JP2007310622A - ガイダンス提示方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】KMシステムに対してデータを登録する場合にユーザに対して有効な支援を与える。
【解決手段】ガイダンスを必要とする知識データの内容を取得する工程と、知識データの内容と所定の基準で類似する類似知識データを第1DBから抽出する工程と、第1DBとガイダンスデータを格納する第2DBとの間のリンクのリストであるリンクリストにおいて、抽出された類似知識データに対して、第2DB内に蓄積されたガイダンスデータへのリンクが規定されているか確認する確認工程と、確認工程の結果が肯定的である場合には、リンクリストによって類似知識データからリンクされる、第2DB内のガイダンスデータを抽出し、出力する工程とを含む。例えば知識データに直接対応付けられているガイダンスデータが存在しないような場合においても、自動的に抽出してユーザに対して有効な支援を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データの管理技術に関する。
ナレッジマネジメントシステム(以下、KM(Knowledge Management)システム)では、一般的に文書・測定値などの形式知であるデータをデータベース(DB)に登録して、当該データを検索するようになっている。データを登録する際には、複数の文書を分類し、まとめた形で登録する。データ参照時には、参照すべきカテゴリの一覧表示中から目的のデータを探すか、検索キーを用いてデータ内における検索キーの有無による検索を行う。
このようなKMシステムにデータを登録する際には、登録者自らが登録すべき内容を理解して、それを表現する必要がある。しかしながら、必ずしも登録者は登録すべき内容を認識しているわけではなく、また登録すべき内容を認識していたとしても、適切に言語で表現することができない場合もある。
このため、特開2003−281125号公報には、不慣れな文書を作成する場合でも効率良く作成のための指針を与えることにより、読み手が容易に理解できるような、明確な論理構造を有する文書を効率的に作成するのを支援する文書作成支援技術が開示されている。具体的には、文書作成ガイダンスを格納したガイダンス記憶部と、このガイダンス記憶部に格納された内容に基づいた文書用例を蓄積した文書用例記憶部と、文書作成のノウハウ検索に関する指示を行なうノウハウ指示部と、入力された指示に基づいてガイダンス記憶部や文書用例記憶部を検索して提示するノウハウ検索提示部とで構成される。しかしながら、業務内容の変化に伴い、ガイダンス内容を変更してゆく必要があるが、これについては何らの考慮がなされていない。
なお、特開2002−123555号公報には、分散化されたデータベースの夫々の蓄積データ内から関連するデータを検索可能とする技術が開示されている。具体的には、本公報に係るデータベース間リンク管理装置は、複数のデータベースに接続され各データベースに蓄積されているデータ間の関連付けを行うデータ登録手段と、関連するデータ間を結び付ける関連付けデータを蓄積する記憶手段と、いずれかのデータベースの蓄積データ中のデータが要求されたとき当該データの記憶手段内の関連付けデータを参照して別のデータベース中の関連データを検索する検索手段とを備えるものである。しかし、関連付けデータは、ユーザが手動で設定するものであって、上で述べたような何らかの知見を得ようとしているユーザには、必要な関連付けデータが存在しなければ、何も得ることができない。
また、特表2004−514967号公報には、データベース間をリンクする方法が開示されている。具体的には、少なくとも1つの原始データベースを選択し、この原始データベースから原始データを選択し、少なくとも1つの目的データベースを選択し、この目的データベースの中で、選択した上記原始データと一致する目的データを所定の規則に従って検索し、この目的データが上記原始データと一致した場合に上記原始データベースにリンクを挿入し、このリンクによって上記原始データベースへの少なくとも1つのエントリーを上記目的データベースへの少なくとも1つのエントリーと結びつけるようになっている。但し、本公報では、テキストデータとして一致するものをリンク付けるため、例えば業務の異なるデータベース間や、知識の対象が異なるデータベース間を結び付けたりするのには、困難がある。
特開2003−281125号公報 特開2002−123555号公報 特表2004−514967号公報
上でも述べたように、KMシステムにデータを登録するユーザには、様々な視点からデータを提示して、自らの有する知識に気付き、表現してKMシステムにおけるデータの蓄積を豊富にする必要がある。一方で、従来のシステムでは、そのようなデータの蓄積を促進させるための仕組みに乏しく、特に類似しているが異なる業務を行う者が蓄積してきた知識を有効活用できないでいた。また、KMシステムにデータを登録するユーザにガイダンスを与える場合、当該ガイダンスを提示できるようにするためには業務に精通したユーザによる多くの手間が必要となるため、当該ユーザによる少量の登録を有効活用することができればコスト面で有効である。また、画一的なガイダンスでは、ユーザに対して有効な気付きを与えることができない。
従って、本発明の目的は、KMシステムに対してデータを登録する場合にユーザに対して有効な支援を与えることができるようにするための技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、KMシステムに対してデータを登録する場合にユーザに対して有効な支援を動的に与えることができるようにするための技術を提供することである。
