JP2007318428A - 記録再生装置 - Google Patents

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Koji Ishii
宏治 石井
Jun Ishikawa
潤 石川
Yoshihiro Iko
吉広 伊香
Keisuke Sonehara
啓介 曽根原
Yoshio Yamashita
善雄 山下
Yuji Mogi
祐治 茂木
Shuji Kubo
修二 久保
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Kenwood KK
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Abstract

【課題】ユーザーに対して未再生番組の視聴を一層効果的に促すことができる記録再生装置を提供すること。
【解決手段】記録手段160に複数の番組データを記録するとともにこの記録手段160に記録された番組データを再生部となるテレビ部140に再生するHDレコーダ100において、記録手段160に記録されている番組データの中の過去に再生されたことのない未再生番組データ160Aを、テレビ部140の受信設定の無い未使用チャンネルに出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録再生装置に関するものである。
VHSビデオテープ等のテープ媒体を用いたTV番組の記録再生装置に替わって、近年、ハードディスク、DVD等の大容量かつランダムサクセスが可能な記録媒体を用いた記録再生装置が普及しつつある。かかる記録媒体を用いることにより、必要な番組だけを録画するのではなく、番組の内容に拘らず、まとめて複数の番組を録画し、後で、録画した番組の中から、視聴したい番組を選んで再生することが可能となる。
しかしながら一方で、録画する番組が多くなると、録画したきり一度も再生されない番組(未再生番組)が発生するという問題があった。係る問題に鑑み、特開2002−100158においては、未再生番組が、ユーザー(視聴者)が設定した条件に合致した場合に、未再生番組が在ることを示すメッセージをTV画面に表示することが提案されている。
特開2002−100158号公報
しかしながら、メッセージが表示された場合、ユーザーは、その内容を確認するために再生操作を行なわなければならず面倒である。そのため、ユーザーは改めて再生操作を行なうには至らず、未再生番組が残り続けてしまい、ついには記録媒体の記録容量が不足してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上術の問題を解決するため、ユーザーに対して未再生番組の視聴を一層効果的に促すことができる記録再生装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の録画再生装置は、記録手段に複数の番組データを記録するとともにこの記録手段に記録された番組データを再生部に再生する記録再生装置において、記録手段に記録されている番組データの中の過去に再生されたことのない未再生番組データを、再生部の受信設定の無い未使用チャンネルに出力することとする。
また、他の発明は、上述の発明に加え、未使用チャンネルが選択され、未再生番組データが再生されているときに、この未再生番組データを消去する未再生番組データ消去手段を備えることとする。
また、他の発明は、上述の発明に加え、未再生番組データを最後まで再生した後に、この再生された未再生番組データを他の記録手段にダビングするかしないかをたずねるダビング確認手段と、再生された未再生番組データを他の記録手段に記録するダビング手段と
を備えることとする。
また、他の発明は、上述の発明に加え、未再生番組データを過去に再生されたことのある既再生番組データにデータの種別を変更するデータ種別変更手段を備えることとする。
また、他の発明は、上述の発明に加え、未使用チャンネルの選択を検出する未使用チャンル選択検知手段と、未使用チャンネルが選択されてからの時間を計時する計時手段とを備え、データ種別変更手段は、未使用チャンネルが継続して選択された場合に、この継続時間中に未使用チャンネルに再生されている未再生番組データのデータ量が所定量以上、または所定量を超えた場合に、未再生番組データのデータ種別を、既再生番組データに変更することとする。
