JP2007264706A - 画像処理装置、監視カメラ及び画像監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の監視内容を監視する場合の設備コストの増大や画像解析装置の設置スペースの増大を抑制する。
【解決手段】外部から入力される監視領域の画像に基づいて監視領域における人物の人数を判定する混雑度判定部と、画像に基づいて人物の移動方向を検出する人流解析部と、画像に基づいて人物の行動パターンを探知するジェスチャ解析部とを備え、混雑度判定部の判定結果に応じて人物の移動方向あるいは行動パターンの何れかを択一的に解析する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、監視カメラ及び画像監視システムに関する。
下記特許文献1には、テレビカメラが撮影した監視エリアの画像に所定の画像処理を施すことにより人物の移動軌跡を抽出し、当該移動軌跡に対する侵入者の判定処理モードを監視条件に応じて切り替える画像監視システムが開示されている。この画像監視システムは、例えば店舗の出入り口付近では開店時と閉店時で人物の挙動に違いがあるので、同一監視領域でも時間帯や季節によって移動軌跡から侵入者を判定するためのアルゴリズム、つまり判定処理モードを変更する必要があるが、従来の画像監視技術では上記判定処理モードが固定化されているため、監視対象や監視目的に応じて画像処理装置を複数設置しなければならず、よってシステムコストの上昇や安全管理が複雑になるという問題点に鑑みてなされたものであり、移動軌跡に対する侵入者の判定処理モードを監視条件に応じて切り替えることによって上記問題点を解決するものである。
なお、このような画像監視技術の他に、画像監視に関する従来技術として特許文献2及び特許文献3に開示された技術がある。特許文献2に開示された技術は、人物の手足等に設定された特徴点の3次元座標を計測することにより人物のジェスチャ(身振り)を認識するジェスチャ認識装置であり、一方、特許文献3に開示された技術は、多数の人物が存在あるいは移動する領域の画像に基づいて人物の特徴量を検出し、当該特徴量が人物形状モデルに合致すか否かを判定することによって人物の存在や人数を判定する人物検出装置である。
特開平9−330415号公報 特開2000−149025号公報 特開2001−175868号公報
ところで、同一の監視エリアを監視する場合に日時等の諸条件に応じて監視内容を変更する必要がある場合がある。例えば駅構内のプラットホームを監視する場合、朝のラッシュ時間帯には駅利用者の全体的な人の流れを監視する必要があるが、終電間際の時間帯では、酔払いの有無等を確認するために利用者の行動パターンを監視する必要がある。
一方、上記特許文献1の画像監視技術は、テレビカメラと当該テレビカメラが撮影した監視エリアの画像を解析する画像処理装置とが1対1に対応付けられて1つの画像監視システムを構成するものである。画像処理装置は、CPUが画像解析プログラムを実行することによって監視エリアの画像に画像解析処理を施すものであるが、この画像解析処理はCPUにとって負荷の重い処理である。このような背景から、特許文献1の画像処理装置は、テレビカメラ(監視カメラ)と画像処理装置とを1対1に対応付けて画像監視システムを構築している。
すなわち、上記特許文献1の画像監視技術を、複数の監視内容の監視に適用した場合には、監視内容毎に画像処理装置を用意する必要があるので、膨大な設備コストと画像処理装置の設置スペースが必要となるという問題がある。また、複数の監視内容を1台の画像処理装置で処理しようとした場合には、上述したように画像解析処理はCPUにとって負荷の重い処理なので、処理時間が長時間化して実用性に欠けるという問題が生じたり、あるいは上記処理の長時間化を回避するために解析内容を簡略化すると解析結果の精度が低下するという問題が生じる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数の監視内容を監視する場合における画像処理装置の処理負荷を低減しつつ設備コストの増大や画像解析装置の設置スペースの増大を抑制することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明では、画像処理装置に係る第1の解決手段として、外部から入力される監視領域の画像について前記監視領域に関する異なる事柄を各々に解析する複数の画像解析手段とを備え、外部からの入力信号に応じて前記複数の画像解析手段のうち何れかを起動させて解析結果を出力する、という手段を採用する。
また、画像処理装置に係る第2の解決手段として、外部から入力される監視領域の画像に基づいて前記監視領域の所定状況を判定する判定手段と、前記監視領域の画像について前記監視領域に関する異なる事柄を各々に解析する複数の画像解析手段とを備え、前記判定手段の判定結果に応じて前記複数の画像解析手段のうち何れかを起動させて解析結果を出力する、という手段を採用する。