本発明に係る方法は、第1データベースに対して知識データを蓄積する場合にガイダンスを与えるための方法であって、ガイダンスを必要とする知識データの内容(例えば、登録すべきデータの一部分、特徴部分、又は分類等の属性)を取得し、記憶装置に格納するステップと、知識データの内容と所定の基準で類似する類似知識データを第1データベースから抽出する類似抽出ステップと、第1データベースとガイダンスデータを格納する第2データベースとの間のリンクのリストであるリンクリストにおいて、抽出された類似知識データに対して、第2データベース内に蓄積されたガイダンスデータへのリンクが規定されているか確認する確認ステップと、確認ステップの結果が肯定的である場合には、リンクリストによって類似知識データからリンクされる、第2データベース内のガイダンスデータを抽出し、出力するステップとを含む。
例えば知識データに直接対応付けられているガイダンスデータが存在しないような場合においても、このような形でガイダンスデータを抽出することができるため、自動的にユーザに対して有効な支援を行うことができるようになる。また、類似は、その登録しようとする知識データの内容に応じて動的に変化する概念であり、知識データの内容に応じた支援を行うことができる。
また、確認ステップの結果が否定的である場合には、リンクリストから、第2データベース内で最もリンク先として多く登録されているガイダンスデータを第2データベースから抽出し、出力するステップをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、必ずしも適切ではないが、多く利用されているガイダンスデータを提示することができるため、ユーザの支援となる。また、このようなガイダンスデータは、リンクリストの状態が更新されれば、動的に変化する。
なお、上で述べた類似抽出ステップは、取得された上記知識データの内容から、予め規定されている属性毎に、予め規定されている項目の選択又は非選択の状態を表す比較元ベクトルを生成し、記憶装置に格納するステップと、第1データベースに既登録の各知識データについて生成され且つ上記属性毎に当該知識データについて上記項目が該当する又は該当しない状態を表す比較先ベクトルと、記憶装置に格納された比較元ベクトルとから、比較先ベクトルと比較元ベクトルとのベクトル間類似度を算出し、当該ベクトル間類似度を用いて各上記属性についての重み付けが考慮された、各知識データについての類似度を算出し、少なくとも知識データの識別情報に対応して類似度データ格納部に格納するステップとを含むものである。なお、他の基準を併せて用いてソートするようにしてもよい。
本発明に係る方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することも可能であり、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、KMシステムに対してデータを登録する場合にユーザに対して有効な支援を与えることができるようになる。
また、本発明の他の側面によれば、KMシステムに対してデータを登録する場合にユーザに対して有効な支援を動的に与えることができるようになる。
図1に本発明の一実施の形態に係るシステム概要図を示す。図1に示したシステムでは、例えば社内LAN(Local Area Network)などのネットワーク1に、KMシステムのユーザが操作するユーザ端末8及び9などと、本実施の形態において主要な処理を実施するKMシステム管理装置3とが接続されている。KMシステム管理装置3は、第1KMシステム6と第2KMシステム7とを管理する装置であって、ユーザ端末8及び9などに対するインターフェースとなる。なお、以下では第1KMシステム6の利用者が、ガイダンスとして第2KMシステム7のデータを参照する場合を説明する。但し、その逆であっても良い。
KMシステム管理装置3は、ネットワーク1を介したリクエストに応答するためのインターフェース部31と、第1KMシステム6に格納されているデータから第2KMシステム7に格納されているデータへのリンク及びその反対方向のリンクのデータを格納するDB間リンクデータ格納部34と、DB間リンクデータ格納部34に格納されているデータを用いて例えば第2KMシステム7に登録されているデータをガイダンスデータとして抽出するガイド抽出処理部32と、ガイド抽出処理部32の処理結果を格納するガイド先データ格納部33と、類似度の算出に用いる重み係数を格納する重み係数格納部35と、類似データのソートに用いられる活用指標値データを格納する活用指標値データ格納部37と、ガイド抽出処理部32の指示に応じて指定されたデータに類似し且つ例えば第1KMシステム6に格納されているデータを抽出する類似事例抽出処理部36と、類似事例抽出処理部36の抽出結果を格納する類似事例リスト格納部38とを有する。インターフェース部31は、第1KMシステム6及び第2KMシステム7とデータのやりとりを行ったり、ガイダンスデータの提示を要求された場合にはガイド抽出処理部32に処理を要求する。さらに、ガイド先データ格納部33に格納された、第2KMシステム7内のデータのIDからガイダンスデータを読み出して、要求元のユーザ端末に出力する。さらに、インターフェース部31は、DB間リンクデータ格納部34に対して処理を行う場合もある。また、ガイド抽出処理部32は、類似事例リスト格納部38に格納されている第1KMシステム6内のデータのIDを用いて処理を行う。
