JP2007318552A - 位置管理システム、ネットワーク接続装置、位置管理装置及び位置管理方法 - Google Patents

位置管理システム、ネットワーク接続装置、位置管理装置及び位置管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットに接続している端末がどこからアクセスしているかの位置を管理する。
【解決手段】管理システム300のデータベース300aに、住所などの位置、MDF/FTM14の回線収容位置、IP−NW装置200の回線収容位置、及び、LAC201の論理回線番号と、これらの情報をリンクさせる情報を登録しておく。LAC201は、インターネット端末10からインターネットへの接続要求を受信すると、ユーザ識別情報と、接続要求を受信した論理回線番号を管理システム300へ通知する。管理システム300は、受信したユーザ識別情報と論理回線番号を対応付けてデータベース300aに書き込む。続いてLNS202は、IPアドレスを払い出し、ユーザ識別情報と、割り当てたIPアドレスとを管理システム300へ通知する。管理システム300は、ユーザ識別情報と対応づけて、IPアドレスの情報をデータベース300aに書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、位置管理システム、ネットワーク接続装置、位置管理装置及び位置管理方法に関する。
電話番号には、国番号、市外局番、市内局番などのエリアに対応する番号情報が含まれているため、従来、発信者番号通知サービスやコールバックシステムにより、指定された場所からのアクセスであることが把握可能であった(例えば、非特許文献1参照)。また、ISDN(Integrated Services Digital Network)や、アナログ回線を用いたIP(Internet Protocol)ネットワークへのダイヤルアップ接続では、発電話番号から接続元がどこのエリアにいるかを特定可能であった。
しかし、ダイヤルアップにより接続元の位置を特定することができても、ダイヤルアップ接続より先のネットワーク、すなわち、IPネットワークへ位置の情報を通知する機能はなかった。そのため、インターネット上で電話番号等から接続元の位置を特定する手段を適用することはできなかった。また、ダイヤルアップ以外のインターネット接続サービスにおいては、エリアと対応付けられたアドレス体系を使用しないないため、同様に接続元の位置を特定することはできなかった。
技術参考資料 第4分冊(レイヤ3回線交換付加サービス編) 第5版 第1部 INSネット特有の付加サービス、1. 発信者番号通知機能,[online],東日本電信電話株式会社,[平成18年2月16日検索]、インターネット<http://www.ntt-east.co.jp/ISDN/tech/spec/4.5pdf/4-1-01.pdf>
上述した従来技術によれば、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、光サービス等のブロードバンドインターネットアクセスでは、ナンバーディスプレイや、コールバックシステムで用いられる位置に関する情報を、主信号を用いて得ることはできなかった。また、インターネット網において使用されるIPのアドレス情報(IPアドレス)には地理的な位置に対応する情報が含まれていない。そのため、インターネットに接続している端末のIPアドレスとエリア情報とをマッピングすることはができなかった。つまり、電話局に設置されているMDF(Main Distributing Frame:主要配電盤)/DSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)等において接続元がどこにいるかの位置を特定することができても、それ以降の接続先、例えば、ISP(インターネットサービスプロバイダ)、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)、インターネット等に接続元の位置の情報を通知する機能は無かった。
このように、インターネット上では接続元の所在を示す位置情報が利用できないため、端末を利用してインターネット上に投稿した情報・記事はどこから発信されたか判断できず信頼性が低下してしまうおそれがある。また、電子商取引やインターネットオークションでは、そのユーザの位置が特定されない点を悪用した攻撃、詐欺等が多く発生している。そこで、ISDN/アナログ回線、ADSL/光回線などのアクセス回線の種別やアクセス方法にかかわらず、IPアドレスと位置情報の変換を行う等のリゾルブ機能をインターネット上のサイトへ提供することが望まれている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、インターネットに接続している端末がどこからアクセスしているかの地理的な位置を管理することができる位置管理システム、ネットワーク接続装置、位置管理装置及び位置管理方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムであって、前記ネットワーク接続装置は、前記接続元からのインターネットへの接続要求を受信する接続要求受信手段と、前記接続要求受信手段により受信した接続要求に対応してIPアドレスを割り当てるアドレス割当手段と、前記接続要求受信手段により受信した接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する通知手段とを備え、前記位置管理装置は、回線を特定する回線識別情報と、加入者側終端の地理的な位置を示す位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記ネットワーク接続装置から受信した回線識別情報と、IPアドレスの情報とを対応付けて前記記憶装置へ書き込む位置登録手段とを備える、ことを特徴とする位置管理システムである。
