JP2007306973A - 飲料作成器 - Google Patents

飲料作成器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007306973A
JP2007306973A JP2006136509A JP2006136509A JP2007306973A JP 2007306973 A JP2007306973 A JP 2007306973A JP 2006136509 A JP2006136509 A JP 2006136509A JP 2006136509 A JP2006136509 A JP 2006136509A JP 2007306973 A JP2007306973 A JP 2007306973A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
scatter
beverage
small
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006136509A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takizawa
広幸 滝澤
Tetsuya Ozawa
徹也 小澤
Tetsuhiko Shimizu
哲彦 志水
Seisan Uchiyama
聖参 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Izumi Co Ltd
Original Assignee
Izumi Products Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Izumi Products Co filed Critical Izumi Products Co
Priority to JP2006136509A priority Critical patent/JP2007306973A/ja
Publication of JP2007306973A publication Critical patent/JP2007306973A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

【課題】飲料抽出用ロートに対するお湯の滴下位置や滴下時期(タイミング)あるいは滴下量を変化させることにより、風味に富むおいしい飲料を抽出できるようにする。
【解決手段】飲料抽出ロート76の上方にあってお湯注出口から流出するお湯を飲料抽出ロート76に導くスキャッタ70と、スキャッタ70および飲料抽出ロート76の少なくとも一方を他方に対して相対的に回転駆動する回転駆動部22と、を備え、スキャッタ70の内部は底面から立上がる仕切壁70Aによって複数の小部屋70B、70Cに仕切られ、所定の小部屋70Bに注入したお湯を仕切壁70Aを越えて隣接する小部屋70Cに流入させると共に、各小部屋70B、Cに設けたお湯の滴下孔70D、Eから飲料抽出ロート76にお湯を滴下させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、コーヒー粉などを入れた飲料抽出用ロートにお湯を注ぎコーヒー液などの抽出液を抽出する飲料作成器に関するものである。
コーヒー粉を入れたコーヒーロートに高温のお湯を注いでコーヒーを抽出し、滴下したコーヒー液を集めるドリップ式、例えばペーパーフィルタを用いたドリップ式などのいわゆるレギュラーコーヒー用のコーヒーメーカーが公知である。
特開2005−143702 実開昭52−204528 実公昭51−45433
特許文献1には、コーヒー抽出用ロートの上方にお湯を分散させて注ぐスキャッタを回転させることによってお湯を注ぐものが示されている。ここにスキャッタは水平かつ平坦な底面を持つ有底円筒状であり、この底面に多数の滴下孔を形成する一方、お湯はこのスキャッタの中央上方から注入するものである。
特許文献2には、一回転するスキャッタ(出湯ケース14)に環状の外周出湯部(16)と、この外周出湯部(16)で囲まれた中央出湯部(18)とを設けたものが示されている。ここに外周出湯部(16)の周方向の一部に中央出湯部(18)を膨出させ、給湯パイプ(揚湯管8)の注出口(開口端9)を外周出湯部(16)の上方に臨ませたものである。そしてスキャッタの回転中には外周出湯部(16)にお湯を注入して抽出用ロート(コーヒーバスケット11)の外周寄りにお湯を滴下する一方、スキャッタの回転終了時には注出口から中央出湯部(16)にお湯が注入されて抽出用ロートの中央付近にお湯を滴下するものである。
特許文献3には抽出ロート(コーヒー粉末容器11)の上方にスキャッタ(熱湯分散器15)を設けたものが示されている。ここに抽出ロートとスキャッタとは回転せず、またスキャッタの内側底面には中心部を高く周辺に拡大するに従って低くした段丘を設け、かつ中心部を小さく周辺に拡大するに従って大きくした滴下孔(熱湯落下孔17)を設けたものである。この結果、熱湯が分散平均してロートに落下するようにしたものである。
