JP2007317136A - ポイント付き情報提供メール販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 知的情報を提供するメールを販売し、このメールにはゲームに参加するためのポイントが付き、ゲームの結果に従いポイントが増減し、このポイントを元に抽選に参加することができるポイント付き情報提供メール販売システムを提供する。
【解決手段】 メールを購読するユーザのユーザ端末1は、システム管理サーバ4に対する情報提供メールの配信要求、ポイント付与の要求を、販売者側の端末2,3に送信し、販売者側の端末が、受信した要求をシステム管理サーバ4に送信する。ユーザ端末1は、システム管理サーバ4からの応答である認証コードを、販売者側の端末2,3を介して受信し、受信した認証コードをシステム管理サーバ4に送信することによって、メールの配信などのサービスを受けることができる。
【選択図】 図1

Description

知的情報を提供するメールを販売し、このメールにはゲームに参加するためのポイントが付き、ゲームの結果に従いポイントが増減し、このポイントを元に抽選に参加することができるポイント付き情報提供メール販売システムに関する。
脳の活性化のための本やゲームが高い売上を記録したり、知識や知能を高めることを主体としたテレビのクイズ番組が人気を集めたりしている。最近の知識教養への関心はブームともいい得るほどである。
また、ISP(Internet Service Provider)などが、顧客に対し、娯楽や生活情報などを満載した無料のメールを定期的に配信することも行われている。
一方、特開2001−300124号記載の「ネットワークによるゲーム管理システム及び方法並びに記録媒体」には、ユーザが端末からネットワークを介してセンターにアクセスし、センターからポイントを取得してポイントの持分で所望のゲームを行う発明が開示されている。この発明のシステムでは、ゲーム終了後、ポイント残高で所望の景品と交換することもできる。
特開2001−300124号公報
知能を鍛えたり、教養を高めたりすることは、それ自体がきわめて楽しいことである。
また、多くの人が日頃携行している携帯電話で、生活に密着した情報を受信できることも、それ自体が生活に幅をもたせてくれるものである。
しかし、人間は飽きっぽいところがあり、様々な娯楽や情報提供手段に事欠かない現在、一時的に関心を持っても、長続きしない。
ところで、携帯電話に配信する情報メールは無料であることが多いが、飽きてくると配信を停止する手続きはとらないまでも、無料ゆえ、特に損することもないから、とせっかくのメールを眺めることもしなくなる。
一方、特許文献1のようなシステムでは、ユーザはゲームの楽しさのみを享受するのであって、知識を得たり教養を深めたりといった要素に乏しく、中高年層にまでユーザを広げることは難しい。
以上の点に鑑み、本発明は、配信相手を飽きさせずに、継続して購読してもらえるような情報提供メールを提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、請求項1に記載のポイント付き情報提供メール販売システムは、システム管理サーバと、通信手段を介してシステム管理サーバにアクセスが行われるユーザ端末および販売店端末とを含み構成され、前記ユーザ端末および前記販売店端末には、前記システム管理サーバへ送信するデータを入力する入力手段と、前記システム管理サーバへアクセスするためのウェブページを表示する表示手段とが少なくとも備えられ、
前記システム管理サーバには、購入希望者に情報コンテンツを販売する販売店に関するデータを記憶する販売店情報記憶手段と、電子メールによる情報コンテンツの購入を申し込むユーザに関するデータを記憶するユーザ情報記憶手段と、前記販売店端末から送信された販売店に関する情報を前記販売店情報記憶手段に登録する販売店登録手段と、前記販売店情報記憶手段に登録されている販売店の販売店端末を介して情報コンテンツの購入を申し込んできたユーザに関する情報を前記ユーザ情報記憶手段に登録するとともに、該ユーザのユーザ端末に情報コンテンツを電子メールで送信する情報提供メール販売手段と、情報コンテンツを購入したユーザが獲得するポイント数を管理するポイント数管理手段と、獲得したポイント数に基づいてユーザにイベントを提供し、該イベントの結果に応じてポイント数を増減させるポイント発行イベント実行手段と、獲得したポイントと景品との交換の可否を決定する景品交換可否判定手段とが少なくとも備えられたことを特徴とする。
メールで配信するコンテンツとしては、例えば、四字熟語、季語、ことわざ、経典の一節、詩歌などがある。
本発明が利用される状況としては、次のような場合が考えられる。
