JP2007304956A - 位置特定システム及びセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力変動事象の発生位置を特定することが可能な位置特定システムを提供する。
【解決手段】室内空間10に、第1〜第3圧力センサ21〜23が各々離間して配置される。ドア12が開閉されると、その開閉に伴う圧力変動が、第1〜第3圧力センサ21〜23で検知されるが、その圧力変動のピーク値が観測される時刻には、各センサ配置位置からドア12までの距離によって時間的なズレがある。この時間的なズレがドア12までの距離差に換算され、この距離差を利用して、第1〜第3圧力センサ21〜23の2個ずつを焦点とする双曲線52〜54が作成される。そして、これら双曲線52〜54の交点を求めることで、圧力変動事象の発生ポイントが特定される。
【選択図】図7

Description

本発明は、圧力センサを用いた位置特定システム、及びこれを用いたセキュリティシステムに関するものである。
住宅などのセキュリティシステムにおいて、居住者の不在時に外部者の侵入を検知するために、ドアや窓などの外部者の侵入が予測される箇所にセンシング要素が配置される。かかるセンシング要素としては、主にマグネットセンサ、解錠検知センサ、或いは赤外線人感センサ等が用いられている。しかし、このようなセキュリティシステムでは、侵入可能性のある箇所の全てにセンシング要素を配置する必要があり、また住宅内でこれらセンシング要素をネットワーク化する必要が生じるため、セッティングの煩雑化、コストアップ、運用の複雑化が招来される。
一方、特許文献1には、圧力センサを用いて室内空間の空気圧変化を検知する技術を防犯用途に適用することが開示されている。これは、比較的気密度が高い室内空間を対象とし、その室内空間に対して設けられている戸が開けられたり、壁や窓が破壊されたりしたことに伴う当該室内空間内の圧力変動を、その室内空間に設置された圧力センサで検出するというものである。この方法によれば、侵入可能性のある箇所の全てにセンシング要素を配置する必要はなく、システムの簡素化を図り得る。
特公平7−1215号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような圧力センサを用いる手法を、例えばホームセキュリティシステムへ実際に適用した場合、どの位置で圧力変動が生じるような行為(ドアや窓の開閉、破壊等)が発生したのかまで特定することができないことから、セキュリティ情報としての乏しさは否めない。
従って本発明は、圧力センサを用いて室内空間における圧力変動事象の発生を検知するように構成されたシステムにおいて、圧力変動事象の発生位置を特定することが可能な位置特定システム、及びこれを用いたセキュリティシステムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る位置特定システムは、室内空間の所定位置に各々離間して配置され、前記室内空間の圧力を検出する少なくとも3つの圧力センサと、これら圧力センサの出力に基づいて、前記室内空間に対する圧力変動の原因箇所を求める演算手段とを備え、前記演算手段は、1のポイントで生じた圧力変動事象について、前記圧力センサの各出力の時間変化における圧力変動ピーク値をそれぞれ求めるピーク値抽出手段と、抽出された前記ピーク値の相互間で時間的なズレを求めると共に、これら時間的なズレを前記1のポイントから各圧力センサの配置位置までの距離差に換算する処理を行う距離差導出手段と、前記距離差に基づいて、前記少なくとも3つの圧力センサのうちの2つの圧力センサの配置位置を焦点とする双曲線を圧力センサの組み合わせ別にそれぞれ求める双曲線生成手段と、得られた複数の双曲線の交点を求め、該交点の位置を圧力変動事象が生じたポイントとして特定する位置特定手段とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、いずれかの箇所で圧力変動事象が発生すると、室内空間に配置された少なくとも3つの圧力センサにより各々圧力の変動が検出される。ここでの検出は、圧力変化に伴う空気振動が各圧力センサに到達したときに行われる。