JP2007306464A - 撮影制御方法および装置ならびにプログラム - Google Patents

撮影制御方法および装置ならびにプログラム Download PDF

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Shigeteru Yamagishi
栄輝 山岸
Sukekazu Kameyama
祐和 亀山
Koji Yokouchi
康治 横内
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Abstract

【課題】 複数の撮影装置を用いて略同一の被写体を撮影したときに、構図の良い画像を自動的に取得する。
【解決手段】 3台の撮影装置が略同一の被写体をプレビュー撮影することにより複数のプレビュー画像P1〜P3が取得されネットワークを介して撮影制御装置3の画像取得手段4により取得される。オブジェクト領域生成手段10において、各プレビュー画像P1〜P3をオブジェクト毎に領域分割したオブジェクト領域が生成される。その後、注目度算出手段30において、オブジェクト領域の状態に基づいて注目度Ttが算出され、注目度Ttを用いて各プレビュー画像P1〜P3毎にそれぞれ構図評価値Ctが算出される。そして、撮影指示手段において構図評価値が設定しきい値より大きいプレビュー画像を撮影した1台の撮影装置に撮影指示SDが行われる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の撮影装置が略同一の被写体を撮影するときに、各撮影装置の撮影動作を制御する撮影制御方法および装置ならびにプログラムに関するものである。
たとえば監視カメラシステムやテーマパークに設置されたカメラシステム等において、遠隔地に設置されたカメラの映像をネットワークを介して閲覧できるようにする遠隔カメラシステムが提案されている。この遠隔カメラシステムは、単にカメラの映像を見ることができるだけでなく、カメラの向きやズーム倍率をも遠隔地から操作できるようになっている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1において、1つの撮影装置のシャッターが半押しされたときに、他の撮影装置に対し撮影通知情報がネットワークを介して送信される。すると、1つの撮影装置の撮影動作に合わせて他の撮影装置が撮影動作を行うことにより、ユーザーは複数の撮影装置に対し確実に撮影動作を行うように制御することができるようになっている。
特開2004−112770号公報
特許文献1において、複数の撮影装置が略同一の被写体を同じタイミングで撮影したとき、各撮影装置と被写体との位置関係により取得された各画像の構図はそれぞれ異なるものとなる。よって、取得した画像のすべてが構図の良い画像であるとは限らず、また撮影装置の位置によっては被写体との間に存在する障害物が画像内に写り込んでしまう場合があるという問題がある。
そこで、本発明は、複数の撮影装置を用いて略同一の被写体を撮影したときに、構図の良い画像を取得することができる撮影制御方法および装置ならびにプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の撮影制御方法は、複数の撮影装置により略同一の主要被写体を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの複数のプレビュー画像を取得し、取得した複数のプレビュー画像について構図の良否の指標となる構図評価値を算出し、算出した構図評価値に基づいて撮影を行わせる前記撮影装置を決定し撮影装置に撮影指示を行うことを特徴とするものである。
ここで、構図評価値を算出するとき、取得した各プレビュー画像をそれぞれオブジェクト毎に領域分割した複数のオブジェクト領域を生成し、生成した各オブジェクト領域の状態から各オブジェクト領域の注目度を各プレビュー画像毎に算出し、算出した注目度を用いて構図評価値を算出するようにしてもよい。