次に、第1KMシステム6で管理されるデータについて説明する。まず、データベースにおける論理的なデータ構造の一例を図2に示す。本実施の形態では1又は複数のデータを管理するためのメタデータを採用している。図2の例では、メタデータAと、メタデータBと、メタデータCとがメタデータ登録領域に保持されている。また、各メタデータは、自己が管理しているデータに対するリンクを含んでいる。図2の例では、メタデータAは、データa1乃至データanを管理しており、点線でリンクが示されている。メタデータBは、データb1乃至bmを管理しており、同じく点線でリンクが示されている。さらに、メタデータCは、データc1乃至ck及びデータb1を管理しており、同じく点線でリンクが示されている。なお、データは、データ登録領域に保持されている。メタデータCのように、他のメタデータと重複する形でデータを管理するようにしても良い。このようにメタデータは、データと1対nの関係を有しているが、個々のデータとは独立しているため、データを改変することなくその内容・構成を自由に変更することができる。
また、メタデータ間は双方向で関連付けられている。但し、ここで双方向とは、リンク元とリンク先とを合わせて抽出できるような形態にてリンク関係を保持していることを示している。図2の例では、メタデータAは、メタデータB及びメタデータCと関連付けられており、リンクXとリンクZとして示されている。メタデータBは、メタデータA及びメタデータCと関連付けられており、リンクX及びリンクYで示されている。メタデータCは、メタデータA及びメタデータBと関連付けられており、リンクZ及びリンクYで示されている。このようなリンク付けをメタデータについて行うことにより、例えば技術者が保有する連想情報である暗黙知を形式知化することができるようになる。このようにメタデータ間のリンクはHTMLにおけるリンクとは異なり、メタデータを介したデータ間の双方向なリンクである。HTMLでは1対nの関連付けしかできなかったが、図2に示すようにデータから他のデータに対してメタデータを介してn対nで関連付けることができるようになる。
また図3に示すように、メタデータはメタデータ間のリンク関係だけで関連付けられるわけではなく、リンク関係とは独立にメタデータには分類が規定される。メタデータが分類されれば、当該メタデータにより管理されるデータも分類されることになる。図3の例では、メタデータA及びメタデータBがカテゴリ1に分類され、メタデータCはカテゴリ2に分類されている。さらに、カテゴリ1及びカテゴリ2は、カテゴリ3に分類されている。
このようなデータ構造を実現することにより、検索を行うユーザは、メタデータに含まれる文字データによりキーワード検索を行うことができ、メタデータのリンクを双方向に辿ることにより目的のデータを探索することができ、さらに図3で示すようなメタデータの分類に従って目的のデータを探索することも可能となる。
次に、図2及び図3で説明したデータ構造を実現するためのデータの一例を図4乃至図6を用いて説明する。図4は、メタデータに含まれるデータ・テーブルの一例を示す図である。図4の例では、文書名(メタデータA)と、添付ファイル名1(画面例1.doc)と、作成者名(東電一郎)と、本メタデータの主題(例えば事故)に関するデータである概要、原因及び対策と、事故発生日時と、メタデータのサイズと、メタデータ更新日時とが含まれる。本データ・テーブルに含まれる添付ファイル名1に対応するファイル名が、本メタデータから管理されるデータへのリンクを表すデータである。添付ファイル名は、1つだけではなく複数指定される場合もある。また図4に示したデータ項目だけではなく、他のデータ項目を設けることも可能である。
図5は、メタデータ間のリンク関係を規定するテーブルの一例を示す図である。図5の例では、リンク元の列501と、リンク先の列502とが設けられている。このように本実施の形態では、メタデータに関するデータとは別にリンク関係を規定するテーブルを設けるようにしているため、リンク関係の追加・変更・削除が必要になった場合であっても、リンクテーブルのみを変更すればよいため、処理が簡略化される。なお、図5には示していないが、リンクにはIDが定義されており、リンク名称、リンク属性、リンク概要、作成日時、自動生成又は手動生成の別なども別途登録される。
図6は、メタデータの分類関係を規定するディレクトリ構造の一例を示す図である。図6の例では、文書というディレクトリに事故情報及び指示文書というディレクトリが設けられ、指示文書というディレクトリにカテゴリ1というディレクトリが設けられ、カテゴリ1というディレクトリにメタデータA及びメタデータBというメタデータが含まれる構造を示している。このようなディレクトリ構造によるファイルの管理は、従来からオペレーティング・システム(OS:Operating System)のファイル・システムにおいて実現されているが、ファイル・システムに類似のデータ構造を別途用意することにより、メタデータの分類を規定及び管理することができる。但し、例えば1つのメタデータを1つのファイルとして特定のディレクトリに保存することにより、メタデータの分類関係を規定及び管理するようにしても良い。また、このような管理は、図5に示したリンク・テーブルとは別個に設定・管理されており、柔軟なデータの関連付けを可能としている。
基本的には、第2KMシステム7において管理されるデータも図2乃至図6で説明されたデータと同様であるものとする。但し、第1KMシステム6で登録されているメタデータ内の項目と同じ項目を含む必要はない。
