JP2007302451A - 分離搬送機構、及び、紙葉類処理装置 - Google Patents

分離搬送機構、及び、紙葉類処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】紙葉類処理装置に備える分離搬送機構において、メンテナンスを容易にでき、かつ、紙葉類処理装置の構成部品点数の削減して小型化やコスト削減を図ることができるようにする。
【解決手段】厚さ方向に複数積層して収納部5,7に収納された紙葉類23を、該紙葉類23の積層方向に配列されて相互に圧接された一対のローラ45,47の回転により、前記収納部5,7の内外に1枚ずつ搬送する分離搬送機構15であって、前記一対のローラ45,47が、それぞれ個別の駆動源により相互に独立して回転可能とされて、前記一対のローラ45,47の回転方向を相互に独立して選択可能とすると共に、前記一対のローラ45,47の駆動トルクを相互に独立して設定可能としたことを特徴とする分離搬送機構を提供する。
【選択図】図2

Description

この発明は、紙幣やチケット、カード等の紙葉類を1枚ずつ搬送する分離搬送機構、及び、これを備えた紙葉類処理装置に関する。
従来、紙幣やチケット、カード等の紙葉類を取り扱う自動券売機やATM等の紙葉類処理装置には、その内部に複数枚の紙葉類を積層して収納する収納部と、必要に応じて収納部から1枚の紙葉類だけを分離して搬送する分離搬送機構とが設けられている(例えば、特許文献1,2参照。)。
この種の分離搬送機構は、紙葉類を収納部から排出する方向に回転可能なフィードローラと、フィードローラと共に紙葉類を挟み込んでフィードローラと同じ方向に回転可能な分離ローラとから構成されている。すなわち、相互に対向するフィードローラ及び分離ローラの周面が、相互に逆方向に移動するようになっている。
この分離搬送機構においては、積層された複数の紙葉類のうち1番上に配された紙葉類が、フィードローラの回転によって収納部から排出する方向に移動され、分離ローラの回転によって2枚目以降の紙葉類が1番上の紙葉類に引きずられて排出されることを防止している。
例えば、特許文献1に記載のものでは、櫛歯状に形成されたフィードローラ及びゲートローラ(分離ローラ)を互い違いに配置し、これらフィードローラ及びゲートローラを相互に接触させないゲートローラ方式を採用している。このゲートローラ方式においては、フィードローラとゲートローラとのオーバーラップ量が、2枚目以降の紙葉類が連れ出されないようにする紙葉類の分離性能に大きく影響する。
また、例えば、特許文献2に記載のものでは、分離ローラをピッキングローラ(フィードローラ)に圧接させたMRR(Motor Returned Roller)方式を採用している。このMRR方式では、分離ローラの駆動トルクをピッキングローラの駆動トルクよりも小さくしている。これにより、1枚の紙葉類のみが上記2つのローラに挟まれた状態では、分離ローラがピッキングローラの回転力につられて紙葉類を排出する方向に回転し、1枚の紙葉類が収納部から繰り出されることになる。
そして、2枚以上の紙葉類が上記2つのローラに挟まれた状態では、分離ローラがピッキングローラと反対方向に回転する。このため、ピッキングローラに接触する1番上の紙葉類のみが収納部から排出され、分離ローラに接触する2枚目以降の紙葉類が収納部から排出されることはない。
特開2004−155514号公報 特開2001−225978号公報
しかしながら、特許文献1に記載の分離搬送機構では、フィードローラとゲートローラとのオーバーラップ量を適正に調整する必要がある。特に、フィードローラやゲートローラの周面が摩耗するとオーバーラップ量が変化してしまうため、定期的にオーバーラップ量の再調整を行う必要があり、メンテナンスが面倒になるという問題がある。
一方、特許文献2に記載の分離搬送機構では、2つのローラが相互に圧接されているため上記再調整を行う必要は無いが、上記2つのローラが各々一方向にのみ回転するように設定されているため、紙葉類処理装置が複数の収納部を備える場合に、個々の収納部に対して上記2つのローラをそれぞれ設ける必要がある。したがって、紙葉類処理装置の構成部品点数が増加すると共に複雑化して、紙葉類処理装置が大型になってしまい、また、紙葉類処理装置の製造コストが高くなるという問題がある。