本発明の撮影制御装置は、複数の撮影装置により略同一の主要被写体を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの複数のプレビュー画像を取得する画像取得手段と、画像取得手段より取得された複数のプレビュー画像について構図の良否の指標となる構図評価値を算出する構図評価手段と、評価値算出手段により算出された構図評価値に基づいて撮影を行わせる前記撮影装置を決定し撮影装置に撮影指示を行う撮影指示手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の撮影制御プログラムは、コンピュータに、複数の撮影装置により略同一の主要被写体を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの複数のプレビュー画像を取得し、取得した複数のプレビュー画像について構図の良否の指標となる構図評価値を算出し、算出した構図評価値に基づいて撮影を行わせる前記撮影装置を決定し撮影装置に撮影指示を行うことを実行させることを特徴とするものである。
ここで、画像取得手段により取得された各プレビュー画像をそれぞれオブジェクト毎に領域分割した複数のオブジェクト領域を生成するオブジェクト領域生成手段と、オブジェクト領域生成手段において生成された各オブジェクト領域の状態から各オブジェクト領域の注目度を各プレビュー画像毎に算出する注目度算出手段とをさらに有するものであってもよい。そして、評価値算出手段は、注目度算出手段により算出された注目度を用いて構図評価値を算出するようにしてもよい。なお、注目度とは撮影者が注目しているであろうと推測される度合いを示すものであり、注目度算出手段は撮影者が注目しているオブジェクト領域は良好な状態で撮影されているとの考えから注目度を算出するものである。
なお、オブジェクトとはたとえば人物、空、海、木、建物等のプレビュー画像に含まれる被写体を意味し、オブジェクト領域とは上記オブジェクトがプレビュー画像内を占める領域を意味する。オブジェクト領域の撮影状態とは、オブジェクト領域がプレビュー画像内においてどのような状態で撮影されているかを示すものであって、たとえばオブジェクト領域の明るさ、色、色相、彩度等の画像特性、オブジェクト領域の大きさ、縦横比、エッジ情報やテクスチャ情報もしくはコントラスト等の像構造が挙げられる。このとき、注目度算出手段は画像特性もしくは像構造と注目度との相関関係を示す注目度変換テーブルを有するものであり、注目度変換テーブルを用いて注目度を算出するようにしてもよい。
また、オブジェクト領域の種類を識別するオブジェクト識別手段をさらに有するものであっても良い。ここで、このオブジェクト領域の種類を識別するとは、たとえば山、海、花、人、顔等の種類であることを識別することを意味する。このとき、注目度算出手段はオブジェクト識別手段により識別されたオブジェクト領域の種類から注目度を算出する機能を有するものであってもよい。
また、撮影指示手段は撮影指示を行うものであればよく、撮影指示を受けた撮影装置が自動的に撮影を行うようにしても良いし、たとえば撮影装置の表示部に「撮影してください」との撮影指示を表示するようにしてもよい。
さらに、予め設定された設定しきい値より大きいプレビュー画像を取得した撮影装置に対しても撮影指示を行うものであれば、構図評価値が最も大きいプレビュー画像を取得した撮影装置にのみ撮影指示を行うようにしてもよい。一方で、撮影指示手段は予め設定された設定しきい値より小さい構図評価値が算出されたプレビュー画像を取得した撮影装置に対し、構図評価値を上げるためのアドバイス情報を送る機能を有していても良い。
さらに、複数のプレビュー画像を1つの画像に表したインデックス画像を生成する画像生成手段をさらに有していてもよい。このとき、撮影指示手段は画像生成手段により生成されたインデックス画像を複数の撮影装置に送信する機能を有していてもよい。
本発明の撮影制御装置ならびにプログラムによれば、複数の撮影装置により略同一の主要被写体を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの複数のプレビュー画像を取得し、取得した複数のプレビュー画像について構図の良否の指標となる構図評価値を算出し、算出した構図評価値に基づいてに基づいて撮影を行う前記撮影装置を決定し該撮影装置に撮影指示を行うことにより、略同一の被写体を異なる角度から複数の撮影装置により撮影するときに、最も良い構図評価値が算出された撮影装置により撮影が行われるため、良好な構図の画像を取得することができる。
