JP2007317017A - ストレージシステム及びデータ保護方法とプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】過去データ更新手段は、高速応答用過去データ保護手段の高速応答用の過去データと継続的データ保護手段のデータを参照して、所定の契機に対応するデータを事前に復元し高速応答用過去データ保護手段に格納し、データ合成手段は、所定の契機のデータへのアクセス要求に対して高速応答用過去データ保護手段に記憶保持されている高速応答用過去データを応答として返し、所定の契機以外のデータのアクセス要求に対しては、高速応答用過去データ保護手段と継続的データ保護手段のデータから合成したデータを応答として返す。
【選択図】図2
Description
(a)ファイルやブロックが更新された時に、その更新情報をログ(差分管理機構)に記録するものと、
(b)過去のある時点でのスナップショットを記録するもの、
がある。
CDP(Continuous Data Protection;継続的データ保護)制御ソフトウエア、
データベースソフトウエア、
ジャーナリングファイルシステム
がある。
所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして前記ストレージに記憶する工程を含む。
ストレージへのアクセスの履歴情報の解析結果、及び/又は、外部から通知された情報に基づき、データのアクセスに関する所定の契機を抽出する工程と、
前記抽出された所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして、前記ストレージに記憶する工程と、を含む。
前記過去データが格納されない期間内に発生したデータ更新については、変更内容が差分情報にて前記ログとして時系列的に記録され、
前記アクセス要求で指定された時点のデータが、前記ストレージに過去データとして格納されているか探索し、前記指定された時点の過去データが存在する場合、前記指定された時点の過去データを、アクセス要求に対する応答として返し、
前記アクセス要求で指定された時点の過去データが前記ストレージに記憶されていない場合には、前記指定時点に近隣の過去データと、前記近隣の過去データと指定時点の差分に対応するログ情報を取得し、前記近隣の過去データとログ情報とから、指定時点に対応するデータを復元して、アクセス要求に対する応答として返す、ことを特徴とする。
データの静止点を検出する工程と、
ストレージに対するアクセス要求に対して、静止点に対応するデータを応答として返す制御を行う工程と、を含む。
所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして前記ストレージに記憶する処理を実行させるプログラムよりなる。
ストレージへのアクセスの履歴情報の解析結果、及び/又は、外部から通知された情報に基づき、データのアクセスに関する所定の契機を抽出する処理と、
前記抽出された所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして、前記ストレージに記憶する処理と、を実行させるプログラムよりなる。
応答用の過去データを保持する応答用過去データ保護手段と、
継続的なデータ保護を行う継続的データ保護手段と、を備え、
所定の契機に対応するデータを予め作成する過去データ更新処理と、
前記応答用過去データ保護手段と前記継続的データ保護手段のデータからデータを合成するデータ合成処理と、を備えたストレージシステムを構成するコンピュータに、
前記過去データ更新処理は、前記応答用過去データ保護手段の過去データを、前記継続的データ保護手段のデータを参照して、前記所定の契機に対応するデータを事前に復元し、前記応答用過去データ保護手段に格納し、
前記データ合成処理は、前記所定の契機のデータへのアクセス要求に対して、前記応答用過去データ保護手段に記憶保持されているデータを応答として返し、
前記所定の契機以外のデータのアクセス要求に対しては、前記応答用過去データ保護手段と前記継続的データ保護手段のデータから合成したデータを応答として返す、
前記過去データ更新処理と前記データ合成処理を、実行させるプログラムよりなる。
前記過去データ更新処理は、過去データから指定時刻の近隣データを取り出し、前記継続的データ保護手段から、指定時刻の近隣データと指定された時刻のデータの差分情報を得、データと差分情報から、指定時刻に対応するデータを合成し、合成したデータを応答用過去データ保護手段に保存する。
前記応答用過去データ保護手段で利用されない過去データの削除を前記過去データ更新処理に通知する。
応答用の過去データを保持する応答用過去データ保護手段と、
継続的なデータ保護を行う継続的データ保護手段と、
前記応答用過去データ保護手段と前記継続的データ保護手段のデータからデータを合成するデータ合成処理と、
アプリケーションの静止点を検出して管理する静止点管理処理と、
を備えたストレージシステムを構成するコンピュータに、
