JP2007316972A - 電子機器及び接続確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】USBメモリ90を使用するモード以外の期間は、USB通信回路とUSBメモリへの給電をオフとするが、その給電オフ期間にも、特殊なコネクタ機構を用いずにUSBメモリの接続有無を確認できるようにする。
【解決手段】USB通信回路及び電源ライン(USBメモリへ給電する電源ライン)に対する動作電源電圧の供給をオフとする期間に、電源ラインの電位をプルアップする(F101〜F106)。この場合、電源ラインの電位はUSBメモリが接続されているか否かにより異なるものとなる。従って、プルアップ動作を実行した状態での電源ラインの電位検出を行うこと(F107、F110)で、外部機器の接続の有無を確認できる。
【選択図】図4
【解決手段】USB通信回路及び電源ライン(USBメモリへ給電する電源ライン)に対する動作電源電圧の供給をオフとする期間に、電源ラインの電位をプルアップする(F101〜F106)。この場合、電源ラインの電位はUSBメモリが接続されているか否かにより異なるものとなる。従って、プルアップ動作を実行した状態での電源ラインの電位検出を行うこと(F107、F110)で、外部機器の接続の有無を確認できる。
【選択図】図4
Description
本発明は、信号ラインと電源ラインを有する接続構造を有し、接続された外部機器に対して電源ラインにより給電可能な電子機器と、その電子機器における外部機器の接続確認方法に関する。
例えばUSB(Universal Serial Bus)インターフェースのように、信号ラインと電源ラインを有する接続構造を備え、外部機器と接続して通信可能な電子機器が各種存在する。例えば多くのパーソナルコンピュータでは1又は複数のUSB端子が設けられ、外部機器としての各種デバイスをUSBインターフェースで接続できる。
またパーソナルコンピュータに限らず、AV(Audio-Visual)機器、カメラ機器、ナビゲーション装置、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)などの非常に多様な種類の電子機器において、USBインターフェースで外部機器と接続できるようにしたものが開発されている。
またパーソナルコンピュータに限らず、AV(Audio-Visual)機器、カメラ機器、ナビゲーション装置、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)などの非常に多様な種類の電子機器において、USBインターフェースで外部機器と接続できるようにしたものが開発されている。
公知の通りUSB接続端子は、4端子を有する接続構造を持ち、それぞれD+端子、D−端子としての信号端子と、電源端子、グランド端子とされている。そして電源端子、グランド端子で接続される電源ライン、グランドラインにより、上記のようなUSBホストとなる電子機器から、外部機器(USBデバイス)に対して給電を行うことができるため、電源を持たない外部機器の接続方式としても有用とされている。
電源を持たない外部機器の一例としては、一般にUSBメモリと呼ばれる記憶装置、即ちUSBインターフェース構造とフラッシュメモリ等の固体記憶素子を有する記憶装置であって、各種電子機器のUSB端子に接続でき、電子機器との間で情報通信を行うことのできる装置がある。
電源を持たない外部機器の一例としては、一般にUSBメモリと呼ばれる記憶装置、即ちUSBインターフェース構造とフラッシュメモリ等の固体記憶素子を有する記憶装置であって、各種電子機器のUSB端子に接続でき、電子機器との間で情報通信を行うことのできる装置がある。
なお、上記特許文献1には、USBデバイスがアクティブ状態でない場合に、USBデバイスをホストコントローラから電気的に切断し、消費電力を低減する技術が記載されている。
また上記特許文献2には、USBデバイスの接続中でも、適宜、非接続時の状態に制御する技術が記載されている。
また上記特許文献2には、USBデバイスの接続中でも、適宜、非接続時の状態に制御する技術が記載されている。
ところで、USBホストとなる電子機器であって、例えばUSBメモリ等の外部機器を接続して使用できる機器の場合、USBメモリ等の外部機器が接続されているか否かの確認を行う動作が行われる。例えばUSBメモリの接続の有無の確認は、実際に通信を行ってみて、通信できるか否かにより判断できる。
図7は、USBホスト機器と、接続されたUSBメモリ90を示している。USBホスト機器のメインコントローラ100は、USB通信回路101を介して、接続されたUSBメモリ90との通信を行う。USB通信回路101とUSBメモリ90の間は、D+ライン、D−ライン、電源ライン、グランドラインで接続される。
電源回路102は、例えばメインコントローラ100等の動作電源電圧V1とともに、USB通信回路101の動作電源電圧VBUSを発生する。動作電源電圧VBUSは電源ラインを介してUSBメモリ90にも供給される。
電源回路102は、例えばメインコントローラ100等の動作電源電圧V1とともに、USB通信回路101の動作電源電圧VBUSを発生する。動作電源電圧VBUSは電源ラインを介してUSBメモリ90にも供給される。
例えばこのような構成において、メインコントローラ100は、接続されたUSBメモリ90を使用するモード(USBモード)を開始するときは、図8のような処理を行う。即ちUSB通信回路101をイニシャライズし(F401)、USB通信回路101を介してのUSBメモリ90の間の通信を開始する(F402)。そして実際に通信ができたか否かを確認し(F403)、通信ができたのであればUSBメモリ90が接続されていると判断する(F404→F406)。一方、通信ができなかったのであればUSBメモリ90が接続されていない判断する(F404→F405)。
このような処理により、例えばUSBモードの動作を行うときにUSBメモリ90の有無を確認できる。また、以降も、逐次、通信を実行してみて、通信できたか否かにより、USBメモリ90の接続の有無を同様に確認できる。
このような処理により、例えばUSBモードの動作を行うときにUSBメモリ90の有無を確認できる。また、以降も、逐次、通信を実行してみて、通信できたか否かにより、USBメモリ90の接続の有無を同様に確認できる。
ところが電子機器が、例えばUSBモード以外の別モード(例えばラジオモードやCD(Compact Disc)等の再生モードなど)を併せ持つ機器である場合、それらの別モード時では、ノイズ防止や省電の為に、USBメモリ90及びUSB通信回路101の電流をカットしたいという事情がある。
例えば常時時計表示を行うと共にラジオ放送受信機能を有する電子機器を考えると、大部分の期間は時計表示を行うクロックモードとなるが、その期間には消費電流はなるべく削減したい。また、ラジオ受信時にはUSB関連回路の電流が特にAM放送受信動作に対し悪影響を与えてしまうということもある。これらのことから、必要時以外にはUSB関連回路を電源オフとすることが重要となる。
例えば常時時計表示を行うと共にラジオ放送受信機能を有する電子機器を考えると、大部分の期間は時計表示を行うクロックモードとなるが、その期間には消費電流はなるべく削減したい。また、ラジオ受信時にはUSB関連回路の電流が特にAM放送受信動作に対し悪影響を与えてしまうということもある。これらのことから、必要時以外にはUSB関連回路を電源オフとすることが重要となる。
ここで、USB関連回路を電源オフとするということは、例えば図7における動作電源電圧VBUSをオフにしてUSB通信回路101(及びUSBメモリ90)に対して給電しないということであるが、すると、その期間は、USBメモリ90との通信を試みて、通信可能であるか否かによりUSBメモリ90の有無を確認することができない、ということを意味する。
しかしながら機器動作としては、USBメモリ90を使用していないときでも、USBメモリ90の有無を確認したい事情が多々ある。
つまりUSBメモリ90を使用していないときは、USB通信回路101及びUSBメモリ90への動作電源電圧VBUSの給電をオフとしたいが、その給電オフ期間も、USBメモリ90の接続有無を確認できるようにしたい。