たとえば、精神修養のために写経に関心をもつ人が増えている。しかし、経典は難解であって、自分が筆写している「如医善方便為治狂子故」といったような文言の意味がわからないまま写経をする人もいる。そのため、カルチャーセンターの写経教室の生徒を対象に、経典の一節の注釈や故事来歴をメールで配信することが考えられる。カルチャーセンターに通うような人は、生活に余裕のある人が多いので、提供されるコンテンツが良質であれば、たとえ購読料を支払ってでも受信を希望する人が少なくないと思われる。しかし、情報提供にとどまるのでは、いくらコンテンツが高レベルであっても、いずれ飽きられる。そのため、購読料に応じてゲームを楽しむことができる、ゲームを楽しんだ結果として抽選にも参加できるといった、顧客の興味を持続させるための手段を用意したわけである。
この例では、システム管理サーバは、カルチャーセンター本部の運営コンピュータが相当し、販売店は、各地にある教室が相当し、販売人は、ある教室に所属する講師が相当する。生徒は、講師を介して、メールの購読を申し込むようにする。講師に魅力がなければ、生徒は購読申し込みを逡巡すると考えられる。したがって、どのくらいの人数の生徒から購読申し込みを受けるかは、生徒による人気投票とみなすことができる。そのため、講師(販売人)を必ず介在させる本システムは、本部あるいは教室(販売店)の責任者(店長)にとって、講師の評価をする上でも有用な情報をもたらす。
以上、本システムの考え方の要点を、カルチャーセンターを例にとって説明したが、これは例示にすぎない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記販売店登録手段は、販売店に関する情報の登録を完了すると、前記販売店専用の販売店管理ウェブページを開設する一方、前記販売店端末あるいは前記ユーザ端末から前記システム管理サーバへのアクセスは、前記販売店管理ウェブページを介することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の発明において、販売店は、任意人数の販売人を有し、情報コンテンツの購入要求あるいはポイントの獲得要求が、前記ユーザ端末から前記販売人の保有する販売人端末へ送信されると、該販売人端末は、受信した要求を前記システム管理サーバに送信した結果、前記システム管理サーバから受信した認証コードを、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする。
販売人がいない販売店では、店長が販売人を兼ねることになる。この場合、店長の使用する販売店端末が、販売人端末となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記システム管理サーバはプログラム記憶手段を備え前記ポイント発行イベント実行手段は、前記プログラム記憶手段が備えるゲームプログラムであって、ゲームプログラムにアクセスしたユーザがユーザ端末において処理を実行するものであることを特徴とする。
情報の提供者にとっては、普及の著しい携帯電話へのメール送信という方法で、自分の発信したい内容を、相手に興味をもって受信してもらうことができる。
情報の受信者にとっては、教養を高めながら、ゲームを楽しみ、さらにゲームに勝つことによって獲得したポイントを商品に交換する期待も持てる。
以下、図面に従い、本発明のシステムの実施形態を説明する。
図1に示すシステム構成例では、ユーザ端末1と、販売店端末2と、販売人端末3が、システム管理サーバ4と、インターネットに代表される通信手段5を介して接続している。
ユーザ端末1は、このシステムの情報提供メールを購読する顧客(以下「ユーザ」という)の情報処理装置である。本システムでは、主として携帯電話を想定しているが、これは、多くの人が携帯電話を日頃携行しているからであって、パソコンやPDAなどでも差し支えない。
ユーザ端末1は、自分の個人情報や各種の認証コードなどを入力するための入力手段、ウェブページを表示するための表示画面を備え、かつ、ウェブページ表示ソフトであるブラウザがインストールされていることが必要である。
販売店端末2は、ユーザに対し、情報提供メールを販売する店の情報処理装置であって、パソコン、ワークステーション、あるいは携帯電話など特に限定しない。
販売人端末3は、販売店に所属しユーザへの販売に携わる販売人が用いるパソコンや携帯電話である。なお、販売店の店長は、もっぱら販売店端末2を用いる。
以下の説明において、本システムを運営する本社、本部などに対して、その配下にある支社、教室などを販売店といい、その販売店の責任者を店長というものとする。
