化する。画像符号化装置10に入力されるビデオ信号は、所定のサンプリングレートでデジタル化されたデジタルデータである。また、画像符号化装置10はデジタルビデオカメラやデジタルビデオレコーダ等に適用できる。
ピクチャ属性決定部42は、入力ビデオ信号に含まれる各ピクチャの属性を決定する。即ち、Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャの何れにするかを決定する。ピクチャ属性決定部42は、スライス分割するときには、各スライスの属性を決定する。スライス設定部44は、ピクチャ属性決定部42により決定された内容に基づき、スライス分割の境界位置と各スライスの符号化タイプ(Iスライス、Bスライス、Pスライス、等)を決定し、スライス分割部12に設定する。スライス分割の決定方法は、後述する。スライスは、符号化処理の単位となるデータブロック、すなわちマクロブロックを単位として、1以上のマクロブロックにより構成される。
スライス分割部12は、入力ビデオ信号の各ピクチャ(フレーム又はフィールド)を、スライス設定部44からの設定情報に基づき、スライスに分割する。即ち、スライス分割部12は、入力ビデオ信号の各ピクチャ(フレーム又はフィールド)を構成する画像データをスライスごとに識別して出力する。また、スライス分割部12は、スライス分割されたマクロブロックの位置やスライスの符号化タイプなどを示すスライス分割情報を、後述するイントラ予測部28、動き推定部36及びエントロピー符号化部40に供給する。以下、符号化対象のピクチャに関して、フレームを例にして説明する。
減算器14は、予測符号化を利用する場合には、スライス分割部12からの画像データと、スイッチ38からの予測値との差分を算出し、この差データを整数精度の離散コサイン変換(DCT)を行なう整数変換部16に出力する。減算器14は、予測符号化を使用しない場合には、スライス分割部12からの画像データをそのまま整数変換部16に出力する。
整数変換部16は、減算器14からの画像データを整数精度で、4×4画素ブロック単位で離散コサイン変換し、その結果であるDCT変換係数を量子化部18に出力する。
量子化部18は、整数変換部16からのDCT変換係数に対して量子化処理を行い、得られる量子化変換係数をエントロピー符号化部40及び逆量子化部20に出力する。
エントロピー符号化部40は、量子化部18からの量子化変換係数をエントロピー符号化する。H.264では、エントロピー符号化として、CAVLC(Context−Based Adaptive Variable Length)とCABAC(Context−Based Adaptive Binary Arithmetic Coding)が選択的に使用できる。エントロピー符号化部40は、例えばCABACによって、入力したスライス分割情報に基づいて、スライスを基本単位として符号化処理を行う。エントロピー符号化部40はまた、動き推定部36からの動きベクトル情報を符号化データに多重して、出力ビットストリームとして出力する。なお、出力ビットストリーム中には、スライス分割されたマクロブロックの位置やスライスの符号化タイプ等の情報も多重化される。
逆量子化部20は、量子化部18からの量子化変数係数をDCT変換係数に戻し、逆整数変換部22に送出する。逆整数変換部22は、逆量子化部20からのDCT変換係数に逆整数変換処理を施し、減算器14の出力データに相当するデータを復元する。
加算器24は、予測符号化を利用していない場合には、逆整数変換部22の出力データをそのまま出力し、予測符号化を利用している場合には、逆整数変換部22の出力データにスイッチ38からの予測値を加算して出力する。加算器24の出力データが、いわゆる局所復号データである。加算器24の出力は、ピクチャ内予測(イントラ予測)のために、フレームメモリ26に格納される。また、ピクチャ間予測(インター予測)のために、デブロッキングフィルタ30を介して、フレームメモリ32に格納される。デブロッキングフィルタ30は、局部復号データにおけるブロックノイズを低減するために使用される。
動き推定部36は、後述するインター予測に関連して、スライス分割部12からの画像データをフレームメモリ32に格納された局所復号データと比較して、画像内の物体の動きを推定する。フレームメモリ32に格納された局所復号データは、現フレームの表示タイミングよりも前又は後ろに位置するフレームを構成するものであり、フレーム間予測の参照画像として利用される。動き推定部36によって検出された動きベクトルは、インター予測部34とエントロピー符号化部40に供給される。特に、動き推定部36は、入力したスライス分割情報に基づいて、スライスの境界を越えた動きベクトルの検出を禁止する。
イントラ予測部28は、フレームメモリ26に格納された局所復号データを参照して、予測処理を行って、フレーム内から予測値を算出して出力する。イントラ予測部28は、スライス分割されているときは、入力したスライス分割情報に基づいて、フレーム内かつ同じスライス内の情報のみを用いて予測処理を行って、予測値を算出する。H.264のイントラ予測は、符号化済みの画素ブロックに含まれる隣接画素の情報を用いて、予測対象ブロックの予測値を生成するものである。
