JP2007314832A - 呈色体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】呈色体1は、半透過半反射性の第1の反射体10と、半透過半反射性又は完全反射性の第2の反射体30との間に、入射光の波長より小さい径の複数の微細孔21を有する透光性微細孔体20を備えた構造体である。透光性微細孔体20の複数の微細孔21の内部に、部分的に金属50が充填されていることが好ましい。呈色体1では、第1の反射体10の平均複素屈折率と、第2の反射体30の平均複素屈折率と、透光性微細孔体20の平均複素屈折率及び厚みとに応じて、特定波長の光を吸収する吸収特性を示し、該吸収特性を含む光学特性により入射光の特性が変化されて色光が出射される。第1の反射体10と第2の反射体30とのうち、少なくとも色光が出射される側の反射体の表面が、透光性保護材12により保護されていることが好ましい。
【選択図】図3
Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、呈色する色の設計自由度が高く、しかも光沢や深みのある色を呈色することが可能な呈色体を提供することを目的とするものである。
前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から前記入射光が入射し、該入射光が特定の色光に変調されて、前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から出射される呈色体であって、
前記第1の反射体と前記第2の反射体とのうち、少なくとも前記色光が出射される側の反射体の表面が、透光性保護材により保護されており、
前記第1の反射体の平均複素屈折率と、前記第2の反射体の平均複素屈折率と、前記透光性微細孔体の平均複素屈折率及び厚みとに応じて、特定波長の光を吸収する吸収特性を示し、該吸収特性を含む光学特性により前記入射光が変調されて、前記色光が出射されるものであることを特徴とするものである。
本発明の第1の呈色体において、透光性保護材は透光性微細孔体の複数の微細孔の内部に入り込んでいてもよいし、入り込んでいなくてもよい。
本発明は呈色体であるので、入射光は基本的には可視光を対象としている。本発明において、「入射光の波長より小さい径」とは、可視光の波長より小さい径を意味し、具体的には300nm未満の径を意味する。
「透光性微細孔体の平均複素屈折率」とは、透光性微細孔体の複素屈折率とその微細孔内の物質(微細孔内に特に充填物質がない場合には空気、微細孔内に充填物質がある場合には充填物質/又は充填物質と空気)の複素屈折率とを合わせて平均化した平均複素屈折率を意味する。
前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から前記入射光が入射し、該入射光が特定の色光に変調されて、前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から出射される呈色体であって、
前記透光性微細孔体の前記複数の微細孔の内部に、部分的に金属が充填されており、
前記第1の反射体の平均複素屈折率と、前記第2の反射体の平均複素屈折率と、前記透光性微細孔体の平均複素屈折率及び厚みとに応じて、特定波長の光を吸収する吸収特性を示し、該吸収特性を含む光学特性により前記入射光が変調されて、前記色光が出射されるものであることを特徴とするものである。
本明細書において、「主成分」とは含量50質量%以上の成分と定義する。
図1及び図2を参照して、本発明に係る第1実施形態の呈色体の構成について説明する。図1(a)は本実施形態の呈色体の全体厚み断面図である。図1(b)は主な構成要素を取り出して入射光の多重反射の様子を模式的に示す図であり、図1(a)に対応した断面図である。図1(c)は反射光スペクトルの例である。図2(a)〜(c)は本実施形態の呈色体の製造工程図(斜視図)である。
透光性保護材12は、スピンコーティング等のコーティング、シート貼着、蒸着、スパッタ等の方法から、材料に応じて適当な方法を選択して、形成することができる。
密着層13,14としては特に制限なく、CrやGe等の金属を1種又は2種以上含む金属層が好ましい。密着層13と密着層14とは同一材質により構成してもよいし、異なる材質により構成してもよい。
本発明者は、入射光L1が略垂直入射光の場合、多重干渉により吸収される光のピーク波長(吸収ピーク波長)λは、透光性微細孔体20の平均複素屈折率n2と厚みdとに大きく依存し、これらは概ね下記式の関係にあることを見出している。すなわち、本発明者は、多重干渉による吸収ピーク波長λは下記式で表される波長の付近に現れ、下記式で表される波長の付近で、第1の反射体10の平均複素屈折率n1-ik1と、第2の反射体30の平均複素屈折率n3-ik3と、透光性微細孔体20の平均複素屈折率をn2及び厚みdとに応じて変わることを見出している。