なお、上記において、ネットワーク接続装置は、図1におけるIP−NW装置200、LAC201、LNS202に対応し、位置管理装置は、図1における管理システム300及び照会システム301に対応する。
また、本発明は、上述する位置管理システムであって、前記位置管理装置は、IPアドレスの情報及び位置情報が設定された認証要求を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した認証要求からIPアドレスの情報を取得し、取得したIPアドレスの情報に対応して前記記憶手段に記憶されている位置情報と、該認証要求から取得した位置情報とを比較して認証を行った結果を出力する認証手段とをさらに備える、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する位置管理システムであって、前記受信手段は、インターネットを介して端末と接続されるサービス提供装置から認証要求を受信し、前記サービス提供装置は、前記端末のアドレス情報と、照会対象の位置情報とを認証要求に設定して前記位置管理装置へ送信する認証要求手段と、前記認証要求手段の送信した認証要求に対応して前記位置管理装置から受信した認証結果が成功を示している場合に、所定のサービスを前記端末へ提供するサービス提供手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述する位置管理システムであって、前記位置管理装置は、エリアの情報が設定されたアドレス問い合わせ要求を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したアドレス問い合わせ要求からエリアの情報を取得し、前記記憶手段を参照して、当該エリア内に属する位置を示す位置情報を特定し、特定した位置情報と対応する回線識別情報を特定し、この特定した回線識別情報に対応するIPアドレスの情報を取得して出力する出力手段とをさらに備える、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する位置管理システムであって、前記位置管理装置は、IPアドレスの情報が設定されたエリア問い合わせ要求を受信する受信手段と、前記受信手段により受信したエリア問い合わせ要求からIPアドレスの情報を取得し、前記記憶手段を参照して、当該IPアドレスに対応する回線識別情報を特定し、特定した回線識別情報に対応する位置情報を特定し、この特定した位置情報、または、特定した位置情報の示す位置が属するエリアの情報を出力する出力手段とをさらに備える、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する位置管理システムであって、前記受信手段は、インターネットを介して端末と接続される情報提供装置からエリア問い合わせ要求を受信し、前記情報提供装置は、前記端末のアドレス情報を設定したエリア問い合わせ要求を前記位置管理装置へ送信する問い合わせ手段と、前記問い合わせ手段の送信したエリア問い合わせに対応して前記位置管理装置から受信した位置情報またはエリアの情報に対応した情報を前記インターネット端末へ送信する情報提供手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述する位置管理システムであって、前記接続元は、電話回線を介して前記ネットワーク接続装置に接続され、前記ネットワーク接続装置は、前記電話回線に1対1に対応する物理回線により、前記接続元との間の信号を送受信するIPネットワーク装置と、前記IPネットワーク装置の備える物理回線と1対1に対応する論理回線により該IPネットワーク装置と接続され、前記接続元との間で用いられる通信プロトコルとインターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するアクセス装置とからなり、前記アクセス装置は、前記アドレス割当手段及び前記通知手段を備え、前記通知手段は、受信した接続要求が伝送された論理回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する、ことを特徴とする。
なお、上記において、アクセス装置は、図1におけるLAC201及びLNS202に対応する。
また、本発明は、インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムにおける前記ネットワーク接続装置であって、前記接続元からのインターネットへの接続要求を受信する接続要求受信手段と、前記接続要求受信手段により受信した接続要求に対応してIPアドレスを割り当てるアドレス割当手段と、前記接続要求受信手段により受信した接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する通知手段と、を備えることを特徴とするネットワーク接続装置である。
また、本発明は、上述するネットワーク接続装置であって、前記接続元とは電話回線を介して接続され、前記電話回線に1対1に対応する物理回線により、前記接続元との間の信号を送受信するIPネットワーク装置と、前記IPネットワーク装置の備える物理回線と1対1に対応する論理回線により該IPネットワーク装置と接続され、前記接続元との間で用いられる通信プロトコルとインターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するアクセス装置とからなり、前記アクセス装置は、前記アドレス割当手段及び前記通知手段を備え、前記通知手段は、受信した接続要求が伝送された論理回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する、ことを特徴とする。