この発明は、上記事情を鑑み、メンテナンスを容易にでき、かつ、構成部品点数の削減して小型化やコスト削減を図ることができる紙葉類処理装置及びこれに備える分離搬送機構を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、厚さ方向に複数積層して収納部に収納された紙葉類を、該紙葉類の積層方向に配列されて相互に圧接された一対のローラの回転により、前記収納部の内外に1枚ずつ搬送する分離搬送機構であって、前記一対のローラが、それぞれ個別の駆動源により相互に独立して回転可能とされて、前記一対のローラの回転方向を相互に独立して選択可能とすると共に、前記一対のローラの駆動トルクを相互に独立して設定可能としたことを特徴とする分離搬送機構を提案している。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の分離搬送機構を備える紙葉類処理装置であって、前記収納部が、相互に対向するように前記一対のローラの配列方向に2つ並べて設けられ、第1の収納部が前記一対のローラの一方側に配置されると共に第2の収納部が他方のローラ側に配置され、前記2つの収納部の間に配置された送り機構によって、前記2つの収納部に収納された前記紙葉類を選択的に前記一対のローラの間に向けて移動させることを特徴とする紙葉類処理装置を提案している。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の紙葉類処理装置において、前記紙葉類を前記第1の収納部から外方に搬送する際に、前記紙葉類を前記第1の収納部に向けて移動させるように一方の駆動源により前記一方のローラを回転させると共に、前記紙葉類を外方に向けて移動させるように他方の駆動源により前記他方のローラを回転させ、かつ、前記一方の駆動源による前記一方のローラの駆動トルクを、前記他方の駆動源による前記他方のローラの駆動トルクよりも小さくし、前記紙葉類を前記第2の収納部から外方に搬送する際に、前記紙葉類を外方に向けて移動させるように一方の駆動源により前記一方のローラを回転させると共に、前記紙葉類を前記第1の収納部に向けて移動させるように他方の駆動源により前記他方のローラを回転させ、かつ、前記他方の駆動源による前記他方のローラの駆動トルクを、前記一方の駆動源による前記一方のローラの駆動トルクよりも小さくすることを特徴とする紙葉類処理装置を提案している。
これらの発明に係る分離搬送機構を備えた紙葉類処理装置において、例えば、第1の収納部から紙葉類を外方に搬送する際には、紙葉類を収納部から外方に移動させる方向に他方のローラを回転させ、紙葉類を外方から収納部に向けて移動させる方向に一方のローラを回転させておく。すなわち、一対のローラは各駆動源によって同じ方向に回転する。ただし、一対のローラが直接当接している状態においては、駆動トルクの小さいローラが駆動トルクの大きいローラの方に連れ回されて逆方向に回転する。
そして、この状態において、送り機構により第1の収納部から紙葉類を一対のローラの間に向けて移動させる。ここで、第1の収納部の1番上に配置された紙葉類のみが送り機構によって一対のローラの間に移動された場合には、一方のローラの駆動トルクが他方のローラの駆動トルクよりも小さいため、1枚の紙葉類を介して一対のローラ間に発生する摩擦力によって一方のローラが他方のローラの回転に連れ回されることになる。すなわち、一対のローラが互いに逆方向に回転して、1番上の紙葉類が収納部から外方に搬送される。
また、上記1番上の紙葉類に加えて2番目以降の紙葉類も引きずられて一対のローラの間に移動された場合には、2枚の紙葉類間で滑りが発生するため、一対のローラが独立して同じ方向に回転することになる。すなわち、他方のローラに接触する1番上の紙葉類は、他方のローラの回転によって収納部から外方に搬送される。また、一方のローラに接触する2枚目以降の紙葉類が、一方のローラの回転によって収納部に戻されることになる。したがって、複数の紙葉類が一対のローラ間に挟み込まれても、これら複数の紙葉類を分離させて、1枚の紙葉類のみを第1の収納部から外方に搬送することができる。
なお、第2の収納部から紙葉類を外方に搬送する際には、一対のローラを各駆動源により上述の場合とは逆方向に回転させることにより、同様にして1枚の紙葉類のみを第2の収納部から外方に搬送することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の紙葉類処理装置において、前記紙葉類を外方から前記収納部内に搬送する際に、前記一対のローラの間に挟まれた前記紙葉類を外方から前記収納部に向けて移動させるように、前記一対のローラを相互に逆向きに回転させることを特徴とする紙葉類処理装置を提案している。
