JP2007305264A - 光ディスク装置および光ディスク装置のチルト調整方法 - Google Patents

光ディスク装置および光ディスク装置のチルト調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明においては、光ピックアップの光学系の光軸ずれの製造上のバラツキが発生しても光ディスクの種類に応じて最適なチルト値を設定することができる光ディスク装置および光ディスク装置のチルト調整方法を提供することを目的とする。
【解決手段】光ディスクの種類を検出する検出手段と、光ディスクに対する対物レンズのチルト角を検出光ディスクの種類に応じて異なる方式のチルト制御を行うチルト制御手段と、光ディスクの種類に応じてチルト制御に用いる補正値を格納する記憶手段と、光ディスクの種類に応じたチルト制御の方式でチルト制御を行わせる際、光ディスクの種類に応じた補正値を記憶手段から読出してチルト制御手段が検出したチルト角に加算する制御手段とを具備する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクメディアに対して記録を行う光ディスク記録再生装置に関し、特に、光ディスクのデータ記録面に対するレーザ光の入射角度を制御する機構を備えた光ディスク装置および光ディスク装置のチルト調整方法に関する。
近年パーソナルコンピュータの外部記憶装置として、円盤状の記録媒体である光ディスクが一般に使用されている。この光ディスクとして当初音楽鑑賞用の目的に開発されたCDからパーソナルコンピュータのデータ記録用に開発されたCD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±RW、DVD−RAMなど多くの種類がある。またこの光ディスクは、平面上で形成されているが実際には完全な平面とすることは難しく光ディスク半径方向の外周部にかけて反りを生じている。これらは雰囲気温度が高い場合には、記録および再生中に光ディスク記録装置が温度上昇し、光ディスク装置の温度上昇に伴い、光ディスクが光ディスク雰囲気の熱を吸収し、光ディスクのポリカーボネイト板が熱変形し、光ディスク半径方向に対して、さらに光ディスクが反る場合がある。このような光ディスクの反りが発生すればレーザ光が記録面に対して垂直にならず、記録面で収差が発生し、隣接トラックからの反射回折光によるクロストークを発生させ、記録マークの読み取りエラーを引き起こす要因となる。
従って、光ディスクの反りに対してレーザ光がディスク面に対し垂直になるように光ピックアップの対物レンズを調整(チルトと呼ぶ)する手法が採用されている。
例えば光ディスクのうちDVD−R/RWなどに対しては、対物レンズに対して光ディスクが半径方向に傾いている場合でも記録・再生特性を理想的な状態に維持するために、対物レンズと光ディスクの間の相対角度を適正な状態に保つように学習制御するレンズチルト学習制御が行われている。このレンズチルト学習制御は、光ディスクの全面に対して光ピックアップを半径方向に移動しながら、複数のポイントでチルト値を測定し、光ディスクの全面に亘るチルトの近似曲線を求める全面チルト学習技術や、その近似曲線をもとに、光ディスクの任意の半径方向位置にシークする際に、その位置に対応するチルト駆動値をチルトアクチュエータに印加するチルト制御技術が用いられていた。
従来の光ディスク装置における対物レンズのチルト制御に関して図15を用いて説明する。
図15は、従来の光ディスク装置の対物レンズのチルト制御ブロック図である。図15において、101はホストコンピュータ、102は光ディスク装置、103はインターフェース、1は光ディスク、2はピックアップモジュール、3は光ピックアップ、4はスピンドルモータ、5はフォーカス駆動コイル、6は対物レンズ、7はレーザ、8は反射光受光手段、9はチルト駆動手段、10はキャリッジ、11は反射光演算手段、12はデジタルサーボコントローラ、13はデータ処理部、14はフォーカス駆動コイル制御手段、16はチルト値制御手段、17はレーザ駆動制御手段、18はドライブ制御手段、19はチルト値演算手段19、21はスピンドルモータ駆動手段である。
以上のように構成されたチルト制御手段における全面チルト学習について図16を用いて説明する。
図16は、従来の光ディスクのチルト制御に関する説明図である。図16(a)に示すように光ディスク1は内周から外周に向けて反りを有している。この反りの角度を算出するため、ディスク半径位置23mm〜58mmまでを複数ポイントに分割し、例えば内周から外周に向けてA、B、C、D、E、F、G、Hとし、この各複数ポイントにおいてフォーカスを制御し各ポイントでのフォーカス駆動値を取得する。