n2d ≒ (m+1) / 2 ×λ、
λ≒ (m+1) × 2n2d
式中、mは任意の整数(0,±1,±2,・・・・)である。
本実施形態の呈色体1は、以上のように構成されている。
次に、図3に基づいて、本発明に係る第2実施形態の呈色体の構成について説明する。図3は第1実施形態の図1(a)に対応した断面図である。第1実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明は省略する。
図4及び図5を参照して、本発明に係る第3実施形態の呈色体の構成について説明する。図4は第1実施形態の図1(a)に対応した断面図である。図5(a),(b)は本実施形態の呈色体の製造工程図(斜視図)である。第1実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明は省略する。
本実施形態においても、透光性微細孔体60と第1の反射体10との間、第1の反射体10と透光性保護材12との間に各々、密着層13,14が介挿されることが好ましい。また、透光性微細孔体60と第2の反射体70との間、第2の反射体70と透光性保護材12との間にも各々、密着層73,74が介挿されることが好ましい。
本発明は上記実施形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜設計変更できる。
微細孔21の配列パターンも任意である。複数の微細孔21が第1の反射体10の光入射面に平行な方向に一次元配列したものでも、二次元配列したものでもよい。上記実施形態は、複数の微細孔21が第1の反射体10の光入射面に平行な方向に二次元配列した例である。また、複数の微細孔21が第1の反射体10の光入射面に平行な方向に二次元配列し、さらにこの二次元配列が厚み方向にも繰り返される三次元配列構造であってもよい。微細孔21の配列はランダム配列でもよい。
第1の反射体10及び第2の反射体30,70の材質は、金属に限らず、反射性を有する材質であればよい。
第1実施形態の呈色体1(実施例1)と第2実施形態の呈色体2(実施例2)について、FD−TD法による電磁場解析シミュレーションソフトを用いて、それぞれ反射光スペクトルをシミュレーションした。透光性保護材の存在は無視し、微細孔21内に水を充填したという条件で、計算を実施した。計算条件は以下の通りとした。
<計算条件>
第1の反射体10:Au(20nm厚)、
透光性微細孔体20:Al2O3(200nm厚)、微細孔21のピッチ:100nm、微細孔21の孔径:50nm、
第2の反射体30:Al、
第2実施形態の呈色体2において、微細孔21内に充填する金属50:Au(20nm厚)、
入射光L1:白色光(垂直入射)。
微細孔21内に金属を充填しない呈色体1と、微細孔21内に金属を充填した呈色体2のいずれについても、いずれも400〜500nmと850〜950nmの範囲に多重干渉による吸収ピークが見られた。微細孔21内に金属を充填した呈色体2では、干渉による上記吸収ピークに加えて、700nm付近に局在プラズモン共鳴による吸収ピークが見られた。
10 第1の反射体
12 透光性保護材
13,14,73,74 密着層
20,60 透光性微細孔体
21 微細孔
30,70 第2の反射体
40 被陽極酸化金属体
41 金属酸化物体
42 非陽極酸化部分
50 金属
L1 入射光
L2 色光
Claims (14)
- 半透過半反射性を有する第1の反射体と、半透過半反射性又は完全反射性を有する第2の反射体との間に、入射光の波長より小さい径の複数の微細孔を有する透光性微細孔体を備え、
前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から前記入射光が入射し、該入射光が特定の色光に変調されて、前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から出射される呈色体であって、
前記第1の反射体と前記第2の反射体とのうち、少なくとも前記色光が出射される側の反射体の表面が、透光性保護材により保護されており、
前記第1の反射体の平均複素屈折率と、前記第2の反射体の平均複素屈折率と、前記透光性微細孔体の平均複素屈折率及び厚みとに応じて、特定波長の光を吸収する吸収特性を示し、該吸収特性を含む光学特性により前記入射光が変調されて、前記色光が出射されるものであることを特徴とする呈色体。 - 前記吸収特性は、前記入射光が前記第1の反射体と前記第2の反射体との間で多重反射されて生じる多重干渉によるものであることを特徴とする請求項1に記載の呈色体。