すなわち、スキャッタにお湯を注ぐ際にスキャッタの中央付近にお湯が集中して当たることを考慮して、中央付近に注がれるお湯を段丘状の底面によって周辺に導き、この周辺に設ける滴下孔を中央付近の滴下孔より大きくすることにより、お湯を平均に分散させるものである。
特許文献1に示されたものは、回転するスキャッタは平坦な底面からお湯を抽出用ロートに対して全面に平均的に散布するものであった。しかしお湯は飲料抽出ロートの全面に均等に散布するのが良いとは限らない。例えばコーヒーの場合は、最初中央にお湯を注ぎ、コーヒー粉を蒸らせてから時間差をもって外周に沿ってお湯を注ぐことがある。このように飲料によってお湯の注ぎ方を変えるのが望ましい場合がある。しかし特許文献1のものではこのような要求に対応できない。
特許文献2のものはスキャッタ(出湯ケース14)を1回転させるだけであり、お湯をためて抽出用ロートに対する滴下量を管理するものでもないから、抽出時のお湯の滴下位置や量をデリケートに変化させることができない。
特許文献3のものはスキャッタもロートも回転しないが、お湯をロートに平均的に分散させるという目的は特許文献1のものと変わらない。従って特許文献1と同様な不都合、すなわちロートの中央と周辺とに時間差をもって滴下したり滴下位置ごとの滴下量を管理することができず、飲料によってお湯の注ぎ方を適切に設定することができない、という不都合がある。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、飲料抽出用ロートに対するお湯の滴下位置や滴下時期(タイミング)あるいは滴下量を変化させることにより、風味に富むおいしい飲料を抽出できるようにした飲料作成器を提供することを目的とする。
この発明によればこの目的は、本体の上壁部に設けたお湯注出口から流出するお湯を飲料抽出ロートに注ぎ、この飲料抽出用ロートで抽出された抽出液をこの飲料抽出ロートの下方に設けた容器に集める飲料作成器において、前記飲料抽出ロートの上方にあって前記お湯注出口から流出するお湯を前記飲料抽出ロートに導くスキャッタと、前記スキャッタおよび飲料抽出ロートの少なくとも一方を他方に対して相対的に回転駆動する回転駆動部と、を備え、前記スキャッタの内部は底面から立上がる仕切壁によって複数の小部屋に仕切られ、所定の小部屋に注入したお湯を前記仕切壁を越えて隣接する小部屋に流入させると共に、各小部屋に設けたお湯の滴下孔から前記飲料抽出ロートにお湯を滴下させることを特徴とする飲料作成器、により達成される。
スキャッタは内側が下方に陥没しその底面から側壁が立上がって周縁が高くなった略カップ状であり、内部は底面から立上がる仕切壁によって複数の小部屋に仕切り、所定の小部屋に注入したお湯を仕切壁を越えて(オーバーフローさせて)隣接する小部屋に流入させるので、このスキャッタと飲料抽出ロートとの相対回転により時間差をもって異なる小部屋の滴下孔からお湯は円を描きながら飲料抽出ロートに落ちることになる。またお湯を注入する小部屋の湯面が仕切壁の高さに達するまでの時間遅れをもってお湯が出る滴下孔が変化する。このため仕切壁の高さや位置(回転中心からの距離)、あるいは滴下孔の孔径、スキャッタの相対回転速度、回転方向などを適切に設定することにより、飲料抽出ロートに対するお湯の滴下条件を変えることができ、風味に富むおいしい飲料の抽出が可能になる。
スキャッタはロートに対して相対的に回転していればよく、これらの一方を回転させたり、両方を非等速に回転させてもよい。スキャッタを回転させる場合にスキャッタの所定の小部屋にお湯を注入するためには、スキャッタと同速度で回転するお湯受け皿を設けておけばよい。なおお湯を注ぐ特定の小部屋をスキャッタの回転中心を含む中央位置に配置した場合には、この回転中心付近の上方にお湯の注入口を配置すればすむので、この場合はお湯受け皿を省くことが可能である。
お湯受け皿を設ける場合は、本体の上壁部に垂直な駆動軸を設け、これを回転駆動部によって回転させる一方、この駆動軸にスキャッタを取付けたお湯受け皿を着脱可能に取付けることができる。すなわちお湯受け皿をこの駆動軸に吊り下げて回転させると共に、このお湯受け皿と一体にスキャッタを回転させるものである。お湯は仕切壁の上縁を乗り越えて隣りの小部屋に流入するが、仕切壁にお湯を通す孔や切欠きを有する場合は、この孔や切欠きの下縁が実質的に仕切壁の上縁となる。
仕切壁を複数持ち3以上の小部屋を設ける場合には、少なくとも一部の仕切壁を異なる高さにすることができる(請求項2)。なお全ての仕切壁を同じ高さにしてもよいのは勿論である。また全ての小部屋の底面を共通の平面(水平面)上に位置させてスキャッタの底板を水平な板状としてもよいが(請求項5)、一部の小部屋の底面の高さを変化させてもよい(請求項6)。この場合は底面の高さを変えることにより小部屋の容積を変化させることができる。すなわち小部屋に収容するお湯の量を変えることができる。