図16(b)は、光ディスク1の半径方向での複数のポイントの各ポイントにおけるフォーカス駆動値を示している。このフォーカス駆動値を、各ポイントに対応させてAf、Bf、Cf、Df、Ef、Ff、Gf、Hfとし、図16(b)に示すように例えばポイントEではフォーカス駆動値Ef,ポイントFではフォーカス駆動値Efとして光ディスクのその位置での傾きを算出する。2点間距離はF−Eで求められ、その間でのフォーカス駆動値差=Ff−EfよりF−E間でのディスクの高低差が求められるため、E、Fの2点間でのディスクの反り角度を求めることが可能である。
E−F間の傾きをTEFとすると、TEF(θ)=ATAN((Ff−Ef)/(F−E))で求めることができる。
同様にして、A−B間、B−C間、C−D間、D−E間、F−G間、G−H間でのディスク反り角度を求めることにより、光ディスク全面での反り角度が分かり、その結果に応じて、対物レンズのチルトをディスク盤面に対して垂直となるように、一連の記録動作を行う前に学習する。求めたチルト値は、近似式で近似して、半径位置ごとに光ディスク1へのチルトとして参照できる。なお、近似式にしなくても、各半径位置(例えば前述のA−B間、B−C間、C−D間、D−E間、E−F間、F−G間、G−H間)の値をその区間のチルト値として記憶装置に格納して、チルトとして参照するようにしてもよい。この学習を全面レンズチルト学習と呼ぶ。
従来の全面レンズチルト学習制御方法の一例として、光ディスク全面に亘ってチルト学習する技術が、(特許文献1)に記載されている。
また、光ディスクのうちDVD−RAMに対しては、アドレス情報が記されたCAPA(Complimentary Allocated Pit Address)部を再生しそこから得られる信号の対称性を利用してチルト制御を行っている。
これらの複数の光ディスクに対応してチルト制御する技術が(特許文献2)に記載されている。
特開2003−281761号公報 特開2003−162836号公報
しかしながら、DVD−RAMディスクに対してのチルト制御では光ピックアップの光学系での光軸のずれが発生した場合にはアドレス情報が記されたCAPA部からの対称性が確保できないことがありCAPA部の対称性を基に制御するチルト制御が誤差を生じる課題があった。
また、DVD−R/RWディスクにおいても光ピックアップの光学系での光軸のずれが発生した場合には、全面学習で制御するチルト制御で再生すると光ディスクに形成されているランドプリビット(LPP)の信号がデータに漏れこみ再生特性が悪化する課題があった。
そこで本発明においては、光ピックアップの光学系の光軸ずれの製造上のバラツキが発生しても光ディスクの種類に応じて最適なチルト値を設定することができる光ディスク装置および光ディスク装置のチルト調整方法を提供することを目的とする。
かかる問題を解決するため、本発明の光ディスク装置は、光ディスクの種類を検出する検出手段と、光ディスクに対する対物レンズのチルト角を検出光ディスクの種類に応じて異なる方式のチルト制御を行うチルト制御手段と、光ディスクの種類に応じてチルト制御に用いる補正値を格納する記憶手段と、光ディスクの種類に応じたチルト制御の方式でチルト制御を行わせる際、光ディスクの種類に応じた補正値を記憶手段から読出してチルト制御手段が検出したチルト角に加算する制御手段とを具備した光ディスク装置であり、この構成によれば異なる種類の光ディスクに応じたチルト制御に用いる補正量を呼び出して光ディスクに応じたチルト制御値とすることができるようになる。従って、光ディスク装置の製造時に光ピックアップの光軸のずれに対応して光ディスクに応じた補正値を予め設定することで記録や再生のときの光ディスクと対物レンズのチルトを最適化した光ディスク装置を提供できるようになる。
本発明の光ディスク装置は、光ピックアップの光軸のずれが発生しても、光ディスクの種類に応じたチルト制御手段に予め求めた光ディスクと対物レンズのチルト値を最適にする補正値を加え新たなチルト値とすることで、このチルト値をもとに最適なチルト値制御をすることができるようになるので、情報の記録および再生の品質をよくすることができるようになる。
請求項1記載の発明は、光ディスクの種類を検出する検出手段と、光ディスクに対する対物レンズのチルト角を検出光ディスクの種類に応じて異なる方式のチルト制御を行うチルト制御手段と、光ディスクの種類に応じてチルト制御に用いる補正値を格納する記憶手段と、光ディスクの種類に応じたチルト制御の方式でチルト制御を行わせる際、光ディスクの種類に応じた補正値を記憶手段から読出してチルト制御手段が検出したチルト角に加算する制御手段とを具備した光ディスク装置であり、この構成によれば異なる種類の光ディスクに応じたチルト制御に用いる補正量を呼び出して光ディスクに応じたチルト制御値とすることができるようになる。従って、光ディスク装置の製造時に光ピックアップの光軸のずれに対応して光ディスクに応じた補正値を予め設定することで記録や再生のときの光ディスクと対物レンズのチルトを最適化した光ディスク装置を提供できるようになる。
