JP2007310002A - 表示装置、表示方法及び表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、画面の正対位置から左右方向にずれた所定位置の視点で目視された場合でも歪みのない状態で画像を視認させるようにする。
【解決手段】本発明は、画像信号に基づく画像を画面に表示する所定画面サイズのマルチビュー指向性ディスプレイ35と、画像に対する正対位置から左右にずれた所定位置の視点EPで目視されたときの、視点EPから画面までの近距離側距離(L1)と遠距離側距離(L2+ΔL)との比率に応じて画面に対する遠距離側の縦方向サイズを調整することにより、正対位置から左右にずれた所定位置の視点EPでドライバーDRにマルチビュー指向性ディスプレイ35の画面が目視されたときに、遠距離側の縦方向サイズが縮小して見えてしまうという事態を予め回避し、歪みのない画面及び被写体像を視認させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、表示方法及び表示プログラムに関し、例えばカーナビゲーションシステムのモニタに適用して好適なものである。
従来、カーナビゲーションシステムのモニタは、車両の運転席と助手席との中間位置のフロントコンソールパネル付近に取り付けられることが殆どであるが、本来は画面と正対する方向から目視されたときに歪みのない正しい画像としてユーザに視認されることを前提としている。
一方、近年のカーナビゲーションシステムではマルチビュー指向性ディスプレイと呼ばれるモニタが開発されているが、画面の正対位置ではなく、その正対位置に対して左右のずれた位置(運転席や助手席)から目視されることを前提としているため、ユーザにとっては映像に映し出されている被写体像が縮小されたような歪んだ状態で視認されるという問題がある。
このような点を解消するため、映像に映し出されている被写体像を予め水平方向へ伸張することにより生成した画像データをモニタに表示することにより、正対位置に対して左右方向へずれた位置から目視されたときに被写体像が正常に見えるように考慮された表示装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-84245公報
ところで、図14(A)に示すように、かかる構成の表示装置1においては、ユーザが正対位置から目視したときには、モニタ枠2、画面枠3、画面4及び被写体像5に歪みが生じることはないが、図14(B)に示すように、ユーザが正対位置からずれた右斜め方向から目視したときには、モニタ枠2、画面枠3、画面4及び被写体像5の近距離側となる右側部分についてその縦方向が拡大して見え、逆に遠距離側となる左側部分についてはその縦方向が縮小して見えてしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、正対位置から左右方向にずれた所定位置の視点で目視された場合でも歪みのない状態で画像を視認させ得る表示装置、表示方法及び表示プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、画像信号に基づく画像を画面に表示する所定画面サイズの表示手段と、画像に対する正対位置から左右にずれた所定位置の視点で目視されたときの、視点から画面までの近距離側距離と遠距離側距離との比率に応じて画面に対する遠距離側の縦方向サイズを調整する画面調整手段とを設けることにより、正対位置から左右にずれた所定位置の視点でユーザに表示手段の画面が目視されたときに、遠距離側の縦方向サイズが縮小して見えてしまうという事態を予め回避し、歪みのない画面及び被写体像を視認させることができる。
本発明によれば、正対位置から左右にずれた所定位置の視点でユーザに表示手段の画面が目視されたときに、遠距離側の縦方向サイズが縮小して見えてしまうという事態を予め回避し、歪みのない画面及び被写体像を視認させることができ、かくして正対位置から左右方向にずれた所定位置の視点で目視された場合でも歪みのない状態で画像を視認させ得る表示装置、表示方法及び表示プログラムを実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)画面調整原理
まず本実施の形態では、本発明における表示装置の画面に対する正対位置から左右方向にずれた所定位置の視点で目視されたときの画像の歪みを補正するための画面調整原理について説明し、その後、当該表示装置に対応した具体的なマルチビュー指向性ナビゲーション装置の構成について説明する。
図1に示すように、この画面調整原理では、まずディスプレイ10の画面に対する正対位置から僅かに右側へずれた所定位置の視点EPを基準に目視されるときの、当該視点EPから向かって画面近距離側端点PO1までの近距離側距離(L1)を定義すると共に、当該視点EPから向かって画面遠距離側端点PO2までの遠距離側距離(L2+ΔL)を定義する。
