JP2007310784A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが普段使用のコンピュータ(PCで例示)とは異なる情報処理装置であっても、日本語変換プログラムや利用環境の統一を行う必要なく、そのPCと同様の仮名漢字変換候補を得る。
【解決手段】PC3は、情報処理装置(複写機1で例示)からネットワーク経由で文字列を受け取って変換候補を返す仮名漢字変換部35を備える。複写機1は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うUI部25、ここで入力の文字列を受け取って変換候補を返す仮名漢字変換部15、UI部25と仮名漢字変換部35及び仮名漢字変換部15との間のやり取りを制御する変換制御部17、及び複写機1を使用中のユーザに対応するPC3を特定するPC特定部を備える。変換制御部17は、特定したPC3における仮名漢字変換部35(及び仮名漢字変換部15)に、UI部25で入力された文字列を送って変換させ、その結果(変換候補)をUI部25に送って表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】PC3は、情報処理装置(複写機1で例示)からネットワーク経由で文字列を受け取って変換候補を返す仮名漢字変換部35を備える。複写機1は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うUI部25、ここで入力の文字列を受け取って変換候補を返す仮名漢字変換部15、UI部25と仮名漢字変換部35及び仮名漢字変換部15との間のやり取りを制御する変換制御部17、及び複写機1を使用中のユーザに対応するPC3を特定するPC特定部を備える。変換制御部17は、特定したPC3における仮名漢字変換部35(及び仮名漢字変換部15)に、UI部25で入力された文字列を送って変換させ、その結果(変換候補)をUI部25に送って表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関し、より詳細には、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション、或いはセットトップボックスやTVと融合した家庭用コンピュータといったコンピュータにネットワークを介して接続され、日本語入力を行う情報処理装置、その情報処理装置とコンピュータとでなる情報処理システム、情報処理方法、及び、その情報処理装置又はコンピュータに組み込むためのプログラムに関する。
複合機(MFP)、ファクシミリ装置、テレビジョン受像機、音声又は映像・音声を記録する各種レコーダなどのあらゆる情報処理装置は、例えば電子メールやファクシミリ文書の送信先の氏名や、記録ファイルのタイトル、ファイル名、フォルダ名、さらにはユーザのコメントなどの所望の文字列を、入力した文字(ひらがなや数字)を仮名漢字変換することで得ることが可能となっている。その他、コンピュータでも各種データを作成するために、このような日本語入力がなされている。
一方で、ユーザが日常使用しているPCやワークステーションといったコンピュータでは、その日本語入力を容易に素早く実行できるように日本語変換ソフトウエアが自動的に或いは設定によりカスタマイズされている。このカスタマイズは、ユーザ専用の辞書を登録することや自動学習によってなされ、これにより、そのユーザにとってより良い日本語入力環境の提供を可能としている。
しかしながら、ユーザが日常使用しているコンピュータ以外の情報処理装置で日本語入力を行う際には、そのユーザ用にカスタマイズされていないため、入力に手間がかかり、不快感さえ与えることとなる。
これに対し、特許文献1には、ネットワークに接続された複数の端末が、サーバに置かれた共通辞書又は端末に装着した記憶媒体の個別辞書を参照して、日本語変換入力を行うことが開示されている。特許文献1には、日本語入力変換時に、個別辞書を優先して参照することも開示されている。また、特許文献2には、一度使用したPCの環境を別のPCでも構築可能とすることが開示されている。
特開2004−318385号公報
特開2002−140295号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、複数端末が同じ辞書を使用するために各端末の仮名漢字変換(日本語変換)プログラムを統一する必要がある。すなわち、特許文献1では、ユーザにとってどの端末でも同じ仮名漢字変換環境になるが、複数端末が同じ変換プログラム同じ共通辞書を用いることが前提となっている。従って、このような統一を行わない限り、ユーザが日常使用しているコンピュータの日本語変換プログラム(日本語変換ソフトウエア)とは異なる日本語変換プログラムが組み込まれた情報処理装置においては、日常使用しているコンピュータと同様の日本語変換候補を得ることはできない。
また、特許文献2に記載のシステムは、PCや端末はほぼ同様の仕様の装置間で環境を揃えるようにしたものであり、利用環境を整える必要があるだけでなく、PCとPC以外の情報処理装置とのような異なる種類の装置間で日本語変換候補を合わせるものではない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ユーザが普段使用しているコンピュータとは異なる情報処理装置であっても、日本語変換プログラムの統一や利用環境の統一を行う必要なく、そのコンピュータと同様の仮名漢字変換候補を得ることが可能な情報処理装置、その情報処理装置とコンピュータとでなる情報処理システム、情報処理方法、及び、その情報処理装置又はコンピュータに組み込むためのプログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の技術手段は、コンピュータとネットワークで接続された情報処理装置において、前記コンピュータは、前記情報処理装置からネットワーク経由で文字列を受け取って変換候補を返すコンピュータ側日本語変換部を備え、当該情報処理装置は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うユーザインターフェース部と、該ユーザインターフェース部で入力された文字列を受け取って変換候補を返す本体側日本語変換部と、前記ユーザインターフェース部と前記コンピュータ側日本語変換部及び本体側日本語変換部との間のやり取りを制御する変換制御部と、前記情報処理装置を使用中のユーザに対応する前記コンピュータを特定するコンピュータ特定部とを備え、前記変換制御部は、前記コンピュータ特定部で特定したコンピュータにおける前記コンピュータ側日本語変換部、或いは該コンピュータ側日本語変換部及び前記本体側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記変換制御部は、まず前記本体側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させてから、前記ユーザインターフェース部から入力されたユーザの指示に応じて、前記コンピュータ側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