JP2007308523A - Double-sided tape, member adhering method and peeling method of double-sided tape - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、両面テープ、部材接着方法、および両面テープ剥離方法に係る発明である。 The present invention relates to a double-sided tape, a member bonding method, and a double-sided tape peeling method.
第一の部材と第二の部材とを接着する場合には、両主面に粘着部が形成されている両面テープが用いられることがある。 When the first member and the second member are bonded, a double-sided tape having adhesive portions formed on both main surfaces may be used.
また、両面テープにより第一の部材と第二の部材とを接着した後に、使用者が、第一の部材と第二の部材とを分離したい場合もある。当該分離したい場合には、たとえば、使用者が第一の部材と第二の部材とに外力を加えることにより、両部材を分離していた。 Moreover, after bonding a 1st member and a 2nd member with a double-sided tape, a user may want to isolate | separate a 1st member and a 2nd member. When the separation is desired, for example, the user separates both members by applying an external force to the first member and the second member.
上記の方法で両部材を分離した場合には、いずれかの部材側に両面テープが張り付いたままとなる。 When both members are separated by the above method, the double-sided tape remains attached to either member side.
なお、粘着テープに係わる先行技術として、特許文献1および特許文献2が存在している。
Note that
しかし、上記のように両部材を分離した場合には、どちらの部材側に両面テープを残存させるかを、使用者は選択できなかった。たとえば、上記部材の分離の結果、再利用を希望していた部材側に両面テープが残存してしまった場合には、当該部材から再度両面テープを剥離する作業を行わなければならない。 However, when both members are separated as described above, the user cannot select which member side the double-sided tape is left on. For example, when the double-sided tape remains on the side of the member that is desired to be reused as a result of the separation of the above-mentioned members, an operation of peeling the double-sided tape from the member again must be performed.
そこで、本発明は、両面テープで接着されている第一の部材と第二の部材とを分離する場合に、どちらの部材側に両面テープを残存させるかを、使用者の方で選択することができる両面テープ、部材接着方法、および両面テープ剥離方法を提供することを目的とする。 Therefore, in the present invention, when separating the first member and the second member bonded with the double-sided tape, the user selects which side the double-sided tape remains on which side. An object of the present invention is to provide a double-sided tape, a member bonding method, and a double-sided tape peeling method.
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の両面テープは、粘着部を有する第一の主面と、粘着部を有し、前記第一の主面の背面側にある第二の主面とを、備えており、矩形の形状を有する両面テープであって、前記第一の主面には、全面に存する粘着部が形成されており、前記第二の主面には、角部のみに存する非粘着部と、前記非粘着部以外の全面に存する粘着部とが、形成されている。
In order to achieve the above object, the double-sided tape according to
また、本発明に係わる請求項3に記載の部材接着方法は、請求項1または請求項2に記載の両面テープを用いた部材接着方法であって、前記両面テープを用いて、第一の部材と第二の部材とを接着するときには、前記第一の部材および前記第二の部材のうち、前記両面テープの剥離処理後に前記両面テープを残存させない部材の方に、前記第二の主面を接着させる。
Moreover, the member adhesion method of Claim 3 concerning this invention is a member adhesion method using the double-sided tape of
また、本発明に係わる請求項4に記載の両面テープ剥離方法は、請求項1または請求項2に記載の両面テープにより接着している部材同士を分離するために、前記両面テープを前記部材から剥離する、両面テープ剥離方法であって、前記第二の主面と接着している前記部材と前記非粘着部との間に、剥離手段を侵入させ、前記第二の主面の前記粘着部側に前記剥離手段を移動させることにより、前記部材から前記両面テープを剥離する。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a double-sided tape peeling method in which the double-sided tape is separated from the member in order to separate the members bonded by the double-sided tape according to the first or second aspect. A double-sided tape peeling method for peeling, wherein a peeling means is inserted between the member adhering to the second main surface and the non-adhesive portion, and the adhesive portion on the second main surface The double-sided tape is peeled from the member by moving the peeling means to the side.