上述の課題を解決するため、本発明の録画再生装置は、記録手段に複数の番組データを記録するとともにこの記録手段に記録された番組データを再生部に再生する記録再生装置において、再生部における受信設定の無い未使用チャンネルに、記録手段に記録されている過去に再生されたことのない未再生番組データに関する情報が示される未再生番組情報表の情報表示データを出力することとする。
上述の課題を解決するため、本発明の録画再生方法は、記録手段に複数の番組データを記録するとともにこの記録手段に記録された番組データを再生部に再生する記録再生方法において、記録手段に記録されている番組データの中の過去に再生されたことのない未再生番組データを、再生部の受信設定の無い未使用チャンネルに出力することとする。
本発明の録画再生装置によれば、ユーザーに対して未再生番組の視聴を効果的に促すことができる。
以下に、図1を参照しながら、本発明に係る記録再生装置であるハードディスクレコーダ(以下、HDレコーダという)100の構成を説明する。先ず、HDレコーダ100の構成の概略とその動作を説明する。
本実施の形態で示すHDレコーダ100は、テレビ受像機が一体に構成されたいわゆるハードディスクドライブ内蔵型テレビとして構成されている。図1は、HDレコーダ100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係るHDレコーダ100は、CPU(Central Processing Unit)により構成される制御部110を備えている。制御部110は、システムバス111を介して、チューナ部120、電子番組表(以下、EPG(Electronic Program Guid)と記載する。)処理部130、再生部としてのテレビ部140、操作部150、ハードディスクを記録媒体とする記録手段としての記録部160およびDVDを記録媒体とする他の記録手段としての記録部161、出力チャンネル切替部170等と接続されている。そして、制御部110は、この制御部110に内蔵されたROM(Read Only Memory、図示省略)に予め格納してある制御プログラムに従い、HDレコーダ100の動作制御を行う。
チューナ部120は、アンテナ部112に接続され、このアンテナ部112は、例えば、放送基地Kから発信された番組データを電波信号として受信する。また、このアンテナ部112では、番組データの電波の隙間を使ってテレビ放送局等から配信されるテレビの番組表であるいわゆるEPGのデータについても電波信号として受信する。そして、チューナ部120を介して番組データとともに、EPG処理部130に出力する。EPG処理部130は、チューナ部120で受信された番組データおよびEPGデータについて分離を行う。
テレビ受像機としてのテレビ部140は、チューナ部120で受信された電波の周波数の中から希望する番組の電波を選択しテレビ部140に入力させるチャンネル選択部141およびモニタ部142等を備える。なお、モニタ部142は、いわゆるブラウン管モニタの他、液晶ディスプレイあるいはプラズマディスプレイ等により構成することができる。
EPG処理部130から出力された番組データは、操作部150に備えられる録画スイッチ150aを操作することにより、モニタ部142に番組映像として表示されることに替えて、あるいは、モニタ部142に表示されるのに併せて記録部160に記録される。すなわち、録画される。
操作部150は、HDレコーダ100を利用するユーザーが操作するために必要な操作スイッチが備えられている。操作部150には、前述した録画スイッチ150aの他、記録部160に記録された番組データをモニタ部142に再生する再生スイッチ150b、再生位置戻し手段となる再生位置戻しスイッチ150c、未再生番組データ消去手段となる未再生番組データ消去スイッチ150d、ダビング手段となるダビングスイッチ150e、データ種別変更スイッチ150f、情報内容選択手段となる表示内容選択スイッチ150g等が備えられている。
ユーザーにより必要な操作スイッチが操作されると、操作された操作スイッチに対応した制御信号が制御部110に送出される。制御部110は、この制御信号を受けて、制御信号の内容に対応した処理を実行する。なお、操作部150は、HDレコーダ100に一体に設ける他、この操作部150をHDレコーダ100とは別体にし、いわゆるリモコン機として、HDレコーダ100を遠隔操作する構成としてもよい。
