JP2007307010A - 歯列矯正用ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】必要に応じてブラケット本体を固定できるようにして用いたり、移動できるようにして用いることで歯列の矯正を行うことができる歯列矯正用ブラケットを提供する。
【解決手段】接着板11と、これに接合される基台12と、これにブラケット本体14が搭載されて有し、基台12の上面に正中線15を有すると共に、ブラケット本体14の摺動用のレール部16を有する歯列矯正用ブラケット10において、レール部16にブラケット本体14の脱落防止用のストッパー部19と、ブラケット本体14の摺動の位置を所望位置に固定するのに用いるフック20を有し、しかも、必要時にブラケット本体14を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして基台12の定められた位置に固定するためにレール部16の相対向する位置にそれぞれ2組の貫通孔21と、これに嵌合できるコ字型ピン22を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯の並び方を矯正するための歯列矯正用ブラケットに関し、より詳細には、歯の遠心移動、近心移動の歯列の矯正を容易に行うことができると共に、歯の上、下の噛合いの矯正を必要とする歯の挺出、又は圧下の矯正を有効に行うことができる歯列矯正用ブラケットに関する。
従来から、歯並びに悩む患者の歯列の矯正は、金属製や、樹脂製からなる複数個の歯列矯正用ブラケットを用い、それぞれの歯列矯正用ブラケットに連結して取り付けられたアーチワイヤで強制される弾性回復力によって行っている。この歯列矯正用ブラケットは、アーチワイヤを収納して保持するために設けられている溝であるアーチワイヤスロットの軸線を噛合い面線に平行にすると共に、ブラケット本体の中心を歯の軸線に合わせ、アーチワイヤを取り付けた時にアーチワイヤが略直線状態になるようにしてブラケットポジションを設定し直接患者の複数の歯のそれぞれに接着剤で接合して固定している。これらの配列する歯列矯正用ブラケットは、アーチワイヤをアーチワイヤスロットに横断させるように保持して配設し、アーチワイヤの両方の終端をバッカルチューブに挿入すると共に、アーチワイヤを歯列矯正用ブラケットにオーリングで挿通自在に固定して連結している。そして、歯列の矯正は、適正な位置に前歯側から奥歯側への移動である遠心移動や、奥歯側から前歯側への移動である近心移動をさせることによって行っている。
通常、歯列の矯正には、叢生のような歯等の抜歯を行った後に、矯正を行うことが多いが、抜歯部分への他の歯の遠心移動や、近心移動を行うと同時に、小臼歯の上下の噛合いの修正や、捻転の除去を行う必要があるので、歯列矯正用ブラケットを歯に接合するためのブラケットポジションの設定が極めて重要となっている。また、抜歯を行わないものの、歯並びの悪い患者の歯列の矯正にも、歯列矯正用ブラケットを歯に接合する時のブラケットポジションの設定が極めて重要となっている。また、歯列矯正用ブラケットを歯のブラケットポジションに正確に接合させるためには、アーチワイヤスロットの軸線を噛合い面線と平行にするための位置や、方向性、ブラケット本体の中心を歯の軸線と合わせるための位置や、方向性、及び、歯に対するブラケット本体の傾きを正確に合わせることが重要となっている。
従来の歯列矯正用ブラケットには、アーチワイヤを挿通させる部分であるアーチワイヤスロットの強度的向上と、アーチワイヤとの摩擦抵抗を下げることで歯への負担を軽減するために、アーチワイヤスロットの形成方向に対して直交方向に貫通孔を設け、この貫通孔に挿抜自在の固定ピンを設けるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−185428号公報
しかしながら、前述したような従来の歯列矯正用ブラケットは、次のような問題がある。
従来のブラケット本体が移動しない歯列矯正用ブラケットは、ブラケットポジションに正確に接合さえすれば、アーチワイヤを締め付けることで矯正を要する歯を適正な位置に遠心移動や、近心移動をさせることができるが、上、下の歯の噛合いの変化によってブラケットポジションの修正が必要となり、ブラケット本体とアーチワイヤを幾度も付け替えなければならないという問題が発生し、矯正のための時間がかかると共に、患者に負担を掛けることとなっている。