画像処理装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、判定手段は、監視領域の画像に基づいて前記監視領域における人物の人数を判定する混雑度判定部である、という手段を採用する。
画像処理装置に係る第4の解決手段として、上記第2または第3の解決手段において、判定手段は、所定の時間間隔で監視領域の状況を判定する、という手段を採用する。
画像処理装置に係る第5の解決手段として、上記第1〜第4のいずれか1つの解決手段において、複数の解析部は、前記監視領域の画像に基づいて人物の移動方向を検出する人流解析部と、前記監視領域の画像に基づいて人物の行動パターンを探知するジェスチャ解析部とからなる、という手段を採用する。
一方、本発明では、画像監視システムに係る第1の解決手段として、監視領域の画像を撮像する監視カメラと、上記第1〜第5のいずれか1つの画像処理装置と、該画像処理装置の解析結果を出力する監視装置とを具備する、という手段を採用する。
また、画像監視システムに係る第2の解決手段として、監視領域の画像を撮像する監視カメラと、上記第1〜第5のいずれか1つの画像処理装置の機能を備え、情報要求元から受信した情報要求に対して、前記監視領域の画像に関する解析結果を送信するカメラサーバと、該画像処理装置から受信した解析結果を出力する監視装置と、該監視装置と前記カメラサーバとを接続する通信回線とを具備する、という手段を採用する。
さらに、本発明では、監視カメラに係る解決手段として、監視領域の画像を撮像する撮像部と、上記第1〜第5のいずれか1つの画像処理装置の機能を備え、前記撮像手段が出力する前記監視領域の画像に基づいて解析結果を出力する画像処理部とを備える、という手段を採用する。
このような本発明によれば、監視領域に関する異なる事柄のうちいずれかを選択して解析するので、複数の事柄を監視する場合における設備コストの上昇及び画像処理装置の設置スペースの増大を抑制することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像監視システムの構成を示すブロック図である。この図に示すように、本画像監視システムは、監視カメラ1、画像処理装置2及び監視装置3から構成されている。
監視カメラ1は、所定の監視領域の画像(監視画像)を撮影し、当該監視画像を示す画像信号を画像処理装置2に出力する。画像処理装置2は、一種のコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)が画像解析プログラムを実行することにより監視画像に所定の画像解析処理を施し、その解析結果を監視装置3に出力する。上記監視領域は、駅構内(例えばプラットホーム)あるいは複数の店舗が存在するビル内等、時間帯や曜日等の諸条件によって往来する人物の人数が変化すると共に上記諸条件に応じて異なる事柄を監視しなければならない場所、つまり各種条件に応じて監視内容が変化する場所に設定される。
このような画像処理装置2は、図示するように混雑度判定部2a(判定手段)、ジェスチャ解析部2b(画像解析手段)及び人流解析部2c(画像解析手段)から構成されている。混雑度判定部2aは、上記監視カメラ1から入力される監視画像に基づいて監視領域における人物の混雑度を監視領域の所定状況として判定し、その判定結果をジェスチャ解析部2b及び人流解析部2cに出力する判定手段である。ジェスチャ解析部2bは、上記監視画像に基づいて監視領域における人物の行動パターンを監視事項として解析し、その解析結果を監視装置3に出力する画像解析手段である。一方、人流解析部2cは、上記監視画像に基づいて監視領域における人物の移動方向を検出し、その検出結果を監視装置3に出力する画像解析手段である。
監視装置3は、本画像監視システムと監視員とを結ぶ一種のマンマシン・インタフェースであり、上記解析結果を監視員が理解できる情報に変換して報知する。このような監視装置3は、例えば解析結果を警報音に変換して報知する発音装置あるいは解析結果を画像表示する表示装置である。
次に、このように構成された本画像監視システムの動作について、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
本画像監視システムが起動すると、監視カメラ1は、監視画像を連続的に撮影して画像処理装置2に連続して提供する。このような監視画像に対し、画像処理装置2内の混雑度判定部2aは、内部タイマによって計時される時間が所定の判定時間になると(ステップS1)、上記監視画像を取り込み、当該監視画像に写し出されている人物の人数を検出する(ステップS2)。この人物の人数は、例えば上述した特許文献3に記載された技術を利用することにより、監視画像内の個々の人物を検出し、当該検出された人物の個体数を計数することによって容易に検出される。