この発明に係る紙葉類処理装置によれば、上記のように一対のローラの回転方向を制御することで、紙葉類を収納部に収納することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の紙葉類処理装置において、前記送り機構が、両方向に回転可能なピックアップローラを備え、該ピックアップローラが、前記第1の収納部に収納された前記紙葉類に当接する位置と、前記第2の収納部に収納された前記紙葉類に当接する位置との間で、前記配列方向に移動可能となっていることを特徴とする紙葉類処理装置を提案している。
この発明に係る紙葉類処理装置によれば、ピックアップローラを第1の収納部の紙葉類に接触させた状態、若しくは、第2の収納部の紙葉類に接触させた状態で、その回転方向を制御することにより、第1の収納部の紙葉類若しくは第2の収納部の紙葉類を容易に一対のローラの間に向けて移動させることができる。
請求項1から請求項3に係る発明によれば、一対のローラの回転方向及び駆動トルクを独立して制御することで、一対のローラのみにより2つの収納部から選択的に紙葉類を1枚ずつ外方に搬送することができる。したがって、複数の収納部を備える紙葉類処理装置を構成する部品点数を削減して、紙葉類処理装置の小型化やコスト削減を容易に図ることができる。
また、分離搬送機構を構成する一対のローラは相互に圧接されているため、従来のゲートローラ方式のものと比較して、メンテナンスを容易に行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、一対のローラの回転方向を制御するだけで紙葉類を収納部に収納することができるため、紙葉類を収納するためのローラを別途設ける必要がなくなり、紙葉類処理装置の構成部品点数の増加や紙葉類処理装置の複雑化をさらに防いで、紙葉類処理装置の製造コストの削減をさらに図ることができる。
請求項5に係る発明によれば、第1の収納部若しくは第2の収納部の紙葉類に接触させるようにピックアップローラを移動可能とすることで、2つの収納部から選択的に紙葉類を一対のローラの間に向けて容易に移動させることができる。
以下、図1から図9を参照して本発明の一実施形態に係る紙葉類処理装置ついて説明する。図1に示すように、本実施形態の紙葉類処理装置1は、入金口3aから筐体3内部に入金された紙幣(紙葉類)をその種類毎に個別の収納部5A,5B,7A,7Bに収納したり、各収納部5A,5B,7A,7Bから選択的に紙幣を搬送して出金口3bから出金したりするように構成されている。
すなわち、入金口3aから紙幣を挿入した際には、紙幣がその種類を識別する識別部9を通過した後に、紙幣の種類に応じてベルトやローラ等からなる主搬送路11、複数の分岐部13、分離搬送機構15A,15B及び紙葉押さえ部17A,17Bを介して所定の収納部5A,5B,7A,7Bに収納される。また、収納部5A,5B,7A,7Bに収納された紙幣は、紙葉押さえ部17A,17B、分離搬送機構15A,15B、分岐部13、主搬送路11を介して、出金口3bに臨んで配置された出金プール部19まで搬送されるようになっている。この出金プール部19から出金口3bへの紙幣の搬送は、所定枚数の紙幣が出金プール部19に配置された後に行われる。
なお、収納部5A,5B,7A,7Bから主搬送路11に誤って搬出された紙幣は、分岐部13を介してリジェクトボックス21に排出されるようになっている。
この実施形態においては、収納部5A,5B,7A,7Bが相互に隙間を介して4つ並べて配置されており、各収納部5A,5B,7A,7Bには相互に異なる種類の紙幣が収納されるようになっている。また、筐体3の上側に位置する2つの収納部5A,7Aの間、及び、筐体3の下側に位置する2つの収納部5B,7Bの間には、上述した紙葉押さえ部17A,17Bが各々設けられている。
図2,3に示すように、紙葉押さえ部17によって区画された2つの収納部5,7には、その配列方向に積層された複数の紙幣23が各々収納されており、各収納部5,7に収納された紙幣23は、スプリング等の付勢手段25によって紙葉押さえ部17に向けて付勢されている。