なお、構図評価値を算出するとき、取得した各プレビュー画像をそれぞれオブジェクト毎に領域分割した複数のオブジェクト領域を生成し、生成した各オブジェクト領域の状態から各オブジェクト領域の注目度を各プレビュー画像毎に算出し、算出した注目度を用いて構図評価値を算出するようにすれば、構図評価の信頼性を高めることができる。
さらに、オブジェクト領域の種類を識別するオブジェクト識別手段をさらに有し、注目度算出手段が、オブジェクト領域の種類から注目度を算出する機能を有するものであるとき、たとえばオブジェクト領域の種類が人物の顔のときには注目度を高く算出する等の処理を行うことができるようになるため、撮影者の意図を反映した注目度を算出し構図評価の信頼性を高めることができる。
また、プレビュー画像を取得したときの撮影条件を取得する撮影条件取得手段をさらに有し、注目度算出手段が撮影条件取得手段により取得された撮影条件を用いてオブジェクト領域の注目度を算出する機能を有するものであれば、撮影条件から撮影者がどのように撮影したかったのかを認識しそれを注目度に反映することができるため、撮影者の意図を反映した注目度を算出し構図評価の信頼性を高めることができる。
さらに、撮影指示手段が予め設定された設定しきい値より小さい構図評価値が算出されたプレビュー画像を取得した撮影装置に対し、構図評価値を上げるためのアドバイス情報を送る機能を備えたものであれば、構図の悪いプレビュー画像を取得した撮影装置も構図の良い画像が取得できるようにすることができるため、撮影する角度の異なる良好な構図の画像を複数取得することができるようになる。
また、複数のプレビュー画像を1つの画像に表したインデックス画像を生成する画像生成手段をさらに有し、撮影指示手段が画像生成手段により生成されたインデックス画像を複数の撮影装置に送信する機能を有するものであるとき、各撮影装置において他の撮影装置により取得されたプレビュー画像を確認することができるため、たとえば撮影装置を所有する撮影者が自己の撮影装置を用いて撮影を行うか否かの判断、もしくは他の撮影装置のプレビュー画像を参考にして構図をよりよくすることができる。
以下、図面を参照して本発明の撮影制御装置の好ましい実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の撮影制御装置を使用した撮影システム1を示す模式図である。撮影システム1は、たとえばユーザーがそれぞれ所有しもしくは建物内や敷地内に設置された複数の撮影装置2A〜2Cと、複数の撮影装置2A〜2CとネットワークNを介してデータ伝送可能な撮影制御装置3とを有している。この各撮影装置2A〜2Cは略同一の主要被写体S1〜S3を異なる角度からそれぞれ撮影するようになっている。撮影制御装置3は複数の各撮影装置2A〜2Cに対し撮影を行う旨の撮影指示SDを行うものであって、複数の撮影装置2A〜2Cは撮影により取得した画像を撮影制御装置3に送信するようになっている。
複数の撮影装置2A〜2Cは本撮影をする前にプレビュー撮影を行う機能を有しており、このプレビュー撮影により取得したプレビュー画像P1〜P3も撮影制御装置3に送信する機能を有している。具体的には、撮影装置2Aは図2(A)のようなプレビュー画像P1を取得し、撮影装置2Bは図2(B)のようなプレビュー画像P2を取得し、撮影装置2Cは図2(C)のようなプレビュー画像P3を取得する。なお、撮影装置2がデジタルカメラである場合、シャッターを半押ししたときにプレビュー撮影を行い取得したプレビュー画像を撮影制御装置3に送信するようにしても良い。
図3は本発明の撮影制御装置の好ましい実施の形態を示すブロック図であり、図1から図3を参照して撮影制御装置3について説明する。なお、図3のような撮影制御装置3の構成は、補助記憶装置に読み込まれた撮影制御プログラムをコンピュータ(たとえばパーソナルコンピュータ等)上で実行することにより実現される。このとき、この撮影制御プログラムは、CD−ROM等の情報記憶媒体に記憶され、もしくはインターネット等のネットワークを介して配布され、コンピュータにインストールされることになる。
