JP2007311886A - 広帯域アンテナ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント基板と簡単な板金製金具を用いて構成できる広帯域アンテナを提供する。
【解決手段】プリント基板1と、板金製の放射素子2により構成され、放射素子2は、筒状の円錐を中心軸方向に切断した形状で、その切断した縁の部分にしろを有し、プリント基板1の表と裏の面には、放射素子のしろの部分の形状に合わせて導体パターンが配置され、かつ、表と裏の導体パターンが導通され、プリント基板の表および裏の導体パターンに沿って、放射素子のしろの部分が接続され、プリント基板の表面の下部から上部の導体パターンに向かって、給電用のマイクロストリップラインが配置され、プリント基板の裏面には、マイクロストリップラインの裏側に相当する部分にグランド導体が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリント基板と簡単な板金製金具を用いて構成できる広帯域アンテナに関する。
図16は、従来のアンテナの例1である。一般に、バイコニカルアンテナと呼ばれているアンテナである。この構造をそのまま製作するには、放射素子101及び102の部分の製作が難しい。通常は、金属片を切削によって製作するが、非常に高価で重くなる。別の方法としては、板金を丸めて、丸めた端でハンダ付けする方法があるが、円周状にきれいに仕上げることが難しい。
また、同軸中心導体104に、放射素子101をハンダ付けすると、放射素子101の重みで、同軸中心導体104が曲がってしまったり、わずかな力で破壊してしまう可能性が高い。
さらに、同軸外部導体105の先端部と放射素子102をハンダ付けすることが簡単ではないなどの問題点がある。
図17は、従来のアンテナの例2である。一般に、ディスコーンアンテナと呼ばれているアンテナである。この構造をそのまま製作する場合にも、上記図16の場合と同様の問題がある。
また、誘電体円板上にマイクロストリップアンテナ導体を設けたものと略円錐状の金属コーンとを組合せ、マイクロストリップアンテナ導体の中心と金属コーン上端部の中心部とを結合すると共に、マイクロストリップアンテナ導体の中心近傍に同軸上の給電線路の中心導体を結合し、金属コーンの上端部と給電線路の外部導体とを結合した全方位アンテナがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平02−121505号公報
しかしながら、従来のバイコニカルアンテナ及びディスコーンアンテナは、構造が立体的であり、製造するには、部品を切削加工で作ったり、精巧な手作りが必要である等、安価に製作することは難しかった。特に、図16において、原理に忠実にアンテナを製作すると、同軸中心導体104部分のみで、上側の放射素子101を支える構造になっており、放射素子101を十分な強度で保持する構造が難しいという問題があった。
そこで本発明は、バイコニカルアンテナ及びディスコーンアンテナの原理を踏襲し、プリント基板と簡単な板金製金具を用いることで、容易で安価な広帯域アンテナ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明による広帯域アンテナは、プリント基板と、板金製金具により構成され、前記板金製金具は、筒状の形状を中心軸方向に切断した形状で、その切断した縁の部分にしろを有し、前記プリント基板の表と裏の面には、前記板金製金具のしろの部分の形状に合わせて導体パターンが配置され、かつ、表と裏の導体パターンが導通され、前記プリント基板の表および/または裏の導体パターンに沿って、前記板金製金具のしろの部分が接続され、前記プリント基板の表面の下部から上部の導体パターンに向かって、給電用のマイクロストリップラインが配置され、前記プリント基板の裏面には、前記マイクロストリップラインの裏側に相当する部分にグランド導体が形成されることを特徴とする。