インター予測部34は、動き推定部36により推定された動きベクトルにしたがって、フレームメモリ32に格納された参照画像から予測に使用する画像データを決定し、フレーム間の予測値(いわゆる、動き補償予測値)を算出して出力する。
スイッチ38は、符号化しようとする画像データをイントラ予測で符号化するのか、インター予測で符号化するのかに応じて、イントラ予測部28の予測値又はインター予測部34の予測値を選択し、予測符号化の予測値として減算器14に供給する。なお、スライス符号化タイプがIスライスの場合はフレーム内符号化が、Pスライスの場合はフレーム内符号化と参照画像を1枚用いたフレーム間符号化が、Bスライスの場合はフレーム内符号化と参照画像を1枚乃至2枚用いたフレーム間符号化が、夫々許容される。
次に、図2及び図3を参照して、本実施例におけるスライス分割の動作を説明する。図2は、連続するピクチャ(00,01,02,03,04,05,・・・)をピクチャの属性に応じて異なる境界位置でスライスに分割した例である。また、図3は、図2の各ピクチャを断面的に表わしたときの、スライス分割位置を示す図である。スライス分割は、マクロブロックのラスタ順に従って実行され、スライス分割の結果、図2に示した例のように横長の長方形のスライスが複数(Iフレームは3つ、Bフレームは4つ、Pフレームは5つ)完成する。
ピクチャ属性決定部42が、予め指定された符号化方式に従い、入力ビデオ信号の符号化対象フレームがI、P及びBのどれになるかを決定し、決定したピクチャ属性をスライス設定部44に通知する。スライス設定部44は、Iフレームに対しては、フレームを例えば均等に3分割するようにスライス分割部12を設定する。また、Pフレームに対しては、フレームを例えば均等に5分割するようにスライス分割部12を設定する。さらに、Bフレームに対しては、ピフレームを例えば均等に4分割するようにスライス分割部12を設定する。
スライス分割部12は、スライス設定部44による設定に基づき、入力ビデオ信号の各フレームを設定された数のスライスに分割する。スライス分割以降の動作は、上述した通りである。
このように、本実施例では、ピクチャ属性に応じて規則的にスライスの分割数及び分割位置を変化させるので、長時間に渡ってスライス分割位置が同じになることがなくなる。従って、スライス境界付近での画像劣化(画質劣化)が目立たなくなる。図2及び図3に示す例では、連続する2枚のBフレーム(フレーム01及び02など)ではスライス分割位置が同じになるが、Iフレーム及びPフレームと比べれば、Bフレームなのでスライス境界線での画像劣化が目立たない。
なお、図2に示す例では、Iフレーム、Pフレーム及びBフレームのいずれも、フレームを等分割したが、IフレームとPフレームの間に必ずBフレームが存在する場合には、IフレームとPフレームのスライス分割方法を同じにしても充分な効果は得られる。
このように、スライス分割位置に規則性を持たせることで、復号時にスライス分割位置を決定しやすくなり、復号処理が簡略になる利点もある。
実施例1では、ピクチャ属性に応じて規則的にスライスの分割数及び分割位置を変化させたが、ピクチャ番号(すなわちフレーム番号)順にスライスの分割数と分割位置とを変化させてもよい。図4は、実施例2に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図4において、図1に示すブロック図と同じ構成要素には、同じ符号を付してあり、実施例1と重複する説明は省略する。
図4に示す画像符号化装置10aは、スライス設定部46を備える。スライス設定部46は、入力ビデオ信号のフレーム数をカウントし、そのカウント値に応じて、以下のように、スライス分割部12にスライス分割条件を設定する。例えば、3種類のスライス分割法を使う場合、符号化対象フレームのピクチャ番号を3で割り、その余りに応じて、3分割、4分割又は5分割を割当てる。図5は、連続するピクチャ(00,01,02,03,04,05,・・・)をピクチャ番号に応じて異なる境界位置でスライスに分割した例である。また、図6は、図5の各ピクチャを断面的に表わしたときの、スライス分割位置を示す図である。スライス分割は、マクロブロックのラスタ順に従って実行され、スライス分割の結果、図5に示した例のように横長の長方形のスライスが複数完成する。図5及び図6では、ピクチャ番号が3で割り切れるピクチャ(I00,P03,P06,P09・・・)の場合には、例えば3分割を設定する。また、ピクチャ番号が3で割って余りが1のピクチャ(B01,B04,B07,B10・・・)の場合には、例えば4分割を設定する。さらに、ピクチャ番号が3で割って余りが2のピクチャ(B02,B05,B08,B11・・・)の場合には、例えば5分割を設定する。この例では、スライス分割が3ピクチャ周期で繰り返す。
スライス分割部12は、スライス設定部46による設定に基づき、入力ビデオ信号の各フレームを設定された数のスライスに分割する。スライス分割以降の動作は、上述した通りである。