スキャッタの小部屋の湯面が、相対回転軸から遠い滴下孔を持つ小部屋の湯面より順番に高くなるように仕切壁の高さを設定することができる(請求項3)。例えば、仕切壁をスキャッタの中心軸に対して同軸に形成し、内側の小部屋に注入されたお湯を仕切壁を越えてその外側の小部屋に流入させるように構成するものである(請求項7)。
反対に相対回転軸に近い滴下孔を持つ小部屋の湯面が、相対回転軸から遠い滴下孔を持つ小部屋の湯面より低くなるように仕切壁の高さを設定することができる(請求項4)。例えば、仕切壁をスキャッタの中心軸に対して同軸に形成し、外側の小部屋に注入したお湯を仕切壁を越えてその内側の小部屋に流入させるように構成するものである(請求項8)。
複数の環状の仕切壁を同軸に設け、各仕切壁は中心から外周に向かって順次低くまたは高くすれば、ロートに滴下するお湯の滴下位置と滴下量および時間遅れを中心からの距離に対応して変化させることができる(請求項9)。
仕切壁は環状に限られず、任意の形状が可能である。例えば非同心の環状の仕切壁、非円形で環状の仕切壁でもよいし、平板状の仕切壁を平行に間隔を空けて設けたものでもよい(請求項10)。仕切壁は平板状でなく円弧状であってもよい(請求項11)。すなわち中心軸(相対回転軸)から偏心した円の一部で仕切壁を形成するものである。
各小部屋に設ける滴下孔は1つであってもよいし、複数であってもよい。複数設ける場合は、中心からの距離が異なる位置にすれば、ロートへ滴下するお湯の軌跡となる円の数が増えることになり、お湯の供給をさらに分散させることができる(請求項12)。
スキャッタを回転しかつ仕切壁を環状とする場合、仕切壁は円筒状にするのに代えて径を周方向の位置変化に対して変化させてもよい(請求項13)。例えば平面視で多角形にしたり、星形などであってもよい。この場合仕切壁は回転中心軸を中心とする円に干渉しない範囲で径が変化するようにすれば、本体の上壁部からお湯を注ぐお湯注出口の位置を所定の小部屋に含まれる円に重なるように固定することができる。従ってお湯受け皿が不用になり、構成が簡単になる。なおこの発明で抽出する飲料は、コーヒー、日本茶、紅茶など種々のものであってもよい。
この実施例はアイスコーヒーとホットコーヒーを選択的に作ることができるものであり、本発明はホットコーヒーの抽出モードで用いられる。図1は本発明の一実施例であるコーヒーメーカーのホットコーヒー抽出モードを示す側断面図、図2は同じくアイスコーヒー抽出モードを示す側断面図、図3はそのコーヒー抽出用ロートと抽出液タンクとの結合部を示す分解斜視図、図4はスキャッタを示す平面図(A)と側断面図(B)である。
図1、2において、符号10は本体であり、底部12と、仕切壁14と、上壁部16とを垂直な起立部18で結合したものである。上壁部16には減速モータ22が装填されている。この減速モータ22は減速歯車(図示せず)を内蔵し、出力軸である垂直な駆動軸24は低速で回転する。この駆動軸24にはチャック26によって後記お湯受け皿30を着脱可能に結合する。このチャック26は上壁部16の上面に臨む着脱釦28により開閉される。すなわちモータ22は平面視円形であり、このモータ22の上方を蓋状の着脱釦28が囲む。
この着脱釦28はコイルばねによって上向きに復帰する一方、着脱釦28を下向きに押すと、チャック26を開く(すなわちお湯受け皿30を開放する)ものである。
本体10の底部12の中には、電気ヒータ32が組込まれている。電気ヒータ32は後記水タンク42から水ホース34を介して導かれる水を加熱し高温の(沸騰した)お湯として起立部18内を通る湯パイプ38によって上壁部16に送る。この湯パイプ38の先端がお湯注出口となる。この湯パイプ38の先端がお湯注出口となる。このお湯(熱湯)は上壁部16の下面に駆動軸24に隣接して設けた活性炭フィルタ40を通して前記お湯受け皿30に導かれる。
お湯受け皿30は側断面が略逆傘状であり、その上面には放射方向の多数のリブが形成されると共に、各リブの間にお湯の滴下孔30Aが形成されている。この滴下孔30Aの位置を適切に設定することにより、このお湯受け皿30に取付けられる後記スキャッタ70及びアイスコーヒー抽出用ロート50に対するお湯の滴下位置を変えることができる。この実施例ではこの滴下孔30Aは回転中心軸線Aに近い位置にある。
なおヒータ32は金属パイプに発熱体を巻き付けて略U字状に折曲したもので、その上面には円形の金属板が組付けられ、この金属板は底部12に設けた円形の開口部に下方から嵌め込まれている。この開口部に臨む金属板には後記するジャグ66が載せられ、ホットコーヒー抽出モードではこのジャグ66を保温する。
次に水タンク42を説明する。水タンク42は図1、2に示すように本体10の起立部18の外側面に装填される。すなわち、起立部18は平面視で略半円形であり、水タンク42は平断面が円柱の一部を縦割りにして円弧状の外側面が起立部18の外側面にほぼ滑らかに沿う形状となっている。
この水タンク42は、起立部18に設けた外側面に開く水タンク装填室44に装填される。この水タンク装填室44の底には平面視略台形の凹部44Aが形成される一方、水タンク42の底にはこの凹部44Aに上方からほぼ垂直に係入可能な凸部42Aが形成されている。また水タンク42の上面には内側(水タンク装填室44の奥側)に段部42Bが形成される一方、水タンク42の上面の外側は水タンク装填室44の外側に膨出している。