- 半透過半反射性を有する第1の反射体と、半透過半反射性又は完全反射性を有する第2の反射体との間に、入射光の波長より小さい径の複数の微細孔を有する透光性微細孔体を備え、
前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から前記入射光が入射し、該入射光が特定の色光に変調されて、前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体から出射される呈色体であって、
前記透光性微細孔体の前記複数の微細孔の内部に、部分的に金属が充填されており、
前記第1の反射体の平均複素屈折率と、前記第2の反射体の平均複素屈折率と、前記透光性微細孔体の平均複素屈折率及び厚みとに応じて、特定波長の光を吸収する吸収特性を示し、該吸収特性を含む光学特性により前記入射光が変調されて、前記色光が出射されるものであることを特徴とする呈色体。 - 前記透光性微細孔体の前記複数の微細孔は、前記第1の反射体側から前記第2の反射体側に向けて延びた略ストレート孔であり、かつ、前記第1の反射体側の面において開口し、前記第2の反射体側が閉じられた孔であり、該複数の微細孔の底部に前記金属が充填されていることを特徴とする請求項3に記載の呈色体。
- 前記第1の反射体と前記第2の反射体とのうち、少なくとも前記色光が出射される側の反射体の表面が、透光性保護材により保護されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の呈色体。
- 前記吸収特性は、前記入射光が前記第1の反射体と前記第2の反射体との間で多重反射されて生じる多重干渉によるものであり、
該吸収特性と、前記第1の反射体、前記第2の反射体、及び前記透光性微細孔体の前記複数の微細孔の内部に部分的に充填された前記金属のうち、少なくとも一つで起こる局在プラズモン共鳴現象とによって、前記入射光が変調されるものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の呈色体。 - 前記透光性微細孔体は被陽極酸化金属体の一部を陽極酸化して得られる金属酸化物体からなり、前記第2の反射体は前記被陽極酸化金属体の非陽極酸化部分からなり、前記第1の反射体は前記透光性微細孔体に成膜された金属層からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の呈色体。
- 前記透光性微細孔体は、被陽極酸化金属体の全体を陽極酸化して得られる金属酸化物体、若しくは、被陽極酸化金属体の一部を陽極酸化し、さらに該被陽極酸化金属体の非陽極酸化部分を除去して得られる金属酸化物体からなり、前記第1の反射体及び前記第2の反射体はいずれも前記透光性微細孔体に成膜された金属層からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の呈色体。
- 前記第1の反射体及び/又は前記第2の反射体は、密着性を向上させる密着層を介して、前記透光性微細孔体に固着されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の呈色体。
- 前記第1の反射体と前記第2の反射体とのうち、少なくとも前記色光が出射される側の反射体の表面に、密着性を向上させる密着層を介して、前記透光性保護材が固着されていることを特徴とする請求項1又は5に記載の呈色体。
- 前記第1の反射体及び前記第2の反射体は、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、白金(Pt)、コバルト(Co)、及びこれらの合金からなる群より選択される少なくとも1種の金属を含む金属体であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の呈色体。
- 前記透光性保護材は、透光性樹脂、ガラス、及びダイヤモンドライクカーボンのうちいずれかを主成分とすることを特徴とする請求項1又は5に記載の呈色体。
- 前記吸収特性の異なる複数の領域を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の呈色体。
- 光の干渉効果と局在プラズモン共鳴効果との双方の効果によって、入射光が特定の色光に変調されて出射されるものであることを特徴とする呈色体。
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