一方、例えば、上、下の歯の対向する小臼歯の一方側が無い場合に、ブラケット本体の移動が可能な歯列矯正用ブラケットを装着した小臼歯は、歯を適正な位置に遠心移動や、近心移動をさせて矯正するまでに自然挺出して噛合いが悪くなる問題を抱えている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、必要に応じてブラケット本体を固定できるようにして用いたり、移動できるようにして用いることで歯列の矯正を行うことができる歯列矯正用ブラケットを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る歯列矯正用ブラケットは、歯の曲面に合う接着面を備える接着板と、接着板に接合される平面視して略矩形状で上面が平面状、又は歯の上、下方向に対応する方向の中央部を上面側に突出する凸状彎曲からなる基台と、基台の上面である滑走面上に歯の上、下方向に摺動自在からなるブラケット本体が搭載されて有し、基台の上面に滑走面の長手方向に沿って中間に目視可能な正中線を有すると共に、長手方向両辺部のそれぞれにブラケット本体の摺動用のコ字状隙間からなるレール部を有する歯の並び方を矯正するための歯列矯正用ブラケットにおいて、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための滑走面から突出してレール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時にブラケット本体を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして基台の定められた位置に固定するためにレール部の相対向する位置にそれぞれ2組の貫通孔と、貫通孔に嵌合できるコ字型ピンを有する。
ここで、上記の歯列矯正用ブラケットは、コ字型ピンの先端部に探釘で突き押して貫通孔からコ字型ピンを押し出すための窪みを有するのがよい。
前記目的に沿う本発明に係る歯列矯正用ブラケットは、歯の曲面に合う接着面を備える接着板と、接着板に接合される平面視して略矩形状で上面が平面状、又は歯の上、下方向に対応する方向の中央部を上面側に突出する凸状彎曲からなる基台と、基台の上面である滑走面上に歯の上、下方向に摺動自在からなるブラケット本体が搭載されて有し、基台の上面に滑走面の長手方向に沿って中間に目視可能な正中線を有すると共に、長手方向両辺部のそれぞれにブラケット本体の摺動用のコ字状隙間からなるレール部を有する歯の並び方を矯正するための歯列矯正用ブラケットにおいて、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための滑走面から突出してレール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時にブラケット本体を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして基台の定められた位置に固定するために滑走面上に当接して両側部のそれぞれがレール部の相対向するコ字状隙間に挿入できる2つのスペーサーを有する。
ここで、上記の歯列矯正用ブラケットは、スペーサーの裏面側側面部に探釘で引っ掛けてスペーサーを取り外すための切り欠き部を有するのがよい。
前記目的に沿う本発明に係る歯列矯正用ブラケットは、歯の曲面に合う接着面を備える接着板と、接着板に接合される平面視して略矩形状で上面が平面状、又は歯の上、下方向に対応する方向の中央部を上面側に突出する凸状彎曲からなる基台と、基台の上面である滑走面上に歯の上、下方向に摺動自在からなるブラケット本体が搭載されて有し、基台の上面に滑走面の長手方向に沿って中間に目視可能な正中線を有すると共に、長手方向両辺部のそれぞれにブラケット本体の摺動用のコ字状隙間からなるレール部を有する歯の並び方を矯正するための歯列矯正用ブラケットにおいて、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための滑走面から突出してレール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時にブラケット本体を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして基台の定められた位置に固定するためにレール部のいずれか一方の外側に当接する基部と、基部からレール部両端のフックの下側をレール部の一方側から他方側に延設して先端部にレール部の他方側で嵌着自在の爪部を設ける第1のアームと、基部からブラケット本体の突出部の上側をレール部の一方側から他方側に延設する第2のアームを備える弾力性金属板からなる留め具を有する。
ここで、上記の歯列矯正用ブラケットは、留め具の第1のアームの爪部に探釘を引っ掛けて他方側のレール部両端から第1のアームを取り外すための引っ掛け部を有するのがよい。
請求項1又はこれに従属する請求項2記載の歯列矯正用ブラケットは、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための滑走面から突出してレール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時にブラケット本体を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして基台の定められた位置に固定するためにレール部の相対向する位置にそれぞれ2組の貫通孔と、貫通孔に嵌合できるコ字型ピンを有するので、必要に応じてレール部に設ける貫通孔と、この貫通孔にコ字型ピンを差込んでブラケット本体を基台の一定位置に固定させて歯列矯正を行うことができ、あるいは、必要に応じてブラケット本体を基台上の所望する位置に摺動させて固定し歯列矯正を行うことができる。