水タンク装填室44には、この水タンク42側の段部42Bの上方に一定寸法すなわち前記凹部44Aの深さより僅かに大きい寸法離れて対向する段部44Bが形成されている。このため水タンク42は図1、2の装填状態から上方へ引き上げると段部42Bが装填室44の段部44Bに下方から当接してその上方移動が制限される。この状態で水タンク42の上部を外側へ傾けるようにして段部42Bを段部44Bから解放すれば、底の凸部42Aを凹部44Aから脱出させつつ、水タンク42を斜上方へ引き上げることができる。なお水タンク42の平面視円弧状の外側面には、取手42Cが設けられている。
水タンク42の底の凸部42Aには、出水弁46が設けられている。この出水弁46はコイルばねにより常には下方へ移動して出水路を閉じる一方、水タンク42を水タンク装填室44に装填した状態では、凹部44Aに設けた突起44Cによって押し上げられ、出水路を開く。なお凸部42Aと凹部44Aとの対向面間は気密にシールされているため、水タンク42の水は凹部44A内を満たす量だけ流出し、凹部44Aの外へ流出することはない。
この凸部42Aと凹部44Aとで囲まれた小さい空隙の底には前記水ホース34がチェック弁48を介して接続されている。このため水タンク42の水が出水弁46,チェック弁48,水パイプ34を介してヒータ32に導かれ、ヒータ32で加熱されて沸騰すると湯パイプ38,フィルタ40を介してお湯受け皿30に流出する。この時チェック弁48があるため熱湯は水タンク42に逆流することはない。ヒータ32内の水位が下がると水タンク42から水が供給され、以上の動作を継続する。
次にアイスコーヒー抽出モードを図2、3に基づいて説明する。このモードではアイスコーヒー抽出用ロート50をお湯受け皿30に取付ける一方、仕切壁14には冷却器52を載置する。アイスコーヒー抽出用ロート50は、円形の上縁が外側に折り返され、その外周がお湯受け皿30に係合可能である。例えばロート50の上縁外周に鉤状に曲がった溝をその上端が上縁に開くように形成する一方、お湯受け皿30の外周部内面にこの鉤状の溝に係合する突起を形成し、鉤状の溝の上端部分を突起に係合させつつロート50をお湯受け皿30に対して上向きに押し込み、ロート50を僅かに回すことによって鉤状の溝の奥(水平部分)に突起を係合させる結合構造(以下鉤溝結合という。)とすることができる。
冷却器52は有底円筒状のコーヒー液タンク(コーヒー液収容部、本発明の抽出液タンクである)52Aと冷却タンク52Bとを垂直軸(同心軸)Aを中心にして同心に組合せたものであり、コーヒー液タンク52Aはアルミニウムなどの熱伝導性のよい金属製である。コーヒー液タンク52Aは図3に示すように、コーヒー抽出用ロート50に着脱可能に取付けられる。すなわち、コーヒー液タンク52Aの上縁付近には、一対の鉤溝形の切欠き53が形成される一方、コーヒー抽出用ロート50には一対の係合突起53Aが形成され、これら切欠き53と係合突起53Aが鉤溝結合によって係脱可能となる。
なおお湯受け皿30とコーヒー抽出用ロート50も鉤溝結合であるが、この鉤溝結合とコーヒー液タンク52Aをコーヒー抽出用ロート50に結合する鉤溝結合とは、結合方向が共に駆動軸24の回転方向である。すなわち図3では駆動軸24は上方から見て時計方向に回転し、係合突起53Aは同方向に回転して切欠き53の鉤状の溝の奥(水平部分)に係合すると共に、お湯受け皿30の突起もコーヒー抽出用ロート50の鉤状の溝の水平部分に係合する。このため駆動軸24の回転時に2つの鉤溝結合が共に外れることがない。
コーヒー液タンク52Aの外周面には複数の撹拌羽根54が突設されている。撹拌羽根54は金属製であり、伝熱性が良いものである。冷却タンク52Bには氷水などの冷却液が入れられ、コーヒー液タンク52Aはその下部をこの冷却液に沈めた状態で回転される。撹拌羽根54はこの冷却タンク52Bに入れた冷却液を攪拌すると共にコーヒー液の熱を冷却液に速やかに伝えてコーヒー液の冷却を促進する。
この冷却器52は、お湯受け皿30をアイスコーヒー抽出用ロート50に取付け、またこのアイスコーヒー抽出用ロート50にコーヒー液タンク52Aをそれぞれ取付けた状態でコーヒー液タンク52Aを冷却タンク52Bに上から押し下げて冷却液に沈み込ませ、この状態で全体を仕切壁14に載せる。そしてお湯受け皿30をチャック26により駆動軸24に結合する。この時冷却タンク52Bの底に設けた円形の座52C(図2)を仕切壁14に設けた円形の孔14Aに係合させて、冷却器52の位置を安定させる。52Dは冷却タンク52Bに設けた取っ手である。
この冷却器52の下方にはジャグ66が装填される。このジャグ66は底部12に取付けられたヒータ32に断熱マットを介して載せられる。
