JP2007316411A - 加熱ローラモータの停止制御方法 - Google Patents

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Atsushi Miyamoto
篤 宮本
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Abstract

【課題】
ウェブの幅、材質、連量にかかわらず、安定して所定の距離で加熱ローラを停止することが可能な加熱ローラモータの停止制御方法を提供する。
【解決手段】
モータによって回転駆動される加熱ローラ(13b)と、加熱ローラに圧接して従動回転する加圧ローラ(13c)とを有し、トナー像を保持した用紙を加熱ローラと加圧ローラの圧接部で加熱加圧しながら挟持搬送し、トナー像を用紙に定着させる定着装置の加熱ローラモータの停止制御方法において、印刷停止の際、微小単位時間毎の加熱ローラの搬送量に応じてブレーキ量を調整する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、定着装置に設けられた加熱ローラモータの停止制御方法に関するものである。
図1に印刷装置の全体構成を示す。図1において、給送装置(図示せず)から送り出されたウェブWは、印刷装置Pの下部を通り内部に送り込まれ、搬送経路上に配置されたガイドローラ1に案内されてウェブバッファ機構2に向けて搬送される。
ウェブバッファ機構2は、搬送されるウェブWを一時的に蓄える蓄積部2aと、蓄積部2aに対しウェブ搬送方向上流部に設けられた一対のローラ2b、2cと、蓄積部2aにおけるウェブWの弛み量(バッファ量)を監視する複数のセンサ(本例においては4対の光学式センサ2d、2e、2f、2gを使用している)とを備えている。ローラ2cには、ローラ2bへの圧接力を調節するための調節機構が装備されている。
本実施例において調節機構は、ローラ2cの一端から突出させた軸2hに錘2iを摺動可能に設け、この錘2iの位置を変えることにより、いわゆるてこの原理でローラ2cのローラ2bへの圧接力を調節するようにしている。
蓄積部2aにおいては、通常、弛んだウェブWの底面がセンサ2fのレベルとなるようにバッファ量が監視されており、図示のごとくウェブWの底面がセンサ2gのレベルに達した場合には、ローラ2bの回転を低速にし、蓄積部2aにおけるウェブWの底面がセンサ2fのレベルまで上昇してくるように制御する。また、これとは反対に、ウェブWの底面がセンサ2eのレベルに達した場合には、ローラ2bの回転を高速にし、蓄積部2aにおけるウェブWの底面がセンサ2fのレベルまで下降するように制御する。なお、上記のようにローラ2bの回転制御を行なった場合であっても、ローラ2bまたはローラ2cの磨耗や、圧接力の誤調節などによりウェブWをセンサ2fのレベルまで戻すことができない場合が考えられる。
特にバッファ量が減少する方向にあっては、ウェブの張力が増大し、搬送中のウェブの破断を招いてしまうため、これを未然に防止する目的で、ウェブWの底面がセンサ2dのレベルに達した場合には、ウェブ搬送を強制的に停止させるように制御している。
蓄積部2aのウェブ搬出部には、搬送されるウェブWのエッジ位置を規制するガイド部材3が設けられている。
ガイド部材3を通過したウェブWは、次に異物除去機構4に送り込まれる。異物除去機構4は、固定して設けられた一対のシャフト4a、4bと、シャフト4a、4bの前後位置において固定して設けられたシャフト4c、4dとを備えている。ここで、シャフト4aとシャフト4bは予め設定された極めて狭い間隙をなして設けられている。搬送されてくるウェブWには紙粉や塵埃などの異物が付着している場合があり、塊状の異物が付着したウェブが印写部へ送り込まれてしまった場合には、印写部の構成部品(例えば感光体など)に傷をつけてしまったりする恐れがある。上記間隙は、このような異物の浸入を阻止するために設けられている。なお、シャフト4a、4bの前後に設けられたシャフト4cとシャフト4dは、ウェブWを上記間隙へ案内するための案内部材として機能する。
異物除去機構4を通過したならばウェブWは、次に張力付与機構5に送り込まれる。張力付与機構5は、駆動源を持たないドラム5aと、このドラム5aに圧接して設けられたローラ5bと、ウェブ搬送路上において移動可能に支持されたドラム5cとから構成されている。ここで、ドラム5aは固定して設けられたものであってもよいし、あるいは搬送されるウェブWとの接触により連れ回りする従動回転ドラムとして設けられてもよい。