図1には、ユーザ端末1、販売店端末2、販売人端末3は、それぞれ1台しかないが、台数に制限はない。
システム管理サーバ4は、このシステムで行われる各処理の実行と制御、必要となるデータの記憶などの本システムの管理を担当する。
ユーザ端末1、販売店端末2、販売人端末3のいずれも、このシステムを利用してなんらかの処理を望むときは、システム管理サーバ4にアクセスすることになる。
図2に示すように、システム管理サーバ4は、処理手段6と記憶手段7のほかに、通信手段5を介してユーザ端末1、販売店端末2および販売人端末3とデータの送受信を行う通信インタフェース手段8を備える。また、図示しない入力手段や表示手段も必要とあれば、備える。
処理手段6には、販売店登録手段9、情報提供メール販売手段10、ポイント数管理手段11、ポイント発行イベント実行手段12、景品交換可否判定手段13などが含まれる。
これらの各手段は、主として、記憶手段7に格納されているコンピュータプログラムを図示しないCPUが実行することで実現されるが、その機能の一部はハードウェアで実現してもよい。
記憶手段7には、販売店情報記憶手段14、ユーザ情報記憶手段15、メールコンテンツ記憶手段16、プログラム記憶手段17、ウェブページ記憶手段18等が含まれる。
これらの各記憶手段は、システム管理サーバ4に実装されているCD、ハードディスクなどの記憶媒体で実現してもよく、システム管理サーバ4とは物理的に別のコンピュータであるデータベースサーバやウェブサーバなどで実現してもよい。
販売店登録手段9は、販売店の店長と販売人を含む販売店に関する情報を、販売店情報記憶手段14に記憶させ、販売者を本システムに登録するとともに、各販売店専用の販売店管理ウェブページデータの作成をする。
情報提供メール販売手段10は、ユーザに関する情報のユーザ情報記憶手段15への登録、ユーザからの購入申込の受付、ユーザへのメール送信などの処理をする。
ポイント数管理手段11は、ユーザの持っているポイント数を、ユーザ毎に管理し、ユーザ情報記憶手段15に記憶させる。
ポイント発行イベント実行手段12は、ポイントを持っているユーザに、希望するゲームへ参加させるとともに、ゲームの進行につれて変化するポイント数を、ポイント数管理手段11に通知する。
景品交換可否判定手段13は、ユーザから蓄えたポイントと景品との交換が請求されたときの処理を行う。
以上の、各処理手段については、後で詳しく説明する。
なお、処理手段6は、メールコンテンツを新規作成あるいは更新、各端末からのアクセスログの収集等も行うが、これらについては説明は省略する。
販売店情報記憶手段14は、販売店に関する各種情報を記憶する。
このシステムに加わって、メールの販売をしようとする販売店は、あらかじめ、システム管理サーバ4に所定の情報を送信し、これらの情報を販売店情報記憶手段14に記憶されていなくてはならない。
記憶される情報には、販売店の個人情報(電話番号、アドレス情報など)、店長の個人情報(名前、電話番号など)のほかに、任意人数の販売人に関する情報などがある。
ユーザ情報記憶手段15には、メールを購入したユーザに関する情報を記憶する。ユーザの名前、携帯電話番号などのほかに、購入日や購入金額、購入回数、購入タイプ(1回のみの購読、定期購読など)なども記憶させるとよい。また、ポイント数の残高、変動なども記憶させる。
本システムにとって、ポイントは非常に重要な要素であるので、後に詳しく説明する。
メールコンテンツ記憶手段16は、本システムがユーザに販売するメールのコンテンツを記憶するものである。コンテンツは、知識や教養を高めるようなものであれば、どのようなものでもよく特に限定しない。
なお、コンテンツは、主としてシステム管理サーバ4が作成し、管理するものとする。有料で配信しようとする以上、コンテンツの内容は、一定のレベルに達し、かつ、信頼のおける内容でなければならないからである。しかし、販売店や販売人が個別に作成しても差し支えない。
プログラム記憶手段17には、本システムの各処理手段に実行させるプログラムを保存する。
また、プログラム記憶手段17には、後に説明する景品イベントとして利用されるゲームプログラムも記憶される。このゲームプログラムは、ユーザがポイントを獲得するために実行するもので、携帯電話でプレイできるゲーム類などが主である。ゲームとしては、どのようなものでもよいが、例えば、情報提供されるコンテンツが経典や故事来歴などに関するものであれば、それらに興味を持つユーザは、知的好奇心の旺盛な中高年が主体と考えられるので、数理的なパズルのように、脳の働きを活発にさせるようなゲームが適している。
ウェブページ記憶手段18には、各販売店専用の販売店管理ウェブページデータを記憶させる。