紙葉押さえ部17は、略板状のプッシャー部材27と、プッシャー部材27の幅方向の両側に配置された一対のガイド部材29とにより構成されている。すなわち、プッシャー部材27の幅寸法は紙幣23の幅寸法よりも短くなっている。これらプッシャー部材27及び一対のガイド部材29は、それぞれ独立して収納部5,7の配列方向に移動可能となっている。すなわち、プッシャー部材27及び一対のガイド部材29は、それぞれカム機構32,34を介して個別の駆動モータ31,33に連結されており、各駆動モータ31,33の回転に応じて各々独立して上記配列方向に移動するようになっている。
なお、上記配列方向に関するプッシャー部材27及び一対のガイド部材29の位置は、収納部5,7側に固定された個別の検知センサ35,37によりそれぞれ検出されるようになっており、検知センサ35,37の検出結果に基づいて2つの収納部5,7に対するプッシャー部材27や一対のガイド部材29の位置決めを行うことができる。
プッシャー部材27は一対のガイド部材29よりも薄く形成されているため、プッシャー部材27を一対のガイド部材29の間に配した状態においては、上述した付勢手段25によって2つの収納部5,7に収納された紙幣23が一対のガイド部材29に押し付けられることになる。したがって、紙幣23がプッシャー部材27に接触することはなく、また、2つの収納部5,7に収納された紙幣23が互いに接触することもない。
プッシャー部材27には、2つの収納部5,7に臨むピックアップローラ39が両方向に回転可能に設けられている。このピックアップローラ39は、プッシャー部材27と共に上記配列方向に移動可能となっており、プッシャー部材27を一対のガイド部材29の間に配した状態においては、2つの収納部5,7に収納された紙幣23に接触しない。
そして、プッシャー部材27を一対のガイド部材29よりも上方にずらして配置した状態においては、ピックアップローラ39が上方側に配置された第1の収納部5の紙幣23に当接する。この際、下方側に配置された第2の収納部7の紙幣23は、一対のガイド部材29に当接するため、ピックアップローラ39には接触しない。
また、プッシャー部材27を一対のガイド部材29よりも下方にずらして配置した状態においては、ピックアップローラ39が第2の収納部7の紙幣23に当接する。この際、第1の収納部5の紙幣23は、一対のガイド部材29に当接するため、ピックアップローラ39には接触しない。
このピックアップローラ39は、上述のように第1の収納部5の紙幣23、若しくは、第2の収納部7の紙幣23に当接させた状態で、所定方向に回転させることにより、第1の収納部5の紙幣23若しくは第2の収納部7の紙幣23を分離搬送機構15に向けて移動させる役割を果たしている。すなわち、ピックアップローラ39は、プッシャー部材27及び一対のガイド部材29と共に、2つの収納部5,7に収納された紙幣23を選択的に分離搬送機構15に向けて移動させる送り機構41を構成している。
各ガイド部材29には、相対するガイド部材29に対向する溝29aが、分離搬送機構15によって外方(図1における分岐部13側)から収納部5,7側に搬送される紙幣23の搬送方向に延びて形成されている。したがって、分離搬送機構15によって収納部側に搬送された紙幣23は、その両側部が各ガイド部材29の溝29aに入り込むことで、一対のガイド部材29によって支持されることになる。
なお、上述のように、紙幣23が一対のガイド部材29に支持された状態においては、プッシャー部材27を一対のガイド部材29に対して2つの収納部5,7の配列方向に移動させることで、プッシャー部材27により紙幣23を第1の収納部5若しくは第2の収納部7に向けて押さえつけることができる。すなわち、これらプッシャー部材27及び一対のガイド部材29は、分離搬送機構15から2つの収納部5,7側に搬送された紙幣23を、2つの収納部5,7のいずれか一方に振り分けて収納する振り分け機構も構成している。
分離搬送機構15は、2つの収納部5,7の配列方向に配列されて相互に圧接された一対のローラ45,47を備えており、一対のローラ45,47の回転に基づいて2つの収納部5,7の内外に紙幣23を1枚ずつ搬送するように構成されている。すなわち、紙幣23は、一対のローラ45,47の間に挟み込まれることで搬送されるようになっている。各ローラ45,47の周面は、各ローラ45,47と紙幣23との間の摩擦係数が紙幣23同士の摩擦係数よりも大きくなるように、ゴム等の摩擦係数の高い材料により形成されている。
