JP2007313976A - 洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機 - Google Patents
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Abstract
【課題】被洗浄面に強い付着力にて汚れ等がこびり付いている場合であっても、汚れ等を迅速に剥離させて除去できると共に、被洗浄面である車体に傷を付けることが無く、高い洗浄性が発揮される洗車機用洗浄ブラシ及びその洗車機用洗浄ブラシを搭載した洗車機を提供する。
【解決手段】自動車あるいは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機に使用する洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記洗車機用洗浄ブラシはブラシ片と緩衝材にて形成されてあると共に、前記洗車機用洗浄ブラシの軸体には穴部を備え、前記穴部より洗浄液あるいは乾燥風を吐出する構成としたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】自動車あるいは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機に使用する洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記洗車機用洗浄ブラシはブラシ片と緩衝材にて形成されてあると共に、前記洗車機用洗浄ブラシの軸体には穴部を備え、前記穴部より洗浄液あるいは乾燥風を吐出する構成としたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車あるいは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機に使用する洗浄ブラシ、及びその洗車機用洗浄ブラシを搭載した洗車機に関するものである。
自動車あるいは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機に関しては、使用目的に応じて、さまざまな改良がなされ、特に、洗車機に使用されるブラシにおいて、布製ブラシ単体とスポンジ製ブラシ単体との両方を使用していて、前記スポンジ製ブラシ単体は、厚みを大きくして強度的にも強く形成でき、さらに水を含みづらいものにできることで、ブラシの全体重量を軽くできて、駆動装置に負荷がかからないようにできるとともに、冬場に凍結が生じ難くできる。また、布製ブラシ単体によって、その柔軟性により被洗浄車両の外面を傷つける事を減少でき、さらに水を含み易くて保水性を向上できて、洗い残しなどない洗い上がりの良い洗浄を行う事ができる。しかも布製ブラシ単体は、耐久性が良くて、取り替えなどの補修作業の頻度を低くできると共に、スポンジ製ブラシ単体により布製ブラシ単体を両側から規制して、布製ブラシ単体の形状が波状にバラつく事を防止できると共に、織布製ブラシ単体どうしが水分でくっつくことを防止できる。また布製ブラシ単体の作用半径を長く設定したときには、柔軟性のある布製ブラシ単体群を被洗浄車両に対して広範囲でかつ密状に接触できることになり、以洗い残しなどない洗い上がりの良い洗浄を促進できる。また、スポンジ製ブラシ単体の作用半径を長く設定した時には、布製ブラシ単体群に対する両側からの規制を十分に行う事ができ、サイドブラシを回転させたときのブラシ形状を均一化させて、外観の良いものにできる。以上の特徴を有する洗車機が、特開2003−48520号公報に開示されてある。
また、自動洗車機に関して、車体形状認識装置を用い、車体の形状を認識させる事により、洗車ブラシあるいは、乾燥ノズルの適正な位置決めを行うことを特徴とする自動洗車機用の車体形状認識装置が特開平6−273134号公報に開示されてある。