そして、混雑度判定部2aは、上記ステップS2の処理によって検出された人物の人数が所定のしきい値よりも多いか否か、つまり混雑度が高いかあるいは低いかを判定し(ステップS3)、この判定結果が「Yes」の場合、つまり監視領域における混雑度が高い場合は、判定結果として人流解析部2cに処理開始を指示し、一方、判定結果が「No」の場合、つまり監視領域における混雑度が低い場合には、判定結果としてジェスチャ解析部2bに処理開始を指示する。すなわち、混雑度判定部2aは、監視領域における混雑度の高い/低いに応じて人流解析部2cあるいはジェスチャ解析部2bを択一的に起動させる。
人流解析部2cは、混雑度判定部2aから処理開始の指示が入力されると、監視画像の取り込みを開始して監視領域における人物の移動方向を検出する(ステップS4)。この人物の移動方向は、時系列的に順次入力される各々の監視画像について例えば特許文献3に記載された技術を利用することにより個々の人物を順次検出し、さらに各々の監視画像について検出された人物の位置の変化を比較することによって容易に検出される。そして、人流解析部2cは、例えば監視画像に人物の移動方向を矢印で示す合成画像を検出結果として監視装置3に出力する。
一方、ジェスチャ解析部2bは、混雑度判定部2aから処理開始の指示が入力されると、監視画像の取り込みを開始して監視領域における人物の行動パターンを探知する(ステップS5)。この人物の行動パターンは、例えば上述した特許文献2に記載された技術を利用することにより人物の特徴点の動きを検出することによって容易に探知される。例えば監視領域内を歩行して移動していた人物がしゃがみ込むと、頭部の位置は通常の歩行者とは異なる動きとなる。したがって、この場合には頭部を特徴点として人物の動きを検出することにより異常な行動パターンを取る人物を探知することが可能である。
そして、ジェスチャ解析部2bは、例えば監視画像に異常な行動パターンを取る人物を矢印等で示す合成画像と異常な行動パターンを取る人物が監視領域中に存在することを示す警報を探知結果として監視装置3に出力する。監視装置3は、上述した人物の移動方向に関する検出結果あるいは人物の行動パターンに関する探知結果が人流解析部2cあるいはジェスチャ解析部2bから入力されると、これら監視結果を監視員に対して出力する。
このようにして1回の監視処理が完了すると、画像処理装置2は、ステップS6の判断処理を実行することにより起動停止されるまでステップS1〜S5からなる画像監視処理を繰り返す。すなわち、起動停止されず、ステップS6の判断処理の結果が「No」となると、混雑度判定部2aは、ステップS1の判断処理を繰り返すことにより、先の判定時間から一定時間が経過した次回の判定時間において、監視画像に写し出されている人物の人数を再度検出する。
このような本実施形態によれば、監視領域における人物の混雑度に応じて人物の移動方向あるいは人物の行動パターンという異なる監視内容のうち何れか一方を選択的に解析するので、上記2との監視内容の何れをも解析する場合に比較して画像処理装置2の処理負荷を軽減することができる。
また、1台の画像処理装置2で上記2との監視内容を解析することができるので、各々の監視内容毎に画像処理装置を設ける場合に比較して設備コストを低減することができると共に画像解析装置の設置スペースを省スペース化することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る画像監視システムについて説明する。
なお、本第2実施形態に係る画像監視システムは、上述した第1実施形態に係る画像監視システムと画像処理装置の構成のみが異なっている。したがって、以下の説明では、本画像監視システムにおける画像処理装置2Aについて主に説明する。
図3は、本実施形態における画像処理装置2Aの構成を示すブロック図である。この画像処理装置2Aは、図示するように時間判定部2dを判定手段として備えている。この時間判定部2dは、常時時刻を計時する計時部を備えており、予め設定された時刻になったことを判定すると、人流解析部2cあるいはジェスチャ解析部2bを択一的に起動させる。
例えば駅のプラットホームは、ラッシュアワーの時間帯は混雑度が高いが、それ以外の時間帯では混雑度が低い。したがって、駅のプラットホームのように時間帯に応じて状況が変化するような監視領域については、本実施形態の画像処理装置2Aを用いることにより、時間判定部2dの判定結果に基づいてラッシュアワーの時間帯では人流解析部2cを起動させ、それ以外の時間帯ではジェスチャ解析部2bを起動させることが有効である。
なお、本実施形態は、時間帯に応じて混雑度が変化する監視領域であれば適用可能なので、駅のプラットホームの他に、例えば各種ビルや学校、あるいは公共設備に適用可能である。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係る画像監視システムについて説明する。
なお、本実施形態に係る画像監視システムは、上述した第1実施形態に係る画像監視システムと画像処理装置の構成のみが異なっている。したがって、以下の説明では、本画像監視システムにおける画像処理装置2Aについて主に説明する。