このように、本実施例では、ピクチャ番号に応じて規則的にスライスの分割数及び分割位置を変化させるので、隣接するピクチャ間でスライス分割位置が同じになることがなくなる。従って、スライス境界付近での画像劣化(画質劣化)が目立たなくなる。
実施例3では、実施例2とは異なる方法によって、ピクチャ番号順にスライスの分割数及び分割位置を一定規則のもとで変化させてもよい。実施例3に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図は、図4のブロック図を使用する。図7は、連続するピクチャ(00,01,02,03,04,05,・・・)をピクチャ番号に応じて異なる境界位置でスライスに分割した例である。また、図8は、図7の各ピクチャを断面的に表わしたときの、スライス分割位置を示す図である。
図8において、白丸、黒丸、黒三角形及び黒四角形はいずれもスライス分割位置を示す。補助線Aは、ピクチャ番号が3で割り切れるピクチャ(I00,P03,P06,P09・・・)からなるグループ(第1グループ)の黒丸で示すスライス分割位置の変化を示す。補助線Bは、ピクチャ番号を3で割った場合に余りが1になるピクチャ(B01,B04,B07,B10・・・)からなるグループ(第2グループ)の黒三角形で示すスライス分割位置の変化を示す。補助線Cは、ピクチャ番号を3で割った場合に余りが2になるピクチャ(B02,B05,B08,B11・・・)からなるグループ(第3グループ)の黒四角形で示すスライス分割位置の変化を示す。
図7から容易に理解できるように、第1グループに属するピクチャでは、スライスの分割位置がピクチャごとに画面上方向に一定量だけ、例えば1マクロブロック(MB)分づつ、シフトする。また、第2グループに属するピクチャでは、スライスの分割位置がピクチャごとに画面下方向に一定量だけ、例えば1マクロブロック(MB)分づつ、シフトする。さらに、第3グループに属するピクチャでは、スライスの分割位置がピクチャごとに画面上方向に一定量だけ、例えば2マクロブロック(MB)分づつ、シフトする。
スライス分割位置の移動によりサイズが大きくなってしまうスライスには、例えば、図7に追加の分割位置A,B,Cとして図示したように、新たな分割線を追加する。
このように、本実施例では、ピクチャ番号に応じてスライスの分割数を変化させ、分割位置をシフトさせるので、近傍の複数ピクチャ間でスライスの分割位置が同じになる確率が低下し、より一層スライス境界付近での画像劣化(画質劣化)が目立たなくなる。例えば、サーチ再生などでは、上述の第1のグループのみを表示する場合があるが、この場合でも、本実施例の場合、スライス分割境界の画質劣化は目立ちにくい。
なお、本実施例では、ピクチャ内を均等にスライスに分割することを前提に説明したが、隣接するピクチャ間でスライスの分割位置が異なればいいので、ピクチャ内を不均等にスライス分割しても同様の効果が得られる。
また、本実施例では、ピクチャ番号に従いスライス分割条件を決定していたが、予測方式の違いに応じてスライス分割条件を変化させてもよい。
また、本実施例の変形例として、グループごとの分割数を維持するために、図9及び図10に示すように、スライス境界線の追加に応じて、既存の境界線を削除しても良い。図9は、そのように変更した、実施例3の変形例となるスライス分割の例である。また、図10は、図9の各ピクチャを断面的に表わしたときの、スライス分割位置を示す図である。図9及び図10をそれぞれ図7及び図8と比較することによって、削除される境界線が示される。
上記各実施例では、基本的なスライス分割数として3,4及び5の組み合わせを例示したが、本発明は、このようなスライス分割数に限定されない。また、実施例3では、3つのグループにピクチャを分類しているが、4つ以上に分類しても良い。図11は、図7及び図8に示す分割法を4グループに拡張した場合(拡張例1)のスライス分割位置を示す図である。
図11において、白丸、黒丸、黒三角形、黒四角形及び黒星形はいずれもスライス分割位置を示す。補助線Dは、ピクチャ番号が4で割り切れるピクチャ(I00,B04,B08・・・)からなるグループ(第1グループ)の黒丸で示すスライス分割位置の変化を示す。補助線Eは、ピクチャ番号を4で割った場合に余りが1になるピクチャ(B01,B05,P09・・・)からなるグループ(第2グループ)の黒三角形で示すスライス分割位置の変化を示す。補助線Fは、ピクチャ番号を4で割った場合に余りが2になるピクチャ(B02,P06,B10・・・)からなるグループ(第3グループ)の黒四角形で示すスライス分割位置の変化を示す。補助線Gは、ピクチャ番号を4で割った場合に余りが3になるピクチャ(P03,B07,B11・・・)からなるグループ(第4グループ)の黒星形で示すスライス分割位置の変化を示す。
さらに、図11において、第1グループに属するピクチャでは、スライスの分割位置がピクチャごとに画面上方向に一定量だけ、例えば1マクロブロック(MB)分づつ、シフトする。また、第2グループに属するピクチャでは、スライスの分割位置がピクチャごとに画面上方向に一定量だけ、例えば2マクロブロック(MB)分づつ、シフトする。また、第3グループに属するピクチャでは、スライスの分割位置がピクチャごとに画面下方向に一定量だけ、例えば2マクロブロック(MB)分づつ、シフトする。さらに、第4グループに属するピクチャでは、スライスの分割位置がピクチャごとに画面下方向に一定量だけ、例えば1マクロブロック(MB)分づつ、シフトする。