販売店情報が、販売店情報記憶手段14に記憶されることによって、当該販売店のシステム管理サーバ4への登録が完了すると、システム管理サーバ4は自動的に販売店管理ウェブページデータを作成し、これをウェブページ記憶手段18に記憶させる。ウェブページデータとして、HTMLやXMLなどの言語で作成されたファイルのほか、ページに挿入されて表示される画像データや音声データなどを格納したファイルもあわせて記憶される。
また、各販売店に共通なテンプレートであるHTMLなどで記述されたデータも保存しておくとよい。システム管理サーバ4は、これらのテンプレートに、各店固有の情報を販売店情報記憶手段14から取り出して、適当なページ位置に挿入し、各店専用の販売店管理ウェブページを生成できるからである。
以下、本システムの処理の流れについて説明する。
まず、図3を参照しながら、販売店端末2によるシステム管理サーバ4への登録処理について説明する。この処理は、主として販売店登録手段9によって実現される。
各販売店が本システムのメール販売サービスを開始するためには、システム管理サーバ4への登録を済ませておくことが前提である。
販売店端末2は、システム管理サーバ4に対して、販売店を識別するための販売店IDとパスワード、販売店の住所やメールアドレスなどの情報、店長の名前や電話番号をはじめとする個人情報を送信する(ステップS1)。ここで、販売店IDは、システム管理サーバ4が、所定のルールのもとで生成しても差し支えない。
システム管理サーバ4の販売店登録手段9は、受信した情報を販売店IDとともに販売店情報記憶手段14に登録する(ステップS2)。販売店IDは、販売店情報記憶手段14にアクセスする際のインデックスとして、あるいは、販売店がシステム管理サーバ4にアクセスしてきたときの認証手段として利用される。販売店情報記憶手段14に、パスワードも登録されていれば、販売店IDとこのパスワードとで認証する。なお、パスワードに代えて、各販売店に電子証明書の取得を義務付け、登録時に電子証明書を送信させるようにしてもよい。
送信データが販売店情報記憶手段14に記憶されたことによって登録が完了すると、システム管理サーバは、各販売店のために、販売店管理ウェブページを開設し、ウェブページ記憶手段18に記憶させる(ステップS3)。
システム管理サーバ4は、統一したフォーマットを準備し、販売店毎に固有な内容で各販売店に専用の販売店管理ウェブページを調整する。販売店が独自にウェブページを作成しても差し支えない。しかし、システム全体の統一を図ろうとするならば、ある程度共通な体裁が大事なので、システム管理サーバ4が作成することが好ましい。ただし、販売店端末2側で、販売店独自の内容を付加してもよい。たとえば、同じ販売店の顧客同士が自由な対話を楽しむ掲示板を設けるなどである。
この販売店管理ウェブページは、ウェブページ記憶手段18に保存され、各端末が、システム管理サーバ4にアクセスしてきたときに、システム管理サーバ4は、ウェブページ記憶手段18からこのウェブページを記述したHTML等のファイルを送信する。このファイルを受信した端末側は、当該端末にインストールされているブラウザによってウェブページを表示させ、システム管理サーバ4に対し各種処理の要求を行う。ただし、ページデータファイルは、販売店端末2、あるいは、別個に設けたウェブサーバに保存されていれも差し支えない。なお、この販売店管理ウェブページには、店長が販売店情報を修正削除したり、販売実績などのデータを閲覧したり、販売人を登録できるページも含まれるものとする。
以上のように、販売店情報記憶手段14に新規登録がなされ、販売店管理ウェブページが開設されると、システム管理サーバ4は、販売店端末2に対して、登録完了の旨と開設したウェブページのURLなどを送信する(ステップS4)。
販売店は、店長のほかに任意人数の販売人を擁することができる。その際、店長は開設された販売店専用の販売店管理ウェブページを介して、自分の店で活動する販売人情報をシステム管理サーバ4に登録できる。
販売人の名前や、住所、電話番号、略歴などの個人情報は、店長が販売店端末2を介してシステム管理サーバ4に送信し、受信した情報をシステム管理サーバ4が販売店情報記憶手段14に記憶させる。このシステムの信頼性を高めるには、店長が信用できる販売人によって販売が行われることが大切であり、販売人が自己申告するよりも、店長によって登録されることが望ましい。
ところで、販売店の店長と販売人とでは、権限の範囲が異なるので、システム管理サーバ4は、販売店情報記憶手段14に、識別情報と店長・販売人の別(権限種類)とを対応づけて記憶させておく。ここで、識別情報としては、通常IDであるが、システム管理サーバ4へのアクセスに携帯電話を利用する場合は、その携帯電話に固有の識別番号、例えば、携帯電話の製造番号を利用してもよい。