この遠距離側距離(L2+ΔL)は、ディスプレイ10の画面遠距離側端点PO2と視点EPとを結ぶ線上に、画面近距離側端点PO1から垂線を下ろしたときの交点P1から視点EPまでの距離(L2)と、当該交点P1から画面遠距離側端点PO2までの距離(ΔL)との加算結果として定義されている。
ここで、視点EPから画面近距離側端点PO1までの近距離側距離(L1)と、視点EPから画面遠距離側端点PO2までの遠距離側距離(L2+ΔL)との差は、ディスプレイ10の画面幅Wが例えば15cm(6インチ)程度であることを考えると極めて微小であり、次式、
Figure 2007310002
の関係が成立すると考えられる。
そうすると、視点EPから画面近距離側端点PO1までの近距離側距離(L1)よりも、視点EPから画面遠距離側端点PO2までの遠距離側距離(L2+ΔL)の方が僅かに長くなり、その僅かに長くなった差分が距離(ΔL)に相当することになる。
また画面調整原理では、ディスプレイ10の画面近距離側端点PO1に対する視点EPと画面とがなす視野角θ1を定義し、画面遠距離側端点PO2に対する視点EPと画面とがなす視野角θ2を定義すると共に、画面中央位置PO3に対する視点と画面とがなす視野角θ3を定義するが、画面幅Wが15cmであり、視点EPから画面までの距離が例えば約100cmであるとした場合、視野角θ1、視野角θ2、視野角θ3の角度差についても微小であるため、ここでは次式
Figure 2007310002
の関係が成立すると考えられる。
従って、この画面調整原理では、距離(ΔL)=W×COSθ2が成立することになり、画面幅W=15cm、視野角θ2=45度の場合、距離(ΔL)は約10cmとなる。この場合、視点EPから画面近距離側端点PO1までの近距離側距離(L1)が100cmであり、(1)式に基づいて近距離側距離(L1)≒距離(L2)の関係が成立すると考えられるため、視点EPから画面遠距離側端点PO2までの遠距離側距離(L2+ΔL)は110cmとなり、近距離側距離(L1)よりも遠距離側距離(L2+ΔL)の方が10%だけ長くなる。
ところで図2に示すように、この画面調整原理では、視点EPから近距離側距離(L1)だけ離れた画面近距離側端点PO1における近距離側高さ(h)を定義し、視点EPから遠距離側距離(L2+ΔL)だけ離れた画面遠距離側端点PO2において高さΔhだけ伸張したときの遠距離側高さ(h+Δh)を定義すると共に、視点EPから同じ視野角θ(視野角θ1≒視野角θ2≒視野角θ3)に設定されているとき、次式
Figure 2007310002
が成立し、これに基づいて次式
Figure 2007310002
を導くことができる。
従って画面調整原理では、視点EPからディスプレイ10の画面までの近距離側距離(L1)と遠距離側距離(L2+ΔL)との間に距離(ΔL)のずれが発生している状態のとき、画面に対する近距離側高さ(h)に対して遠距離側高さ(h+Δh)は、(4)式により高さΔhだけ伸張する必要が生じる。
すなわち、この画面調整原理によれば、近距離側距離(L1)よりも遠距離側距離(L2+ΔL)の方が10%だけ長くなるため、近距離側高さ(h)よりも遠距離側高さ(h+Δh)を10%だけ高くする必要があり、すなわちディスプレイ10の画面遠距離側端点PO2における画面高さを垂直方向に高さΔh分の10%伸張させたとき、ユーザが視点EPから当該画面を目視したときに近距離側端点PO1及び遠距離側端点PO2における画面高さが結果的に揃って、正常な画角としてユーザの目に映ることになる。
仮に、ディスプレイ10の画面が垂直方向に480個の画素を配置している場合、遠距離側端点PO2では10%増加させた528個の画素を必要とする。これは、上述のように視野角θ2=45度の場合である。
仮に視野角θ2=60度の場合、距離(ΔL)は約7.5cmとなり、近距離側距離(L1)よりも遠距離側距離(L2+ΔL)の方が7.5%だけ長くなるため、近距離側高さ(h)よりも遠距離側高さ(h+Δh)を7.5%だけ高くする必要があり、この場合、遠距離側端点PO2では垂直方向に516個の画素を必要とすることになる。
すなわちディスプレイ10の画面に対して正対位置から左右方向へ視点EPがずれて、視野角θ2が小さくなればなるほど距離(ΔL)が大きくなって、近距離側高さ(h)よりも遠距離側高さ(h+Δh)を高くしなければならなくなり、遠距離側端点PO2では垂直方向に一段と多くの画素が必要となる。
すなわち図3に示すように、画面調整原理では、ディスプレイ10のディスプレイ枠10WK及び画面枠10GWの内側にある画面10Aにおける近距離側端点PO1の近距離側高さ(h)に対して、遠距離側端点PO2の遠距離側高さ(h+Δh)を高さ(Δh)だけ高くなるように垂直方向の画素数を増加することにより補正画面10Bに変形するようになされている。
但し、この画面調整原理では、遠距離側端点PO2から近距離側端点PO1へ近付くに連れて遠距離側高さ(h+Δh)に対応した垂直方向の画素数を次第に減少させていき、最終的には近距離側端点PO1の近距離側高さ(h)に対応した垂直方向の画素数に合致させるようになされている。