各圧力センサは、室内空間の所定位置に各々離間して配置されていることから、圧力変動のピーク値が検出される時間には、前記空気振動の到達時間差に基づく時間的なズレが存在する。この時間的なズレを、圧力変動事象発生ポイントから各圧力センサの配置位置までの距離差に換算し、2つの圧力センサの配置位置を焦点に選んで前記距離差が一定に保たれる双曲線を作成すれば、圧力変動事象発生ポイントは前記双曲線上のいずれかの箇所に存在することが推定される。さらに、違う組み合わせの2つの圧力センサの配置位置を焦点に選び、それらの距離差が一定に保たれる双曲線を作成し、該双曲線と先に作成した双曲線との交点を求めれば、圧力変動事象発生ポイントを特定できるようになる。
上記構成において、前記室内空間において圧力変動の原因箇所となり得る領域の位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備え、前記位置特定手段は、前記双曲線の交点が複数存在する場合に、前記位置情報記憶手段の位置情報を参照して、圧力変動事象が生じたポイントを特定することが望ましい(請求項2)。この構成によれば、双曲線の交点が複数求められた場合でも、位置情報記憶手段に記憶された位置情報を活用して、圧力変動事象発生ポイントを合理的に特定できるようになる。
本発明の請求項3に係るセキュリティシステムは、請求項1又は2に記載の位置特定システムと、セキュリティモードが設定されているか否かを判定するモード判定手段と、前記セキュリティモードが設定されている場合において、前記位置特定システムにより圧力変動事象が生じたポイントが特定された場合に、所定の通報信号を生成して発信する通報手段とを具備することを特徴とする。この構成によれば、圧力変動事象発生とその発生ポイントの特定が行われた場合であって、セキュリティモードが設定されているときに、通報手段により通報信号が発信されるようになる。
請求項1に係る位置特定システムによれば、圧力センサを用いて室内空間における圧力変動事象の発生を検知できるだけでなく、圧力変動事象の発生位置を特定することができる。従って、どのドアや窓が開けられたり破壊されたりしたのか等を特定することが可能となり、一層利用性の高い情報をユーザに提供できるようになる。しかも少なくとも3つの圧力センサからなるセンシング要素を準備すれば良く、侵入可能性のある箇所全てにセンシング要素を設置する従来のシステムに比べてシステムの簡素化、コストダウンを図ることができる。
請求項2に係る位置特定システムによれば、位置情報記憶手段に記憶された位置情報を活用して圧力変動事象発生ポイントを合理的に特定できるので、位置特定精度を向上させることができる。
請求項3に係るセキュリティシステムによれば、システムの簡素化、コストダウンを図りつつ、侵入箇所である圧力変動事象の発生位置を特定することができるので、セキュリティシステムの有用性を高めることができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態につき説明する。
図1は、本発明に係るセキュリティシステム(位置特定システム)Sの全体構成の一例を示す模式図であり、図1(a)は、セキュリティシステムSが適用される住居1の室内空間10の平面図、図1(b)は側面図をそれぞれ示している。これらの図に示すように、本実施形態に係るセキュリティシステムSは、室内空間10の適所に配置される圧力センサ2と、圧力センサ2の動作制御、データ処理及びセキュリティセンターとの通信機能等を備えるコントロールユニット3とから構成されている。
住居1は、室内空間10を仕切る壁面11と、該室内空間10への出入り口となるドア12と、壁面11の二箇所に設けられた窓13、14とを備える。この室内空間10は、比較的気密性が高い室内空間である。なお、ここでは住居1の室内空間10をセキュリティ対象とした例を示しているが、住宅の廊下や玄関の空間、店舗、オフィス等の室内空間を対象としても良い。