また、DB間リンクデータ格納部34に格納されるデータは、例えば図7に示すようなデータである。図7(a)は、第1KMシステム6のデータから第2KMシステム7のデータへのリンクを表すデータを示しており、第1KMシステム6においてリンクの起点となるメタデータのIDと、第2KMシステム7においてリンクの終点となるメタデータのIDとが登録されている。同様に、図7(b)は、第2KMシステム7のデータから第1KMシステム6のデータへのリンクを表すデータを示しており、第2KMシステム7においてリンクの起点となるメタデータのIDと、第1KMシステム6においてリンクの終点となるメタデータのIDとが登録されている。
DB間リンクデータ格納部34に格納されているデータ及び第1KMシステム6及び第2KMシステム7内のデータは、模式的には図8に示すような状態を表している。すなわち、第1KMシステム内では、メタデータ間のリンクが存在しており、第2KMシステム内では、ノード(第2KMシステム内のメタデータに相当)間のリンクが存在している。そして、第1KMシステムのメタデータから第2KMシステムのノードへもリンクが存在している。このリンクは、点線で示されている。さらに、第2KMシステムのノードから第1KMシステムのメタデータへもリンクが存在している。このリンクは、細点線で示されている。
このようなデータの関係付けが行われていることを想定して、KMシステム管理装置3は、以下のような処理を実施する。例えば、ユーザ端末8のユーザが、第1KMシステム6内の特定のメタデータを指定して、ユーザ端末8にKMシステム管理装置3へ要求を送信させると、KMシステム管理装置3のインターフェース部31は、当該要求を受信して要求に係るメタデータを第1KMシステム6から読み出し、要求元のユーザ端末8に送信する。ユーザ端末8は、KMシステム管理装置3から要求に係るメタデータを受信し、表示装置に表示する。例えば、図9に示すような画面が表示される。図9の例では、ガイダンスデータを提示させるためのガイドボタン901と、本メタデータの類似メタデータを提示させるための類似事例参照ボタン902と、本ウィンドウを閉じるための閉じるボタン903と、メタデータ(ノウハウ)の名称、担当者、更新日時、概要及びノウハウといったデータを含む名称・概要欄904と、事業所、設備、状況、事故区分及び影響といったデータを含む分類/要素欄905と、本メタデータについての添付文書名及びリンク情報といったデータを含むリンク/添付文書欄906と、添付文書を表示させるための表示ボタン907と、表示の切替えを行うための切替ボタン908と、リンクの一覧を表示させるための一覧ボタン909と、作成日時及びフォルダの欄912とを含む。なお、メタデータを表示させる場合には表示タブ910を用い、当該メタデータを編集する場合には編集タブ911を用いる。
ここで、ユーザがガイドボタン901をクリックすると、ユーザ端末8は、当該入力を受け付け、表示中のメタデータのID(又はメタデータのIDに加えて分類/要素欄905のデータ若しくはまだメタデータのIDが存在しない場合には分類/要素欄905のデータ)などの参照元データを含むガイド表示要求をKMシステム管理装置3に送信する。KMシステム管理装置3のインターフェース部31は、ユーザ端末8からガイド表示要求を受信し、ガイド抽出処理部32に出力する。そうすると、ガイド抽出処理部32を含むKMシステム管理装置3は、図10の処理を実施する。
ガイド抽出処理部32は、インターフェース部31を介して、メタデータのIDなどの参照元データを含むガイド表示要求を受信し(ステップS1)、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS1)。そして、ガイド抽出処理部32は、DB間リンクデータ格納部34を要求に係るメタデータのIDで検索して、当該メタデータIDを起点とするリンクが設定されているか、すなわち要求に係るメタデータのIDからガイド先(第2KMシステム7内)のメタデータIDが特定できるか判断する(ステップS3)。図7(a)において、左側の列に要求に係るメタデータIDが登録されているか判断する。例えばメタデータを登録する前など、要求に係るメタデータIDが存在しないガイド表示要求の場合もあるので、その場合には本ステップではガイド先のメタデータIDを特定できない。また、実際にリンクが設定されていない場合もガイド先のメタデータIDを特定することはできない。
DB間リンクデータ格納部34に、要求に係るメタデータのIDが登録されており、ガイド先のメタデータIDを特定できれば、当該メタデータIDをガイド先データ格納部33に格納する。そうすると、インターフェース部31は、ガイド先データ格納部33に格納されたガイド先のメタデータIDを読み出し、さらに当該メタデータIDのメタデータ(文書データ)を第2KMシステム7から読み出し、ガイダンスデータとして要求元のユーザ端末8に送信する(ステップS5)。要求元のユーザ端末8は、KMシステム管理装置3からガイダンスデータを受信し、表示装置に表示する。なお、ステップS5の後、処理はステップS19に移行する。
例えば図11に示すような画面が表示装置に表示される。図11の例では、本ガイダンスデータの類似事例を提示させるための類似事例参照ボタン1101と、本ウィンドウを閉じるための閉じるボタン1102と、名称、担当者、更新日時、ポイント及びガイドを含むポイント・ガイド欄1105と、事業所、設備、状況、事故区分及び影響といったデータを含む分類/要素欄1106と、添付文書名及びリンク情報といったデータを含むリンク/添付文書欄1107と、添付文書を表示させるための表示ボタン1108と、表示の切替えを行うための切替ボタン1109と、リンクの一覧を表示させるための一覧ボタン1110と、作成日時及びフォルダの欄1111と、以下で説明するノウハウ(第1KMシステム6内のメタデータ)とのリンク編集ボタン1112とを含む。なお、ガイダンスデータを表示させる場合には表示タブ1103を用い、当該ガイダンスデータを編集する場合には編集タブ1104を用いる。