ストレージに対して要求データの時刻指定付リード要求を受け、前記静止点管理処理は、要求された時刻に最も近い対象データの静止点の情報を得、静止点情報は、ストレージのデータ合成処理に通知し、
前記データ合成処理は、応答用過去データ保護手段内に、得られた静止点の応答用の過去データがあるか否か探索し、
指定された時刻のデータが存在する場合には、前記応答用過去データ保護手段から該当データを取り出し、
一方、指定された時刻のデータが存在しない場合、前記データ合成処理は、前記応答用過去データ保護手段から指定された時刻に近隣のデータを取り出し、前記継続的データ保護手段から、取り出された近隣データと、指定された時刻のデータの差分情報を得、データと差分情報から、指定時刻のデータを合成し応答として返す処理を行うものであり、前記静止点管理処理と前記データ合成処理を実行させるプログラムよりなる。
・ユーザの要求する契機に最も近い静止点のデータ(過去現在未来、時間はとわない)、
・ユーザの要求する契機に最も近い過去の静止点のデータ、
がある。
102 過去データ更新手段
103 契機伝達手段
104 静止点管理手段
105 データアクセス部
106 アクセスログ
107 指示情報提供手段
108 アクセス要求
109 アクセス結果
111 高速応答用過去データ保護手段
112 継続的データ保護手段
113、113’ データ合成手段
Claims (33)
- データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していくことで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムであって、
所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして、前記ストレージに記憶する手段を備えている、ことを特徴とするストレージシステム。 - データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していくことで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムであって、
ストレージへのアクセスの履歴情報の解析結果、及び/又は、外部から通知された情報に基づき、データ・アクセスに関する所定の契機を抽出する手段と、
前記抽出された所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして、前記ストレージに記憶する手段と、
を備えている、ことを特徴とするストレージシステム。 - 前記ストレージへのアクセス要求が、前記所定の契機に対応するデータへのアクセス要求である場合、データの復元は行わず、予め作成された、前記所定の契機に対応したデータを、前記アクセス要求の応答とし、
一方、前記所定の契機のデータが前記ストレージに記憶されていない場合には、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報からデータを復元し、前記アクセス要求に対する応答として返す制御を行う手段を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2記載のストレージシステム。 - 前記所定の契機は、前記ストレージへのアクセスの履歴情報から導出される、頻繁なアクセスが行われるか、又は頻繁なアクセスが予想される時点を含む、ことを特徴とする請求項1記載のストレージシステム。
- 前記所定の契機は、前記ストレージシステム外部から前記ストレージシステムに通知される、ことを特徴とする請求項1記載のストレージシステム。
- 前記ストレージでは、所定の時間間隔をもって互いに離間しているそれぞれの時点での過去データが、前記時点に関連付けて記憶保持され、
前記過去データが格納されない時間区間内に発生したデータ更新については、変更内容が差分情報にてログとして時系列的に記録され、
前記アクセス要求で指定された時点のデータが、前記ストレージに過去データとして格納されているか探索し、前記指定された時点の過去データが存在する場合、前記指定された時点の過去データを、前記アクセス要求に対する応答として返す手段を備え、
前記アクセス要求で指定された時点の過去データが前記ストレージに記憶されていない場合には、前記指定時点に近隣の過去データを取得し、さらに前記近隣の過去データと指定時点のデータの差分に対応するログ情報を取得し、前記近隣の過去データと前記ログ情報とから、指定時点に対応するデータを復元して、前記アクセス要求に対する応答として返す手段を備えている、ことを特徴とする請求項1又は2記載のストレージシステム。 - データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していくことで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムが、
データの静止点を検出する手段と、
ストレージに対するアクセス要求に対して、静止点に対応するデータを応答として返す制御を行う手段と、
を備えている、ことを特徴とするストレージシステム。 - 応答用の過去データを保持する応答用過去データ保護手段と、