特に、請求項2記載の歯列矯正用ブラケットは、コ字型ピンの先端部に探釘で突き押して貫通孔からコ字型ピンを押し出すための窪みを有するので、貫通孔から容易にコ字型ピンを取り外すことができる。
請求項3又はこれに従属する請求項4記載の歯列矯正用ブラケットは、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための滑走面から突出してレール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時にブラケット本体を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして基台の定められた位置に固定するために滑走面上に当接して両側部のそれぞれがレール部の相対向するコ字状隙間に挿入できる2つのスペーサーを有するので、必要に応じてレール部の相対向するコ字状隙間に挿入できる2つのスペーサーでブラケット本体を基台の一定位置に固定させて歯列矯正を行うことができ、あるいは、必要に応じてブラケット本体を基台上の所望する位置に摺動させて固定し歯列矯正を行うことができる。
特に、請求項4記載の歯列矯正用ブラケットは、スペーサーの裏面側側面部に探釘で引っ掛けてスペーサーを取り外すための切り欠き部を有するので、基台上から容易にスペーサーを取り外すことができる。
請求項5又はこれに従属する請求項6記載の歯列矯正用ブラケットは、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、基台のレール部両端のそれぞれにブラケット本体の歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための滑走面から突出してレール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時にブラケット本体を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして基台の定められた位置に固定するためにレール部のいずれか一方の外側に当接する基部と、基部からレール部両端のフックの下側をレール部の一方側から他方側に延設して先端部にレール部の他方側で嵌着自在の爪部を設ける第1のアームと、基部からブラケット本体の突出部の上側をレール部の一方側から他方側に延設する第2のアームを備える弾力性金属板からなる留め具を有するので、必要に応じてレール部のいずれか一方の外側に当接する基部と、基部からレール部両端のフックの下側をレール部の一方側から他方側に延設する第1のアームと、基部からブラケット本体の鍔部の上側をレール部の一方側から他方側に延設する第2のアームを備える留め具でブラケット本体を基台の一定位置に固定させて歯列矯正を行うことができ、あるいは、必要に応じてブラケット本体を基台上の所望する位置に摺動させて固定し歯列矯正を行うことができる。
特に、請求項6記載の歯列矯正用ブラケットは、留め具の第1のアームの爪部に探釘を引っ掛けて他方側のレール部両端から第1のアームを取り外すための引っ掛け部を有するので、基台上から容易に留め具を取り外すことができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した場合の最良の形態について説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る歯列矯正用ブラケットの平面図、側面図、図2(A)〜(C)はそれぞれ同歯列矯正用ブラケットの接着板及び基台の平面図、A−A’線縦断面図、B−B’線拡大縦断面図、図3(A)〜(C)はそれぞれ同歯列矯正用ブラケットのブラケット本体の平面図、C−C’線縦断面図、D−D’線縦断面図、図4(A)〜(C)はそれぞれ同変形例の歯列矯正用ブラケットの平面図、E−E’線縦断面図、F−F’線縦断面図、図5(A)、(B)はそれぞれ同他の変形例の歯列矯正用ブラケットの平面図、側面図である。
図1(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る歯列矯正用ブラケット10は、歯の曲面に合う接着面を備える接着板11と、この接着板11に接合される平面視して略矩形状で上面が平面状、あるいは、上面が歯の上、下方向に対応する方向の中央部上面側に突出する凸状彎曲からなる基台12を有している。また、歯列矯正用ブラケット10は、基台12の上面である平面状、あるいは、凸状彎曲からなる滑走面13上に歯の上、下方向に摺動自在からなるブラケット本体14が搭載されて有し、歯の並び方を矯正するために用いられている。なお、図は全て平面状で示している。