また、本発明は、インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムにおける前記位置管理装置であって、回線を特定する回線識別情報と、加入者側終端の地理的な位置を示す位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、接続元からのインターネットへの接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、当該接続要求に対応して割り当てたIPアドレスの情報とを前記ネットワーク接続装置から受信し、受信した回線識別情報と、IPアドレスの情報とを対応付けて前記記憶装置へ書き込む位置登録手段と、を備えることを特徴とする位置管理装置である。
また、本発明は、インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムに用いられる位置管理方法であって、前記位置管理装置は、回線を特定する回線識別情報と、加入者側終端の地理的な位置を示す位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段を有しており、前記ネットワーク接続装置が、前記接続元からのインターネットへの接続要求を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信した接続要求に対応してIPアドレスを割り当てるアドレス割当ステップと、前記受信ステップにおいて受信した接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当ステップにおいて割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する通知ステップと、前記位置管理装置が、前記ネットワーク接続装置から受信した回線識別情報と、IPアドレスの情報とを対応付けて前記記憶装置へ書き込む位置登録ステップと、を有することを特徴とする位置管理方法である。
本発明によれば、接続元からのアクセス回線に対応した回線の情報と、ネットワーク接続装置が払い出すIPアドレスとを対応付けて管理することにより、接続元がどこに存在するかを示す位置情報をインターネット上で取得することができる。これにより、位置情報とIPアドレス情報から接続元の認証を行うシステムを実現することができる。また、ASP等においては、提供された情報がどこに位置する端末からのものであるかを把握し、利用することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による位置管理システムの構成を示す図である。ここでは、位置管理システムを正当なエリアにいるユーザからのアクセスであるかを照会するためのシステムとして使用している。
家庭内には、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム/ONU(Optical Network Unit)11、ISDN(Integrated Services Digital Network)ターミナルアダプタ12(以下、「ISDN−TA12」と記載)などのIP(Internet Protocol)終端装置が設置されており、ADSLモデム/ONU11、ISDN−TA12は、パーソナルコンピュータなどのインターネット端末10と接続されている。ADSLモデム/ONU11は、周波数帯等により信号を分離するスプリッタを介してメタル回線もしくは、光ファイバによりMDF(Main Distributing Frame;主要配電盤)/FTM(Fiber Termination Module)14に接続される。同様に、ISDN−TA12はメタル回線もしくは、光ファイバなどのISDN回線によりMDF/FTM14に接続される。なお、MDFはメタル回線を、FTMは光ファイバを収容する。
MDF/FTM14に収容されたアクセス回線は、スプリッタ13を介して、ASDL/光回線により、電話/ISDN交換機などの有線NW(ネットワーク)装置100と接続されている。メタル、光ファイバ等のアクセス回線は、それぞれユーザ宅内に引き込まれているため、MDF/FTM14におけるアクセス回線の収容位置(接続端子位置)により、どこからのアクセスであるかを把握することが可能である。すなわち、アクセス回線の収容位置は、どこに存在するインターネット端末10からの接続であるかの位置情報、つまり、IP終端装置の設置場所と対応させることができる。例えば、03-xxxx-xxxxユーザのメタル回線の収容位置は、その番号の電話の契約者の住所とリンクさせることができる。MDF/FTM14は、各アクセス回線の収容位置を示す収容位置情報を記憶するデータベース14aを備えている。
IP−NW装置200は、例えば、電話回線から分離されてきたxDSL(Digital Subscriber Line)回線を収容するDSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer:ディジタル加入者線多重化装置)や、SLT(Subscriber Line Terminal:光加入者線端局装置)である。IP−NW装置200は、MDF/FTM14における回線収容位置と1対1に対応した端子を当該装置内に備える。従って、IP−NW装置200における端子の収容位置は、どこに存在するインターネット端末10からの接続であるかの位置情報と対応させることができる。IP−NW装置200の備えるデータベース200aは、自身に接続されるADSL、光回線の収容位置が、MDF/FTM14における電話回線(メタル)、光回線(ファイバ)の収容位置に対応するかの回線収容情報を記憶する。
ATMとTCP/IPとのプロトコルを変換し、PPP(Point to Pointo Protocol)を終端するBAS(Broadband Access Server)は、地域データ網203を介して接続されるLAC(L2TP access concentrator)201及びLNS(L2TP network server)202からなり、各ISP網400へ接続を振り分ける。ここでは、ADSLモデム/ONU11とBASの間はATM(Asynchronous Transfer Mode)が使用され、BASからISP網400へはTCP/IPが使用される。