撮影制御装置3は、複数の撮影装置2A〜2Cがプレビュー撮影により取得した複数のプレビュー画像P1〜P3を取得する画像取得手段4と、各プレビュー画像P1〜P3をオブジェクト毎に領域分割した複数のオブジェクト領域ORを生成するオブジェクト領域生成手段10と、各オブジェクト領域ORの状態から各オブジェクト領域ORの注目度Ttを算出する注目度算出手段30と、注目度Ttを用いて各プレビュー画像P1〜P3毎の構図の良否の指標となる構図評価値Ctを算出する評価値算出手段40と、算出された構図評価値Ctのうち最も構図評価値Ctが大きいプレビュー画像P1〜P3を取得した撮影装置2A〜2Cに撮影指示SDを行う撮影指示手段50とを有している。
オブジェクト領域生成手段10は、たとえば図2(A)のように人物および人物の顔もしくは建物、植物等のオブジェクトを撮影したとき、図4に示すように、各オブジェクトがプレビュー画像P1〜P3内に占めるオブジェクト領域ORを生成するものである。オブジェクト領域生成手段10は、たとえば特開2005−63308号公報に記載された手法を用いて複数のオブジェクト領域ORを生成するようになっている。具体的には、プレビュー画像P1〜P3の各画素から複数の特徴量を抽出し、抽出した特徴量を用いて各画素をクラスタリング(分類)し、分類された画素毎に領域分割してクラスタリング領域を生成し、生成したクラスタリング領域を領域の大きさに基づいて統合することにより、各オブジェクト領域ORが生成される。なお、オブジェクト領域生成手段10は、上述した方法に限らずエッジ検出によりオブジェクト領域ORを検出する方法等公知の技術を用いることができる。
さらに、撮影制御装置3はオブジェクト領域生成手段10により生成されたオブジェクト領域ORの種類を識別するオブジェクト識別手段20を有している。このオブジェクト識別手段20はたとえば特開2005−63308号公報に記載された自己組織化マップを用いた手法を用いて各オブジェクト領域ORの種類を識別するようになっている。具体的には、プレビュー画像P1〜P3を設定画素数からなる複数のブロック領域に分割し、各ブロック領域から特徴量を抽出し、抽出した特徴量から特徴ベクトルを生成し、生成した特徴ベクトルを自己組織化マップに入力することにより各ブロック領域の種類を識別する。そして、上述したオブジェクト領域OR毎にブロック領域の識別結果を集計し、最も多い種類をそのオブジェクト領域ORの種類として識別するようになっている。
また、撮影制御装置3は撮影装置2A〜2Cによりプレビュー画像P1〜P3が取得されたときの撮影条件を取得する撮影条件取得手段25を有している。この撮影条件取得手段25は、たとえば撮影モード(人物モード・風景モード・スポーツモード等)、絞り、ズーム、フラッシュの有無、シャッタースピード、撮影場所、撮影時刻)等のプレビュー画像Pのタグ情報に含まれる撮影条件を取得するものである。なお、撮影条件取得手段25は撮影装置2A〜2Cから直接撮影条件を取得するようにしても良い。
注目度算出手段30は、オブジェクト領域生成手段10により生成されたオブジェクト領域ORの注目度Ttをオブジェクト領域ORの状態から算出するものである。ここで、オブジェクト領域ORの状態として、オブジェクト領域の明るさ、色、色相、彩度等の画像特性や、オブジェクト領域の大きさ、縦横比、エッジ情報やテクスチャ情報もしくはコントラスト等の像構造等を用いることができる。
たとえばオブジェクト領域ORの状態としてオブジェクト領域ORの平均輝度と大きさ(面積)とを用いる場合、注目度算出手段30には、図5(A)に示すオブジェクト領域ORの平均輝度と注目度T1との関係を示す注目度変換テーブルLUT1および図5(B)に示すオブジェクト領域ORの大きさと注目度T2との関係を示す注目度変換テーブルLUT2が予め記憶されている。そして、注目度算出手段30は各オブジェクト領域ORの平均輝度および大きさを求め、注目度変換テーブルLUT1、LUT2からそれぞれ注目度T1、T2を算出し、オブジェクト領域ORの最終的な注目度Tt=a×T1+b×T2(a,bは重み係数)を算出する。