図2(A)〜(C)に示すように、上記の歯列矯正用ブラケット10を構成する接着板11は、アルミナや、窒化アルミニウム等のセラミック製、エポキシや、シリコン等の硬質樹脂製、あるいは、ステンレスや、チタン合金等の金属製等からなり、歯の曲面に合う接着面が、例えば、中央部を凹ました凹状彎曲を有し、歯に直接当接されて樹脂等からなる接着剤を介して極めて安定して接合できるようになっている。また、上記の歯列矯正用ブラケット10を構成する基台12は、アルミナや、窒化アルミニウム等のセラミック製、エポキシや、シリコン等の硬質樹脂製、あるいは、ステンレスや、チタン合金等の金属製等からなり、接着板11を介して歯に接合できるようになっている。この基台12は、滑走面13上にブラケット本体14が搭載できるように加工されている。そして、基台12には、上面に滑走面13の長手方向である歯の上、下方向に摺動自在となる方向に沿って、中間となる位置に目視可能な切り込みや、溝や、ケガキ等からなる正中線15を有している。歯列矯正用ブラケット10は、この正中線15によって、それぞれの歯の軸心に正確に合わせ易くすることができる。更に、基台12には、長手方向両辺部のそれぞれにブラケット本体14を両側から挟み込んで滑走面13上を摺動させるための断面視してコ字状隙間からなるレール部16を有している。なお、基台12の下面の形状は、特に限定するものではなく、例えば、平面状であってもよく、あるいは、歯の形状に倣うような歯の上、下方向に対応する方向の中央部を凹ました凹状彎曲であってもよい。
図3(A)〜(C)に示すように、上記の歯列矯正用ブラケット10を構成するブラケット本体14は、基台12の滑走面13上に載置される部分である底部17がそれぞれの滑走面13に応じて対応できる形状である平面状、あるいは凹状彎曲状のスライディングプレート18からなっている。また、このブラケット本体14の底部17には、底部17を横断し、底部17の表面から一部が盛り上がって突出する枕木状の円柱棒体からなり、基台12の滑走面13上に当接させて滑らすための2本のスライディングバー(図示せず)が適当な間隔を持って平行するようにして設けられていてもよい。スライディングプレート18や、スライディングバーは、ブラケット本体14から延設して突出する両端部のそれぞれが基台12のレール部16に装着されるようになっている。なお、ブラケット本体14には、基台12に設けられた正中線15と方向を一致させるために基台12の摺動方向に沿う側の中間となる位置に目視が可能な切り込みや、溝や、ケガキ等からなる正中線15aを有するのがよい。
上記の歯列矯正用ブラケット10には、基台12にレール部16両端のそれぞれにブラケット本体14を滑走面13から脱落させないための脱落防止用のストッパー部19が設けられている。また、この基台12には、レール部16両端のそれぞれにブラケット本体14の歯の上、下の摺動方向の所望する位置で自由に固定するために用いられるフック20が設けられている。フック20は、滑走面13から突出し、レール部16の上部が延設して設けられており、樹脂や、スチールや、ステンレス等からなるリガチャーワイヤ等で引っ掛けてブラケット本体14を基台12に固定できるようにしている。しかも、上記の基台12には、必要時にブラケット本体14を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして、基台12の定められた位置に固定するために、それぞれのレール部16の相対向する位置に2組の貫通孔21を有している。そして、ブラケット本体14が装着された歯列矯正用ブラケット10は、基台12に設けた貫通孔21に嵌合できるコ字型ピン22を差込むことで必要時にブラケット本体14を歯の上、下方向両側から挟み込むんで定められた位置に固定できるようにしている。このコ字型ピン22は、特に、材質を限定するものではないが、エポキシや、シリコン等の硬質樹脂や、あるいは、ステンレスや、チタン合金等の金属等を用いてコ字状に形成することができる。
上記のコ字型ピン22の2つの先端部には、探釘で突き押して貫通孔21からコ字型ピン22を押し出し易くするための窪み23を有するのがよい。この窪み23によって、コ字型ピン22には、探釘をコ字型ピン22の中心部に当接させて押圧することができ、貫通孔21から容易にコ字型ピン22を取り出すことができる。
次に、図4(A)〜(C)を参照しながら、本発明の一実施の形態に係る歯列矯正用ブラケットの変形例を説明する。