店長、販売人がシステム管理サーバ4にアクセスしたとき、IDとパスワード、あるいは携帯固有識別番号を利用して本人認証を行い、本人であれば、販売店情報記憶手段14から権限種類を参照し、その権限に認められている処理のみできるものとする。
続いて、図4を参照しながら、情報提供メールの販売処理について説明する。この処理は、主として、情報提供メール販売手段10によって実行される。
本システムのメール配信は、原則として有料である。そのため、ユーザ端末1は、販売人端末3に対してメール購入を申し込む(ステップS101)とともに、料金の支払いをする。支払方法は、オンライン決済でもよいが、販売人の指定する銀行への振込みを確認後に、ステップS102以降の処理が実行されるものであってもよい。
申し込みを受け付けた販売人は、販売人端末3からシステム管理サーバ4に、購入希望者の情報を送信する(ステップS102)。その際、ユーザからメールを受信するための携帯電話番号を聞き、これも送信する。ただし、ユーザは、別途システム管理サーバ4にアクセスして、自分のユーザ端末1の番号などの個人情報を登録してもよい。何らかの方法で、メール配信前に、システム管理サーバ4にユーザの識別情報が登録されればよい。要は、料金を支払って購読を申し込んできた正当な権限を有するユーザに対して、間違いなくメール配信が出来るようにシステム設計がなされていればよい。
システム管理サーバ4の情報提供メール販売手段10は、購入用認証コード(例えば4桁の数字)を発行し、受信した購入者情報とこの認証コードとを対応づけて、ユーザ情報記憶手段15に記憶させる(ステップS103)とともに、販売人端末3へ、購入用認証コードを送信する(ステップS104)。
販売人端末3は、この認証コードをユーザ端末1に送信する(ステップS105)。
ユーザ端末1は、システム管理サーバ4に認証コードを送信する(ステップS106)。なお、ユーザ端末1が、システム管理サーバ4にアクセスする場合は、担当した販売人が所属する販売店専用の販売店管理ウェブページに含まれる客用ページから、所定の事項を入力するものとする。
システム管理サーバ4は、送信されてきた認証コードが正しい場合、あらかじめメールアドレスを登録してある当該ユーザのユーザ端末1に、メールコンテンツ記憶手段16から取り出したコンテンツをメールとして送信する(ステップS107)。認証コードが正しいか否かの判定方法は、いろいろと考えられるが、例えば、最近の所定日数以内に発行した認証コードであって、かつ、未だメール送信をしていないならば、正しいと判定する、といった方法がある。
このように、客であるユーザは、販売人に料金を支払って認証コードを取得してもらい、この認証コードをシステムのサーバに提示して、初めてメールの配信を受けることができる。認証コードとは、メール配信というサービスを受けるための引換券のようなものである。
本システムでは、ユーザがメールを購入する場合、あるいは、後に説明するように、ユーザがポイントを贈呈される場合、景品との交換の判定の場合のいずれにおいても、ユーザが直接システム管理サーバ4に要求するのではなく、販売人を介して間接的に要求を行っている。本システムがこのような方法を採用したのは、本システムのサービスを不正に(料金を払わないなど)利用しようとするユーザを排除するためである。また、販売人の営業努力を評価するために、その実績を逐一システム管理サーバ4に記憶させておくためである。したがって、ユーザ情報記憶手段15は、メールの購入やポイントの獲得を記録する際、あわせて、担当した販売人の名前などの販売人情報も記憶する。
以上で、ユーザは、情報提供メールを閲覧できる。
このメールの配信自体が、本システムの目的であるが、あわせて、このメールに、付加価値を持たせる。この付加価値は、ゲームに参加できるためのポイント付与と、ゲームに勝った場合の景品交換とに大別される。
それでは、ユーザがポイントを獲得する方法、並びにポイントがどのような場合に増減するかについて説明する。システム管理サーバ4による処理は、主としてポイント数管理手段11、ポイント発行イベント実行手段12によって実行される。
まず、配信メールには、景品として無料のポイントがついている。つまり、図4のステップS107にて、システム管理サーバ4がメールを送信する場合、このメールにポイントがついてくるわけである。このポイント数は、購入金額に応じて多寡が決まっても良く、あるいは、システム管理サーバ4が乱数を発生させて決めてもよい。いずれにしろ、ユーザが代金を支払ってメールを購入するたび、ポイントが増加する。