なお、USB通信回路101が電源オフ状態でもUSBメモリ90の接続有無を確認する手法としては、例えばUSBコネクタに機械的な接続検出スイッチを設け、メインコントローラ100がその接続検出スイッチの状態を確認するということが考えられるが、この場合、接続検出スイッチ付きのUSBコネクタという特殊な機構のコネクタを使用しなくてはならず、機器の製造コスト的な負担も大きくなり、好ましくない。
しかしながら機器動作としては、USBメモリ90を使用していないときでも、USBメモリ90の有無を確認したい事情が多々ある。
つまりUSBメモリ90を使用していないときは、USB通信回路101及びUSBメモリ90への動作電源電圧VBUSの給電をオフとしたいが、その給電オフ期間も、USBメモリ90の接続有無を確認できるようにしたい。
なお、USB通信回路101が電源オフ状態でもUSBメモリ90の接続有無を確認する手法としては、例えばUSBコネクタに機械的な接続検出スイッチを設け、メインコントローラ100がその接続検出スイッチの状態を確認するということが考えられるが、この場合、接続検出スイッチ付きのUSBコネクタという特殊な機構のコネクタを使用しなくてはならず、機器の製造コスト的な負担も大きくなり、好ましくない。
このようなことから本発明は、USBメモリ90等の外部機器を使用する場合以外には、その外部機器との通信回路部(及び外部機器)への給電をオフとするが、その給電オフ期間にも、特殊なコネクタ機構を用いずに、外部機器の接続有無を確認できるようにすることを目的とする。
本発明の電子機器は、少なくとも信号ラインと電源ラインを有する接続構造を有し、接続された外部機器に対して上記電源ラインにより給電可能な電子機器である。そして上記接続構造を介して接続された上記外部機器との通信を行う通信回路部と、上記通信回路部及び上記電源ラインに対して動作電源電圧を供給する電源回路部と、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給がオフとされる期間に上記電源ラインの電位をプルアップすることのできるプルアップ回路部と、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給をオフとした期間に上記プルアップ回路部にプルアップ動作を実行させ、その際の上記電源ラインの電位により上記接続構造を介して外部機器が接続されているか否かを判断する制御部とを備える。
また上記制御部は、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給をオフさせた後、上記電源ラインの残留電位を放電させ、その後、上記プルアップ回路部にプルアップ動作を実行させる。
また上記接続構造はUSB方式の接続構造であり、上記通信回路部はUSB通信回路部である。
また上記制御部は、上記通信回路部を介して、上記外部機器として接続されたメモリ装置を用いた処理に関するメモリ関連情報を保存するとともに、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の給電をオフとした期間に、上記電源ラインの電位により、上記メモリ装置の接続解除を検出した場合、保存してある上記メモリ関連情報を削除する。
また上記制御部は、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給をオフさせた後、上記電源ラインの残留電位を放電させ、その後、上記プルアップ回路部にプルアップ動作を実行させる。
また上記接続構造はUSB方式の接続構造であり、上記通信回路部はUSB通信回路部である。
また上記制御部は、上記通信回路部を介して、上記外部機器として接続されたメモリ装置を用いた処理に関するメモリ関連情報を保存するとともに、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の給電をオフとした期間に、上記電源ラインの電位により、上記メモリ装置の接続解除を検出した場合、保存してある上記メモリ関連情報を削除する。
本発明の接続確認方法は、少なくとも信号ラインと電源ラインを有する接続構造を有し、接続された外部機器に対して上記電源ラインにより給電可能な電子機器であって、上記接続構造を介して接続された上記外部機器との通信を行う通信回路部と、上記通信回路部及び上記電源ラインに対して動作電源電圧を供給する電源回路部と、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給がオフとされる期間に上記電源ラインの電位をプルアップすることのできるプルアップ回路部とを有する電子機器における、外部機器の接続確認方法である。そして、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給をオフとするステップと、上記プルアップ回路部にプルアップ動作を実行させるステップと、上記プルアップ動作状態での上記電源ラインの電位により上記接続構造を介して外部機器が接続されているか否かを判断するステップとを備える。
このような本発明においては、通信回路部(例えばUSB通信回路)及び電源ライン(例えばUSBメモリ等へ給電する電源ライン)に対する動作電源電圧の供給がオフとされる期間に、上記電源ラインの電位をプルアップするが、この場合、電源ラインの電位は、該電源ラインを含む接続構造に外部機器が接続されているか否か、即ち電源ラインに接続された負荷の有無により異なるものとなる。従って、プルアップ動作を実行した状態での電源ラインの電位検出を行うことで、外部機器の接続の有無を確認できる。
本発明によれば、外部機器との通信回路部(及び外部機器)への給電をオフとしている期間にも、外部機器の接続有無を確認できるという効果がある。
これにより、外部機器を使用しないモードでの動作時に、通信回路部及び外部機器への給電をオフとすることによる省電効果や、通電によるノイズ等の悪影響の回避を実現しつつ、外部機器の接続有無に応じた適切な動作を実行できる。
また、機械的な検出スイッチを備えたコネクタ機構を用いる必要もないため、電子機器の製造コスト低減に有効である。
これにより、外部機器を使用しないモードでの動作時に、通信回路部及び外部機器への給電をオフとすることによる省電効果や、通電によるノイズ等の悪影響の回避を実現しつつ、外部機器の接続有無に応じた適切な動作を実行できる。
また、機械的な検出スイッチを備えたコネクタ機構を用いる必要もないため、電子機器の製造コスト低減に有効である。
また、制御部が、外部機器として接続されたメモリ装置を用いた処理に関するメモリ関連情報を保存する場合において、通信回路部及び電源ラインに対する給電をオフとした期間に、メモリ装置の接続解除を検出したときに、保存してあるメモリ関連情報を削除することは、接続されたメモリ装置の同一性が保証できなくなったために、保存したメモリ関連情報が無効となったと判断するものであるが、これは、他のメモリ装置に差し替えられたときに、上記保存した情報に基づいて不適切な動作が行われることを回避できることを意味する。また、逆に言えば、一つのメモリ装置が継続して接続されている限りはメモリ関連情報をそのまま保存しておくこととなり、これにより後にメモリ関連情報を使用するときに効率的な動作が実行できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。ここでは電子機器の例としてラジオ付き時計装置(以下、「クロックラジオ」という)を挙げる。またこのクロックラジオはUSBインターフェース機能を備え、外部機器としてUSBメモリを接続して使用できるものとする。
図1はクロックラジオ1の外観例を示している。図1(a)は正面側から見た状態、図1(b)は背面側から見た状態である。
クロックラジオ1の筐体上には、図のように表示部2,スピーカ部3、キーやダイヤル等の各種の操作子4が設けられる。
また例えば背面側にはUSBコネクタ(USBレセプタクル)5が設けられ、USBメモリ90を接続できるようにされている。
クロックラジオ1の筐体上には、図のように表示部2,スピーカ部3、キーやダイヤル等の各種の操作子4が設けられる。
