JP2007310927A - 不揮発性メモリ、メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶システム - Google Patents

不揮発性メモリ、メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶システム Download PDF

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雅浩 中西
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Abstract

【課題】不揮発性記憶装置においてメモリコントローラ内の制御メモリを削減すると共に、メモリコントローラと不揮発性メモリを結ぶメモリバスの配線数を少なくし、ひいては不揮発性メモリへの書き込み速度を向上させることを目的とする。
【解決手段】メモリセルアレイ21に、CPU用の命令コード用メモリやワークRAM等を格納するための制御メモリ領域23を確保し、メモリコントローラ10からの指示により、AVコンテンツ等の大きいサイズのデータのアクセス時は、フラッシュメモリタイプ入出力インタフェース30を介してメモリセルアレイ21にアクセスし、CPU11の命令コード等の小さいサイズのデータのアクセス時は、SRAMタイプ入出力インタフェース40を介してメモリセルアレイ21の制御メモリ領域23にアクセスする。
【選択図】図4

Description

本発明は、不揮発性メモリと、不揮発性メモリを備えた半導体メモリカード等の不揮発性記憶装置と、それに内蔵されるメモリコントローラ、及び不揮発性記憶装置にアクセス装置を加えた不揮発性記憶システムに関する。
書き換え可能な不揮発性メモリを備えた不揮発性記憶装置は、半導体メモリカードを中心にその需要が高まっている。また半導体メモリカードを使った不揮発性記憶システムも、デジタルスチルカメラや携帯電話等を中心にその需要が高まっている。かかる半導体メモリカードには様々な種類があり、その一つとしてSDメモリカードがある。このSDメモリカードは、不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリと、そのフラッシュメモリを制御するメモリコントローラとを備えている。メモリコントローラは、デジタルスチルカメラ等のアクセス装置からの読み書き指示に応じて、フラッシュメモリに対するデータの読み書き制御を行うものである。
このようなSDメモリカードをデジタルスチルカメラ等のアクセス装置に取り付けると、アクセス装置はSDメモリカードをリムーバブルディスクと見なしてFATファイルシステムで管理し、データの読み書き指示を行う。FATファイルシステムは、記録デバイスにファイルやデータを記録する際にファイル・アローケション・テーブル(以下、FATという)を用いてデータの読み書きを指示するシステムである。
SDメモリカードを構成するフラッシュメモリは、例えば非特許文献1に示すようなNANDフラッシュメモリが主流である。以下に、このNANDフラッシュメモリを搭載した従来の不揮発性記憶装置のデータの書き込みについて図1〜図3を用いて説明する。
図1は、従来の不揮発性記憶システムを表すブロック図である。不揮発性記憶システムは、アクセス装置100と不揮発性記憶装置110とで構成され、さらに不揮発性記憶装置110は、不揮発性メモリ120とメモリコントローラ130を有している。不揮発性メモリ120は、例えば非特許文献1に示されている1GバイトのNANDフラッシュメモリである。不揮発性メモリ120内のメモリセルアレイ121は8192個の物理ブロックから構成される。物理ブロックは消去単位であり、各物理ブロックは64個のページから構成される。ページとは書き込み単位であり、1ページのサイズは2kバイトである。一般的にフラッシュメモリは書き込み速度が遅いため、2kバイトなどの比較的大きなサイズで一括して書き込む仕様にすることで、単位容量あたりの書き込み速度、すなわち書き込みレートを高めている。
メモリコントローラ130は、データを一時記憶する為のバッファRAM131、CPU132が実行する命令コードを記憶した命令ROM133及び命令RAM134、CPU132の作業用エリアとしてのワークRAM135を有する。またメモリコントローラ130は、不揮発性メモリ120内のメモリセルアレイ121を構成する物理ブロックの状態を管理する物理領域管理テーブルを記憶した物理領域管理テーブル136、論理アドレスを物理アドレスに変換する際に必要となる論物変換テーブルを記憶する論物変換テーブル137も有する。これらの内、バッファRAM131以外のメモリをまとめて制御メモリ138とする。なお、前述した各種テーブルを用いた論物変換の方法等については一般的な技術を用いて実現できるものなので、簡単のため説明を省略する。
データの書き込み手順はまず、アクセス装置100からのデータ書き込み命令に伴って転送されたデータをメモリコントローラ130が受信する。次に、アクセス装置100から転送された論理アドレスに基づいてメモリコントローラ130が不揮発性メモリ120の書き込み先アドレスである物理アドレスを決定し、読み書き制御部139を介して該データを不揮発性メモリ120に書き込む。