圧力センサ2は、室内空間10の内部において発生する圧力変動を検出し、その圧力変動に応じた電気信号を出力する。この圧力センサ2としては、薄膜ゲージ式、半導体ストレインゲージ式、圧電式、光ファイバー式等の各種の圧力センサを用いることができる。本発明では、少なくとも3つの圧力センサが用いられる。本実施形態では、室内空間10の中央部付近に配置される第1圧力センサ21と、左右の壁面11近くに配置される第2圧力センサ22及び第3圧力センサ23との3つの圧力センサが用いられる例を示している。
コントロールユニット3は、第1圧力センサ21、第2圧力センサ22及び第3圧力センサ23の出力に基づいて、室内空間10に対する圧力変動の原因箇所(1のポイントで生じた圧力変動事象)を求める演算手段を含んでいる。ここで、圧力変動事象とは、ドア12の開閉、窓13、14の開閉、若しくはこれらの破壊、さらには壁面11の破壊等により、気密性が高い室内空間10の室内圧力が変動する事象のことを指す。そして、上記の開閉や破壊は、セキュリティモードが設定されている場合において、住居1の居住者以外の者による室内空間10への侵入行為に付随するものであることが予定されている。
図2は、コントロールユニット3の機能構成の詳細を示すブロック図である。コントロールユニット3は、図2に示すように、内部構成として操作部31、表示部32、センサ制御部33、演算部34(特許請求の範囲の演算手段に相当する)、セキュリティ制御部35及び全体制御部36を含んでいる。
操作部31は、ボタンやタッチキー等からなり、ユーザからの必要な設定情報の入力、操作情報の入力を受け付ける。表示部32は、液晶パネル等からなり、操作画面や必要なメッセージ情報等を表示する。
センサ制御部33は、圧力センサ2による室内空間10の室内圧力測定動作を制御すると共に、圧力センサ2が発生する室内圧力に応じた電圧信号を受信して記録する。かかる機能を達成するためにセンサ制御部33は、測定制御部331、A/D変換部332及びデータバッファ333を備えて構成されている。
測定制御部331は、第1圧力センサ21、第2圧力センサ22及び第3圧力センサ23を動作させて室内圧力測定を行わせる。すなわち測定制御部331は、3つの圧力センサに対して所定のサンプリング周期で同期してセンシングを行わせるタイミング信号を発生し、前記サンプリング周期毎に各圧力センサから出力されるアナログ出力信号を取り込ませる。さらに測定制御部331は、A/D変換部332を制御して前記アナログ出力信号をデジタル信号に変換させると共に、このデジタル信号をデータバッファ333に格納させる制御を行う。
A/D変換部332は、第1圧力センサ21、第2圧力センサ22及び第3圧力センサ23から出力されるアナログ出力信号をデジタル信号(圧力レベルデータ)に変換する。このデジタル信号は、データバッファ333へ入力される。
データバッファ333は、RAM(Random Access Memory)等からなり、A/D変換部332から入力されるデジタル信号を一時的に格納するものである。このデータバッファ333に所定のデータ量が蓄積されると、測定制御部331は、演算部34へデータ転送させる。
演算部34は、室内空間10に対する圧力変動の原因箇所を求める位置特定処理を行うもので、データ生成部341、ピーク値抽出部342(ピーク値抽出手段)、距離差導出部343(距離差導出手段)、双曲線生成部344(双曲線生成手段)、位置特定部345(位置特定手段)及び位置情報記憶部346(位置情報記憶手段)を備えている。
データ生成部341は、圧力レベルデータのピークを検出することが可能なように、データバッファ333に蓄積された一定時間のデータを時間軸に展開して、圧力レベルデータの時間変化データ(圧力変動波形)を生成する。図3は、このような圧力変動波形の一例を示すグラフである。この図3は、気密性の高い模擬室内空間に扉(圧力変動発生ポイント)を配置し、この扉から一直線上に3つの圧力センサをそれぞれ扉から3500mm、6500mm、9500mmの位置に配置し、扉を開閉したときに観測された圧力変動波形41、42、43を示している。