更に、前記プリント基板の表と裏の面に配置される導体パターンは、V字状の導体パターンと、逆V字状の導体パターンが、その頂部を向き合うようにして上下に配置され、表面の逆V字状導体パターンの頂部は、縦に隙間を有し、前記板金製金具は、錘状の形状を中心軸方向に切断し、先端部分を開口した形状であり、前記プリント基板の表および/または裏のV字状導体パターン及び逆V字状導体パターンに沿って上下に対向して配置され、前記マイクロストリップラインは、前記プリント基板の表面の下部から、表面の逆V字状導体パターンの頂部に向かって配置され、このマイクロストリップラインの上端は、前記逆V字状導体パターンの頂部中央の隙間を通り、上側のV字状導体パターンの頂部に接続され、前記グランド導体は、前記マイクロストリップラインより幅が太く形成され、テーパ状に次第に幅が細くなりながら、上方に伸び、プリント基板裏面の逆V字状導体パターン頂部に接続される。
あるいは、前記プリント基板の上端部に直交して配置された放射素子を更に有し、前記プリント基板の表と裏の面に配置される導体パターンは、逆V字状の導体パターンと、その頂部から分離して配置された上部導体パターンとから構成され、表面の逆V字状導体パターンの頂部は、縦に隙間を有し、前記放射素子は、前記上部導体パターンに接続され、前記板金製金具は、錘状の形状を中心軸方向に切断し、先端部分を開口した形状であり、前記プリント基板の表および/または裏の逆V字状導体パターンに沿って配置され、前記マイクロストリップラインは、前記プリント基板の表面の下部から、表面の逆V字状の導体パターンの頂部に向かって配置され、このマイクロストリップラインの上端は、前記逆V字状導体の頂部中央の隙間を通り、前記上部導体パターンに接続され、前記グランド導体は、前記マイクロストリップラインより幅が太く形成され、テーパ状に次第に幅が細くなりながら、上方に伸び、プリント基板裏面の逆V字状導体パターン頂部に接続される。
本発明によれば、プリント基板と板金製金具を組み合わせることにより、容易に広帯域のアンテナが構成できる。本アンテナの特徴は、簡単な構成、安価、構造的に丈夫、広帯域なアンテナが構成できることである。
次に、本発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明による広帯域アンテナの第1の実施例の構成を示す。本広帯域アンテナは、基本的に、プリント基板1、4つの放射素子2、同軸ケーブル3及びコネクタ4から構成される。プリント基板1の両面の上下に、放射素子2がそれぞれハンダ付けされた構造である。同軸ケーブル3は、プリント基板1の下部に接続され、給電される。
なお、図1の構成と、図16の構成の違いとして、プリント基板を用いて構成している点以外に、図1の放射素子2の形状が、筒状であり、頂部においても開口していることである。なお、図16の構成では、いずれの放射素子も開口していない。
図2は、放射素子2の構成図である。筒状の円錐を中心軸(回転体の場合、回転中心軸)方向に面で切断し、その切断面にフランジ(しろ)5を付加した構造になっている。材料は、薄い金属などの導体が用いられる。実際の製造では、板金の折り曲げ加工などで安価に作ることが可能である。
図3は、プリント基板の構成図である。(1)が表面図、(2)が裏面図、(3)が表面からの透視図である。(1)の表面図では、上側にV字状の銅箔パターンである導体11が配置されている。また、下側には、中心から広がるように傾斜した帯状の銅箔パターンである導体12が左右対称に2つ配置されている。そして、プリント基板の下端から、帯状の銅箔パターンの導体として、マイクロストリップライン15が上方に延び、左右の導体12の間を、導体12に接触しないように通り、導体11の下端部に接続される。
(2)の裏面図では、上側にV字状の銅箔パターンである導体13が配置されている。下側にも、V字状の銅箔パターンである導体13が、逆さまに配置されている。そして、プリント基板の下端から、帯状の銅箔パターンの導体として、グランド16が上方に延び、下側の導体13の逆V字状頂部に接続される。
(3)の透視図では、表面と裏面の銅箔パターンの関係が示されている。表面の上側の導体11と裏面の上側の導体13は、表と裏で、同じ大きさ、同じ形状、同じ位置で配置される。そして、複数のスルーホール10によって、電気的に接続される。スルーホールは、ビアホールとも呼ばれ、電気的に導通させる機能がある。代替としては、導体のピンなどを貫通させ、表と裏でハンダ付けする方法もある。このスルーホール10は、使用する最高周波数の波長に対して、なるべく小さくすることが望ましい。一般的には、最高使用周波数の波長の1/4より短い間隔で配置されることが望ましい。