また、複数の様々に分布したブラシ毛を支持した管状本体を備え、この管状本体を回転駆動するモータ減速ユニットと結合でき、前記ブラシ毛が、前記管状本体に対応して、流体を搬送するための複数のチャンネルを備え、前記チャンネルが関連するブラシの内側から外側に向かって、前記ブラシ毛に流体を噴霧する複数のノズルを備え、ブラシ毛を潤滑および洗浄する手段を持つことを特徴とするブラシ毛を内側から圧力潤滑および洗浄する手段を有する車洗浄ブラシが、特表2003−525728号公報に開示されてある。
従来の洗車機においては、例えば、上記の如くの特徴を有する技術が開示されてあるが、特開2003−48520号公報においては、ブラシを構成する材質のスポンジ製あるいは、布製の使用比率、配置、使用量、形状等を好適に変化させる事により、凍結防止、洗浄音低下、外面の傷付き防止、保水性向上、耐久性向上、くっつき防止、ばらつき防止、好洗浄性、形状の均一化等を図っているが、ブラシを構成するスポンジあるいは、布は、軸体にたいして、外側に向かって放射状に配置されている。前記軸体は、硬質な素材、例えば、アルミニューム等で形成されており、前記軸体はカバーされることなく、剥き出しの状態であり、車体や突起した様々なアイテムが前記軸体に接触した場合、折損する場合があった。
また、特開平6−273134号に開示されてある技術においては、車体形状認識装置を用い、車体の形状をX、Y、Zの各座標にデータ化し、車体形状を認識させる事により、洗車ブラシあるいは、乾燥ノズルの適正な位置を決め、洗車用ブラシを車体から一定間隔を保ち洗車することが可能としているが、自動車などには、アンテナ、コーナーポールさらには、ワイパーの他、突起した様々なアイテムが車体に取り付けられている。前記アンテナ、コーナーポールは形状が細小の為、認識装置で感知されない場合が多く、ブラシの管状本体に直接接触し、折損する場合があった。また、車体形状認識装置では、ワイパーは車体と同一に認識される為、回避される事無く、洗車ブラシにより車体から離立した後、ブラシの管状本体に直接接触し折損する場合があった。
また、特表2003−525728号公報に開示されてある技術においては、
長く延びた管状本体を備え、この管状本体が、複数の様々に分布したブラシ毛を支持し、前記管状本体を回転駆動するモータ減速ユニットと結合でき、前記ブラシが、前記管状本体に対応して、流体を搬送するための複数のチャンネルを備え、前記チャンネルが関連するブラシの内側から外側に向かって、前記ブラシ毛に流体を噴霧する複数のノズルを備えるとしているが、管状本体は、洗車機使用時には回転しており、流体を搬送するための複数のチャンネルにたいし、常に連通するように流体供給部を接続するには複雑な構造を必要とする問題があった。また、洗車ブラシの軸体等が洗浄面に、接触し折損する場合があった。
長く延びた管状本体を備え、この管状本体が、複数の様々に分布したブラシ毛を支持し、前記管状本体を回転駆動するモータ減速ユニットと結合でき、前記ブラシが、前記管状本体に対応して、流体を搬送するための複数のチャンネルを備え、前記チャンネルが関連するブラシの内側から外側に向かって、前記ブラシ毛に流体を噴霧する複数のノズルを備えるとしているが、管状本体は、洗車機使用時には回転しており、流体を搬送するための複数のチャンネルにたいし、常に連通するように流体供給部を接続するには複雑な構造を必要とする問題があった。また、洗車ブラシの軸体等が洗浄面に、接触し折損する場合があった。
本発明は、上記のような課題を解決する為になされたもので、車体に取り付けられた、突起した様々なアイテムに、傷や折損を与えるダメージを緩和すると共に、軸体より洗浄液、水などの流体を吐出し、汚れ等を迅速に洗い流す、あるいは、軸体より熱風などの気体を吐出する事により、洗浄面の乾燥を迅速に行う事ができる洗車機用洗浄ブラシのブラシ片、及び洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機を安価に提供することを目的としている。
自動車あるいは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機に使用する洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記洗浄ブラシは軸体、及びチャンネルブラシを有すると共に、前記チャンネルブラシはブラシ片及び緩衝材を挟み付けて形成されてあり、前記軸体にたいして前記チャンネルブラシを巻きつけて形成されてあることを特徴とする洗車機用洗浄ブラシ。