こうすればユーザは、ディスプレイ10の補正画面10Bを正対位置から例えば右側へずれた所定位置の視点EPを基準として目視したときであっても、当該ディスプレイ10の補正画面10Bに対する近距離側高さ(h)及び遠距離側高さ(h+Δh)が共に同じ高さであるかのように視認できるようになる。
こうした画面調整原理を用いた表示装置としてのマルチビュー指向性ナビゲーション装置の具体的な構成について、次に説明する。
(2)マルチビュー指向性ナビゲーション装置の構成
図4に示すようにマルチビュー指向性ナビゲーション装置30は、CPU(Central Processing Unit)31が全体を統括制御し、当該CPU31に対し、バス37を介してRAM(Random Access Memory)32、ハードディスクドライブ33、画像処理DSP(Digital Signal Processor)34、VGA(Video Graphics Array)規格に対応したマルチ指向性ディスプレイ35及び入力インタフェース36が接続された構成を有している。
CPU31は、ハードディスクドライブ33から読み出した基本プログラム及び所定のアプリケーションプログラムをRAM32上に展開することにより一般的なナビゲーション装置としての機能を実現する。
またCPU31は、運転席と助手席とのほぼ中間位置のフロントコンソールパネル付近に取り付けられたマルチ指向性ディスプレイ35に対して、運転席及び助手席からそれぞれ目視可能な2画面画像を生成し、その2画面画像に対して上述の画面調整原理を用いた画面調整処理を施すことにより、運転席のドライバー及び助手席のパッセンジャーに対して歪みのない画像を目視させ得るようになされている。
実際上、CPU31は、運転席のドライバー及び助手席のパッセンジャーの双方に対して目視可能な2画面画像を表示するための命令が入力インタフェース36を介して供給されると、所定の表示プログラムを立ち上げ、ハードディスクドライブ33から読み出したドライバー用の第1コンテンツデータを画像処理DSP34へ供給すると共に、ハードディスクドライブ33から読み出したパッセンジャー用の第2コンテンツデータを画像処理DSP34へ供給する。
図5に示すように、画像処理DSP34は、CPU31からの命令に従って、ドライバー用の第1コンテンツデータに対応した画像A(斜線部)と、パッセンジャー用の第2コンテンツデータに対応した画像Bとを、それぞれ水平方向(a1、a2、……、b1、b2、……)に対する最小画素単位(ピクセル)毎に分離し、それらを交互に合わせ込むように合成した後(a1、b1、a2、b2、a3、b3、……)、ディスプレイ10の画面10Aのサイズに合わせた2画面画像TW1を生成する。
そして画像処理DSP34は、上述した画面調整原理に従って、ドライバー又はパッセンジャーの視点EPを基準とした近距離側高さ(h)に対して、遠距離側端点PO2の遠距離側高さ(h+Δh)を高さ(Δh)だけ高くなるようにピクセル数をそれぞれ設定することにより2種類の補正画面10B(図3)に対応するかのような2画面画像TW2を生成し、これをマルチビュー指向性ディスプレイ35へ出力するようになされている。
ここでマルチビュー指向性ディスプレイ35は、図6に示すように、液晶ディスプレイでなるデータ表示部51と、当該データ表示部51よりも前方、すなわちドライバーやパッセンジャー側に設けられたスリット板52と、データ表示部51の後方に設けられたバックライト53とによって構成されている。
データ表示部51は、図5に示した2画面画像TW2のうちの画像Aを、横方向(a1、a2、……、b1、b2、……)に対する最小画素単位(ピクセル)毎に交互に合わせ込まれた1列目、3列目、5列目、……、に対して表示し、2画面画像TW2のうちの画像Bを、横方向(a1、a2、……、b1、b2、……)に対する最小画素単位(ピクセル)毎に交互に合わせ込まれた2列目、4列目、6列目、……、に対して表示する。
スリット板52は、背後のデータ表示部51を前方から透かして見ることのできない閉口部521及び、背後のデータ表示部51を前方から透かして見ることのできる開口部522が構成されるように透明電極(図示せず)が配置されている。
スリット板52の閉口部521及び開口部522は、CPU31の制御に従って透明電極に電圧が印加された部分が暗転し、印加されない部分が可透状態となり、暗転部分と可透部分とが交互に配置されるようになされている。
従ってマルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、スリット板52の開口部522を介してデータ表示部51の1列目、3列目、5列目、……、に映し出された2画面画像TW2のうちドライバー用の第1コンテンツデータに対応した画像A(斜線部分)だけを、マルチビュー指向性ディスプレイ35に向かって右側に位置する運転席のドライバーに目視確認させ得るようになされている。
またマルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、スリット板52の開口部522を介してデータ表示部51の2列目、4列目、6列目、……、に映し出された2画面画像TW2のうちパッセンジャー用の第2コンテンツデータに対応した画像Bだけを、マルチ指向性ディスプレイ35に向かって左側に位置する助手席のパッセンジャーに目視確認させ得るようになされている。
すなわち運転席のドライバーは、図7に示すように画面調整原理による画面調整処理の施されていない2画面画像TW1が映し出されたマルチビュー指向性ディスプレイ35を目視したとき、ディスプレイ枠35WK、画面枠35GW、画面35A及び被写体像35Hの全てについて近距離側の縦方向が拡大され、遠距離側の縦方向が縮小された状態に見えてしまう。
しかしながら運転席のドライバーは、図8に示すように、マルチビュー指向性ディスプレイ35のデータ表示部51に対して画面調整原理による画面調整処理の施された補正画面35Bをスリット板51の開口部522を介して目視確認することができるので、図9に示すように、ディスプレイ枠35WK及び画面枠35GWについては近距離側の縦方向が拡大され、遠距離側の縦方向が縮小された状態に見えてしまうが、補正画面35B及びその被写体像35Hについてだけは歪みのない状態で見えることになる。
同様に、助手席のパッセンジャーは、図示しないが、マルチビュー指向性ディスプレイ35のデータ表示部51に対して画面調整原理による画面調整処理の施された補正画面35Bをスリット板51の開口部522を介して目視確認することができるので、ディスプレイ枠35WK及び画面枠35GWについてはパッセンジャーから見て近距離側の縦方向が大きく、遠距離側の縦方向が縮小された状態に見えてしまうが、補正画面35B及びその被写体像35Hについてだけは歪みのない状態で見えることになる。
なおマルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、遠距離側の縦方向を拡大することにより生成した補正画面35BをドライバーDRに目視させることにより、正対位置から右方向へずれた所定位置の視点EPを基準としてドライバーDRが見たときの補正画面35B及びその被写体像35Hの歪みを解消するようになされているが、それだけではなく、正対位置から右方向へずれた所定位置の視点EPを基準としてドライバーDRが見たときの被写体像が圧縮した状態で見えてしまう事態についても解消し得るようになされている。
具体的にはマルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、近距離側距離(L1)と遠距離側距離(L2+ΔL)との比率に応じて画面30Aの水平方向の画素を伸張率P%で伸張するようになされている。
具体的にCPU31は、伸張率Pに対して、水平方向へ増加する画素の配置間隔Nを、次式
Figure 2007310002
によって算出することができる。
これによりCPU31は、例えば伸張率が20%の場合、画素の配置間隔Nは「5」となり、5ピクセル間隔で同じ画素データを繰り返し表示すればよく、画素追加前の画度データをp1、p2、p3、p4、p5、p6、p7、p8、p9、p10、p11、……、としたとき、画素追加後の画素データはp1、p2、p3、p4、p5、p5、p6、p7、p8、p9、p10、p10、p11、……、となり、水平方向へ約20%伸張した補正画面を生成し得るようになされている。
こうすればマルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、マルチビュー指向性ディスプレイ35の正対位置から右方向へずれた所定位置の視点EPを基準としてドライバーDRが水平方向についても補正された補正画面35Bを目視したときに、当該ドライバーに対して縦方向及び横方向に一切の歪みのない被写体像35Hとして視認させ得るようになされている。
(3)視点変更に対する自動画面調整処理
続いてマルチビュー指向性ナビゲーション装置30では、運転席のドライバーや助手席のパッセンジャーのシートポジションに合わせて、すなわちドライバーやパッセンジャーの視点EPに合わせて自動的に画面調整処理を施すことにより2画面画像TW2を生成し、これをマルチビュー指向性ディスプレイ35に表示するようになされており、その具体的構成について説明する。
図10に示すように、例えば車種aに対応した車内空間50の運転席51に着座しているドライバーDRの視点EPにおけるX方向の座標値は、フロントコンソールパネル付近に取り付けられているマルチビュー指向性ディスプレイ35の中心からハンドル53の中心までの距離X(Xa)が当該車内空間50によって決まる固定値として定義される。
一方、図11に示すように、距離X(Xa)が車種毎に決まる固定値であるのに対し、運転席51における背もたれ角度θとしたとき、視点EPからマルチビュー指向性ディスプレイ35までの距離Y(y、θ)を定義する。