この状態すなわちアイスコーヒー抽出モードでモータ22が起動すれば、駆動軸24と共にお湯受け皿30、アイスコーヒー抽出用ロート50およびコーヒー液タンク52Aが一体に回転する。このロート50に予め紙フィルタおよびコーヒー粉(共に図示せず)をセットしておき、ヒータ32を発熱させてフィルタ40からお湯を注入すれば、お湯受け皿30でお湯は分散されてロート50に滴下され、抽出されたコーヒー液は冷却器52のコーヒー液タンク52Aに貯まる。冷却タンク52Bには予め氷水などの冷却液を入れておくので、抽出されたコーヒー液はコーヒー液タンク52Aで速やかに冷やされる。この時ロート50と共にコーヒー液タンク52Aも回転し、コーヒー液タンク52Aの攪拌羽根54が冷却液を撹拌するから、コーヒー液の冷却効果は非常に大きくなる。
コーヒー抽出が終り、冷却器52のコーヒー液タンク52Aに貯まったコーヒー液が氷水によって十分に冷却されたら、モータ22を停止させる。そしてチャック26を解放しお湯受け皿30、ロート50、コーヒー液タンク52Aを冷却タンク52Bと共に取出し、コーヒー液タンク52Aをロート50から取外して、冷えたコーヒー液をカップに移せばよい。
次にホットコーヒー抽出モードを図1を用いて説明する。このモードでは、お湯受け皿30にスキャッタ70を取付ける。すなわち前記アイスコーヒー抽出モードで用いたアイスコーヒー抽出用ロート50に代えて、スキャッタ70を取付ける。このスキャッタ70は、内側(中央側)が下方へ陥没し周縁が高くなった略カップ状であり、内底面には駆動軸24の垂直な回転中心軸線Aに対して同軸な環状の仕切壁70Aが立上がり、この仕切壁70Aによってスキャッタ70の内部の中央に円形の小部屋70Bとその外側に環状の小部屋70Cが形成される。すなわち仕切壁70Aは円筒形であり、その上縁はスキャッタ70の周縁よりも十分に低い。
ここに仕切壁70Aの径は、前記お湯受け皿30の滴下孔30Aがこの仕切壁70Aの内側に入るように設定され、お湯はこの仕切壁70Aの内側の小部屋70Bだけに流入する。各小部屋70B、70Cの底には滴下孔70D、70Eが形成されている。これらの滴下孔70D、70Eの孔径は後記ホットコーヒー抽出用のロート76への滴下量を考慮して適切に設定するものであるが、少なくとも中心の小部屋70Bの滴下孔70Dは、お湯受け皿30からお湯が流入している間はお湯の湯面が上昇するように設定される。
このように滴下孔70Dの孔径は、お湯受け皿30からスキャッタ70に入るお湯の流入量よりもこの滴下孔70Dからの流出量が少なくなるように設定される。このため抽出開始時には中央側の小部屋70Bの湯面が上昇し、湯面が仕切壁70Aの上縁の高さに達すると、お湯は仕切壁70Aを越えて(オーバーフローして)隣りの外側の小部屋70Cに流入する。このため両滴下孔70D、70Eから流出することになる。従ってお湯は所定量のコーヒー抽出が終わるまでにスキャッタ70から溢れることがない。
スキャッタ70の下方にはホットコーヒー抽出用のロート76が保持される。すなわちこのロート76は略円錐状であり、本体10の仕切壁14に載置される。この時ロート76の底に設けた円形の座76Aを仕切壁14に設けた円形の孔14Aに係合させて、ロート76の位置を安定させる。
この結果スキャッタ70は、お湯を一時貯めてお湯の液面変化によりお湯の滴下位置を変化させ、ホットコーヒー抽出用ロート76にお湯を適切に分散させかつ滴下位置に時間差をもたせて滴下することができる。すなわち始めは滴下孔70Dからロート76の中心付近にお湯を注ぎ、コーヒー粉が適度に蒸された後で滴下孔70Eから外周寄りにもお湯が注がれて最適な抽出状態を創出することができ、香りが高く味の良いホットコーヒーを抽出できる。
次に制御部80を説明する。この制御部80は入力手段82により設定されるホット・アイスの種類と抽出する人数分(何杯分)とに基づいて、ヒータ32とモータ22とを制御する。入力手段82は、ホット(H)またはアイス(I)の別を入力するスイッチ82A、82Bと、何杯分か(抽出量)を入力するスイッチ82Cとを持つ。制御部80はスイッチ82A、82Bのいずれかのオン入力に基づいてホット・アイスの判別を行う。またスイッチ82Cのオン回数によって何杯分か(抽出量)を判別する。
制御部80は抽出量に応じてヒータ32の加熱時間を変更することにより、お湯の注入量を制御する。例えば1人分に対してはT0時間加熱する時は、2人分なら2T0、3人分なら3T0を加熱時間とする。制御部はホット・アイスの種類に対応してお湯の流出量を変えてもよい。例えばアイスで濃く抽出するのが望ましい時には、流出量を少なくするため、ホット抽出時よりも加熱時間を短くする。
制御部80はホットとアイスでお湯の流出速度を変えてもよい。例えばアイスでは濃く抽出するためにお湯の流出速度を遅くする。そのためにはヒータ32の温度をホット抽出時より低くすればよい。例えばヒータ温度を検出する温度センサ84を設け、制御部80はヒータ温度をフィードバック制御すればよい。
図5はスキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B)である。このスキャッタ170は2つの環状の仕切壁170A、170Bを同軸に設け、中央の円形の小部屋170Cと、その外側の環状の小部屋170D、170Eとを形成したものである。また各小部屋170C、170D、170Eにそれぞれ滴下孔170F、170G、170Hを設けたものである。ここに中央の仕切壁170Aは外側の仕切壁170Bよりも高い。