請求項2記載の発明は、光ディスクの種類を問わず光ディスクに対する対物レンズの角度を所定の複数角度に設定してエラーレートが最小のものを第1チルト値として求める第1の検出手段と、光ディスクの種類に応じて光ディスクに照射する光ビームの収差を最小とする第2チルト値を求める第2の検出手段とを有し、制御手段は、第1チルト値から第2チルト値を減算して補正値を求めて記憶手段に格納することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、この構成によれば、光学系のずれなどによる記録又は再生の時のチルト値が最適でない場合に、予めエラーレートが最小となるチルト値を求めこのチルト値を基に光ディスクの種類に応じたチルト値を設定できるようになるので、チルトを最適化した光ディスク装置を提供できるようになる。
請求項3記載の発明は、外部端末装置に接続するインターフェースを有し、制御手段は、外部端末装置から所定のコマンドを受信した場合、第1チルト値から第2チルト値を減算して補正値を求めて記憶手段に格納することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置であり、この構成によれば、外部端末装置たとえばホストコンピュータなどの制御コマンドを受信したときに光ディスクの種類に応じた補正量を求め記憶装置に格納することができるようになるので、光ディスク製造時に光ディスク装置ごとに補正量を求めることができ製造時の光軸のずれのばらつきなどの影響を削減して最適な補正量とした光ディスク装置を提供できるようになる。
請求項4記載の発明は、第1の検出手段は、光ディスクの半径方向に複数の領域に分けて領域ごとにチルト値を所定の複数角度に設定してエラーレートが最小となるチルト値を求めることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置であり、光ディスクの領域ごとに最適なチルト値を求めることができるので、光ディスクの領域ごとに変化する色々な変形モードに対応できるようになる。
請求項5記載の発明は、第1の検出手段は、光ディスクの半径方向に複数の領域に分けて領域ごとにチルト値を所定の複数角度に設定してエラーレートが閾値より小さくなるチルト値とすることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置であり、エラーレートの判定に閾値を設けて閾値以下であれば最適なチルト値とすることで、所定の角度の判定をしなくても最適チルトを求めることができ、また光ディスクの領域ごとに最適なチルト値を求めることができるので光ディスク装置ごとの固有の光軸のずれによるチルトの影響を補正することができるようになる。
請求項6記載の発明は、光ディスクの種類を検出し、光ディスクの種類に応じたチルト制御方式に係わる補正値を記憶手段から読出し、光ディスクの種類に応じたチルト制御方式で検出したチルト角に前記記憶手段から読出した補正値を加算し、補正値を加算したチルト値を光ディスクの種類に応じたチルト値とすることを特徴とする光ディスク装置のチルト調整方法であり、この方法によれば異なる種類の光ディスクに応じたチルト制御に用いる補正量を呼び出して光ディスクに応じたチルト制御値とすることができるようになる。従って、光ディスク装置の製造時に光ピックアップの光軸のずれに対応して光ディスクに応じた補正値を予め設定することで記録や再生のときの光ディスクと対物レンズのチルトを最適化した光ディスク装置を提供できるようになる。
請求項7記載の発明は、光ディスクの種類を問わず光ディスクに対する対物レンズの角度を所定の複数角度に設定してエラーレートが最小の第1チルト値を求め、光ディスクの種類に応じて光ディスクに照射する光ビームの収差を最小とする第2チルト値を求め、前記第1チルト値から前記第2チルト値を減算して光ディスクの種類に応じた補正値を求め、光ディスクの種類に応じた補正量を前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置のチルト調整方法であり、この方法によれば、光学系のずれなどによる記録又は再生の時のチルト値が最適でない場合に、予めエラーレートが最小となるチルト値を求めこのチルト値を基に光ディスクの種類に応じたチルト値を設定できるようになるので、チルトを最適化した光ディスク装置を提供できるようになる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図を参照にしながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における光ディスク装置のブロック図である。