そして、本発明は、上記目的を達成する為に、第1の課題解決手段は、洗車機に使用する洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記洗浄ブラシは軸体、及びチャンネルブラシを有すると共に、前記チャンネルブラシはブラシ片及び緩衝材を挟み付けて形成されてあり、さらに、前記軸体にたいして前記チャンネルブラシを巻きつけて形成されてある構成としたものである。
また、第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段の洗車機用洗浄ブラシにおいて、チャンネルブラシは前記ブラシ片の外方両面に前記緩衝材が形成されてある構成としたものである。
また、第3の課題解決手段は、第1から第2の課題解決手段の洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記軸体は少なくとも一端部に液体、あるいは気体の流入手段を有すると共に、外周面に前記流入手段に連通する穴部が形成されてある構成としたものである。
また、第4の課題解決手段は、第1から第3の課題解決手段の洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記穴部は、チャンネルブラシの底部の幅W以上の開口幅を有する構成としたものである。
また、第5の課題解決手段は、駆動源と、被洗浄面に散布する洗浄剤及び水を噴出させるノズルと、洗浄後の被洗浄面を乾燥させる乾燥手段を備えると共に、第1から第4のいずれかに記載の洗車機用洗浄ブラシを搭載し構成された洗車機である。
上記第1の課題解決手段による作用は、次の通りである。洗車機用洗浄ブラシは、少なくとも、ブラシ軸体に緩衝材をブラシ片と共に巻きつけることにより、軸体外側に緩衝材の層が形成される。例えば、車体に取り付けられた様々な突起アイテムが、ブラシ軸体に近接する場合においても、直接ブラシ軸体に接触する事が無く、軸体外側の緩衝材により、前記突起アイテムのダメージを最小限に抑えることができる。
また、第2の課題解決手段による作用は、チャンネルブラシはブラシ片を内側に緩衝材を外方に配置し、略コの字状に成型されたチャンネル材に挟み付けて形成されている。緩衝材を外方に配置する事により、前記チャンネル材と洗浄用ブラシの軸体は、前記緩衝材により覆われる為、前記チャンネル材と洗浄用ブラシの軸体が直接被洗浄面に接触することを防止でき、被洗浄面の損傷を回避できる。また、前記チャンネルブラシは外方に前記緩衝材が形成されてある為、カシメ部位に掛かる引張りあるいは、曲げ応力は緩衝材により、分散され、破断を防止できる。
また、第3の課題解決手段による作用は、洗車機用洗浄ブラシのブラシ軸体表面部に穴部を設けてある。前記穴部からは、洗浄液を吐出する事でブラシ片は、高い洗浄性を可能にする。また、前記、穴部から乾燥風を吐出する事により、洗浄面の迅速な乾燥を実現できる。
また、第4の課題解決手段による作用は、前記、穴部は、チャンネルブラシの底部の幅W以上の開口幅を有する為、丸穴に比較し目詰まりし難いと共に、隣接したチャンネルブラシに間隔をつけて巻きつける事で、開口部を塞ぐ事無く、外面に開口部を確保できる。
また、第5の課題解決手段による作用は、上記第1の課題解決手段から第4の課題解決手段のいずれか1項に記載の洗車機用洗浄ブラシを搭載した洗車機である為、緩衝材により洗浄面に損傷を与え難くすると共に、ブラシ片が破断し難い。
また、軸体中空部に例えば、洗浄液を供給し、連通した穴部より吐出することで、洗浄効果を高める事ができる。さらに、前記軸体中空部に例えば、乾燥風を供給し、連通した穴部より吐出することで、洗浄面の迅速な乾燥が可能となる。
また、軸体中空部に例えば、洗浄液を供給し、連通した穴部より吐出することで、洗浄効果を高める事ができる。さらに、前記軸体中空部に例えば、乾燥風を供給し、連通した穴部より吐出することで、洗浄面の迅速な乾燥が可能となる。