この距離Y(y、θ)では、前後方向へ座席が移動可能であるため、その位置yに依存して距離L(y)が決まり、それに加えて、座席の背もたれ角度θに依存した着座位置からの視点EPまでの距離L(θ)を推定することができるので、最終的なY方向に関する視点EPの座標値として、距離L(y)、距離L(θ)の加算結果として求められる。
また、マルチビュー指向性ディスプレイ35から視点EPまでの高さZ(θ)を定義すると、当該高さZ(θ)は背もたれ角度θに依存したZ方向の座標値として求められる。
例えば、図12に示すように、a車であれば、距離(X)が「Xa」であり、距離L(y)が「L(y1a)〜L(y2a)」、距離L(θ)が「L(θ1a)〜L(θ2a)」、高さZ(θ)が「Z(θ1a)〜Z(θ2a)」の範囲内の値となる。
このようなドライバーDRのドライビングポジション情報がハードディスクドライブ33にドライビングポジションデータベースとして登録されるが、距離(X)以外はドライバーDRの操作に応じた電動式座席調整機構により変更可能な値であり、変更される度にCPU31へ変更情報が送出されて座席可動範囲内でその値が随時更新される。
マルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、上述のドライビングポジションデータベースのドライビングポジション情報に基づいてマルチビュー指向性ディスプレイ35とドライバーDRの視点EPとの相対的な位置関係を認識し、それを基に画面調整原理で用いた近距離側距離(L1)、視野角θ1、視野角θ2、視野角θ3を求め、遠距離側端点PO2の遠距離側高さ(h+Δh)に合わせた垂直方向の画素数を設定することにより補正画面35Bを用いた2画面画像TW2を生成し得るようになされている。
因みに、マルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、助手席のパッセンジャーに対するポジション情報についてもデータベース化してハードディスクドライブ33に登録して得るようになされており、ドライバーDRだけに限らず、パッセンジャーのポジション情報の変化に合わせても、遠距離側端点PO2の遠距離側高さ(h+Δh)に合わせた垂直方向の画素数を設定することにより2画面画像TW2を生成し得るようになされている。
(4)2画面画像生成処理手順
続いてマルチビュー指向性ディスプレイ30における2画面画像生成処理手順について、図13のフローチャートを用いて説明する。
マルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31は、ルーチンRT1の開始ステップから入って次のステップSP1へ移り、ハードディスクドライブ33のドライビングポジションデータベースからドライバーDRのドライビングポジション情報を読み出し、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2においてCPU31は、運転席51の前後方向への座席位置の変化があったか否かを判定し、座席位置の変化がないときは否定結果を得て、ステップSP4へ移るのに対し、座席位置の変化があったときは肯定結果を得て、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3においてCPU31は、次式
Figure 2007310002
に従って、変位量Δyに応じた新たな距離L(y)を算出し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4においてCPU31は、背もたれ角度θに変化があったか否かを判定し、背もたれ角度θの変化がないときは否定結果を得て、ステップSP6へ移るのに対し、背もたれ角度θの変化があったときは肯定結果を得て、次のステップSP5へ移る。
ステップSP5においてCPU31は、次式
Figure 2007310002
に従って、変位量Δθに応じた新たな距離L(θ)を算出し、次のステップSP6へ移る。
ステップSP6においてCPU31は、ステップSP1で読み出したドライビングポジション情報に基づいて補正画面35Bを生成するための画面調整処理や、当該ドライビングポジション情報に対して、ステップSP3及びステップSP5で新たに算出した距離L(y)や距離L(θ)を加えた結果に基づく補正画面35Bを生成するための画面調整処理を施し、次のステップSP7へ移る。
すなわちCPU31は、ドライバー又はパッセンジャーの視点EPを基準とした画面近距離側端点PO1における近距離側高さ(h)に対して、それぞれの画面遠距離側端点PO2における遠距離側高さ(h+Δh)を求め、これらを2画面画像TW2の生成のためのデータとして用いることができる。
ステップSP7においてCPU31は、ステップSP6で画面調整処理を施すことにより得られたデータに基づいて、ドライバーDR及びパッセンジャーの双方にとって画像の歪みがないように視認させるための2種類の補正画面35Bからなる2画面画像TW2を生成し、次のステップSP8へ移る。