また、図12は、図9及び図10に示す分割法を4グループに拡張した場合(拡張例2)のスライス分割位置を示す図である。図12を図11と比較することによって、削除される境界線が示される。
実施例1から実施例3では、スライス分割について、各ピクチャ間で異なる分割数としていたが、本発明は、隣接するピクチャ間でのスライスの分割位置(スライスの境界)が異なればよい。そこで、実施例4では、各ピクチャのスライスの分割数を等しくし、その分割位置のみを変化させた例を示す。実施例4に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図は、図4のブロック図を使用する。図13は、連続するピクチャ(00,01,02,03,04,05,・・・)の各ピクチャを同じ分割数、かつ、異なる分割位置でスライスに分割した例である。また、図14は、図13の各ピクチャを断面的に表わしたときの、スライス分割位置を示す図である。
図13及び図14の例では、全てのピクチャをそれぞれ3つのスライスに分割している。このとき、図で示した様に、各ピクチャのスライス分割位置が、隣接ピクチャ間で異なるように設定することで、スライス境界が連続して同じ位置に現れないようにすることができる。
このとき、このスライス分割の位置の変化は、完全にランダムである必要はなく、一定の周期で繰り返される規則性をもったパターンとして設定することができる。予め定められたピクチャ数ごとの周期で繰り返すように設定することで、復号時にスライス分割位置を決定しやすくなり、復号処理が簡単になる。図13及び図14の例では、同じ分割位置が3ピクチャ周期で繰り返されるように示してあるが、この例に限定されるものではなく、周期的なものであれば、より長いピクチャ数からなる周期を設定しておくことももちろん可能である。
H.264方式は、スライス単位に予測方式を設定することが可能となっている。すなわち、分割したスライスごとに、Iスライス、PスライスまたはBスライスの設定を行うことが可能である。例えば、Bピクチャの一部のスライスをIスライスとして符号化することも可能であり、その場合、Iスライスにしたエリアにおけるエラー耐性や高速再生時の表示再現性を向上させられることができる。
実施例5では、このように一部のスライスをIスライスとする機能を本発明に適用した場合について説明する。実施例5に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図は、図4のブロック図を使用する。図15は、連続するピクチャ(00,01,02,03,04,05,・・・)の各ピクチャをスライスに分割した例である。さらに、一部のスライスをIスライスとして設定した様子を示している。また、図16は、図15の各ピクチャを断面的に表わしたときの、スライス分割位置とIスライスの位置を示す図である。
図15および図16で示されるように、本実施例では、各ピクチャを、分割位置が隣接ピクチャで異なる様に設定しつつ、さらに各ピクチャの一部のスライスをIスライスに設定して符号化している。例えば、I00ピクチャの一番目のスライス、B01ピクチャの二番目のスライス、B02ピクチャの三番目のスライス、P03ピクチャの三番目のスライス、といったように、Iスライスが設定される。(なお、I00の場合、その他のスライスもIスライスであるが、本実施例の説明には不要なので、図示していない。以下、単にIスライスといった場合、I00のその他のIスライスは含まれないものとする。)
各Iスライスとなるスライスは、ピクチャごとに少しずつ位置をずらしながら設定され、なおかつ、その分割位置は、隣接ピクチャのスライス分割位置と異なる位置に設定される。なお、他のスライスの分割位置も、隣接ピクチャと異なる位置に設定される。通常Iスライスは、使用可能な予測モードがイントラ予測しかないため、符号化効率が悪く、割り当てられる符号量によるものの、基本的にノイズが発生しやすい状態にある。特に、隣接スライスが符号化効率の良い、PスライスやBスライスの場合、Iスライスの劣化の程度が目立ちやすく、スライス境界が認識されやすくなる。
そこで、本実施例では、上記した各実施例と同様に各ピクチャのスライス分割位置が隣接ピクチャと異なる位置になるように設定し、なおかつ、Iスライスをピクチャごとにずらしながら設定するようにする。これによって、スライス境界を目立ちにくくすることができるとともに、Iスライスに設定したエリアにおけるエラー耐性や高速再生時の表示再現性を向上させられることができる。
以上のとおり、本発明は、スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定するものであり、基本的に隣接するピクチャ間でスライス分割位置を異ならせるものであり、或いはスライス分割位置が異なる確率を高めるものである。そして、スライス分割位置の変化を規則的なものとすることで、復号時にスライス分割位置を決定しやすくなり、復号処理を容易にすることができる。