ドラム5aに圧接するローラ5bは従動ローラとして設けられており、本例においては、ウェブWの幅方向において複数に分割して配置されたローラ構成となっている。また、ドラム5cは、回動可能に支持されたアーム5dの自由端に固定されており、バネ5eによってウェブWの面に付勢されている。上記の張力付与機構5を設けることによってウェブWの張力が一定に保たれるようになる。
張力付与機構5から通過したウェブWは、ガイドシャフト6、ガイド板7を経て、搬送ローラ8、9によって印写部10へ送り込まれる。
印写部10には、例えば電子写真記録方式による印写装置が用いられ、像担持体として例示される感光体ドラム101が回転を開始すると、コロナ帯電器102に高電圧が印加され、感光体ドラム101表面は均一に帯電される。半導体レーザや発光ダイオードなどで構成された光源103から出力された光は、感光体ドラム101上を像露光し、感光体ドラム101上に静電潜像を形成する。この静電潜像を保持した感光体ドラム領域が現像装置104と対向する位置に到達すると、静電潜像に現像剤が供給され、感光体ドラム101上にトナー像が形成される。
感光体ドラム101上に形成されたトナー像は、ウェブWの背面側にトナー像と逆極性の電荷を付与する転写器105の作用によってウェブW上に吸引される。感光体ドラム101の転写位置を通過した領域は、清掃装置106で清掃され、次の印刷動作に備えられる。
上記のようにして印写部10からトナー像が転写されたウェブWは、搬送ベルト11によって後段へと搬送されて行く。ここで、搬送ローラ8、9に関して、搬送ローラ8は駆動源を持つ駆動ローラとして設けられており、搬送ローラ9はバネ9aの弾性力によってウェブWを介して搬送ローラ8に圧接された従動ローラとして設けられている。また、搬送ベルト11は、駆動ローラ11aと従動ローラ11bに掛け渡して支持されるとともに、吸引装置(図示せず)を備えた構成となっており、ウェブWの背面を搬送ベルト11上に吸着させた状態で搬送するように構成されている。
搬送ベルト11から送り出されたウェブWは、バッファプレート12を経て定着装置13に搬送される。定着装置13に到達したウェブWは、プレヒータ13aで予熱された後、加熱ローラ13bと加圧ローラ13cからなる一対の定着ローラによって形成されるニップ部によって加熱加圧されながら挟持搬送され、トナー像がウェブWに溶融定着される。
加熱ローラ13bと加圧ローラ13cによって送り出されてきたウェブWは、送出しローラ14を経るとともに、通常は、スイングフィン15の振り子動作によって交互に折り分けられ、印刷装置P内で折りたたまれて積み重ねられる。
これに対し、印刷システムを構成すべく当該印刷装置Pの後段にもう1台の印刷装置を配置させた場合には、加熱ローラ13bと加圧ローラ13cによって送り出されてきたウェブWは、送出しローラ14を経て図1に破線で示すように印刷装置Pの外へと排出され、2台目の印刷装置(図示せず)に向けて搬送される。
なお、図1において、上述のバッファプレート12は、搬送ベルト11および定着ローラ13b、13c間でウェブ搬送速度差が生じた場合に、ウェブWに発生する弛み、あるいは張りを吸収するためのものであり、予め設定されたバッファプレート12のニュートラルポジションよりもバッファプレート12が上方位置に傾いた場合には、加熱ローラ13bを高速回転させ、バッファプレート12がニュートラルポジションまで下降してくるように制御し、これとは反対にバッファプレート12がニュートラルポジションよりも下方位置に傾いた場合には、加熱ローラ13bを低速回転させ、バッファプレート12がニュートラルポジションまで上昇してくるように制御し、ウェブWに一定の張力がかかるように制御系が構成されている。
また、符号13dは、ウェブWのエッジ位置を検出する蛇行検出センサであり、センサ13dからの出力に応じて、加熱ローラ13bに対する加圧ローラ13cの一端側と他端側との圧接力を可変させ、蛇行状態にあるウェブWの走行位置を矯正するように構成されている。
印刷停止時における加熱ローラの停止制御としては、加熱ローラを回転駆動するモータに逆電圧を印加することによりブレーキ力を発生させ停止させている。使用するウェブの幅、材質、連量によって加熱ローラへの負荷が変動するため、同じブレーキ力を発生させても、加熱ローラの停止距離がばらつくことになる。
従って、この影響により、用紙搬送装置の総送り量と、加熱ローラにおける搬送量とに差が生じ、印刷停止後のバッファプレート12のポジションが所定のポジションよりも上側または下側に位置することになる。