また例えば背面側にはUSBコネクタ(USBレセプタクル)5が設けられ、USBメモリ90を接続できるようにされている。
このクロックラジオ1は、通常は時計として使用され、正面の表示部2に時刻を表示する。また、操作子4を用いたユーザーの操作により、内部のラジオチューナを動作させ、AM放送やFM放送を受信して、その受信放送音声をスピーカ部3から出力できる。
更にクロックラジオ1は、オーディオプレーヤとしても機能する。例えばオーディオデータが記録されたUSBメモリ90を接続することで、そのUSBメモリ90に記録されているオーディオデータを読み出し、スピーカ部3から出力することができる。
このように、クロックラジオ1は時計、AMラジオ、FMラジオ、オーディオプレーヤとしての機能を備えた機器とする。
これらの動作はユーザーのモード切換操作に応じて実行されるが、以下では各動作モードを、クロックモード、AMモード、FMモード、USBモードと呼ぶこととする。
クロックモードとは、表示部2に時計表示を行って時計として機能するモードである。通常、ユーザーが何ら操作を行っていないときは、このクロックモードとなる。
AMモードとは、AM放送を受信して放送音声を出力するモードである。
FMモードとは、FM放送を受信して放送音声を出力するモードである。
USBモードとは、接続されたUSBメモリ90からオーディオデータを読み出して、楽曲等の再生音声をスピーカ部3から出力する、オーディオプレーヤとして機能するモードである。
更にクロックラジオ1は、オーディオプレーヤとしても機能する。例えばオーディオデータが記録されたUSBメモリ90を接続することで、そのUSBメモリ90に記録されているオーディオデータを読み出し、スピーカ部3から出力することができる。
このように、クロックラジオ1は時計、AMラジオ、FMラジオ、オーディオプレーヤとしての機能を備えた機器とする。
これらの動作はユーザーのモード切換操作に応じて実行されるが、以下では各動作モードを、クロックモード、AMモード、FMモード、USBモードと呼ぶこととする。
クロックモードとは、表示部2に時計表示を行って時計として機能するモードである。通常、ユーザーが何ら操作を行っていないときは、このクロックモードとなる。
AMモードとは、AM放送を受信して放送音声を出力するモードである。
FMモードとは、FM放送を受信して放送音声を出力するモードである。
USBモードとは、接続されたUSBメモリ90からオーディオデータを読み出して、楽曲等の再生音声をスピーカ部3から出力する、オーディオプレーヤとして機能するモードである。
図2により、クロックラジオ1の内部構成例を示す。
メインコントローラ10は、例えばCPU(Central Processing Unit )により構成され、動作プログラムや操作入力に応じて、クロックラジオ1が所要の動作を実行するように図示する各部を制御する。
メモリ部13は、メインコントローラ10において実行されるプログラムコードを格納したり、実行中の作業データを一時保管するために使用されたり、USBメモリ90から取り込んだ情報(メモリ関連情報)を保存する。メモリ関連情報とは、USBメモリ90に記録されたオーディオデータの再生に関してUSBメモリ90から取り込んだ情報や、USBモードでの再生処理のための情報などである。USBメモリ90から取り込んだ情報とは、例えばUSBメモリ90に記録された各オーディオデータファイルの曲順や各曲名の情報などがある。またUSBモードでの再生処理のための情報とは、例えば、USBメモリ90に記録された各オーディオデータファイルの曲順をユーザーが指定するいわゆるプログラム再生を実行する場合の曲順指定情報や、再生停止ポイントなどのいわゆるリジューム情報などがある。
なお、この図2の場合、メモリ部13としては、揮発メモリ、不揮発性メモリの双方を含むものとして包括的に示している。例えばプログラムを格納するROM(Read Only Memory)、演算ワーク領域や各種一時記憶のためのRAM(Random Access Memory)、さらにはEEP−ROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリを含む。
メインコントローラ10は、例えばCPU(Central Processing Unit )により構成され、動作プログラムや操作入力に応じて、クロックラジオ1が所要の動作を実行するように図示する各部を制御する。
メモリ部13は、メインコントローラ10において実行されるプログラムコードを格納したり、実行中の作業データを一時保管するために使用されたり、USBメモリ90から取り込んだ情報(メモリ関連情報)を保存する。メモリ関連情報とは、USBメモリ90に記録されたオーディオデータの再生に関してUSBメモリ90から取り込んだ情報や、USBモードでの再生処理のための情報などである。USBメモリ90から取り込んだ情報とは、例えばUSBメモリ90に記録された各オーディオデータファイルの曲順や各曲名の情報などがある。またUSBモードでの再生処理のための情報とは、例えば、USBメモリ90に記録された各オーディオデータファイルの曲順をユーザーが指定するいわゆるプログラム再生を実行する場合の曲順指定情報や、再生停止ポイントなどのいわゆるリジューム情報などがある。
なお、この図2の場合、メモリ部13としては、揮発メモリ、不揮発性メモリの双方を含むものとして包括的に示している。例えばプログラムを格納するROM(Read Only Memory)、演算ワーク領域や各種一時記憶のためのRAM(Random Access Memory)、さらにはEEP−ROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリを含む。
操作部20は、ユーザーの操作のための各種操作キー等の操作子を備える。即ち図1に示した各種操作子4を有し、操作子4の操作に応じて操作情報をメインコントローラ10に通知する。ユーザーが操作部20の各種の操作子4によって実行できる操作としては、例えばモード切換操作、ラジオ選局操作、音量操作、USBモードの再生に関する操作(再生、停止、早送り/早戻し、頭出し、曲順指定(いわゆるプログラム再生の曲順指定))などがある。
なおUSBモードに再生に関して、ユーザーが曲順指定操作を行った場合は、メインコントローラ10は、その曲順指定情報を、メモリ関連情報の1つとしてメモリ部13に保存する。
なおUSBモードに再生に関して、ユーザーが曲順指定操作を行った場合は、メインコントローラ10は、その曲順指定情報を、メモリ関連情報の1つとしてメモリ部13に保存する。
表示部2は例えば液晶パネル等により形成され、図1に示したように例えば筐体正面に配置される。この表示部2では、メインコントローラ10の制御に基づいて、時刻表示や、AMモード、FMモードの際の選局周波数表示、USBモードにおいてオーディオ再生を行う場合の曲名や曲ナンバ、進行時間などを表示する。
計時部18は、現在日時の計数を行う。即ち年月日時分秒を常時計数しており、その現在時刻情報をメインコントローラ10に与える。メインコントローラ10は供給された現在時刻情報が表示部2で表示されるように制御する。
AM/FMチューナ部14は、ラジオ放送(AM放送及びFM放送)の放送波の受信/復調を行う。AM/FMチューナ部14での受信復調処理により得られた音声信号は、セレクタ16を介してアンプ部15に供給され、スピーカ部3から音声として出力される。
ユーザーが操作部20の操作によりAMモードを選択した場合は、メインコントローラ10はAM/FMチューナ部14にAM放送受信処理を実行させるとともに、セレクタ16においてAM/FMチューナ部14側を選択させる。
またユーザーが操作部20の操作によりFMモードを選択した場合は、メインコントローラ10はAM/FMチューナ部14にFM放送受信処理を実行させるとともに、セレクタ16においてAM/FMチューナ部14側を選択させる。
ユーザーが操作部20の操作によりAMモードを選択した場合は、メインコントローラ10はAM/FMチューナ部14にAM放送受信処理を実行させるとともに、セレクタ16においてAM/FMチューナ部14側を選択させる。
