JP2007306052A - 出力装置、入力装置、伝送システム及び伝送方法 - Google Patents

出力装置、入力装置、伝送システム及び伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像データの伝送経路を切替える際の、ユーザの利便性を向上する。
【解決手段】出力装置から出力される映像データ及び映像データに付随するデータを入力する場合に、入力端子で入力可能なコンテンツを示す第1のコンテンツリストと、ネットワークにアクセスして入力可能なコンテンツを示す第2のコンテンツリストとを作成し、入力端子からのデータ入力とネットワークにアクセスしてのデータ入力との、いずれか一方のデータ入力によるコンテンツの入力状態が異常である場合に、入力中のコンテンツが第1及び第2のコンテンツリストの双方に存在するかを判断し、双方にある場合に、同一のコンテンツを、他方のデータ入力として入力できるように送信させる要求を、出力装置に対して行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格と称されるデジタル映像・音声入出力インターフェース規格で映像データを伝送するシステムに適用して好適な伝送システム、及びそのシステムに適用される伝送方法、並びにそのシステムに使用される出力装置及び入力装置に関する。
近年、複数台の映像機器の間で、非圧縮のデジタル映像データなどを伝送させるインターフェース規格として、HDMI規格と称されるものが開発されている。HDMI規格は、映像データを、各色の原色データとして、1画素単位で個別に伝送する規格である(以下画素をピクセルと称する)。音声データ(オーディオデータ)についても、映像データのブランキング期間に、映像データの伝送ラインを使用して伝送するようにしてある。伝送する原色データは、赤,緑,青の加法混色の3つの原色データ(Rデータ,Gデータ,Bデータ)を伝送する場合と、シアン,マゼンタ,黄の減法混色の3つの原色データのいずれでもよい。
各色の1ピクセルのデータは、基本的に8ビット単位で伝送する構成としてある。水平同期信号や垂直同期信号などの同期信号についても、それぞれの同期信号が配置されるタイミングに送信される。また、映像データのピクセルクロックの伝送ラインと、制御データの伝送ラインについても設けてある。このように、非圧縮のデジタル映像データをピクセル単位でデータ伝送する伝送構成としてあることで、ハイデフィニション映像などを著作権保護しながら伝送することができる。
このHDMI規格の伝送ライン(HDMIケーブル)による複数の映像機器の接続としては、ディスク再生装置などの映像信号源となる機器と、表示装置(モニタ受像機、テレビジョン受像機など)とを接続するのが一般的である。映像データなどをHDMI規格の伝送ラインに出力する機器は、ソース機器(出力装置)と称され、HDMI規格の伝送ラインを介して映像データなどを入力する機器は、シンク機器(入力装置)と称される。
一方、テレビジョン受像機などの映像機器として、近年、既存の各種ネットワークに接続可能なものが開発されつつある。即ち、一般家庭においても、パーソナルコンピュータ装置とその周辺機器などを有線又は無線で接続してネットワーク(家庭内LAN:いわゆるホームネットワーク)を構成させる場合がある。さらに、インターネットを経由して、外部の機器とデータ転送できるネットワークを構成させる場合もある。このようなネットワーク接続を行う機器は、イーサネット(登録商標)接続用のネットワーク接続端子を設けてネットワークと有線で接続させる構成か、或いは、無線LANにアクセスさせる通信処理部を設ける構成が想定される。このようなネットワークに、有線又は無線でテレビジョン受像機などの映像機器を接続することが一般化する可能性が高い。例えばテレビジョン受像機をネットワークに接続した場合には、ネットワーク内の他の機器や、ネットワーク上のサーバなどから送出された映像データをテレビジョン受像機で入力させることで、表示させることが可能になる。
特に近年は、DLNA(Digital Living Network Alliance)と称される規格(技術仕様)を利用して、ネットワークに接続された機器間で、映像データなどのコンテンツデータの転送を行うことが提案され、実用化されつつある。このDLNAと称される技術仕様を適用することで、映像データなどのコンテンツデータのやり取りが比較的簡単に行える。DLNA規格の場合には、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)方式などで圧縮した映像データが伝送されることになる。
テレビジョン受像機などの映像機器が、HDMI規格などのケーブルでの接続と、DLNA規格などでのネットワーク接続機能との双方を備えた場合には、いずれの接続で入力した映像データについても表示などが処理できる。ハードディスクレコーダなどの、映像出力側となる機器についても、ケーブル接続とネットワーク接続機能との双方を備えた場合には、映像データをいずれの接続へも出力させることができる。
例えば、ハードディスクレコーダとテレビジョン受像機とを、HDMI規格のケーブルで直接接続し、さらに、ハードディスクレコーダとテレビジョン受像機との双方の機器に、ネットワーク接続端子を設けて、家庭内ネットワークに接続したとする。このとき、ハードディスクレコーダで再生させた映像コンテンツを、テレビジョン受像機に伝送させる経路としては、HDMI規格のケーブルを経由した経路と、ネットワークを経由した経路の2種類が可能である。