LAC201は、IP−NW装置200と論理回線で接続される。この論理回線であるVC(Virtual Circuit)のVCI(Virtual Channel Identifier)/VPI(Virtual Path Identifier)は、IP−NW装置200における電話回線、光回線の収容位置に1対1に対応している。従って、VCI及びVPIからなる論理回線番号も、どこに存在するインターネット端末10からの接続であるかの位置情報と対応させることができる。LAC201の備えるデータベース201aは、IP−NW装置200との間のVCの論理回線番号を示す論理回線情報を記憶する。
LNS202は、インターネット端末10にIPアドレスを払い出すとともに、管理システム300に払い出したIPアドレスを通知する。なお、LNS202は、ダイヤルアップユーザの認証を行うRADIUS(Remote Authentication Dial-In User Service)などの認証サーバ402へアクセスして、ISP(インターネットサービスプロバイダ)の正当な登録ユーザかどうかの認証を要求し、正しい登録ユーザであると認証された場合のみIPアドレスを払い出す。LNS202の備えるデータベース202aは、払い出したIPアドレスの情報を記憶する。
位置管理装置は、管理システム300と照会システム301からなる。管理システム300は、例えば1以上のサーバで構成することができ、IP−NW装置200、LAC201、LNS202と管理ネットワーク204を介して接続される。管理システム300には、IP−NW装置200、LAC201、LNS202の回線情報と対応させて、回線契約者(IP終端装置の利用者)の住所および利用場所を示す位置情報が登録されおり、IPアドレス払い出し情報を把握することで、IPアドレスと位置情報の対応関係を管理する。具体的には、管理システム300の備えるデータベース300aは、電話/光回線の契約者の住所を示す位置情報と、MDF/FTM14の回線収容位置を示す収容位置情報と、IP−NW装置200の回線収容位置の情報と、LAC201の論理回線番号を示す論理回線情報とをそれぞれリンクさせた情報を記憶する。さらに、データベース300aは、インターネット端末10のユーザ識別情報と、IPアドレスの情報と、回線識別情報とを対応付けた情報を記憶する。回線識別情報には、LAC201の論理回線番号を使用する。
照会システム301は、例えば1以上のサーバで構成することができ、管理システム300が保持するIPアドレスと位置情報が対になった一覧のデータを用いて、認証を行うシステムである。照会システム301は、ASPシステム401とインターネット403を介して接続され、ASPシステム401からIPアドレスと位置情報との対で照会がかけられた場合に、照会された情報が正しい場合は認証OKを、IPアドレスと位置情報との対応が異なる場合は認証NGを返す。
ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)が運営するASPシステム401は、インターネット端末10に各種サービスのサイトを提供する。ASPシステム401は、予め登録されたユーザの住所などを示す照会対象の位置の情報と、サイトにアクセスしたインターネット端末10のIPアドレスを元に照会システム301に対して照会をかけ、登録場所からアクセスされたか否かの応答を受信する。
次に、上述した位置管理システムの動作について説明する。
図2は、位置管理システムへの位置登録シーケンスを示す図である。
まず、管理システム300のデータベース300aに、電話/光回線の契約者の住所を示す位置情報、MDF/FTM14の回線収容位置の情報、IP−NW装置200の回線収容位置の情報、及び、LAC201の論理回線番号の情報を登録し、さらに、これらの情報をリンクさせる情報を登録する。このとき、電話/光回線の契約者の住所は手動で投入する。また、MDF/FTM14の回線収容位置の情報及びIP−NW装置200の回線収容位置は、手動で入力するか、IP−NW装置200の備えるデータベース200aの記憶する回線収容情報を自動で読み出して投入する。同様に、LAC201の論理回線番号は、手動で入力するか、LAC201の備えるデータベース201aの記憶する論理回線情報を自動で読み出して投入する。なお、工事や、運用中に論理回線等が変更された場合は、その都度、情報を更新する。
インターネット端末10が、インターネットへの接続要求を送信すると(ステップS1010)、ADSLモデム/ONU12は、予め内部に設定されているユーザ識別情報を読み出し、この読み出したユーザ識別情報を設定した接続要求を、PPPoE(PPP over Ethernet(登録商標))などにより送信する。ここでは、ユーザ識別情報は、「ユーザ名@サービス名」で記述される。インターネット端末10の送信した接続要求は、MDF/FTM14に収容されるアクセス回線により送信され、スプリッタ13により電話信号と分離されてIP−NW装置200へ送信される(ステップS1020)。IP−NW装置200は、受信した接続要求をLAC201へ送信する(ステップS1030)。
LAC201は、IP−NW装置200から接続要求を受信すると、位置登録要求を管理システム300へ送信する(ステップS1040)。位置登録要求には、受信した接続要求から抽出したユーザ識別情報と、当該接続要求を受信した論理回線の論理回線番号(VCI/VPI)を示す回線識別情報とが設定される。管理システム300は、受信した位置登録要求から抽出したユーザ識別情報及び回線識別情報を対応付けて、自身の備えるデータベース300aに書き込む(ステップS1050)。