記変換制御部は、前記コンピュータ側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で一文字入力毎に逐次送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で逐次受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させ、前記コンピュータ側日本語変換部は、当該情報処理装置から入力文字を受信したときに、以前に受信した文字列の変換処理中であれば、変換処理を中止して今回受信した入力文字を加えた文字列の変換を開始させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれかの技術手段において、前記変換制御部は、前記コンピュータ特定部で特定したコンピュータに対し、該コンピュータ内の前記コンピュータ側日本語変換部の稼動をネットワーク経由で確認し、前記コンピュータ側日本語変換部の稼動が確認できない場合は、前記本体側日本語変換部のみに、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、当該情報処理装置及び/又は前記コンピュータは、ユーザ認証部を備え、前記変換制御部は、前記ユーザ認証部でユーザが認証できない場合には、前記本体側日本語変換部のみに、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、当該情報処理装置及び前記コンピュータは、暗号復号処理部を備え、当該情報処理装置と前記コンピュータとの間でネットワーク経由で送受する文字列及び変換候補に対し、送信側の暗号復号処理部で暗号化し、該暗号化された文字列又は変換候補を受信側の暗号復号処理部で復号することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段における情報処理装置と、該情報処理装置に接続された前記コンピュータとを備えた情報処理システムである。
第8の技術手段は、情報処理装置で、該情報処理装置にネットワークで接続されたコンピュータにアクセスしながら情報処理を行う情報処理方法において、前記情報処理装置側のユーザインターフェース部がユーザからの文字入力を受け付ける入力ステップと、前記ユーザインターフェース部が前記入力ステップで入力された文字列に対するユーザへの表示を行う表示ステップと、前記情報処理装置側の日本語変換部が、前記入力ステップで入力された文字列を受け取って変換候補を返す日本語変換ステップと、変換制御部が、前記ユーザインターフェース部と前記情報処理装置側の日本語変換部及び前記コンピュータ側の日本語変換部との間のやり取りを制御する変換制御ステップと、コンピュータ特定部が、前記情報処理装置を使用中のユーザに対応する前記コンピュータを特定するコンピュータ特定ステップと、前記コンピュータ側の日本語変換部が、前記情報処理装置からネットワーク経由で前記文字列を受け取って変換候補を返すコンピュータ側日本語変換ステップとを含み、前記変換制御ステップは、前記コンピュータ特定ステップで特定したコンピュータにおける前記コンピュータ側日本語変換部、或いは該コンピュータ側日本語変換部及び前記情報処理装置側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させるステップであることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、コンピュータとネットワークで接続された情報処理装置に組み込むためのプログラムであって、前記情報処理装置は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うユーザインターフェース部と、該ユーザインターフェース部を制御する制御部とを備え、当該プログラムは、前記情報処理装置を使用中のユーザに対応する前記コンピュータを特定するコンピュータ特定ステップと、前記ユーザインターフェース部で入力された入力された文字列を前記特定されたコンピュータ側にネットワーク経由で送信して該コンピュータから変換候補を受け取るコンピュータ側日本語変換ステップ、或いは、該コンピュータ側日本語変換ステップ及び前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を受け取って変換候補を返す情報処理装置側日本語変換ステップでなる変換ステップと、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列に対して、前記コンピュータ側日本語変換ステップ或いは該コンピュータ側日本語変換ステップ及び前記情報処理装置側日本語変換ステップでなる前記変換ステップを実行させて変換した結果である変換候補を、前記ユーザインターフェース部に送って表示させる結果表示ステップとを、前記制御部に実行させることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第9の技術手段において、前記変換ステップは、まず前記情報処理装置側日本語変換ステップを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させてから、前記ユーザインターフェース部から入力されたユーザの指示に応じて、前記コンピュータ側日本語変換ステップを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第9の技術手段において、前記変換ステップは、前記コンピュータ側日本語変換ステップを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で一文字入力毎に逐次送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させ、前記コンピュータ側日本語変換ステップは、前記コンピュータに、前記情報処理装置から入力文字を受信したときに、以前に受信した文字列の変換処理中であれば、変換処理を中止して今回受信した入力文字を加えた文字列の変換を開始させ、その結果の変換候補を前記コンピュータから受け取ることを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第9乃至第11のいずれかの技術手段において、前記変換ステップは、前記コンピュータ特定ステップで特定したコンピュータが、前記コンピュータ側日本語変換ステップを実行可能であるか否かをネットワーク経由で確認し、実行不可能である場合は、前記情報処理装置側日本語変換ステップのみを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第9乃至第12のいずれかの技術手段において、前記変換ステップは、前記情報処理装置側及び/又は前記コンピュータ側でユーザ認証を行うユーザ認証ステップを含み、該ユーザ認証ステップでユーザが認証できない場合には、前記情報処理装置側日本語変換ステップのみを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段における情報処理装置にネットワーク経由で接続されたコンピュータに組み込むためのプログラムであって、前記情報処理装置で入力された文字列のみを、前記情報処理装置からネットワーク経由で受け取って、日本語変換後、変換候補を前記情報処理装置に返すステップを、前記コンピュータに実行させることを特徴としたものである。