本発明の洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機は、洗車機用洗浄ブラシを構成するチャンネルブラシの外方両面に緩衝材を加える事により、ブラシ軸体あるいは、チャンネル材に洗浄面が直接接触して、洗浄面や様々なアイテムを損傷する事を、緩衝材によって防止できると共に、前記軸体に穴部を設け、前記穴部より洗浄液あるいは、乾燥風を吐出する事により、高い洗浄性と迅速な乾燥を実現できるものである。
第1の発明は、洗車機用洗浄ブラシを構成するチャンネルブラシはブラシ片及び緩衝材から形成されてある。緩衝材には、合成樹脂の中に気泡を含み、衝撃にたいし自由に変形する弾性で衝撃を緩和する合成樹脂発泡体等を使用する為、洗車中にチャンネル材あるいは、軸体が、洗浄面及び様々なアイテムに接触した場合、衝撃が吸収され、損傷を最小限に抑える事ができる。
第2の発明は、洗車機用洗浄ブラシにおいて、チャンネルブラシは、ブラシ片の外方に前記緩衝材が形成されてある。緩衝材により衝撃を和らげる効果は、前記第1の発明に記載と同様の効果があると共に、外方に前記緩衝材を配置する事により、チャンネル材及び軸体を前記緩衝材で表面を覆うことができ、被洗浄面に対し、主に鉄、ステンレス等の金属を使用するチャンネル材及び軸体が直接、接触する事を防止できる。また、ブラシ片及び緩衝材とチャンネル材相互のカシメ部位は、引張りあるいは、曲げ応力が集中し易く、破断しやすい部位であるが、前記カシメ部位、つまり、ブラシ片及び緩衝材ブラシ片においては、外方に位置する部位に、衝撃を和らげる緩衝材を配置する事により、前記の引張りあるいは、曲げ応力を効果的に軽減し、ブラシ片及び緩衝材の破断を防止できる。
第3の発明は、洗車機用洗浄ブラシにおいて、軸体は中空に形成されており、前記中空部に例えば、洗浄液等の液体を流通させ、軸体外周面に形成されてある穴部から吐出する。穴部から吐出される洗浄液は、合成樹脂発泡体の空胞を通過し、外面に向かい染み出し、洗浄ブラシに洗浄液を散布できる。また前記の如く、空胞を通過し、外面に向かい染み出した洗浄液により効果的な洗浄を実現できる。
第4の発明は、穴部がチャンネルブラシの幅W以上の開口幅にて形成されてある為、チャンネルブラシを軸体外周面にたいして、隣り合うチャンネルブラシの間に、所定の隙間を設けて巻きつけた場合においては、チャンネルブラシが穴部を完全に塞ぐことが無い。
第5の発明は、上記第1の発明から第4の発明のいずれか1項に記載の洗車機用洗浄ブラシを搭載した洗車機である為、緩衝材により被洗浄面あるいは、自動車の各種部品に損傷を加えることが無いと共に、前記緩衝材により、ブラシ片が破断することが無く、長期間に渡って洗車機用洗浄ブラシの洗浄性等の初期性能を持続できる。また、軸体内部に例えば、洗浄液を供給し、連通した穴部より洗浄液を吐出することで、洗車機用洗浄ブラシに洗浄液を散布して洗浄効果を高める事ができる。さらに、前記軸体内部に例えば、乾燥風を供給し、連通した穴部より吐出することで、洗浄面の迅速な乾燥が可能となる洗車機を提供する事ができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図1から図2にて実施例1を示す。図1は、本発明の洗車機用洗浄ブラシの断面図である。図2は、図1の洗車機用洗浄ブラシの軸体の斜視図である。
図1から図2にて実施例1を示す。図1は、本発明の洗車機用洗浄ブラシの断面図である。図2は、図1の洗車機用洗浄ブラシの軸体の斜視図である。
洗車機用洗浄ブラシ1は、図1の如く、軸体7の外周部に、チャンネルブラシ10が互いに隙間W3を有して巻きつけ形成されてある。また、チャンネルブラシ10は、チャンネル材4の既C字状断面溝部と抜け止めの芯線5の間にブラシ片2及び緩衝材3を挟み付けて折り込んだ後、チャンネル材4を内方にカシメ固定されてある。
また、図1の穴部6の幅W1は、チャンネルブラシ10の底部の幅Wよりも広い幅を有している。
さらに図1の軸体7は、少なくとも一端部から液体、あるいは気体が供給され軸体7の外周面から直接吐出する経路8と、軸体7から緩衝材3を透過し染み出す経路9が形成されてある。
また、軸体7は、図2の如く、既円筒中空形状を有している。また軸体7の外周部には、穴部6が形成されてある。