図4は、本実施形態における画像処理装置2Bの構成を示すブロック図である。この画像処理装置2Bは、図示するように内部に判定手段を持つものではなく、外部に設けた外部センサ4を判定手段とするものであり、当該外部センサ4の検出結果に応じて人流解析部2cとジェスチャ解析部2bとを切り替えるものである。すなわち、画像処理装置2Bは、外部センサ4が出力する検出信号を取り込む信号入力機能を備えている。なお、外部センサ4としては、監視領域における人物の人数をカウントするもの等、各種センサが適用可能である。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態に係る画像監視システムについて説明する。
なお、本実施形態に係る画像監視システムは、上述した第1実施形態に係る画像監視システムと画像処理装置の構成のみが異なっている。したがって、以下の説明では、本画像監視システムにおける画像処理装置2Aについて主に説明する。
図5は、本実施形態における画像処理装置2Cの構成を示すブロック図である。この画像処理装置2Cは、図示するように不審人物解析部2e、混雑度解析部2f及び人数判定部2gから構成されており、判定手段である人数判定部2gの判定結果に基づいて不審人物解析部2eと混雑度解析部2fとを切り替えるものである。人数判定部2gは監視領域の人数を判定し、混雑度解析部2fは監視領域の混雑度を解析し、また不審人物解析部2eは監視領域における不審人物の有無を解析する。人数判定部2gは、監視領域の人数が所定のしきい値を越えると、混雑度解析部2fを起動させ、一方、監視領域の人数がしきい値以下の場合には人数判定部2gを起動させる。
このような本実施形態によれば、監視領域の人数に応じて監視領域の混雑度あるいは不審人物の有無を択一的に検出することができる。
〔第5実施形態〕
次に、本発明の第5実施形態に係る画像監視システムについて説明する。
なお、本実施形態に係る画像監視システムは、上述した第1実施形態に係る画像監視システムと画像処理装置の構成のみが異なっている。したがって、以下の説明では、本画像監視システムにおける画像処理装置2Aについて主に説明する。
図6は、本実施形態における画像処理装置2Dの構成を示すブロック図である。この画像処理装置2Dは、第1解析部2h1〜第n解析部2hn及び判定部2iから構成されている。n個(任意個数)からなる第1解析部2h1〜第n解析部2hnは、監視画像について各々に異なる事柄(監視事項)を解析対象とする画像解析手段である。また、判定部2iは、監視画像に基づいて監視領域の所定状況を判定し、この判定結果に基づいてn個の第1解析部2h1〜第n解析部2hnの何れかを択一的に起動させるものである。
すなわち、画像処理装置2Dは、判定部2iが監視領域の所定状況を判定すると、当該判定に基づいて複数ある第1解析部2h1〜第n解析部2hnのうち1つを選択的に起動させ、解析結果として得られた監視事項を出力するものである。判定部2iが判定する監視領域の状況は特に限定されるものではなく、また第1解析部2h1〜第n解析部2hnが解析する監視事項も特に限定されるものではない。このような画像処理装置2Dは、本発明の最も上位概念を示す画像処理装置である。
〔第6実施形態〕
次に、本発明の第6実施形態に係る画像監視システムについて説明する。
本実施形態に係る画像監視システムは、上述した各実施形態における画像処理装置の機能を監視カメラ内に取り込んだものである。
図7は、本実施形態における監視カメラ1Aの構成を示すブロック図である。この監視カメラ1Aは、監視画像を撮像して画像信号を出力する撮像部1aと、上述した各実施形態の何れかの画像処理装置と同一の画像処理機能を有する画像処理部1bとから構成されている。
市販されている監視カメラにはDSPカメラと称して画像処理機能を有するものが存在するが、このDSPカメラは監視画像について単一の事柄を解析対象とするものである。これに対して、本実施形態における監視カメラ1Aが備える画像処理機能は、上述した各実施形態の何れかの画像処理装置と同様に、監視領域の所定状況の判定結果に応じて監視画像について解析対象とする事柄を切り替えるものである。
このよう監視カメラ1Aを用いて画像監視システムを構築した場合、監視カメラ1Aが解析対象とする事柄を切り替えるので、DSPカメラを用いた場合よりもカメラ台数を削減することが可能であり、よってDSPカメラを用いた場合よりも画像監視システムのシステムコストを大幅に低下させることができる。
〔第7実施形態〕
次に、本発明の第7実施形態に係る画像監視システムについて説明する。
本実施形態に係る画像監視システムは、上述した各実施形態における画像処理装置の機能をカメラサーバ内に取り込んだものである。
図8は、本実施形態におけるカメラサーバ5の構成を示すブロック図、また図9は、カメラサーバ5を用いた画像監視システムのシステム構成である。カメラサーバ5は、上述した各実施形態の何れかの画像処理装置と同一の画像処理機能を有する画像処理部5aと、画像処理部5aから出力される解析結果を監視装置3Aに送信する通信部5bとから構成されている。