図4(A)〜(C)に示すように、歯列矯正用ブラケット10の変形例の歯列矯正用ブラケット10aは、歯列矯正用ブラケット10と同様に、歯の曲面に合う接着面を備える接着板11と、この接着板11に接合される上面が平面状、又は凸状彎曲からなる基台12を有している。また、歯列矯正用ブラケット10aは、歯列矯正用ブラケット10と同様に、基台12の上面である滑走面13上にブラケット本体14が搭載されて有し、歯の並び方を矯正するために用いられている。そして、歯列矯正用ブラケット10aは、必要時にブラケット本体14を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして、基台12の定められた位置に固定するために、滑走面13に当接させて両側部のそれぞれがレール部16の相対向するコ字状隙間に挿入できる2つのスペーサー24を有している。このスペーサー24は、特に、材質を限定するものではないが、アルミナや、窒化アルミニウム等のセラミックや、エポキシや、シリコン等の硬質樹脂や、あるいは、ステンレスや、チタン合金等の金属等を用いて板状に形成することができる。そして、それぞれのスペーサー24は、例えば、コ字状隙間の差込む側の一方の先端部を先細りになるように加工して傾斜させ、この傾斜を設けた一方の先端部側を最初に一方のコ字状隙間に差込んだ後に、他方の先端部側を他方のコ字状隙間に嵌合させるようにして押し込んでいる。これにより、ブラケット本体14が装着された歯列矯正用ブラケット10aは、必要時にブラケット本体14を歯の上、下方向両側から挟み込むんで定められた位置に固定できるようにしている。なお、スペーサー24には、スペーサー24と隣接するブラケット本体14の側部を上部から重ね合わせることができるような出っ張り部(図示せず)を設けることもできる。
上記のそれぞれのスペーサー24の裏面側側面部には、探釘で引っ掛けてレール部16からスペーサー24を取り外すための切り欠き部25を有するのがよい。この切り欠き部25によって、スペーサー24には、探釘を引っ掛けて引き出すことができ、レール部16から容易にスペーサー24を取り外すことができる。
次に、図5(A)、(B)を参照しながら、本発明の一実施の形態に係る歯列矯正用ブラケットの他の変形例を説明する。
図5(A)、(B)に示すように、歯列矯正用ブラケット10の他の変形例の歯列矯正用ブラケット10bは、歯列矯正用ブラケット10、10aと同様に、歯の曲面に合う接着面を備える接着板11と、この接着板11に接合される上面が平面状、又は凸状彎曲からなる基台12を有している。また、歯列矯正用ブラケット10bは、歯列矯正用ブラケット10、10aと同様に、基台12の上面である滑走面13上にブラケット本体14が搭載されて有し、歯の並び方を矯正するために用いられている。そして、歯列矯正用ブラケット10bは、必要時にブラケット本体14を歯の上、下方向両側から挟み込むようにして、基台12の定められた位置に固定するために弾力性金属板からなる櫛状の留め具26を有している。この弾力性金属板からなる留め具26は、特に、材質を限定するものではないが、弾力性のあるバネ鋼等を用いて形成することができる。留め具26は、棒状の基部27と、基部27から同一の直角方向にそれぞれ2本づつ延設する第1のアーム28と、第2のアーム29とで構成されている。基部27は、基台12のレール部16のいずれか一方の外側に長手方向が当接できるようになっている。また、第1のアーム28は、基部27の両端から直角方向にそれぞれレール部16両端のフック20の下側をレール部16の一方側から他方側に延設し、先端部にレール部16の他方側で嵌着自在となる爪部30を設けている。更に、第2のアーム29は、基部27からレール部16の上側を跨いで、ブラケット本体14の歯の上、下方向両端のそれぞれに当接するようにしてレール部16の一方側から他方側に延設して設けられている。これにより、ブラケット本体14が装着された歯列矯正用ブラケット10bは、必要時にブラケット本体14を歯の上、下方向両側から挟み込むんで定められた位置に固定できるようにしている。
上記の留め具26のそれぞれの第1のアーム28の爪部30には、探釘で引っ掛けてレール部16から第1のアーム28を取り外すための引っ掛け部31を有するのがよい。この引っ掛け部31によって、第1のアーム28には、探釘を引っ掛けてバネ力を利用して押しつけることができ、レール部16から容易に留め具26を取り外すことができる。
次いで、歯列矯正用ブラケット10、10a、10bを用いて、歯並びに悩む患者の歯列を矯正するための方法を簡単に説明する。
先ず、歯列矯正用ブラケット10、10a、10bは、それぞれコ字型ピン22、スペーサー24、留め具26を用いて基台12にブラケット本体14を固定している。そして、それぞれの歯のブラケットポジションに歯列矯正用ブラケット10、10a、10bを接着剤で接合して固定している。このブラケットポジションの設定は、ステンレスや、コバルト合金や、チタン合金等からなるアーチワイヤ32を収納して保持するために設けられている溝であるブラケット本体14のアーチワイヤスロット33の軸線を歯の噛合い面線に平行にすると共に、基台12に設けられた正中線15を歯の軸線に合わせ、アーチワイヤ32を取り付けた時にアーチワイヤ32が略直線状態になれるようにして行っている。次いで、歯列の矯正には、丸型や、角型のアーチワイヤ32をアーチワイヤスロット33に横断させるように保持して配設している。更に、アーチワイヤ32は、両方の終端を引っ張って固持するために歯に接着させたバッカルチューブに挿入して締め付けるようにして取り付けて連結している。そして、歯列の矯正は、アーチワイヤ32で強制される曲げ力や、引っ張り力によって、矯正を要する歯を適正な位置に前歯側から奥歯側への移動である遠心移動や、奥歯側から前歯側への移動である近心移動をさせることによって行っている。