さらに、搬送差が大きい場合には、加熱ローラが送りすぎてウェブを引っ張ることにより、ウェブが切断される可能性もある。
本発明は、モータによって回転駆動される加熱ローラと、加熱ローラに圧接して従動回転する加圧ローラとを有し、トナー像を保持した用紙を加熱ローラと加圧ローラの圧接部で加熱加圧しながら挟持搬送し、トナー像を用紙に定着させる定着装置の加熱ローラモータの停止制御方法において、印刷停止の際、微小単位時間毎の加熱ローラの搬送量に応じてブレーキ量を調整することを特徴とする。
本発明によれば、ウェブの幅、材質、連量にかかわらず、安定して所定の距離で加熱ローラを停止することが可能な加熱ローラモータの停止制御方法を提供することができる。
本発明の実施例を図2を参照しながら説明する。図2は加熱ローラの速度を表したグラフであり、横軸が時間、縦軸が速度を表している。なお、横軸の基準(時間0の点)は、印刷停止時にブレーキを駆け出すタイミングとしている。
まず、加熱ローラが停止するべき距離をβとする。印刷停止時には、加熱ローラモータに逆電圧を印加することによりブレーキ力を発生させ、ブレーキを掛ける。ブレーキを駆け出してから例えばモータのエンコーダによりモータの搬送距離の計測を開始する。
ブレーキを駆け出すタイミングを基準として、まず微少時間Δt経過した時点で1回目の制御を開始する。1回目の制御時、ブレーキを駆け出してからこの時までに搬送した距離をlと表すと、残りの停止距離仕様(=加熱ローラが搬送するべき距離)Pは、以下の式で表すことができる。
Figure 2007316411
ここで、所定の搬送速度(プロセス速度)をV、ブレーキを駆け出してから1回目の制御時の加熱ローラの速度をVと表すと、加熱ローラの搬送速度の変化率(傾き)ΔVは以下のように表すことができる。
Figure 2007316411
このタイミングから微少時間Δtを1単位としてm回後(Δt×m)に加熱ローラの速度が0となるとすると、以下の式が成立する。
Figure 2007316411
式2を式3に代入し、
Figure 2007316411
このままのペースで減速して行く場合、停止するまでに進む搬送距離Lは、次式のように表すことができる。
Figure 2007316411
ここで、上記LとPとを比較し、L<Pの場合はブレーキ量を増やし、L>Pの場合はブレーキ量を減らし、L=Pの場合はブレーキ量を変更しない。この制御をブレーキ開始からn回目の場合として考える。ブレーキを駆け出してからn回目の制御時までに搬送した距離をlと表すと、残りの停止距離仕様(=加熱ローラが搬送するべき距離)Pは以下の式で表すことができる。
Figure 2007316411
第n回目の速度をVと表すと、加熱ローラの搬送速度の変化率(傾き)ΔVは以下のように表すことができる。
Figure 2007316411
n回目の制御時からΔtを1単位としてm’回後(Δt×m’)に加熱ローラの速度が0となるとすると、以下の式が成立する。
Figure 2007316411
式7を式8に代入する。
Figure 2007316411
このままのペースで減速して行く場合、停止するまでに進む搬送距離Lは、
Figure 2007316411
ここで、このLと残りの搬送するべき距離Pとを比較して、L<Pの場合はブレーキ量を増やし、L>Pの場合はブレーキ量を減らし、L=Pの場合はブレーキ量を変更しない。
以上の制御方法により、加熱ローラを所定の搬送距離にて安定して停止することが可能となる。
印刷装置の全体構成図である。 加熱ローラの速度と時間の関係を示す説明図である。
符号の説明
W…ウェブ、8,9…搬送ローラ、13b…加熱ローラ、13c…加圧ローラ、12…バッファプレート。

Claims (1)

  1. モータによって回転駆動される加熱ローラと、加熱ローラに圧接して従動回転する加圧ローラとを有し、トナー像を保持した用紙を加熱ローラと加圧ローラの圧接部で加熱加圧しながら挟持搬送し、トナー像を用紙に定着させる定着装置の加熱ローラモータの停止制御方法において、印刷停止の際、微小単位時間毎の加熱ローラの搬送量に応じてブレーキ量を調整することを特徴とする加熱ローラモータの停止制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8851772B2 (en) 2011-09-16 2014-10-07 Ricoh Company, Limited Printing apparatus and feeding control method

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