テレビジョン受像機で、ハードディスクレコーダなどのソース機器からの映像コンテンツを受信する場合には、それぞれの経路で受信可能なコンテンツのリストであるコンテンツリストを取得して、そのコンテンツリストを表示させてユーザに選択させ、その選択されたコンテンツの伝送を要求する処理が必要になる。
特許文献1には、HDMI規格の詳細についての記載がある。
WO2002/078336号公報
ところで、ネットワーク接続で映像データのやり取りを行える構成にした場合と、HDMI規格の端子で接続した機器間で映像データを伝送する構成の場合には、それぞれ長所と短所がある。
具体的には、例えばネットワーク接続の場合には、同じイーサネット(登録商標)であっても、100 Base-Txや1000Base-T等の有線ネットワークの他、IEEE 802.11a/b/g等の無線ネットワークなどというように様々な形態があり、例えば有線ネットワークは無線ネットワークに比べて電波干渉による速度低下などの不安定性がないものの、有線という物理的媒体に起因する利便性の低下があるなど各々に一長一短があるため、機器の設置場所や利用形態に合わせて形態が選ばれている。そのため、出力側の機器と入力側の機器との間の伝送経路は、安定しているとは限らず、電波干渉のほか、輻輳などによって急に映像データの伝送が影響される場合がある。
HDMI規格の端子で直接接続した場合には、このような不安定さはないが、出力側の機器と入力側の機器とを比較的近接して配置した構成でないと接続不可能であり、また、一般的なコンポジット映像信号の入力端子や出力端子を設ける場合に比べてコストがかかる問題があり、映像機器が備えるHDMI規格の端子の数は限られ、HDMI規格の端子を使用して、1台の機器に接続可能な機器の数は、ある程度限定されてしまい、ネットワーク接続の如き自由度はない。
このため、ユーザは、使用目的や用途に応じて、HDMI規格の端子を使用した接続による伝送路と、ネットワーク接続による伝送路を、選択することになる。ここで、一方の伝送路での伝送される映像データを、テレビジョン受像機に入力させて、その受像機で映像プログラムを視聴していたとする。この状態で、視聴途中で何らかの要因で、映像データなどの伝送状態が不安定になることが発生すると、別の伝送路への切換えが可能である場合には、その切替え操作をユーザが行うことになる。
ところが、ネットワーク接続による映像コンテンツの伝送と、HDMI規格のケーブルなどで直接接続して伝送する処理は、全く連携していない。従って、例えば、ネットワーク経由で伝送された映像コンテンツを途中まで視聴した後、HDMI規格のケーブルで伝送された映像コンテンツの視聴に切替える場合には、その切替えた時点で、再度同じ映像コンテンツを先頭から視聴することになる。続きを視聴する場合には、ユーザ操作で早送りなどの操作を行って、続きのシーンを探す操作が必要になり、非常に面倒である。
図8のフローチャートは、従来のこの種の切替え時の処理例を示した図である。ここでは、ネットワーク接続による映像コンテンツの伝送と、HDMI規格のケーブルによる映像コンテンツの伝送とを、テレビジョン受像機で切替える場合の処理例を示したフローチャートである。図8のフローチャートの処理は、テレビジョン受像機の制御部で、外部機器から伝送された映像コンテンツを受信して表示させる場合の判断処理である。
まず、テレビジョン受像機の制御部は、現在の入力選択がネットワーク端子の接続を選択しているか否か判断する(ステップS11)。この判断で、ネットワーク端子を選択している場合には、ネットワークを経由して受信できるコンテンツリストを取得し(ステップS12)、その取得したネットワーク経由のコンテンツリストを表示させる(ステップS13)。また、ステップS11の判断で、ネットワーク端子以外の端子(ここではHDMI規格の入力端子)を選択していると判断した場合には、HDMI規格の端子に接続されている機器に用意されたコンテンツのリストを取得して、そのコンテンツリストを表示させる(ステップS14)。
ステップS13又はS14でコンテンツリストを表示させた場合には、それぞれ入力切替えがあるか否か判断し(ステップS15及びS16)、入力切替えがある場合には、対応した入力端子側のコンテンツリスト取得処理(ステップS12又はS14)に戻る。
ステップS15及びS16で入力切替えがないと判断した場合には、表示されたコンテンツリストの中から再生コンテンツが選択されたか否か判断し(ステップS17)、選択があるまで待機する。コンテンツリストの中からの再生コンテンツの選択があると、その選択されたコンテンツの取得処理(即ちコンテンツの伝送開始要求の相手への伝送)を行い(ステップS18)、伝送された映像コンテンツのテレビジョン受像機での再生処理(即ち受信した映像の表示処理及び音声の出力処理)を行う(ステップS19)。そして、再生を停止させるユーザ操作があるか否か判断し(ステップS20)、再生停止がない限りはステップS18,S19での再生を継続させる。再生停止操作がある場合には、ステップS11の判断処理に戻る。
この図8のフローチャートに示すように、ネットワーク接続などで映像機器間のコンテンツの伝送は、基本的にコンテンツリストの表示と、その表示されたリストに基づいた選択処理であり、伝送途中での切替えは考慮されていない。伝送途中で別の伝送経路に切替えたい場合には、再度、別の伝送経路でコンテンツリストを取得して、その取得したコンテンツリスト上で再生を指示して、そのコンテンツを先頭から再生させることになってしまう。このような先頭からの再生を常時行うようにすると、伝送途中での障害発生時などに、伝送経路の切替えが煩わしくなる問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、映像データの伝送経路を切替える際の、ユーザの利便性を向上することを目的とする。
本発明は、機器内に保持された映像データを含むコンテンツを出力する場合に、コンテンツのリストを作成し、コンテンツリストに含まれるコンテンツについての、所定のフォーマットで出力端子に接続されたケーブルから出力するケーブル出力処理と、所定のネットワークにアクセスして出力するネットワーク伝送処理とを可能とし、出力したコンテンツの受信側からの要求に基づいて、ケーブル出力処理と、ネットワーク伝送処理とを切替えるコンテンツ伝送切替え処理をコンテンツの伝送途中で実行するようにしたものである。
また本発明は、出力装置から出力される映像データ及び映像データに付随するデータを入力する場合に、入力端子で入力可能なコンテンツを示す第1のコンテンツリストと、ネットワークにアクセスして入力可能なコンテンツを示す第2のコンテンツリストとを作成し、入力端子からのデータ入力とネットワークにアクセスしてのデータ入力との、いずれか一方のデータ入力によるコンテンツの入力状態が異常である場合に、入力中のコンテンツが第1及び第2のコンテンツリストの双方に存在するかを判断し、双方にある場合に、同一のコンテンツを、他方のデータ入力として入力できるように送信させる要求を、出力装置に対して行うようにしたものである。
このようにしたことで、ネットワークにアクセスしてのコンテンツの取得と、入力端子からのコンテンツの取得とが可能である場合で、一方の経路を介した入力状態が異常である場合に、別の経路でのコンテンツの取得が可能になる。その際に、コンテンツの再生途中での伝送経路の切替えが可能になる。
本発明によると、コンテンツの再生途中での伝送経路の切替えが可能になり、伝送途中で何らかの伝送障害発生時に、他の伝送経路に切替えた場合でも、その切替えた伝送経路で、再生途中のコンテンツの続きを継続して視聴できるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図7を参照して説明する。
本例においては、表示装置と、その表示装置に映像データを伝送可能な複数台の録画再生装置で、映像プログラム視聴システムを構成したものである。図1は、そのシステム構成例を示したものである。テレビジョン受像機として構成された表示装置10は、HDMI規格の伝送ライン1で、第1の録画再生装置30と直接接続してある。また、表示装置10は、イーサネット(登録商標)などによるネットワークへの接続機能を有し、家庭内ネットワーク2に接続してあり、そのネットワーク2で第1の録画再生装置30及び第2の録画再生装置50とデータ転送が可能な構成としてある。第1及び第2の録画再生装置30及び50は、例えばハードディスクを記録媒体として映像プログラム(映像コンテンツ)を記録し再生可能な映像機器である。家庭内ネットワーク2は、インターネットなどを経由して、外部の映像機器などとデータ転送可能とすることもできる。
図1に示したシステム構成の場合、表示装置10は、図1に破線で示した各種伝送経路での映像データの供給が可能である。即ち、第1の録画再生装置30から表示装置10へは、HDMI規格の伝送ライン(以下HDMIケーブルと称する)1を介した伝送経路aでの伝送と、家庭内ネットワーク2を経由した伝送経路bとが可能である。第2の録画再生装置30から表示装置10へは、家庭内ネットワーク2を経由した伝送経路cの他に、第2の録画再生装置30から家庭内ネットワーク2を経由して第1の録画再生装置30に一旦伝送した後に、その第1の録画再生装置30からHDMIケーブル1を介して表示装置10に伝送させる伝送経路dについても可能である。HDMIケーブル1での伝送については、非圧縮の映像データをピクセル単位で伝送されるもので、音声データなども同時に伝送される。HDMIケーブル1は、制御データなどの補助的なデータを双方向に伝送することも可能である。このHDMI規格での伝送状態の詳細については後述する。ネットワークを経由した伝送については、例えばMPEG2方式で圧縮された映像データや音声データが伝送されるものである。このネットワークを経由した伝送については、例えばDLNA規格に準拠した伝送が行われ、制御データなどを双方向に伝送することも可能である。
図2は、本例の表示装置10の構成例を示した図である。テレビジョン受像機として構成された表示装置10は、HDMIケーブル1(図1)を接続するためのHDMI端子11を備える。このHDMI端子11は、映像データなどを入力する端子であり、HDMI伝送処理部12が入力した映像データや音声データの入力処理を行う。このHDMI伝送処理部12での入力処理は、HDMI伝送制御部13の制御で実行される。制御データなどの一部のデータについては、HDMI伝送制御部13の制御で、HDMI伝送処理部12からHDMI端子11に接続されたケーブル1に送出可能である。
また本例の表示装置10は、ネットワーク端子14を備え、家庭内ネットワーク2(図1)に接続可能としてある。ネットワーク端子14は、ネットワークに有線接続される場合には、ケーブルを接続するための端子として構成されるが、ネットワークに無線接続される通信手段として構成してもよい。ネットワーク端子14で受信した映像データなどは、ネットワーク伝送制御部16の制御により、伝送処理部15で受信処理される。ネットワーク伝送制御部16は、例えばDLNA規格に準拠した伝送処理の制御を行うようにしてある。ネットワーク伝送制御部16の制御により、制御データなどを、伝送処理部15からネットワーク端子14に送出させることも可能である。
HDMI端子11を使用した伝送と、ネットワーク端子14を使用した伝送は、この表示装置全体の動作を制御する制御部17により制御される。表示装置10での映像を表示させる構成としては、映像表示処理部18を備え、HDMI端子11又はネットワーク端子14で受信した映像データ、或いはチューナ27で受信した映像データを、表示用に処理し、表示パネル19に表示させる。表示パネルとしては、液晶表示パネルなどの各種映像表示手段が適用可能である。
また、表示装置10は、音声処理部20を備える。音声処理部20では、HDMI端子11又はネットワーク端子14で受信した音声データ、或いはチューナ27で受信した音声データを音声処理して、アナログ変換された音声信号を得る。変換された音声信号は、出力処理部21で増幅などの出力処理をして、接続されたスピーカ22L,22Rから出力させる。
表示装置10のネットワーク端子14を介して受信可能な映像コンテンツのリストは、制御部17の制御でネットワークコンテンツリスト記憶部23に記憶させる。このコンテンツのリストは、ネットワークを介してデータ転送する相手が決まった段階で、その相手の機器から取得する処理を行って、伝送処理部15で受信したデータをネットワークコンテンツリスト記憶部23に記憶させる。さらに、ネットワークを介したデータ伝送状態については、ネットワークステータス記憶部24が記憶するようにしてある。このネットワークステータス記憶部24に記憶される具体的なステータスとしては、例えば、映像コンテンツを受信している際に、その受信中のコンテンツを特定するのに必要なデータと、映像コンテンツを受信(再生)した区間のデータとがある。
表示装置10のHDMI端子11を介して受信可能な映像コンテンツのリストは、制御部17の制御でHDMIコンテンツリスト記憶部25に記憶させる。このコンテンツのリストは、HDMI端子11に接続された機器と制御データのやり取りが段階で、その相手の機器から取得する処理を行って、伝送処理部12で受信したデータをHDMIコンテンツリスト記憶部25に記憶させる。さらに、HDMI端子11を介したデータ伝送状態については、HDMIステータス記憶部26が記憶するようにしてある。このHDMIステータス記憶部26に記憶される具体的なステータスとしては、例えば、映像コンテンツを受信している際に、その受信中のコンテンツを特定するのに必要なデータと、映像コンテンツを受信(再生)した区間のデータとがある。
表示装置10のHDMI端子11又はネットワーク端子14を介して受信して再生(視聴)した映像コンテンツの再生位置は、コンテンツ再生位置記憶部28が記憶して、その記憶部28が記憶した再生位置を、制御部17が判断できる構成としてある。
図3は、本例の第1の録画再生装置30の構成例を示した図である。映像コンテンツ(映像プログラム)を受信して録画し、その録画された映像コンテンツを再生するビデオレコーダとして構成された第1の録画再生装置30は、HDMIケーブル1(図1)を接続するためのHDMI端子31を備える。このHDMI端子31は、映像データなどを出力する端子であり、HDMI伝送処理部32が映像データや音声データの出力処理を行う。このHDMI伝送処理部32での入力処理は、HDMI伝送制御部33の制御で実行される。制御データなどの一部のデータについては、HDMI伝送制御部33の制御でケーブルで接続された相手の機器(入力機器)に送信でき、また相手の機器から伝送された制御データなどのデータについては、HDMI伝送制御部33が判別できるようにしてある。
また本例の第1の録画再生装置30は、ネットワーク端子34を備え、家庭内ネットワーク2(図1)に接続可能としてある。ネットワーク端子34は、ネットワークに有線接続される場合には、ケーブルを接続するための端子として構成されるが、ネットワークに無線接続される通信手段として構成してもよい。ネットワーク端子34での映像コンテンツなどの送信は、ネットワーク伝送制御部36の制御により、伝送処理部35で処理される。ネットワーク伝送制御部36は、例えばDLNA規格に準拠した伝送処理の制御を行うようにしてある。ネットワーク伝送制御部36の制御により、制御データなどを、伝送処理部35からネットワーク端子34に送出させることも可能で、また通信相手から伝送された制御データを受信してネットワーク伝送制御部36が判別することも可能である。
HDMI端子31を使用した伝送と、ネットワーク端子34を使用した伝送は、この録画再生装置全体の動作を制御する制御部37により制御される。録画再生装置内には、映像コンテンツ(放送番組、映画などの映像プログラム)を蓄積するコンテンツ記憶部42を備える。コンテンツ記憶部42は、例えば大容量のハードディスクで構成される。コンテンツ記憶部42での映像コンテンツの記憶(録画)と、その記憶されたコンテンツの再生処理は、コンテンツ録画再生部43で実行される。コンテンツ録画再生部43で再生処理された映像コンテンツは、HDMI端子31又はネットワーク端子34から出力される。また、制御部37の制御で、ネットワーク端子34で受信した映像コンテンツを、HDMI端子31から出力させることも可能としてある。
コンテンツ記憶部42に記憶されたコンテンツのリストについては、コンテンツリスト記憶部41に記憶してある。コンテンツリスト記憶部41とコンテンツ記憶部42は、同一の記憶部(ハードディスクなど)を使用してもよい。コンテンツ記憶部42に記憶されるコンテンツのリストとしては、映像コンテンツが放送番組である場合には、放送番組に関する電子番組情報(EPG:Electric Program Guide)を利用して、番組タイトル、放送日時、長さ(録画時間)、出演者、番組内容などを記憶したリストとする。映像コンテンツがビデオカメラ装置で撮影された映像コンテンツである場合には、撮影日時、タイトル、長さなどを記憶したリストとする。
なお、第2の録画再生装置50の内部構成については図示しないが、第1の録画再生装置30と同様の構成である。
次に、第1の録画再生装置30のHDMI端子31と、表示装置10のHDMI端子11との間で、HDMIケーブル1で伝送される各チャンネルのデータ構成例について説明する。HDMI規格では、図4に示すように、映像データを伝送するチャンネルとして、チャンネル0と、チャンネル1と、チャンネル2の3つのチャンネルが用意してあり、さらにピクセルクロックを伝送するクロックチャンネルが用意してある。また、電源の伝送ラインと、制御データ伝送チャンネルとしての、DCC及びCECが用意してある。後述するコンテンツリストの要求、再生位置の指示、及びそれらの指示に対する返送は、例えばこの制御データ伝送チャンネルとしてのCECのチャンネルを利用して行われる。
送信側(第1の録画再生装置30)では、映像データを伝送するチャンネル毎に、データ合成部32a,32b,32cが伝送処理部32内に用意してあり、受信側(表示装置10)でも、映像データを伝送するチャンネル毎に、データ分離部12a,12b,12cが伝送処理部12内に用意してある。
各チャンネルの構成について説明すると、チャンネル0では、Bデータ(青色データ)のピクセルデータと、垂直同期データと水平同期データと補助データとを伝送するようにしてある。チャンネル1では、Gデータ(緑色データ)のピクセルデータと、2種類の制御データ(CTL0,CTL1)と、補助データとを伝送するようにしてある。チャンネル2では、Rデータ(赤色データ)のピクセルデータと、2種類の制御データ(CTL2,CTL3)と、補助データとを伝送するようにしてある。
図5は、本例の伝送構成で伝送される、1フレームのライン構成及びピクセル構成を示した図である。本例の場合に伝送される映像データ(主映像データ)は、非圧縮データであり、垂直ブランキング期間及び水平ブランキング期間が付加されている。具体的には、図5の例では、表示される映像エリア(アクティブビデオエリアとして示すエリア)として、480ライン×720ピクセルのピクセルデータとしてあり、ブランキング期間まで含めたライン数及びピクセル数として525ライン及び858ピクセルとしてある。ブランキング期間中のダブルハッチングで示すエリアはデータアイランドと称される、補助データを付加することが可能な期間である。後述するコンテンツリストなどの伝送を、このデータアイランドの区間を使用して伝送するようにしてもよい。
次に、本例の表示装置10で、他の機器から伝送された映像コンテンツを受信して視聴させる処理例を、図6のフローチャートを参照して説明する。図6のフローチャートの処理では、映像コンテンツの送出元として、第1の録画再生装置30を想定している。
まず、表示装置10の制御部17は、現在の入力選択がネットワーク端子の接続を選択しているか否か判断する(ステップS101)。この判断で、ネットワーク端子を選択している場合には、ネットワークを経由して通信中の相手(第1の録画再生装置30)に対して、ネットワークに送出可能な映像コンテンツのリストを要求し、その要求に従って送信されるコンテンツリストを取得し(ステップS102)、その取得したネットワーク経由のコンテンツリストを表示させる(ステップS103)。また、ステップS101の判断で、ネットワーク端子以外の端子(ここではHDMI規格の入力端子)を選択していると判断した場合には、HDMI規格の端子に接続されている機器に用意されたコンテンツのリストを要求し、その要求に従って送信されたコンテンツリストを表示させる(ステップS104)。
ステップS103又はS105でコンテンツリストを表示させた場合には、それぞれ入力切替えがあるか否か判断し(ステップS106及びS107)、入力切替えがある場合には、対応した入力端子側のコンテンツリスト取得処理(ステップS102又はS104)に戻る。
ステップS106及びS107で入力切替えがないと判断した場合には、表示されたコンテンツリストの中から再生コンテンツが選択されたか否か判断し(ステップS108)、選択があるまで待機する。コンテンツリストの中からの再生コンテンツの選択があると、その選択されたコンテンツの取得処理(即ちコンテンツの伝送開始要求の相手への伝送)を行い(ステップS109)、伝送された映像コンテンツの表示装置10での再生処理(即ち受信した映像の表示処理及び音声の出力処理)を行う(ステップS110)。ここまでは、図8に示した従来の処理と同じである。
そして本例においては、伝送された映像コンテンツの再生処理中に、映像コンテンツを提供している機器、および利用中の伝送経路の制御部13又は16からステータスを取得し、入力状態が異常を来たしているか確認する(ステップS111)。ここでの異常とは、例えば、再生を継続できない程度に伝送レートが低下したり、伝送が途切れる場合などがある。ここで、もし異常がなければ利用者により再生停止指示があるか否か判断する(ステップS112)。再生停止指示があった場合には、ステップS101に戻り、停止指示がない場合には映像コンテンツのデータを引き続き要求するステップS109に戻る。
ステップS111で入力異常があった場合には、現在利用していない側の伝送経路のコンテンツリストを取得し(ステップS113)、その中に現在再生表示している映像コンテンツと同一内容のコンテンツがあるか否か判断する(ステップS114)。ここでの同一内容の判断としては、コンテンツリストにおけるタイトル、番組の放送時刻、コンテンツの長さなどから判別する。もし同一内容のコンテンツがない場合には、既に説明したステップS112に移って、再生停止処理があるか否かの判断を行う。
ステップS114で、別のコンテンツリストに同一内容の映像コンテンツが存在した場合には、制御部17は現在のコンテンツの再生位置を記憶部28から取得する(ステップS115)。ここでの再生位置としては、例えばMPEG2方式の映像データの場合、PTS,DTS,PCR,SCRなどの時刻情報や録画開始時間からの再生時間などを利用する。その後、映像コンテンツの入力選択を、現在の端子(端子11又は14)から、別の端子とする入力切替えを行う(ステップS116)。このとき、同一内容の映像コンテンツを保持する機器に対して、現在視聴していた再生位置から表示し得るよう、データを要求し(ステップS116)、ステップS110のデータ表示へと戻る。
なお、ステップS114での同一内容の映像コンテンツの判断としては、同一機器の同一映像データでなくてもよい。例えば、第1の録画再生装置30からの映像コンテンツを再生中に異常があり、ネットワーク上の別の機器(例えば第2の録画再生装置50)に同一映像コンテンツがあるか検索するようにしてもよい。また、同一コンテンツか否かの判断時には、録画開始時間などに多少の違いがあっても、同一コンテンツであると判断するようにして、個々の機器の時刻ずれなどに対処できるようにしてもよい。また、同一コンテンツと判断された後に、その検出されたコンテンツから再生位置を指定する場合には、チャプタ位置のパターンから、同一再生位置を判断するようにしてもよい。或いは、各映像データのパケットなどに含まれる時間情報から、同一位置を判断するようにしてもよい。
次に、蓄積(録画)された映像コンテンツをネットワーク又はHDMIケーブルに送出する機器側での処理動作例を、図7のフローチャートに示す。ここでは、第1の録画再生装置30での処理例を示してあり、第1の録画再生装置30の制御部37が制御する。
第1の録画再生装置30では、ネットワーク又はHDMIケーブルから得られた要求に応じた動作を行う。まず、制御部37は、ネットワークを経由してコンテンツリストを要求されたか確認する(ステップS121)。該当する要求がある場合には、機器内のコンテンツ記憶部42に記憶された映像コンテンツのリストを、機器内コンテンツリスト記憶部42から取得し(ステップS122)、ネットワーク上で要求を行った機器に返信する(ステップS123)。
次に、制御部37は、ネットワークを介して、機器内のコンテンツ記憶部42に記憶された映像コンテンツを要求されたか否か確認する(ステップS124)。ここで、映像コンテンツの要求がある場合には、要求されたコンテンツの映像データを要求元の機器に対して、ネットワーク経由で送信する(ステップS125)。このとき、再生位置を指定して要求された場合には、その再生位置から映像データを送信する。ネットワーク経由で送信する場合には、基本的にコンテンツ記憶部42に記憶された圧縮された映像データ(例えばMPEG2方式の映像データ)などを、その圧縮されたまま送出させる。ネットワークに送出させる上で、圧縮率などの調整が必要な場合には、録画再生部43で処理を行う。
また、制御部37は、ネットワークから機器の状態を要求されたか確認し(ステップS126)、要求があった場合には機器内のステータスを取得し(ステップS127)、その取得したステータスを要求元の機器に対してネットワーク経由で送信する(ステップS128)。さらに、HDMI規格の端子31を経由して、接続された相手の機器から、機器の状態を要求された場合には(ステップS129)、伝送路の輻輳などの伝送状態自体のステータスと、機器のステータスを取得し(ステップS130)、それらをHDMI規格の端子31で接続された要求元の機器に送信する(ステップS131)。
また、制御部37は、HDMI規格の端子31で接続された機器から映像データの要求があったか確認し(ステップS132)、要求された場合には、指示された映像コンテンツを録画再生部43がコンテンツ記憶部42から読み出して、その読み出された映像コンテンツを、非圧縮の映像データや音声データに復号して、復号された映像データ及び音声データをHDMI規格の端子31から送出させる(ステップS133)。このとき、再生位置の指示がある場合には、その指示された位置からの映像コンテンツのデータを送り、指示がない場合には先頭位置から送る。
また、制御部37は、HDMI規格の端子31で接続された機器からコンテンツリストを要求されたか確認し(ステップS134)、要求された場合には、自機器内のコンテンツリスト記憶部41からコンテンツのリストを取得し(ステップS135)、取得したコンテンツリストをHDMI規格の端子31から相手の機器に出力する(ステップS136)。
なお、この図7のフローチャートの処理では、コンテンツリストとして、自機器内に保持したコンテンツのリストを送信するようにしたが、自機器とネットワークで接続された他の機器のコンテンツリストを取得して、そのコンテンツリストについても送信するようにしてもよい。該当するコンテンツリストの送信で、その中の特定コンテンツの再生が指示された場合には、そのコンテンツをネットワーク経由で取得して、HDMI規格の端子31から出力する。この処理は、例えば図1に示した伝送経路dの伝送状態になる。
また、ここまで説明した実施の形態では、イーサネット(登録商標)などのネットワーク端子と、HDMI規格の端子のような映像入力(映像出力)端子のように、物理的に異なる複数の経路を切替える処理について説明したが、HDMI規格の端子以外の端子で接続する場合にも適用可能である。例えば、IEEE1394規格のケーブル(ネットワーク)に接続する端子を備えたものにも適用可能である。また、同じイーサネット(登録商標)などのネットワーク端子であっても、伝送プロトコルがDLNA規格と、他のパーソナルコンピュータ装置又は家電機器間を、ネットワークを経由して相互接続するプロトコルとの間で、伝送状態により切替える処理にも適用可能である。この場合、例えば大きなパケット長を規定するために無線通信を用いた場合には電波干渉の影響を受けやすい等といったプロトコルによる弱点をカバーすることが可能となる。
また、上述した実施の形態では、表示装置と録画再生装置をHDMIケーブルで接続した場合の、表示装置から録画再生装置に対するステータス要求、コンテンツリスト要求、映像データ要求を、HDMIケーブル内の制御データ伝送用のチャンネル(CECのチャンネルやデータアイランド)を使用して行うようにしたが、コンテンツを受信する伝送路とは異なる伝送経路を使用して、これらの要求を行うようにしてもよい。例えば、AVマウスと称される赤外線信号を送信する送信機を表示装置に接続して、その送信機から録画再生装置のリモートコントロール信号の受信部に対して、ステータス要求、コンテンツリスト要求、映像データ要求などを行う制御データを送信するようにしてもよい。
また、録画再生装置側から表示装置側へのコンテンツリストの伝送については、例えば、コンポジット映像信号を伝送する一般的な映像伝送ケーブルで伝送する場合に、映像信号の垂直帰線消去区間にコンテンツリストなどの返信データを重畳してもよい。このようにすることで、制御データの伝送ラインが用意されていない伝送方式にも対処可能である。
また、上述した実施の形態では、非圧縮映像データを単方向に伝送するHDMI規格の伝送路と、双方向に主に圧縮映像データを伝送するネットワークの伝送路の二つの経路がある場合を例にして説明したが、3つ以上の伝送経路が存在する場合にも、本発明は適用可能である。この場合、伝送途中での切替え時に、代替となる映像伝送経路が複数存在することになるので、それぞれの経路のステータスやデータが入手できるまでに要する時間や、伝送路の使用状態などを考慮して選択することが可能となる。
本発明の一実施の形態によるシステム構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による表示装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による録画再生装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるケーブルでの伝送チャンネル構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるケーブルでの伝送時のデータ構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による表示装置での処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による録画再生装置での処理例を示すフローチャートである。 従来の映像コンテンツ受信時の処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…HDMIケーブル、2……家庭内ネットワーク、10…表示装置(テレビジョン受像機)、11…HDMI端子、12…HDMI伝送処理部、13…HDMI伝送制御部、14…ネットワーク端子、15…ネットワーク伝送処理部、16…ネットワーク伝送制御部、17…制御部、18…映像表示処理部、19…表示パネル、20…音声処理部、21…出力処理部、22L,22R…スピーカ、23…ネットワークコンテンツリスト記憶部、24…ネットワークステータス記憶部、25…HDMIコンテンツリスト記憶部、26…HDMIステータス記憶部、27…チューナ、30…第1の録画再生装置、31…HDMI端子、32…HDMI伝送処理部、33…HDMI伝送制御部、34…ネットワーク端子、35…ネットワーク伝送処理部、36…ネットワーク伝送制御部、37…制御部、38…ネットワークステータス記憶部、39…HDMIステータス記憶部、40…機器内ステータス記憶部、41…機器内コンテンツリスト記憶部、42…コンテンツ記憶部、43…コンテンツ録画再生部、50…第2の録画再生装置

Claims (8)

  1. 映像データ及び映像データに付随するデータを、所定のフォーマットで他の装置に出力可能な出力装置において、
    映像データを含むコンテンツを保持するコンテンツ保持部と、
    前記コンテンツ保持部に保持されたコンテンツのリストを保持するコンテンツリスト保持部と、
    前記所定のフォーマットのデータ出力を行う出力端子部と、
    所定のネットワークにアクセスするためのネットワーク接続部と、
    前記他の装置からの要求に基づいて、前記コンテンツ保持部が保持した特定のコンテンツについての、前記出力端子部からの出力と、前記ネットワーク接続部からの出力とをコンテンツの伝送途中で切替える制御部とを備えたことを特徴とする
    出力装置。