ステップSP8においてCPU31は、ステップSP7で生成した2画面画像TW2をマルチビュー指向性ディスプレイ35に表示し、次のステップSP9へ移って処理を終了する。
(5)動作及び効果
以上の構成において、マルチビュー指向性ナビゲーション装置30では、車内空間50の運転席51及び助手席52のほぼ中間に位置するフロントコンソールパネル近傍に設置されたマルチビュー指向性ディスプレイ35に対して正対することのない運転席51のドライバーDRやパッセンジャーが2画面画像TW2の補正画面35Bを目視したとき、遠距離側高さ(h+Δh)を拡大するような画素数にそれぞれ調整され、かつ水平方向についても所定の伸張率Pで伸張された画素数にそれぞれ調整されているので、縦方向及び横方向について歪みのない被写体像を視認させることができる。
またマルチビュー指向性ナビゲーション装置30では、補正画面35Bを生成するための遠距離側高さ(h+Δh)に関するデータについて、ドライバーDRのドライビングポジション情報の変更に伴ってリアルタイムに計算し直して画面調整処理を施し、それを2画面画像TW2に反映させるようになされているので、ドライバーDRがドライビングポジションを変更したときでも、歪みのない補正画面35B及びその被写体像35Hを常に視認させることができる。
以上の構成によれば、マルチビュー指向性ナビゲーション装置30は、マルチビュー指向性ディスプレイ35と正対しない方向を視点EPとして目視するドライバーDRやパッセンジャーの双方に対しても当該マルチビュー指向性ディスプレイ35に表示する2画面画像TW2を介して歪みのない補正画面35B及び被写体像35Hを視認させることができる。
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、マルチビュー指向性ディスプレイ35を用いてドライバーDR及びパッセンジャーの双方にとって歪みのない被写体像を目視させるための2画面画像TW2を生成して表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ドライバーDRだけ若しくはパッセンジャーだけを対象とした1画面画像を生成して表示するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、画面枠35GWの中に画面35Aや補正画面35Bを収められるように配置するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、画面35Aや補正画面35Bが画面枠35GWの中に収まり切れない状態で表示するようにしても良い。この場合でも、少なくとも、補正画面35Bの被写体像35Hについては歪みのない状態でドライバーDRに目視させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、VGA規格に対応したマルチビュー指向性ディスプレイ35を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、XGA(eXtended Graphics Array)規格の1024×768ピクセルや、SVGA(Super Video Graphics
Array)規格の800×600ピクセル等のその他種々の規格に対応したマルチビュー指向性ディスプレイ35を用いるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、マルチビュー指向性ナビゲーション装置30のCPU31がハードディスクドライブ33に格納された表示プログラムを起動して上述した2画面画像生成処理手順を実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、表示プログラムが格納されたプログラム格納媒体をマルチビュー指向性ナビゲーション装置30にインストールすることにより2画面画像生成処理手順を実行するようにしても良い。
このように上述した2画面画像生成処理手順を実行するための表示プログラムをマルチビュー指向性ナビゲーション装置30にインストールして実行可能な状態にするためのプログラム格納媒体としては、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory )、DVD(Digital Versatile Disc)、ハードディスク等のパッケージメディアのみならず、表示プログラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気ディスク等で実現しても良い。またこれらプログラム格納媒体に表示プログラムを格納する手段として、ローカルエリアネットワークやインターネット、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信インターフェースを介して格納するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明の表示装置としてのマルチビュー指向性ナビゲーション装置30を、表示手段としてのマルチビュー指向性ディスプレイ35、画面調整手段としてのCPU31及び画像処理DSP34によって構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる表示手段及び画面調整手段によって本発明の表示装置を構成するようにしても良い。