なお、操作部150をリモコン機として構成する場合には、操作部150にテレビ部140のチャンネル選択部141を操作するチャンネル選択部141Aを備える構成としてもよい。このように構成することにより、リモコン機として構成される操作部150によりチャンネルの選択を遠隔にて行うことができる。
記録部160には、チューナ部120で受信された番組データのうち、録画スイッチ150aにより記録部160への記録が行われた番組データが記録されている。記録部160に記録されている番組データは、未再生番組データ160A、または既再生番組データ160Bとして記録されている。そして、未再生番組データ160A、または既再生番組データ160Bの中から、再生を希望する番組データを再生スイッチ150bにより選択してオン操作することにより、モニタ部142に選択された番組映像が再生される。未再生番組データ160Aと既再生番組データ160Bの内容については後述する。
出力チャネル切替部170は、記録部160からテレビ部140に出力される番組データを、再生用に割り振られた再生用チャンネル、または後述する未使用チャンネルのいずれか一方に対して選択的に出力するように切り替えるもので、再生スイッチ150bの操作に連動して動作する。再生スイッチ150bがオン操作されたときには、記録部160の番組データを再生用チャンネルに出力する。これに対し、再生スイッチ150bがオフの状態においては、記録部160の番組データを未使用チャンネルに出力する。
未使用チャンネルとは、テレビ放送局において、番組を配信するための周波数設定をしていないチャンネルのことを言う。すなわち、テレビ部140のチャンネル選択部141において、この未使用チャンネルを選択しても、テレビ放送局からの映像信号の入力がないため、通常の場合、モニタ部142の画面は、例えば、いわゆるブリザード画面となったり、あるいは、何の映像もない画面となる。本実施の形態では、上述するように、この未使用チャンネルを記録部160の未再生番組データ160Aの再生に使用する。
HDレコーダ100の構成は、概略、上述のようになっている。次に、HDレコーダ100の構成の細部とその動作について説明する。
制御部110は、記録部160に記録されている未再生番組データ160Aおよび既再生番組データ160Bを管理する記録データ管理部110aを有する。この記録データ管理部110aは、記録部160に記録されている番組データについて、一度も再生されたことがないか、あるいは、再生されたとしても、データ量の所定量以下、または未満しか再生されたことのない番組データを、再生されたことのない番組データとしてみなし、未再生番組データ160Aとして管理している。すなわち、未再生番組データ160Aは、過去に再生されたことのない番組データの種別として管理されている。この未再生番組データ160Aは、未再生の番組データが1つだけしかないときは、1つの番組データを有し、未再生の番組データが複数あるときは、複数の番組データを有する。以下の説明において、単に未再生番組データ160Aと記載するときは、基本的に未再生の個々の番組データを言うものとする。なお、チューナ部120で受信された番組データが、録画スイッチ150aにより記録部160に最初に記録される際には、未再生番組データ160Aとして記録部160に記録される。
一方、過去に未再生番組データ160Aが、そのデータ量の所定量以上または所定量を超える量を再生された場合には、この未再生番組データ160Aは、再生されたものとみなし、既再生番組データ160Bとして管理している。すなわち、既再生番組データ160Bは、過去に再生されたことのある番組データの種別として管理されている。この既再生番組データ160Bは、既再生の番組データが1つだけしかないときは、1つの番組データを有し、既再生の番組データが複数あるときは、複数の番組データを有する。この既再生番組データ160Bについても、以下の説明において、単に既再生番組データ160Bと記載するときは、基本的に既再生の個々の番組データを言うものとする。
未再生番組データが再生されたとみなすかみなさいかのデータの所定量としては、例えば、1/3とする。すなわち、1/3以上または1/3を超えるデータが再生されたことのある未再生番組データについては、既再生番組データ160Bとみなし、再生されたデータ量が1/3以下、または1/3に満たない場合には、未再生番組データ160Aとみなす。なお、番組データが再生されたとみなすかみなさいかの所定量としては、1/3に限らず、1/4、あるいは2/3等、番組の内容が把握できる程度等を鑑みて決める適宜の値とすることができる。