図3からも明かな通り、圧力変動波形41、42、43には、扉の開始め(及び閉め終わり)に対応する圧力変動が観測され、それぞれ圧力変動のピーク値41P、42P、43Pが観測されている。そして、ピーク値41P、42P、43Pの相互間には、その発生時刻に時間的なズレが存在していることがわかる。また、3つの圧力センサの配置位置とズレ時間とから、圧力変動がほぼ音速と同じ300m/sで伝播されていることがわかる。このことは、1のポイントで生じた圧力変動事象について、3つの圧力センサで検出される圧力変動のピーク値のズレと、これら圧力センサの配置位置情報を用いれば、圧力変動事象の発生ポイントを探知できることを示唆している。データ生成部341は、かかる知見に基づいて、圧力変動のピーク値のズレを観測できるよう、圧力センサの測定データから図3に示したような圧力変動波形41、42、43を生成するものである。
ピーク値抽出部342は、データ生成部341により生成された圧力変動波形からピーク値と、そのピーク値の発生時刻とを求める処理を行う。例えば図3に示した例では、圧力変動波形41、42、43のピーク値41P、42P、43Pを求めると共に、これらピーク値が観測された時刻を求める。
距離差導出部343は、ピーク値抽出部342で求められたピーク値の発生時刻の時間的なズレを求め、これを距離情報に換算する演算処理を行う。図3に示した例で言うと、ピーク値41P、42Pの間、ピーク値41P、43Pの間、並びにピーク値42P、43Pの間における時間的なズレを求め、これら時間的なズレを圧力変動の伝播速度(300m/s)に乗じて距離差に換算する処理を行う。この距離差は、圧力変動事象の発生ポイントから各々の圧力センサの配置位置までの距離差に相当する。
ここで、距離差の実測例を示しておく。図4は、上述の第1圧力センサ21、第2圧力センサ22及び第3圧力センサ23の、室内空間10への実際の配置例を示すセンサ配置図である。図中の寸法は、壁面11の表面からセンサ中心までの長さを示し、その単位はmmである。なお、圧力変動事象の発生ポイントはドア12である。
図5は、ドア12を開閉したときに、第1〜第3圧力センサ21〜23によりそれぞれ検出された圧力変動波形401〜403を示している。そして、これらの圧力変動波形401〜403には、ピーク値401P〜403Pがそれぞれ観測されている。図4から明らかなように、ドア12へ距離的に最も近いのは第2圧力センサ22であることから、第2圧力センサ22の出力に基づく圧力変動波形402のピーク値402Pが、最も速い時刻に観測されている。その後、ドア12へ距離的に次に近い第1圧力センサ21の出力に基づく圧力変動波形401のピーク値401Pが観測され、最後にドア12に最も遠い第3圧力センサ23の出力に基づく圧力変動波形403のピーク値403Pが観測されている。
これらピーク値401P〜403Pが検出された時刻間の時間的なズレは、各々、
ピーク値401P−ピーク値402P=10.8ms
ピーク値403P−ピーク値402P=17.1ms
ピーク値403P−ピーク値401P=6.3ms
となる。これらの時間的なズレを圧力変動の伝播速度=300m/sを用いて、ドア12に対する第1〜第3圧力センサ21〜23の距離差に換算すると次の通りとなる。
ドア12に対する第1、第2圧力センサ21、22間の距離差=3.24m
ドア12に対する第2、第3圧力センサ22、23間の距離差=5.13m
ドア12に対する第1、第3圧力センサ21、23間の距離差=1.90m
図2に戻って、双曲線生成部344は、上記のようにして距離差導出部343にて求められる距離差に基づいて、第1〜第3圧力センサ21〜23のうちの2つの圧力センサの配置位置を焦点とする双曲線を、第1〜第3圧力センサ21〜23の組み合わせ別にそれぞれ求める処理を行う。
位置特定部345は、双曲線生成部344により求められた複数(圧力センサが3つ使用される場合は3本)の双曲線の交点を求め、該交点の位置を圧力変動事象が生じたポイントとして特定する処理を行う。なお、この双曲線の交点は、圧力変動事象が1のポイントで発生した場合でも、演算上は複数求められる場合がある。