このスキャッタ170は前記図1〜4に示したスキャッタ70に代えてお湯受け皿30に取付けられ、お湯はこのお湯受け皿30から中央の小部屋170Cのみに流入する。この小部屋170Cから溢れたお湯は仕切壁170Aを越えて隣りの小部屋170Dに入る。この小部屋170Dから溢れたお湯はさらに外側の小部屋170Eに入る。この結果お湯は中央から周辺に時間差をもってロートに落ちることになる。
図6はスキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B)である。このスキャッタ270は、環状の仕切壁270Aの内側の小部屋270Bを外側の小部屋270Cの底よりも下方へ突出させて深くしたものである。また各小部屋270B、270Cには回転中心からの距離が異なる位置に2つずつの滴下孔270D、270E、および270F、270Gが形成されている。お湯はお湯受け皿30から中央の小部屋270Bのみに流入する。
この実施例3によれば、中央の小部屋270Bの容量を大きくすることによってロートの中央に落とすお湯の滴下量を増やすことができる。従って飲料に応じたお湯の注ぎ方の設定自由度が増大する。
図7は他の実施例を示す側面図(A)とスキャッタの平面図(B)である。この実施例4で用いるお湯受け皿330は回転中心軸線Aから偏心した外周寄りに滴下孔330Aを持つ。またスキャッタ370は図7(B)に示すように、回転中心軸線Aから偏心した位置に平板状の仕切壁370Aを持つ。この仕切壁370Aによって2つの小部屋370B、370Cが画成される。なお一方の小部屋370Bは回転中心軸Aを含まない。
小部屋370B、370Cには、回転中心軸線Aまでの距離aが小さい滴下孔370Dと、距離bが大きい滴下孔370Eとがそれぞれ形成されている。このスキャッタ370は、お湯受け皿330の滴下孔330Aが小部屋370Dの上方に位置するようにお湯受け皿330に取付けられる。
この実施例4によれば、最初中央寄りの滴下孔370Dからロートの中央付近にお湯を入れ始め、その後時間差をもって周辺寄りの滴下孔370Eから滴下し、最後には再び中央寄り滴下孔370Dのみから滴下する。この場合滴下孔370Eの孔径を滴下孔370Dよりも大きくすれば、ロート中央付近に少量ずつお湯を注ぎながら途中で周辺に多量のお湯を注ぐように制御することができる。
図8は他の実施例を示す側面図(A)とスキャッタの平面図(B)である。この実施例5で用いるスキャッタ470は、平面視(B)に示すように、回転中心軸線Aから偏心した円弧からなる円弧状の仕切壁470Aを持つ。すなわちこの仕切壁470Aは回転中心軸線Aを中心とする円に交わる円に沿うものである。
この仕切壁470Aにより円弧の内側の小部屋470Bと円弧の外側の小部屋470Cとが形成される。小部屋470Bの滴下孔470Dの回転中心軸線Aからの距離cは、小部屋470Cの滴下孔470Eの回転中心軸線Aからの距離dよりも大きい。また滴下孔470Dの孔径は滴下孔470Eの孔径よりも小さい。
このスキャッタ470は前記図7の実施例4におけるお湯受け皿330に取付けられ、お湯は小部屋470Bのみに流入する。この実施例によれば最初から最後まで小径の滴下孔470Dからロートの周辺に少量ずつお湯を注入し続ける一方、途中の一定期間だけ孔径が大きい滴下孔470Eからロートの中央付近に多量のお湯が集中的に注入される。
図9はスキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B)である。このスキャッタ570は回転中心軸線Aを挟んで対峙する一対の平行かつ同じ高さの平板状の仕切壁570A、570Aおよびこれらに平行でかつこれらの外側で対峙する一対の平行かつ同じ高さの仕切壁570B、570Bを持つ。内側の仕切壁570Aは外側の仕切壁570Bよりも低い。
仕切壁570A、570A、570B、570Bによって、中心から順に遠くなる小部屋570C、570D、570D、570E、570Eが形成される。この場合、お湯は最も外側の2つの小部屋570E、570Eに注がれる。例えば図9(B)に示すように、小部屋570E、570Eの上方にそれぞれ滴下孔を持つお湯受け皿530を用いる。
この実施例6によれば、最も外側の小部屋570E、570Eから溢れたお湯は、順次内側の小部屋570D、570Dを経て中央の小部屋570Cに流入する。お湯は各小部屋570C〜Eに設けた滴下孔570F、570G、570G、570H、570Hからロートに落ちる。すなわちお湯はロートに、周辺から中央に向かって時間差をもって滴下される。
図10はスキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B)である。このスキャッタ670は、仕切壁670A、670Bを円筒状とし、同軸に配設したものである。ここに内側の仕切壁670Aは外側の仕切壁670Bよりも低い。これらの仕切壁670A、670Bによって中央の円形の小部屋670Cと、その外側に環状の小部屋670D、670Eが順に形成される。