ポイントの獲得方法としては、メールに景品として付いてくる以外に、販売人から贈呈されることもある。販売人は、客へのメール販売実績に応じて報酬を受け取ったり、査定がアップしたりする仕組みになっている場合、高い頻度で購入するユーザには、ポイントを無償で贈呈したりする。これらは、販売人の裁量で決めうることである。
ただし、販売人は、ユーザにポイントを贈呈する際、システム管理サーバ4に通知しなければならない。なぜなら、システム管理サーバ4のポイント数管理手段11は、ユーザ情報記憶手段10に、個人情報とともに、ポイント数を記憶し管理しているからである。ポイント数は、現在の値のみを記憶しても、過去のポイント数を時系列で記憶してもよい。
販売人は、ユーザにポイントを贈呈するに際し、システム管理サーバ4へ、ユーザ名とポイント数とを送信する(ステップS201)。システム管理サーバ4は、贈呈用認証コードを生成(ステップS202)して、この認証コードを、送信されてきた情報とともに仮に記憶する一方、この認証コードを販売人端末3に送信する(ステップS203)。
販売人端末3は、贈呈用認証コードをユーザ端末1に送信する(ステップS204)。ユーザ端末1は、受け取った認証コードをシステム管理サーバ4に送信する(ステップS205)。システム管理サーバ4は、アクセスしてきたユーザ端末1の識別番号と認証コードから正当なポイント付与の要求か否かを判断し、正当と判断したなら、ユーザ名とポイント数とを正式に記憶する(ステップS206)。
以上が、ゲームに参加するための前提となるポイントの獲得方法である。
ポイントを取得したユーザは、ゲームに参加することができる。ゲームに勝つことで、ポイント数を増やすことができ、負けるとポイント数が減少するようなルールにする。ゲームが、パズル的な内容の場合、所定の時間内にパズルを解いたなら、ポイントを与え、解けなければ、ポイントを失わせるといったルールでもよい。あるいは、ポイント数に応じた時間だけゲームに参加できるようにし、時間が経過したときには、ポイント数がゼロになるようなルールでもよい。このゲーム自体が、極めて楽しいものであれば、前記の配信メールで提供されるコンテンツとあいまって、ユーザの関心をひきつけることができる。
なお、このゲームは、ユーザに対して、購読メールに景品として付いてきたポイントを、さらに増加させる機会を与えるので、ポイント発行イベントと呼びうるものである。
ポイントを獲得したユーザがゲームをするためには、システム管理サーバ4にアクセスして、ゲームプログラムのダウンロードなどを要求する。システム管理サーバ4のポイント発行イベント実行手段12は、プログラム記憶手段17からゲームプログラムを取り出し、ユーザがプレイできるようにする。ゲームプログラムは、ユーザ端末1に送信しても、システム管理サーバ4のメモリ上にのみ展開し、ユーザ端末1からの入力を受けて、その結果をユーザ端末1に返すようにしてもよい。ユーザがゲームを楽しむ過程で、ポイントの増減があれば、ポイント発行イベント実行手段12は、ポイント数管理手段11にユーザ情報記憶手段15のポイント数を更新させるなどの処理をする。
ユーザは現在持っているポイント数に相当する景品の交換をシステム管理サーバ4に請求できる。
ユーザ端末1からの景品交換の請求がある(ステップS301)と、システム管理サーバ4は、景品申請用認証コードを生成し(ステップS302)、ユーザ端末1に対して景品申請用認証コードを送信する(ステップS303)。ユーザ端末1は、その認証コードを担当の販売人の端末3に送信する(ステップS304)。販売人端末3は、受信した認証コードをシステム管理サーバ4に送信する(ステップS305)と、景品交換可否判定手段13は、交換の可否をランダムに決定(ステップS306)し、その結果を販売人端末3に送信する(ステップS307)。交換が可とされた場合は、販売人を介してユーザに、その希望する景品が引き渡される。
ところで、ポイント数に相当した景品と交換することは、通常行われているところである。しかし、本システムでは、一定数のポイントが貯まったとしても、システム管理サーバ4によって交換が拒否されることがある。つまり、一定数のポイントが貯まるということは、ポイント相当額の景品が当る抽選に参加する資格が与えられたことになる。
なお、ポイント数に相当する景品と必ず交換するという仕組みにしてもよいことはもちろんである。しかし、さまざまな刺激や娯楽が溢れている世の中では、娯楽サービスにとって、意外性を備えていることは、移り気な消費者の心をつかむために効果的である。
以上述べたように、ユーザは、本システムを利用すると、知的内容のコンテンツを楽しめる。また、ポイントを獲得してゲームを楽しみ、ゲームの成績次第ではポイントを増加させることができる。さらに、蓄えたポイントで抽選に参加できる。このように、本システムのユーザは、複数の異なる娯楽を楽しむことができる。