継続的なデータ保護を行う継続的データ保護手段と、
前記応答用過去データ保護手段及び前記継続的データ保護手段のデータから、データを合成するデータ合成手段と、
を備えたストレージと、
所定の契機に対応するデータを予め作成する過去データ更新手段と、
を備え、
前記過去データ更新手段は、前記応答用過去データ保護手段の応答用の過去データと、前記継続的データ保護手段のデータとを参照して、前記所定の契機に対応するデータを事前に復元し、復元したデータを前記所定の契機に対応させて前記応答用過去データ保護手段に格納し、
前記データ合成手段は、前記所定の契機のデータへのアクセス要求に対して、前記応答用過去データ保護手段に記憶保持されている、前記所定の契機に対応するデータを応答として返し、前記所定の契機以外のデータのアクセス要求に対しては、前記応答用過去データ保護手段及び前記継続的データ保護手段のデータから合成したデータを応答として返す、ことを特徴とするストレージシステム。 - 前記ストレージへのアクセスの履歴情報の解析結果、又は、外部から通知された情報に基づき、前記契機を前記過去データ更新手段に伝達する契機伝達手段とを備えている、ことを特徴とする請求項8記載のストレージシステム。
- 前記継続的データ保護手段は、前記ストレージに対するデータ書き込みをトラックし、データ更新が発生したとき、その差分をログとして、ストレージにジャーナリングしていく、ことを特徴とする請求項8記載のストレージシステム。
- 前記契機伝達手段が、前記過去データ更新手段に対して、過去データについて保持すべき時刻を通知し、
前記過去データ更新手段は、前記応答用過去データ保護手段の応答用として保持される過去データから、前記契機伝達手段から通知された時刻の近隣データを取り出し、前記継続的データ保護手段から、前記通知された時刻の近隣データと前記時刻のデータの差分情報を得、
前記近隣データと前記差分情報とから、前記通知された時刻に対応するデータを合成し、合成したデータを前記応答用過去データ保護手段に保存する、ことを特徴とする請求項9記載のストレージシステム。 - 前記契機伝達手段が、前記過去データ更新手段に対して、過去データとして不要なデータを通知し、前記過去データ更新手段は、通知された過去データを、前記応答用過去データ保護手段の応答用の過去データから削除する、ことを特徴とする請求項9記載のストレージシステム。
- 前記契機伝達手段は、前記ストレージへのアクセスの履歴情報を解析し、アクセスが集中している時刻とアクセス対象データを前記過去データ更新手段に通知し、
前記応答用過去データ保護手段で利用されない過去データの削除を、前記過去データ更新手段に通知する、ことを特徴とする請求項9記載のストレージシステム。 - 前記過去データ更新手段が、合成したデータを前記応答用過去データ保護手段に保存したとき、前記応答用過去データ保護手段に保存される過去データを削除する、ことを特徴とする請求項11記載のストレージシステム。
- 時刻指定付のリード要求を受けた前記データ合成手段は、前記応答用データ保護手段内に指定された時刻の応答用の過去データが存在するか探索し、
指定された時刻のデータが存在する場合、前記データ合成手段は、前記応答用データ保護手段から指定された時刻の応答用データを取り出し、
一方、指定された時刻のデータが存在しない場合、前記データ合成手段は、前記応答用データ保護手段から、指定された時刻の近隣データを取り出し、前記継続的データ保護手段から、取り出された近隣データと、指定された時刻の差分情報を得、近隣データと差分情報から指定時刻のデータを合成する、ことを特徴とする請求項8記載のストレージシステム。 - 応答用の過去データを保持する応答用過去データ保護手段と、
継続的なデータ保護を行う継続的データ保護手段と、
前記応答用過去データ保護手段と前記継続的データ保護手段のデータからデータを合成するデータ合成手段と、
を備えたストレージと、
アプリケーションの静止点を検出して管理する静止点管理手段と、
を備え、
ストレージに対して要求データの時刻指定付リード要求を受け、前記静止点管理手段は、要求された時刻に最も近い対象データの静止点の情報を得、前記静止点の情報を、ストレージの前記データ合成手段に通知し、
前記データ合成手段は、前記応答用過去データ保護手段内に、前記静止点管理手段で得られた前記静止点に対応する時刻の応答用の過去データが存在するか否か探索し、前記時刻のデータが存在する場合には、前記応答用過去データ保護手段から該当データを取り出し、
一方、前記静止点に対応する時刻のデータが存在しない場合には、前記データ合成手段は、前記応答用過去データ保護手段から、前記時刻に近隣のデータを取り出し、前記継続的データ保護手段から、取り出された近隣データと指定された時刻のデータの差分情報を得、前記近隣データと前記差分情報とから、前記時刻のデータを合成し応答として返す、ことを特徴とするストレージシステム。 - データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していくことで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムのデータ保護方法であって、