不揮発性メモリ120のピン配置を図2に示す。不揮発性メモリ120は、このピン配置に従ってメモリコントローラ130と接続される。不揮発性メモリ120への読み書き指示において、コマンド、アドレス及びデータは、I/O[7:0]で表記する8ビット幅のI/Oバスを介し転送される。非特許文献1に示されるように、I/Oバスの他に、/REなどの各種制御ピンがある。なお、各ピン端子の名称において“/”の記号が付記されたものは負論理であることを示す。メモリコントローラ130からのデータの書き込みや読み出しは、基本的にI/Oバスを介してシーケンシャルに行われる。尚、データの書き込みは、通常ページ単位で実行される。
図3は、不揮発性メモリ120へのデータの書き込みを表すタイムチャートである。I/O[7:0]において、まず書き込み開始を指示するためのシリアルデータ入力コマンド80hの転送の後、ページアドレスが5サイクルに分けて転送される。その後データが1バイトずつ2112回に分けて転送される。データが2kバイト分全て転送され、次に書き込みコマンド10hが転送された直後から書き込み状態となり、所定時間経過した後に書き込みの全行程が終了する。図中ハッチングの部分は、値が1または0のいずれでも構わない区間を表している。
ここでページアドレスとは、ページを構成するバイト単位の各カラムにおいて先頭のカラムアドレスに対応するアドレスのことである。不揮発性メモリ120内のアドレス制御回路122は先頭のカラムアドレスを受信した後、データが1バイトずつ2112回に分けて転送される毎に、カラムアドレスを内部で自動的にインクリメントするようになっている。このような自動インクリメント機能により、転送時間を合理化している。
このようなフラッシュメモリを搭載する半導体メモリカード等の不揮発性記憶装置は、主にデジタルスチルカメラ等のAV用途に使用されるものであり、画像などのAVデータを書き込む場合は、通常クラスタ単位(16kバイト)などのまとまった単位で書き込んでおり、特にSDメモリカードにおいては、書き込みを含む最小アクセス単位は512バイトと決められているので、512バイト未満の小容量のアクセスはなされない。
したがって、前述したフラッシュメモリはページ単位のようなまとまった単位で書き込むことができるので、フラッシュメモリを搭載した半導体メモリカードは、特にAV用途において好都合のメモリデバイスであると言える。更に、半導体メモリカードは小型の記憶装置であるので、省スペース設計が必要であり、メモリコントローラ130と不揮発性メモリ120とを接続する配線数は少ない方が好ましい。この点からも、コマンドとアドレスとデータを時分割転送形式とすることにより配線数を削減したフラッシュメモリのインターフェース仕様は、小型メモリ装置における主記憶メモリとして好都合であると言える。
なお、不揮発性メモリのメモリセルとして、特許文献1に示す抵抗変化型メモリ(以下、ReRAMという)、あるいは強誘電体メモリ(以下、FeRAMという)などを応用した不揮発性RAMも存在する。不揮発性RAMは、文字通りスタティックRAM(以下、SRAMという)のような1バイト程度の小さなサイズでランダムアクセスができる不揮発性メモリであり、フラッシュメモリと比べると書き込み速度が速く、書き換え保証回数が桁違いに多い。FeRAMは、あまり大容量化に向いていないため、非特許文献2が示すように機器組込用途として既に実用化されている。一方ReRAMは実用化には至っていないが、大容量化に向いているため、前述したようなAV用途にも適用できるメモリカードの主記憶メモリとして、すなわちフラッシュメモリの代替としての期待が大きい。
特開2004−185754号公報 Samsung製NANDフラッシュメモリK9K8G08U0Mのデータシート、[平成18年4月18日検索]、インターネット<URL:http://www.samsung.com/Products/Semiconductor/NandFlash/SLC_LargeBlock/8Gbit/K9K8G08U0M/ds_k9xxg08uxm_rev10.pdf> RAMTRON製 FeRAMメモリFM1608のデータシート、[平成18年4月18日検索]、インターネット<URL:http://www.ramtron.com/lib/literature/datasheets/FM1608ds_r3.0.pdf>
図1に示した不揮発性記憶装置110はメモリコントローラ130を内蔵しているので、メモリコントローラを内蔵しないメモリカードと比較すると、アクセス装置側の処理が簡素化できるといったメリットがある。これはアクセス装置の標準的な着脱型記録媒体として受け入れられやすいものである。
しかしその反面、メモリコントローラ130を実装している分、不揮発性記憶装置110は高価であるというデメリットがある。通常メモリコントローラ130は1チップのLSIとして不揮発性記憶装置に実装されているが、このLSIコストのかなりの部分を制御メモリ138が占めている。