図1において、101は外部端末装置であるホストコンピュータ、102は光ディスク装置、103はインターフェース、1は光ディスク、2は光ピックアップモジュール、3は光ピックアップ、4はスピンドルモータ、5はフォーカス駆動コイル、6は対物レンズ、7はレーザ、8は反射光受光手段、9はチルト駆動手段、10はキャリッジ、11は反射光演算手段、12はデジタルサーボコントローラ、13はデータ処理部、14はフォーカス駆動コイル制御手段、15はディスク判別手段、16はチルト制御手段、17はレーザ駆動制御手段、18はドライブ制御手段、19はチルト値演算手段、20はフォーカスオフセット手段、21はスピンドルモータ駆動手段、22は補正値記憶手段、23はコマンド受信手段である。
以上のように構成された本発明の実施の形態1における光ディスク装置102について説明する。ホストコンピュータ101と光ディスク装置102とはインターフェース103を介して情報の送受信がされる。ホストコンピュータ101から光ディスク102に対して、光ディスク装置102の動作に関する要求は、インターフェース103を介して光ディスク装置102に送られる。この要求は、ホストコンピュータ101からインターフェースのパケットコマンドなどで要求され、光ディスク装置102はこのコマンドをコマンド受信手段23で受信してこのコマンドに対して応答して動作をする。
光ピックアップモジュール2は、情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ディスク1を回転させるスピンドルモータ4と、レーザ7の発光パターンを利用して光ディスク1に情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ3と、光ピックアップ3が搭載されたキャリッジ10を光ディスク1の半径方向に移動させるためのフィード部(図示せず)とによって構成されたものである。スピンドルモータ4は、ドライブ制御手段18でスピンドルモータ駆動手段21を制御して、回転数が調整される。
光ピックアップ3には、フォーカス駆動コイル制御手段14によって光ピックアップ3の対物レンズ6を光ディスク1に近づけたり離れたり制御するフォーカス駆動コイル5を有しており、光ディスク1の記録面に焦点を合わせるように対物レンズ6を調整する。
反射光受光手段8は、光ディスク1からの反射光を受光し、受光した反射光を基に信号出力を行う。出力された信号は、反射光演算手段11によってフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成し、ディジタルサーボコントローラー12の中にあるデータ処理部13でフォーカスエラーやトラッキングエラーなどの処理を行う。また、光ディスク1への記録情報を再生して再生信号のエラーレート値も検出する。
チルト駆動手段9は、チルト値演算手段19で求めたチルト値を基に対物レンズ6と光ディスク1の半径方向の相対角度を最適に調整する。チルト制御手段16は、光ディスク1の種類に応じて対応するチルト制御の中から選択してチルト制御を行う。
補正値記憶手段22は、光ディスク1の半径方向の所定の位置における最適チルト値と光ディスク1の種類に応じてチルト制御するチルト値より求めた補正値を格納する記憶手段である。
またレーザ駆動制御手段17は、光ディスク1に情報を記録または再生するときのレーザ7のパワーを駆動制御する。
図2は、本発明の実施の形態1に係わる光スポットの光学ずれの一例を示す説明図である。
図2(a)は、光ディスクのトラック上での光スポットの状態そ示す図、図2(b)は、受光素子上の光スポットの状態を示す図、図2(c)は受光素子上のスポットが最適のときのCAPA部203の再生信号波形を示す図、図2(d)は受光素子上のスポットずれがあるときのCAPA部203の再生信号波形を示す図である。
図2において、201は光スポット、202はトラック、203はCAPA部、204は受光センサ部、205は受光センサ部の光スポット、206a、206b,206c,206dは4分割で構成された各受受光部の信号出力である。
図2(a)に示すように、光ディスク1に記録する際の光ビーム201は、受光センサ204からの出力をもとにトラックのセンターに追従するように制御される。
図2(b)は、受光素子204上の光スポット205を示している。ここでは光ディスクの記録面上では光ディスクのトラックに追従しているのに、光ディスク装置102の製造上のばらつきなどで光ピックアップ3の光軸がずれて収差が発生し、受光素子204上ではセンター値がずれ(Δx、Δy)が発生した状態を示している。受光素子204上で収差が発生すると、収差がないときの図2(c)に示すような再生信号(RF信号)の波形に対して、図2(d)のように前CAPA部203aの波形と後CAPA部203bとで出力波形に差を生ずる。
