JP2007304722A - Spキーを用いたセキュリティプリントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、既存の組織内ネットワークに容易に導入することができ、セキュリティ機能が高く、しかも利用者の立場によって様々な使用形態に対応ができ、システム全体で無駄なプリントアウトを効果的に防止できる機能を備えたセキュリティプリントシステムを提供することにある。
【解決手段】本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムは、複数のパソコンとそれらのパソコンに共用されるプリンタとがネットワーク接続されたシステムであって、運用管理端末が少なくとも1台配置され、プリントエリアにはプリンタと、該プリンタを制御するプリントサーバと、ユーザ認証と印刷指示機能を備えた認証端末とが配置され、利用者のIDとパスワードが記憶されたSPキーを前記パソコンや前記認証端末にセットすることにより、前記パソコンによるプリント要求動作と前記プリンタによる適正な印刷動作を可能とするようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、USBキーまたはICカードにより個人を認証して印刷の可否を管理するシステムに関する。
今日、会社、学校、各種団体といった組織内では多数のパソコンがイントラネットやインターネットといった通信ネットワークで接続され、共通のデータベースにアクセスしたり、パソコンで作成した文書を共用のプリンタでプリントアウトすることが頻繁に行われている。そのような使用形態の中で、無駄なプリントの防止や機密漏洩防止といったことが強く求められている。
特許文献1には、プリンタのなりすましを防止し、安全なプリンタへのみ印刷することを課題とした「印刷システム、印刷装置、印刷方法、記録媒体及びプログラム」が提示されており、その発明の印刷システムは、ネットワークで接続されたドキュメントサーバ、プリンタ、ユーザクライアントから構成される印刷システムであって、プリンタは公開鍵証明書とこれに対応する秘密鍵とを保有し、ドキュメントサーバもしくはユーザクライアントからの要求に応じて公開鍵証明書に基づくプリンタ認証を行うものである。
特許文献2にはアクセス権が設定された電子文書を印刷媒体に印刷しても、この電子文書の機密を管理することができる文書管理システムを提供することを目的とした「文書処理装置、画像形成媒体、文書復元装置、文書管理方法、およびプログラム」が提示されおり、その発明の文書管理システムは、アクセス権が設定された電子文書の印刷が指示されると、アクセス権が設定された機密部分を2次元コードに変換して印刷媒体に印刷する。文書管理システムは、この印刷媒体に印刷された画像を光学的に読み取ると、この印刷媒体に印刷された2次元コードを解読して、機密情報と、この機密情報に設定されているアクセス権設定情報を復元するというものである。
更に、特許文献3には、機密情報が画像形成された画像形成媒体の持出し制限を可能にする画像形成装置、画像形成媒体、機密管理システム、画像形成方法、およびそのプログラムを提供することを目的とした「アクセス権が設定された機密部分を含む文書ファイルの画像形成装置、画像形成媒体、機密管理システム、画像形成方法、およびそのプログラム」が提示されている。その発明のプリンタ装置は、印刷用紙上の機密情報が形成された機密情報表示領域に、認証データを記録したICチップを配置する。持出し検知ゲートは、印刷用紙に付されたICチップから認証データを受信し、受信された認証データに基づいて、印刷用紙に機密情報が印刷されているか否かを判定し、機密情報が印刷されていると判定した場合に警告を発する。ICチップは、機密情報が印刷された領域に付されているため、ICチップを切り離して機密情報の印刷部分だけが持ち出されることを防止できるというものである。
特開2002−259108号公報 「印刷システム、印刷装置、印刷方法、記録媒体及びプログラム」 平成14年9月13日公開 特開2004−260750号公報 「文書処理装置、画像形成媒体、文書復元装置、文書管理方法、およびプログラム」 平成16年9月16日公開 特開2004−284175号公報 「アクセス権が設定された機密部分を含む文書ファイルの画像形成装置、画像形成媒体、機密管理システム、画像形成方法、およびそのプログラム」 平成16年10月14日公開
複数のパソコンとそれらのパソコンに共用されるプリンタとがネットワーク接続されたシステムにおいて、文書のプリントアウトについてセキュリティを高める工夫は前述したように種々の試みがなされている。しかし、単に認証キーを用いて他者による印刷を防止するものであるとか、特殊な装置や仕組みを必要とし、既存の組織内ネットワークには取り込むことが厄介なものであったりする。