また、SDメモリカードをはじめとした小型の不揮発性記憶装置を実装するにあたって、次のような課題も存在する。例えば、小型の不揮発性記憶装置の1つであるSDメモリカードの外形寸法は、縦32mm×横24mm×厚さ2.1mmと非常に小さい。miniSDメモリカード(登録商標)はさらに小さく、外形寸法は縦21.5mm×横20mm×厚さ1.4mmである。この小さな筐体の中に基板が組み込まれており、該基板上にメモリコントローラと不揮発性メモリが実装されている。メモリコントローラと不揮発性メモリはメモリバスによって接続されているが、概ね50本以上の配線になると実装が困難であるので、メモリバスはそれ未満のできる限り少ない配線数にする必要がある。メモリコントローラと不揮発性メモリを接続するメモリバスの端子数も、図2に示すものと同様に48本としている(VccとGNDを含む)。しかしSRAMに対する入出力インターフェースが、1Gバイトの全アドレス空間をアドレスできるようにすると、アドレス線だけで30本を占めてしまうため、実装が困難となる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、メモリコントローラ内の制御メモリを削減し、メモリコントローラと不揮発性メモリとをつなぐメモリバスの配線数を合理化した不揮発性メモリを提案すると共に、該不揮発性メモリの読み書き制御を行うメモリコントローラ、該不揮発性メモリを備えた不揮発性記憶装置、該不揮発性記憶装置とアクセス装置とから構成される不揮発性記憶システムを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の不揮発性メモリは、メモリセルアレイと、外部からの指示に応じて前記メモリセルアレイへのデータの書き込み及び読み出しを行う入出力インターフェース部と、を具備し、前記入出力インターフェース部は、少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースと、を有するものである。
その不揮発性メモリは、アクセス装置から転送されるデータを書き込む場合は、フラッシュメモリの入出力インターフェースと同様の入出力インターフェース仕様を有する第1の入出力インターフェース手段を介して前記メモリアレイに書き込み、データの書き込み制御に用いる制御メモリにアクセスする場合は、スタティックRAMの入出力インターフェースと同様の入出力インターフェース仕様を有する第2の入出力インターフェース手段を介して行う。
ここで前記入出力インターフェース部は、外部からの指示に応じて、前記第1の入出力インターフェースと前記第2の入出力インターフェースのいずれか一方を使用するように切り替えを行う入出力インターフェース切替部を更に有するようにしてもよい。
ここで前記メモリセルアレイは、該メモリセルアレイ内に前記第2の入出力インターフェースだけがアクセスする制御メモリ領域を有するようにしてもよい。尚、不揮発性メモリの容量に対する制御メモリ領域の容量の割合は無視できる程度に小さく、制御メモリ領域を不揮発性メモリ内にアロケートしてもコスト的に無視できるものであるので、従来のメモリコントローラに内蔵されていた制御メモリを、不揮発性メモリ内のメモリアレイの一部の領域にアロケートしてもよい。
ここで前記制御メモリ領域は、前記メモリセルアレイの物理アドレス内で、特定の物理アドレスの範囲に固定的に割り付けられているようにしてもよい。
ここで前記メモリセルアレイにおいて前記制御メモリ領域が割り付けられる物理アドレスの範囲は、外部から与えられるコマンドに応じて変更できるようにしてもよい。
ここで前記メモリセルアレイは、抵抗変化型メモリのReRAMとしてもよい。
この課題を解決するために、本発明のメモリコントローラは、少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースとを有する入出力インターフェース部と、メモリセルアレイと、を備える不揮発性メモリへのデータの書き込み及び読み出しを行うメモリコントローラであって、前記不揮発性メモリへの書き込み及び読み出しを行うデータの論理アドレスに応じて、前記第1の入出力インターフェースあるいは前記第2の入出力インターフェースのいずれを介して前記メモリセルアレイにアクセスするかを決定する入出力インターフェース決定部を有するものである。
この課題を解決するために、本発明の不揮発性記憶装置は、外部からのアクセス指示に応じてデータの読み出し及び書き込みを行う不揮発性記憶装置であって、少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースとを有する入出力インターフェース部と、メモリセルアレイと、を備える不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリへの書き込み及び読み出しを行うデータの論理アドレスに応じて、前記第1の入出力インターフェースあるいは前記第2の入出力インターフェースのいずれを介して前記メモリセルアレイにアクセスするかを決定する入出力インターフェース決定部を有するメモリコントローラと、を具備するものである。