このスキャッタ670は、前記図7に示したお湯受け皿330または図9に示したお湯受け皿530と共に使用される。従ってお湯は外側の小部屋670Eに注がれ、ここを溢れたお湯はその内側の小部屋670Dに入り、ここを溢れたお湯は中央の小部屋670Cに入る。各小部屋670E、D、Cのお湯はそれぞれ滴下孔670H、670G、670Fからロートに時間差をもって落ちる。
図11はスキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と、そのB−B線断面図(B)である。このスキャッタ770は平面視で外周が略星型に屈曲する筒状の仕切壁770Aを持つ。なおこの仕切壁770Aの内側および外側には、回転中心軸線Aを中心とする円e、fが通る環状の小部屋770B、770Cが形成される。
このスキャッタ770に対してはお湯は中央の小部屋770Bにのみ注がれる。この小部屋770Bを溢れたお湯は、外側の小部屋770Cに流下する。各小部屋770B、770Cのお湯は、それぞれ滴下孔770D、770Eからロートに落ちるものである。
本発明の一実施例であるコーヒーメーカーのホットコーヒー抽出モードを示す側断面図 同じくアイスコーヒー抽出モードを示す側断面図 同じく抽出用ロートと抽出液タンクの結合部を示す分解斜視図 スキャッタを示す平面図(A)と側断面図(B) スキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B) スキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B) 他の実施例を示す側面図(A)とスキャッタの平面図(B) 他の実施例を示す側面図(A)とスキャッタの平面図(B) スキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B) スキャッタの他の実施例を示す平面図(A)と側断面図(B) スキャッタの他の実施例を示す平面図(A)とそのB−B断面図(B)
符号の説明
10 本体
14 仕切壁
16 上壁部
22 モータ(回転駆動部)
24 駆動軸
26 チャック
30、330、530 お湯受け皿
32 ヒータ
38 湯パイプ
40 フィルタ
42 水タンク
66 ジャグ
A 駆動軸の回転中心軸(スキャッタの回転中心軸線、相対回転軸)
70、170、270、370、470、570、670、770 スキャッタ
70A、170A、170B、270A、370A、470A、570A、570B、670A、670B、770A 仕切壁
70B、70C、170C〜E、270B〜C、370B〜C、470B〜C、570C〜E、670C〜E、770B〜C 小部屋
70D〜E、170D〜H、270D〜G、370D〜E、470D〜E、570F〜H、670F〜H、770D〜E 滴下孔
76 ホットコーヒー抽出ロート(飲料抽出ロート)

Claims (13)

  1. 本体の上壁部に設けたお湯注出口から流出するお湯を飲料抽出ロートに注ぎ、この飲料抽出用ロートで抽出された抽出液をこの飲料抽出ロートの下方に設けた容器に集める飲料作成器において、
    前記飲料抽出ロートの上方にあって前記お湯注出口から流出するお湯を受けて前記飲料抽出ロートに導くスキャッタと、
    前記スキャッタおよび飲料抽出ロートの少なくとも一方を他方に対して相対的に回転駆動する回転駆動部と、
    を備え、前記スキャッタの内部は底面から立上がる仕切壁によって複数の小部屋に仕切られ、所定の小部屋に注入したお湯を前記仕切壁を越えて隣接する小部屋に流入させると共に、各小部屋に設けたお湯の滴下孔から前記飲料抽出ロートにお湯を滴下させることを特徴とする飲料作成器。
  2. 請求項1において、スキャッタの内部を3以上の小部屋に仕切る複数の仕切壁を持ち、少なくとも一部の仕切壁の高さが異なる飲料作成器。
  3. スキャッタの飲料抽出ロートに対する相対回転軸に近い滴下孔を持つ小部屋の湯面が、前記相対回転軸から遠い滴下孔を持つ小部屋の湯面より順番に高くなるように仕切壁の高さが設定されている請求項1の飲料作成器。
  4. スキャッタの飲料抽出ロートに対する相対回転軸に近い滴下孔を持つ小部屋の湯面が、前記相対回転軸から遠い滴下孔を持つ小部屋の湯面より低くなるように仕切壁の高さが設定されている請求項1の飲料作成器。
  5. 全ての小部屋の底面は共通な平面上に位置する請求項1〜4のいずれかの飲料作成器。
  6. 少なくとも一部の小部屋の底面は高さが異なる請求項1〜4のいずれかの飲料作成器。
  7. スキャッタはその中心軸に対して同軸に配設された環状の仕切壁を備え、内側の小部屋に注入されたお湯を仕切壁を越えてその外側の小部屋に流入させる請求項3の飲料作成器。
  8. スキャッタはその中心軸に対して同軸に配設された環状の仕切壁を備え、外側の小部屋に注入されたお湯を仕切壁を越えてその内側の小部屋に流入させる請求項4の飲料作成器。