また、注目度算出手段30は、オブジェクト識別手段20により識別されたオブジェクト領域ORの種類をも用いて注目度Ttを算出する機能を有している。たとえば注目度算出手段30は、人物の顔および体であると識別されたオブジェクト領域ORについて注目度Ttが高くなるように算出するようになっている。このとき注目度算出手段30はオブジェクト領域ORの種類に対する注目度に重み係数を乗じたものを上述した式に加算することによりオブジェクト領域ORの最終的な注目度Ttを算出するようになっている。
具体的には、図2(A)のプレビュー画像P1において、人物S1〜S3の顔はオブジェクト領域ORの大きさは比較的小さいが、ピントが合っているため平均輝度が高くさらにオブジェクト領域ORの種類が顔であるため注目度Ttが高く算出される。また、図2のプレビュー画像P1〜P3において、プレビュー画像P2、P3では人物S3の一部が遮蔽物S4により見えなくなっており、人物S3の体の平均輝度が低くなる。このため、人物S3の顔および体の注目度Ttは、プレビュー画像P1が最も高く、次いでプレビュー画像P2、プレビュー画像P3の順に低くなる。
さらに、注目度算出手段30は撮影条件取得手段25により取得された撮影条件に基づいて注目度Ttを算出する機能を有している。たとえば、注目度算出手段30は、撮影モードが人物モードであるとき、種類が人物の顔および体であると識別されたオブジェクト領域ORの注目度Ttを高く算出する。あるいは、絞り開放でシャッタースピードが速い場合、注目度算出手段30はフォーカスが合っているオブジェクト領域ORと遠景であるオブジェクト領域ORとの注目度Ttを高く算出するようにしてもよい。このとき、注目度算出手段30は撮影条件に対する注目度に重み係数を乗じたものを上述した式に加算することによりオブジェクト領域ORの最終的な注目度Ttを算出する。
評価値算出手段40は、注目度Ttから構図の良否の指標となる構図評価値Ctを算出するものであって、たとえば各プレビュー画像P1〜P3に含まれる各オブジェクト領域ORの注目度Ttを加算する。そして評価値算出手段40は図6に示すような評価値変換テーブルLUT10を有しており、この評価値変換テーブルLUT10を用いて注目度Ttから構図評価値Ctを算出するようになっている。図2のプレビュー画像P1〜P3において、上述した人物S3上に遮蔽物S4があることにより、構図評価値Ctはプレビュー画像P1が最も高く、次いでプレビュー画像P2、プレビュー画像P3の順に低くなる。このように、オブジェクト領域ORがどのような状態であるかを反映した注目度Ttを用いて構図評価値Ctを算出することにより、評価値算出手段40における構図評価を撮影者による実際の評価に近づけることができ、構図評価の信頼性を高めることができる。
撮影指示手段50は構図評価値Ctに基づいて撮影を行わせる撮影装置2A〜2Cを決定し、その撮影装置2A〜2Cに撮影指示を行うものである。具体的には撮影指示手段50は設定しきい値より大きい構図評価値Ctとなったプレビュー画像Pを選択し、選択したプレビュー画像Pを撮影した撮影装置2に対し撮影を行う旨の撮影指示SDを行うようになっている。図2のような3つのプレビュー画像P1〜P3において、プレビュー画像P1の構図評価値Ctが設定しきい値より大きかったものとする。このとき、撮影指示手段50はプレビュー画像P1を撮影した撮影装置2Aに撮影指示SDを送り、撮影装置2B、2Cには撮影指示SDを行わない。なお、設定しきい値より大きいプレビュー画像が複数枚あったとき、複数の撮影装置に撮影指示SDを行っても良いし、最も構図評価値Ctの大きいプレビュー画像を取得した撮影装置のみに撮影指示SDを行うようにしても良い。
ここで、撮影指示手段50は、設定しきい値以下の構図評価値Ctとなったプレビュー画像を取得した撮影装置2B、2Cに対し構図を良くするためのアドバイス情報ADを送信するようにしてもよい。具体的には、撮影指示手段50がアドバイス情報ADを送信するとき、注目度算出手段30に複数のプレビュー画像P1〜P3において、最も注目度Ttが異なるオブジェクト領域ORを検出させる。図2においては被写体S3上に遮蔽物S4が写り込んでいるために右側の輝度が低くなり、プレビュー画像P2、P3の被写体S3の注目度Ttが低くなっていることが判明する。そこで、撮影指示手段50は、撮影装置2B、2Cに対したとえば「右側を明るくしてください」等のアドバイス情報ADを送信する。構図の悪いプレビュー画像P2、P3を取得した撮影装置2B、2Cも構図の良い画像が取得できるようにすることができるため、撮影する角度の異なる良好な構図の画像を複数取得することができるようになる。