このように、既にガイダンスデータへのリンクが設定されていれば、以前に他のユーザが関連性を発見して登録しておいたものであるので、今回ユーザが参照することによって、第1KMシステム6へデータを登録する際に、有用であることが推定される。これによって、第1KMシステム6に登録されるデータの内容や質が向上することが期待される。
一方、ステップS3で要求に係るメタデータIDからガイド先のメタデータIDを特定できなかったと判断された場合には、ガイド抽出処理部32は、当該メタデータID若しくはユーザ端末8から受信したデータ(分類/要素欄905のデータ)を類似事例抽出処理部36に出力し、類似文書抽出処理を実施させる(ステップS7)。分類事例抽出処理部36は、ガイド抽出処理部32からメタデータIDを受信した場合には第1KMシステム6から当該メタデータIDのメタデータにおける分類/要素欄905のデータを読み出し、当該データを用いて類似文書抽出処理を実施する。
本実施の形態における類似文書抽出処理はどのような処理であってもよいが、ここでは、分類/要素欄1106のデータをベースに効率よく適切な類似文書(類似メタデータ)を抽出するための処理を実施する。具体的には、図12乃至図15を用いて説明する。
なお、分類/要素欄905における「事業所」、「設備」、「状況」、「事故区分」、「影響」という分類は、それぞれ複数の要素が選択肢として含まれており、1つの分類につき複数の要素を選択し得るようになっている。
まず、分類/要素欄905についてのデータを抽出条件として、類似事例抽出処理部36は、当該抽出条件について、要素毎に選択/非選択を表すベクトルを分類(選択欄)毎に生成し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(図12:ステップS31)。例えば、「設備」という分類において、選択肢たる要素は「設備A」「設備B」「設備C」「設備D」があるとすると、ユーザにより「設備A」が選択されていれば「1」を設定し、選択されていなければ「0」を設定するといったようにベクトルを生成する。「設備A」のみ選択されていれば「設備」のベクトルは、(1,0,0,0)となる。「設備A」及び「設備C」が選択されている場合には、(1,0,1,0)となる。このようなベクトルを全ての分類について生成する。一般的には、分類等がt個存在しており、その分類における要素がn個であれば、xt=(xt1,xt2,xt3・・・xtn-1,xtn)となる。xは比較元データのベクトル又はベクトル成分を表す。
また、類似事例抽出処理部36は、第1KMシステム6から未処理のメタデータを1つ特定し、当該処理対象メタデータに含まれる分類等の選択要素のデータを読み出して、ステップS31と同様に要素毎に選択/非選択を表すベクトルを分類毎に生成し、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する(ステップS33)。ベクトルの生成方法は上で述べたとおりであるが、メタデータの場合には、yでベクトル又はベクトル成分を表す。一般的には、yt=(yt1,yt2,yt3・・・ytn-1,ytn)となる。なお、本ステップで生成されるベクトルについては予め生成しておき、第1KMシステム6等に登録しておくようにしても良い。
そして、類似事例抽出処理部36は、分類毎に類似度を算出すると共に、処理対象メタデータについて重み係数格納部35に格納されている重み係数による重み付きユークリッド距離を算出し、類似事例リスト格納部38に格納する(ステップS35)。本実施の形態では、抽出条件から生成されたベクトルxと処理対象メタデータから生成されるベクトルyとでは同じ分類については同じ次元数を有するベクトルが得られ、同じ要素を選択していれば、同じベクトル成分が「1」となっており、類似しているものと扱う。例えば「設備」という分類において、比較元データで「設備A」のみが選択されており、処理対象メタデータでも「設備A」のみが選択されている場合には、当該分類については類似度を1とする。但し、同一の分類について複数の要素が選択される可能性があるので、例えば「設備」という分類において、抽出条件では「設備A」と「設備C」が選択されており、処理対象メタデータでは「設備A」と「設備D」とが選択されている場合には、3種類の要素が関係していて一致しているのは「設備A」のみであるから、1/3という値を算出するものとする。分類tについての類似度は、以下の式で表される。
ρtxy=a/(a+b+c)
なお、aはxti及びytiが共に1である成分の個数、bはxtiが1でytiが0である成分の個数、cはxtiが0でytiが1である成分の個数をそれぞれ示す。具体的には、以下のとおりである。
Figure 2007310622
そして、本実施の形態では、各分類は独立で互いに他の分類に影響を及ぼさず、各分類についてその重要度を設定しており、分類について1つも要素の選択が行われない場合があることを許容するという前提の下、処理対象メタデータについての総合的な類似度である重み付きユークリッド距離を以下のように算出する。
Figure 2007310622
ここでWtが分類tの重み係数である。重み係数は重み係数格納部35に格納されている。重み係数格納部35に格納されているデータの一例を図13に示す。図13の例では、各分類につきWtの具体的な値が登録されている。このような式を用いればユークリッド距離dxyは、0≦dxy≦1の値をとる。dxyは1に近いほど類似しているとみなすことができる。