  2. 請求項1記載の出力装置において、
    前記出力端子部から出力させるデータのフォーマットは、映像データを、画素クロックに同期して画素単位のデータで出力させるフォーマットであることを特徴とする
    出力装置。
  3. 請求項1記載の出力装置において、
    前記制御部は、前記コンテンツリスト保持部が保持したコンテンツリストを、前記出力端子部と前記ネットワーク接続部の双方から出力させ、前記出力端子部と前記ネットワーク接続部のいずれか一方から出力させているコンテンツと同一のコンテンツについて、他方から出力させる要求がある際に、前記切替えを行い、前記要求がある際のコンテンツ出力位置から継続して出力させることを特徴とする
    出力装置。
  4. 出力装置から出力される映像データ及び映像データに付随するデータを入力する入力装置において、
    所定のフォーマットのデータ入力を行う入力端子部と、
    所定のネットワークにアクセスしてデータ入力を行うネットワーク接続部と、
    前記入力端子部で入力可能なコンテンツのリストを記憶する第1のコンテンツリスト記憶部と、
    前記ネットワーク接続部で入力可能なコンテンツのリストを記憶する第2のコンテンツリスト記憶部と、
    前記入力端子部と前記ネットワーク接続部のいずれか一方からのコンテンツの入力状態が異常である場合に、入力中のコンテンツが前記第1及び第2のコンテンツリスト記憶部のリストの双方に存在するかを判断し、双方にある場合に、同一のコンテンツを、前記入力端子部と前記ネットワーク接続部の他方に対して送信させる要求を、前記出力装置に対して行う制御部とを備えたことを特徴とする
    入力装置。
  5. 請求項4記載の入力装置において、
    前記入力端子部から入力するデータのフォーマットは、映像データが、画素クロックに同期して画素単位のデータで入力するフォーマットであることを特徴とする
    入力装置。
  6. 請求項4記載の入力装置において、
    前記入力端子部又は前記ネットワーク接続部から入力したコンテンツの入力位置を判断する入力位置判断部を備え、
    前記制御部は、前記入力位置判断部が判断した入力位置からの送信を、前記要求で行うことを特徴とする
    入力装置。
  7. 映像データ及び映像データに付随するデータを、所定のフォーマットで出力可能な出力装置と、その出力装置から出力される映像データ及び映像データに付随するデータを入力する入力装置とで構成される伝送システムにおいて、
    前記出力装置として、
    映像データを含むコンテンツを保持するコンテンツ保持部と、
    前記コンテンツ保持部に保持されたコンテンツのリストを保持するコンテンツリスト保持部と、
    前記所定のフォーマットのデータ出力を行う出力端子部と、
    所定のネットワークにアクセスするためのネットワーク接続部と、
    前記他の装置からの要求に基づいて、前記コンテンツ保持部が保持した特定のコンテンツについての、前記出力端子部からの出力と、前記ネットワーク接続部からの出力とをコンテンツの伝送途中で切替える制御部とを備え、
    前記入力装置として、
    前記所定のフォーマットのデータ入力を行う入力端子部と、
    前記所定のネットワークにアクセスしてデータ入力を行うネットワーク接続部と、
    前記入力端子部で入力可能なコンテンツのリストを記憶する第1のコンテンツリスト記憶部と、
    前記ネットワーク接続部で入力可能なコンテンツのリストを記憶する第2のコンテンツリスト記憶部と、
    前記入力端子部と前記ネットワーク接続部のいずれか一方からのコンテンツの入力状態が異常である場合に、入力中のコンテンツが前記第1及び第2のコンテンツリスト記憶部のリストの双方に存在するかを判断し、双方にある場合に、同一のコンテンツを、前記入力端子部と前記ネットワーク接続部の他方に対して送信させる要求を、前記出力装置に対して行う制御部とを備えたことを特徴とする
    伝送システム。
  8. 映像データ及び映像データに付随するデータを出力装置から入力装置に伝送する伝送方法において、
    前記出力装置側で、
    前記出力可能なコンテンツのリストを作成し、
    前記コンテンツリストに含まれるコンテンツを、所定のフォーマットで出力端子に接続されたケーブルから出力するケーブル出力処理と、所定のネットワークにアクセスして出力するネットワーク伝送処理とを可能とし、
    前記入力装置側で、
    入力端子からの所定のフォーマットのデータ入力と、
    所定のネットワークにアクセスしてのデータ入力とを可能とし、
    前記入力端子で入力可能なコンテンツを示す第1のコンテンツリストと、前記ネットワークにアクセスして入力可能なコンテンツを示す第2のコンテンツリストとを作成し、
    前記入力端子からのデータ入力と前記ネットワークにアクセスしてのデータ入力との、いずれか一方のデータ入力によるコンテンツの入力状態が異常である場合に、入力中のコンテンツが前記第1及び第2のコンテンツリストの双方に存在するかを判断し、双方にある場合に、同一のコンテンツを、他方のデータ入力として入力できるように送信させる要求を、前記出力装置に対して行い、
    前記出力装置側で、前記要求に基づいて、前記ケーブル出力処理と、前記ネットワーク伝送処理とをコンテンツの伝送途中で切替えるコンテンツ伝送切替え処理を実行することを特徴とする
    伝送方法。
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