本発明の表示装置、表示方法及び表示プログラムは、例えばディスプレイを有するテレビジョン、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)等のその他種々の表示装置に適用することができる。
視点から画面までの距離の説明に供する略線図である。 視点から画面までの距離に応じた高さ補正の説明に供する略線図である。 縦方向サイズ調整後の補正画面を示す略線図である。 マルチビュー指向性ナビゲーション装置の回路構成を示す略線的ブロック図である。 2画面画像の生成手法の説明に供する略線図である。 マルチビュー指向性ディスプレイの断面構成を示す略線図である。 実際にユーザが目視する画像(1)を示す略線図である。 画面調整処理の施された2画面画像を示す略線図である。 実際にユーザが目視する画像(2)を示す略線図である。 ドライバーポジションとマルチビュー指向性ディスプレイとの位置関係(Z方向から)の説明に供する略線図である。 ドライバーとマルチビュー指向性ディスプレイとの位置関係(X方向から)の説明に供する略線図である。 ドライビングポジションデータベースのデータ構造を示す略線図である。 2画面画像生成処理手順の説明に供するフローチャートである。 従来の視点の違いによる画像の歪みの説明に供する略線図である。
符号の説明
1……表示装置、2……モニタ枠、3……画面枠、4……画面、5……被写体像、10……ディスプレイ、30……マルチビュー指向性ナビゲーション装置、31……CPU、32……RAM、33……ハードディスクドライブ、34……画像処理DSP、35……マルチビュー指向性ディスプレイ、36……入力インタフェース、37……バス、51……データ表示部、52……スリット板、53……バックライト。

Claims (6)

  1. 画像信号に基づく画像を画面に表示する所定画面サイズの表示手段と、
    上記画像に対する正対位置から左右にずれた所定位置の視点で目視されたときの、上記視点から上記画面までの近距離側距離と遠距離側距離との比率に応じて上記画面に対する上記遠距離側の縦方向サイズを調整する画面調整手段と
    を具えることを特徴とする表示装置。
  2. 上記画面調整手段は、上記遠距離側における上記縦方向サイズを上記比率に応じて拡大する一方、上記近距離側についてはその縦方向サイズを調整することなく、上記遠距離側から上記近距離側へ近付くに連れて次第に拡大率を小さくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記表示手段は、上記正対位置の左側視点及び上記正対位置の右側視点の双方から目視されたときのために、上記左側視点に対応した左側画像及び上記右側視点に対応した右側画像からなる2画面画像を上記画面に表示し、
    上記画面調整手段は、上記左側視点及び上記右側視点から上記画面までの上記近距離側距離と遠距離側距離との比率に応じて上記遠距離側の縦方向サイズをそれぞれ調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 上記画面調整手段は、上記視点と上記画面との相対的位置関係を表したデータを保持しており、上記相対的位置関係が変化したことに応じて上記遠距離側の縦方向サイズをリアルタイムに調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 所定画面サイズの表示手段に対して画像信号に基づく画像を画面に表示する画面表示ステップと、
    上記画像に対する正対位置から左右にずれた所定位置の視点で目視されたときの、上記視点から上記画面までの近距離側距離と遠距離側距離との比率を算出する比率算出ステップと、
    上記比率に応じて上記画面に対する上記遠距離側の縦方向サイズを調整する画面調整ステップと
    を具えることを特徴とする表示方法。
  6. 情報処理装置に対して、
    所定画面サイズの表示手段に対して画像信号に基づく画像を画面に表示する画面表示ステップと、
    上記画像に対する正対位置から左右にずれた所定位置の視点で目視されたときの、上記視点から上記画面までの近距離側距離と遠距離側距離との比率を算出する比率算出ステップと、
    上記比率に応じて上記画面に対する上記遠距離側の縦方向サイズを調整する画面調整ステップと
    を実行させることを特徴とする表示プログラム。
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