本発明に係わる請求項1に記載の両面テープは、粘着部を有する第一の主面と、粘着部を有し、前記第一の主面の背面側にある第二の主面とを、備えており、矩形の形状を有する両面テープであって、前記第一の主面には、全面に存する粘着部が形成されており、前記第二の主面には、角部のみに存する非粘着部と、前記非粘着部以外の全面に存する粘着部とが、形成されている。
The double-sided tape according to
したがって、たとえば請求項3に記載の両面テープを用いた部材接着方法、つまり、前記両面テープを用いて、第一の部材と第二の部材とを接着するときには、前記第一の部材および前記第二の部材のうち、前記両面テープの剥離処理後に前記両面テープを残存させ無い部材の方に、前記第二の主面を接着させることにより、次の効果を奏する。 Therefore, for example, when the first member and the second member are bonded using the double-sided tape according to claim 3, that is, when the first member and the second member are bonded using the double-sided tape, Of the two members, the second main surface is bonded to the member that does not leave the double-sided tape after the double-sided tape is peeled off, thereby producing the following effects.
つまり、角部に形成された非粘着部からの両面テープの剥離は容易かつ確実であるので、当該両面テープを用いて第一の部材および第二の部材を接着する際に、両面テープの接着面の方向を変更することにより、両部材を分離する際に、どちらの部材側に両面テープを残存させるかを、使用者の方で事前に選択することができる。 That is, since the double-sided tape can be easily and reliably peeled off from the non-adhesive portion formed at the corner portion, the double-sided tape is bonded when the first member and the second member are bonded using the double-sided tape. By changing the direction of the surface, the user can select in advance which side of the double-sided tape is to remain on when separating both members.
また、本発明に係わる請求項4に記載の両面テープ剥離方法は、請求項1または請求項2に記載の両面テープにより接着している部材同士を分離するために、前記両面テープを前記部材から剥離する、両面テープ剥離方法であって、前記第二の主面と接着している前記部材と前記非粘着部との間に、剥離手段を侵入させ、前記第二の主面の前記粘着部側に前記剥離手段を移動させることにより、前記部材から前記両面テープを剥離する。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a double-sided tape peeling method in which the double-sided tape is separated from the member in order to separate the members bonded by the double-sided tape according to the first or second aspect. A double-sided tape peeling method for peeling, wherein a peeling means is inserted between the member adhering to the second main surface and the non-adhesive portion, and the adhesive portion on the second main surface The double-sided tape is peeled from the member by moving the peeling means to the side.
したがって、使用者の素手により両部材を分離する場合よりも、確実かつ容易に、希望する部材の方に両面テープを残存させること無く、当該希望する部材から当該両面テープを剥離することができる。 Therefore, the double-sided tape can be peeled from the desired member without leaving the double-sided tape on the desired member more reliably and easily than when both members are separated by the user's bare hands.
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。 Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to the drawings showing embodiments thereof.
<両面テープの構成>
図1は、本発明に係わる両面テープの拡大断面図である。図1に示すように、両面テープ100は、第一の主面100aおよび第二の主面100bを備えている。ここで、第二の主面100bは、第一の主面100aの背面側にある。
<Configuration of double-sided tape>
FIG. 1 is an enlarged sectional view of a double-sided tape according to the present invention. As shown in FIG. 1, the double-
図2、3は、本発明に係わる両面テープ100の構成を示す平面図である。ここで、図2は、本発明に係わる両面テープ100の第一の主面100a側の構成を示す平面図である。また、図3は、本発明に係わる両面テープ100の第二の主面100b側の構成を示す平面図である。
2 and 3 are plan views showing the structure of the double-sided
図2,3から分かるように、本発明に係わる両面テープ100は、矩形の形状を有している。