さらに、図3の撮影制御装置3は、図7に示すような複数のプレビュー画像P1〜P3を1つの画像に表したインデックス画像Pwを生成する画像生成手段60をさらに有している。撮影指示手段50は画像生成手段60により生成されたインデックス画像Pwを複数の撮影装置2A〜2Cに送信する機能を有している。そして、撮影装置2A〜2Cの表示部にインデックス画像Pwが表示されることになる。これにより、たとえば撮影装置2B、2Cを所有する撮影者が他の撮影装置のプレビュー画像P1を参考にして構図をよりよく変更することができる。なお、インデックス画像Pwが撮影装置2A〜2Cの表示部に表示される場合について例示しているが、撮影装置2A〜2Cにより取得される画像が確認することができる画像表示装置(たとえば携帯電話、PDA等)に送信されインデックス画像Pwを確認するようにしてもよい。
図8は本発明の撮影制御方法の好ましい実施の形態を示すフローチャートであり、図1から図8を参照して撮影制御装置3の動作例について説明する。まず、撮影装置2A〜2Cが略同一の被写体(人物S1〜S3)をプレビュー撮影することにより複数のプレビュー画像P1〜P3が取得される。そして、このプレビュー画像P1〜P3がネットワークNを介して撮影制御装置3の画像取得手段4により取得される(ステップST1)。
次に、オブジェクト領域生成手段10において、各プレビュー画像P1〜P3をオブジェクト毎に領域分割したオブジェクト領域ORが生成され(ステップST2)、オブジェクト識別手段20により各オブジェクト領域ORの種類が識別される(ステップST3)。さらに、撮影条件取得手段25によりプレビュー画像P1〜P3を撮影したときの撮影条件が取得される。
その後、注目度算出手段30において、オブジェクト領域ORの状態、種類、プレビュー画像P1〜P3の撮影条件に基づいて注目度Ttが各オブジェクト領域OR毎に算出される(ステップST4)。そして、評価値算出手段40により、算出された注目度Ttを用いて各プレビュー画像P1〜P3毎にそれぞれ構図評価値Ctが算出される(ステップST5)。ここで、撮影指示手段50において設定しきい値より大きい構図評価値Ctとなったプレビュー画像P1を選択し、プレビュー画像P1を撮影した撮影装置2Aに対し撮影指示SDが行われ、撮影装置2Aが撮影を行う(ステップST6)。このとき、撮影指示手段50から撮影装置2B、2Cに対しアドバイス情報ADが送信される。さらに、画像生成手段60により生成されたインデックス画像Pwが撮影指示手段50から各撮影装置2A〜2Cに送信され、インデックス画像Pwが各撮影装置2A〜2Cのディスプレイに表示される。
上記実施の形態によれば、複数の撮影装置2A〜2Cにより略同一の主要被写体S1〜S3を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの主要被写体S1〜S3の複数のプレビュー画像P1〜P3を取得し、取得した複数のそれぞれについてプレビュー画像P1〜P3に含まれるオブジェクト毎に領域分割した複数のオブジェクト領域ORを生成し、各プレビュー画像P1〜P3についてそれぞれ生成した各オブジェクト領域ORの状態から各オブジェクト領域ORの注目度Ttを算出し、算出した注目度Ttを用いて各プレビュー画像P1〜P3毎の構図の評価を構図評価値Ctとして算出し、算出した構図評価値Ctが設定しきい値よりも大きいプレビュー画像P1を取得した撮影装置2Aに撮影指示を行うことにより、略同一の被写体を異なる角度から複数の撮影装置2A〜2Cにより撮影するときに、最も良い構図評価値Ctが算出された撮影装置2Aにより撮影が行われるため、良好な構図の画像を取得することができる。