本発明によれば、ユーザが普段使用しているコンピュータとは異なる情報処理装置であっても、日本語変換プログラムの統一や利用環境の統一を行う必要なく、そのコンピュータと同様の仮名漢字変換候補を得ることが可能になる。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザが普段使用しているPCやワークステーションといったコンピュータ(設置型/可搬型に限らない)とネットワークで接続した状態でコンピュータからの日本語変換候補を得るものであり、以下、これら情報処理装置及びコンピュータでなる情報処理システムとして説明する。また、コンピュータとしては、PCで例示するが、ワークステーション、或いはセットトップボックスやTVと融合した家庭用コンピュータといった他のコンピュータにも同様に適用可能である。この情報処理システムは、1つの情報処理装置に対して複数のPCが接続された環境でも、使用しているユーザに対応した候補を得ることが可能な日本語入力システムとなっている。当然、システム構成としては、1つの情報処理装置が候補を取得する先のPCが1台のみ接続されていてもよいし、複数台接続されていてもよく、このような情報処理装置が複数台接続されていてもよい(この場合の候補取得先のPCは情報処理装置間で重複も当然許可する)。この情報処理装置はネットワーク接続可能である必要があり、一般的に複数のPC(各ユーザが普段使用しているPC)をホスト装置として、以下に説明するような仮名漢字変換処理を実行するものとする。
また、情報処理装置の一例として、以下の説明ではデジタル複写機1のみを挙げて説明するが、複合機(MFP)、ファクシミリ装置、テレビジョン受像機、音声又は映像・音声を記録する各種レコーダなどのあらゆる種類の情報処理装置に対しても、ネットワーク接続可能なもの(ネットワークデバイス)であれば同様に適用でき、また、他のPC(ユーザが普段使用しないPC)に対しても適用できる。他のPCに対して、ユーザが普段使用するPCと同様の日本語変換候補を得たい場面としては、例えば、普段、設置型のPCで作業をしており、打合せ等でモバイルPCや他の場所に設置のPCを使用する場面などが挙げられる。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの一構成例を示す機能ブロック図、図2は、図1の情報処理システムにおけるデジタル複写機側及びPC側の制御部の構成例を示す図である。
図1及び図2において、1は情報処理装置の一例としてのデジタル複写機、2はネットワークの一例としてのLAN(Local Area Network)、3はPC、5は制御部、Tは非接触タグである。図1で例示する情報処理システムは、1台のデジタル複写機1と、2台のPC3とがLAN2で接続されて構築されている。
PC3は、外部の機器との通信を行うネットワークI/F(インターフェース)41、液晶モニタ等の表示装置でなる表示部42、キーボードやマウス等でなる入力部43、表示部42及び入力部43の一例としてのタッチパネルが採用されているときに使用するスタイラスペン44、各種プログラムやデータファイルを記録したハードディスク45、及び、それらを制御する制御部30を備える。なお、ネットワークI/F41は、制御部30にのみ接続するように図示しているがこれに限ったものではない。
制御部30は、図2に制御部5として例示したように、CPU(中央演算処理装置)51、RAM(Random Access Memory)52等のメモリ、OS(Operation System)が読み出し可能に記録されたROM(Read Only Memory)や書き換え可能なROM53、制御部5の外部からの入力I/F54、及び制御部5の外部への出力I/F55を備え、それらがバス56により接続されてなる。そして、制御部5(ここでは制御部30)内で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM52に蓄積され、その後、各種ROM53やハードディスクに格納され、必要に応じて、CPU51によって読み出し、修正・書き込みが行われる。
制御部30には、少なくとも仮名漢字変換辞書(後述の仮名漢字変換辞書14と区別するためPC側仮名漢字変換辞書という)34及び仮名漢字変換部(後述の仮名漢字変換部15と区別するためPC側仮名漢字変換部という)35が、より好ましくは暗号復号部31、ユーザ認証部32、及び各種ドライバ33も、OSとして実行可能に組み込まれている。換言すると、これらの部位31〜35は、各部位としてPC3を機能させるためのPC側プログラム(上述のOSに該当する)をROM53等に記録しておき、そこからCPU51が実行領域としてのRAM52上に読み出して実行することで、実装させている。なお、PC側仮名漢字変換辞書34における追加分や学習分などは、ハードディスク45等に別途格納しておき、必要に応じて読み出すようにすればよい。また、各種アプリケーション36は、ハードディスク45からRAM52上に読み出してCPU51で実行中である各種プログラムを指す。
PC側仮名漢字変換部35は、PC側仮名漢字変換辞書34を参照して、変換候補(一般的に優先度の高いものから順番に表示)を返すPC側日本語変換部である。PC側仮名漢字変換部35及びPC側仮名漢字変換辞書34は、例えばATOK(登録商標)やMS−IME(登録商標)などの仮名漢字変換ソフトウエアとして、実行可能にOSに組み込まれている。ここで、PC側仮名漢字変換辞書34は、仮名漢字変換ソフトウエアに付属する仮名漢字変換辞書のデータ、ユーザが登録した辞書のデータ、及び、学習機能により生成された、使用頻度の高い単語を優先的に返すようにするための学習データなどでなる。
本実施形態におけるPC側仮名漢字変換部35は、上述のごとくPC3内部(入力部43等)から入力された文字に対してだけではなく、デジタル複写機1からネットワーク経由でネットワークI/F41を介して受信した文字列に対しても、PC側仮名漢字変換辞書34を参照して、変換候補を(一般的に優先度の高いものから順番に表示可能な状態で)返すものとする。すなわち、PC側仮名漢字変換部35としてROM53等に実行可能に記録されるPC3側のプログラムは、デジタル複写機1で入力された文字列のみを、デジタル複写機1からネットワーク経由で受け取って、日本語変換後、変換候補をデジタル複写機1に返すステップを、PC3(CPU51等)に実行させるためのプログラムとなる。このように、本発明は、デジタル複写機1にネットワーク経由で接続されたPC3に組み込むためのPC側プログラムとしての形態も採用できる。
なお、OSに含まれないプログラムとして漢字仮名変換ソフトウエアをインストールしておき、実行時にアプリケーション36として読み出すこともあるが、その場合の説明は、PC側仮名漢字変換部35(及びPC側仮名漢字変換辞書34)としてOSに組み込まれた説明で充分に代用できる。