(他の実施形態)
上述した本発明の実施形態における画像符号化装置を構成する各手段、並びに画像符号化方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接されてもよい。あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどである。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)なども含む。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものをダウンロードすることによっても供給できる。もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施例1に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 実施例1におけるスライス分割の例である。 実施例1におけるスライス分割位置を示す図である。 本発明の実施例2に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 実施例2におけるスライス分割の例である。 実施例2におけるスライス分割位置を示す図である。 実施例3におけるスライス分割の例である。 実施例3におけるスライス分割位置を示す図である。 実施例3の変形例におけるスライス分割の例である。 実施例3の変形例におけるスライス分割位置を示す図である。 実施例3の拡張例1におけるスライス分割位置を示す図である。 実施例3の拡張例2におけるスライス分割位置を示す図である。 実施例4におけるスライス分割の例である。 実施例4におけるスライス分割位置を示す図である。 実施例5におけるスライス分割の例である。 実施例5におけるスライス分割位置とIスライスの位置を示す図である。 スライスとマクロブロックの関係を示す図である。 スライス分割の例である。 スライス分割位置を示す図である。
符号の説明
10 画像符号化装置
12 スライス分割部
14 減算器
16 整数変換部
18 量子化部
20 逆量子化部
22 逆整数変換部
24 加算器
26 フレームメモリ
28 イントラ予測部
30 デブロッキングフィルタ
32 フレームメモリ
34 インター予測部
36 動き推定部
38 スイッチ
40 エントロピー符号化部
42 ピクチャ属性決定部
44 スライス設定部
10a 画像符号化装置
46 スライス設定部

Claims (19)

  1. ビデオ信号の符号化を行う画像符号化装置において、
    入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する符号化手段と、
    前記分割手段に前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する設定手段とを有し、
    前記設定手段は、隣接するピクチャ間で前記スライスの境界が異なる位置となるように、前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記設定手段は、前記ピクチャの属性に基づいて前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 前記設定手段は、前記ピクチャのピクチャ番号に基づいて前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  4. 前記符号化手段は、前記スライスによって限定された予測符号化を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像符号化装置。
  5. 前記分割手段は、スライス分割に関する情報を前記符号化手段に供給することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像符号化装置。
  6. 前記符号化手段は、前記情報に従って前記スライスを単位として符号化を行うエントロピー符号化手段を有することを特徴とする請求項5に記載の画像符号化装置。
  7. 前記符号化手段は、前記情報に従って前記スライスを単位としてピクチャ間予測に関連する動き推定を行う動き推定手段を有することを特徴とする請求項5に記載の画像符号化装置。
  8. 前記符号化手段は、前記情報に従って前記スライスを単位として予測処理を行うピクチャ内予測手段を有することを特徴とする請求項5に記載の画像符号化装置。
  9. 前記設定手段は、設定されるスライスごとに符号化タイプを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  10. 前記設定手段は、設定されるスライスの一部をスライス内のイントラ予測のみ可能なスライスに設定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  11. ビデオ信号の符号化を行う画像符号化装置において、