As can be seen from FIGS. 2 and 3, the double-
図2に示すように、第一の主面100aの全面には、粘着部1が形成されている。また、図3に示すように、第二の主面100bには、粘着部1と非粘着部2とが形成されている。ここで、図3に示すように、非粘着部2は、第二の主面100bの角部のみに形成されている。さらに、当該非粘着部2が形成されている領域以外の第二の主面100bには、粘着部1が形成されている。
As shown in FIG. 2, the
つまり、非粘着部2は、両面テープ100の片面側(第二の主面100b側)のみに形成されており、しかも、第二の主面100bの角部のみに形成されている。
That is, the
なお、非粘着部2は、第二の主面100bの4角のいずれかに形成されていれば良い。また、図3に示すように、第二の主面100bの1箇所の角部のみに非粘着部2が形成されていても良く、また、図示しないが、第二の主面100bの2ないし4箇所の角部に非粘着部2が形成されていても良い。
In addition, the
<部材接着方法>
次に、本発明に係わる両面テープ100を用いて、部材同士を接着する方法について説明する。以下では、第一の部材と第二の部材とを、本発明に係わる両面テープ100を用いて接着する場合について、図4,5を参照して言及する。
<Member adhesion method>
Next, a method for bonding members together using the double-sided
ここで、図4,5は、第一の部材10と第二の部材20とが本発明に係わる両面テープ100を用いて(介して)接続されている様子を示す、側面図である。
Here, FIG.4, 5 is a side view which shows a mode that the
第一の部材10および第二の部材20は、たとえば金属製の部材やプラスチック製の部材である。また薄型表示装置の製造の際に、FPC(Flexible Printed Circuit)とリアフレームとを両面テープ100を用いて接着(固定)する場合には、第一の部材10および第二の部材20は、FPCやリアフレームである。
The
さて、たとえば、第一の部材10と第二の部材20との両面テープ100を用いた接着の後に、両部材10,20を分離し、第一の部材10を再利用することが、使用者の方で当該接着前に分かっていたとする。当該場合には、図4に示すように、第一の部材10と非粘着部2が形成されいる第二の主面100bとを接着させる。また、第二の部材20と第一の主面100aとを接着させる。
Now, for example, after bonding the
これに対して、第一の部材10と第二の部材20との両面テープ100を用いた接着の後に、両部材10,20を分離し、第二の部材20を再利用することが、使用者の方で当該接着前に分かっていたとする。当該場合には、図5に示すように、第二の部材20と非粘着部2が形成されいる第二の主面100bとを接着させる。また、第一の部材10と第一の主面100aとを接着させる。
On the other hand, after the adhesion using the double-
つまり、本発明に係わる両面テープ100を用いて、第一の部材10と第二の部材20を接着するときには、第一の部材10および第二の部材20のうち、両面テープ100の剥離処理の後に当該両面テープ100を残存させたくない(させない)部材の方に、非粘着部2が形成されている第二の主面100bを接着させる。
That is, when the
<両面テープ剥離方法>
次に、図4,5に示す態様で両部材10,20を接着した後に、両部材10,20を分離するために、本発明に係わる両面テープ100を部材から剥離する方法について、図6,7を参照しつつ説明する。
<Double-sided tape peeling method>
Next, a method of peeling the double-
ここで、図6は、図4の態様で接着されている状態において、第一の部材10と第二の部材20とを分離する様子を示す、側面図である。また、図7は、図5の態様で接着されている状態において、第一の部材10と第二の部材20とを分離する様子を示す、側面図である。
Here, FIG. 6 is a side view showing a state in which the
まず、図4に示す態様において、第一の部材10と第二の部材20とを分離する場合について説明する。
First, the case where the
図4に示す接着状態において、非粘着部2と第二の主面100bと接着している第一の部材10との間に、使用者により剥離手段30を侵入させる(図示せず)。その後、図6に示すように、第二の主面100bに形成されている粘着部1側に当該剥離手段30を移動させる。これにより、第一の部材10から両面テープ100を剥離させることができる。つまり、第二の部材20側に両面テープ100を残存させた状態で、第一の部材10側に両面テープ100を残存させること無く、当該第一の部材10から両面テープ100を剥離することができる。
In the bonding state shown in FIG. 4, the peeling means 30 is intruded by the user between the
このように、両面テープ100の剥離後には、第一の部材10には両面テープ100が残存していないため、容易に当該第一の部材10を再利用することができる。
Thus, since the double-
次に、図5に示す態様において、第一の部材10と第二の部材20とを分離する場合について説明する。
Next, the case where the
図5に示す接着状態において、非粘着部2と第二の主面100bと接着している第二の部材20との間に、使用者により剥離手段30を侵入させる(図示せず)。その後、図7に示すように、第二の主面100bに形成されている粘着部1側に当該剥離手段30を移動させる。これにより、第二の部材20から両面テープ100を剥離させることができる。つまり、第一の部材10側に両面テープ100を残存させた状態で、第二の部材20側に両面テープ100を残存させること無く、当該第二の部材20から両面テープ100を剥離することができる。
In the bonded state shown in FIG. 5, the peeling means 30 is intruded by the user (not shown) between the
このように、両面テープ100の剥離後には、第二の部材20には両面テープ100が残存していないため、容易に当該第二の部材20を再利用することができる。
Thus, since the double-
なお、剥離手段30として、たとえば糸を採用することができる。 For example, a thread can be used as the peeling means 30.