一方、デジタル複写機1は、デジタル複写機の一般的な構成として、原稿から画像を読み取る画像読取部21、画像読取部21で読み取った画像データ等に画像処理を施す画像処理部22、画像処理部22で画像処理された画像データから用紙等の記録媒体に画像を形成する画像形成部23、外部の機器との通信を行うネットワークI/F24、ユーザインターフェース部(UI部)25、及びそれらを制御する制御部10を備える。但し、本実施形態におけるデジタル複合機1では、制御部10(及びUI部25)に一般的な構成では具備されない後述する本発明に係る部位を備えるものとする。なお、ネットワークI/F24は、変換制御部17にのみ接続するように図示しているがこれに限ったものではない。
UI部25は、操作対象の画面、操作結果、操作案内などを表示する表示部25a、操作ボタンや表示部25aと共に構成されたタッチパネル上の操作領域などでなりユーザ操作を受け付ける入力部25b、及び、ICカードや非接触タグTからタグ内データを読み取る受信部や同じ入力部25bなどからユーザ情報を入力するユーザ情報入力部25cを備える。本実施形態におけるデジタル複合機1では、UI部25は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うこととなる。実際には、後述するように、UI部25は、ユーザから入力部25bで受け付けた文字に対し、変換制御部17へ伝送し、その返答としての仮名漢字変換結果を表示部25aで表示させることとなる。
制御部10は、PC側制御部30と同様に、図2に制御部5として例示したように、CPU51、RAM52等のメモリ、OSが読み出し可能に記録されたROM/書き換え可能なROM53、入力I/F54、及び出力I/F55を備え、それらがバス56により接続されてなる。そして、制御部5(ここでは制御部10)内で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM52に蓄積され、その後、各種ROM53やハードディスクに格納され、必要に応じて、CPU51によって読み出し、修正・書き込みが行われる。
また、制御部10において、デジタル複写機の一般的な構成として含まれるページメモリ11、画像読取部21や画像処理部22に対して画像に関する制御を実行するイメージコントローラ12、及び画像処理部22を制御することで或いは直接画像形成部23での画像形成を制御するプリンタコントローラ13などを備える。
また、本実施形態におけるデジタル複写機1では、制御部10において、各部位11〜13などと共に、少なくとも仮名漢字変換辞書(PC側仮名漢字変換辞書34と区別するため本体側仮名漢字変換辞書という)14、仮名漢字変換部(PC側仮名漢字変換部35と区別するため本体側仮名漢字変換部という)15、及び変換制御部17を備え、より好ましくは暗号復号部16を備えるものとする。変換制御部17には、ユーザ認証部19を備え、ユーザ認証部19での認証に用いるユーザ情報18が格納されている。
これらの部位14〜19は本体側日本語変換プログラムとして、制御部10に実行可能に組み込まれている。換言すると、これらの部位14〜19は、各部位として制御部10を機能させるための本体側プログラムを、制御部10内において、ROM53等に記録しておき、そこからCPU51が実行領域としてのRAM52上に読み出して実行することで、実装させている。なお、本体側仮名漢字変換辞書14における追加分や学習分などがあれば、書き換え可能なハードディスク等の記録媒体に別途格納しておき、必要に応じて読み出すようにすればよい。また、暗号復号部16等はハードウエア構成としてもよい。
本実施形態における本体側仮名漢字変換部15は、上述のごとくUI部25から入力された文字列を受け取って、本体側仮名漢字変換辞書14を参照して、変換候補を(一般的に優先度の高いものから順番に表示可能な状態で)返す本体側日本語変換部である。本体側仮名漢字変換部15及び本体側仮名漢字変換辞書14は、例えばATOK(登録商標)やMS−IME(登録商標)などの汎用の仮名漢字変換ソフトウエアだけでなく、それ以外の喩え専用の仮名漢字変換ソフトウエアとしても、実行可能に制御部10に組み込むことができる。ここで、本体側仮名漢字変換辞書14は、PC側の仮名漢字変換辞書34と同様に、本体側の仮名漢字変換ソフトウエアに付属する仮名漢字変換辞書のデータ、ユーザが本体側で登録した辞書のデータ、及び、本体側で学習機能により生成された、使用頻度の高い単語を優先的に返すようにするための学習データなどでなる。
変換制御部17は、UI部25とPC側仮名漢字変換部35及び本体側仮名漢字変換部15との間のやり取りを制御する。PC特定部は、図示していないが、変換制御部17に具備され、デジタル複写機1を使用中のユーザに対応するPC3を特定する。なお、ユーザ認証部19でのユーザ認証に用いるユーザ情報18として、ユーザとPCとの対応テーブルも保持しておくようにし、そのテーブルを参照することでも、PC3の特定が可能となる。そして、変換制御部17は、PC特定部で特定したPC3におけるPC側仮名漢字変換部35、或いはPC側仮名漢字変換部35及び本体側仮名漢字変換部15に、UI部25で入力された文字列を与えて変換させ、その変換の結果である変換候補をUI部25に送って表示させる。
このように、本体側仮名漢字変換部15、変換制御部17、及びPC特定部として、ROM53等に実行可能に記録される本体側の日本語変換プログラムは、デジタル複写機1を使用中のユーザに対応するPC3を特定するPC特定ステップと、UI部25で入力された入力された文字列を特定されたPC3側にネットワーク経由で送信してPC3から変換候補を受け取るPC側仮名漢字変換(日本語変換)ステップ、或いは、そのPC側仮名漢字変換ステップ及びUI部25で入力された文字列を受け取って変換候補を返す本体側仮名漢字変換(日本語変換)ステップでなる変換ステップと、UI部25で入力された文字列に対して、PC側仮名漢字変換ステップ或いはPC側仮名漢字変換ステップ及び本体側仮名漢字変換ステップでなる変換ステップを実行させて変換した結果である変換候補を、UI部25に送って表示させる結果表示ステップとを、制御部10に実行させるためのプログラムとなる。このように、本発明は、デジタル複写機1に組み込むための本体側日本語変換プログラムとしての形態も採用できる。
以上、本実施形態によれば、デジタル複写機1にどのような仮名漢字変換ソフトウエアを搭載していても、喩えそれが専用に作り込んだ仮名漢字変換ソフトウエアであっても、ユーザが普段使用しているPC3側で変換させた結果を利用することが可能な構成となっているため、PC3の変換候補と同様の結果を得ることができる。従って、本実施形態の情報処理システム(日本語入力システム)では、ユーザが普段使用しているPC3とは異なるデジタル複写機1であっても、日本語変換プログラムの統一や利用環境の統一を行う必要なく、そのPC3と同様の仮名漢字変換候補を得ることが可能になる。
また、家庭で使用するPCや所謂AV機器が組み込まれた家庭用コンピュータは、ホームサーバとして家族全員で共有されることがあり、1台のPC3が複数ユーザそれぞれの辞書追加情報を保持し、デジタル複写機1側でユーザそれぞれの変換結果と同様の結果を得るようにする形態も採用できる。