続いてLAC201は、IP−NW装置200から受信した接続要求をLNS202に送信する(ステップS1060)。LNS202は、受信した接続要求からユーザ識別情報と、パスワードのなどの認証情報を抽出し、抽出したユーザ識別情報及び認証情報を設定した認証要求を認証サーバ402に送信する(ステップS1070)。認証サーバ402は、受信した接続要求からユーザ識別情報及び認証情報を抽出し、ユーザ識別情報が自身の備えるデータベースに登録されており、かつ、認証情報が正当であると判断した場合、正当なユーザとして認証する。認証サーバ402は、正当なユーザとして認証した場合にOKを返送する(ステップS1080)。
LNS202は、認証サーバ402からOKの通知を受信すると、データベース202aを参照して使用可能なIPアドレスを割り当てる(IPアドレスの払い出し)とともに、ユーザ識別情報と、割り当てたIPアドレスの情報とを設定したIPアドレス登録要求を管理システム300へ通知する(ステップS1090)。管理システム300は、IPアドレス登録要求からユーザ識別情報とIPアドレスを抽出し、データベース300a内に抽出したユーザ識別情報がすでに登録されていれば、このユーザ識別情報と対応づけて、割り当てたIPアドレスの情報を書き込む(ステップS1100)。また、LNS202が割り当てたIPアドレスの情報は、ADSLモデム/ONU12へ通知される。
図3は、エリア認証シーケンスを示す図である。
図2に示す位置登録シーケンスにより、インターネット端末10へIPアドレスが付与され、インターネット接続が開始された後、ユーザ操作等に基づき、インターネット端末10は、ISP網400を経由してASPシステム401へアクセスする。ここでは、ASPシステム401は、オークションや、電子商取引のサイトを提供しているものとする。
具体的には、インターネット端末10は、オークションサイトのURL(Universal Resource Locator)を用いてASPシステム401へ接続し、通信を行う(ステップS1210)。オークションサイトにアクセスしたら、ユーザは、インターネット端末10に表示されるログイン画面に自身のユーザ・パスワードを入力し、ASPシステム401に送信してサイトにログインし、続いて表示されるウェブ画面内のオークション登録ボタンをクリックする。これにより、オークション登録の要求がASPシステム401へ通知される。
ASPシステム401は、各登録ユーザのユーザ・パスワード、住所、などのユーザ情報を予め内部に保持しており、登録ユーザが商品を出品したり、取引をする処理を行う際に、ユーザ情報から登録場所の住所を取り出してエリア認証を行う。ASPシステム401は、インターネット端末10からオークション登録の要求を受信すると、内部に記憶しているユーザ情報から、ログイン時に受信したユーザ・パスワードに対応する住所(以下、「ユーザ登録住所」)の情報を読み出す。そして、読み出したユーザ登録住所に設置されたインターネット端末10から、オークションや電子商取引へアクセスがあったかどうかの認証を行うため、ASPシステム401は、ユーザ登録住所情報と、インターネット端末10のIPアドレス情報とを設定した認証要求を照会システム301に送信する(ステップS1220)。
照会システム301は、受信した認証要求から抽出したユーザ登録住所情報と、IPアドレス情報とを設定した照合要求を管理システム300へ送信する(ステップS1230)。管理システム300は、自身の保持するデータベース300aから、受信した照合要求から取得したIPアドレス情報に対応する回線識別情報を読み出し、この回線識別情報で示される論理回線番号に対応したIP−NW装置200の回線収容位置、MDF/FTM14の回線収容位置、電話/光回線の契約者の住所を示す位置情報を特定する。管理システム300は、特定した位置情報と、当該照合要求内のユーザ登録住所情報を比較し、これらの示す地理的な位置が一致した場合はOKを、一致しない場合にはNGを返送する(ステップS1240)。照会システム301は、管理システム300からOKを受信した場合は認証OKを、認証NGを受信した場合には認証NGをASPシステム401へ通知する(ステップS1250)。
ASPシステム401は、認証OKが返送されたか、認証NGが返送されたかを判断し(ステップS1260)、認証OKが返送された場合はオークション登録を許可し、「指定場所からのアクセスのため、商品を登録します」などのメッセージをインターネット端末10へ表示させ、オークションへの商品登録に必要な情報をインターネット端末10から受信して内部に登録する(ステップS1270)。一方、認証NGが返送された場合には、オークション登録を許可せず、「指定場所以外からの登録要求により、オークション登録できません」等のメッセージをインターネット端末10へ表示させる(ステップS1280)。
上記のように、ASPは、登録場所からアクセスされた認証がOKの場合のみ、サイトへのアクセスを許可する。その結果、偽りの場所からのアクセスによる出品や、ユーザ登録情報のスキミング、スヌーピングによる偽ユーザからのアクセスを制限できる。また、オークションサイトや、電子商取引のサイトで、どこの登録場所からの出品であるかの情報を提示することにより、従来のサービスと比較して、ユーザの安心度を向上させることができる。
なお、上記実施形態においては、LNS202においてIPアドレスを割り当てる場合を記載しているが、インターネット端末10またはIP終端装置が固定のIPアドレスを使用する場合、LNS202はIPアドレスの割り当てを行わずに、接続要求を送信したインターネット端末10またはIP終端装置から通知される固定のIPアドレスを回線識別情報と対応づけて管理システム300に通知すればよい。
<第2の実施形態>