またユーザーが操作部20の操作によりFMモードを選択した場合は、メインコントローラ10はAM/FMチューナ部14にFM放送受信処理を実行させるとともに、セレクタ16においてAM/FMチューナ部14側を選択させる。
USB通信回路11は、USBコネクタ5に接続されたUSBメモリ90との通信インターフェース回路である。
USBコネクタ5は、例えば一般的なAタイプのUSBコネクタであり、USBメモリ90との間でD+ライン、D−ライン、電源ライン、グランドラインを形成する接続構造を持つ。
メインコントローラ10はUSB通信回路11を介してUSBメモリ90との間でのデータ通信(D+ライン、D−ラインの通信)を実行させ、これによってUSBメモリ90からの情報の読み出しを実行する。
メインコントローラ10は、USB通信回路11を介した通信により、例えば接続されたUSBメモリ90から管理情報を取得してメモリ部13にメモリ関連情報として保存する。例えばUSBメモリ90に記録された各オーディオデータファイルについての曲順情報や曲名情報などをそれぞれメモリ関連情報の1つとして保存する。
USBコネクタ5は、例えば一般的なAタイプのUSBコネクタであり、USBメモリ90との間でD+ライン、D−ライン、電源ライン、グランドラインを形成する接続構造を持つ。
メインコントローラ10はUSB通信回路11を介してUSBメモリ90との間でのデータ通信(D+ライン、D−ラインの通信)を実行させ、これによってUSBメモリ90からの情報の読み出しを実行する。
メインコントローラ10は、USB通信回路11を介した通信により、例えば接続されたUSBメモリ90から管理情報を取得してメモリ部13にメモリ関連情報として保存する。例えばUSBメモリ90に記録された各オーディオデータファイルについての曲順情報や曲名情報などをそれぞれメモリ関連情報の1つとして保存する。
また、メインコントローラ10は、USBモードの動作として、本クロックラジオ1をオーディオプレーヤとして機能させる場合は、USB通信回路11を介してUSBメモリ90から各オーディオデータファイルのオーディオデータの読み出しを実行する。この場合に順次連続的に読み出されてくるオーディオデータは、オーディオ処理回路15に供給される。
オーディオ処理回路15では、USB通信回路11を介して読み出されてくるオーディオデータのデコード処理やD/A変換処理を行い、再生音声としてのアナログオーディオ信号を得る。USBモードの場合、メインコントローラ10はオーディオ処理回路15にこれらの処理を実行させるとともにセレクタ16にオーディオ処理回路15側を選択させる。これにより、USBメモリ90から読み出されたオーディオデータが、再生音声信号としてアンプ部17を介してスピーカ部3に供給され、出力される。つまりUSBメモリ90に記録された楽曲等のオーディオデータの再生出力が行われる。
オーディオ処理回路15では、USB通信回路11を介して読み出されてくるオーディオデータのデコード処理やD/A変換処理を行い、再生音声としてのアナログオーディオ信号を得る。USBモードの場合、メインコントローラ10はオーディオ処理回路15にこれらの処理を実行させるとともにセレクタ16にオーディオ処理回路15側を選択させる。これにより、USBメモリ90から読み出されたオーディオデータが、再生音声信号としてアンプ部17を介してスピーカ部3に供給され、出力される。つまりUSBメモリ90に記録された楽曲等のオーディオデータの再生出力が行われる。
電源回路19は、例えば一次電池又は二次電池を電源とし、DC/DCコンバータを用いて各部に必要な動作電源電圧を供給する。或いは商用交流電源を電源とし、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータを用いて各部に必要な動作電源電圧を供給する。
ここでは動作電源電圧としてV1、VBUSを例示しているが、動作電源電圧V1は例えば3V電圧として、メインコントローラ10等の電源電圧とされる。一方、動作電源電圧VBUSは、USB関連電圧であり、例えば5V電圧として、後述するプルアップ回路12を介してUSB通信回路11及びUSBコネクタ5の電源ラインに供給される。つまり接続されたUSBメモリ90に対して電源ラインを介して動作電源電圧VBUSが供給される構成を採っている。
電源回路19による動作電源電圧V1、VBUS等の供給の有無、即ち電源オン/オフはメインコントローラ10によって制御される。
特に本例では、メインコントローラ10は、USBモード時以外は、動作電源電圧VBUSをUSB通信回路11及び電源ライン(接続されたUSBメモリ90)に対してオフとすることで、省電効果を実現し、またこれらUSB通信回路11,USBメモリ90への通電によってラジオ受信音声にノイズが生ずるなどの悪影響を回避するようにしている。
ここでは動作電源電圧としてV1、VBUSを例示しているが、動作電源電圧V1は例えば3V電圧として、メインコントローラ10等の電源電圧とされる。一方、動作電源電圧VBUSは、USB関連電圧であり、例えば5V電圧として、後述するプルアップ回路12を介してUSB通信回路11及びUSBコネクタ5の電源ラインに供給される。つまり接続されたUSBメモリ90に対して電源ラインを介して動作電源電圧VBUSが供給される構成を採っている。
電源回路19による動作電源電圧V1、VBUS等の供給の有無、即ち電源オン/オフはメインコントローラ10によって制御される。
特に本例では、メインコントローラ10は、USBモード時以外は、動作電源電圧VBUSをUSB通信回路11及び電源ライン(接続されたUSBメモリ90)に対してオフとすることで、省電効果を実現し、またこれらUSB通信回路11,USBメモリ90への通電によってラジオ受信音声にノイズが生ずるなどの悪影響を回避するようにしている。
プルアップ回路12は、動作電源電圧VBUSに関してメインコントローラ10がオン/オフ制御できるようにするとともに、USBコネクタ5にUSBメモリ90が接続されているか否かの検出を行うために設けられた回路部である。
メインコントローラ10は、プルアップ回路部12に対して制御信号S1,S2,S3を与えて動作を制御するとともに、プルアップ回路部12内の所定箇所、即ちUSBコネクタ5を介してUSBメモリ90に動作電源電圧VBUSを与える電源ラインの電位を検出する。
メインコントローラ10は、プルアップ回路部12に対して制御信号S1,S2,S3を与えて動作を制御するとともに、プルアップ回路部12内の所定箇所、即ちUSBコネクタ5を介してUSBメモリ90に動作電源電圧VBUSを与える電源ラインの電位を検出する。
図3にプルアップ回路部12の構成を示す。
図示するようにプルアップ回路部12は、トランジスタTR1,TR2,TR3、ダイオードD1,D2、抵抗R1,R2を有して成る。
電源回路19からの動作電源電圧VBUSは、トランジスタTR1、ダイオードD1を介してUSBコネクタ5の電源ライン及びUSB通信回路11に与えられる。即ちトランジスタTR1のオン/オフにより、USB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電がオン/オフされる構成を採っている。
また図中[A]点は、USBコネクタ5の電源ラインの電位ノードを示しているが、メインコントローラ10は、例えばA/D入力ポートにより、この[A]点の電位を取り込んで検出できるようにしている。
[A]点に対しては、図のようにトランジスタTR2,抵抗R1、ダイオードD1の直列回路が接続され、動作電源電圧VBUSの5Vをプルアップ電圧として用いて、[A]点電位をプルアップできるようにしている。抵抗R1は例えば100KΩ程度とされる。
また[A]点に対しては、図のようにトランジスタTR3,抵抗R2による放電のための回路が接続される。
メインコントローラ10は制御信号S1,S2,S3として、各トランジスタTR1,TR2,TR3のベース電流を制御することで、各トランジスタTR1,TR2,TR3をそれぞれオン/オフ制御できる。
図示するようにプルアップ回路部12は、トランジスタTR1,TR2,TR3、ダイオードD1,D2、抵抗R1,R2を有して成る。