本発明の他の実施形態において、変換制御部17は、まず本体側仮名漢字変換部15に、UI部25で入力された文字列を送って変換させ、その変換の結果である変換候補をUI部25に送って表示させてから、UI部25から入力されたユーザの指示に応じて、PC側仮名漢字変換部35に、UI部25で入力された文字列をネットワーク経由で送って変換させ、その変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、UI部25に送って表示させるようにしてもよい。
ここで、ユーザの指示に応じた処理とは、本体側仮名漢字変換部15での変換結果がUI部25に表示されている時点で、UI部25でユーザが変換キーや確定キーなどを押下することで変換を確定し、次のPC3での仮名漢字変換を実行しないようにする。一方、同じく本体側仮名漢字変換部15での変換結果がUI部25に表示されている時点で、UI部25でユーザが確定させる以外のキーを押下することで変換を確定せず、次のPC3での仮名漢字変換へ移行するようにする。すなわち、変換制御部17は、デジタル複写機1側のUI部25及び仮名漢字変換部15を制御して、入力を逐一PC3側へ送らせ、変換指示に応じてPC側仮名漢字変換部35が候補を返し、双方の仮名漢字変換の候補をユーザが利用できるようにする。本実施形態では、一旦本体側での変換結果を表示させるので、変換指示から候補表示までの遅延が起こらずに済む。
この実施形態において、本体側の日本語変換プログラムにおける変換ステップは、まず本体側仮名漢字変換ステップを実行させることで、UI部25で入力された文字列を変換させ、その変換の結果である変換候補をUI部25に送って表示させてから、UI部25から入力されたユーザの指示に応じて、PC側仮名漢字変換ステップを実行させることで、UI部25で入力された文字列をネットワーク経由で送って変換させ、その変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、UI部25に送って表示させる。
また、本発明の他の実施形態において、変換制御部17は、特定したPC3のPC側仮名漢字変換部35に、UI部25で入力された文字列をネットワーク経由で一文字入力毎に逐次送って変換させるようにしてもよい。一方で、PC側仮名漢字変換部35は、デジタル複写機1から入力文字を受信したときに、以前に(前回までに)受信した文字列の変換処理中であれば、変換処理を中止して、今回受信した入力文字を加えた文字列の変換を開始させる。続いて、変換制御部17は、その変換の結果である変換候補をネットワーク経由で逐次受信して、UI部25に送って表示させる。UI部25でユーザからの変換キーや確定キーなどの押下を受け付けるのを待ってからPC3側に文字列を送って変換候補を要求するといった処理に比べ、この実施形態では、PC側仮名漢字変換部35の変換処理を入力文字列の変化に追随させており、変換の遅延を防止することができる。
この実施形態において、本体側の日本語変換プログラムにおける変換ステップは、PC側仮名漢字変換ステップを実行させることで、UI部25で入力された文字列をネットワーク経由で一文字入力毎に逐次送って変換させ、その変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、UI部25に送って表示させる。本体側の日本語変換プログラムにおけるPC側仮名漢字変換ステップは、まず、PC3に、デジタル複写機1から入力文字を受信したときに、前回受信した文字列の変換処理中であれば変換処理を中止して、今回受信した入力文字を加えた文字列の変換を開始させる。そして、その結果の変換候補をPC3から受け取るものである。
また、上述した各実施形態において、変換制御部17は、PC特定部でPC3が特定できたら、そのPC3内のPC側仮名漢字変換部35の稼動をネットワーク経由で確認するようにしてもよい。そして、変換制御部17は、PC側仮名漢字変換部35の稼動が確認できない場合、本体側仮名漢字変換部15のみに、UI部25で入力された文字列を送って変換させ、その変換の結果である変換候補をUI部25に送って表示させるとよい。本実施形態により、無駄な通信を行わずに済む。
また、この実施形態において、本体側の日本語変換プログラムにおける変換ステップは、PC3特定ステップで特定したPC3が、PC側仮名漢字変換ステップを実行可能であるか否かをネットワーク経由で確認し、実行不可能である場合は、本体側仮名漢字変換ステップのみを実行させることで、UI部25で入力された文字列を送って変換させ、その変換の結果である変換候補をUI部25に送って表示させるものとなる。
また、上述した各実施形態において、図1で図示したようにデジタル複写機1及び/又はPC3はユーザ認証部19,32を備えることが好ましい。そして、変換制御部17は、ユーザ認証部19でユーザが認証できない場合には、本体側仮名漢字変換部15のみに、UI部25で入力された文字列を送って変換させ、その変換の結果である変換候補をUI部25に送って表示させる。ここでのユーザ認証は、ネットワークを介したユーザ認証部32で行ってもよく、また双方のユーザ認証部19,32で実行してもよい。
本体側ユーザ認証部19でのユーザ認証は、ユーザが自身の非接触タグTをデジタル複写機1にかざすこと、或いは自身のICカードをユーザ情報入力部25cのスロットに挿入すること、或いは自身のID(及びパスワード)をユーザ情報入力部25cで入力させることなどで、ユーザ情報を読み取り、その結果とユーザ情報18とを比較して合致する場合にのみ認証成功とする。PC側ユーザ認証部32でのユーザ認証は、同様にしてデジタル複写機1でユーザ情報を読み取り、その結果をPC3へ伝送し、図示しないPC3内のユーザ情報と照合することで行うとよい。いずれか又は双方で、認証できない場合は、本体側仮名漢字変換部15のみに入力文字列を送って変換させるので、PC3からのユーザの使用単語情報の漏洩を防止することができる。
また、この実施形態において、本体側の日本語変換プログラムにおける変換ステップは、デジタル複写機1側及び/又はPC3側でユーザ認証を行うユーザ認証ステップを含み、そのユーザ認証ステップでユーザが認証できない場合には、本体側仮名漢字変換ステップのみを実行させることで、UI部25で入力された文字列を送って変換させ、その変換の結果である変換候補をUI部25に送って表示させるものとなる。
また、上述した各実施形態において、図1で図示したようにデジタル複写機1及びPC3は、暗号復号処理部16,31を備えることが好ましい。そして、デジタル複写機1とPC3との間でネットワーク経由で送受する文字列及び変換候補に対し、送信側の暗号復号処理部で暗号化し、その暗号化された文字列又は変換候補を受信側の暗号復号処理部で復号する。
入力文字列及び変換候補を暗号化してネットワークでやり取りするためには、まず暗号化・復号の処理を鍵をお互いに認識させるなどして、デジタル複写機1とPC3とで合わせておく必要がある。例えば、PC3側で秘密鍵を保持しておき、デジタル複写機1側でそれに対応する公開鍵を公開しておいてもよいし、またICカード内などに共通鍵を保持しておいてもよい。