  9. 複数の環状の仕切壁が同軸に配設され、前記仕切壁の高さが中心軸から離れるのに伴って順次変化している請求項7または8の飲料作成器。
  10. スキャッタは平行な複数の仕切壁で仕切られた複数の小部屋を持つ請求項1〜6のいずれかの飲料作成器。
  11. スキャッタはその中心軸を中心とする円に交わる円弧状の仕切壁で仕切られた複数の小部屋を持つ請求項1〜6のいずれかの飲料作成器。
  12. 小部屋には複数の滴下孔が中心軸から距離が異なる位置に形成されている請求項1〜11のいずれかの飲料作成器。
  13. スキャッタには、スキャッタの中心軸を囲む仕切壁によって略環状の小部屋が形成され、前記仕切壁は前記スキャッタの中心軸を中心とする円に干渉しない範囲で径が変化している請求項1〜6のいずれかの飲料作成器。
JP2006136509A 2006-05-16 2006-05-16 飲料作成器 Pending JP2007306973A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006136509A JP2007306973A (ja) 2006-05-16 2006-05-16 飲料作成器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006136509A JP2007306973A (ja) 2006-05-16 2006-05-16 飲料作成器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007306973A true JP2007306973A (ja) 2007-11-29

Family

ID=38840389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006136509A Pending JP2007306973A (ja) 2006-05-16 2006-05-16 飲料作成器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007306973A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160058240A1 (en) * 2013-04-29 2016-03-03 Sangoun NAM Maker for drip coffee
GB2575486A (en) * 2018-07-12 2020-01-15 Douwe Egberts Bv Drip filter head and method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160058240A1 (en) * 2013-04-29 2016-03-03 Sangoun NAM Maker for drip coffee
JP2016521170A (ja) * 2013-04-29 2016-07-21 サンウン ナム、 ドリップコーヒー製造機
GB2575486A (en) * 2018-07-12 2020-01-15 Douwe Egberts Bv Drip filter head and method
GB2575486B (en) * 2018-07-12 2023-02-01 Douwe Egberts Bv Drip filter head and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100742793B1 (ko) 음료 제조기
EP1498058B1 (en) Hot beverage machine
JP4133754B2 (ja) コーヒーメーカー
JP6559683B2 (ja) 飲料マシン
KR100827034B1 (ko) 음료 제조기
EP2906088B1 (en) Beverage temperature optimizer machine
EP1747742B1 (en) Beverage maker
CN1907190A (zh) 饮料制作器
EP1747739A1 (en) Beverage maker
JP2007306973A (ja) 飲料作成器
EP1747738A1 (en) Beverage maker
JP2007307274A (ja) 飲料作成器
EP1747737A1 (en) Beverage maker
US11406218B2 (en) Automatic pour over coffee maker
JP2007301206A (ja) 飲料作成器
EP4151130A1 (en) A moka-type coffee maker for the preparation of hot beverages by infusion or percolation
JP2007307273A (ja) 飲料作成器
JP2007313005A (ja) 飲料作成器
JP2007313004A (ja) 飲料作成器