ステップS33及びS35については、全てのメタデータについて処理するまで繰り返す(ステップS37)。全てのメタデータについて処理を実施すれば、類似事例リスト格納部38には例えば図14のようなデータが格納される。図14の例では、メタデータ毎に、総合的な類似度であるユークリッド距離dxyが格納されるようになっている。
そして、類似事例抽出処理部36は、類似事例リスト格納部38に格納されたユークリッド距離dxy及び活用指標値データ格納部37に格納された活用指標値に基づき、メタデータをソートし、ソート結果を類似事例リスト格納部38に格納する(ステップS39)。本実施の形態では、ユークリッド距離dxyの大きい順でソートし、同一のユークリッド距離dxyを有する複数のメタデータが存在する場合に活用指標値の大きい順でソートする。さらに、活用指標値でも一致する場合には、メタデータIDの大小で順番を決める。
なお、活用指標値データ格納部37は、例えば図15に示すようなデータを保持している。すなわち、メタデータID毎に、当該メタデータがユーザにどれだけ活用されているかを表す値である活用指標値が格納されている。なお、この活用指標値の計算方法は様々であって、本実施の形態の主要部ではないので、ここでは説明を省略する。例えば、第1KMシステム6に対するアクセスログなどを解析して算出する。なお、活用指標値を用いずとも良い。
なお、ユークリッド距離dxyが0以上となるメタデータが全く見つからない場合もあるが、その場合にはステップS39はスキップされる。一方、ユークリッド距離dxyが0以上となるメタデータが多数となる場合もある。そのような場合には、例えば上位m(mは1以上の整数)個を選択する。
このような処理を実施した後、類似事例リスト格納部38を参照すれば、ガイド抽出処理部32は、要求に係るメタデータIDについてのメタデータ等に類似するメタデータのIDを特定できる。なお、メタデータIDが特定できない場合においても、分類/要素欄905についてのデータに対して類似するメタデータのIDが特定できる。
図10の説明に戻って、ガイド抽出処理部32は、DB間リンクデータ格納部34を類似するメタデータのIDで検索し、当該類似するメタデータのIDを起点とするリンクが設定されているか、すなわち類似するメタデータのIDからガイド先(第2KMシステム7内)のメタデータIDが特定できるか判断する(ステップS9)。図7(a)において、左側の列に類似するメタデータIDが登録されているか判断する。類似するメタデータが1つも存在しない場合も、本ステップではガイド先のメタデータIDを特定できない。また、実際にリンクが設定されていない場合もガイド先のメタデータIDを特定することはできない。なお、類似するメタデータが複数存在する場合もあるが、類似事例リスト格納部38の上位から順番に、ガイド先のメタデータIDが特定されるまでステップS9を実施する。また、ガイド先のメタデータIDを最低1つ特定できればよいが、複数特定しておくようにしてもよい。
DB間リンクデータ格納部34に、類似するメタデータのIDが登録されており、ガイド先のメタデータIDを特定できれば、当該メタデータIDをガイド先データ格納部33に格納する。そうすると、インターフェース部31は、ガイド先データ格納部33に格納されたガイド先のメタデータIDを読み出し、さらに当該メタデータIDのメタデータ(文書データ)を第2KMシステム7から読み出し、ガイダンスデータとして要求元のユーザ端末8に送信する(ステップS11)。要求元のユーザ端末8は、KMシステム管理装置3からガイダンスデータを受信し、表示装置に表示する。なお、ステップS11の後、処理はステップS19に移行する。ユーザ端末8における表示装置の表示内容はステップS5の場合と同様である。
このように直接のリンクが設定されていない場合であっても、類似メタデータについうてリンクが設定されていれば、ユーザに役に立つ情報である可能性が高いガイダンスデータを特定できる。このようにして特定されたガイダンスデータを提示すれば、これを参考にして、適切なメタデータを登録することができるようになる。どのようなメタデータが類似と言えるのかについては、第1KMシステム内のデータの状態によって変化するため、時間的な変化に対しても適切に対応することができる。
一方、DB間リンクデータ格納部34に、類似するメタデータのIDが登録されていなかった場合又は類似するメタデータのIDが特定できなかった場合、ガイド抽出処理部32は、DB間リンクデータ格納部34を参照して、最も多く参照されているガイド先メタデータを特定し、例えばメインメモリなどに記憶装置に格納する(ステップS13)。例えば、図7(a)の右側の列で最もよく出現するメタデータのIDを特定する。1以上のレコードが図7(a)のようなテーブルに登録されていれば、本ステップにおいてメタデータのIDを特定できる。
そして、DB間リンクデータ格納部34から最も多く参照されているガイド先のメタデータが特定できた場合には(ステップS15:Yesルート)、当該メタデータのIDをガイド先データ格納部33に格納する。そうすると、インターフェース部31は、ガイド先データ格納部33に格納されたガイド先のメタデータIDを読み出し、さらに当該メタデータIDのメタデータ(文書データ)を第2KMシステム7から読み出し、ガイダンスデータとして要求元のユーザ端末8に送信する(ステップS17)。要求元のユーザ端末8は、KMシステム管理装置3からガイダンスデータを受信し、表示装置に表示する。なお、ステップS17の後、処理はステップS19に移行する。ユーザ端末8における表示装置の表示内容はステップS5の場合と同様である。