制御部110は、再生スイッチ150bの操作状態を受けて、出力チャンネル切替部170の動作を制御する出力チャンネル切替制御部110bを有する。再生スイッチ150bがオフの状態、すなわちユーザーにより再生操作が行われない状態では、出力チャンネル切替制御部110bは、出力チャンネル切替部170を未使用チャネル側に切り替える。そして、制御部110は、再生記録データ管理部110aの管理内容に基づき、未再生番組データ160Aを、テレビ部140の未使用チャンネルに対して出力する。したがって、ユーザーがチャンネル選択部141において未使用チャンネルを選択すると、この未使用チャンネルに未再生番組データ160Aがモニタ部142の画面に映像として再生されていることになる。そのため、ユーザーに対し、未再生番組データ160Aの視聴が促されることになる。すなわち、未再生番組データ160Aが在ることをメッセージとして表示することに比べて、実際に未再生番組データ160Aをモニタ部142に映像として表示することにより、未再生番組データ160Aの視聴が効果的に促される。また、未使用チャンネルに未再生番組データ160Aをモニタ部142に映像として表示することにより、ユーザーは、表示されている映像をテレビ放送局が放映している番組として認識し、そのまま視聴が継続されることが期待でき、結果として視聴が促されることにもなる。
記録データ管理部110aは、未再生番組データ160Aに含まれる個々の番組データについての記録日時についても管理している。したがって、制御部110に対して、予め、未再生番組データ160Aを未使用チャンネルに再生する順番を、番組データの記録日時の古いもの順、あるいは新しいもの順、またはランダム等、適宜に設定しておくことにより、制御部110は、記録日時に関する管理情報に基づき、未再生番組データ160Aを設定した順番で、未使用チャンネルに出力する。
制御部110は、テレビ部140のチャンネル選択部141において選択されているチャンネルを判断する未使用チャンネル選択検出手段ともなる選択チャンネル判断部110cを有する。この選択チャンネル判断部110cは、未使用チャンネルが選択されていると、未使用チャンネルによって未再生番組データ160Aが再生されていると言う信号を制御部110に送信する。
制御部110は、未使用チャンネルが選択され、未再生番組データ160Aがモニタ部142に再生されている状態で、操作部150の再生位置戻しスイッチ150cがオン操作された場合には、この未使用チャンネルで再生中の未再生番組データ160Aの番組を最初から再生する。
すなわち、制御部110は、チャンネル選択部141において未使用チャンネルが選択されていると選択チャンネル判断部110bが判断し、再生位置戻しスイッチ150cがオン操作されたと判断した場合には、再生されている未再生番組データ160Aを最初から再生する。つまり、未再生番組データ160Aが、例えば、A、B、C、Dの4つの番組のデータであり、現在再生している番組データが、Bである場合には、B番組の最初に戻り、B番組の番組データの再生を行なう。
このような構成とすることにより、ユーザーがチャンネル選択部142において未使用チャンネルを選択したとき、再生されている未再生番組データ160Aの番組が途中である場合に、この番組を最初から観たいと思ったときは、再生位置戻しスイッチ150cをオン操作することにより、この番組を最初から再生することができる。
ユーザーが、既再生番組データ160B、あるいは未再生番組データ160Aの中の任意の番組データを視聴したと考えた場合には、操作部150の再生スイッチ150bをオン操作する。この再生スイッチ150bのオン操作を受けて、出力チャンネル切替制御部110bは、出力チャンネル切替部170の出力チャンネルを再生設定チャンネルに切り替える。すなわち、ユーザーがチャンネル選択部141において、再生設定チャンネルを選択し、記録部160の中から再生を希望する番組データを指定して、再生スイッチ150bをオン操作することにより、出力チャンネル切替部170の出力チャンネルが再生設定チャンネルに切り替わり、モニタ部142には指定された番組映像が再生される。
制御部110は、未再生番組データ160Aの番組データを個別に消去する未再生番組データ消去手段となる未再生番組データ消去制御部110dを有する。制御部110は、未使用チャンネルが選択され、未再生番組データ160Aがモニタ部142に再生されている状態で、操作部150の未再生番組データ消去スイッチ150dがオン操作された場合には、未再生番組データ消去制御部110cにより再生中の未再生番組データ160Aの番組データを消去する。