このチルト値制御手段16は、この再生信号の出力波形を修正するようにチルト制御を実施するので光ディスクトラック上で光ビーム201がトラックからずれることがあり、チルト制御エラーが発生することがある。またDVD−RやDVD−RWを例にとると、光ディスクに形成されているランドプリビットの影響で、光軸のずれによるランドピリビットからの反射光の影響を受ける。
これらを修正するためには以下に説明するような光軸のずれを補正したチルト制御を行う最適チルト制御でチルト制御を行うようにしている。
複数の光ディスク1に対しては、光ディスク1の種類に対応してチルト制御方法が異なる方法とする場合があり、この複数のチルト制御に対応するために、光軸のずれの影響を補正した基準となる最適チルト値を求め、この基準値に対して書くチルト値との差分を補正量として記憶する方法としている。
まず、光軸のずれの影響を補正するに、記録した情報を再生してエラーレートの最小となるチルト値を求めこのチルト値を基準値とする。
図3は、本発明の実施の形態1に係わるチルト値とエラーレートの関係を示した図である。
図3に示すように、DVD−RAMを例にエラーレートが最小となるチルト値を求める。まず、DVD−RAMのCAPA部の対称性で決定したチルト値をチルト値0度とし、所定の量記録して、記録した情報を再生しエラーレートを求める。次に所定の角度チルトし、例えば+0.2度、−0.2度、+0.4度、−0.4度、+0.6度、−0.6度などのように順番にチルト角度を変えながらエラーレートを求める。もし、エラーレートがエラーレート判定上限値を越えたら、これ以上の測定はしない。
所定のチルト角でエラーレートを測定したら、最小2乗法により放物線近似して放物線の頂点を最適チルトとする。
このエラーレートによる最適チルト値は,光ディスクの半径方向の複数の位置で求める。本実施の形態1では、内周部、中央部、外周部の3点で測定を行った。
次に、光ディスクの種類に応じたチルト制御方法でエラーレートを測定した位置である内周部、中央部、外周部でチルト値を求めて、次の補正量を求める。
補正量 = エラーレートで求めたチルト値 − 光ディスクの種類に応じたチルト値
この求めた補正量は記憶手段に格納する。
光ディスク装置の光軸のずれは、光ディスク装置の製造時に光ディスク装置ごとに設定したがよい。
図4は、本発明の実施の形態1に係わる補正量の格納テーブルを示した図である。
図4のように、求めた補正量は光ディスクの半径方向の領域ごと、すなわち内周部、中央部、外周部で光ディスクの種類に応じて補正値記憶手段22に格納される。
この補正値の格納は、光ディスク装置102の製造時に設定したり、ホストコンピュータ101に組み込むときに設定しておけば、実際に記録や再生を行うときに、格納された光ディスク1の種類に応じた補正値を呼び出してチルト制御を行うことができるようになる。
図5は、本発明の実施の形態1に係わる光ディスクの種類の判別に関する説明図である。
図5に示すように、対物レンズ6を光ディスク1の遠いところから記録面に近づけていきフォーカスエラー信号(FE信号)を検出し、検出したのS字特性およびFE信号の加算値FSを求め、図5に示す正規化FE振幅値をもとに、閾値より大きいときCD系,小さいときDVD系としてCD系とDVD系の種別を切り分ける。
次に、チルト制御を行うDVD系に対して、アドレス情報からDVD−RAMやその他のDVD−R、DVD−RWにより光ディスクの種別を判別する。
図6は、本発明の実施の形態1に係わる補正量記憶手段の説明図である。
図6に示すように、光ディスク装置102に設けた記憶装置、例えばフラッシュROMなどの記憶装置の内部に設定している。これらはデータ処理部13のプログラム領域401とは別に補正量記憶領域402を設けている。このようにプログラム領域401とは別の領域とすることで、プログラムのバージョンアップによっても格納領域を一定とすることができ、容易に補正量の参照ができるようになる。
補正値は外部端末例えばホストコンピュータ101のソフトウェアを実行することで求める。
ホストコンピュータ101と光ディスク装置102は、インターフェースを介して接続される。ホストコンピュータ101から光ディスク装置102にコマンドを送信し、光ディスク装置102側では受信したコマンドを基にコマンドに対応する処理を実行する。
図7は、本発明の実施の形態1に係わるホストコンピュータから光ディスク装置へ送信するコマンドの一例を示す図である。
コマンドは、ベンダーユニークコマンドなどで構成することができる。図7に示すようにコマンドは12バイトで構成し、最初のバイトにオペレーションコード例えばFEh、第6バイトにサブオペレーションコードを指定して補正量を求めるコマンドとしてホストコンピュータ101から光ディスク装置102にコマンド発行している。