これによりDB間リンクデータ格納部34に少しでもデータの蓄積がある場合には、きっかけとなるようなガイダンスデータを提示できるようになる。どのようなガイダンスデータが抽出されるかは、DB間リンクデータ格納部34内のリンクデータ蓄積状態によるので、時間的な変化にも適切に対応することができる。
この後、ステップS19では、所定の後続処理を実施する。なお、この所定の後続処理については後に図16乃至図18を用いて説明する。
一方、DB間リンクデータ格納部34から最も多く参照されているガイド先のメタデータを特定できなかった場合、すなわちDB間リンクデータ格納部34にはリンクのデータが格納されていない場合(ステップS15:Noルート)、所定の後処理を実施する(ステップS21)。この所定の後処理については、後に図19及び図20を用いて説明する。
以上のような処理を実施すれば、現在DB間リンクデータ格納部34に保持されているリンクのデータを用いて、ユーザに対してガイダンスデータを動的に抽出して提示できるようになる。DB間リンクデータ格納部34に保持されているリンクのデータが、豊富になればなるほど、ユーザには適切なガイダンスデータを提示できるようになる。
次に、ステップS19の所定の後続処理について説明する。この処理はインターフェース部31が主に行う処理である。例えば、ユーザが、図11の画面において一覧ボタン1110をクリックすれば、図16に示すような画面を表示するような処理を行う。図16は、リンク一覧画面であって、当該ガイダンスデータから設定されているリンクの表示欄1601と、当該ガイダンスデータへ設定されているリンクの表示欄1602とが設けられている。図16の例では、切替ボタンをクリックするとリンク先又はリンク元のガイダンスデータを表示する。追加ボタンをクリックすると、リンクを追加する画面に移行する。さらに、表示ボタンをクリックすると、リンクのデータを表示する。
また、図11の画面においてノウハウとのリンク編集ボタン1112をクリックすると、例えば図17に示すような画面を表示するための処理を行う。例えば、ユーザが、第1KMシステム6内のメタデータ参照中に、ガイドボタンをクリックして、例えば図11のようなガイダンスデータを検討したが、当該リンクが不適切であると判断した場合には、図17の画面におけるリンク削除ボタンをクリックすれば、インターフェース部31は、DB間リンクデータ格納部34を検索して、リンクを削除するための処理を実施する。なお、直接のリンク付けがなされていなくとも、上で述べたような処理においては図11のガイダンスデータが提示される場合もあるので、必ず削除するわけではない。
また、他のガイダンスデータを参照したい場合には図17の画面において既存ガイド参照ボタンをクリックする。そうすると、図18に示すような画面を表示するための処理を行う。図18の画面において左欄には、ガイドデータが格納されているフォルダ群が表示されており、右欄には、フォルダ群の内選択されたフォルダに格納されているガイドデータが列挙されている。参照したいガイドデータを選択し、表示ボタンをクリックすれば、図11に示したようなガイドデータが表示されるようになる。このガイドデータを参照して、さらにノウハウとのリンク編集ボタン1112をクリックするようにしてもよい。
このようにして、ガイドデータをさらに参照したり、リンクの設定や編集などを行うことができる。
次に、所定の後処理(ステップS21)を説明する。この場合には、インターフェース部31は、図19に示すような画面を表示させるように処理する。ここでは、ガイド新規作成ボタンと、既存ガイド参照ボタンとが設けられている。既存ガイド参照ボタンをクリックする場合には、図18に示したような画面を表示させるような処理を行う。また、ガイド新規作成ボタンをクリックした場合には、図20に示すような画面を表示させるための処理を行う。図20は、基本的には図11と同様であるが、編集タブ1104が選択されている状態であり、表示欄は入力欄となり、分類/要素欄においては、各分類で要素を選択できるような状態となっている。
また、所定の後続処理及び所定の後処理以外であっても、インターフェース部31は、例えば図21に示すように、ガイド検索画面を表示させて、第2KMシステム7内のガイダンスデータを検索できるようにしている。図21の例では、キーワード検索欄1611の入力欄にキーワードを入力してガイダンスデータを検索することも可能である。また、分類/要素欄1612において、各分類において適切と思われる要素を選択して検索することも可能である。さらに、更新日時欄1613で更新期間を指定することも可能である。検索処理の具体的な処理内容は通常のデータベース検索と同じであるから、これ以上説明しない。
以上のように本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図1に示した機能ブロック図は一例であって、必ずしも実際のプログラムモジュール構成に一致しない。また、図10の処理フローについても一例であって、処理の順番や組み合わせを変更する場合もある。
さらに、第2KMシステム7におけるデータもメタデータを中心としたデータ構造であることを前提としたが、必ずしもメタデータでなくとも良い。
なお、ユーザ端末8及び9、第1KMシステム6、第2KMシステム7、KMシステム管理装置3はコンピュータ装置であって、図22に示すように当該コンピュータ装置においては、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS)及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