位置情報記憶部346は、室内空間10において圧力変動の原因箇所となり得る領域の位置情報を記憶する。例えば図1に例示したような住居1の場合、室内空間10の床面や天井はまず破壊されることはないと考えられることから、圧力変動事象が発生し得る箇所は、壁面11、ドア12、窓13、14の配置位置のいずれかであると想定される。このような場合、位置情報記憶部346には壁面11、ドア12及び窓13、14の位置情報を示す座標値等が格納される。そして、位置特定部345は、双曲線の交点が複数存在する場合に、この位置情報記憶部346に格納されている位置情報を参照して、例えば床面(天井)の座標値に相当する部分に双曲線の交点が検出されている場合には、これを捨象した上で圧力変動事象が生じたポイントを特定する。
ここで、双曲線生成部344及び位置特定部345による位置計測の理論について、図6に基づいて説明しておく。図6に示すように、設置位置が既知である第1受信局P、第2受信局Qで、位置が不明な発信局Tから電波、音波などの波動(信号)が発信される場合を考える。いま、発信局Tから信号が発信され、この信号が第1受信局P及び第2受信局Qで各々受信されたものとする。第1受信局P及び第2受信局Qへの信号到達時間差をΔt、信号の速度をvとすると、発信局Tから第1受信局Pまでの距離と、発信局Tから第2受信局Qまでの距離との距離差Δrは、次の(1)式で求められる。
Δr=v×Δt ・・・(1)
第1受信局P及び第2受信局Qの2点からの距離の差が一定という条件が与えられた場合、信号源である発信局Tは、図6に示すように第1受信局P及び第2受信局Qの位置を焦点とする双曲線51a、51b上に必ず存在することとなる。双曲線の一般式は、次の(2)式のように表される。
Figure 2007304956
ここで、焦点となる第1受信局P及び第2受信局Qの位置座標は、次の(3)式で表される。
Figure 2007304956
さらに、第1受信局P及び第2受信局Qの各々と発信局Tとの距離差Δrは、Δr=2aとなることから、定数bはΔrと、第1受信局Pと第2受信局Qとの間の距離Lとから次の(4)式のように表される。
Figure 2007304956
局数が2つの場合は、信号源である発信局Tの位置は、(2)式で決定される双曲線51a、51b上のどこかにあるとしか判明しないが、局数が3つ以上ある場合は、そのうちの2つの組み合わせから導出される複数の双曲線の交点から、信号源位置を確定することができる。
図7は、図4、図5に示した第1〜第3圧力センサ21〜23の距離差換算関係を用いて、双曲線の交点から圧力変動事象の発生ポイント(この場合はドア12)を推定した例を示す模式図である。ここでは、第1〜第3圧力センサ21〜23を、それぞれCh.1〜Ch.3として表示している。
上記で求められた通り、ドア12に対する第1圧力センサ21(Ch.1)と第2圧力センサ22(Ch.2)間のピーク値発生時間差は10.8ms(距離差換算で3.24m)である。図中に符号52が付された曲線は、これら第1圧力センサ21及び第2圧力センサ22の配置位置を焦点とし、両者の距離差が一定であるという条件を満たす双曲線である。また、第2圧力センサ22と第3圧力センサ23(Ch.3)間のピーク値発生時間差は17.1ms(距離差換算で5.13m)である。図中に符号53が付された曲線は、これら第2圧力センサ22及び第3圧力センサ23の配置位置を焦点とし、両者の距離差が一定であるという条件を満たす双曲線である。さらに、第1圧力センサ21と第3圧力センサ23間のピーク値発生時間差は6.3ms(距離差換算で1.90m)である。図中に符号54が付された曲線は、これら第1圧力センサ21及び第3圧力センサ23の配置位置を焦点とし、両者の距離差が一定であるという条件を満たす双曲線である。上記双曲線生成部344は、第1〜第3圧力センサ21〜23から選ばれる2つのセンサの組み合わせについて、このような双曲線52〜54を求める処理を行うものである。
図7からも明らかな通り、これら双曲線52〜54は、室内空間10において2つの交点を有する。すなわち、ドア12の配置位置に存在する第1交点P1と、室内空間10の中央部付近に存在する第2交点P2とである。上記位置特定部345は、先ずこのような第1交点P1及び第2交点P2を求める交点算出処理を行う。かかる交点算出処理は、例えば双曲線52〜54を表現する関数を各々導出し、これら関数相互の交点を求める演算を実行する方法を採用することができる。