図8は、本発明の実施の形態1に係わるホストコンピュータと光ディスク装置間で実行する処理シーケンス図である。
図8を参照しながらホストコンピュータ101と光ディスク装置102間での処理手順を説明する。
光ディスク1を光ディスク装置102に装着しホストコンピュータ101から補正量処理コマンドが発行され(S301)、光ディスク装置102で補正量処理コマンドを受信すると(S302)、装着された光ディスク1に対するチルトを最適化する補正量を求める処理が実行され(S303)、補正量処理が完了したら、完了した旨の応答をホストコンピュータ101に返す(S304)。ホストコンピュータ101では、全ての光ディスクの種類が終了したかどうかを判断し(S305)、処理を続けるときは(S306)、(S301)に戻り補正量処理を続ける。処理を終了するときは(S307)、終了コマンドを発行し(S308)、光ディスク装置では処理を終了する(S309)。
ホストコンピュータ101から、記録または再生のコマンドを発行すると(S310)、光ディスク装置102でコマンドを受信すると(S311)、補正量を読込んで最適チルト値として記録または再生をし(S312)、処理が完了する(S313)と完了の応答を行う(S314)。処理を続行するときは(S315)、(S310)に戻り、処理を終了するときは(S308)の終了処理を行う。
図9は、本発明の実施の形態1に係わるホストコンピュータの処理手順を示した図である。
ホストコンピュータ101で処理プログラムが起動され(S501)、光ディスク装置102に光ディスク1が装着(S502)されてプログラムが実行され補正量調整コマンドが発行されると(S503)、光ディスク装置102から処理が終了した応答があったかどうかを判断し(S504)、応答があれば装着された光ディスク1の処理が済んだフラグをたてる(S505)。所定の光ディスク1に対して処理が済んだかどうか判断し(S506)、処理が済んでいなかったら光ディスク1を交換し(S507)、(S503)に戻り処理を続ける。所定の光ディスク1の処理が済んだら、終了コマンドを発行し(S508)、処理を終了する(S509)。
図10は、本発明の実施の形態1に係わる光ディスク装置の処理手順を示した図である。
図10において、光ディスク装置102の動作が開始されると(S601)、光ディスク1が装着されているかどうか判断し(S602)、光ディスク1が装着されるまで待って光ディスク1が挿入されたら、スピンドルモータ4を回転させ(S603)、レーザ7を発光させる(S604)。次に光ディスク1の種類を判別し(S605)、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボをオンし(S606)ホストコンピュータ101からのコマンド入力を待つ(S607)。
入力したコマンドが、記録または再生のコマンドかどうか判断し(S608)、記録または再生のコマンドであれば、補正量記憶手段22から光ディスク1の記録または再生領域に対応する補正量を読出し(S609)、光ディスク1に応じたチルト制御値に読み出した補正値を加算する(S610)。補正量を加算したチルト値を新たなチルト値と設定し(S611)、記録または再生の処理を実行し(S612)、処理が終了したかどうか判断し(S613)、処理を続けるときは(S609)に戻り処理を続け、処理を終了するときは、(S607)のコマンド入力に戻る。
コマンドが記録または再生のコマンドでなければ(S608)、コマンドが補正量調整のコマンドかどうか判断し(S614)、補正量調整のコマンドであれば補正量調整処理を実行する(S615)。補正量調整処理が終了したら(S607)のコマンド待ちに戻る。
コマンドが補正量調整コマンドでもなければ(S614)、終了コマンドかどうか判断し(S616)、終了コマンドであれば光ディスクの動作終了処理を実行する(S617)。終了コマンドでもなければ(S616)、対応するコマンド処理を実行し(S618)、(S607)のコマンド待ちに戻る。
図11は、本発明の実施の形態1に係わる補正量調整処理手順を説明する図である。
補正量調整処理が開始されると(S651)、チルト制御をオフし(S652)、所定位置例えば内周部、中央部、外周部などへ移動し(S653)、あとで述べるエラーレート測定処理を実施する(S654)。所定の測定位置、例えば内周部、中央部、外周部の全てが処理したかどうか判断し(S655)、処理が終わっていなければ(S653)に戻り処理を続ける。所定の測定位置の処理が終了したら(S655)、光ディスク種別に基づくチルト制御をオンし(S656)、エラーレートを測定した位置へ移動して(S657)、チルト制御での最適チルト値を取得し(S658)、エラーレートによるチルト値とチルト制御に基くチルト値の差分演算し(S659)、差分を補正値記憶手段22に格納し(S660)、所定の測定位置を処理したかどうか判断し(S661)、処理が済んでいなかったら(S657)戻り処理を続ける。所定の測定位置が済んだら補正量調整処理を終了する(S662)。
