JPWO2013057904A1 - 蝟集判定装置及び蝟集判定方法 - Google Patents

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Abstract

動画像を入力する画像入力部2と、入力画像を局所領域に分割する画像分割部3と、局所領域に分割された画像毎の動きを検出する動き検出部5と、局所領域に分割された画像毎に人物が含まれているか否かを検出する人物検出部6と、複数の局所領域で構成される蝟集判定ウインドウを生成する蝟集判定ウインドウ生成部9とを有し、蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で動き検出部5により動きありと判定された局所領域の比率から得られる動き割合及び蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で人物検出部6により人物が含まれると判定された局所領域の比率から得られる人物割合により入力画像の蝟集状態を判定する。

Description

本発明は、局所的な人物の集合を意味する蝟(い)集を判定する蝟集判定装置及び蝟集判定方法に関する。
人物の暴れを検知する装置として、例えば特許文献1で開示されたものがある。この特許文献1で開示された暴れ検知装置は、エレベータ内にカメラを設置して、撮影時刻が所定時間異なる2枚の画像から画像内の各点の動き及び大きさを算出し、各点の動きの向き及び大きさから人物の動きの向き又は大きさのうちの少なくとも一方の人物の動きのばらつき量を算出する動き算出手段と、人物の動きのばらつき量と人物の暴れ判定閾値とを比較して人物の暴れを判定する暴れ判定手段とを備える。
日本国特開2006−276969号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された暴れ検知装置は、エレベータ内を想定しているため、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所での誤報対策が含まれておらず、そのような場所での暴れを精度良く検知することができないという課題がある。また、この従来の暴れ検知装置では、たむろ行為などの動きの無い蝟集の検知については想定されておらず、たむろ行為などの動きの無い蝟集を検知することができないという課題もある。
なお、蝟集とは、局所的な人物の集合を言い、単なる混雑状態とは異なる。例えば、図17に示すような夜間の公園等で多く発生する「たむろ(未成年者の蝟集)」や、図18に示すような喧嘩等の「異常事態発生による人ごみ(野次馬を含む)」が蝟集である。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも高精度で蝟集を判定することができるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することができる蝟集判定装置及び蝟集判定方法を提供することを目的とする。
本発明の蝟集判定装置は、動画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によって入力された画像を局所領域に分割する画像分割手段と、複数の前記局所領域で構成される蝟集判定ウインドウを生成する蝟集判定ウインドウ生成手段と、を有し、前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で動きありと判定された局所領域の動き割合、及び前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で人物が含まれると判定された局所領域の人物割合により前記入力画像の蝟集状態を判定する。
上記構成によれば、入力画像を局所領域に分割し、複数の局所領域で構成した蝟集判定ウインドウを生成し、生成した蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で動きがある局所領域の動き割合、及び、生成した蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で人物が含まれる局所領域の人物割合により入力画像の蝟集状態を判定するので、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも高精度で蝟集を判定することが可能となるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することが可能となる。
上記構成において、前記入力画像の全体で前記蝟集判定ウインドウを走査し、蝟集ありと判定された蝟集領域を統合する。
上記構成において、前記動き割合が所定の値以上であり、前記動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値以上のとき、第1の蝟集継続状態を更新し、前記動き割合が所定の値より小さく、前記人物割合が所定の値以上のとき、第2の蝟集継続状態を更新し、前記入力画像から得られる前記第1の蝟集継続状態及び前記第2の蝟集継続状態により、前記入力画像の蝟集状況を判定する。