また、表面の下側の導体12と裏面の下側の導体13は、表の導体12が裏の導体13の傾斜部と、同じ大きさ、同じ形状、同じ位置で配置される。そして、上記同様、複数のスルーホール10によって、電気的に接続される。ここで、注意されるべきことは、上側の導体11と導体13では、V字状の頂部を含めて、スルーホール10で導通される構造であったが、下側では、導体13の逆V字の頂部のみは、スルーホールで導通しない構造になっている。これは、表面の2つの導体12の間に、給電のためのマイクロストリップライン15が配置されているからである。
表面のマイクロストリップライン15は、裏面のグランド16と、その中心線が同じ位置になるように配置される。マイクロストリップライン15は、裏側のグランド16と共に、マイクロストリップ線路を構成しており、それぞれの幅は任意である。通常は、マイクロストリップライン15の幅の方が、グランド16の幅よりも広いことが一般的である。
図3の例では、マイクロストリップライン15の幅は、導体11との接続部で細く、下端部でやや広くなるようにテーパ状になっている。裏側のグランド16も、下側の導体13との接続部でやや細く、下端部で広くなるようにテーパ状になっている。この場合、グランド16の下端部での幅は、マイクロストリップライン15の下端部での幅より2〜3倍程度広くなり、不平衡のマイクロストリップ線路となる。マイクロストリップライン15とグランド16の幅が徐々に広くなっているのは、インピーダンス整合のためであり、必要に応じて、一定の幅であったり、マイクロストリップライン15とグランド16の幅が同じであったりすることもある。
図4は、プリント基板の給電部、すなわち、導体11及び導体13との接続部付近の構成を示す。特に、(1)の表面給電部において、マイクロストリップライン15と、導体11の間には、必要に応じて、インピーダンスの整合をとるための、整合ライン17が配置されることがある。
図5は、第1の実施例の組立図である。(1)表面及び(2)裏面において、それぞれ、図2の放射素子2のフランジ5が、図3のプリント基板1の導体11、12、13の斜面部に沿ってハンダ付けされる。この場合、スルーホールを通して、ビスなどで固定する方法もある。
図6は、同軸ケーブル3の接続部の構成を示す。この例では、金属の金具20を用いた方法を説明する。金属の金具20に、同軸ケーブルの被服をむいた先端部の同軸外部導体21を、(2)先端部組立図のように、かしめるか、ハンダ付けして固定し、(3)表面図及び(4)裏面図に示すように、金具20をグランド16にハンダ付けし、同軸中心導体22をマイクロストリップライン15にハンダ付けする構造としている。ただし、本方法によらなくても、マイクロストリップライン15と同軸中心導体22、及び、グランド16と同軸外部導体21が電気的に接続されれば問題ない。
図7は、図2に示す以外の、その他の放射素子の構成を示す。(1)の放射素子31は、筒状の六角錐を縦(中心軸方向)に切断し、切断面にフランジ5を付加した構造になっている。(2)の放射素子32は、筒状の正方形または長方形の錐を縦に切断し、切断面にフランジ5を付加した構造になっている。(3)の放射素子33は、筒状の菱形の錐を縦に切断し、切断面にフランジ5を付加した構造になっている。
なお、上記の説明において、図3の導体11、13をU字状、または、コの字状とし、導体12を逆L字状とし、図2及び図7の放射素子を錐状ではなく、それぞれ円筒、多角形の筒とする構成も可能である。
また、本実施例の広帯域アンテナの指向特性は、従来のバイコニカルアンテナと同等である。
図8は、本発明による広帯域アンテナの第2の実施例の構成を示す。プリント基板41、2つの放射素子42、2つの放射素子2、同軸ケーブル3及びコネクタ4から構成される。プリント基板41の上端部の両面に、プリント基板に対して垂直になるように放射素子42がそれぞれハンダ付けされ、プリント基板41の下側の両面に、放射素子2がそれぞれハンダ付けされた構造である。同軸ケーブル3は、プリント基板1の下部に接続され、給電される。
ここで、放射素子42は、金属などの導体の板より構成され、半円状の板の端部を折り曲げた構造になっている。ただし、ここで放射素子42は、半円状に限らず、図7(1)、(2)、(3)の断面のように、六角形や正方形、長方形、菱形の半分の形状でも可能である。また、任意の多角形や楕円の半分の形状、プリント基板に対して垂直な導体線でも代替可能である。