ここで示した事例では、圧力変動事象の発生ポイントはドア12であるにも拘わらず、2つの交点が検出されている。実際の動作では、圧力変動事象の発生ポイントは未知であるので、第1交点P1及び第2交点P2のうちから1つを選択せねばならない。本事例のような室内空間10の構成では、室内空間10の外周部(壁面11及びドア12)に圧力変動事象の発生ポイントが事実上限定される。従って、室内空間10の外周部付近に存在する交点を優先採用するという条件決めをしておくことで、第2交点P2を外し、第1交点P1を圧力変動事象が生じたポイントとして特定することができる。上記位置情報記憶部346は、このような条件決めを記憶するものであり、位置特定部345はかかる条件を参照して、圧力変動事象発生ポイントを特定するものである。
図2に戻って、セキュリティ制御部35は、モード判別部351、通報信号生成部352、通信部353及び警報発生部354を備えて構成されている。モード判別部351は、当該セキュリティシステムSにおいて実際にセキュリティセンターに通報動作を行ったり警報発生を行ったりするセキュリティモードが設定されているか否かを判定する。
通報信号生成部352は、位置特定部345により圧力変動事象発生ポイントが検出された場合に、セキュリティセンターに向けた所定の通報信号を生成する。これに加えて、或いはセキュリティセンターに代えて、登録されたユーザに保有されている携帯電話等のモバイル端末機に向けた通報信号を生成するようにしても良い。
通信部353は、インターネット等の通信網を介してセキュリティセンターとデータ通信を行う機能部であり、通報信号生成部352で生成された通報信号をセキュリティセンターに備えられているサーバ装置等へ送信する。
警報発生部354は、位置特定部345により圧力変動事象発生ポイントが検出された場合に、室内空間10に別途設置された警報音発生装置や警報ランプ等を動作させて、警報音や警報光を発生させる。かかる警報音や警報光は、侵入者等に対する警鐘であると共に、周囲に事象発生を報知する役目を果たすものである。
全体制御部36は、コントロールユニット3の全体的な動作制御を行う。すなわち全体制御部36は、操作部31からの操作信号の入力を受けて、センサ制御部33、演算部34及びセキュリティ制御部35の動作制御を行う。
続いて、本発明にかかるセキュリティシステムSの動作について説明する。図8は、センサ制御部33による圧力レベルデータの測定動作を示すフローチャートである。測定が開始されると、タイマー部(図2では図略)が機能し、サンプリング周期であるか否かが確認される(ステップS11)。このサンプリング周期は、例えば10ms〜50ms程度に設定される。
サンプリング周期が到来すると(ステップS11でYES)、測定制御部331から与えられる制御信号に応じて、第1〜第3圧力センサ21〜23の各々から、室内空間の圧力レベルに応じたアナログ電圧信号が取得される(ステップS12)。取得されたアナログ電圧信号は、A/D変換部332によりデジタル信号(圧力レベルデータ)に変換される(ステップS13)。そして、この圧力レベルデータは、データバッファ333に時刻に関連付けて記録される(ステップS14)。続いて、測定の終了指令があったか否かが確認され(ステップS15)、測定終了指令がない場合は(ステップS15でNO)、ステップS11に戻って処理が繰り返される。一方、測定終了指令があった場合は(ステップS15でYES)、測定動作が終了される。
次に、図9は、演算部34における位置特定動作並びにセキュリティ制御部35の動作を示すフローチャートである。処理が開始されると、データバッファ333に一時的に格納されている時刻に関連付けられた圧力レベルデータが読み出される(ステップS21)。そして、データ生成部341により、第1〜第3圧力センサ21〜23の出力値である圧力レベルデータに基づき時系列データが生成される(ステップS22)。ここでの時系列データは、例えば図5に示したような圧力変動波形401〜403である。