この課題を解決するために、本発明の不揮発性記憶システムは、不揮発性記憶装置と、前記不揮発性記憶装置へのデータの書き込み及び読み出しを指示するアクセス装置と、を具備する不揮発性記憶システムであって、前記不揮発性装置は、少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースとを有する入出力インターフェース部と、メモリセルアレイと、を備える不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリへの書き込み及び読み出しを行うデータの論理アドレスに応じて、前記第1の入出力インターフェースあるいは前記第2の入出力インターフェースのいずれを介して前記メモリセルアレイにアクセスするかを決定する入出力インターフェース決定部を有するメモリコントローラと、を備えるものである。
本発明のメモリコントローラは、上記のようにインターフェースを選択することができるので、不揮発性メモリ内のメモリアレイの一部の領域に制御メモリ領域を設けることができる。このことによりメモリコントローラが制御メモリを内蔵する必要がなくなり、メモリコントローラの低コスト化を実現することができる。また、不揮発性メモリ内の2つの入出力インターフェース手段を使い分けることで、メモリコントローラと不揮発性メモリとの接続を少ない配線数で行うことができるとともに、不揮発性メモリに高速かつ簡単にアクセスすることができる。
図4は、本発明の実施の形態に於ける不揮発性記憶システムを示すブロック図である。本実施の形態の不揮発性記憶システムは、アクセス装置1と不揮発性記憶装置2とを有している。不揮発性記憶装置2は、メモリコントローラ10と不揮発性メモリ20とを有する。さらにメモリコントローラ10は、CPU11、入出力インターフェース(入出力IF)決定部12、ホストインターフェース(ホストIF)13、バッファRAM14、読み書き制御部15を有する。
読み書き制御部15は、フラッシュメモリタイプ(Fタイプ)読み書き制御部16とSRAMタイプ(Sタイプ)読み書き制御部17を含み、これらのうちいずれかを選択的に用いて不揮発性メモリ20へのデータの読み書きを制御する。CPU11は、メモリコントローラ10全体を制御すると共に、アクセス装置1から受信した論理アドレスに基づいて不揮発性メモリ20の物理アドレスを生成するものである。入出力IF決定部12は、不揮発性メモリ20にアクセスする際に使用する入出力インターフェースを選択的に決定するものである。
不揮発性メモリ20は、ReRAMや、FeRAM、磁性記録式随時書き込み読み出しメモリ(MRAM)、あるいはオボニックユニファイドメモリ(OUM)などの不揮発性RAMで構成されたメモリセルアレイ21を含んでいる。尚、メモリセルアレイ21のデータ容量は1Gバイトである。さらに不揮発性メモリ20は、入出力インターフェース(入出力IF)切替部22と、第1の入出力インターフェースであるフラッシュメモリタイプ入出力インターフェース(Fタイプ入出力IF)30と、第2の入出力インターフェースであるSRAMタイプ入出力インターフェース(Sタイプ入出力IF)40とを有する。尚本実施の形態では、入出力IF切替部22と、Fタイプ入出力IF30と、Sタイプ入出力IF40とで入出力インターフェース部を構成している。
Fタイプ入出力IF30は、入出力制御回路31と、データレジスタ32と、アドレス制御回路33とを有する。入出力制御回路31はメモリバスをデータレジスタ32及びアドレス制御回路33に接続するかあるいは切り離すかのスイッチングを行うと共に、時分割で転送されてきたアドレスとデータの振り分けを行う回路である。データレジスタ32は書き込み単位、例えば2kバイト分のデータを一時保持するためのレジスタである。アドレス制御回路33はカラムアドレスを内部で自動的にインクリメントし、メモリセルアレイ21にアドレスを逐次指定する回路である。
Sタイプ入出力IF40は、入出力制御回路41と、データラッチ42と、アドレス制御回路43とを有する。入出力制御回路41はメモリバスをデータラッチ42及びアドレス制御回路43に接続するかあるいは切り離すかのスイッチングを行う回路である。データラッチ42は、例えば2バイト分のデータを一時保持するためのラッチ回路である。アドレス制御回路43はメモリバスを介して転送されたアドレスA0〜A16と内部で値1に固定化されたA17〜A29の30ビットでメモリセルアレイ21にアドレスを指定する回路である。
Fタイプ入出力IF30は、フラッシュメモリの標準的なインターフェースであり、下記の2つの特徴を有する。
1.少なくともアドレスとデータを時分割転送する。
2.バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを実施する。
これに対して、Sタイプ入出力IF40は、後述する通り、SRAMのインターフェース仕様に対応したインターフェースであり、下記の2つの特徴を有する。
1.少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送する。
2.通常少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを実施する。
このように、これらのインターフェースは互いに対称的な特徴を有しており、アクセスするデータの種類に応じて使い分ける。
図5は、不揮発性メモリ20のピン配置図である。ピン番号10(TP)を除く各ピンの配置はTSOPパッケージにおけるフラッシュメモリの典型的なピン配置に対応している。各ピンは、フラッシュメモリタイプとしても、あるいはSRAM(512kワード×16ビット品)タイプとしても選択的に使用できるようになっている。ピン番号10(TP)に値0が設定された時はフラッシュメモリタイプに、値1が設定された時はSRAMタイプになる。
図6は、メモリバス周辺の詳細説明図である。図6において、実線はアドレスとデータ線を表し、点線は制御線を表す。デマルチプレクサ34は、時分割で転送されるコマンド/アドレス/データからデータを抽出しデータレジスタ32にデータを格納する回路である。
図7は、論理アドレスLAと物理アドレスPAの対応関係を示すメモリマップである。論理アドレスの前半、0x00000000〜0x3ffdffffは、論理物理変換されずにそのまま物理アドレスとして用いられている。尚、記号0xは16進数を表す記号である。これらの物理アドレスに対応したメモリセルアレイ21の領域は、アクセス装置1からアクセスできる通常領域であり、音楽や動画などのコンテンツデータおよびその管理情報などが記憶される。この通常領域の記憶容量は1Gバイト−128kバイトである。
論理アドレスの後半、0x3ffe0000〜0x3fffffffも、論理物理変換されずにそのまま物理アドレスとして用いられている。これらの物理アドレスに対応したメモリセルアレイ21の領域は、アクセス装置1からアクセスできない制御メモリ領域23であり、ワーク領域や命令コード領域などがアロケートされる。この制御メモリ領域23の記憶容量は128kバイトである。なお、簡単のために不揮発性メモリ20のメーカコードなどのシステム情報が記憶されるシステム領域や、通常領域等の書き込みにおいてエラーが発生した際の代替書き込み先として使用されるスペア領域については簡単のため省略する。
図8は、入出力IF決定部12の回路図である。入出力IF決定部12は、比較器50、不揮発性メモリ20のサイズおよび制御メモリ領域23のサイズを予め記憶したROM51、及び減算器52を有する。
本実施の形態の不揮発性記憶システムについて、電源立ち上げ後の初期化処理からデータの書き込みまでを上記で説明した図を用いて説明する。これら一連の処理は、(1)初期化〜アクセス待ち状態、(2)書き込みコマンドの受信〜データのバッファリング処理、(3)物理アドレスの決定、(4)データの書き込み処理、の4ステップに分類できるので、それぞれのステップ毎に説明する。
(1)初期化〜アクセス待ち状態。
電源投入によりCPU11にはリセットがかかり、リセット解除後にプログラムカウンタを命令コード領域の先頭アドレスである0x3ffe5000にセットする。このプログラムカウンタ値に基づき入出力IF決定部12が領域指定フラグの値を生成する。
図8において、まず減算器52が、ROM51に予め記憶された不揮発性メモリサイズ、ここでは1Gバイトと制御メモリサイズ、ここでは128kバイトとの差分をとり、比較器50がこの差分結果の値であるB入力と、プログラムカウンタにセットされた論理アドレスの値であるA入力とを比較する。A入力がB入力以上であれば、領域指定フラグを制御メモリ領域を示す値1にセットする。図7に示すメモリマップの場合、差分結果は式(1)のようになる。
差分結果=0x40000000(1Gバイト)−0x00020000
=0x3ffe0000 ・・・(1)
この結果より、論理アドレスが0x3ffe5000場合は、領域指定フラグが値1となる。
領域指定フラグの値1は読み書き制御部15に転送される。読み書き制御部15は領域指定フラグの値が1であることに基づいて、Fタイプ読み書き制御部16を非アクティブにすると共にSタイプ読み書き制御部17をアクティブにする。さらに、領域指定フラグの値1は、図6に示したように入出力IF決定部12からピン番号10(TP)を介して入出力IF切替部22にも入力される。入出力IF切替部22は、値1が入力されたことに基づいて入出力制御回路31の全スイッチをオフにすると共に、入出力制御回路41の全スイッチをオンにする。
この動作により、メモリコントローラ10は不揮発性メモリ20をSタイプと認識してアクセスすることとなる。なお、非アクティブに切り替えられたFタイプ読み書き制御部16の出力信号線や入出力信号線は、Sタイプ読み書き制御部17の対応する出力信号線や入出力信号線とバス競合をおこさないように、ハイインピーダンス状態になる。
図5において、例えばFタイプの/REの出力信号線やI/O[7:0]の入出力信号線はSタイプの/OEの信号線やI/O[7:0]の入出力信号線とそれぞれ同一のピンを共有しているが、FタイプまたはSタイプの一方をハイインピーダンス状態にすることでバス競合を防ぐことができる。
ここで、図7に示したように、論理アドレスおよび物理アドレスの範囲は0x00000000〜0x3fffffffであるので、30ビットのアドレス線が必要となる。しかし図6に示したように、Sタイプにおいて実際のアドレス線はA0〜A16までの17ビット分しか準備されていない。これは、Sタイプのインターフェースは128kバイトの制御メモリ領域23にのみアクセスするものであり、上位側アドレスであるA17〜A29の13ビット分はアドレス制御回路43内部で値1に固定しておけばよく、下位側アドレスであるA0〜A16までの17ビット分だけをピン端子に割り付ければ領域の指定ができるからである。このように決定された論理アドレスに対応する物理アドレス0x3ffe5000は、制御メモリ領域23内の命令コード領域の先頭アドレスに対応する。