図12は、本発明の実施の形態1に係わるエラーレート測定処理の手順を示す図である。
図12において、エラーレート測定処理が開始されると(S681)、所定量記録し(S682)、記録した情報を再生してエラーレートを測定し(S683)、エラーレートが判定上限値を超えたかどうか判断し(S684)、エラーレート判定上限値以下であれば所定のチルト値を変更したかどうか判断する(S685)。
所定のチルト値を変更していなければ(S685)、チルト値を変更し(S686)、(S683)に戻り処理を続ける。
エラーレートがエラーレート判定基準を越えたら、それ以上のチルト変更を中止して(S687)に処理を移す。求めたチルト値で、チルト値−エラーレートの関係を放物線近似し(S687)、放物線の頂点を最適チルト値とし(S688)、補正値記憶手段22に格納し(S689)終了する(S690)。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について図を参照にしながら説明する。本発明の実施の形態2では、本発明の実施の形態1と重複する部分に関しては繰り返して述べない。
図13は、本発明の実施の形態2に係わるチルト値とエラーレートの関係を示した図である。
図13に示すように、DVD−RAMを例にエラーレートが最小となるチルト値を求める。まず、DVD−RAMのCAPA部の対称性で決定したチルト値をチルト値0度とし、所定の量記録して、記録した情報を再生しエラーレートを求める。次に所定の角度チルトし、例えば+0.2度、−0.2度、+0.4度、−0.4度、+0.6度、−0.6度などのように順番にチルト角度を変えながらエラーレートを求める。もし、エラーレートがエラーレート判定上限値を越えたら、これ以上の測定はしない。
また、エラーレート判定閾値より小さくなったら、この閾値より小さいチルトを最適チルト値と設定し補正値記憶手段22に格納する。
測定したチルト値がすべてエラーレート判定閾値より大きかったら、本発明の実施の形態1と同様に、測定したチルト値とエラーレートの関係で、最小2乗法により放物線近似して放物線の頂点を最適チルトとする。
このエラーレートによる最適チルト値は、光ディスクの半径方向の複数の位置で求める。本実施の形態2では、内周部、中央部、外周部の3点で測定を行った。
次に、光ディスクの種類に応じたチルト制御方法でエラーレートを測定した位置である内周部、中央部、外周部でチルト値を求めて、次の補正量を求める。
補正量 = エラーレートで求めたチルト値 − 光ディスクの種類に応じたチルト値
この求めた補正量は記憶手段に格納する。
光ディスク装置の光軸のずれは、光ディスク装置の製造時に光ディスク装置ごとに設定したがよい。
図14は、本発明の実施の形態2に係わるエラーレート測定処理の手順を示す図である。
図14において、エラーレート測定処理が開始されると(S701)、所定量記録し記録した情報を再生してエラーレートを測定し(S702)、エラーレートが判定上限値を超えたかどうか判断し(S703)、エラーレート判定上限値以下であれば、エラーレートがエラーレート判定閾値より小さいかどうか判定し(S704)、エラーレートがエラーレート判定閾値以下であれば、このチルト値を最適チルト値とし、補正値格納手段22に格納(S709)する。
エラーレートがエラーレート判定閾値よりおおきければ、所定のチルト値を変更したかどうか判断する(S706)。
所定のチルト値を変更していなければ(S706)、チルト値を変更し(S705)、(S702)に戻り処理を続ける。
エラーレートがエラーレート判定基準を越えたら、それ以上のチルト変更を中止して(S707)に処理を移す。求めたチルト値で、チルト値−エラーレートの関係を放物線近似し(S707)、放物線の頂点を最適チルト値とし(S708)、補正値記憶手段22に格納し(S709)終了する(S710)。
なお、本発明の実施の形態1および実施の形態2において、光ディスクの半径方向に内周部、中央部、外周部の3つの領域で最適補正量を求める例で説明したが、求める領域は3つに限らずさらに多くの領域で求めてもよい。多くの領域で求めることで、光ディスクの色々な変形モードに対応できチルト制御の品質が向上する。
本発明は、製造の組立てのときに発生する光軸のずれがあり、記録再生品質が低下する影響を有していても、光ディスクの種類に応じたチルト制御に最適な補正値を加えて記録品質を上げることができるようになるので、複数の光ディスクに対応したパーソナルコンピュータなどに組み込まれる光ディスク装置および光ディスク装置のチルト調整方法に利用できる。