本発明の課題は、既存の組織内ネットワークに容易に導入することができ、セキュリティ機能が高く、しかも利用者の立場によって様々な使用形態に対応ができ、システム全体で無駄なプリントアウトを効果的に防止できる機能を備えたセキュリティプリントシステムを提供することにある。
本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムは、複数のパソコンとそれらのパソコンに共用されるプリンタとがネットワーク接続されたシステムであって、運用管理端末が少なくとも1台配置され、プリントエリアにはプリンタと、該プリンタを制御するプリントサーバと、ユーザ認証と印刷指示機能を備えた認証端末とが配置され、利用者のIDとパスワードが記憶されたSPキーを前記パソコンや前記認証端末にセットすることにより、前記パソコンによるプリント要求動作と前記プリンタによる適正な印刷動作を可能とするようにした。
また、本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの1形態として、上記のSPキーはUSBタイプまたはICカードの形態をとったものであって、該SPキーには利用者固有のIDと、利用者固有のパスワードに加え、個々のキーに特有の記号が記憶されたものである形態を採用した。
本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムに用いるパソコンは、印刷データを送信する際にSPキーに記憶された利用者のIDとパスワード情報を前記印刷データに付す機能を備えたものとした。
また、本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの1形態として、上記運用管理端末は利用者の特定情報と、利用者の利用可能範囲がデータベースとして蓄積されたものとする形態を採用した。
また、本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの1形態として、上記プリントサーバは各プリンタからの印刷データをスプールするスプーラと、運用管理端末に蓄積されたデータベースが転送蓄積された記憶部と、認証端末からのSPキーの利用者情報を前記データベースに照会して認証すると共に、利用者の文書がスプーラ内に蓄積されているか否かを確認し、蓄積文書に該当するものがあるときはそれをプリンタへ出力する機能を果たすウェブサーバとを備えたものとする形態を採用した。
本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムは、複数のパソコンとそれらのパソコンに共用されるプリンタとがネットワーク接続された既存のシステムであっても、運用管理端末を少なくとも1台、プリントエリアにはプリンタと、該プリンタを制御するプリントサーバと、ユーザ認証と印刷指示機能を備えた認証端末とを配置することにより、容易に実現することができ、利用者のIDとパスワードが記憶されたSPキーを前記パソコンや前記認証端末にセットするだけで、前記パソコンによるプリント要求動作と前記プリンタによる適正な印刷動作を可能とすることができる。
また、本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムにおいては、上記SPキーに個々のキーに特有の記号と、利用者固有のIDと、利用者固有のパスワードが記憶されたものとした形態を採用することにより、パソコンにおいてはログイン動作と印刷要求文書に利用者特定情報を容易に付すことができ、プリンタに対しては容易に適正者を確認して印刷動作を実行させることができる。また、本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの1形態として、上記SPキーはUSBタイプまたはICカードの形態を採用したときは、プリンタや認証端末に特殊な構成を組み込む必要もなく汎用のパソコンによって上記の作用効果を容易に実現させることができる。
本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムに用いるパソコンは、印刷データを送信する際にSPキーに記憶された利用者のIDとパスワード情報を前記印刷データに付す機能を備えたものとしたので、印刷データと適正な印刷実行者との関係を容易に確認することができ、セキュリティ機能を高めることができる。
また、本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの1形態として、上記運用管理端末に利用者の特定情報と、利用者の利用可能範囲がデータベースとして蓄積する形態を採用したものは、この運用管理端末に上記情報を入力するだけでシステム内の多数のパソコンやプリンタに対してこのデータベースを共用させることができる。