なお、図3のようにオブジェクト領域ORの種類を識別するオブジェクト識別手段20をさらに有し、注目度算出手段30が、オブジェクト領域ORの種類から注目度Ttを算出する機能を有するものであるとき、たとえばオブジェクト領域ORの種類が人物の顔のときには注目度Ttを高く算出する等の処理を行うことができるようになるため、より最適な構図の画像を取得することができる。
また、プレビュー画像P1〜P3を取得したときの撮影条件を取得する撮影条件取得手段25をさらに有し、注目度算出手段30が撮影条件取得手段25により取得された撮影条件を用いてオブジェクト領域ORの注目度Ttを算出する機能を有するものであれば、撮影条件から撮影者がどのように撮影したかったのかを認識しそれを注目度Ttに反映することができるため、構図評価の信頼性を高めることができる。
さらに、撮影指示手段50が予め設定された設定しきい値より小さい構図評価値Ctが算出されたプレビュー画像P1〜P3を取得した撮影装置2A〜2Cに対し、構図評価値Ctを上げるためのアドバイス情報ADを送る機能を備えたものであれば、構図の悪いプレビュー画像P1〜P3を取得した撮影装置2A〜2Cも構図の良い画像が取得できるようにすることができるため、撮影する角度の異なる良好な構図の画像を複数取得することができるようになる。
また、複数のプレビュー画像P1〜P3を1つの画像に表したインデックス画像Pwを生成する画像生成手段60をさらに有し、撮影指示手段50が画像生成手段60により生成されたインデックス画像Pwを複数の撮影装置2A〜2Cに送信する機能を有するものであるとき、各撮影装置2A〜2Cにおいて他の撮影装置2A〜2Cにより取得されたプレビュー画像P1〜P3を確認することができるため、たとえば撮影装置2A〜2Cを所有する撮影者が自己の撮影装置2A〜2Cを用いて撮影を行うか否かの判断、もしくは他の撮影装置2A〜2Cのプレビュー画像P1〜P3を参考にして構図をよりよくすることができる。
本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。たとえば、評価値算出手段40において、プレビュー画像P1〜P3をそのまま用いて構図評価値Ctを算出するようにしているが、識別されたオブジェクト領域ORの種類から不要なオブジェクト領域ORを削除するようなトリミングを行った後、構図評価値Ctを算出するようにしても良い。よって、たとえば図2(B)、(C)のような遮蔽物S4が写り込んだプレビュー画像P2、P3においては、この遮蔽物S4を削除するトリミングが行われた後の構図評価値Ctが算出されることになる。なお、不要なオブジェクト領域ORであるか否かの判断はたとえば予め不要なオブジェクト領域ORの種類を登録することにより行うことができる。また、上記実施の形態において、プレビュー画像P2、P3の遮蔽物S4の領域をプレビュー画像P1を用いて補完する画像補完手段を有していても良い。
本発明の撮影制御装置を用いた撮影システムの一例を示す模式図 図1の撮影システムにおいて複数の撮影装置により取得されるプレビュー画像の一例を示す模式図 本発明の撮影制御装置の好ましい実施の形態を示すブロック図 図1のオブジェクト領域生成手段により生成されたオブジェクト領域ORの一例を示す模式図 図1の注目度算出手段に記憶された注目度変換テーブルの一例を示すグラフ 図1の評価値算出手段に記憶された評価値変換テーブルの一例を示すグラフ 図1の画像生成手段において生成されるインデックス画像の一例を示す模式図 本発明の撮影制御方法の好ましい実施の形態を示すフローチャート
符号の説明
1 撮影システム
2A〜2C 撮影装置
3 撮影制御装置
4 画像取得手段
10 オブジェクト領域生成手段
20 オブジェクト識別手段
25 撮影条件取得手段
30 注目度算出手段
40 評価値算出手段
50 撮影指示手段
60 画像生成手段
AD アドバイス情報
Ct 構図評価値
LUT1 注目度変換テーブル
LUT2 注目度変換テーブル
LUT10 評価値変換テーブル
OR オブジェクト領域
P1〜P3 プレビュー画像
Pw インデックス画像
SD 撮影指示
Tt 注目度

Claims (11)

  1. 複数の撮影装置により略同一の主要被写体を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの複数のプレビュー画像を取得し、
    取得した前記複数のプレビュー画像について構図の良否の指標となる構図評価値を算出し、
    算出した前記構図評価値に基づいて撮影を行わせる前記撮影装置を決定し該撮影装置に撮影指示を行うことを特徴とする撮影制御方法。
  2. 複数の撮影装置により略同一の主要被写体を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの複数のプレビュー画像を取得する画像取得手段と、
    該画像取得手段より取得された前記複数のプレビュー画像について構図の良否の指標となる構図評価値を算出する構図評価手段と、
    該評価値算出手段により算出された前記構図評価値に基づいて撮影を行わせる前記撮影装置を決定し前記撮影装置に撮影指示を行う撮影指示手段と
    を備えたことを特徴とする撮影制御装置。
  3. 前記撮影指示手段が、予め設定された設定しきい値より大きい前記プレビュー画像を取得した前記撮影装置に撮影指示を行うものであることを特徴とする請求項2記載の撮影制御装置。
  4. 前記撮影指示手段が、前記構図評価値が最も大きい前記プレビュー画像を取得した前記撮影装置に撮影指示を行うものであることを特徴とする請求項2記載の撮影制御装置。
  5. 前記画像取得手段により取得された前記各プレビュー画像をそれぞれオブジェクト毎に領域分割した複数のオブジェクト領域を生成するオブジェクト領域生成手段と、該オブジェクト領域生成手段において生成された前記各オブジェクト領域の状態から該各オブジェクト領域の注目度を前記各プレビュー画像毎に算出する注目度算出手段とをさらに有し、前記評価値算出手段が、前記注目度算出手段により算出された前記注目度を用いて前記構図評価値を算出するものであることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項記載の撮影制御装置。
  6. 前記オブジェクト領域の状態が前記オブジェクト領域の画像特性または像構造であり、前記注目度算出手段が、前記画像特性または像構造と前記注目度との関係を示す注目度変換テーブルを有するものであり、該注目度変換テーブルを用いて前記画像特性または像構造から前記注目度を算出するものであることを特徴とする請求項5記載の撮影制御装置。
  7. 前記オブジェクト領域の種類を識別するオブジェクト識別手段をさらに有し、前記注目度算出手段が、該オブジェクト識別手段により識別された前記オブジェクト領域の種類から前記注目度を算出する機能を有するものであることを特徴とする請求項5または6記載の撮影制御装置。
  8. 前記プレビュー画像を取得したときの撮影条件を取得する撮影条件取得手段をさらに有し、前記注目度算出手段が前記撮影条件取得手段により取得された前記撮影条件を用いて前記オブジェクト領域の注目度を算出する機能を有するものであることを特徴とする請求項3から7のいずれか1項記載の撮影制御装置。
  9. 前記撮影指示手段が予め設定された設定しきい値より小さい前記構図評価値が算出された前記プレビュー画像を取得した前記撮影装置に対し、前記構図評価値を上げるためのアドバイス情報を送る機能を備えたことを特徴とする請求項2から8のいずれか1項記載の撮影制御装置。
  10. 前記複数のプレビュー画像を1つの画像に表したインデックス画像を生成する画像生成手段をさらに有し、前記撮影指示手段が前記画像生成手段により生成された前記インデックス画像を画像表示装置に送信する機能を有するものであることを特徴とする請求項2から9のいずれか1項記載の撮影制御装置。
  11. コンピュータに、
    複数の撮影装置により略同一の主要被写体を異なる角度からそれぞれプレビュー撮影を行ったときの複数のプレビュー画像を取得し、
    取得した前記複数のプレビュー画像について構図の良否の指標となる構図評価値を算出し、
    算出した前記構図評価値に基づいて撮影を行わせる前記撮影装置を決定し前記撮影装置に撮影指示を行う
    ことを実行させるための撮影制御プログラム。
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