続いてCPU11は、プログラムカウンタ値を論理アドレス0x3ffe5000とし、論理アドレス0x3ffe5000をそのまま物理アドレスとして不揮発性メモリ20に対して出力する。CPU11は、0x3ffe5000番地以降に格納されている命令コードのフェッチを行うとともに、これ以外の初期化処理も終えてアクセス装置1からのアクセス待ちの状態となる。
(2)書き込みコマンドの受信からデータのバッファリング処理。
アクセス装置1がデータ書き込みコマンドを発行すると、ホストIF13が、それに伴って転送されたデータと該データに対応する論理アドレスを受信する。受信したデータをバッファRAM14が一時記憶し、CPU11が論理アドレスを内部に保持する。バッファRAM14への一時記憶は、データが一定サイズ転送されるまで継続される。この一連の一時記憶処理のことを以降バッファリング処理と呼ぶ。
なお、一定サイズとは、SDメモリカードにおいては、アクセス装置からの最小アクセス単位である512バイト単位以上あることが好ましい。あるいはアクセス装置からの通常のアクセス単位、いいかえればFATファイルシステムの管理単位であるクラスタ単位(16kバイト単位)であってもよい。本実施の形態においては2kバイト単位でバッファリング処理をする。
(3)書き込み先の物理アドレスの決定。
ホストIF13がバッファRAM14にバッファリング処理を実行している間に、CPU11は、バッファリングした2kバイトのデータに、メモリセルアレイ21の通常領域内の書き込み先となる物理アドレスを割り当てる。物理アドレスの決定は、従来のフラッシュメモリではウェアレベリングのため、物理領域管理テーブルと論理物理変換テーブルを用いた論物変換処理によって行われていた。しかし本実施の形態における不揮発性メモリ20は不揮発性RAMであり、図9に示したとおり書き換え保証回数がフラッシュメモリよりも桁違いに多いので、ウェアレベリングする必要がない。
したがって、アクセス装置1が指定した論理アドレスをそのまま物理アドレスとしても構わない。但し、不揮発性RAMによっては、書き込みエラーが発生した際にもう一度書き込みを行う代替処理を考慮する必要がある場合がある。その代替処理の場合は、論理物理変換を行って論理アドレスに別の新たな物理アドレスを割り当てて再度書き込みをし、エラーに対応すればよい。ここでは簡単のため、論理物理変換処理については説明を省略する。
(4)データの書き込み処理。
ホストIF13はバッファRAM14に2kバイトのデータが書き込まれるとCPU11にバッファリング処理の完了を通知する。その後CPU11はバッファRAM14のデータをメモリセルアレイ21の通常領域に書き込む処理に移行する。
まず、CPU11は内部に保持した論理アドレス、すなわちバッファRAM14にバッファリングされたデータに対応する論理アドレスを入出力IF決定部12に転送する。該論理アドレスはアクセス装置1が指定したもの、すなわち通常領域の範囲内であるので、入出力IF決定部12が生成する領域指定フラグは値0となる。
領域指定フラグの値0は、読み書き制御部15に転送される。読み書き制御部15はこの領域指定フラグに基づいて、Fタイプ読み書き制御部16をアクティブにすると共にSタイプ読み書き制御部17を非アクティブにする。さらに、図6に示すように領域指定フラグの値0はピン番号10(TP)を介して入出力IF切替部22にも入力され、入出力制御回路31の全スイッチをオンにすると共に、入出力制御回路41の全スイッチをオフにする。
その後、Fタイプ読み書き制御部16は、バッファRAM14に一時記憶されたデータをFタイプ入出力IF30を介してメモリセルアレイ21に書き込む。データの書き込みは従来のフラッシュメモリに対する書き込みのように一定サイズごとに一括して行われる。
以上のように、本実施の形態では、不揮発性メモリ20にアクセスするデータの種類に応じてインターフェースを選択的に使用している。前述したように、Fタイプ入出力IF30と、Sタイプ入出力IF40にはそれぞれ異なった特徴があり、それらの特徴はデータの種類によって効果を発揮するものである。具体的には以下の通りである。
アクセス装置1からアクセスされるデータは、最小アクセス単位である512バイト以上の比較的大きいサイズのデータである。この場合、図10に示したSタイプ入出力IF40を介したデータの書き込みを表すタイムチャートにように、16ビット毎にその都度、アドレスをメモリコントローラ10側から指定するインターフェースよりも、図11のタイムチャートで示したFタイプ入出力IF30を介したデータの書き込みの方がよい。つまり、メモリコントローラ10側からはページアドレス(該ページの先頭カラムアドレス)のように書き込み対象データの先頭バイトが格納されるアドレスのみを指定し、先頭バイト以降のデータに対応するアドレスは不揮発性メモリ20内部で自動的に生成するインターフェースを使用した方が、高速かつ簡単にアクセスすることができる。