続いて、ピーク値抽出部342により、検出された圧力レベルデータにおいて、一定の閾値を超過するような大きな圧力変動が発生しているか否かが確認される(ステップS23)。つまり、圧力変動波形401〜403について、大きな圧力変動の発生に相当するイベントが発生しているか否かが確認される。イベントが発生している場合(ステップS23でYES)、ピーク値抽出部342により、圧力変動波形401〜403からピーク値401P〜403Pを抽出する処理が行われる(ステップS24)。一方、イベントが発生していない場合(ステップS23でNO)、ステップS21に戻って処理が繰り返される。
その後、距離差導出部343により、図5に示しているように、ステップS24で求められたピーク値401P〜403Pが検出された時刻間の時間的なズレが算出される(ステップS25)。さらに距離差導出部343により、この時間的なズレを、圧力変動事象の発生ポイントまでの距離差に換算する処理が行われる(ステップS26)。そして、かかる距離差情報に基づいて双曲線生成部344により、第1〜第3圧力センサ21〜23の配置位置を焦点とする双曲線が生成される(ステップS27)。この双曲線は、例えば図7に示したような双曲線52〜54である。
次に、位置特定部345により、生成された双曲線の交点を導出する処理が実行される(ステップS28)。そして、導出された交点が1つであるか否かが確認される(ステップS29)。ここで、図7に示したように双曲線52〜54の交点が複数個(第1交点P1及び第2交点P2)検出された場合(ステップS29でNO)、位置情報記憶部346に格納されている室内空間の位置情報が参照され(ステップS30)、1つの交点に絞る処理(図7の例の場合は第1交点P1)が行われ、圧力変動事象の発生ポイントが特定される(ステップS31)。一方、導出された交点が1つである場合(ステップS29でYES)、ステップS30をスキップして、その1つの交点が圧力変動事象の発生ポイントとして特定される。
続いて、モード判定部351により、セキュリティモードが設定されているか否かの確認がなされる(ステップS32)。つまり、セキュリティセンターへ通報するモードが設定されているか否かが確認される。セキュリティモードが設定されていない場合(ステップS32でNO)、例えばユーザが在宅しており通報モードが解除されている場合や、室内空間10内に向けて警報音を発生するモードのみが設定されている場合等には、ステップS21に戻って処理が繰り返される。
セキュリティモードが設定されている場合(ステップS32でYES)、通報信号生成部352により通報信号が生成される(ステップS33)。そして、通信部353によりセキュリティセンターへ向けて前記通報信号が送信される(ステップS34)。或いは、ユーザが保有している携帯電話等のモバイル端末へ向けて前記通報信号が送信される。その後、ホームセキュリティの解除指示が与えられているか否かが確認され(ステップS35)、解除指示が与えられた場合(ステップS35でYES)、処理が終了される。一方、解除指示が与えられていない場合(ステップS35でNO)、ステップS21へ戻って処理が繰り返される。
本実施形態に係るセキュリティシステム(位置特定システム)Sによれば、第1〜第3圧力センサ21〜23を用いて室内空間10における圧力変動事象の発生を検知できるだけでなく、圧力変動事象の発生位置を特定することができる。従って、ドア12や窓13、14のいずれが開けられたり破壊されたりしたのか等を特定することが可能となり、一層利用性の高い情報をユーザに提供できるようになる。しかも少なくとも3つの圧力センサからなるセンシング要素を準備すれば良く、侵入可能性のある箇所全てにセンシング要素を設置する従来のシステムに比べてシステムの簡素化、コストダウンを図ることができる。
以上、本発明にかかるセキュリティシステムSの実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば下記のような変形実施形態を採るようにしても良い。
[1]上述の実施形態では、第1〜第3圧力センサ21〜23の3つの圧力センサを用いる例を示した。この圧力センサの数は3つ以上であれば良く、その設置個数は室内空間10の面積や容積、ドアや窓の数、大きさ等に応じて適宜な個数を選択すればよい。但し、各センサの配置間隔をあまり短くしないことが望ましい。また、圧力センサが4つ以上設けられる場合には、演算負担を軽減するために、センサ2つずつの全ての組み合わせについて双曲線を求めなくとも良い。