有用な情報をビジネスとして、あるいは販売促進や広告宣伝のために提供しようとする者が、顧客を誘引する手法などとして利用できる。
本発明の実施の形態に係るシステムの構成図である。 本発明の実施の形態に係るシステム管理サーバの機能を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る販売店を登録する処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係るユーザのメール購入に伴う処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係るユーザへのポイント贈呈に伴う処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態に係る景品交換の可否を決定する処理を示す流れ図である。
符号の説明
1 ユーザ端末
2 販売店端末
3 販売人端末
4 システム管理サーバ
5 通信手段
6 処理手段
7 記憶手段
9 販売店登録手段
10 情報提供メール販売手段
11 ポイント数管理手段
12 ポイント発行イベント実行手段
13 景品交換可否判定手段
14 販売店情報記憶手段
15 ユーザ情報記憶手段
16 メールコンテンツ記憶手段
17 プログラム記憶手段
18 ウェブページ記憶手段

Claims (4)

  1. システム管理サーバと、通信手段を介してシステム管理サーバにアクセスが行われるユーザ端末および販売店端末とを含み構成され、
    前記ユーザ端末および前記販売店端末には、前記システム管理サーバへ送信するデータを入力する入力手段と、前記システム管理サーバへアクセスするためのウェブページを表示する表示手段とが少なくとも備えられ、
    前記システム管理サーバには、
    購入希望者に情報コンテンツを販売する販売店に関するデータを記憶する販売店情報記憶手段と、
    電子メールによる情報コンテンツの購入を申し込むユーザに関するデータを記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記販売店端末から送信された販売店に関する情報を前記販売店情報記憶手段に登録する販売店登録手段と、
    前記販売店情報記憶手段に登録されている販売店の販売店端末を介して情報コンテンツの購入を申し込んできたユーザに関する情報を前記ユーザ情報記憶手段に登録するとともに、該ユーザのユーザ端末に情報コンテンツを電子メールで送信する情報提供メール販売手段と、
    情報コンテンツを購入したユーザが獲得するポイント数を管理するポイント数管理手段と、
    獲得したポイント数に基づいてユーザにイベントを提供し、該イベントの結果に応じてポイント数を増減させるポイント発行イベント実行手段と、
    獲得したポイントと景品との交換の可否を決定する景品交換可否判定手段とが少なくとも備えられたことを特徴とする、ポイント付き情報提供メール販売システム。
  2. 請求項1に記載の発明において、
    前記販売店登録手段は、販売店に関する情報の登録を完了すると、前記販売店専用の販売店管理ウェブページを開設する一方、
    前記販売店端末あるいは前記ユーザ端末から前記システム管理サーバへのアクセスは、前記販売店管理ウェブページを介することを特徴とする、ポイント付き情報提供メール販売システム。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の発明において、
    販売店は、任意人数の販売人を有し、
    情報コンテンツの購入要求あるいはポイントの獲得要求が、前記ユーザ端末から前記販売人の保有する販売人端末へ送信されると、
    該販売人端末は、受信した要求を前記システム管理サーバに送信した結果、前記システム管理サーバから受信した認証コードを、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする、ポイント付き情報提供メール販売システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
    前記システム管理サーバはプログラム記憶手段を備え
    前記ポイント発行イベント実行手段は、前記プログラム記憶手段が備えるゲームプログラムであって、ゲームプログラムにアクセスしたユーザがユーザ端末において処理を実行するものであることを特徴とする、ポイント付き情報提供メール販売システム。
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