所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして前記ストレージに記憶する工程を含む、ことを特徴とするデータ保護方法。 - データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していくことで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムのデータ保護方法であって、
ストレージへのアクセスの履歴情報の解析結果、及び/又は、外部から通知された情報に基づき、データ・アクセスに関する所定の契機を抽出する工程と、
前記抽出された所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして、前記ストレージに記憶する工程と、
を含む、ことを特徴とするデータ保護方法。 - 前記ストレージへのアクセス要求が、前記所定の契機に対応するデータへのアクセス要求である場合、データの復元は行わず、予め作成された、前記所定の契機に対応したデータを、前記アクセス要求の応答とし、
一方、前記所定の契機のデータが前記ストレージに記憶されていない場合には、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報からデータを復元し、前記アクセス要求に対する応答として返す制御を行う工程を含む、ことを特徴とする請求項17又は18記載のデータ保護方法。 - 前記所定の契機は、前記ストレージへのアクセスの履歴情報から導出される、頻繁なアクセスが行われるか、又は頻繁なアクセスが予想される時点を含む、ことを特徴とする請求項17記載のデータ保護方法。
- 前記所定の契機は、前記ストレージシステム外部から前記ストレージシステムに通知される、ことを特徴とする請求項17記載のデータ保護方法。
- 前記ストレージでは、所定の時間間隔をもって互いに離間しているそれぞれの時点での過去データが前記時点に関連付けて記憶保持され、
前記過去データが格納されない時間区間内に発生したデータ更新については、変更内容が差分情報にて前記ログとして時系列的に記録され、
前記アクセス要求で指定された時点のデータが、前記ストレージに過去データとして格納されているか探索し、前記指定された時点の過去データが存在する場合、前記指定された時点の過去データを、アクセス要求に対する応答として返し、
前記アクセス要求で指定された時点の過去データが前記ストレージに記憶されていない場合には、前記指定時点に近隣の過去データを取得するとともに、前記近隣の過去データと指定時点のデータの差分に対応するログ情報を取得し、前記近隣の過去データと前記ログ情報とから、指定時点に対応するデータを復元して、アクセス要求に対する応答として返す、ことを特徴とする請求項17又は18記載のデータ保護方法。 - データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していくことで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムのデータ保護方法であって、
データの静止点を検出する工程と、
ストレージに対するアクセス要求に対して、静止点に対応するデータを応答として返す制御を行う工程と、
を含む、ことを特徴とするデータ保護方法。 - データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していく処理を実行することで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムを構成するコンピュータに、
所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして前記ストレージに記憶する処理を実行させるプログラム。 - データの更新が発生したとき、変更内容をログとして時系列的に記録していく処理を実行することで、過去の時点のデータを復元自在としてなる、データ保護機能を具備したストレージシステムを構成するコンピュータに、
ストレージへのアクセスの履歴情報の解析結果、及び/又は、外部から通知された情報に基づき、データ・アクセスに関する所定の契機を抽出する処理と、
前記抽出された所定の契機に対応するデータを、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報とから作成し、該作成したデータを、前記所定の契機に対応したデータとして、前記ストレージに記憶する処理と、
を実行させるプログラム。 - 請求項24又は25記載のプログラムにおいて、
前記ストレージへのアクセス要求が、前記所定の契機に対応するデータへのアクセス要求である場合、データの復元は行わず、予め作成された、前記所定の契機に対応したデータを、前記アクセス要求の応答とし、
一方、前記アクセス要求に対応する契機のデータが前記ストレージに記憶されていない場合には、前記ストレージに記憶保持されているデータとログ情報からデータを復元し、前記アクセス要求に対する応答として返す制御を行う処理を実行させるプログラム。 - 応答用の過去データを保持する応答用過去データ保護手段と、