[2]上述の実施形態では、本発明に係る位置特定システムをホームセキュリティ用途に適用した例を説明した。本発明が適用される用途はこれに限定されるものではなく、例えば老人等の独居者の生活見守りシステムに適用することができる。この場合、冷蔵庫の開閉、トイレのドア開閉(トイレの使用状態)或いは浴室のドアの開閉等、日常生活において恒常的に利用される設備において圧力変動事象が発生しているか否かをウオッチングすることで、その安否確認等を行うことができる。
本発明に係るセキュリティシステム(位置特定システム)Sの全体構成の一例を示す模式図であり、(a)は、セキュリティシステムSが適用される住居1の室内空間10の平面図、(b)は側面図をそれぞれ示している。 コントロールユニット3の機能構成の詳細を示すブロック図である。 圧力変動波形の一例を示すグラフである。 3つの圧力センサの、室内空間10への実際の配置例を示すセンサ配置図である。 ドアを開閉したときに、3つの圧力センサによりそれぞれ検出された圧力変動波形を示すグラフである。 双曲線生成部344及び位置特定部345による位置計測の理論を説明するための説明図である。 双曲線の交点から圧力変動事象の発生ポイントを推定した例を示す模式図である。 センサ制御部33による圧力レベルデータの測定動作を示すフローチャートである。 演算部34における位置特定動作並びにセキュリティ制御部35の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 住居
10 室内空間
11 壁面
12 ドア
13、14 窓
2 圧力センサ
21、22、23 第1〜第3圧力センサ
3 コントロールユニット
31 操作部
32 表示部
33 センサ制御部
34 演算部(演算手段)
341 データ生成部
342 ピーク値抽出部(ピーク値抽出手段)
343 距離差導出部(距離差導出手段)
344 双曲線生成部(双曲線生成手段)
345 位置特定部(位置特定手段)
346 位置情報記憶部(位置情報記憶手段)
51a、51b、52〜54 双曲線
S セキュリティシステム(位置特定システム)

Claims (3)

  1. 室内空間の所定位置に各々離間して配置され、前記室内空間の圧力を検出する少なくとも3つの圧力センサと、
    これら圧力センサの出力に基づいて、前記室内空間に対する圧力変動の原因箇所を求める演算手段とを備え、
    前記演算手段は、
    1のポイントで生じた圧力変動事象について、前記圧力センサの各出力の時間変化における圧力変動ピーク値をそれぞれ求めるピーク値抽出手段と、
    抽出された前記ピーク値の相互間で時間的なズレを求めると共に、これら時間的なズレを前記1のポイントから各圧力センサの配置位置までの距離差に換算する処理を行う距離差導出手段と、
    前記距離差に基づいて、前記少なくとも3つの圧力センサのうちの2つの圧力センサの配置位置を焦点とする双曲線を圧力センサの組み合わせ別にそれぞれ求める双曲線生成手段と、
    得られた複数の双曲線の交点を求め、該交点の位置を圧力変動事象が生じたポイントとして特定する位置特定手段とを具備することを特徴とする位置特定システム。
  2. 前記室内空間において圧力変動の原因箇所となり得る領域の位置情報を記憶する位置情報記憶手段を備え、
    前記位置特定手段は、前記双曲線の交点が複数存在する場合に、前記位置情報記憶手段の位置情報を参照して、圧力変動事象が生じたポイントを特定することを特徴とする請求項1に記載の位置特定システム。
  3. 請求項1又は2に記載の位置特定システムと、
    セキュリティモードが設定されているか否かを判定するモード判定手段と、
    前記セキュリティモードが設定されている場合において、前記位置特定システムにより圧力変動事象が生じたポイントが特定された場合に、所定の通報信号を生成して発信する通報手段とを具備することを特徴とするセキュリティシステム。
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