また、プリントサーバが各プリンタからの印刷データをスプールするスプーラと、運用管理端末に蓄積されたデータベースが転送蓄積された記憶部と、認証端末からのSPキーの利用者情報を前記データベースに照会して認証すると共に、利用者の文書がスプーラ内に蓄積されているか否かを確認し、蓄積文書に該当するものがあるときはそれをプリンタへ出力する機能を果たすウェブサーバとを備えたものとする形態を採用した本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの1形態は、前記ウェブサーバにウェブプラウザを使った通信によって、管理端末に蓄積されたデータベースを前記記憶部に取り込んだり、認証端末からの情報を受信して上記スプーラに取り込まれた文書の付属情報との照合を行ってプリンタへの適正な印刷情報出力を行うなど、プリントエリアにおけるプリンタ制御を効果的に実行させることができる。
本発明のUSBキーまたはICカードによるセキュリティプリントシステムは、図1に模式的に示されるように、部署やフロアに分けられた複数の利用ブロックそれぞれがLAN接続された組織内ネットワーク構造となっており、各利用ブロックには多数のパソコン端末1やプリンタ2が配置接続された環境を備えている。本発明はこのようなネットワークシステムにおいて、印刷物の肥大化を防止すると共に個人情報や機密情報が守られる機能を充実させるものである。USBキーまたはICカードのようなSPキーによる本発明のセキュリティプリントシステムは、図2に示すように運用管理端末3を利用ブロック毎に1台配置し、本システムの利用者とその利用形態の管理を行う。また、各利用ブロック内にはグループ毎にプリンタエリア4が配置され、利用者は最寄りのあるいは指定されたプリンタエリア4でプリントアウトを行う。プリントエリアには複数のプリンタ2が配置されており、そのエリア内の複数のプリンタ2を制御するプリントサーバ5と認証端末6が配置される。利用者はSPキー7が配布されており、該SPキー7にはIDとパスワードなどが記憶されている。このSPキー7はUSBタイプまたはICカードの形態をとり、認証端末6に装着して利用者を認証し、許容されている条件を満たさなければプリンタ2からプリントアウトすることができないようにプリントサーバ5によって管理、制御される。利用者が印刷を実行する場合は必ずSPキー7をもってプリンタエリア4にいかなければならず、プリントアウトを実行するプリンタ2の前で内容を確認しながら印刷物を手にすることができる。
本発明のセキュリティプリントシステムの機能について図3を参照しながら説明する。各利用者がそれぞれのパソコン1で作成または編集した文書等をプリントアウトしたい場合、自らのSPキー7をパソコンに1にセットする。因みにSPキーがUSBキーである場合はUSB端子へキーを差し込めばよい。その状態で、プリント指示を実行するとその文書にはSPキー7に書き込まれている利用者のID、パスワード等が付属情報として付けられ、プリントエリア内にあるプリントサーバ5のスプーラ5sに転送され蓄積される。利用者は自らのSPキー7を携えてプリントエリアへ行き、プリンタ2の近傍に設置されている認証端末6にSPキー7をセットする。図3ではプリンタ2毎に認証端末6が設置される形態を示しているが、プリントエリアに配置されたプリンタ2の数が少なければ兼用する形態を採ることもできる。SPキー7がセットされると認証端末6はそのSPキー7から利用者のID、パスワードを読取り、プリントサーバ5内のスプーラ5sに蓄積されている文書に該当するID、パスワード等が付されている文書が存在するかどうかをチェックし、該当文書が存在する場合にはその文書をプリンタ2に出力する。このようにして、利用者本人であることを確認し、本人の目の前で印刷を実行することができる。これが本セキュリティプリントシステムの基本機能である。
利用者を認証する機能を備えたSPキー7について説明する。このSPキーはUSBタイプのまたはICカードの形態をとり、少なくとも内蔵メモリに次の3つの情報が書き込まれている。1)個々のキーに特有の記号(暗号化されていることが望ましい)。2)利用者固有のID。3)利用者固有のパスワード。この情報は運用管理端末3に登録され管理される。まず、利用者が管理者にSPキーの発行を申請すると、管理者は当該利用者に印刷を許す範囲を決定し、その情報と利用者を特定する情報とを運用管理端末3に登録し、データベースとすると共に、当該利用者を特定する情報すなわち、利用者固有のIDと利用者固有のパスワードをSPキーに書き込んで利用者に交付する。運用管理端末3に登録された上記のデータベースは各プリントエリアに配置されたプリントサーバ5内の記憶部5mにユーザ管理データベースとして転送蓄積され、セキュリティプリントシステムの作動を管理する。プリンタ利用の際に利用者はシステムキーとしての機能を備えたこのSPキーをパソコン1や認証端末6にセットすることにより作業の遂行が可能となる。
プリントエリアに配置されたプリントサーバ5と認証端末6について説明する。プリントサーバ5のハード構成としては図3に示されるようにウェブサーバ5w、スプーラ5sそして記憶部5mを備えている。前述したように記憶部5mには運用管理端末3から送信されてきたユーザ管理データベースが蓄積されており、プリントサーバ5はパソコン1から印刷文書が送信されてきたとき、その文書に付けられている利用者固有のIDとパスワードを読取り、データベースの情報にそれが存在するか否かをチェックする。登録された利用者の文書であれば、それをスプーラ5sに蓄積させ、登録された利用者の文書でなければ、蓄積を拒否する。スプーラ5sは各パソコン1から送信されてきたジョブを管理する。利用者が印刷のためプリントエリアに行き、自らのSPキーを認証端末6にセットして印刷指示を行うと、プリントサーバ5内のウェブサーバ5wによって利用者のIDとパスワードを読取り、そのIDとパスワードが付された文書がスプーラ5s内に蓄積されているか否かを確認し、蓄積文書に該当するものがあるときはそれをプリンタ2へ出力する。該当文書がないときは当然ながら印刷はできない。この機能によって、スプーラ5s内に蓄積されている文書が間違えて他人によって印刷されてしまうことはない。
なお、プリントサーバ5が運用管理端末3や認証端末6との間で情報交換する機能はウェブプラウザ機能を用いてウェブサーバ5wによってなされる。また、このウェブサーバ5wはスプーラ5sで管理されているジョブデータをID毎に一覧にして利用者のパソコン1に送信(SSL通信)したり、プリントサーバ5内で管理している他のデータを一覧にして利用者のパソコン1に送信(SSL通信)したりする。また、認証端末6からのIDとパスワードを受信して、認証を行い、IDごとの印刷ジョブ一覧を認証端末6に送信する。更に、運用管理端末3から管理情報(データベース)の変更指示を受信したときは、ウェブサーバ5wは記憶部5mに蓄積されている管理情報の更新を行う。
認証端末6はプリンタ2へ印刷指示を与える機能を持ち、利用者がSPキー7をセットして、ウェブ画面を開くと、SPキーのIDとパスワードがプリントサーバ5に送信(SSL通信)され、ID毎のジョブ一覧を表示する。画面上で該当文書を特定し必要枚数を設定するとプリンタ2へ印刷指示がなされてその印刷ジョブが実行される。
次に、運用管理端末3について説明する。この運用管理端末3は「ユーザ管理」「アカウント管理」「ネットワーク設定」「プリンタ設定」「認証/印刷指示端末設定」の機能を備え、本システムに対して総合管理する機能を果たす。サーバ管理者IDが書き込まれているSPキーをセットして、管理画面を開くと、当該SPキー内のIDとパスワードがプリントサーバ5に送信(SSL通信)され、サーバ管理情報の設定を行うことができる。ただし、システム管理者のID書き込まれたSPキーがない場合は、表示/設定は行えない。通信はセキュリティ保持のためSSLで行う。
ユーザ認証画面は、プリントサーバ5に対して、SPキー7内に書き込まれているIDとパスワードを確認し、送信する画面であり、IDがシステム管理者のものでないときは、認証はNGとなる。当画面は、認証端末6における利用者の認証確認画面と同様でよい。
登録されているシステム管理者であることが確認された状態で、システム管理者は利用者毎に印刷を許す範囲を決定し、その情報と利用者を特定する情報とを運用管理端末3に登録する。利用者毎に印刷を許す範囲とは所定期間に許容されるプリント枚数であるとか、カラー等の特殊印刷など使用できるプリンタの種類、或いは管理職に許容される機密文書の扱いや、部下の作成書類、閲覧/印刷を可とするワーキンググループ内の書類といった情報である。これらに情報は管理情報のデータベースとしてこの運用管理端末3で作成されると共に、各プリントサーバ5の記憶部5mに転送蓄積される。
プリンタ2と利用者が通常使用するパソコン1についてであるが、これらは一般に流通している汎用機種のものでよい。また、多数あるものが同機種である必要もない。利用者はパソコン1を使用するに際してはSPキー7をセットし、パスワードを入力することでログインできる。ただし、パソコン1は印刷要求時、SPキーからIDとパスワードを取得して、プリントサーバのスプーラ5sに印刷データを送信する機能を持たせるため、図2中にブロックで示されるように使用する各プリンタメーカー製の Postscript Printer Driver を取得しておくことと、このPrinter Driver から渡される印刷データに付与して、ソケット通信(SSL)を使用して、プリントサーバのスプーラ5sへ送信する機能をソフトとして備えることが必要である。