本実施形態では、位置管理システムを、位置−アドレス変換システムとして使用する。すなわち、第1の実施形態では、照会システム301は、IPアドレスと照合する住所とを受信して認証OK/NGを返送しているが、本実施形態においては、IPアドレスにより問い合わせを受けた場合にはインターネット端末10のエリア情報を提供し、エリア情報により問い合わせを受けた場合にはIPアドレス情報を提供する。
図4は、第2の実施形態による位置管理システムの動作概要を示す図であり、図1のIP−NW装置200とLAC201を併せて有線NW(ネットワーク)装置101としている。
まず、位置管理システムは、図2に示す位置登録シーケンスを実行する。すなわち、回線情報の取得段階では、有線NW装置101から管理システム300へ回線情報を通知してデータベース300aに位置情報と対応付けて記憶しておき(ステップS1310)、IPアドレスの取得段階では、LNS202が払い出したIPアドレスの情報と回線識別情報を通知して、管理システム300への登録を行う(ステップS1320)。位置登録シーケンスの終了後、照会システム301は、管理システム300に問い合わせることにより、位置情報とIPアドレスとをマッピングした情報を出力する(ステップS1330)。
例えば、照会システム301が、当該装置と任意のネットワークに接続される図示しない端末装置から、IPアドレスの情報を設定したエリア問い合わせ要求を受信すると、管理システム300に受信したエリア問い合わせ要求を転送する。管理システム300は、受信したエリア問い合わせ要求からIPアドレスを取得し、自身の備えるデータベース300aを参照して、取得したIPアドレスの情報に対応する回線識別情報を読み出し、さらに、この読み出した回線識別情報で示される論理回線番号に対応する位置情報を読み出す。管理システム300は、読み出した位置情報を照会システム301へ送信する。照会システム301は、受信した位置情報で示される住所が属するエリアの情報を、エリア問い合わせ要求送信元の端末装置へ返送する。端末装置は、照会システム301から受信したエリアの情報を出力する。なお、照会システム301は、エリアの情報の代わりに、受信した位置情報をエリア問い合わせ要求の送信元へ返送してもよい。
また、照会システム301が、当該装置と任意のネットワークに接続される図示しない端末装置から、エリアの情報を設定したアドレス問い合わせ要求を受信すると、管理システム300に受信したアドレス問い合わせ要求を転送する。管理システム300は、問い合わせ要求からエリアの情報を取得すると、自身の備えるデータベース300aを参照して、当該エリアに属する住所を示す位置情報を特定し、特定した位置情報に対応する論理回線番号を読み出す。そして、この論理回線番号を回線識別情報として持つIPアドレスの情報をデータベース300aから読み出して返送する。照会システム301は、受信したIPアドレスの情報を問い合わせ要求送信元の端末装置へ返送する。端末装置は、受信したIPアドレスの情報を出力する。
なお、アドレス問い合わせ要求には、エリアの情報の代わりに位置情報を設定してもよい。管理システム300は、アドレス問い合わせ要求から取得した位置情報に対応する論理回線番号を読み出し、この論理回線番号を回線識別情報として持つIPアドレスの情報を読み出して返送する。
なお、エリア問い合わせ要求、アドレス問い合わせ要求は照会システム301の備えるキーボードなどの入力手段から入力することでもよい。この場合、問い合わせ結果は、照会システム301の備えるディスプレイやプリンタなどへ出力される。
図4においては、照会システム301は、エリア問い合わせ要求によりIPアドレス「192.168.0.1」を受信した場合、このIPアドレスに対応するエリアの情報「042259エリア[武蔵野市緑町]」を出力している。また、アドレス問い合わせ要求によりエリアを特定する情報「042259」を受信した場合、この受信した情報で示されるエリアに存在するIP終端装置のIPアドレス「192.168.0.1」、「192.168.0.2」を出力している。
<第3の実施形態>
本実施形態では、第2の実施形態と同様の位置管理システムを使用する。本実施形態では、ASPが照会システム301へIPアドレスの情報を送信して、インターネット端末10が属する位置情報を取得し、取得した位置情報を利用した各種情報をインターネット端末10へ提供する。
図5は、第3の実施形態による位置管理システムの動作概要を示す図である。まず、位置管理システムは、図2に示す位置登録シーケンスを実行する。すなわち、回線情報の取得段階では、有線NW装置101から管理システム300へ回線情報を通知してデータベース300aに位置情報と対応付けて記憶しておき(ステップS1410)、IPアドレスの取得段階では、LNS202が払い出したIPアドレスの情報と回線識別情報を通知して、管理システム300への登録を行う(ステップS1420)。位置登録シーケンスの終了後、照会システム301は、ASPシステム401から受信したIPアドレスとマッピングされる位置情報を管理システム300から読み出して返送する。ASPシステム401は、受信した位置情報に依存する情報をインターネット端末10へ送信する(ステップS1430)。
図6は、インターネット端末10への位置依存情報提供シーケンスを示す図である。
利用者がインターネット端末10により、ASPが提供するサイトのホームページ(HP)へアクセスした場合(ステップS1510)、ASPシステム401は、アクセス要求に設定されているインターネット端末10のIPアドレスの情報を入手し、このIPアドレスの情報を設定した位置問い合わせ要求を照会システム301に送信する(ステップS1520)。
照会システム301は、受信した位置問い合わせ要求を管理システム300へ転送する。管理システム300は、受信した位置問い合わせ要求からIPアドレスを取得し、自身の備えるデータベース300aを参照して、取得したIPアドレスの情報に対応する回線識別情報を読み出し、さらに、この読み出した回線識別情報で示される論理回線番号に対応する位置情報を読み出す。管理システム300は、読み出した位置情報を照会システム301へ返送し、照会システム301は、受信した位置情報を、問い合わせ要求送信元のASPシステム401へ転送する(ステップS1530)。ASPシステム401は、受信した位置情報に応じた情報、例えば、位置情報により示される住所が属する地域に限定して送信する広告や天気予報の情報などのHPをインターネット端末10へ表示させる(ステップS1540)。