すなわち、制御部110は、チャンネル選択部141において未使用チャンネルが選択されていると選択チャンネル判断部110bが判断された状態で、未再生番組データ消去制御部110dにおいて未再生番組データ消去スイッチ150dがオン操作されたと判断した場合には、再生されている未再生番組データ160Aの番組データを消去する。
このような構成とすることにより、ユーザーがチャンネル選択部141において未使用チャンネルを選択し、再生されている未再生番組データ160Aの番組を視聴した際、この未再生番組データが不要のものであると考える場合に、未再生番組データ消去スイッチ150dをオン操作するという簡単な操作により、再生中の番組データを消去することができる。
制御部110は、未使用チャンネルにおいて再生されている未再生番組データ160Aの番組データの再生位置を判断する再生位置判断部110eと、ユーザーに各種の所定のメッセージ表示を行う表示制御部110f、さらに、記録部160に記録されている番組データを記録部161にダビングするダビング手段となるダビング制御部110hを有する。制御部110は、未使用チャンネルが選択され、未再生番組データ160Aがモニタ部142に再生され、再生されている番組データが最後まで再生されたと再生位置判断部110eにおいて判断された場合には、表示制御部110fによりモニタ部142に、再生が最後まで行われた未再生番組データ160Aの番組データの消去をするかしないかをたずねるメッセージと、この番組データを記録部161にダビングするかどうかをたずねるメッセージを表示する。このメッセージを受けて、ユーザーが、未再生番組データ消去スイッチ150dをオン操作すると、これを受けて、未再生番組データ消去制御部110dが、再生を終わった未再生番組データ160Aの番組データの消去を行う。ここで、再生位置判断部110eと表示制御部110fが消去確認手段を構成している。
このように再生を終了した再生番組データ160Aの番組データの消去を促す表示を行うことにより、視聴済みの番組データが記録部160に蓄積され、記録容量を増やしてしまうことを防ぐことができる。
これに対し、操作部150のダビングスイッチ150eがオン操作された場合には、これを受けて、ダビング制御部110hが、再生を終わった未再生番組データ160Aの番組データを記録部161にダビングする。
このように表示制御部110fが、再生を終了した未再生番組データ160Aの番組データのダビングを促す表示をモニタ部142に行うことにより、視聴された番組データが保存する必要がある場合に、記録部161に記録することにより、保存が確実なものとなる。また、記録部161はDVDであるので、容易に携帯できる番組データとして保存することができる。このように、表示制御部110fがダビング確認手段ともなる。なお、制御部110は、記録部160に記録されている番組データを記録部161にダビングした後、表示制御部110fにより、モニタ部142に、ダビングがされた未再生番組データ160Aの番組データの消去をするかしないかをたずねるメッセージを表示するようにしてもよい。このメッセージを受けて、ユーザーが、未再生番組データ消去スイッチ150dをオン操作すると、これを受けて、未再生番組データ消去制御部110dが、ダビングを終わった未再生番組データ160Aの消去を行う。
このように再生とダビングが終了した未再生番組データ160Aの番組データの消去を促す表示を行うことにより、視聴済みでかつダビングが終了した番組データが記録部160に蓄積され、記録容量を増やしてしまうことを防ぐことができる。
制御部110は、未使用チャンネルが選択されている時間を判断する未使用チャンネル選択時間判断部110g、および未再生番組データ160Aの番組データを個別に既再生番組データに変更するデータ種別変更制御部110iを有する。制御部110は、計時手段ともなる未使用チャンネル選択時間判断部110gによって、未使用チャンネルが所定時間、例えば、継続して15分間以上選択され、かつ、選択された期間中に未再生番組データ160Aが、このデータ量の所定量(例えば、1/3)以上または所定量を超える量が再生されたと判断した場合には、この未再生番組データ160Aを、データ種別変更制御部110iにより、既再生番組データ160Bのデータ種別へと変更する。この判断をするための継続時間は、15分間以上に限らず、10分以上あるいは5分以上としてもよい。
また、未使用チャンネル選択時間判断部110gでは、選択されている時間を計時する替わりに、未使用チャンネルが選択されたことのみを判断し、選択された期間内に、再生されている未再生番組データ160Aが、どの位のデータ量を再生されたかを制御部110が判断するようにしてもよい。そして、再生されたデータ量が所定量以上または所定量を超える量が再生されたと判断した場合には、この未再生番組データ160Aを、データ種別変更制御部110iにより、既再生番組データ160Bのデータ種別へと変更するようにしてもよい。なお、未使用チャンネルが選択されたことの判断は、選択チャンネル判断部110cにおいて行なってもよい。所定量は、上述したように、1/3に限らず、1/4、あるいは2/3等、番組の内容が把握できる程度等を鑑みて決める適宜の値とすることができる。
また、未使用チャンネルが選択された後の未再生番組データ160Aの再生量については判断することなく、所定時間以上、例えば、15分間以上未使用チャンネルが継続して選択されたかどうかのみを判断し、15分間以上継続して選択されたと判断した場合には、この未再生番組データ160Aを、データ種別変更制御部110iにより、既再生番組データ160Bのデータ種別へと変更するようにしてもよい。なお、継続時間は、15分間以上に限らず、10分以上あるいは5分以上としてもよい。
このように、所定時間以上またはこれを越える時間継続して再生されたり、あるいは所定量以上または所定量を超える量のデータが再生された未再生番組データ160Aを、既再生番組データ160Bに変更することにより、未再生番組データ160Aの番組データの数を減らすことができる。未再生番組データ160Aの番組データの数が多くなると、未使用チャンネルで再生される番組数が多くなり、未使用チャンネルにおいても再生される機会が少なくなったり、ときにはまったく再生されることのない番組データが発生してしまう問題がある。これに対し、未使用チャンネルが選択されている期間中に、所定量のデータが再生された未再生番組データ160Aの番組データを既再生番組データ160Bの番組データとすることで上述の問題が解消される。
なお、未使用チャンネルにおいて未再生番組データ160Aの番組データが再生されている際に、操作部150のデータ種別変更スイッチ150fをオン操作すると、これを受けて、データ種別変更手段となるデータ種別変更制御部110iは、再生されている未再生番組データ160Aのデータ種別を既再生番組データ160Bに変更する。すなわち、未使用チャンネルの選択している間に、再生量が、所定量以下あるいは所定量に満たなくても、データ種別変更スイッチ150fをオン操作することにより、再生されている未再生番組データ160Aのデータ種別を既再生番組データ160Bに変更することができる。
操作部150には、情報内容選択手段となる表示内容選択スイッチ150gが備えられている。この表示内容選択スイッチ150gは、未使用チャンネルにおけるモニタ部142の表示内容を、上述した、未再生番組データ160Aの映像の表示と、以下に述べる未再生番組データ160Aに関する未再生番組情報表に併せてEPG(電子番組表)が表示される「情報表示」とに切り替える。すなわち、表示制御部110fは、表示内容選択スイッチ150gの選択により、モニタ部142の表示内容を切り替える。
記録データ管理部110aは、未再生番組データ160Aについての情報を未再生番組情報表として管理している。未再生番組情報表には、未再生の番組の数、番組のタイトル、番組の録画時間、記録の日時等が記載されている。チャンネル選択部141において、未使用チャンネルが選択されているときに、表示内容選択スイッチ150gにより、「情報表示」が選択された場合には、これを受けて、表示制御部110fは、記録データ管理部110aに管理されている未再生番組情報表とEPGとを、例えば、EPGの横に未再生番組情報表が配列されるように表示画面を合成した情報表示データを未使用チャンネルに出力する。すなわち、モニタ部142には、未再生番組情報表とEPGの両方が表示される。
このように、チャンネル選択部141において、未使用チャンネルが選択されているときに、表示内容選択スイッチ150gを「情報表示」に選択する簡単な操作で、EPGを表示することができる。また、EPGに併せて未再生番組情報表が表示されることで、未再生番組情報を見る機会が増える。すなわち、EPGを見たユーザーが、現在またはこれから放送されるテレビ番組が面白くないと判断したときに、未再生番組情報表を見て、未再生番組データ160Aを視聴するきっかけとなる。