なお、これら一対のローラ45,47のうち、一方のローラ45は第1の収納部5側に配置されており、他方のローラ47は第2の収納部7側に配置されている。
図4に示すように、一対のローラ45,47は各々個別のモータ(駆動源)51,53により相互に独立して回転可能とされている。そして、一対のローラ45,47の回転方向は相互に独立して選択可能とされており、一対のローラ45,47の駆動トルクも相互に独立して設定可能とされている。
各モータ51,53は、それぞれ個別の設定器55,57、回転方向指示器59,61、定トルク回路63,65及びアンプ67,69に接続されており、これらの構成により上述した駆動制御がなされる。また、2つの設定器55,57は、一対のローラ45,47の回転を同期させるために同一のCPU71に接続されている。
そして、各設定器55,57は、それぞれ各ローラ45,47の回転方向や駆動トルクを含む回転制御データを回転方向指示器59,61及び定トルク回路63,65に出力するように構成されている。
なお、各ローラ45,47と紙幣23との摩擦係数や紙幣23同士の摩擦係数は温度や湿度等の周囲環境の影響を受けるため、上述した回転制御データは、周囲環境に応じて自動的あるいは手動で変更できるようになっている。また、各回転方向指示器59,61は、設定器55,57から出力されたローラ45,47の回転方向のデータを定トルク回路63,65に出力するように構成されている。
そして、各定トルク回路63,65においては、各ローラ45,47の回転方向のデータ、及び、各設定器55,57から出力される駆動トルクのデータに基づいて、各モータ51,53に流す電流の方向や大きさをアンプに出力するようになっている。
以上のことから、一対のローラ45,47は、各設定器55,57から出力される個別の回転制御データに基づいて相互に独立して任意の回転方向、回転速度及び駆動トルクで回転するようになっている。
以上のように構成された紙葉類処理装置1において、各収納部5,7から紙幣23を搬送する方法について以下に説明する。
例えば、紙幣23を第1の収納部5から外方(図1における分岐部13側)に搬送する際には、プッシャー部材27及び一対のガイド部材29を個別に移動させて、図5に示すように、プッシャー部材27を第1の収納部5に収納された積層状態の紙幣23に当接させると共に、一対のガイド部材29を第2の収納部7に収納された積層状態の紙幣23に当接させる。
ここで、プッシャー部材27及びピックアップローラ39は、これと接触する第1の収納部5の1番上に配される紙幣23との接触面が、相互に接触する一対のローラ45,47の接線を含む搬送平面S1と一致する位置に配される。また、一対のガイド部材29は、第2の収納部7の紙幣23をピックアップローラ39に接触させない位置に配される。これらピックアップローラ39、プッシャー部材27及び一対のガイド部材29の位置決めは、検知センサ35,37(図2参照)の検出結果に基づいて行われる。
また、この際には、図6(a)に示すように、紙幣23を収納部5,7側に向けて移動させる方向(A1方向)に一方のローラ45を一方のモータ51により回転させると共に、紙幣23を外方に向けて移動させる方向(B1方向)に他方のローラ47を他方のモータ53により回転させる。
なお、この回転駆動に際しては、一方のモータ51による一方のローラ45の駆動トルクを、他方のモータ53による他方のローラ47の駆動トルクよりも小さくする。したがって、一対のローラ45,47が相互に直接接触している状態においては、一対のローラ45,47間に発生する摩擦力によって、一方のローラ45が他方のローラ47の回転に連れ回されてA1方向とは逆のA2方向に回転することになる。すなわち、一対のローラ45,47が互いに逆方向に回転することになる。
そして、この状態において、ピックアップローラ39をC1方向に回転させて第1の収納部5から紙幣23を一対のローラ45,47の間に向けて移動させる。
ここで、図6(b)に示すように、第1の収納部5の1番上に配置された紙幣23のみがピックアップローラ39の回転によって一対のローラ45,47の間に移動された場合には、上述と同様に、1枚の紙幣23を介して一対のローラ45,47間に発生する摩擦力によって一方のローラ45が他方のローラ47の回転に連れ回されてA2方向に回転することになる。すなわち、一対のローラ45,47が互いに逆方向に回転する。