そして、変換制御部17が、PC3側へ送信する文字列に対して本体側暗号復号処理部16で暗号処理を施してからPC3へ送信する制御を行う。また、PC3側の制御部30では、送信された暗号化された文字列をPC側暗号復号処理部31で復号し、復号した文字列をPC側仮名漢字変換部35で変換し、結果の変換候補をPC側暗号復号処理部31で暗号化し、ネットワーク経由でデジタル複写機1側へ送信する制御を行う。また、変換制御部17は、受信した暗号化変換候補を本体側暗号復号処理部16で復号し、UI部25で表示するよう制御する。
本実施形態により、ネットワークの傍受によるユーザの使用単語情報の漏洩を防止することができる。このような本体側及びPC側の日本語変換プログラムも同様に説明でき、本実施形態のプログラムについての説明は省略する。
以下、上述した各実施形態を適宜組み合わせた処理の流れを説明する。まず、デジタル複写機1の初期化処理(PC3を用いた日本語変換が可能な状態にする処理)について一例を挙げて説明し、その後、実際の日本語変換処理について一例を挙げて説明する。
図3は、図1の情報処理システムにおけるデジタル複写機側の初期化処理の一例を説明するためのフロー図、図4は、図1の情報処理システムにおけるPC側の初期化処理の一例を説明するためのフロー図である。
まず、デジタル複写機1においては、本体の起動と共に或いは日本語変換を必要とする処理の起動と共に、変換制御部17が本体単独変換に切り替える(ステップS1)。次に、変換制御部17はICカードの有無を判定し(ステップS2)、挿入されていた場合のみ以降の処理を実行する。変換制御部17は、ユーザ認証部19に対しユーザ認証を指示し、ユーザ認証部19は挿入されているICカード内のユーザ情報と変換制御部17内の予め格納されているユーザ情報18とを照合する(ステップS3)。
続いて、ユーザ認証部19は、認証ができたか否かを判定し(ステップS4)、変換制御部17は、認証不可の場合にはステップS2へ戻り、認証できた場合には次のステップS5へ進む。ステップS5では、変換制御部17が、認証されたユーザの情報を使用できるようにメモリに読み出すなどの処理を行う。ここでの処理とは、ユーザの情報として、PC特定部で対応PC3を特定してそのネットワークアドレスを読み出したり、本体側仮名漢字変換辞書14におけるユーザ登録辞書を読み出したり、本体側仮名漢字変換部15におけるそのユーザの学習データを読み出したりする情報更新処理である。また、ステップS5では、変換制御部17が、ユーザ情報として、ICカード内に付加的な新たな情報が加わっている場合に、或いは変更されたユーザ情報(例えばユーザに対応するPCに関する情報)が記録されている場合に、内部のユーザ情報18をその情報で更新するようにしてもよい。
変換制御部17は、次に、そのユーザに対応するPC3に対し、設定変更要求を送る(ステップS6)。ステップS6に対し、対応PC3では図4で例示したステップS11〜S16の処理を実行する。
まず、対応PC3の制御部30は、その要求をデジタル複写機1からネットワークI/F41で受信したか否かを判定し(ステップS11)、受信したときだけ以降のステップS12〜S16の処理を遂行する。
続いて、制御部30は、ユーザ認証部32に対して、設定変更要求に含まれるユーザ情報に基づき、内部に予め格納しているユーザ情報との照合を行うよう指示し、ユーザ認証部32はユーザ認証を実行する(ステップS12)。続いて、ユーザ認証部32は、認証ができたか否かを判定し(ステップS13)、制御部30は、認証不可の場合にはステップS16へ進み、認証不可の結果をデジタル複写機1(変換制御部17)に対して送信する。
一方、制御部30は、認証できた場合には、変換入力を、PC3自身からの入力に対する返答として変換候補を返す自処理から、デジタル複写機1から送信された入力に対する返答として変換候補を返す外部依頼処理に切り替える(ステップS14)。なお、PC3では、自処理及び外部依頼処理を並行して実行可能としておいてもよい。次に、制御部30は、暗号復号部31における鍵の設定等の暗号化の設定を行い(ステップS15)、ユーザ認証が成功したこと並びに必要に応じてこの鍵の情報を、設定変更要求に対する返答として、デジタル複写機1(変換制御部17)に対して送信する(ステップS16)。なお、予めステップS6で要求と共に暗号化設定の内容を通知しておき、その通知に基づきステップS15の処理を実行するようにしてもよい。
変換制御部17は、ステップS16での結果をネットワークI/F24を介して受信した場合、その結果が対応PC3が利用可能であることを示しているか否かを判定し(ステップS7)、利用不可であれば処理を終了する。一方、変換制御部17は、対応PC3が利用可能であると判断した場合、受信した結果に必要に応じて含まれる暗号化の設定内容に基づき、或いは予めステップS6で要求と共に通知した設定内容に基づき、暗号化設定を行い(ステップS9)、初期化処理を終了する。なお、上述のごとき初期化処理により、ユーザ認証済みの場合のみ、次に説明する仮名漢字変換処理が実行可能とする。
図5は、図1の情報処理システムにおけるデジタル複写機側の仮名漢字変換処理の一例を説明するためのフロー図、図6は、図1の情報処理システムにおけるPC側の仮名漢字変換処理の一例を説明するためのフロー図である。
変換処理は、まず、変換制御部17は、UI部25でユーザ文字入力があったか否かを判定することから始まる(ステップS1)。変換制御部17は、UI部25で文字入力が有った場合、その文字を本体側仮名漢字変換部15へ送信する(ステップS22)と共に、ネットワークI/F24を介して対応PC3のPC側仮名漢字変換部35へも暗号復号部16で暗号化後に送信する(ステップS23)。ステップS22の結果、本体側仮名漢字変換部15ではその文字に対する変換がなされる。ステップS23の結果、ステップS31〜S42で後述するように、PC側仮名漢字変換部35ではその文字に対する変換がなされ、その結果がネットワーク経由で変換制御部17に返される。
続いて、変換制御部17は、次の文字入力を待っているか否かを判定し(ステップS24)、入力待ちの場合、ステップS21へ戻り、入力待ちでない場合に、変換指示の有無を判定する(ステップS25)。ステップS24では、確定キーや変換キーや他の処理のキーが押下されていない場合を入力待ちと判定する。ステップS25では、確定キーや変換キーなどが押下されている場合に、変換指示有りと判定する。
変換制御部17は、変換指示があった場合、本体側仮名漢字変換部15での変換結果である変換候補を受信して(ステップS26)、そのうちの第一候補を表示するようUI部25に指示し(ステップS27)、UI部25は指示通り表示を行う。ステップS27での表示の前後に拘わらず、PC側仮名漢字変換部35での変換結果である変換候補を受信して、引き続き或いはステップS27の後のユーザ指示に基づいて、暗号復号部16で復号し(ステップS28)、そのうちの第一候補を表示するようUI部25に指示し、UI部25は指示通り表示を行う。