なお、未使用チャンネルが複数チャンネルあれば、そのうちの1つのチャンネルを未再生番組データ160Aの映像を表示するチャンネルに使用し、他の1つのチャンネルを未再生番組情報表とEPGの表示を行うチャンネルとして使用するように構成してもよい。このように構成した場合には、表示内容選択スイッチ150gは設ける必要がなくなり、チャンネルを切り替えるだけで、情報表示を観ることができる。
「情報表示」の内容は、未再生番組情報表のみとしてもよい。このような構成にした場合には、チャンネル選択部141において、未使用チャンネルが選択されているときに、表示内容選択スイッチ150gにより、「情報表示」を選択した場合には、これを受けて、表示制御部110fは、記録データ管理部110aに管理されている未再生番組情報表を情報表示データとして未使用チャンネルに出力する。すなわち、モニタ部142には、未再生番組情報表が表示される。これにより、未再生番組情報表を見たユーザーに対して未再生番組データ160Aの視聴を促すことができる。
また、未使用チャンネルが複数ある場合には、未使用チャンネルにジャンルを設定してもよい。例えば、5チャンネルはスポーツの番組データが再生されるチャンネル、7チャンネルはドラマの番組データが再生されるチャンネルというように、チャンネル毎に、再生される番組のジャンルを設定する。そして、各ジャンルの未使用チャンネルには、それぞれ対応したジャンルの未再生番組データを再生するようにする。このように、未使用チャンネルにジャンルを設定することにより、ユーザーに対して、ユーザーの見たい(興味のある)ジャンルの未使用チャンネルを選択させる機会が増える。つまり、ユーザーにとって興味のあるジャンルの未再生番組は、ユーザーの目に留まれば見続けられる可能性が高い。そのため、ユーザーが選択したジャンルの未使用チャンネルに再生されている未再生番組データの視聴が効果的に促されることになる。
(変形例)
上述実施の形態に示すHDレコーダ100は、ハードディスクドライブ内蔵型テレビとして構成されるが、図2に示すように、HDレコーダ200をテレビ部としてのテレビ装置300と別体の構成としてもよい。この図2に示すHDレコーダ200において、図1に示すHDレコーダ100と同様の機能を果たす構成部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
HDレコーダ200は、分配器210を有し、この分配器210がアンテナ部112に接続される。したがって、チューナ部120は、分配器210を介してアンテナ部112に接続されることになる。また、テレビ・ビデオ切替スイッチ220が設けられ、これをテレビ装置300側に切り替えているときは、アンテナ部112からの電波が分配器210を介して直接再生部となるテレビ部300に入力される。また、チューナ部120を介してアンテナ部112で受信した電波で番組を視聴する場合には、モニタ部142の周囲の明るさに合わせてモニタ部142の画面の明るさを自動調整するEE(Electric Eye)回路230、およびビデオ信号を再生設定チャンネルの電波信号に変換するRF(Radio Frequency)コンバータ240を介して、電波信号がテレビ装置300に入力する。
記録部160に記録されている番組データ160A,160Bおよび記録部161に記録されている番組データおよび未再生番組表とEPGの表示データは、RFコンバータ240を介してテレビ装置300に入力される。
なお、チャンネル選択部141は、HDレコーダ100においては、テレビ部140に備えられているものであるが、HDレコーダ200においては、テレビ装置300とは別に備えられている。HDレコーダ200におけるチャンネル選択部141の機能は、HDレコーダ100におけるチャンネル選択部141と同一であり、チューナ部120で受信された電波の周波数の中から希望する番組の電波を選択しテレビ装置300に入力させる。
分配器210、テレビ・ビデオ切替スイッチ220、EE回路230、RFコンバータ240が付加された点を除いて、他の構成部分は、上述したHDレコーダ100と同様の構成であるので、その説明については省略する。
上述の変形例において、先のHDレコーダ100と同様の効果を有する。すなわち、 本発明の録画再生装置によれば、ユーザーに対して未再生番組の視聴を効果的に促すことができる。