上記構成によれば、動き割合が所定の値以上であり、動きありと判定した局所領域のフロー分散が所定の値以上のとき、第1の蝟集継続状態を更新し、また、動き割合が所定の値より小さく、人物割合が所定の値以上のとき、第2の蝟集継続状態を更新し、入力画像から得られる第1の蝟集継続状態及び第2の蝟集継続状態により、入力画像の蝟集状況を判定するので、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも高精度で蝟集を判定することが可能となるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することが可能となる。
上記構成において、前記フロー分散は、前記動きありと判定された局所領域の動きベクトルの方向から算出される分散である。
上記構成において、前記第1の蝟集継続状態は、第1のカウンタであって、前記動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値以上のとき前記第1のカウンタを増加し、前記動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値より小さなときは前記第1のカウンタを減じ、前記第1のカウンタが所定の値以上のとき、前記入力画像に蝟集ありと判定する。
上記構成において、前記第2の蝟集継続状態は、第2のカウンタであって、前記人物割合が所定の値以上のとき前記第2のカウンタを増加し、前記人物割合が所定の値より小さなときは前記第2のカウンタを減じ、前記第2のカウンタが所定の値以上のとき、前記入力画像に蝟集ありと判定する。
本発明の蝟集判定方法は、動画像から得られる入力画像の蝟集状態を判定する蝟集判定方法であって、動画像を入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップによって入力された画像を局所領域に分割する画像分割ステップと、複数の前記局所領域で構成される蝟集判定ウインドウを生成する蝟集判定ウインドウ生成ステップと、を有し、前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で動きありと判定された局所領域の動き割合、及び前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で人物が含まれると判定された局所領域の人物割合により前記入力画像の蝟集状態を判定する。
上記方法によれば、入力画像を局所領域に分割し、複数の局所領域で構成した蝟集判定ウインドウを生成し、生成した蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で動きがある局所領域の動き割合、及び、生成した蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で人物が含まれる局所領域の人物割合により入力画像の蝟集状態を判定するので、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも高精度で蝟集を判定することが可能となるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することが可能となる。
本発明によれば、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも精度良く蝟集を判定することができるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することができる。
本発明の実施の形態1に係る蝟集判定装置の概略構成を示すブロック図 図1の蝟集判定装置において、画像を局所領域に分割した具体例を示す図 (a)〜(e)図1の蝟集判定装置において、人物検出と動き検出とこれらの統合の具体例を示す図 図1の蝟集判定装置において、蝟集判定ウインドウの具体例を示す図 (a)〜(d)図1の蝟集判定装置において、動き割合、人物割合及びフロー分散の算出を模式的に示した図 (a),(b)図1の蝟集判定装置において、オプティカルフローを用いた動き検出の具体例を示す図 (a)〜(c)図1の蝟集判定装置において、蝟集領域統合の具体例を示す図 (a)〜(c)図1の蝟集判定装置において、蝟集領域統合の他の例を示す図 図1の蝟集判定装置における蝟集検出のアルゴリズムの流れを示す図 図1の蝟集判定装置のメイン処理を概略的に示したフローチャート 図1の蝟集判定装置のメイン処理を詳細に示したフローチャート 図1の蝟集判定装置のメイン処理を詳細に示したフローチャート 図1の蝟集判定装置のメイン処理を詳細に示したフローチャート 本発明の実施の形態2に係る蝟集判定装置の概略構成を示すブロック図 図14の蝟集判定装置において、混雑度の算出の具体例を示す図 本発明の実施の形態3に係る蝟集判定装置の概略構成を示すブロック図 蝟集の状態の1つである「たむろ」を示す図 蝟集の状態の1つである「喧嘩と野次馬」を示す図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る蝟集判定装置の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る蝟集判定装置1は、通常のコンピュータを用いた構成としている。即ち、CPU、RAM等の揮発性メモリ、ROM等の不揮発性メモリ、及びハードディスク又はSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置等を備えたコンピュータによって構成している。なお、コンピュータを用いた構成以外に専用のハード構成としてもよいことは言うまでもない。
図1において、本実施の形態に係る蝟集判定装置1は、画像入力部2と、画像分割部3と、画像保持部4と、動き検出部5と、人物検出部6と、局所領域状態推定部7と、局所領域設定情報保持部8と、蝟集判定ウインドウ生成部9と、判定ウインドウ内動き割合算出部10と、判定ウインドウ内フロー分散算出部11と、判定ウインドウ内人物割合算出部12と、判定ウインドウ内蝟集判定部13と、蝟集領域統合部14と、表示部15とを備える。
画像入力部2は、カメラで撮影された動画像を入力する。画像分割部3は、入力画像を局所領域に分割する。図2は、入力画像を局所領域に分割した具体例を示す図である。同図に示すように、入力画像100を人物サイズ基準で局所領域に分割する(分割した一つ一つが局所領域である)。この場合、人物サイズ基準で局所領域に分割することから、局所領域は人物サイズが大きいと広くなり、人物サイズが小さいと狭くなる。
図1に戻り、画像保持部4は、画像分割部3で局所領域に分割された画像を保持する。人物検出部6は、局所領域に分割された画像毎に人物が含まれているか否かを検出する。人物の検出は人間の特徴量に基づいて行われる。動き検出部5は、画像分割部3からの画像と画像保持部4に保持されている画像とから局所領域に分割された画像毎の動きを検出する。
図3(a)〜(e)は、人物検出と動き検出とこれらの統合の具体例を示す図である。人物検出において、まず同図の(a)に示すように入力画像100において人物を捉える。(a)では4人の人物200−1〜200−4を捉えている。人物を捉えた後、(b)に示すようにマッピングを行い、2値的な白黒の画像を得る。2値的画像を得た後、(c)に示すように局所領域の4点全てが属しているもののみ暫定として滞留判定する。(c)では局所領域の4点全てが属しているものは局所領域110−1〜110−3の3個である。
一方、動き検出は全ての局所領域のなかでどこに動きがあるか見ている。図3では、(d)に示すように局所領域120で人物の動きがある。(e)に示すように人物検出と動き検出を統合することで、人物の動きを判定できるとともに、人物はいるが動いていないことも判定できる。この場合、局所領域121では人物の動きはなく、局所領域122では人物はいない(非人物)。
図1に戻り、局所領域状態推定部7は、局所領域設定情報保持部8に保持されている局所領域設定情報を元に局所領域に分割された画像毎の状態を推定する。蝟集判定ウインドウ生成部9は、複数の局所領域で構成される蝟集判定ウインドウを生成する。蝟集判定ウインドウは、局所領域サイズを基にX×Y個で構成される。図4は、蝟集判定ウインドウの具体例を示す図である。同図に示す蝟集判定ウインドウ101は3×3個で構成したものである。
図1に戻り、判定ウインドウ内動き割合算出部10は、蝟集判定ウインドウ生成部9で生成された蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で動き検出部5により動きありと判定された局所領域の比率から得られる動き割合を算出する。判定ウインドウ内フロー分散算出部11は、蝟集判定ウインドウ生成部9で生成された蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で動きありと判定された局所領域の動きベクトルの方向からフロー分散を算出する。判定ウインドウ内人物割合算出部12は、蝟集判定ウインドウ生成部9で生成された蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で人物検出部6により人物が含まれると判定された局所領域の比率から得られる人物割合を算出する。
図5(a)〜(d)は、動き割合、人物割合及びフロー分散の算出を模式的に示した図である。同図に示す動き割合は、(a)に示すように蝟集判定ウインドウ101−1の局所領域9個のうち6個が「人の動きあり」であるので、6/9=66.6%となる。人物割合は、(b)に示すように蝟集判定ウインドウ101−2の局所領域9個のうち2個が「人物動きなし」であるので、2/9=22.2%となる。フロー分散は、「人物動きあり」の状態の局所領域に対して、動き方向の分散値を算出することになる。(c)に示す場合、分散値は小となり(ベクトル130の向きが整っている)、(d)に示す場合、分散値は大となる(ベクトル130の向きがばらばら)。蝟集時の動き情報を「動きの向きが一定に定まらず、方向の分散値が高い」と定義する。
動き方向は、オプティカルフローを用いることで検出できる。図6(a),(b)は、オプティカルフローを用いた動き検出の具体例を示す図である。(a)は正常シーンであり、ベクトル130の向きは略一定となっている。この場合、ベクトル130が一方向なので、分散値が低い状態である。一方、(b)は暴行発生シーンであり、ベクトル130は時間的・空間的に統一性がない。この場合、ベクトル130が分散しているので、分散値が高い状態である。
図1に戻り、判定ウインドウ内蝟集判定部13は、蝟集判定ウインドウ内で蝟集が発生しているか否かを判定する。判定ウインドウ内蝟集判定部13は、蝟集判定ウインドウ内における動き割合、フロー分算及び人物割合により入力画像の蝟集状態を判定する。判定ウインドウ内蝟集判定部13は、判定ウインドウ内蝟集継続カウント部131と、蝟集継続カウント保持部132と、判定ウインドウ内蝟集継続判定部133とを備えている。判定ウインドウ内蝟集継続カウント部131、蝟集継続カウント保持部132及び判定ウインドウ内蝟集継続判定部133は、入力画像に対して蝟集判定ウインドウを動かすための処理を行う。蝟集判定ウインドウにおいて蝟集が発生しているかどうかを判定するために、蝟集判定ウインドウを動かすための処理を行う。
判定ウインドウ内蝟集判定部13は、動き割合が所定の値以上であり、動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値以上のとき、第1の蝟集継続状態を更新し、動き割合が所定の値より小さく、人物割合が所定の値以上のとき、第2の蝟集継続状態を更新し、入力画像から得られる第1の蝟集継続状態及び第2の蝟集継続状態により、入力画像の蝟集状況を判定する。判定ウインドウ内蝟集継続カウント部131は、蝟集継続カウンタC1(第1のカウンタ、図示略)及び蝟集継続カウンタC2(第2のカウンタ、図示略)を備えている。
前記第1の蝟集継続状態は、判定ウインドウ内蝟集継続カウント部131の蝟集継続カウンタC1であって、動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値以上のとき蝟集継続カウンタC1のカウント値が増加し、動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値より小さなときは蝟集継続カウンタC1のカウント値が減少し、蝟集継続カウンタC1が所定の値以上のとき、入力画像に蝟集ありと判定される。前記第2の蝟集継続状態は、判定ウインドウ内蝟集継続カウント部131の蝟集継続カウンタC2であって、人物割合が所定の値以上のとき蝟集継続カウンタC2のカウント値が増加し、人物割合が所定の値より小さなときは蝟集継続カウンタC2のカウント値が減少し、蝟集継続カウンタC2が所定の値以上のとき、入力画像に蝟集ありと判定される。
蝟集領域統合部14は、判定ウインドウ内蝟集判定部13における蝟集判定において、蝟集領域が複数ある場合、それらを統合して1個の領域とする。図7(a)〜(c)は、蝟集領域統合の具体例を示す図である。同図の(a)に示すように、可変のブロックサイズで蝟集判定ウインドウ101を入力画像100の全域に亘ってラスタスキャンし、蝟集検出処理を行う。蝟集検出処理を行った結果、(b)に示すように2つの検出枠101−5,101−6を得たとすると、(c)に示すように、2つの検出枠101−5,101−6を統合して1つの検出枠101−7に統合する。
図8(a)〜(c)は、蝟集領域統合の他の例を示したものである。図8の(a)のように、入力画像は、動作している複数の人物の周囲に、動作していない複数の人物が撮影されている様子を示している。このような入力画像において、蝟集判定ウインドウ101を入力画像の左上から順にラスタスキャンする。
図8の(b)は、蝟集判定ウインドウ101をラスタスキャンした結果を示している。101−8と101−10は人物動き無しの検出枠として検出され、101−9は人物動きありの検出枠として検出される。
図8の(c)は、検出枠を統合した結果を示している。図8(c)のように、動作している複数の人物を検出した検出枠と、これを取り巻く動作していない人物を検出した検出枠が統合されて検出枠101−11になっている。
なお、局所領域のサイズは、人物サイズ基準で分割され本実施の形態では、人物の身長を一辺とする正方形を3×3に分割した大きさにしているが、これよりも多く分割しても良いし、少なく分割してもかまわない。
なお、蝟集を表現する英語としては flock together が使われることがある。
図1に戻り、表示部15は、蝟集領域統合部14から出力される蝟集領域を表示する。
次に、実施の形態1に係る蝟集判定装置1の動作について説明する。
図9は、実施の形態1に係る蝟集判定装置1における蝟集検出のアルゴリズムの流れを示す図である。同図において、カメラ200からの画像を入力して、動き情報の解析と滞留情報の解析をそれぞれ行い、それぞれの結果を情報統合し、解析して蝟集を検出する。動き情報の解析において、矢印130は動きを表すフロー(ベクトル)である。また、滞留情報の解析において、長方形状で示す枠200−5,200−6は人物位置検出枠である。
図10は、実施の形態1に係る蝟集判定装置1のメイン処理を概略的に示したフローチャートである。同図において、まず入力画像を局所領域に分割する(ステップS1)。次いで、局所領域に分割した画像毎の動きを検出し(ステップS2)、また局所領域に分割した画像毎に人物が含まれているか否かを検出する(ステップS3)。動き検出及び人物検出を行った後、入力画像の各局所領域の状態を判定し(ステップS4)、その結果から動き情報を解析し(ステップS5)、また滞留情報を解析する(ステップS6)。動き情報の解析及び滞留情報の解析後、これらの解析結果から蝟集判定を行う(ステップS7)。
図11〜図13は、実施の形態1に係る蝟集判定装置1のメイン処理を詳細に示したフローチャートである。同図において、まず画像入力部2が、カメラ200(図9参照)で撮影された画像を入力する(ステップS100)。次に、画像分割部3が、入力画像を局所領域に分割する(ステップS101)。入力画像が局所領域に分割された後、動き検出部5が動き検出を行う(ステップS102)。動き検出に続いて、人物検出部6が、人物検出を行う(ステップS103)。動き検出及び人物検出が行われた後、局所領域状態推定部7が、局所領域設定情報保持部8から局所領域設定情報を読込む(ステップS104)。
局所領域状態推定部7が、局所領域設定情報の読込みを行った後、ある局所領域内の動きの大きさが閾値以上かどうか判定し(ステップS105)、ある局所領域内の動きの大きさが閾値以上と判定した場合(即ちステップS105で「Yes」と判定した場合)、当該局所領域を「人物動きあり」状態に設定する(ステップS106)。これに対し、ある局所領域内の動きの大きさが閾値未満と判定した場合(即ちステップS105で「No」と判定した場合)、局所領域内の人物面積が閾値以上かどうか判定する(ステップS107)。局所領域内の人物面積が閾値以上と判定した場合(即ちステップS107の判定で「Yes」と判定した場合)、局所領域状態推定部7は、当該所定領域を「人物動き無し」状態に設定する(ステップS108)。これに対し、局所領域内の人物面積が閾値未満と判定した場合(即ちステップS107の判定で「No」と判定した場合)、当該所定領域を「非人物」状態に設定する(ステップS109)。
上記ステップS106の処理、ステップS108の処理及びステップS109の処理のうちいずれか1つの処理を終えた後、局所領域状態推定部7が、全局所領域の状態設定を完了したかどうか判定する(ステップS110)。全局所領域の状態設定を完了していない場合(即ちステップS110の判定で「No」と判定した場合)、次の局所領域に対し、当該局所領域内の動きの大きさが閾値以上かどうかを判定するためにステップS105に戻る。全局所領域の状態設定を完了した場合(即ちステップS110の判定で「Yes」と判定した場合)、各局所領域の状態を保存する(ステップS111)。
各局所領域の状態の保存後、蝟集判定ウインドウ生成部9が、X×Y個の局所領域より蝟集判定ウインドウを生成する(ステップS112)。次に、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、該当する蝟集判定ウインドウの蝟集継続カウンタC1,C2を読込む(ステップS113)。次に、判定ウインドウ内動き割合算出部10が、判定ウインドウ内の動き割合を算出する(ステップS114)。判定ウインドウ内の動き割合が算出された後、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、動き割合が所定の閾値以上であるかどうか判定し(ステップS115)、動き割合が所定の閾値以上である場合(ステップS115の判定で「Yes」と判定した場合)、判定ウインドウ内フロー分散算出部11が、判定ウインドウ内のフロー分散を算出する(ステップS116)。
判定ウインドウ内のフロー分散が算出された後、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、フロー分散が所定の閾値以上であるかどうか判定し(ステップS117)、フロー分散が所定の閾値以上である場合(ステップS117の判定で「Yes」と判定した場合)、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、蝟集継続カウンタC1をインクリメントする(ステップS118)。蝟集継続カウンタC1のインクリメント後、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、蝟集継続カウンタC1の値が所定の閾値以上かどうか判定する(ステップS119)。蝟集継続カウンタC1の値が所定の閾値以上である場合、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、判定ウインドウを「蝟集状態」に設定する(ステップS120)。
一方、上記ステップS115の判定において、判定ウインドウ内の動き割合が所定の閾値未満である場合(即ち、ステップS115の判定で「No」と判定した場合)、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、蝟集継続カウンタC1の値をデクリメントする(ステップS121)。蝟集継続カウンタC1の値がデクリメントされた後、判定ウインドウ内人物割合算出部12が、判定ウインドウ内の人物割合を算出する(ステップS122)。判定ウインドウ内の人物割合が算出された後、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、人物割合が所定の閾値以上であるかどうか判定し(ステップS123)、人物割合が所定の閾値以上である場合(ステップS123の判定で「Yes」と判定した場合)、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、蝟集継続カウンタC2をインクリメントする(ステップS124)。蝟集継続カウンタC2のインクリメント後、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、蝟集継続カウンタC2の値が所定の閾値以上かどうか判定する(ステップS125)。蝟集継続カウンタC2の値が所定の閾値以上である場合(即ち、ステップS125の判定で「Yes」と判定した場合)、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、判定ウインドウを「蝟集状態」に設定する(ステップS120)。
上記ステップS123の判定において、人物割合が所定の閾値未満である場合(即ち、ステップS123の判定で「No」と判定した場合)、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、蝟集継続カウンタC2の値をデクリメントする(ステップS126)。
ステップS117でNoと判定した場合、または、ステップS119でNoと判定した場合、または、ステップS120の処理を行った後、または、ステップS125でNoと判定した場合、または、ステップS126の処理を行った後、判定ウインドウ内蝟集判定部13が、全判定ウインドウの状態設定が完了したかどうか判定する(ステップS127)。全判定ウインドウの状態設定が完了していない場合(即ち、ステップS127の判定で「No」と判定した場合)、ステップS112に戻り、次の判定ウインドウで上記ステップS112〜ステップS126の処理が行われる。全判定ウインドウの状態設定が完了した場合(即ち、ステップS127の判定で「Yes」と判定した場合)、蝟集領域統合部14が、蝟集状態ウインドウを統合する(ステップS128)。蝟集状態ウインドウの統合後、それを表示する(ステップS129)。統合した蝟集状態ウインドウを表示した後、本処理を終える。
このように実施の形態1に係る蝟集判定装置1によれば、入力画像を局所領域に分割し、局所領域に分割した画像毎の動きを検出して画像毎に人物が含まれているか否かを検出し、また、複数の局所領域で構成した蝟集判定ウインドウを生成し、生成した蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で動きがある局所領域の比率から得られる動き割合及び蝟集判定ウインドウに含まれる局所領域の中で人物が含まれる局所領域の比率から得られる人物割合により入力画像の蝟集状態を判定するので、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも精度良く蝟集を判定することができるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することができる。
なお、上記実施の形態1に係る蝟集判定装置1における処理を記述したプログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して配布したり、インターネット等の電気通信回線を利用して配布したりすることも可能である。
(実施の形態2)
図14は、本発明の実施の形態2に係る蝟集判定装置の概略構成を示すブロック図である。なお、この図において前述した図1の実施の形態1に係る蝟集判定装置1と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
実施の形態2に係る蝟集判定装置20は、実施の形態1に係る蝟集判定装置1に混雑度推定部21及び蝟集判定実施決定部22を加えた構成を採る。混雑度推定部21及び蝟集判定実施決定部22は、混雑と蝟集の判定精度を高めるために設けたものであり、混雑度推定部21は画面全体における混雑度を推定し、蝟集判定実施決定部22は推定された混雑度が高い場合に蝟集検出処理を実施せず、その旨を表示部15に表示する。図15は、混雑度の算出の具体例を示す図である(図3の(e)と同じ図である)。同図に示すように、混雑度(%)は、全局所領域のうち人物動きありの局所領域の数と人物動き無しの局所領域の数の和を全局所領域数で割り算することで得られる。
このように、混雑度推定部21及び蝟集判定実施決定部22を加えた構成を採ることで、混雑と蝟集の判定精度を高めることができ、実施の形態1に係る蝟集判定装置1よりもより高精度で蝟集を判定することができる。
(実施の形態3)
図16は、本発明の実施の形態3に係る蝟集判定装置の概略構成を示すブロック図である。なお、同図において前述した図1の実施の形態1に係る蝟集判定装置1と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
実施の形態3に係る蝟集判定装置30は、判定ウインドウ内動き検出と判定ウインドウ内人物検出それぞれの動作がラスタスキャンで行われるようにしたものであり、蝟集判定ウインドウ生成部9の後段に判定ウインドウ内動き検出部31及び判定ウインドウ内人物検出部32を備え、判定ウインドウ内動き検出部31による動きの検出結果が判定ウインドウ内動き割合算出部10及び判定ウインドウ内フロー分散算出部11のそれぞれに入力され、判定ウインドウ内人物検出部32による人物の検出結果が判定ウインドウ内人物割合算出部12に入力される。
このように、判定ウインドウ内動き検出と判定ウインドウ内人物検出それぞれの動作をラスタスキャンで行う構成を採っても実施の形態1に係る蝟集判定装置1と同様に、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも精度良く蝟集を判定することができるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2011年10月19日出願の日本特許出願(特願2011−229889)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明は、繁華街等の常に人通りが見込まれる場所でも精度良く蝟集を判定することができるとともに、たむろ行為などの動きの無い蝟集も判定することができるといった効果を有し、不特定の人物の局所的な集合の検出を行う監視システム等への適用が可能である。
1,20,30 蝟集判定装置
2 画像入力部
3 画像分割部
4 画像保持部
5 動き検出部
6 人物検出部
7 局所領域状態推定部
8 局所領域設定情報保持部
9 蝟集判定ウインドウ生成部
10 判定ウインドウ内動き割合算出部
11 判定ウインドウ内フロー分散算出部
12 判定ウインドウ内人物割合算出部
13 判定ウインドウ内蝟集判定部
14 蝟集領域統合部
15 表示部
21 混雑度推定部
22 蝟集判定実施決定部
31 判定ウインドウ内動き検出部
32 判定ウインドウ内人物検出部
100 入力画像
101 蝟集判定ウインドウ
131 判定ウインドウ内蝟集継続カウント部
132 蝟集継続カウント保持部
133 判定ウインドウ内蝟集継続判定部
200 カメラ

Claims (7)

  1. 動画像を入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段によって入力された画像を局所領域に分割する画像分割手段と、
    複数の前記局所領域で構成される蝟集判定ウインドウを生成する蝟集判定ウインドウ生成手段と、を有し、
    前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で動きありと判定された局所領域の動き割合、及び前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で人物が含まれると判定された局所領域の人物割合により前記入力画像の蝟集状態を判定することを特徴とする蝟集判定装置。
  2. 前記入力画像の全体で前記蝟集判定ウインドウを走査し、蝟集ありと判定された蝟集領域を統合することを特徴とする請求項1に記載の蝟集判定装置。
  3. 前記動き割合が所定の値以上であり、前記動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値以上のとき、第1の蝟集継続状態を更新し、
    前記動き割合が所定の値より小さく、前記人物割合が所定の値以上のとき、第2の蝟集継続状態を更新し、
    前記入力画像から得られる前記第1の蝟集継続状態及び前記第2の蝟集継続状態により、前記入力画像の蝟集状況を判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蝟集判定装置。
  4. 前記フロー分散は、前記動きありと判定された局所領域の動きベクトルの方向から算出される分散であることを特徴とする請求項3に記載の蝟集判定装置。
  5. 前記第1の蝟集継続状態は、第1のカウンタであって、前記動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値以上のとき前記第1のカウンタを増加し、前記動きありと判定された局所領域のフロー分散が所定の値より小さなときは前記第1のカウンタを減じ、前記第1のカウンタが所定の値以上のとき、前記入力画像に蝟集ありと判定することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の蝟集判定装置。
  6. 前記第2の蝟集継続状態は、第2のカウンタであって、前記人物割合が所定の値以上のとき前記第2のカウンタを増加し、前記人物割合が所定の値より小さなときは前記第2のカウンタを減じ、前記第2のカウンタが所定の値以上のとき、前記入力画像に蝟集ありと判定することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の蝟集判定装置。
  7. 動画像から得られる入力画像の蝟集状態を判定する蝟集判定方法であって、
    動画像を入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップによって入力された画像を局所領域に分割する画像分割ステップと、
    複数の前記局所領域で構成される蝟集判定ウインドウを生成する蝟集判定ウインドウ生成ステップと、を有し、
    前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で動きありと判定された局所領域の動き割合、及び前記蝟集判定ウインドウに含まれる前記局所領域の中で人物が含まれると判定された局所領域の人物割合により前記入力画像の蝟集状態を判定することを特徴とする蝟集判定方法。
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