ここでPC側での変換処理を説明する。制御部30は、デジタル複写機1からデータが受信されたか否かを判定し(ステップS31)、受信された場合のみ以下の処理を実行する。まず、制御部30は、暗号復号部31で受信データを復号させ(ステップS32)、上述したPC側初期化処理により認証できているか否かを判定し(ステップS33)、認証不可の場合は処理を終了する。なお、ここでの終了に限らず、結果を何も返さないで処理を終了すると説明している場合も、アクセス不可であることなどのエラーをデジタル複写機1へ返すようにしてもよい。
ステップS33で認証済みである場合、制御部30は、復号したデータが中止指示であるか否かを判定し(ステップS34)、中止指示である場合には、PC側仮名漢字変換部35にて現在前回までの変換を実行中であるか否かを判定し(ステップS41)、変換中である場合には変換を中止して(ステップS42)、処理を終了し、変換中でない場合にはそのまま処理を終了する。
制御部30は、ステップS34で中止指示でないと判定した場合、復号したデータが変換指示であるか否かを判定し(ステップS35)、変換指示であれば変換の終了を待って(ステップS39)、変換候補を暗号復号部31で暗号化して、デジタル複写機1へ送信し(ステップS40)、処理を終了する。一方、制御部30は、変換指示でないと判定した場合、現在変換中であるか否かを判定し(ステップS36)、PC側仮名漢字変換部35が変換中であれば前回までの変換を中止する処理を経て(ステップS37)、PC側仮名漢字変換部35に対して変換開始を指示し、変換を開始させ(ステップS38)、ステップS31へ戻る。
図7は、図1の情報処理システムにおける仮名漢字変換処理の経過を具体的な文字列を挙げて説明するための図である。まず、文字「は」、「や」、「か」、「わ」がUI部25から順次入力される場合で、「早川」との変換結果を得たい場合のユーザ操作及び本体・PCでの処理について説明する。
「は」が入力され、「か」が入力された段階で、本体側仮名漢字変換部15での変換結果が例えば「早」であればそのままユーザは確定キーを使用するなどしてその「早」を確定して、反転文字を通常表示にする。続いて、「か」が入力されたとき、本体側仮名漢字変換部15での変換結果が「日」であった場合、それを表示するが、ユーザは採用できないので、続いてPC側仮名漢字変換部35での変換結果を待つ。ユーザが引き続き「わ」の入力を行う。「わ」の入力時に、PC側仮名漢字変換部35で「か」に対して変換中であっても、それをキャンセルし、「かわ」に対して仮名漢字変換を実行する。「わ」の入力の結果、本体側仮名漢字変換部15での変換結果が「かわ」の場合には、PC側の結果を待つこととなる。PC側仮名漢字変換部35での変換は「かわ」に対してなされ、その結果は「川」である。その結果は反転のまま表示されるが、確定キーが押下されると、その「川」を確定して、反転文字を通常文字にし、最終結果の「早川」が表示される。
以上、本発明について説明したが、プログラムの配布に関する説明を補足する。図1及び図2で説明した本発明に係るデジタル複写機側の日本語変換プログラム及び/又はPC側の日本語変換プログラム(特に受信文字に対して変換候補を返す部分のプログラム)は、必要に応じて辞書等のデータと共に、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて配布されるか、ネットワーク経由で配信されるようにしておくとよい。このような記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定できる。そして、上述のごときプログラムを記録媒体に記録して流通させることにより、本発明に係る機能の実現を容易にする。
例えば、PC等に上述のごとくの記録媒体を装着してデジタル複写機側プログラムを読み出してデジタル複写機の制御部に転送するか、或いはデジタル複写機に上述のごとくの記録媒体を装着してデジタル複写機側プログラムを読み出して内部の制御部に転送するかなどして、デジタル複写機側プログラムをデジタル複写機において実行可能に格納することができる。また、PCに上述のごとくの記録媒体を装着してPCによりPC側プログラムを読み出してPCの制御部に転送するなどして、PC側プログラムをPCにおいて実行可能に格納することができる。そして、図1及び図2を参照しながら上述したように、それらプログラムを必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わる機能を実行することができる。
1…デジタル複写機、2…LAN、3…PC、5…制御部、10…本体側制御部、11…ページメモリ、12…イメージコントローラ、13…プリンタコントローラ、14…本体側仮名漢字変換辞書、15…本体側仮名漢字変換部、16…本体側暗号復号部、17…変換制御部、18…ユーザ情報、19…本体側ユーザ認証部、21…画像読取部、22…画像処理部、23…画像形成部、24…本体側ネットワークI/F、25…UI部、25a…表示部、25b…入力部、25c…ユーザ情報入力部、30…PC側制御部、31…PC側暗号復号部、32…PC側ユーザ認証部、33…各種ドライバ、34…PC側仮名漢字変換辞書、35…PC側仮名漢字変換部、36…アプリケーション、41…PC側ネットワークI/F、42…PC側表示部、43…PC側入力部、44…スタイラスペン、45…ハードディスク、51…CPU、52…RAM、53…ROM、54…入力I/F、55…出力I/F、56…バス、T…非接触タグ。
Claims (14)
- コンピュータとネットワークで接続された情報処理装置において、前記コンピュータは、前記情報処理装置からネットワーク経由で文字列を受け取って変換候補を返すコンピュータ側日本語変換部を備え、当該情報処理装置は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うユーザインターフェース部と、該ユーザインターフェース部で入力された文字列を受け取って変換候補を返す本体側日本語変換部と、前記ユーザインターフェース部と前記コンピュータ側日本語変換部及び本体側日本語変換部との間のやり取りを制御する変換制御部と、前記情報処理装置を使用中のユーザに対応する前記コンピュータを特定するコンピュータ特定部とを備え、前記変換制御部は、前記コンピュータ特定部で特定したコンピュータにおける前記コンピュータ側日本語変換部、或いは該コンピュータ側日本語変換部及び前記本体側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴とする情報処理装置。
- 前記変換制御部は、まず前記本体側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させてから、前記ユーザインターフェース部から入力されたユーザの指示に応じて、前記コンピュータ側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記変換制御部は、前記コンピュータ側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で一文字入力毎に逐次送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で逐次受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させ、前記コンピュータ側日本語変換部は、当該情報処理装置から入力文字を受信したときに、以前に受信した文字列の変換処理中であれば、変換処理を中止して今回受信した入力文字を加えた文字列の変換を開始させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記変換制御部は、前記コンピュータ特定部で特定したコンピュータに対し、該コンピュータ内の前記コンピュータ側日本語変換部の稼動をネットワーク経由で確認し、前記コンピュータ側日本語変換部の稼動が確認できない場合は、前記本体側日本語変換部のみに、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 当該情報処理装置及び/又は前記コンピュータは、ユーザ認証部を備え、前記変換制御部は、前記ユーザ認証部でユーザが認証できない場合には、前記本体側日本語変換部のみに、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 当該情報処理装置及び前記コンピュータは、暗号復号処理部を備え、当該情報処理装置と前記コンピュータとの間でネットワーク経由で送受する文字列及び変換候補に対し、送信側の暗号復号処理部で暗号化し、該暗号化された文字列又は変換候補を受信側の暗号復号処理部で復号することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置と、該情報処理装置に接続された前記コンピュータとを備えた情報処理システム。
- 情報処理装置で、該情報処理装置にネットワークで接続されたコンピュータにアクセスしながら情報処理を行う情報処理方法において、前記情報処理装置側のユーザインターフェース部がユーザからの文字入力を受け付ける入力ステップと、前記ユーザインターフェース部が前記入力ステップで入力された文字列に対するユーザへの表示を行う表示ステップと、前記情報処理装置側の日本語変換部が、前記入力ステップで入力された文字列を受け取って変換候補を返す日本語変換ステップと、変換制御部が、前記ユーザインターフェース部と前記情報処理装置側の日本語変換部及び前記コンピュータ側の日本語変換部との間のやり取りを制御する変換制御ステップと、コンピュータ特定部が、前記情報処理装置を使用中のユーザに対応する前記コンピュータを特定するコンピュータ特定ステップと、前記コンピュータ側の日本語変換部が、前記情報処理装置からネットワーク経由で前記文字列を受け取って変換候補を返すコンピュータ側日本語変換ステップとを含み、前記変換制御ステップは、前記コンピュータ特定ステップで特定したコンピュータにおける前記コンピュータ側日本語変換部、或いは該コンピュータ側日本語変換部及び前記情報処理装置側日本語変換部に、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させるステップであることを特徴とする情報処理方法。
- コンピュータとネットワークで接続された情報処理装置に組み込むためのプログラムであって、前記情報処理装置は、ユーザからの文字入力及びユーザへの表示を扱うユーザインターフェース部と、該ユーザインターフェース部を制御する制御部とを備え、当該プログラムは、前記情報処理装置を使用中のユーザに対応する前記コンピュータを特定するコンピュータ特定ステップと、前記ユーザインターフェース部で入力された入力された文字列を前記特定されたコンピュータ側にネットワーク経由で送信して該コンピュータから変換候補を受け取るコンピュータ側日本語変換ステップ、或いは、該コンピュータ側日本語変換ステップ及び前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を受け取って変換候補を返す情報処理装置側日本語変換ステップでなる変換ステップと、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列に対して、前記コンピュータ側日本語変換ステップ或いは該コンピュータ側日本語変換ステップ及び前記情報処理装置側日本語変換ステップでなる前記変換ステップを実行させて変換した結果である変換候補を、前記ユーザインターフェース部に送って表示させる結果表示ステップとを、前記制御部に実行させることを特徴とするプログラム。
- 前記変換ステップは、まず前記情報処理装置側日本語変換ステップを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させてから、前記ユーザインターフェース部から入力されたユーザの指示に応じて、前記コンピュータ側日本語変換ステップを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
- 前記変換ステップは、前記コンピュータ側日本語変換ステップを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列をネットワーク経由で一文字入力毎に逐次送って変換させ、該変換の結果である変換候補をネットワーク経由で受信して、前記ユーザインターフェース部に送って表示させ、前記コンピュータ側日本語変換ステップは、前記コンピュータに、前記情報処理装置から入力文字を受信したときに、以前に受信した文字列の変換処理中であれば、変換処理を中止して今回受信した入力文字を加えた文字列の変換を開始させ、その結果の変換候補を前記コンピュータから受け取ることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
- 前記変換ステップは、前記コンピュータ特定ステップで特定したコンピュータが、前記コンピュータ側日本語変換ステップを実行可能であるか否かをネットワーク経由で確認し、実行不可能である場合は、前記情報処理装置側日本語変換ステップのみを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記変換ステップは、前記情報処理装置側及び/又は前記コンピュータ側でユーザ認証を行うユーザ認証ステップを含み、該ユーザ認証ステップでユーザが認証できない場合には、前記情報処理装置側日本語変換ステップのみを実行させることで、前記ユーザインターフェース部で入力された文字列を送って変換させ、該変換の結果である変換候補を前記ユーザインターフェース部に送って表示させることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のプログラム。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置にネットワーク経由で接続されたコンピュータに組み込むためのプログラムであって、前記情報処理装置で入力された文字列のみを、前記情報処理装置からネットワーク経由で受け取って、日本語変換後、変換候補を前記情報処理装置に返すステップを、前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080425 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080618 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |