JP2007306160A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 動画像を構成する各ピクチャを、フレーム内予測符号化方式、フレーム間予測符号化方式のいずれかを用いて符号化する符号化装置であって、
   各ピクチャに適用する符号化方式を選択する制御手段と、
   前記制御手段が選択した符号化方式に基づいて各ピクチャを符号化する符号化手段とを有し、
   前記制御手段が、
   予め定められた周期に対応する各ピクチャに対しては、前記フレーム内予測符号化方式を選択するかどうかを予め定められた基準に従って判断し、前記フレーム内予測符号化方式を選択すると判断した場合には前記フレーム内予測符号化方式を選択し、前記フレーム内予測符号化方式を選択しないと判断した場合には参照先画像が前記予め定められた周期に対応する他のピクチャに制限された前記フレーム間予測符号化方式を選択するとともに、
   残りのピクチャについては、前記フレーム内予測符号化方式又は、参照先画像に前記制限のない前記フレーム間予測符号化方式のいずれかを選択することを特徴とする符号化装置。
2. 前記ピクチャを連続する予め定められた数毎にグループとして管理する管理手段を更に有し、
   前記制御手段が、
   前記予め定められた周期に対応するピクチャに対して前記参照先画像が制限されたフレーム間予測符号化方式を選択する際には、前記参照先画像を、当該ピクチャと同一グループに属し、かつ前記予め定められた周期に対応する他のピクチャに制限することを特徴とする請求項１記載の符号化装置。
3. 前記制御手段が、前記予め定められた周期に対応するピクチャに対して前記参照先画像が制限されたフレーム間予測符号化方式を選択する際、前記参照先画像を、当該ピクチャよりも時間的に先行するピクチャとすることを特徴とする請求項１又は請求項２記載の符号化装置。
4. 前記制御手段が、前記動画像を構成するピクチャのうち、前記予め定められた周期に対応するピクチャのｎピクチャ（ｎは自然数）置きのピクチャの各々に対して予め定めた時間内のピクチャについても、前記予め定められた周期に対応するピクチャと同様の符号化方式の選択を行うことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載の符号化装置。
5. 前記符号化手段が符号化したデータに、適用された符号化方式を表す情報を付加して出力する出力手段を更に有することを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか１項に記載の符号化装置。
6. 符号化された動画像情報を受信し、復号化する復号化装置であって、
   前記符号化された動画像情報は、フレーム内予測符号化方式で符号化された第１のピクチャ、参照先画像が制限されたフレーム間予測符号化方式で符号化された第２のピクチャ及び、参照先画像が制限されていないフレーム間予測符号化方式で符号化された第３のピクチャから構成される符号化データと、各ピクチャの符号化に用いられた符号化方式を表す情報とを含み、前記第２のピクチャの前記参照先画像が前記第１のピクチャもしくは他の第２のピクチャに制限され、
   前記符号化された動画像情報から、前記符号化方式を表す情報を取得する取得手段と、
   前記取得手段が取得した前記符号化方式を表す情報に基づいて、前記符号化された動画像情報に含まれる符号化データを復号化する復号化手段と、
   高速再生の実行指示を検出する検出手段と、
   前記検出手段が前記高速再生の実行指示を検出した場合には、前記符号化データのうち、前記第１及び第２のピクチャのみを前記復号化手段に復号化させ、前記検出手段が前記高速再生の実行指示を検出しない場合には、前記復号化手段に前記第１、第２及び第３のピクチャを復号化させる再生制御手段を有することを特徴とする復号化装置。
7. さらに、前記復号化の結果得られる動画像情報を表示する表示手段を有し、
   前記再生制御手段が、
   前記検出手段が前記高速再生の実行指示を検出した場合には、前記符号化された動画像情報を構成する複数のピクチャが前記高速再生の速度に対応した一定間隔で表示されるように、前記第１及び第２のピクチャの一部を選択し、当該選択されたピクチャから得られる動画像情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項６記載の復号化装置。
8. 前記再生制御手段が、前記高速再生の速度が予め定められた速度を超える場合、前記選択された第１及び第２のピクチャに加え、選択された第１及び第２のピクチャに対して予め定めた時間内の、他の第１又は第２のピクチャから得られる動画像情報も前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項７記載の復号化装置。
9. 動画像を構成する各ピクチャを、フレーム内予測符号化方式、フレーム間予測符号化方式のいずれかを用いて符号化する符号化方法であって、
   制御手段が、各ピクチャに適用する符号化方式を選択する制御ステップと、
   符号化手段が、前記制御ステップで選択された符号化方式に基づいて各ピクチャを符号化する符号化ステップとを有し、
   前記制御ステップでは、
   予め定められた周期に対応する各ピクチャに対しては、前記フレーム内予測符号化方式を選択するかどうかを予め定められた基準に従って判断し、前記フレーム内予測符号化方式を選択すると判断した場合には前記フレーム内予測符号化方式を選択し、前記フレーム内予測符号化方式を選択しないと判断した場合には参照先画像が前記予め定められた周期に対応する他のピクチャに制限された前記フレーム間予測符号化方式を選択するとともに、
   残りのピクチャについては、前記フレーム内予測符号化方式又は、参照先画像に前記制限のない前記フレーム間予測符号化方式のいずれかを選択することを特徴とする符号化方法。
10. 符号化された動画像情報を受信し、復号化する復号化方法であって、
    前記符号化された動画像情報は、フレーム内予測符号化方式で符号化された第１のピクチャ、参照先画像が制限されたフレーム間予測符号化方式で符号化された第２のピクチャ及び、参照先画像が制限されていないフレーム間予測符号化方式で符号化された第３のピクチャから構成される符号化データと、各ピクチャの符号化に用いられた符号化方式を表す情報とを含み、前記第２のピクチャの前記参照先画像が前記第１のピクチャもしくは他の第２のピクチャに制限され、
    取得手段が、前記符号化された動画像情報から、前記符号化方式を表す情報を取得する取得ステップと、
    復号化手段が、前記取得ステップが取得した前記符号化方式を表す情報に基づいて、前記符号化された動画像情報に含まれる符号化データを復号化する復号化ステップと、
    検出手段が、高速再生の実行指示を検出する検出ステップと、
    再生制御手段が、前記検出ステップが前記高速再生の実行指示を検出した場合には、前記符号化データのうち、前記第１及び第２のピクチャのみを前記復号化ステップで復号化させ、前記検出ステップが前記高速再生の実行指示を検出しない場合には、前記復号化ステップで前記第１、第２及び第３のピクチャを復号化させる再生制御ステップを有することを特徴とする復号化方法。
11. コンピュータを、請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の符号化装置の各手段として機能させるためのプログラム。
12. コンピュータを、請求項６乃至請求項８のいずれか１項に記載の復号化装置の各手段として機能させるためのプログラム。
13. 請求項１１又は請求項１２に記載のプログラムの少なくとも一方を格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。