また、図6(c)に示すように、上記1番上の紙幣23に加えて2番目以降の紙幣23も引きずられて一対のローラ45,47の間に移動された場合には、摩擦係数の小さい2枚の紙幣23間で滑りが発生するため、一対のローラ45,47が独立して同じ方向(A1方向、B1方向)に回転することになる。すなわち、他方のローラ47に接触する1番上の紙幣23は、他方のローラ47の回転によって第1の収納部5から外方に搬送される。また、一方のローラ45に接触する2枚目以降の紙幣23は、一方のローラ45の回転によって第1の収納部5に戻されることになる。したがって、複数の紙幣23が一対のローラ45,47間に挟み込まれても、これら複数の紙幣23を分離させて、1枚の紙幣23のみを第1の収納部5から外方に搬送することができる。
また、例えば、紙幣23を第2の収納部7から外方に搬送する際には、プッシャー部材27及び一対のガイド部材29を個別に移動させて、図7に示すように、プッシャー部材27を第2の収納部7に収納された積層状態の紙幣23に当接させると共に、一対のガイド部材29を第1の収納部5に収納された積層状態の紙幣23に当接させる。
ここで、プッシャー部材27及びピックアップローラ39は、これと接触する第2の収納部7の1番上に配される紙幣23との接触面が、搬送平面S1と一致する位置に配される。また、一対のガイド部材29は、第1の収納部5の紙幣23をピックアップローラ39に接触させない位置に配される。
また、この際には、図8に示すように、紙幣23を外方に向けて移動させる方向(A2方向)に一方のローラ45を一方のモータ51により回転させると共に、紙幣23を収納部5,7側に向けて移動させる方向(B2方向)に他方のローラ47を他方のモータ53により回転させる。すなわち、一対のローラ45,47を第1の収納部5から紙幣23を搬送する場合とは逆方向に回転させる。
なお、この回転駆動に際しては、他方のモータ53による他方のローラ47の駆動トルクを、一方のモータ51による一方のローラ45の駆動トルクよりも小さくする。したがって、一対のローラ45,47が相互に直接接触している状態においては、前述の場合と同様に、他方のローラ47が一方のローラ45の回転に連れ回されてB2方向とは逆のB1方向に回転することになる。
そして、この状態において、ピックアップローラ39を、前述の場合と逆方向のC2方向に回転させて第2の収納部7から紙幣23を一対のローラ45,47の間に向けて移動させる。
以上のように、一対のローラ45,47及びピックアップローラ39を回転させることにより、上述の場合と同様にして、1枚の紙幣23のみを第2の収納部7から外方に搬送することができる。
なお、上述した紙幣23の搬送においては、第1の収納部5や第2の収納部7の1番上の紙幣23の後端がピックアップローラ39を通過した時点で、ピックアップローラ39の回転を停止させる、若しくは、ピックアップローラ39を移動させて第1の収納部5や第2の収納部7の2枚目以降の紙幣23から離間させる。すなわち、1番上の紙幣23の搬送が完了するまでは、2枚目以降の紙幣23がピックアップローラ39に直接接触しても、ピックアップローラ39の回転によって一対のローラ45,47間に移動されることを防いでいる。
次に、紙幣23を第1の収納部5や第2の収納部7に収納する方法について以下に説明する。
紙幣23を外方から2つの収納部5,7側に搬送する際には、一対のローラ45,47に挟まれる紙幣23を外方側から収納部5,7側に向けて移動させるように、一方のローラ45を一方のモータ51によりA1方向に回転させると共に他方のローラ47を他方のモータ53によりB2方向に回転させる、すなわち、一対のローラ45,47を相互に逆向きに回転させる。これにより、紙幣23が2つの収納部5,7側に搬送されることになる。
そして、例えば、上述のように、収納部5,7側に搬送された紙幣23を第1の収納部5に収納する際には、図9(a)に示すように、搬送平面S1が一対のガイド部材29の溝29a内を通過する位置に、予め一対のガイド部材29を配置しておく。また、この際には、予めプッシャー部材27を一対のガイド部材29に対して下方にずらした位置に配して、2つの溝29aの間にプッシャー部材27が配されないようにしておく。
この状態において、上述のように紙幣23Aが収納部5,7側に搬送されると、紙幣23Aの両側端が2つの溝29a内に配置されて、紙幣23Aが一対のガイド部材29によって支持されることになる。なお、2つの溝29aの底面間の距離は、紙幣23Aの幅寸法と略同等となっているため、一対のガイド部材29によって紙幣23の幅方向の位置決めがなされる。