本発明の実施の形態における機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるデータ構造の模式図である。 本発明の実施の形態におけるデータ構造の模式図である。 メタデータの一例を示す図である。 本実施の形態におけるデータ構造の一部を示す図である。 本実施の形態におけるデータ構造の一部を示す図である。 (a)及び(b)は、DB間リンクデータ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 第1KMシステムと第2KMシステムとのデータの関係を表す図である。 第1KMシステムにおけるメタデータの表示画面例を示す図である。 本発明の実施の形態における処理フローを示す図である。 第2KMシステムにおけるメタデータの表示画面例を示す図である。 類似事例抽出処理の処理フローを示す図である。 重み係数格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 類似事例リスト格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 活用指標値データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 リンク一覧画面の一例を示す図である。 ノウハウ−ガイド間リンク編集画面の一例を示す図である。 ガイド選択画面の一例を示す図である。 表示ガイド選択画面の一例を示す図である。 ガイド情報画面(編集)の一例を示す図である。 ガイド検索画面の一例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 ネットワーク 3 KMシステム管理装置
6 第1KMシステム 7 第2KMシステム
8,9 ユーザ端末
31 インターフェース部 32 ガイド抽出処理部
33 ガイド先データ格納部 34 DB間リンクデータ格納部
35 重み係数格納部 36 類似事例抽出処理部
37 活用指標値データ格納部 38 類似事例リスト格納部

Claims (5)

  1. 第1データベースに対して知識データを蓄積する場合にガイダンスを与えるための方法であって、
    ガイダンスを必要とする知識データの内容を取得し、記憶装置に格納するステップと、
    前記知識データの内容と所定の基準で類似する類似知識データを前記第1データベースから抽出する類似抽出ステップと、
    前記第1データベースとガイダンスデータを格納する第2データベースとの間のリンクのリストであるリンクリストにおいて、抽出された前記類似知識データに対して、前記第2データベース内に蓄積されたガイダンスデータへのリンクが規定されているか確認する確認ステップと、
    前記確認ステップの結果が肯定的である場合には、前記リンクリストによって前記類似知識データからリンクされる、前記第2データベース内のガイダンスデータを抽出し、出力するステップと、
    を含み、コンピュータにより実行されるガイダンス提示方法。
  2. 前記確認ステップの結果が否定的である場合には、前記リンクリストから、前記第2データベース内で最もリンク先として多く登録されているガイダンスデータを前記第2データベースから抽出し、出力するステップ
    をさらに含む請求項1記載のガイダンス提示方法。
  3. 前記類似抽出ステップが、
    取得された前記知識データの内容から、予め規定されている属性毎に、予め規定されている項目の選択又は非選択の状態を表す比較元ベクトルを生成し、記憶装置に格納するステップと、
    前記第1データベースに既登録の各知識データについて生成され且つ前記属性毎に当該知識データについて前記項目が該当する又は該当しない状態を表す比較先ベクトルと、前記記憶装置に格納された前記比較元ベクトルとから、前記比較先ベクトルと前記比較元ベクトルとのベクトル間類似度を算出し、当該ベクトル間類似度を用いて各前記属性についての重み付けが考慮された、各前記知識データについての類似度を算出し、少なくとも知識データの識別情報に対応して類似度データ格納部に格納するステップと、
    を含む請求項1又は2記載のガイダンス提示方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つ記載のガイダンス提示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 第1データベースに対して知識データを蓄積する場合にガイダンスを与えるための装置であって、
    ガイダンスを必要とする知識データの内容を取得し、記憶装置に格納する手段と、
    前記知識データの内容と所定の基準で類似する類似知識データを前記第1データベースから抽出する類似抽出手段と、
    前記第1データベースとガイダンスデータを格納する第2データベースとの間のリンクのリストであるリンクリストにおいて、抽出された前記類似知識データに対して、前記第2データベース内に蓄積されたガイダンスデータへのリンクが規定されているか確認する確認手段と、
    前記確認ステップの結果が肯定的である場合には、前記リンクリストによって前記類似知識データからリンクされる、前記第2データベース内のガイダンスデータを抽出し、出力する手段と、
    を有するガイダンス提示装置。
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