本発明に係るセキュリティプリントシステムは、上述したように文書を作成若しくは編集した者が印刷する際、プリンタ出力を送信しても、その文書が他者によってむやみにプリントアウトされてしまうようなことはなく、自分の目の前でプリントアウトされることにより、不具合があったときは直ちにプリントを中止することができ、無駄なプリントを防止することができる。ただし、本発明のシステムでは利用者本人だけでなく、上司の立場にある者や同じワーキンググループのメンバーであるなど限られた関係にある者の印刷をも可能にすることができる。その印刷を許容する範囲の情報を管理者が運用管理端末3に入力しておくことで実現される。また、利用者がプリントアウトしたときはその枚数を運用管理端末3に送信し過去の枚数情報に加算されて蓄積されると共に、その情報はプリントサーバの記憶部5mにも転送される。そのことにより、もし利用者が許容されている枚数を越えて印刷要求を行ったときや、許可されていないプリンタでの印刷要求がなされた場合、プリントサーバ5はその印刷をNGとする。この機能によって、利用者による度を超えた量の印刷を防止することができる。
一般的な組織内ネットワーク形態を示す図である。 本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの全体構造を説明する図である。 本発明のSPキーを用いたセキュリティプリントシステムの作動を説明する図である。
符号の説明
1 パソコン端末 2 プリンタ
3 運用管理端末 4 プリントエリア
5 プリントサーバ 5w ウェブサーバ
5m 記憶部 5s スプーラ
6 認証端末

Claims (5)

  1. 複数のパソコンとそれらのパソコンに共用されるプリンタとがネットワーク接続されたシステムであって、運用管理端末が少なくとも1台配置され、プリントエリアにはプリンタと、該プリンタを制御するプリントサーバと、ユーザ認証と印刷指示機能を備えた認証端末とが配置され、利用者のIDとパスワードが記憶されたSPキーを前記パソコンや前記認証端末にセットすることにより、前記パソコンによるプリント要求動作と前記プリンタによる適正な印刷動作を可能とするSPキーを用いたセキュリティプリントシステム。
  2. SPキーはUSBタイプまたはICカードの形態をとったものであって、該SPキーには利用者固有のIDと、利用者固有のパスワードに加え、個々のキーに特有の記号が記憶されたものである請求項1に記載のSPキーを用いたセキュリティプリントシステム。
  3. パソコンは印刷データを送信する際にSPキーに記憶された利用者のIDとパスワード情報を前記印刷データに付す機能を備えたものである請求項1または2に記載のSPキーを用いたセキュリティプリントシステム。
  4. 運用管理端末は利用者の特定情報と、利用者の利用可能範囲がデータベースとして蓄積されたものである請求項1乃至3のいずれかに記載のSPキーを用いたセキュリティプリントシステム。
  5. プリントサーバは各プリンタからの印刷データをスプールするスプーラと、運用管理端末に蓄積されたデータベースが転送蓄積された記憶部と、認証端末からのSPキーの利用者情報を前記データベースに照会して認証すると共に、利用者の文書がスプーラ内に蓄積されているか否かを確認し、蓄積文書に該当するものがあるときはそれをプリンタへ出力する機能を果たすウェブサーバとを備えたものである請求項1乃至4のいずれかに記載のSPキーを用いたセキュリティプリントシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011014064A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Hitachi Icc Co Ltd セキュアプリントシステム
JP2014067443A (ja) * 2013-12-18 2014-04-17 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2016021247A (ja) * 2015-08-28 2016-02-04 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

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