JP2007300990A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007300990A JP2007300990A JP2006129949A JP2006129949A JP2007300990A JP 2007300990 A JP2007300990 A JP 2007300990A JP 2006129949 A JP2006129949 A JP 2006129949A JP 2006129949 A JP2006129949 A JP 2006129949A JP 2007300990 A JP2007300990 A JP 2007300990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- guide
- game
- game ball
- winning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】遊技装置(センターケース10)の入賞部より遊技空間部に受入れられた遊技球を保持可能な複数の誘導用球保持部62aを有し、該誘導用球保持部に保持された遊技球を流下案内位置まで回転移動させてから流下案内する案内回転体(第2回転体47)と、前記誘導用球保持部によって流下案内されて流下した遊技球を、特定入賞口57hへ誘導可能な第1状態と誘導不可能な第2状態とに繰り返し変換される変換誘導部材(第1回転体45)とを設け、前記誘導用球保持部の形状を異ならせることにより、前記案内回転体により流下案内されて流下し始めた遊技球が、前記変換誘導部材に到達するまでのタイミングを異ならせる。
【選択図】図2
Description
この種の遊技機は、所定条件の成立により可動部材が開状態に変換されて遊技空間部内に受入れられた遊技球が第1回転体のうち一般振分口に入球すると、該遊技球を一般入賞口(一般入賞領域)に誘導する一方で、第1回転体のうち特別振分口に入球すると、該遊技球を第2回転体に向けて誘導し、該誘導された遊技球が第2回転体のうち一般入賞部に入球すると、該遊技球を一般入賞口に誘導する一方で、第2回転体のうち特別振分部に遊技球が入球すると、該遊技球を特定入賞口(特別入賞口)へ誘導するように構成されており、特定入賞口への遊技球の入賞(特定入賞)により遊技者に有利な特別遊技状態(大当り状態)を発生させるようにしている。
そこで本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、前述したように回転体によって特定入賞と一般入賞の振分けを行う遊技装置を備えた遊技機において、特別遊技状態発生への期待感を十分に向上させる一方で、回転体が一定速度で回転駆動されても、特別遊技状態を発生させるタイミングを狙われ難くすることができ、どの遊技者にも公平な遊技機を提供することを目的とする。
前記遊技装置には、
前記入賞部より前記遊技空間部に受入れられた遊技球を保持可能な複数の誘導用球保持部を有し、該誘導用球保持部に保持された遊技球を流下案内位置まで回転移動させてから流下案内する案内回転体と、
前記案内回転体の誘導用球保持部によって流下案内されて前記流下案内位置において流下した遊技球を、前記特定入賞口へ誘導可能な第1状態と誘導不可能な第2状態とに繰り返し変換される変換誘導部材と、を設け、
前記複数の誘導用球保持部毎に当該誘導用球保持部の形状を異ならせることにより、前記案内回転体により流下案内された遊技球が、前記変換誘導部材に到達するタイミングを前記誘導用球保持部毎に異ならせたことを特徴とする。
なお、「一般入賞口」とは、特定入賞口でない入賞口を意味する。
また、「流下案内」とは、自重によって流下するように案内することを意味する。
ことを特徴とする。
また、「前記案内回転体により流下案内された遊技球が、前記変換誘導部材に到達するタイミング」とは、例えば、前記流下案内位置において案内回転体の誘導用球保持部から遊技球が流下し始めた時点を基準とし、その時点から当該遊技球が変換誘導部材に到達するまでの時間によって、定量的に把握できるタイミングを意味する。
前記傾斜部の傾斜角度を前記誘導用球保持部毎に異ならせることにより、前記タイミングを異ならせた構成としてもよい。
また、例えば請求項3に記載のように、前記誘導用球保持部毎に遊技球を保持する位置を異ならせて、当該誘導用球保持部から前記変換誘導部材までの遊技球の流下距離を異ならせることにより、前記タイミングを異ならせた構成としてもよい。
前記特定球保持部に保持された遊技球は、当該変換誘導部材が前記第2状態に変換された場合に、前記特定入賞口へ遊技球を誘導する構成としてもよい。
前記案内回転体は、前記一般球保持部に保持された遊技球を前記一般入賞口へ向けて流下案内する構成としてもよい。
また、請求項3に記載の遊技機によれば、複数の誘導用球保持部毎に、遊技球を保持する位置を異ならせるようにすることで、当該誘導用球保持部から前記変換誘導部材への遊技球の流下距離が異なるようにしたので、誘導用球保持部から流下した遊技球が変換誘導部材に到達するまでの時間が誘導用球保持部毎に変化する(ばらつく)ことになり、変換誘導部材が遊技球を特定入賞口に誘導する状態(特別遊技状態を発生させるタイミング)を狙いづらくすることが可能となる。
また、請求項5に記載の遊技機によれば、案内回転体に一般球保持部を設けることにより、一般球保持部の数や形状等を変更することで特別遊技状態の発生確率を調整することが可能となる。
(第1形態例)
まず、第1形態例を説明する。
A.遊技盤の全体構成
図1は本形態例のパチンコ機の遊技盤の前面図である。
図1において、符号1は遊技盤であり、前面の略円形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域3が形成されている。
遊技盤1の前面には、図1に示すように、アウト球流入口4、センターケース10、普通電動役物タイプの始動入賞口11、変動入賞装置12、一般入賞口13〜16、普図表示器17、普図記憶表示器18、普図始動ゲート19、特図表示器20、特図記憶表示器21、多数の障害釘(図示省略)などが設けられている。また、センターケース10の右側部には、装飾特図表示器22とラウンド表示部23が設けられている。
また、変動入賞装置12は、後述する大当りになったことを条件として開放される大入賞口12aを有する装置である。
また、普図記憶表示器18は、普図表示器17の周囲4箇所に設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯数によって、普図始動ゲート19を遊技球が通過することにより発生した普図の始動記憶の数(この場合、上限数が4個)を表示するものである。
また、特図記憶表示器21は、特図表示器20の周囲4箇所に設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯数によって、始動入賞口11への入賞により発生した特図の始動記憶の数(この場合、上限数が4個)を表示するものである。
また、装飾特図表示器22は、演出又は装飾としての特図(ダミーの特図)の変動表示を行う表示器である。なお、装飾特図表示器22で表示される特図がダミーの特図であるのに対して、前記特図表示器20で表示される特図は、いわゆる本特図である。
また、ラウンド表示部23は、大当りのラウンド数を表示する表示部である。
次に、本例のセンターケース10の構成について、図2〜図10を参照して説明する。
なお図2は、センターケースの前面図である。図3は、センターケースの各回転体等を示す図であり、図3(a)は前面側斜視図、図3(b)は裏面側斜視図である。図4は、センターケースの前面図(可動部材が開いた状態)であり、図4(a)は、後述する第2回転体(案内回転体)が遊技球を保持して回転移動させ流下案内するまでの状態を示し、図4(b)は、入賞部より受入れられた遊技球が同第2回転体の球保持部に保持されるまでの状態を示す。図5は、第2回転体(案内回転体)の球保持部が形成された部分を示す図であり、図5(a)は前面側斜視図、図5(b)は左側が縦断面図であり右側が前面図である。図6は、センターケースの前面図(可動部材が閉じた状態)であり、図6(a)は、第2回転体(案内回転体)から流下案内された遊技球が後述する第1回転体(変換誘導部材)によって特定入賞口に誘導されない状態等を示し、図6(b)は、第2回転体(案内回転体)から流下案内された遊技球が第1回転体(変換誘導部材)の特定球保持部に流下する状態を示す。図7は、第1回転体(変換誘導部材)を示す図であり、図7(a)は分解斜視図、図7(b)は裏面側斜視図、図7(c)は裏面図である。図8は、図2におけるA−A断面図である。図9は、センターケースの第2回転体の位置を遊技盤面に平行な面で破断して前面から見た断面図であり、図9(a)は特定入賞部を覆う壁が見える位置で破断した状態を示し、図9(b)は特定入賞部内が見える位置で破断した状態(遊技球が1番目の特定入賞部39aに入賞する状態)を示す。図10は、センターケースの第2回転体の位置を遊技盤面に平行な面で破断して前面から見た断面図であり、図10(a)は遊技球が2番目の特定入賞部39bに入賞する状態を示し、図10(b)は遊技球が3番目の特定入賞部39cに入賞する状態を示す。
なお、このセンターケース10は、前後方向の一つの軸線を中心として主要部品が配置され組み立てられており、以下ではこの軸線をケース軸線という。
また本例の場合、遊技空間部とは、後述する鎧部35の切欠き35a,35bから流入した遊技球が存在する可能性のあるセンターケース10内の空間を意味する。
ステージ部34は、ここに流入した遊技球をある程度の確率で始動入賞口11へ誘導する。このステージ部34へは、センターケース10の左側部に形成されたワープ流路(図示省略)を通過した遊技球が流入する構成となっている。例えばセンターケース10の上に流下して左に流れ落ちた遊技球が、図示しない障害釘に当って、上記ワープ流路に流入し、ステージ部34上に流れる構成となっている。なお、ステージ部34上には、このようにワープ流路を経由した遊技球に限られず、例えば障害釘に当って跳ねた遊技球が前面から直接入ってくる構成であってもよい。
なお図2では、各可動部材36,37が閉状態にある様子を示しており、また図2の矢印は、各可動部材36,37が閉状態から開状態に向かう方向を示している。また図4(b)では、各可動部材36,37が開状態となったときの遊技球Kの流入経路を矢印で例示している。各可動部材36,37が開状態になっていると、この図4(b)の矢印に示すように、遊技球Kが上方からセンターケース10内(即ち、遊技空間部内)に流入可能である。
なお、この裏面側ケース32は、図8に示すように、正面から見て概略円形状の側壁を、円形状開口部38を中心とする外周位置に有し、前面側が開口した箱型の部材である。なお取付状態において、この裏面側ケース32の側壁は、前面側ケース31の側壁を後方へ延長するような状態に概略配置される。こうして、前面側ケース31と裏面側ケース32は、全体として、内側に後方に窪んだ概略円形状の凹室を有したセンターケース10の外形部分を構成している。
なお、裏面側ケース32内は、前面側ケース31内の開口を介して前面から視認可能である。
また、図9や図10に示すように、裏面側ケース32の奥壁の前面(円形状開口部38よりも外周側の適宜位置)には、特定入賞部39a,39b,39cが形成されている。本例の場合、特定入賞部39a(最も上流となる特定入賞部)は、正面から見て円形状開口部38の左側位置に設けられ、その他の特定入賞部39b,39cは、正面から見て円形状開口部38の右斜め下位置(前述の拡大空間部32bの位置)に設けられている。また、特定入賞部39b,39cのうち、特定入賞部39bは比較的上方に、最も下流となる特定入賞部39cは、その下方に配置されている。
また図9(a)において符合32eは、特定入賞部39aの前面を覆う壁を構成する部材を示す。また符合32fは、特定入賞部39bの前面を覆う壁を構成する部材を示す。また符合32gは、特定入賞部39cの前面を覆う壁を構成する部材を示す。
センターケース10の内部や裏面には、主に、次のような部材が設けられている。即ち、図1等に示す第1回転体45(変換誘導部材)、図1に示すクリアユニット46、図3や図8等に示す第2回転体47(案内回転体)、図3や図8等に示す奥側外れ球誘導部材48、図3や図8等に示す第3回転体49、及び図8に示すモータベース51が設けられている。
まず、第1回転体45は、図7に示すように、第1回転体本体52と、この第1回転体本体52の中心軸線上に裏面側から挿入されて固定される第1回転体駆動軸53(図8に示す)と、第1回転体本体52の前面を覆うように第1回転体本体52に固定される第1回転体化粧部材54とを有し、図2や図3(a)に矢印で示すように、正面から見て反時計回りに回転駆動される回転体である。なお、この第1回転体45(第1回転体本体52、第1回転体駆動軸53、及び第1回転体化粧部材54)は、前記ケース軸線を中心として配置される。