図9に示すように、上記カメラサーバ5は、監視領域毎に監視カメラ1と対をなして設けられており、またインターネット等の公衆回線あるいは専用回線等の通信回線6を介して監視装置3Aに接続されている。各々のカメラサーバ5の通信部5bは、監視装置3Aから受信される解析情報提供要求に対する応答として、画像処理部5aの解析結果を監視装置3Aに送信する。一方、監視装置3Aは、例えば定期的に解析情報提供要求を各々のカメラサーバ5に送信することにより各々の監視領域の解析情報を定期的に取得し、以って各々の監視領域を監視する。
このような本実施形態によれば、システムコストを従来よりも低コスト化することができるばかりではなく、監視画像を解析する画像処理機能がカメラサーバ5内に備えられているので、画像監視システムの構築や改変が容易であり、よってシステム構築の自由度を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係わる画像監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係わる本画像監視システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における画像処理装置2Aの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態における画像処理装置2Bの構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態における画像処理装置2Cの構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態における画像処理装置2Dの構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態における監視カメラ1Aの構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態におけるカメラサーバ5の構成を示すブロック図である。 上記カメラサーバ5を用いた画像監視システムのシステム構成である。
符号の説明
1…監視カメラ、2…画像処理装置、2a…混雑度判定部(判定手段)、2b…ジェスチャ解析部(画像解析手段)、2c…人流解析部(画像解析手段)、3…監視装置

Claims (8)

  1. 外部から入力される監視領域の画像について前記監視領域に関する異なる事柄を各々に解析する複数の画像解析手段を備え、
    外部からの入力信号に応じて前記複数の画像解析手段のうち何れかを起動させて解析結果を出力することを特徴とする画像処理装置。
  2. 外部から入力される監視領域の画像に基づいて前記監視領域の所定状況を判定する判定手段と、
    前記監視領域の画像について前記監視領域に関する異なる事柄を各々に解析する複数の画像解析手段とを備え、
    前記判定手段の判定結果に応じて前記複数の画像解析手段のうち何れかを起動させて解析結果を出力することを特徴とする画像処理装置。
  3. 判定手段は、監視領域の画像に基づいて前記監視領域における人物の人数を判定する混雑度判定部であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 判定手段は、所定の時間間隔で監視領域の状況を判定することを特徴とする請求項2または3記載の画像処理装置。
  5. 複数の解析部は、
    前記監視領域の画像に基づいて人物の移動方向を検出する人流解析部と、
    前記監視領域の画像に基づいて人物の行動パターンを探知するジェスチャ解析部とからなる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 監視領域の画像を撮像する監視カメラと、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    該画像処理装置の解析結果を出力する監視装置と
    を具備することを特徴とする画像監視システム。
  7. 監視領域の画像を撮像する監視カメラと、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置の機能を備え、情報要求元から受信した情報要求に対して、前記監視領域の画像に関する解析結果を送信するカメラサーバと、
    該画像処理装置から受信した解析結果を出力する監視装置と、
    該監視装置と前記カメラサーバとを接続する通信回線と
    を具備することを特徴とする画像監視システム。
  8. 監視領域の画像を撮像する撮像部と、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の画像処理装置の機能を備え、前記撮像手段が出力する前記監視領域の画像に基づいて解析結果を出力する画像処理部と
    を備えることを特徴とする監視カメラ。

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