なお、ブラケット本体14のアーチワイヤスロット33の形状は、図では、底部17に対して若干傾斜を持たせてあるが、特に、傾斜を必要とするものではない。また、必要に応じて、アーチワイヤ32は、ブラケット本体14の摺動方向の両側部に、アーチワイヤスロット33を挟んで上、下方向外側まで延設するウイング34にオーリング等の弾性体で締め付けてアーチワイヤスロット33からの脱落を防止することができる。あるいは、必要に応じて、アーチワイヤ32は、基台12の滑走面13上を摺動する摺動方向のブラケット本体14に設けられている貫通孔であるバーティカルスロット35(図3(B)参照)にピンや、スプリング等を差込んで一つ歯単独で歯牙を移動させたり、傾斜させたりすることができる。アーチワイヤスロット33からの脱落を防止することもできる。更に、ブラケット本体14のウイング34の形状は、歯の上、下方向に傾斜しており、アーチワイヤ32をアーチワイヤスロット33に留めるためのオーリングが引っ掛かりやすいようにしてある。
次に、小臼歯等の上、下の噛合いの矯正を要する歯には、この歯に取り付けてある歯列矯正用ブラケット10、10a、10bのそれぞれのブラケット本体14を固定しているコ字型ピン22、スペーサー24、留め具26を取り外してブラケット本体14を基台12の滑走面13上で摺動自在となることができる状態としている。そして、上、下の噛合いの矯正を要する歯の内の歯先側に突出している歯を圧下(歯根側に引っ込める)する場合には、歯列矯正用ブラケット10、10a、10bの基台12の歯先側のフック20と、ブラケット本体14の歯根側のウイング34にリガチャーワイヤを取り付けて締め付けている。これによって、歯先側に突出している歯は、ブラケット本体14が歯の歯先側に押し出されることで、アーチワイヤ32には圧下のための張力が働き、歯が歯根側に引っ込められることになる。また、上、下の噛合いの矯正を要する歯の内の歯根側に引き下がっている歯を挺出(歯先側に引っ張り出す)する場合には、歯列矯正用ブラケット10、10a、10bの基台12の歯根側のフック20と、ブラケット本体14の歯先側のウイング34にリガチャーワイヤを取り付けて締め付けている。そして、歯根側に引き下がっている歯は、ブラケット本体14が歯の歯先側に押し出されることで、アーチワイヤ32には挺出のための張力が働き、歯が歯先側に引き出されることになる。なお、基台12にブラケット本体14を所望の位置に固定するには、ブラケット本体14を所望の位置に移動させた後、基台12とブラケット本体14との間の隙間に樹脂を充填し、硬化させて固定しても良い。
本発明の歯列矯正用ブラケットは、エッジワイズ歯列矯正法や、ティップエッジ歯列矯正法に適用することができる。
(A)、(B)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る歯列矯正用ブラケットの平面図、側面図である。 (A)〜(C)はそれぞれ同歯列矯正用ブラケットの接着板及び基台の平面図、A−A’線縦断面図、B−B’線拡大縦断面図である。 (A)〜(C)はそれぞれ同歯列矯正用ブラケットのブラケット本体の平面図、C−C’線縦断面図、D−D’線縦断面図である。 (A)〜(C)はそれぞれ同変形例の歯列矯正用ブラケットの平面図、E−E’線縦断面図、F−F’線縦断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ同他の変形例の歯列矯正用ブラケットの平面図、側面図である。
符号の説明
10、10a、10b:歯列矯正用ブラケット、11:接着板、12:基台、13:滑走面、14:ブラケット本体、15、15a:正中線、16:レール部、17:底部、18:スライディングプレート18、19:ストッパー部、20:フック、21:貫通孔、22:コ字型ピン、23:窪み、24:スペーサー、25:切り欠き部、26:留め具、27:基部、28:第1のアーム、29:第2のアーム、30:爪部、31:引っ掛け部、32:アーチワイヤ、33:アーチワイヤスロット、34:ウイング、35:バーティカルスロット

Claims (6)

  1. 歯の曲面に合う接着面を備える接着板と、該接着板に接合される平面視して略矩形状で上面が平面状、又は前記歯の上、下方向に対応する方向の中央部を上面側に突出する凸状彎曲からなる基台と、該基台の上面である滑走面上に前記歯の上、下方向に摺動自在からなるブラケット本体が搭載されて有し、前記基台の上面に前記滑走面の長手方向に沿って中間に目視可能な正中線を有すると共に、長手方向両辺部のそれぞれに前記ブラケット本体の摺動用のコ字状隙間からなるレール部を有する歯の並び方を矯正するための歯列矯正用ブラケットにおいて、