なお、照会システム301は、位置情報の代わりに、位置情報で示される住所が属するエリアの情報を返送してよい。この場合、ASPシステム401は、返送されたエリアの情報に応じた情報をインターネット端末10へ表示させる。
上記実施形態によれば、IP終端装置からのアクセス回線に対応した回線の情報と、LNS202が払い出すIPアドレスとを対応付けて管理システム300で管理することにより、インターネット端末10がどこにいるかを示す位置情報をインターネット上で取得することができる。これにより、位置情報とIPアドレス情報から認証を行うシステムを実現することができる。また、ASP等においては、提供された情報がどのエリア(位置)にいるインターネット端末10からのものであるかを照会システム301に問い合わせることにより把握し、利用することが可能となる。
なお、IP−NW装置200、LAC201、LNS202、管理システム300、照会システム301、ASPシステム401、認証サーバ402は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述したIP−NW装置200、LAC201、LNS202、管理システム300、照会システム301、ASPシステム401、認証サーバ402における図2〜図6に示す動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明の第1の実施形態による位置管理システムの構成を示す図である。 第1の実施形態による位置登録シーケンスを示す図である。 第1の実施形態によるエリア認証シーケンスを示す図である。 第2の実施形態による位置管理システムの動作概要を示す図である。 第3の実施形態による位置管理システムの動作概要を示す図である。 第3の実施形態によるインターネット端末への位置依存情報提供シーケンスを示す図である。
符号の説明
10…インターネット端末
11…ISDN−TA(IP終端装置)
12…ADSLモデム/ONU(IP終端装置)
13…スプリッタ
14…MDF/FTM
100、101…有線NW装置
200…IP−NW装置
200a、201a、202a、300a…データベース
201…LAN
202…LNC
203…地域データ網
204…管理ネットワーク
300…管理システム
301…照会システム
400…ISP網
401…ASPシステム
402…認証サーバ
403…インターネット

Claims (11)

  1. インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムであって、
    前記ネットワーク接続装置は、
    前記接続元からのインターネットへの接続要求を受信する接続要求受信手段と、
    前記接続要求受信手段により受信した接続要求に対応してIPアドレスを割り当てるアドレス割当手段と、
    前記接続要求受信手段により受信した接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する通知手段とを備え、
    前記位置管理装置は、
    回線を特定する回線識別情報と、加入者側終端の地理的な位置を示す位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記ネットワーク接続装置から受信した回線識別情報と、IPアドレスの情報とを対応付けて前記記憶装置へ書き込む位置登録手段とを備える、
    ことを特徴とする位置管理システム。
  2. 前記位置管理装置は、
    IPアドレスの情報及び位置情報が設定された認証要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した認証要求からIPアドレスの情報を取得し、取得したIPアドレスの情報に対応して前記記憶手段に記憶されている位置情報と、該認証要求から取得した位置情報とを比較して認証を行った結果を出力する認証手段とをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置管理システム。
  3. 前記受信手段は、インターネットを介して端末と接続されるサービス提供装置から認証要求を受信し、
    前記サービス提供装置は、
    前記端末のアドレス情報と、照会対象の位置情報とを認証要求に設定して前記位置管理装置へ送信する認証要求手段と、
    前記認証要求手段の送信した認証要求に対応して前記位置管理装置から受信した認証結果が成功を示している場合に、所定のサービスを前記端末へ提供するサービス提供手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の位置管理システム。
  4. 前記位置管理装置は、
    エリアの情報が設定されたアドレス問い合わせ要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したアドレス問い合わせ要求からエリアの情報を取得し、前記記憶手段を参照して、当該エリア内に属する位置を示す位置情報を特定し、特定した位置情報と対応する回線識別情報を特定し、この特定した回線識別情報に対応するIPアドレスの情報を取得して出力する出力手段とをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置管理システム。
  5. 前記位置管理装置は、