以上、上述の実施の形態およびその変形例は、本発明の要旨を変更しない限り、種々変更することができる。例えば、記録手段としてハードディスクとしたが、半導体メモリや光記録媒体を記録手段としてもよい。また、記録の対象は映像と音の他、映像のみ、あるいは音のみを対象としたものとしてもよい。
本発明の実施の形態に係るHDレコーダの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るHDレコーダの変形例の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100 … HDレコーダ(記録再生装置)
110c … 選択チャンネル判断部(未使用チャンネル選択検出手段)
110d … 未再生番組データ消去制御部(未再生番組データ消去手段)
110e … 再生位置判断部(消去確認表示手段)
110f … 表示制御部(消去確認表示手段、ダビング確認表示手段)
110g … 未使用チャンネル選択時間判断部(計時手段)
110h … ダビング制御部(ダビング手段)
110i … データ種別変更制御部(データ種別変更手段)
140 … テレビ部(再生部)
150c … 再生位置戻しスイッチ(再生位置戻し手段)
150d … 未再生番組データ消去スイッチ(未再生番組データ消去手段)
150e … ダビングスイッチ(ダビング手段)
150f … データ種別変更スイッチ
150g … 表示内容選択スイッチ(情報内容選択手段)
160 … 記録手段
160A … 未再生番組データ
160B … 既再生番組データ
300 … テレビ装置(テレビ部、再生部)

Claims (7)

  1. 記録手段に複数の番組データを記録するとともにこの記録手段に記録された番組データを再生部に再生する記録再生装置において、
    上記記録手段に記録されている番組データの中の過去に再生されたことのない未再生番組データを、上記再生部の受信設定の無い未使用チャンネルに出力することを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記未使用チャンネルが選択されているときに、未再生番組データを消去する未再生番組データ消去手段を備えることを特徴とする請求項1に記載する記録再生装置。
  3. 前記未再生番組データを最後まで再生した後に、この再生された前記未再生番組データを他の記録手段にダビングするかしないかをたずねるダビング確認手段と、
    上記再生された未再生番組データを上記他の記録手段に記録するダビング手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載する記録再生装置。
  4. 前記未再生番組データを過去に再生されたことのある既再生番組データにデータの種別を変更するデータ種別変更手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 前記未使用チャンネルの選択を検出する未使用チャンル選択検知手段と、前記未使用チャンネルが選択されてからの時間を計時する計時手段とを備え、
    前記データ種別変更手段は、前記未使用チャンネルが継続して選択された場合に、この継続時間中に前記未使用チャンネルに再生されている前記未再生番組データのデータ量が所定量以上、または所定量を超えた場合に、前記未再生番組データのデータ種別を、前記既再生番組データに変更することを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置。
  6. 記録手段に複数の番組データを記録するとともにこの記録手段に記録された番組データを再生部に再生する記録再生装置において、
    上記再生部における受信設定の無い未使用チャンネルに、上記記録手段に記録されている過去に再生されたことのない未再生番組データに関する情報が示される未再生番組情報表の情報表示データを出力することを特徴とする記録再生装置。
  7. 記録手段に複数の番組データを記録するとともにこの記録手段に記録された番組データを再生部に再生する記録再生方法において、
    上記記録手段に記録されている番組データの中の過去に再生されたことのない未再生番組データを、上記再生部の受信設定の無い未使用チャンネルに出力することを特長とする記録再生方法。
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