また、図1の如く、軸体7の外周部に捩りを加えて螺旋状に巻き付けられてあるチャンネルブラシ10は、緩衝材3がブラシ片2の外側になるよう芯線5とチャンネル材4に挟み付けられてある。
また、チャンネルブラシ10に挟まれている緩衝材3は、主に合成樹脂発泡体で形成されており、前記合成樹脂発泡体の空房層を通り、液体あるいは、気体を透過することができる。
なお、洗車機用洗浄ブラシの構造に関しては、特に限定されるものではなく、上記の如くの構造以外にも、使用目的に応じて、適時、設定することができる。また、緩衝材3の材質についても、上記の合成樹脂発泡体以外にも、チャンネルブラシに形成可能な材質であれば、例えば、織布、不織布、織物等の各種布帛、フィルム樹脂組成物等、適時、採用できる。
次に、図1にて本発明の洗車機用洗浄ブラシ1の洗浄時の状態を説明する。車体面等の被洗浄面には、砂塵及び、膜層汚れ等の各種の汚れが付着している。また、被洗浄面に複数のブラシ片2が回転しながら当接する事により、複数の接触面が形成される。砂塵及び膜層汚れ等は、ブラシ片2の複数の中間部にて捕捉される。次に、ブラシ片2が被洗浄面を押し付ける事により、複数の中間部にて捕捉された砂塵及び膜層汚れ等は、被洗浄面上から掻き出されるように剥離する。
また、図1のチャンネルブラシ10は、前記ブラシ片2の他、合成樹脂発泡体等を使用された緩衝材3で、主に金属で形成されてあるチャンネル材4の端部及び軸体7表面を覆うように配置されて、軸体7の外周部に概円筒状の緩衝材3にて形成された端面11が形成されてある。チャンネルブラシ10は上記の形状が採用されてある為、ブラシ片2が砂塵及び膜層汚れ等の汚れを被洗浄面から剥離させて除去する際に、被洗浄面にチャンネル材4の端部及び軸体表面12が直接接触する事が無く、被洗浄面やワイパー、バックミラー等の自動車の各種部品に傷を付ける事が無い。また、洗車機用洗浄ブラシ1を被洗浄面にたいして、過度に押し付けた場合においても、端面11が被洗浄面に接触する為、軸体7に接触することを防止できる。
さらに、図1のチャンネルブラシ10は、前記ブラシ片2の他、合成樹脂発泡体等にて形成されてある緩衝材3が、チャンネル材4にて、くい込む形でカシメ固定されてある為、特にチャンネル材4の端部で前記ブラシ片2及び緩衝材3に引張りあるいは、曲げ応力が集中しやすい。図1の本発明の実施の形態によるチャンネルブラシ10においては、前記の引張りあるいは、曲げ応力が集中しやすいチャンネル材4の端部に接する部材には、弾性を有する緩衝材3を使用した場合にあっては、外部応力を変形により分散できる為、外部からの加圧力を効率よく吸収し、チャンネルブラシ4の端部にて緩衝材3が破断する事が無い。
また、図1の洗車機用洗浄ブラシ1の軸体7には、図1のチャンネルブラシ10の底部の幅Wよりも幅の広い、幅W1を有する穴部6が、形成されてある。チャンネルブラシ10は互いのチャンネルブラシ10間に所定の隙間W2が形成される様、軸体7に巻きつけられてある。穴部6には、直接吐出する経路8と、軸体7から緩衝材3を透過し染み出す経路9が形成されてある。前記の如く、洗車機用洗浄ブラシ1には、一連の流通経路が確保されており、洗浄面の洗浄液による効果的な洗浄及び、乾燥風による迅速な乾燥を可能としている。さらには、穴部6が、チャンネルブラシ10の底部の幅Wよりも幅の広い、幅W1を有している為、チャンネルブラシ10が穴部6を完全に塞ぐ事が無く、確実に緩衝材3を透過し、直接吐出する経路8及び、染み出す経路9を確保する事ができる。
また、洗車後、直接吐出する経路8と、軸体7から緩衝材3を透過し、染み出す経路9から、乾燥風を洗浄水等で濡れたブラシ片1に供給することができる為、冬季におけるブラシ片1の凍結を防止する事ができる。
(実施例2)
図3にて、実施例2を示す。図3は、本発明の洗車機用洗車ブラシ1を搭載した洗車機の正面図である。
図3にて、実施例2を示す。図3は、本発明の洗車機用洗車ブラシ1を搭載した洗車機の正面図である。
図3において、洗車機20は、本発明の洗車機用洗浄ブラシ1が駆動源21により回転駆動され、ノズル22から被洗浄面である車体にたいして、洗浄液、及び洗浄水が散布され、洗車機用洗浄ブラシ1により,洗浄され、洗浄後は洗車機20の乾燥手段である乾燥機23により車体が乾燥される。