継続的なデータ保護を行う継続的データ保護手段と、
を備え、
所定の契機に対応するデータを予め作成する過去データ更新処理と、
前記応答用過去データ保護手段と前記継続的データ保護手段のデータからデータを合成するデータ合成処理と、
を備えたストレージシステムを構成するコンピュータに、
前記過去データ更新処理は、前記応答用過去データ保護手段の過去データを、前記継続的データ保護手段のデータを参照して、前記所定の契機に対応するデータを事前に復元し、前記応答用過去データ保護手段に格納し、
前記データ合成処理は、前記所定の契機のデータへのアクセス要求に対して、前記応答用過去データ保護手段に記憶保持されているデータを応答として返し、
前記所定の契機以外のデータのアクセス要求に対しては、前記応答用過去データ保護手段と前記継続的データ保護手段のデータから合成したデータを応答として返す処理を行い、
前記過去データ更新処理と前記データ合成処理を、実行させるプログラム。 - 請求項27記載のプログラムにおいて、ストレージへのアクセスの履歴情報の解析結果又は外部から通知された情報に基づき、前記契機を前記過去データ更新手段に伝達する契機伝達処理を、前記コンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項28記載のプログラムにおいて、
前記契機伝達処理が、前記過去データ更新処理に対して、過去データについて保持すべき時刻を通知し、
前記過去データ更新処理は、過去データから指定時刻の近隣データを取り出し、前記継続的データ保護手段から、指定時刻の近隣データと、指定された時刻のデータの差分情報を得、データと差分情報から、指定時刻に対応するデータを合成し、合成したデータを応答用過去データ保護手段に保存する、ことを特徴とするプログラム。 - 請求項28記載のプログラムにおいて、
前記契機伝達処理が、前記過去データ更新手段に対して、過去データとして不要なデータを通知し、前記過去データ更新手段は、通知された過去データを、応答用過去データから削除する、ことを特徴とするプログラム。 - 請求項28記載のプログラムにおいて、
前記契機伝達処理は、ストレージへのアクセスの履歴情報を解析し、アクセスが集中している時刻とアクセス対象データを前記過去データ更新処理に通知し、
前記応答用過去データ保護手段で利用されない過去データの削除を前記過去データ更新処理に通知する、ことを特徴とするプログラム。 - 請求項27記載のプログラムにおいて、
時刻指定付のリード要求を受けた前記データ合成処理は、前記応答用データ保護手段内に指定された時刻の応答用の過去データが存在するか探索し、
指定された時刻のデータが存在する場合、前記データ合成処理は、前記応答用データ保護手段から指定された時刻の応答用データを取り出し、
一方、指定された時刻のデータが存在しない場合、前記データ合成処理は、前記応答用データ保護手段から、指定された時刻の近隣データを取り出し、前記継続的データ保護手段から、取り出された近隣データと、指定された時刻の差分情報を得、近隣データと差分情報から指定時刻のデータを合成する、ことを特徴とするプログラム。 - 応答用の過去データを保持する応答用過去データ保護手段と、
継続的なデータ保護を行う継続的データ保護手段と、
前記応答用過去データ保護手段と前記継続的データ保護手段のデータからデータを合成するデータ合成処理と、
アプリケーションの静止点を検出して管理する静止点管理処理と、
を備えたストレージシステムを構成するコンピュータに、
ストレージに対して要求データの時刻指定付リード要求を受け、前記静止点管理処理は、要求された時刻に最も近い対象データの静止点の情報を得、静止点の情報を、ストレージのデータ合成処理に通知し、
前記データ合成処理は、応答用過去データ保護手段内に、前記静止点管理処理で得られた静止点に対応する時刻の応答用の過去データが存在するか否か探索し、
前記静止点に対応する時刻のデータが存在する場合には、前記応答用過去データ保護手段から該当データを取り出し、
一方、前記静止点に対応する時刻のデータが存在しない場合、前記データ合成処理は、前記応答用過去データ保護手段から、指定された時刻に近隣のデータを取り出し、前記継続的データ保護手段から、取り出された近隣データと、指定された時刻のデータの差分情報を得、前記近隣データと前記差分情報とから、指定された時刻のデータを合成し応答として返す処理を行い、
前記静止点管理処理と前記データ合成処理を実行させるプログラム。
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JP2006147095A JP5124989B2 (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | ストレージシステム及びデータ保護方法とプログラム |
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