図9は、プリント基板の構成図である。(1)が表面図、(2)が裏面図、(3)が表面からの透視図である。(1)の表面図では、上側に水平で帯状の銅箔パターンである導体50が配置されている。また、下側には、中心から広がるように傾斜した帯状の銅箔パターンである導体12が左右対称に2つ配置されている。そして、プリント基板の下端から、帯状の銅箔パターンの導体として、マイクロストリップライン15が上方に延び、左右の導体12の間を、導体12に接触しないように通り、導体50の中央の下端部に接続される。
(2)の裏面図では、表側同様、水平で帯状の銅箔パターンである導体50が配置されている。下側には、V字状の銅箔パターンである導体13が、逆さまに配置されている。そして、プリント基板の下端から、帯状の銅箔パターンの導体として、グランド16が上方に延び、下側の導体13の逆V字状頂部に接続される。
(3)の透視図では、表面と裏面の銅箔パターンの関係が示されている。表面の上側の導体50と裏面の上側の導体50は、表と裏で、同じ大きさ、同じ形状、同じ位置で配置される。そして、複数のスルーホール10によって、第1の実施例同様に、電気的に接続される。
また、表面の下側の導体12と裏面の下側の導体13は、表の導体12が裏の導体13の傾斜部と、同じ大きさ、同じ形状、同じ位置で配置される。そして、上記同様、複数のスルーホール10によって、電気的に接続される。この部分の構造も、実施例1と同様である。さらに、表面のマイクロストリップライン15は、裏面のグランド16と、その中心線が同じ位置になるように配置される。この部分も、実施例1と同様である。
図10は、第2の実施例の組立図である。表面及び裏面において、それぞれ、図2の放射素子2のフランジ5が、図9のプリント基板41の導体12、13の斜面部に沿ってハンダ付けされる。また、放射素子42の下に折り曲げられたフランジ部分が、導体50に沿ってハンダ付けされる。実施例1同様、スルーホールを通して、ビスなどで固定する方法もある。
また、本実施例の広帯域アンテナの指向特性は、従来のディスコーンアンテナと同等である。
図11は、本発明による広帯域アンテナの第3の実施例の構成図を示す。図8との違いは、2つの半円状放射素子42の代わりに、1つの円状放射素子43が用いられていることである。放射素子43は、2つの放射素子42の代替であるから、放射素子42の考え方を用いれば、六角形や正方形、長方形、菱形、任意の多角形や楕円の形状、さらに、プリント基板に対して垂直な導体線でも代替可能である。
図12は、第3の実施例の組立図である。図10との違いは、放射素子42の代わりの放射素子43が、導体50とハンダ付けで接続されることである。
図13は、本発明による広帯域アンテナの第4の実施例の構成図を示す。図1との違いは、放射素子2が片面にしかないことである。
図14は、本発明による広帯域アンテナの第5の実施例の構成図を示す。図8との違いは、放射素子2が片面にしかないことである。
この他に、図13において、放射素子2が、表面の上側のみと、裏面の下側のみに配置される場合、およびその逆の構成がある。この考え方は、図14の場合にも適用できる。
図15は、本発明による試作アンテナのリターンロスを測定したデータである。試作したアンテナは、図1の構成となっている。具体的な寸法は、放射素子2の高さが20.5mm、円錐の開き角度が12.9度である。円錐の直径は最大部で、12.6mm、最小部で、1.6mmである。このとき、図15に示すように、2.8GHz〜4.3GHzの範囲で、リターンロスが−9.5dB以下となり、VSWRが2.0以下となっている。これは、約42%の比帯域となる。
本発明による広帯域アンテナは、UWB無線技術を用いたアンテナ、無線LAN用アンテナ、WiMAX無線技術を用いた通信に用いるアンテナ、携帯電話用(基地局、端末)アンテナ等、その他の小型で広い帯域を必要とする用途のアンテナに利用することができる。
本発明による広帯域アンテナの第1の実施例の構成図である。 放射素子の構成図である。 プリント基板の構成図である。 プリント基板給電部の構成図である。 第1の実施例の組立図である。 同軸ケーブル接続部の構成図である。 その他の放射素子の構成図である。 第2の実施例の構成図である。 プリント基板の構成図である。 第2の実施例の組立図である。 第3の実施例の構成図である。 第3の実施例の組立図である。 第4の実施例の構成図である。 第5の実施例の構成図である。 本発明による広帯域アンテナのリターンロス特性を示す図である。 従来技術のアンテナの例1を示す図である。 従来技術のアンテナの例2を示す図である。