電源回路19からの動作電源電圧VBUSは、トランジスタTR1、ダイオードD1を介してUSBコネクタ5の電源ライン及びUSB通信回路11に与えられる。即ちトランジスタTR1のオン/オフにより、USB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電がオン/オフされる構成を採っている。
また図中[A]点は、USBコネクタ5の電源ラインの電位ノードを示しているが、メインコントローラ10は、例えばA/D入力ポートにより、この[A]点の電位を取り込んで検出できるようにしている。
[A]点に対しては、図のようにトランジスタTR2,抵抗R1、ダイオードD1の直列回路が接続され、動作電源電圧VBUSの5Vをプルアップ電圧として用いて、[A]点電位をプルアップできるようにしている。抵抗R1は例えば100KΩ程度とされる。
また[A]点に対しては、図のようにトランジスタTR3,抵抗R2による放電のための回路が接続される。
メインコントローラ10は制御信号S1,S2,S3として、各トランジスタTR1,TR2,TR3のベース電流を制御することで、各トランジスタTR1,TR2,TR3をそれぞれオン/オフ制御できる。
このようなプルアップ回路12を設けることで、本例のクロックラジオ1のメインコントローラ10は、USB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSをオフとした期間にも、USBメモリ90が接続されているか否かの検出ができる。
上述したようにこのクロックラジオ1は、動作モードとしてクロックモード、AMモード、FMモード、USBモードを有する。
そしてUSBモードの場合は、動作電源電圧VBUSをオンとして、USB通信回路11及びUSBメモリ90に給電し、USBメモリ90との通信を実行して上述したオーディオデータの再生動作を実行させる。
このUSBモードの際には、メインコントローラ10がプルアップ回路12のトランジスタTR1をオンとし、トランジスタTR2,TR3はオフとすることで、動作電源電圧VBUSがUSB通信回路11及びUSBメモリ90に与えられることになる。
なお、USBモード中は、図8で説明したように、USB通信回路11によるUSBメモリ90との通信が行うことができるか否かにより、USBメモリ90の接続有無を確認できる。
ここで、ユーザーがUSBモードから他のモード(AMモード、FMモード、クロックモード)に切り換える操作を行った場合、メインコントローラ10は、上述した省電等のためにUSB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電をオフとする。動作電源電圧VBUSの給電をオフとすると、当然ながら、USB通信回路11によるUSBメモリ90との通信可否によりUSBメモリ90の接続有無検出を行うことができない。本例では、このような動作電源電圧VBUSの給電オフ期間でも、USBコネクタ5にUSBメモリ90が接続されているか否かの検出を行うことができるようにしている。
上述したようにこのクロックラジオ1は、動作モードとしてクロックモード、AMモード、FMモード、USBモードを有する。
そしてUSBモードの場合は、動作電源電圧VBUSをオンとして、USB通信回路11及びUSBメモリ90に給電し、USBメモリ90との通信を実行して上述したオーディオデータの再生動作を実行させる。
このUSBモードの際には、メインコントローラ10がプルアップ回路12のトランジスタTR1をオンとし、トランジスタTR2,TR3はオフとすることで、動作電源電圧VBUSがUSB通信回路11及びUSBメモリ90に与えられることになる。
なお、USBモード中は、図8で説明したように、USB通信回路11によるUSBメモリ90との通信が行うことができるか否かにより、USBメモリ90の接続有無を確認できる。
ここで、ユーザーがUSBモードから他のモード(AMモード、FMモード、クロックモード)に切り換える操作を行った場合、メインコントローラ10は、上述した省電等のためにUSB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電をオフとする。動作電源電圧VBUSの給電をオフとすると、当然ながら、USB通信回路11によるUSBメモリ90との通信可否によりUSBメモリ90の接続有無検出を行うことができない。本例では、このような動作電源電圧VBUSの給電オフ期間でも、USBコネクタ5にUSBメモリ90が接続されているか否かの検出を行うことができるようにしている。
USBモードから他のモードに移行するときには、メインコントローラ10は図4の処理を行う。
ユーザーが操作部20の或る操作子4の操作により、USBモードから他のモード(クロックモード、AMモード、FMモードのいずれか)に切り換える操作を行った場合、メインコントローラ10は処理を図4のステップF101からF102に進め、まずトランジスタTR1をオフとする。つまりUSB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電をオフとする。
次にステップF103で、トランジスタTR3をオンする。そしてステップF104での50msec待機を行いながら、ステップF105で[A]点の電圧値を確認する処理を行う。このステップF103,F104,F105は、[A]点の残留電位を放電抵抗R2を介して放電し、[A]点の残留電位が確実に0.7V以下になるようにする処理であり、これによってUSBメモリ90をスタンバイ状態から確実にリセットする。
ユーザーが操作部20の或る操作子4の操作により、USBモードから他のモード(クロックモード、AMモード、FMモードのいずれか)に切り換える操作を行った場合、メインコントローラ10は処理を図4のステップF101からF102に進め、まずトランジスタTR1をオフとする。つまりUSB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電をオフとする。
次にステップF103で、トランジスタTR3をオンする。そしてステップF104での50msec待機を行いながら、ステップF105で[A]点の電圧値を確認する処理を行う。このステップF103,F104,F105は、[A]点の残留電位を放電抵抗R2を介して放電し、[A]点の残留電位が確実に0.7V以下になるようにする処理であり、これによってUSBメモリ90をスタンバイ状態から確実にリセットする。
[A]点電位が0.7V以下となったら、ステップF105からF106に進み、メインコントローラ10はトランジスタTR3をオフとして、放電を終了させ、続いてステップF107でトランジスタTR2をオンとする。
トランジスタTR2がオンとされることで、電源ライン([A]点電位)は、100KΩ程度の抵抗R1によりプルアップされることになる。
この場合、もしUSBメモリ90が接続されていなければ、[A]点電位として、プルアップ電圧に近い電圧が検出できる。
一方、USBメモリ90が接続されている場合、電源ラインはトランジスタTR2のオンによる抵抗R1を介した高いインピーダンス電源となり、USBメモリ90の数10〜数100mA程度の動作電流を確保できていないので、[A]点電位はプルアップ電圧に対して低い電圧で安定する。
つまり、トランジスタTR2をオンとするプルアップ動作実行期間においては、常時メインコントローラ10は[A]点電位を検出することで、USBメモリ90の接続有無を確認できることになる。
トランジスタTR2がオンとされることで、電源ライン([A]点電位)は、100KΩ程度の抵抗R1によりプルアップされることになる。
この場合、もしUSBメモリ90が接続されていなければ、[A]点電位として、プルアップ電圧に近い電圧が検出できる。
一方、USBメモリ90が接続されている場合、電源ラインはトランジスタTR2のオンによる抵抗R1を介した高いインピーダンス電源となり、USBメモリ90の数10〜数100mA程度の動作電流を確保できていないので、[A]点電位はプルアップ電圧に対して低い電圧で安定する。
つまり、トランジスタTR2をオンとするプルアップ動作実行期間においては、常時メインコントローラ10は[A]点電位を検出することで、USBメモリ90の接続有無を確認できることになる。