このように、両面テープ100の片面の角部には、非粘着部2が形成されているので、剥離手段30は、第二の主面100b側の当該非粘着部2から容易に、侵入することができる。したがって、第二の主面100bと当該第二の主面100bと接着している部材との剥離が、容易にかつ確実に行うことができる。
Thus, since the
以上のように、本発明に係わる両面テープ100は、片面(第二の主面100b)の角部のみに非粘着部2が形成されている。また、角部に形成された非粘着部2からの両面テープ100の剥離は容易かつ確実である。
As described above, in the double-
したがって、当該両面テープ100を用いて第一の部材10および第二の部材20とを接着する際に、両面テープ100接着面の方向を変更することにより、両部材10,20を分離する際に、どちらの部材側に両面テープ100を残存させるかを、使用者の方で事前に選択することができる。
Accordingly, when the
また、上記の通り、角部のほんの一部の領域にのみ非粘着部2が形成されているだけなので、第二の主面100b側の接着力も維持することができる。なお、上述の通り、非粘着部2は、第二の主面100bの2ないし4箇所の角部に形成されていても良い。
In addition, as described above, the
しかし、図3に示すように、非粘着部2が第二の主面100bの一箇所の角部のみに形成することにより、当該第二の主面100b側の接着力の低下を最小限に抑えることができる。
However, as shown in FIG. 3, the
また、本発明に係わる両面テープ100を用いた上記部材の接着方法を実施することにより、接着状態にある両部材を分離した場合に、希望の部材側に両面テープ100を残存させないようにすることができる。
In addition, by carrying out the above-described method for adhering the members using the double-
また、本発明に係わる両面テープ100の剥離方法では、非粘着部2の形成部に剥離手段30を侵入させ、当該剥離手段30を上記の通り移動させることにより、所定の部材からの両面テープ100の剥離を実施している。
Moreover, in the peeling method of the double-
したがって、使用者の素手により両部材10,20を分離する場合よりも、確実かつ容易に、希望する部材の方に両面テープ100を残存させること無く、当該希望する部材から当該両面テープ100を剥離することができる。
Accordingly, the double-
1 粘着部、2 非粘着部、10 第一の部材、20 第二の部材、30 剥離手段、100 両面テープ、100a 第一の主面、100b 第二の主面。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
粘着部を有し、前記第一の主面の背面側にある第二の主面とを、備えており、
矩形の形状を有する両面テープにおいて、
前記第一の主面には、
全面に存する粘着部が形成されており、
前記第二の主面には、
角部のみに存する非粘着部と、
前記非粘着部以外の全面に存する粘着部とが、形成されている、
ことを特徴とする両面テープ。 A first main surface having an adhesive portion;
A second main surface on the back side of the first main surface, having an adhesive portion;
In the double-sided tape having a rectangular shape,
In the first main surface,
The adhesive part that exists on the entire surface is formed,
On the second main surface,
Non-adhesive parts that exist only in the corners;
An adhesive part existing on the entire surface other than the non-adhesive part is formed,
Double-sided tape characterized by that.
前記第二の主面の1箇所の角部のみに形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の両面テープ。 The non-adhesive part is
It is formed only at one corner of the second main surface,
The double-sided tape according to claim 1.
前記両面テープを用いて、第一の部材と第二の部材とを接着するときには、
前記第一の部材および前記第二の部材のうち、前記両面テープの剥離処理後に前記両面テープを残存させない部材の方に、前記第二の主面を接着させる、
ことを特徴とする部材接着方法。 In the member adhesion method using the double-sided tape according to claim 1 or 2,
When the first member and the second member are bonded using the double-sided tape,
Of the first member and the second member, the second main surface is adhered to the member that does not leave the double-sided tape after the double-sided tape peeling treatment,
A method for adhering a member.
前記第二の主面と接着している前記部材と前記非粘着部との間に、剥離手段を侵入させ、前記第二の主面の前記粘着部側に前記剥離手段を移動させることにより、前記部材から前記両面テープを剥離する、
ことを特徴とする両面テープ剥離方法。
In the double-sided tape peeling method, in order to separate the members bonded by the double-sided tape according to claim 1 or 2, the double-sided tape is peeled from the member.
By allowing the peeling means to enter between the non-adhesive part and the member bonded to the second main surface, and moving the peeling means to the adhesive part side of the second main surface, Peeling the double-sided tape from the member;
The double-sided tape peeling method characterized by the above-mentioned.
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