そして、図9(b),(c)に示すように、一対のガイド部材29の間を通過させるように、プッシャー部材27を第2の収納部7の紙幣23に当接する位置から第1の収納部5の紙幣23に当接する位置まで上方に移動させる。この際、一対のガイド部材29に支持された紙幣23Aは、プッシャー部材27によって第1の収納部5の紙幣23に向けて押し付けられるため、その両側端が溝29aに引っ掛かって撓むことになる。最後に、紙幣23Aの両側端が完全に溝29aを越える位置まで、さらにプッシャー部材27を上方に移動させることで、図9(d)に示すように、紙幣23Aが第1の収納部5に収納されることになる。
なお、紙幣23Aの収納が完了した後は、紙幣23Aから離間する位置までプッシャー部材27を下方に移動させる。
上述したように、この実施形態に係る紙葉類処理装置1及びこれに備える分離搬送機構15によれば、一対のローラ45,47の回転方向及び駆動トルクを独立して制御することで、一対のローラ45,47のみにより2つの収納部5,7から選択的に紙幣23を1枚ずつ外方に搬送することができる。また、一対のローラ45,47のみにより紙幣23を外方側から収納部5,7側に搬送することができる。したがって、複数の収納部5,7を備える紙葉類処理装置1を構成する部品点数を削減して、紙葉類処理装置1の小型化やコスト削減を容易に図ることができる。
また、分離搬送機構15を構成する一対のローラ45,47は相互に圧接されているため、従来のゲートローラ方式のものと比較して、紙葉類処理装置1のメンテナンスが容易となる。
さらに、第1の収納部5若しくは第2の収納部7の紙幣23に接触させるようにピックアップローラを移動可能とすることで、ピックアップローラ39を第1の収納部5の紙幣23に接触させた状態、若しくは、第2の収納部7の紙幣23に接触させた状態で、その回転方向を制御するだけで、第1の収納部5の紙幣23若しくは第2の収納部7から選択的に紙幣23を一対のローラ45,47の間に向けて容易に移動させることができる。
また、ピックアップローラ39と第1の収納部5や第2の収納部7の紙幣23との接触面が搬送平面S1に一致するように、ピックアップローラ39の位置決めがなされているため、紙幣23を各収納部5,7から一対のローラ45,47間まで誘導する構成を別途設けることなく、ピックアップローラ39のみにより一対のローラ45,47間まで移動させることができる。
さらに、一対のガイド部材29も2つの収納部5,7の配列方向に移動可能となっているため、ピックアップローラ39を2つの収納部5,7の一方に当接させる際に一対のガイド部材29を2つの収納部5,7の他方に当接させることで、ピックアップローラ39が2つの収納部5,7の他方に当接することを防止しながら、上記接触面を容易に搬送平面S1に一致させることができる。
なお、上述した実施形態において、ガイド部材29には紙幣23を支持する溝29aを形成するとしたが、特に形成しなくてもよい。この構成において、例えば、紙幣23を第1の収納部5に収納する際には、予めプッシャー部材27を第2の収納部7側に移動させると共に、一対のガイド部材29を第1の収納部5側に移動させ、これらプッシャー部材27及び一対のガイド部材29を搬送平面S1と重ならないようにしておく。
そして、この状態において、一対のローラ45,47からプッシャー部材27及び一対のガイド部材29の間に紙幣23を搬送し、プッシャー部材27を第1の収納部5に向けて移動させると共に、一対のガイド部材29を第2の収納部7に向けて移動させる。これにより、上記紙幣23がプッシャー部材27により第1の収納部5の紙幣23に押さえつけられ、第1の収納部5に収納されることになる。
また、上記実施形態において、紙葉類処理装置1は紙幣23を出し入れするものとして述べたが、これに限ることはなく、カードやチケット等の他の紙葉類の出し入れに適用されるとしても構わない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の一実施形態に係る紙葉類処理装置を示す概略側面図である。 図1の紙葉類処理装置において、2つの収納部、紙葉押さえ部及び分離搬送機構を示す概略側面図である。 図1の紙葉類処理装置において、2つの収納部、紙葉押さえ部及び分離搬送機構の構成を示す概略正面図である。 図1の紙葉類処理装置において、分離搬送機構の構成を示すブロック図である。 