ステップF108では、メインコントローラ10は[A]点電位を検出し、[A]電位がプルアップ電圧に対して低い電圧であれば、ステップF109でUSBメモリ90が接続されていると判別する。
一方、ステップF108の検出において[A]電位がプルアップ電圧と略同等であった場合は、ステップF114でUSBメモリ90は接続されていないと判別する。この場合、再びステップF108に戻る。
一方、ステップF108の検出において[A]電位がプルアップ電圧と略同等であった場合は、ステップF114でUSBメモリ90は接続されていないと判別する。この場合、再びステップF108に戻る。
ステップF109に進んでUSBメモリ90が接続されていると判断した場合は、ステップF110で、[A]点電圧のチェックを行う。
そして[A]電位がプルアップ電圧に対して低い電圧であれば、ステップF111でUSBメモリ90が接続されている(つまり、継続して接続状態が保たれている)と判別し、ステップF110に戻る。
一方、ステップF110の検出において[A]電位がプルアップ電圧と略同等となった場合は、ステップF112でUSBメモリ90が抜き取られたと判別する。つまりクロックラジオ1がUSBモード以外のモードの動作状態において、ユーザーがUSBメモリ90を外した場合である。
このときは、メインコントローラ10はステップF113で、それまで接続されていたUSBメモリ90についてメモリ部13に保持していたメモリ関連情報を削除して、ステップF108に戻る。
なお、ステップF110で[A]点電圧が、僅かな期間のみ(例えばmsecオーダー)プルアップ電圧と同等となった場合は、USBメモリ90が抜かれたと判断しないようにすることが適切である。例えば、ユーザーがUSBメモリ90に触れたような場合に、一瞬だけ、接続状態が不安定となったことを、USBメモリの引き抜きと判断しないようにするためである。
そして[A]電位がプルアップ電圧に対して低い電圧であれば、ステップF111でUSBメモリ90が接続されている(つまり、継続して接続状態が保たれている)と判別し、ステップF110に戻る。
一方、ステップF110の検出において[A]電位がプルアップ電圧と略同等となった場合は、ステップF112でUSBメモリ90が抜き取られたと判別する。つまりクロックラジオ1がUSBモード以外のモードの動作状態において、ユーザーがUSBメモリ90を外した場合である。
このときは、メインコントローラ10はステップF113で、それまで接続されていたUSBメモリ90についてメモリ部13に保持していたメモリ関連情報を削除して、ステップF108に戻る。
なお、ステップF110で[A]点電圧が、僅かな期間のみ(例えばmsecオーダー)プルアップ電圧と同等となった場合は、USBメモリ90が抜かれたと判断しないようにすることが適切である。例えば、ユーザーがUSBメモリ90に触れたような場合に、一瞬だけ、接続状態が不安定となったことを、USBメモリの引き抜きと判断しないようにするためである。
ステップF113でのメモリ関連情報の削除について説明する。
本例の場合、USBモードではUSBメモリ90記録されているオーディオデータの再生出力が行われるが、このためUSBモードの際には、USBメモリ90からオーディオデータの管理情報(曲順や曲名など)を取り込んでメモリ関連情報としてメモリ部13に記憶する。これは、オーディオデータ再生時にその再生動作制御や曲名表示のために用いられる。またオーディオデータの再生に関して、ユーザーが曲順指定した場合は、メインコントローラ10は曲順指定情報をメモリ関連情報として保存する。ユーザーが特定の曲の再生を指定した場合は、その指定曲の情報もメモリ関連情報として保存する。さらに、メインコントローラ10は再生中のアドレス(リジュームポイントとしてのアドレスや時間情報)もメモリ関連情報として保存/更新していく。
本例の場合、USBモードではUSBメモリ90記録されているオーディオデータの再生出力が行われるが、このためUSBモードの際には、USBメモリ90からオーディオデータの管理情報(曲順や曲名など)を取り込んでメモリ関連情報としてメモリ部13に記憶する。これは、オーディオデータ再生時にその再生動作制御や曲名表示のために用いられる。またオーディオデータの再生に関して、ユーザーが曲順指定した場合は、メインコントローラ10は曲順指定情報をメモリ関連情報として保存する。ユーザーが特定の曲の再生を指定した場合は、その指定曲の情報もメモリ関連情報として保存する。さらに、メインコントローラ10は再生中のアドレス(リジュームポイントとしてのアドレスや時間情報)もメモリ関連情報として保存/更新していく。
このようなメモリ関連情報は、接続されているUSBメモリ90の個体のみに対応して意味のある情報であり、同一のUSBメモリ90の接続が保たれている限り、有効な情報である。例えば、ユーザーがUSBモードでオーディオ再生を行わせているときに、一時的にラジオ受信を行い、その後にUSBモードに戻したとする。このUSBモードに戻されたときに、メモリ関連情報として先に再生を中断させた箇所としてのリジュームポイントが記憶されていれば、そのポイントから再生を開始させることができる。
逆に言えば、もし或るUSBメモリ90に対するメモリ関連情報が保存されたまま、他のUSBメモリ90に取り替えられてしまうと、不適切な表示や再生動作が行われてしまう。仮にUSBメモリ<X>についてのメモリ関連情報が残された状態で、別のUSBメモリ<Y>に取り替えられてしまうと、USBメモリ<Y>に記録されたオーディオデータについて誤った曲名表示を行ったり、不適切なポイントから再生を開始してしまうことなどが生ずる。
逆に言えば、もし或るUSBメモリ90に対するメモリ関連情報が保存されたまま、他のUSBメモリ90に取り替えられてしまうと、不適切な表示や再生動作が行われてしまう。仮にUSBメモリ<X>についてのメモリ関連情報が残された状態で、別のUSBメモリ<Y>に取り替えられてしまうと、USBメモリ<Y>に記録されたオーディオデータについて誤った曲名表示を行ったり、不適切なポイントから再生を開始してしまうことなどが生ずる。
処理が図4のステップF113に進む場合とは、USBメモリ90が抜き取られたことを検出した場合であるため、メインコントローラ10は、その抜き取られたUSBメモリ90としての個体に対応するメモリ関連情報を消去することで、上記のような不都合が発生することを防止することができる。
以上のように、USBモード以外のモードの期間には、メインコントローラ10において図4の処理が行われ、[A]点電位によってUSBメモリ90の接続状態が確認できる。
つまり本実施の形態のクロックラジオ1では、USBコネクタ5として、機械的な検出スイッチを備えた特殊なコネクタを使用せずに、動作電源電圧VBUSの給電をオフとしている期間にUSBメモリ90の接続有無、さらには接続が解除されたこと、或いは新たに接続されたことを確認できる。
これにより、USB通信回路11及びUSBメモリ90への給電をオフとすることによる省電効果や、例えばAMモード時に動作電源電圧VBUSの給電によるノイズ等の悪影響の回避を実現しつつ、USBメモリ90の接続有無に応じた適切な動作を実行できる。
また、USBコネクタ5は特殊な機構のコネクタを使用しなくてよいことから製造コスト低減に有効である。
つまり本実施の形態のクロックラジオ1では、USBコネクタ5として、機械的な検出スイッチを備えた特殊なコネクタを使用せずに、動作電源電圧VBUSの給電をオフとしている期間にUSBメモリ90の接続有無、さらには接続が解除されたこと、或いは新たに接続されたことを確認できる。
これにより、USB通信回路11及びUSBメモリ90への給電をオフとすることによる省電効果や、例えばAMモード時に動作電源電圧VBUSの給電によるノイズ等の悪影響の回避を実現しつつ、USBメモリ90の接続有無に応じた適切な動作を実行できる。
また、USBコネクタ5は特殊な機構のコネクタを使用しなくてよいことから製造コスト低減に有効である。
また図4の処理では、メインコントローラ10は、動作電源電圧VBUSの供給をオフさせた後、ステップF103,F104,F105で電源ラインの残留電位を放電させて、USBメモリ90を確実にリセットさせてからステップF107のプルアップ動作を実行させている。