逆に、CPU11の命令コード等小さいサイズ(例えば16ビット)のデータアクセスにおいてFタイプ入出力IF30を使用した場合、コマンド、アドレス、データをシーケンシャルに指定する必要がある。しかしこれでは、時間的なオーバーヘッドが大きくなってしまうので、コマンドが不要で且つアドレスとデータを並列的に転送できるSタイプ入出力IF40の方が適している。
このように、不揮発性メモリ20にアクセスするデータの種類を論理アドレスの違いによって区分して、データの種類に適したタイプの入出力インターフェースに切り替えることによって、高速かつ簡単にアクセスすることができる。
次に、上記の実施の形態における不揮発性記憶装置において、SDメモリカードを含む一般的なメモリカードの容量について説明する。例えば容量が1Gバイトのメモリカードに実装される不揮発性メモリは、通常1Gバイトの不揮発性メモリである。不揮発性メモリのデータシート等で明示されている1Gバイトの容量とは、式(2)から求められるように230=約1.073Gバイトである。但し各ページに設けられている管理領域のサイズは含まない。
1Gバイト=1024×1024×1024バイト ・・・(2)
一方、メモリカードのカタログ等に明示されている1Gバイトの容量、すなわちアクセス装置側から利用できる容量は、不揮発性メモリのデータシート等で明示されている容量よりも小さい。これは、システム情報を格納する領域やメモリ不良が生じたときに代替処理を行うためのスペア領域を確保しておく必要があるために、その分だけ小さくなっている。具体的な容量は各社まちまちであるが、アクセス装置側から利用できる容量は、式(3)から求められるように109=1Gバイトである。
1Gバイト=1000×1000×1000バイト ・・・(3)
式(2)と式(3)を比較すると、概ね70Mバイト程度の差があり、この分はアクセス装置が利用できない容量となる。ここが先に触れたスペア領域として使用されるが、メーカによる差は少なくとも1Mバイト程度ありうる。本実施の形態では、128kバイト分の制御メモリ領域23をメモリセルアレイ21上に確保したが、メモリセルアレイ21全体の容量から見ると、制御メモリ領域23による容量の目減りは誤差の範囲であり、製品上問題となるものではない。
以上のように、本発明の実施の形態に示す不揮発性記憶システムは、メモリセルアレイ21に、従来メモリコントローラ内に実装していたCPU用の命令コード用メモリやワークRAM等を格納するための制御メモリ領域を確保する。メモリコントローラ10からの指示により、AVコンテンツ等の大きいサイズ(例えば2kバイト)のデータのアクセス時は、Fタイプ入出力IF30を介してメモリセルアレイ21にアクセスする。また、CPU11の命令コード等の小さいサイズ(例えば16ビット)のデータのアクセス時は、Sタイプ入出力IF40を介してメモリセルアレイ21をアクセスする。このようにデータの種類に応じてインターフェースを使い分けることで、従来メモリコントローラ内に実装していた制御メモリを削減することができ、メモリコントローラの構成を簡素化することができる。ひいてはメモリコントローラ10及び不揮発性記憶装置2のコストを削減することが可能となる。
尚以上の説明では、A17〜A29の13ビット分はアドレス制御回路43内部において値1に固定したが、これに限らず値0に固定しても構わない。この場合は制御メモリ領域23は、図7の物理アドレスの0x00000000を先頭アドレスとする128kバイト分の領域にアロケートされることになる。さらにはA17〜A29の上位ビットは、アドレス制御回路43内部において0または1のいずれかに固定する必要はなく、メモリコントローラ10が特別のコマンドによって自由に指定できるようにしてもよい。また、上位ビットのサイズもA17〜A29の13ビットに限らず自由に設定してもよい。
本発明にかかる不揮発性記憶メモリは、メモリコントローラおよびそれを搭載した不揮発性記憶装置や不揮発性記憶システムの低コスト化を提案したものであり、半導体メモリカード等の不揮発性記憶装置を使用した静止画記録再生装置や動画記録再生装置、あるいは携帯電話において有益である。
従来の不揮発性記憶システムの実施方法を示すブロック図である。 従来のフラッシュメモリのピン配置図である。 従来のフラッシュメモリへのデータの書き込みを表すタイムチャートである。 本発明の実施の形態に於ける、不揮発性記憶システムの実施方法を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に於ける、不揮発性メモリのピン配置図である。 本発明の実施の形態に於ける、メモリバス周辺の詳細説明図である。 本発明の実施の形態に於ける、論理アドレスと物理アドレスの対応関係を示すメモリマップである。 本発明の実施の形態に於ける、入出力インターフェース決定部の回路図である。 フラッシュメモリと不揮発性RAMの特徴をまとめた図である。 本発明の実施の形態に於ける、SRAMタイプ入出力インターフェースを介したデータの書き込みを表すタイムチャートである。 本発明の実施の形態に於ける、フラッシュメモリタイプ入出力インターフェースを介したデータの書き込みを表すタイムチャートである。