    IPアドレスの情報が設定されたエリア問い合わせ要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したエリア問い合わせ要求からIPアドレスの情報を取得し、前記記憶手段を参照して、当該IPアドレスに対応する回線識別情報を特定し、特定した回線識別情報に対応する位置情報を特定し、この特定した位置情報、または、特定した位置情報の示す位置が属するエリアの情報を出力する出力手段とをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置管理システム。
  6. 前記受信手段は、インターネットを介して端末と接続される情報提供装置からエリア問い合わせ要求を受信し、
    前記情報提供装置は、
    前記端末のアドレス情報を設定したエリア問い合わせ要求を前記位置管理装置へ送信する問い合わせ手段と、
    前記問い合わせ手段の送信したエリア問い合わせに対応して前記位置管理装置から受信した位置情報またはエリアの情報に対応した情報を前記インターネット端末へ送信する情報提供手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の位置管理システム。
  7. 前記接続元は、電話回線を介して前記ネットワーク接続装置に接続され、
    前記ネットワーク接続装置は、
    前記電話回線に1対1に対応する物理回線により、前記接続元との間の信号を送受信するIPネットワーク装置と、
    前記IPネットワーク装置の備える物理回線と1対1に対応する論理回線により該IPネットワーク装置と接続され、前記接続元との間で用いられる通信プロトコルとインターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するアクセス装置とからなり、
    前記アクセス装置は、前記アドレス割当手段及び前記通知手段を備え、
    前記通知手段は、受信した接続要求が伝送された論理回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの項に記載の位置管理システム。
  8. インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムにおける前記ネットワーク接続装置であって、
    前記接続元からのインターネットへの接続要求を受信する接続要求受信手段と、
    前記接続要求受信手段により受信した接続要求に対応してIPアドレスを割り当てるアドレス割当手段と、
    前記接続要求受信手段により受信した接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とするネットワーク接続装置。
  9. 前記接続元とは電話回線を介して接続され、
    前記電話回線に1対1に対応する物理回線により、前記接続元との間の信号を送受信するIPネットワーク装置と、
    前記IPネットワーク装置の備える物理回線と1対1に対応する論理回線により該IPネットワーク装置と接続され、前記接続元との間で用いられる通信プロトコルとインターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するアクセス装置とからなり、
    前記アクセス装置は、前記アドレス割当手段及び前記通知手段を備え、
    前記通知手段は、受信した接続要求が伝送された論理回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当手段が割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のネットワーク接続装置。
  10. インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムにおける前記位置管理装置であって、
    回線を特定する回線識別情報と、加入者側終端の地理的な位置を示す位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    接続元からのインターネットへの接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、当該接続要求に対応して割り当てたIPアドレスの情報とを前記ネットワーク接続装置から受信し、受信した回線識別情報と、IPアドレスの情報とを対応付けて前記記憶装置へ書き込む位置登録手段と、
    を備えることを特徴とする位置管理装置。
  11. インターネットの接続元からのアクセスを多重化し、当該接続元との間で用いられる通信プロトコルと、インターネットとの間で用いられる通信プロトコルとを相互に変換するネットワーク接続装置と、インターネットにアクセスしている接続元の位置情報を管理する位置管理装置とを有する位置管理システムに用いられる位置管理方法であって、
    前記位置管理装置は、
    回線を特定する回線識別情報と、加入者側終端の地理的な位置を示す位置情報とを対応付けて記憶する記憶手段を有しており、
    前記ネットワーク接続装置が、
    前記接続元からのインターネットへの接続要求を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した接続要求に対応してIPアドレスを割り当てるアドレス割当ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した接続要求が伝送された回線を特定する回線識別情報と、前記アドレス割当ステップにおいて割り当てたIPアドレスの情報とを前記位置管理装置へ通知する通知ステップと、
    前記位置管理装置が、
    前記ネットワーク接続装置から受信した回線識別情報と、IPアドレスの情報とを対応付けて前記記憶装置へ書き込む位置登録ステップと、
    を有することを特徴とする位置管理方法。

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