通常USBメモリ90は、スタンバイ状態であると500μA以下の消費電流となる。しかし、動作電源電圧VBUSの給電を一旦やめて、USBメモリ90自体をリセットして再び動作電源電圧VBUSを与えなおすと、内部ICがリセットされてスタンバイモードではなくなる。動作電源電圧VBUSが5Vであれば、通常、動作電流が数10mA流れる。(但し、スタンバイをサポートしないUSBメモリも多い。)
USBメモリ90がスタンバイ状態で、USBモードから移行してきた場合、USBメモリ90がスタンバイ状態で高インピーダンスのプルアップ電圧に切り替わり、このときに万一USBメモリ90のスタンバイ電流が0に近いと、USBメモリ90が接続されていても検出できないことがある。そこで本例では、トランジスタTR3のオンにより、一度USBメモリ90をリセットさせるようにしている。
ただ、現実的にはスタンバイ状態では数10μAは流れることが多く、プルアップ抵抗R1の抵抗値とメインコントローラ10のA/Dポートの読み取り誤差等の兼ね合いによるものであり、放電による強制リセットは必ずしも必要となるものではない。
通常USBメモリ90は、スタンバイ状態であると500μA以下の消費電流となる。しかし、動作電源電圧VBUSの給電を一旦やめて、USBメモリ90自体をリセットして再び動作電源電圧VBUSを与えなおすと、内部ICがリセットされてスタンバイモードではなくなる。動作電源電圧VBUSが5Vであれば、通常、動作電流が数10mA流れる。(但し、スタンバイをサポートしないUSBメモリも多い。)
USBメモリ90がスタンバイ状態で、USBモードから移行してきた場合、USBメモリ90がスタンバイ状態で高インピーダンスのプルアップ電圧に切り替わり、このときに万一USBメモリ90のスタンバイ電流が0に近いと、USBメモリ90が接続されていても検出できないことがある。そこで本例では、トランジスタTR3のオンにより、一度USBメモリ90をリセットさせるようにしている。
ただ、現実的にはスタンバイ状態では数10μAは流れることが多く、プルアップ抵抗R1の抵抗値とメインコントローラ10のA/Dポートの読み取り誤差等の兼ね合いによるものであり、放電による強制リセットは必ずしも必要となるものではない。
また本例ではUSBモード以外の期間は動作電源電圧VBUS自体の給電を行わないものとなるため、スタンバイをサポートしない多くのUSBメモリに対しても対応できるという利点がある。
また、USBモード以外のときに、動作電源電圧VBUSの給電をオフとしながらも、その期間にUSBメモリ90の接続有無を検出でき、またUSBメモリ90が外されたときにはステップF113でメモリ関連情報が削除されることは、逆に言えば、メインコントローラ10は、同一のUSBメモリ90が継続して接続されているのであれば、メモリ関連情報をそのまま保持しておけば良いと判断できることを意味する。
つまり、USBメモリ90の内容や状態、設定についてのメモリ関連情報を保持したままクロックモードやAMモード、FMモードに移行し、再びUSBモードに戻った際に同じUSBメモリ90が接続され続けていることが確認できているのであれば、そのままメモリ関連情報が保持されていることになり、USBモードに復帰したときに、再度メモリ関連情報を記憶し直さなくてもよい。これによっては、保存されているメモリ関連情報に従って、即座にUSBモードでのオーディオデータ再生等を適切に開始できるものとなる。その結果、ユーザーの操作感として、大幅なスムーズ感の向上が得られる。
またユーザーにとっては、USBメモリ90をそのまま接続しておく限りは、曲順指定や曲指定の操作をやり直さなくてよいことになる。
つまり、USBメモリ90の内容や状態、設定についてのメモリ関連情報を保持したままクロックモードやAMモード、FMモードに移行し、再びUSBモードに戻った際に同じUSBメモリ90が接続され続けていることが確認できているのであれば、そのままメモリ関連情報が保持されていることになり、USBモードに復帰したときに、再度メモリ関連情報を記憶し直さなくてもよい。これによっては、保存されているメモリ関連情報に従って、即座にUSBモードでのオーディオデータ再生等を適切に開始できるものとなる。その結果、ユーザーの操作感として、大幅なスムーズ感の向上が得られる。
またユーザーにとっては、USBメモリ90をそのまま接続しておく限りは、曲順指定や曲指定の操作をやり直さなくてよいことになる。
ところで本例では、動作電源電圧VBUSをオフとしている期間にもUSBメモリ90の接続有無の確認ができるため、ユーザーがUSBモードに切り換える操作を行った場合に、図5又は図6のような処理を行うこともできる。
図5は、クロックモード、AMモード、又はFMモードにあるときに、ユーザーがUSBモードに切り換える操作を行った場合のメインコントローラ10の処理である。
図5は、クロックモード、AMモード、又はFMモードにあるときに、ユーザーがUSBモードに切り換える操作を行った場合のメインコントローラ10の処理である。
USBモードに切り換える操作が行われたら、メインコントローラ10はステップF201からF202に進め、その時点でUSBメモリ90が接続されているか否かを確認する。即ち、クロックモード、AMモード、FMモードの期間においては図4の処理が行われているため、ステップF202では、その直前の判別結果を確認すればよい。もちろん、この時点でも[A]点電位を確認して、USBメモリ90の接続有無を判断してもよい。
そして、USBメモリ90の接続が確認されたら、ステップF204に進んで、USBモードに移行する処理を行う。
具体的にはこの場合、トランジスタTR2をオフとしてプルアップ動作を終了させ、トランジスタTR1をオンとしてUSB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電を開始させる。そしてUSB通信回路11を介したUSBメモリ90との通信を開始させればよい。
そして、USBメモリ90の接続が確認されたら、ステップF204に進んで、USBモードに移行する処理を行う。
具体的にはこの場合、トランジスタTR2をオフとしてプルアップ動作を終了させ、トランジスタTR1をオンとしてUSB通信回路11及びUSBメモリ90に対する動作電源電圧VBUSの給電を開始させる。そしてUSB通信回路11を介したUSBメモリ90との通信を開始させればよい。
一方、USBメモリ90が接続されていないのであれば、ステップF203からF205に進み、ユーザーのモード切換操作を無効とすると共に、ステップF206で、USBメモリ90が接続されていないため、USBモードにはできない旨を表示させる。
このような処理を行うことで、USBメモリ90が接続されていないときに、USBモードに移行してUSB通信を試行してしまうといった無駄な動作が回避される。
このような処理を行うことで、USBメモリ90が接続されていないときに、USBモードに移行してUSB通信を試行してしまうといった無駄な動作が回避される。
図6は、モード切換操作自体をUSBメモリ90の有無によって変化させる例である。
例えばモード切換操作は、ある1つの操作子4のトグル操作によって順にモードが切り換えられるような操作とする。
ユーザーがモード切換操作を行った場合は、メインコントローラ10はステップF301からF302に進み、USBメモリ90の接続有無を確認する。そしてUSBメモリ90が接続されている場合は、ステップF303からF304に進み、USBモードを含むモード切換操作が実行されるようにする。例えば特定の操作子4の操作に応じて、AMモード→FMモード→クロックモード→USBモード→AMモード→FMモード→・・・という順序で切り換えられるものとし、ステップF301で検出したモード切換操作について、この順序で対応してモード切換を行う。
一方、USBメモリ90が接続されていない場合は、ステップF303からF305に進み、USBモードを除いてモード切換操作が実行されるようにする。例えば特定の操作子4の操作に応じて、AMモード→FMモード→クロックモード→AMモード→FMモード→・・・という順序で切り換えられるものとし、ステップF301で検出したモード切換操作について、この順序で対応してモード切換を行う。