本発明の実施の形態1における光ディスク装置のブロック図 本発明の実施の形態1に係わる光スポットの光学ずれの一例を示す説明図 本発明の実施の形態1に係わるチルト値とエラーレートの関係を示した図 本発明の実施の形態1に係わる補正量の格納テーブルを示した図 本発明の実施の形態1に係わる光ディスクの種類の判別に関する説明図 本発明の実施の形態1に係わる補正量記憶手段の説明図 本発明の実施の形態1に係わるホストコンピュータから光ディスク装置へ送信するコマンドの一例を示す図 本発明の実施の形態1に係わるホストコンピュータと光ディスク装置のシーケンス図 本発明の実施の形態1に係わるホストコンピュータの処理手順を示した図 本発明の実施の形態1に係わる光ディスク装置の処理手順を示した図 本発明の実施の形態1に係わる補正量調整処理手順を説明する図 本発明の実施の形態1に係わるエラーレート測定処理の手順を示す図 本発明の実施の形態2に係わるチルト値とエラーレートの関係を示した図 本発明の実施の形態2に係わるエラーレート測定処理の手順を示す図 従来の光ディスク装置の対物レンズのチルト制御ブロック図 従来の光ディスクのチルト制御に関する説明図
符号の説明
1 光ディスク
2 光ピックアッップモジュール
3 光ピックアップ
4 スピンドルモータ
5 フォーカス駆動コイル
6 対物レンズ
7 レーザ
8 反射光受光手段
9 チルト駆動手段
12 デジタルサーボコントローラ
13 データ処理部
14 フォーカス駆動コイル制御手段
15 ディスク判別手段
16 チルト値制御手段
19 チルト値演算手段
20 フォーカスオフセット手段
22 補正値記憶手段
23 コマンド受信手段

Claims (7)

  1. 光ディスクの種類を検出する検出手段と、
    前記光ディスクに対する対物レンズのチルト角を検出し前記光ディスクの種類に応じて異なる方式のチルト制御を行うチルト制御手段と、
    前記光ディスクの種類に応じてチルト制御に用いる補正値を格納する記憶手段と、
    前記光ディスクの種類に応じたチルト制御の方式でチルト制御を行わせる際、前記光ディスクの種類に応じた補正値を前記記憶手段から読出して前記チルト制御手段が検出したチルト角に加算する制御手段とを具備した光ディスク装置。
  2. 光ディスクの種類を問わず光ディスクに対する対物レンズの角度を所定の複数角度に設定してエラーレートが最小のものを第1チルト値として求める第1の検出手段と、
    光ディスクの種類に応じて光ディスクに照射する光ビームの収差を最小とする第2チルト値を求める第2の検出手段とを有し、
    前記制御手段は、第1チルト値から第2チルト値を減算して補正値を求めて前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 外部端末装置に接続するインターフェースを有し、前記制御手段は、前記外部端末装置から所定のコマンドを受信した場合、第1チルト値から第2チルト値を減算して補正値を求めて前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記第1の検出手段は、前記光ディスクの半径方向に複数の領域に分けて前記領域ごとにチルト値を所定の複数角度に設定してエラーレートが最小となるチルト値を求めることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  5. 前記第1の検出手段は、前記光ディスクの半径方向に複数の領域に分けて前記領域ごとにチルト値を所定の複数角度に設定してエラーレートが閾値より小さくなるチルト値とすることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  6. 光ディスクの種類を検出し、
    前記光ディスクの種類に応じたチルト制御方式に係わる補正値を記憶手段から読出し、
    前記光ディスクの種類に応じたチルト制御方式で検出したチルト角に前記記憶手段から読出した補正値を加算し、
    前記補正値を加算したチルト値を前記光ディスクの種類に応じたチルト値とすることを特徴とする光ディスク装置のチルト調整方法。
  7. 光ディスクの種類を問わず光ディスクに対する対物レンズの角度を所定の複数角度に設定してエラーレートが最小の第1チルト値を求め、
    光ディスクの種類に応じて光ディスクに照射する光ビームの収差を最小とする第2チルト値を求め、
    前記第1チルト値から前記第2チルト値を減算して光ディスクの種類に応じた補正値を求め、
    光ディスクの種類に応じた補正量を前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置のチルト調整方法。
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