符号の説明
1 アクセス装置
2 不揮発性記憶装置
10 メモリコントローラ
11 CPU
12 入出力インターフェース決定部
13 ホストインターフェース
14 バッファRAM
15 読み書き制御部
16 フラッシュメモリタイプ読み書き制御部
17 SRAMタイプ読み書き制御
20 不揮発性メモリ
21 メモリセルアレイ
22 入出力インターフェース切替部
23 制御メモリ領域
30 フラッシュメモリタイプ入出力インターフェース
31 入出力制御回路
32 データレジスタ
33 アドレス制御回路
34 デマルチプレクサ
40 SRAMタイプ入出力インターフェース
41 入出力制御回路
42 データラッチ
43 アドレス制御回路
50 比較器
51 ROM
52 減算器

Claims (9)

  1. メモリセルアレイと、外部からの指示に応じて前記メモリセルアレイへのデータの書き込み及び読み出しを行う入出力インターフェース部と、を具備し、
    前記入出力インターフェース部は、
    少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、
    少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースと、を有する不揮発性メモリ。
  2. 前記入出力インターフェース部は、
    外部からの指示に応じて、前記第1の入出力インターフェースと前記第2の入出力インターフェースのいずれか一方を使用するように切り替えを行う入出力インターフェース切替部を更に有する請求項1に記載の不揮発性メモリ。
  3. 前記メモリセルアレイは、該メモリセルアレイ内に前記第2の入出力インターフェースだけがアクセスする制御メモリ領域を有する請求項1又は2のいずれかに記載の不揮発性メモリ。
  4. 前記制御メモリ領域は、前記メモリセルアレイの物理アドレス内で、特定の物理アドレスの範囲に固定的に割り付けられている請求項3に記載の不揮発性メモリ。
  5. 前記メモリセルアレイにおいて前記制御メモリ領域が割り付けられる物理アドレスの範囲は、外部から与えられるコマンドに応じて変更できるものである請求項3又は4のいずれかに記載の不揮発性メモリ。
  6. 前記メモリセルアレイは、抵抗変化型メモリのReRAMである請求項1から5のいずれか1項に記載の不揮発性メモリ。
  7. 少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースとを有する入出力インターフェース部と、メモリセルアレイと、を備える不揮発性メモリへのデータの書き込み及び読み出しを行うメモリコントローラであって、
    前記不揮発性メモリへの書き込み及び読み出しを行うデータの論理アドレスに応じて、前記第1の入出力インターフェースあるいは前記第2の入出力インターフェースのいずれを介して前記メモリセルアレイにアクセスするかを決定する入出力インターフェース決定部を有するメモリコントローラ。
  8. 外部からのアクセス指示に応じてデータの読み出し及び書き込みを行う不揮発性記憶装置であって、
    少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースとを有する入出力インターフェース部と、メモリセルアレイと、を備える不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリへの書き込み及び読み出しを行うデータの論理アドレスに応じて、前記第1の入出力インターフェースあるいは前記第2の入出力インターフェースのいずれを介して前記メモリセルアレイにアクセスするかを決定する入出力インターフェース決定部を有するメモリコントローラと、を具備する不揮発性記憶装置。
  9. 不揮発性記憶装置と、前記不揮発性記憶装置へのデータの書き込み及び読み出しを指示するアクセス装置と、を具備する不揮発性記憶システムであって、
    前記不揮発性装置は、
    少なくともアドレスとデータを時分割転送し、前記メモリセルアレイに対し、バイトより大きな所定単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第1の入出力インターフェースと、少なくともアドレスとデータを異なるバスを介して並列に転送し、前記メモリセルアレイに対し、少なくとも1バイト単位でデータ転送と読み出し及び書き込みを行う第2の入出力インターフェースとを有する入出力インターフェース部と、メモリセルアレイと、を備える不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリへの書き込み及び読み出しを行うデータの論理アドレスに応じて、前記第1の入出力インターフェースあるいは前記第2の入出力インターフェースのいずれを介して前記メモリセルアレイにアクセスするかを決定する入出力インターフェース決定部を有するメモリコントローラと、を備える不揮発性記憶システム。
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