即ちこの処理によれば、USBメモリ90が接続されていれば、ユーザーはUSBモードを選択でき、USBメモリ90が接続されていなければ、ユーザーはUSBモードを選択できないものとなる。
このようにすることでも、USBモード動作が実行できないときにUSBモードの動作を行ってしまうことは無くなる。
例えばモード切換操作は、ある1つの操作子4のトグル操作によって順にモードが切り換えられるような操作とする。
ユーザーがモード切換操作を行った場合は、メインコントローラ10はステップF301からF302に進み、USBメモリ90の接続有無を確認する。そしてUSBメモリ90が接続されている場合は、ステップF303からF304に進み、USBモードを含むモード切換操作が実行されるようにする。例えば特定の操作子4の操作に応じて、AMモード→FMモード→クロックモード→USBモード→AMモード→FMモード→・・・という順序で切り換えられるものとし、ステップF301で検出したモード切換操作について、この順序で対応してモード切換を行う。
一方、USBメモリ90が接続されていない場合は、ステップF303からF305に進み、USBモードを除いてモード切換操作が実行されるようにする。例えば特定の操作子4の操作に応じて、AMモード→FMモード→クロックモード→AMモード→FMモード→・・・という順序で切り換えられるものとし、ステップF301で検出したモード切換操作について、この順序で対応してモード切換を行う。
即ちこの処理によれば、USBメモリ90が接続されていれば、ユーザーはUSBモードを選択でき、USBメモリ90が接続されていなければ、ユーザーはUSBモードを選択できないものとなる。
このようにすることでも、USBモード動作が実行できないときにUSBモードの動作を行ってしまうことは無くなる。
以上実施の形態をクロックラジオ1の例で説明してきたが、本発明はクロックラジオ1だけではなくUSBホストを持つ電子機器に広く適用できる。
例えばCD、DVD等の記録媒体に対応する再生装置や記録装置、ビデオレコーダ、テレビジョン受像器、各種放送チューナ、携帯電話、PDA、携帯用ナビゲーション装置、車載用ナビゲーション装置などにおいて、USBメモリ90を使用できる機器において本発明を適用できる。
また、接続される外部機器はUSBメモリ90に限らず、USBインターフェースを備えた各種機器の接続検出に適用できる。特に、動作電源電圧VBUSの給電を受けて動作するUSBデバイス全般を、本発明でいう外部機器と考えることができる。
またUSBインターフェースに限らず、他のインターフェース方式での接続機器や、他のメディアについて、接続有無の確認に本発明を適用できる。
例えばIEEE1394方式やPCカードインターフェースでの接続を行う外部機器についての接続確認についても適用できる。
またUSBメモリ90以外の記録媒体として、MEMORY STICK(登録商標)、COMPACT FLASH(登録商標)、SDカードなどとして知られる各種のメモリカードの接続有無確認に本発明を適用できる。
例えばCD、DVD等の記録媒体に対応する再生装置や記録装置、ビデオレコーダ、テレビジョン受像器、各種放送チューナ、携帯電話、PDA、携帯用ナビゲーション装置、車載用ナビゲーション装置などにおいて、USBメモリ90を使用できる機器において本発明を適用できる。
また、接続される外部機器はUSBメモリ90に限らず、USBインターフェースを備えた各種機器の接続検出に適用できる。特に、動作電源電圧VBUSの給電を受けて動作するUSBデバイス全般を、本発明でいう外部機器と考えることができる。
またUSBインターフェースに限らず、他のインターフェース方式での接続機器や、他のメディアについて、接続有無の確認に本発明を適用できる。
例えばIEEE1394方式やPCカードインターフェースでの接続を行う外部機器についての接続確認についても適用できる。
またUSBメモリ90以外の記録媒体として、MEMORY STICK(登録商標)、COMPACT FLASH(登録商標)、SDカードなどとして知られる各種のメモリカードの接続有無確認に本発明を適用できる。
1 クロックラジオ、2 表示部、3 スピーカ部、4 操作子、5 USBコネクタ、10 メインコントローラ、11 USB通信回路、12 プルアップ回路、13 メモリ部、14 AM/FMチューナ部、15 オーディオ処理回路、19 電源回路、90 USBメモリ
Claims (5)
- 少なくとも信号ラインと電源ラインを有する接続構造を有し、接続された外部機器に対して上記電源ラインにより給電可能な電子機器において、
上記接続構造を介して接続された上記外部機器との通信を行う通信回路部と、
上記通信回路部及び上記電源ラインに対して動作電源電圧を供給する電源回路部と、
上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給がオフとされる期間に、上記電源ラインの電位をプルアップすることのできるプルアップ回路部と、
上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給をオフとした期間に、上記プルアップ回路部にプルアップ動作を実行させ、その際の上記電源ラインの電位により、上記接続構造を介して外部機器が接続されているか否かを判断する制御部と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 上記制御部は、上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給をオフさせた後、上記電源ラインの残留電位を放電させ、その後、上記プルアップ回路部にプルアップ動作を実行させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 上記接続構造はUSB方式の接続構造であり、上記通信回路部はUSB通信回路部であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 上記制御部は、上記通信回路部を介して、上記外部機器として接続されたメモリ装置を用いた処理に関するメモリ関連情報を保存するとともに、
上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の給電をオフとした期間に、上記電源ラインの電位により、上記メモリ装置の接続解除を検出した場合、保存してある上記メモリ関連情報を削除することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 少なくとも信号ラインと電源ラインを有する接続構造を有し、接続された外部機器に対して上記電源ラインにより給電可能な電子機器であって、
上記接続構造を介して接続された上記外部機器との通信を行う通信回路部と、
上記通信回路部及び上記電源ラインに対して動作電源電圧を供給する電源回路部と、
上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給がオフとされる期間に、上記電源ラインの電位をプルアップすることのできるプルアップ回路部と、
を有する電子機器における、外部機器の接続確認方法として、
上記通信回路部及び上記電源ラインに対する動作電源電圧の供給をオフとするステップと、
上記プルアップ回路部にプルアップ動作を実行させるステップと、
上記プルアップ動作状態での上記電源ラインの電位により、上記接続構造を介して外部機器が接続されているか否かを判断するステップと、
を備えたことを特徴とする接続確認方法。
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JP2015103256A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | 創惟科技股▲ふん▼有限公司 | ユニバーサルシリアルバス装置の検知システム及び検知方法 |
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