符号の説明
1 プリント基板
2 放射素子
3 同軸ケーブル
4 コネクタ

Claims (6)

  1. プリント基板と、板金製金具により構成され、
    前記板金製金具は、筒状の形状を中心軸方向に切断した形状で、その切断した縁の部分にしろを有し、
    前記プリント基板の表と裏の面には、前記板金製金具のしろの部分の形状に合わせて導体パターンが配置され、かつ、表と裏の導体パターンが導通され、
    前記プリント基板の表および/または裏の導体パターンに沿って、前記板金製金具のしろの部分が接続され、
    前記プリント基板の表面の下部から上部の導体パターンに向かって、給電用のマイクロストリップラインが配置され、
    前記プリント基板の裏面には、前記マイクロストリップラインの裏側に相当する部分にグランド導体が形成されることを特徴とする広帯域アンテナ。
  2. 前記プリント基板の表と裏の面に配置される導体パターンは、V字状の導体パターンと、逆V字状の導体パターンが、その頂部を向き合うようにして上下に配置され、表面の逆V字状導体パターンの頂部は、縦に隙間を有し、
    前記板金製金具は、錘状の形状を中心軸方向に切断し、先端部分を開口した形状であり、前記プリント基板の表および/または裏のV字状導体パターン及び逆V字状導体パターンに沿って上下に対向して配置され、
    前記マイクロストリップラインは、前記プリント基板の表面の下部から、表面の逆V字状導体パターンの頂部に向かって配置され、このマイクロストリップラインの上端は、前記逆V字状導体パターンの頂部の隙間を通り、上側のV字状導体パターンの頂部に接続され、
    前記グランド導体は、プリント基板裏面の逆V字状導体パターン頂部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の広帯域アンテナ。
  3. 前記プリント基板の上端部に直交して配置された放射素子を更に有し、
    前記プリント基板の表と裏の面に配置される導体パターンは、逆V字状の導体パターンと、その頂部から分離して配置された上部導体パターンとから構成され、表面の逆V字状導体パターンの頂部は、縦に隙間を有し、
    前記放射素子は、前記上部導体パターンに接続され、
    前記板金製金具は、錘状の形状を中心軸方向に切断し、先端部分を開口した形状であり、前記プリント基板の表および/または裏の逆V字状導体パターンに沿って配置され、
    前記マイクロストリップラインは、前記プリント基板の表面の下部から、表面の逆V字状の導体パターンの頂部に向かって配置され、このマイクロストリップラインの上端は、前記逆V字状導体パターンの頂部の隙間を通り、前記上部導体パターンに接続され、
    前記グランド導体は、プリント基板裏面の逆V字状導体パターン頂部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の広帯域アンテナ。
  4. 前記プリント基板の表と裏の導体パターンは、複数のスルーホールによって導通され、そのスルーホールの間隔が、最高使用周波数の1/4波長より短い間隔で配置されることを特徴とする請求項1に記載の広帯域アンテナ。
  5. 前記放射素子は、円状または2つの半円状の板金製金具によって構成されることを特徴とする請求項3に記載の広帯域アンテナ。
  6. プリント基板と、薄板製金具により構成される広帯域アンテナの製造方法であって、
    筒状の形状を中心軸方向に切断した形状で、その切断した縁の部分にしろを有するように板金加工で前記薄板製金具を製作し、
    前記プリント基板の表と裏の面に、前記薄板製金具のしろの部分の形状に合わせて表裏導通した導体パターンを配置し、
    前記プリント基板の表面の下部から上部の導体パターンに向かって、給電用のマイクロストリップラインを配置し、
    前記プリント基板の裏面に、前記マイクロストリップラインの裏側に相当する部分にグランド導体を形成し、
    前記プリント基板に配置された表および/または裏の導体パターンに沿って、前記薄板製金具のしろの部分をハンダ付けによって接続することを特徴とする広帯域アンテナの製造方法。
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