また、洗車機用洗浄ブラシ1の軸体7の穴部6から直接、車体にたいして、洗浄液、洗浄水、風等の流体が噴霧され、前記流体の噴霧に伴う水圧やエアー圧により、砂塵等の汚れが吹き飛ばす事ができる。
本発明の洗車機用洗浄ブラシのチャンネルブラシ10を配した、洗車機用洗浄ブラシ1が搭載されてある洗車機20の動作、作用は下記の通りである。
洗車機20は、高い洗浄性を有するチャンネルブラシ10を配した、洗車機用洗浄ブラシ1が搭載されてある。その為、洗車機20は、駆動源21により洗車機用洗浄ブラシ1を高速回転に設定すると共に、洗浄時間を短時間に設定した場合においても、洗浄残りの無い高い洗浄性を発揮することができる。
また、洗車機20は、高い安全性を有する洗車機用洗浄ブラシ1が搭載されてある。その為、洗車機20は、洗浄時に車体面等被洗浄面に損傷を与える事無く洗い上げることができる。
また、洗浄液あるいは、乾燥風供給装置21を備え、洗浄液を供給することにより高い洗浄性と、乾燥風を供給することにより迅速な乾燥を実現できる。
本発明の洗車機用洗浄ブラシは、主に、自動車あるいは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機に搭載する洗車機用洗浄ブラシとして使用する。
1 洗車機用洗浄ブラシ
2 ブラシ片
3 緩衝材
4 チャンネル材
5 芯線
6 穴部
7 軸体
8 経路
9 経路
10 チャンネルブラシ
11 端面
12 軸体表面
20 洗車機
21 駆動源
22 ノズル
23 乾燥機
2 ブラシ片
3 緩衝材
4 チャンネル材
5 芯線
6 穴部
7 軸体
8 経路
9 経路
10 チャンネルブラシ
11 端面
12 軸体表面
20 洗車機
21 駆動源
22 ノズル
23 乾燥機
Claims (5)
- 自動車あるいは車両の外面の被洗浄面に付着した汚れ等を洗浄する為の洗車機に使用する洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記洗浄ブラシは軸体、及びチャンネルブラシを有すると共に、前記チャンネルブラシはブラシ片及び緩衝材を挟み付けて形成されてあり、前記軸体にたいして前記チャンネルブラシを巻きつけて形成されてあることを特徴とする洗車機用洗浄ブラシ。
- 請求項1記載の構成よりなる洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記チャンネルブラシは前記ブラシ片の外方に前記緩衝材が形成されてあることを特徴とする洗車機用洗浄ブラシ。
- 請求項1から2記載の構成よりなる洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記軸体は少なくとも一端部に液体、あるいは気体の流入手段を有すると共に、外周部に前記流入手段に連通する穴部が形成されてあることを特徴とする洗車機用洗浄ブラシ。
- 請求項1から3記載の構成よりなる洗車機用洗浄ブラシにおいて、前記穴部は、前記チャンネルブラシの幅W以上の開口幅を有する事を特徴とする洗車機用洗浄ブラシ。
- 駆動源と、被洗浄面に散布する洗浄剤及び水を噴出させるノズルと、洗浄後の被洗浄面を乾燥させる乾燥手段を備えると共に、請求項1から4のいずれかに記載の洗車機用洗浄ブラシを搭載した洗車機。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009148474A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Kowa Co Ltd | ブラシロール及び洗浄装置 |
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2006
- 2006-05-24 JP JP2006143936A patent/JP2007313976A/ja active Pending
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