    前記基台のレール部両端のそれぞれに前記ブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、前記基台のレール部両端のそれぞれに前記ブラケット本体の前記歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための前記滑走面から突出して前記レール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時に前記ブラケット本体を前記歯の上、下方向両側から挟み込むようにして前記基台の定められた位置に固定するために前記レール部の相対向する位置にそれぞれ2組の貫通孔と、該貫通孔に嵌合できるコ字型ピンを有することを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  2. 請求項1記載の歯列矯正用ブラケットにおいて、前記コ字型ピンの先端部に探釘で突き押して前記貫通孔から前記コ字型ピンを押し出すための窪みを有することを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  3. 歯の曲面に合う接着面を備える接着板と、該接着板に接合される平面視して略矩形状で上面が平面状、又は前記歯の上、下方向に対応する方向の中央部を上面側に突出する凸状彎曲からなる基台と、該基台の上面である滑走面上に前記歯の上、下方向に摺動自在からなるブラケット本体が搭載されて有し、前記基台の上面に前記滑走面の長手方向に沿って中間に目視可能な正中線を有すると共に、長手方向両辺部のそれぞれに前記ブラケット本体の摺動用のコ字状隙間からなるレール部を有する歯の並び方を矯正するための歯列矯正用ブラケットにおいて、
    前記基台のレール部両端のそれぞれに前記ブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、前記基台のレール部両端のそれぞれに前記ブラケット本体の前記歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための前記滑走面から突出して前記レール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時に前記ブラケット本体を前記歯の上、下方向両側から挟み込むようにして前記基台の定められた位置に固定するために前記滑走面上に当接して両側部のそれぞれが前記レール部の相対向するコ字状隙間に挿入できる2つのスペーサーを有することを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  4. 請求項3記載の歯列矯正用ブラケットにおいて、前記スペーサーの裏面側側面部に探釘で引っ掛けて前記スペーサーを取り外すための切り欠き部を有することを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  5. 歯の曲面に合う接着面を備える接着板と、該接着板に接合される平面視して略矩形状で上面が平面状、又は前記歯の上、下方向に対応する方向の中央部を上面側に突出する凸状彎曲からなる基台と、該基台の上面である滑走面上に前記歯の上、下方向に摺動自在からなるブラケット本体が搭載されて有し、前記基台の上面に前記滑走面の長手方向に沿って中間に目視可能な正中線を有すると共に、長手方向両辺部のそれぞれに前記ブラケット本体の摺動用のコ字状隙間からなるレール部を有する歯の並び方を矯正するための歯列矯正用ブラケットにおいて、
    前記基台のレール部両端のそれぞれに前記ブラケット本体の脱落防止用のストッパー部を有すると共に、前記基台のレール部両端のそれぞれに前記ブラケット本体の前記歯の上、下方向の摺動の位置を所望する位置に固定するのに用いるリガチャーワイヤを引っ掛けるための前記滑走面から突出して前記レール部の上部が延設するフックを有し、しかも、必要時に前記ブラケット本体を前記歯の上、下方向両側から挟み込むようにして前記基台の定められた位置に固定するために前記レール部のいずれか一方の外側に当接する基部と、該基部から前記レール部両端の前記フックの下側を前記レール部の一方側から他方側に延設して先端部に前記レール部の他方側で嵌着自在の爪部を設ける第1のアームと、前記基部から前記ブラケット本体の突出部の上側を前記レール部の一方側から他方側に延設する第2のアームを備える弾力性金属板からなる留め具を有することを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  6. 請求項5記載の歯列矯正用ブラケットにおいて、前記留め具の第1のアームの爪部に探釘を引っ掛けて他方側の前記レール部両端から前記第1のアームを取り外すための引っ掛け部を有することを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
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