図1の紙葉類処理装置において、紙幣を第1の収納部から外方に搬送する際のピックアップローラ、プッシャー部材及び一対のガイド部材の動作を示す概略側面図である。 図5の状態におけるピックアップローラ及び一対のローラの回転方向を示す概略側面図であり、(a)は一対のローラが直接接触している状態、(b)は一対のローラ間に紙幣が1枚挟まれている状態、(c)は一対のローラ間に紙幣が2枚挟まれている状態を示している。 図1の紙葉類処理装置において、紙幣を第2の収納部から外方に搬送する際のピックアップローラ、プッシャー部材及び一対のガイド部材の動作を示す概略側面図である。 図7の状態におけるピックアップローラ及び一対のローラの回転方向を示す概略側面図である。 図1の紙葉類処理装置において、紙幣を第1の収納部に収納する様子を示す概略正面図である。
符号の説明
1 紙葉類処理装置
5 第1の収納部
7 第2の収納部
15 分離搬送機構
23 紙幣(紙葉類)
39 ピックアップローラ
41 送り機構
45 一方のローラ
47 他方のローラ
51 一方のモータ(一方の駆動源)
53 他方のモータ(他方の駆動源)

Claims (5)

  1. 厚さ方向に複数積層して収納部に収納された紙葉類を、該紙葉類の積層方向に配列されて相互に圧接された一対のローラの回転により、前記収納部の内外に1枚ずつ搬送する分離搬送機構であって、
    前記一対のローラが、それぞれ個別の駆動源により相互に独立して回転可能とされて、
    前記一対のローラの回転方向を相互に独立して選択可能とすると共に、前記一対のローラの駆動トルクを相互に独立して設定可能としたことを特徴とする分離搬送機構。
  2. 請求項1に記載の分離搬送機構を備える紙葉類処理装置であって、
    前記収納部が、相互に対向するように前記一対のローラの配列方向に2つ並べて設けられ、
    第1の収納部が前記一対のローラの一方側に配置されると共に第2の収納部が他方のローラ側に配置され、
    前記2つの収納部の間に配置された送り機構によって、前記2つの収納部に収納された前記紙葉類を選択的に前記一対のローラの間に向けて移動させることを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 前記紙葉類を前記第1の収納部から外方に搬送する際に、前記紙葉類を前記第1の収納部に向けて移動させるように一方の駆動源により前記一方のローラを回転させると共に、前記紙葉類を外方に向けて移動させるように他方の駆動源により前記他方のローラを回転させ、かつ、前記一方の駆動源による前記一方のローラの駆動トルクを、前記他方の駆動源による前記他方のローラの駆動トルクよりも小さくし、
    前記紙葉類を前記第2の収納部から外方に搬送する際に、前記紙葉類を外方に向けて移動させるように一方の駆動源により前記一方のローラを回転させると共に、前記紙葉類を前記第1の収納部に向けて移動させるように他方の駆動源により前記他方のローラを回転させ、かつ、前記他方の駆動源による前記他方のローラの駆動トルクを、前記一方の駆動源による前記一方のローラの駆動トルクよりも小さくすることを特徴とする請求項2に記載の紙葉類処理装置。
  4. 前記紙葉類を外方から前記収納部内に搬送する際に、前記一対のローラの間に挟まれた前記紙葉類を外方から前記収納部に向けて移動させるように、前記一対のローラを相互に逆向きに回転させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の紙葉類処理装置。
  5. 前記送り機構が、両方向に回転可能なピックアップローラを備え、
    該ピックアップローラが、前記第1の収納部に収納された前記紙葉類に当接する位置と、前記第2の収納部に収納された前記紙葉類に当接する位置との間で、前記配列方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の紙葉類処理装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028996A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Sinfonia Technology Co Ltd 往復機構、往復機構の制御方法、往復機構を備えた券切断装置及び紙葉類処理装置

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