    入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する符号化手段と、
    前記分割手段に前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する設定手段とを有し、
    前記設定手段は、前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方が、予め定められたピクチャ数ごとに周期的に変化するように設定することを特徴とする画像符号化装置。
  12. ビデオ信号の符号化を行う画像符号化装置において、
    入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する符号化手段と、
    前記分割手段に前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する設定手段とを有し、
    前記設定手段は、前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方が、予め定められたピクチャ数ごとに規則性をもって変化するように設定することを特徴とする画像符号化装置。
  13. ビデオ信号を符号化するための画像符号化方法であって、
    入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する工程と、
    分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する工程と、
    隣接するピクチャ間で前記スライスの境界が異なる位置となるように、前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する工程とを有することを特徴とする画像符号化方法。
  14. ビデオ信号を符号化するための画像符号化方法であって、
    入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する工程と、
    分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する符号化工程と、
    前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方が、予め定められたピクチャ数ごとに周期的に変化するように設定する工程とを有することを特徴とする画像符号化方法。
  15. ビデオ信号を符号化するための画像符号化方法であって、
    入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する工程と、
    分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する工程と、
    前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方が、予め定められたピクチャ数ごとに規則性をもって変化するように設定する工程とを有することを特徴とする画像符号化方法。
  16. 入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する工程と、
    分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する工程と、
    隣接するピクチャ間で前記スライスの境界が異なる位置となるように、前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方を設定する工程とを有する方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する工程と、
    分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する符号化工程と、
    前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方が、予め定められたピクチャ数ごとに周期的に変化するように設定する工程とを有する方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 入力されるビデオ信号に含まれる符号化対象のピクチャを、夫々が1以上のデータブロックから構成される複数のスライスに分割する工程と、
    分割されたスライスを単位として前記ビデオ信号を符号化する工程と、
    前記スライスの分割位置及び分割数の少なくとも一方が、予め定められたピクチャ数ごとに規則性をもって変化するように設定する工程とを有する方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 請求項16乃至18の何れか1項に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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