なお、図8における符号53a,53bは、第1回転体駆動軸53(ひいては、第1回転体45の全体)を自転可能に支持する軸受け(ブッシュ)を示す。
また、第1回転体本体52と第1回転体化粧部材54は、透明又は半透明な材料によって構成され、透視可能(透光性有り)となっている。
クリアユニット46は、図8に示すように、第1入賞球誘導部材56と、第2入賞球誘導部材57と、隔壁部材58と、囲繞部材59とを備える。これら各部材56〜59は、全て透明又は半透明な材料によって構成され、透視可能となっている。
ここで、第1入賞球誘導部材56は、前記ケース軸線を中心として第1回転体45の周囲を取り囲むように配置される円筒状部56aを有する部材であり、隔壁部材58の中央開口58bに対して前面から取り付けられ、固定状態とされる部材である。この第1入賞球誘導部材56の円筒状部56aの頂点位置には、入賞球誘導部56bが形成されている。入賞球誘導部56bは、可動部材36,37が開放状態にある時に、前記切欠き35a,35b(入賞部)から流入した遊技球を受け入れる部分であり、受け入れられた遊技球は、この入賞球誘導部56bの底部中央に左右に並んで形成された縦方向の誘導穴(図示省略)の何れかに落下する構成となっている。
また、円筒状部56aの底面には、ここに落下した遊技球を後方に流下させる傾斜面56e(図8に示す)が形成されている。
また、前記内筒部57bの頂部位置であって、前記内筒部57bと案内壁57cとの間の位置には、遊技球を後方から前方(第1回転体本体52の頂部位置に向かう方向)に流下させる前方誘導流路57i(図4や図8に示す)が形成されている。
なお図8に示すように、特定入賞口57hの下方には、特定入賞口57hに流入した遊技球を検出する非通過型のフラット近接スイッチ57jが配設されている。
また、板状部58aの中心には、中央開口58b(図8に示す)が形成されている。中央開口58bは、第2入賞球誘導部材57等の部材を位置決めする(取り付け時の案内となる)とともに、これら部材との干渉を避けるための開口であり、詳細構成については説明を省略する。なお中央開口58bは、前記ケース軸線を中心として配置される。
大径円筒状部59bには、図9(b)に示すように、複数(本例では二つ)の開口部59c,59dが形成されている。ここで、開口部59c,59dは、前述した特定入賞部39a,39bにそれぞれ連通する位置に形成され、開口部59cから流出した遊技球は特定入賞部39aに、開口部59dから流出した遊技球は特定入賞部39bに、それぞれ流入する構成となっている。
また図8に示すように、囲繞部材59の下端部(当り球導入部59fの両側及び下方)には、外れ球排出部59gが形成されている。外れ球排出部59gは、前述した隔壁部材58の板状部58aの下端中央を覆うように配置されて、板状部58aの下端中央の裏面側に、前面側外れ球排出流路61(図8に示す)を形成する部材である。この前面側外れ球排出流路61は、前述した第1入賞球誘導部材56の傾斜面56eを流下した遊技球を受け入れ、これを外れ球(センターケース10内には入賞したが、特定入賞口57h(特定入賞部39a,39b,39c)に入賞しなかった一般入賞球)としてセンターケース10の下方に排出するものである。なお、図8において符号61aは、前面側外れ球排出流路61から排出される遊技球を検出する検出器を示す。
第2回転体47は、図3(a)に示すように、前面側の小径円筒部47aと後面側の大径円筒部47bとよりなる円盤状部を有する部材であり、前記ケース軸線を中心として配置されて、自転可能に支持された部材である。そして、図3(a)や図5に示すように、小径円筒部47aの外周には、周縁部を切り欠くことにより、前記入賞部(切欠き35a,35b)より受け入れられた遊技球を保持可能な複数の球保持部62a,62bが一定ピッチで全周に渡って形成されている。また図3(a)に示すように、大径円筒部47bの外周には、周縁部を切り欠くことにより、前記入賞部より受け入れられた遊技球を保持可能な複数の球保持部63が一定ピッチで全周に渡って形成されている。
ここで、小径円筒部47aの外周の球保持部62a,62bのうち、一方の球保持部62aは、本発明の誘導用球保持部に相当し、後方に壁が有り、底面が前方に向かって遊技球を流すように傾斜している。これに対して、他方の球保持部62bは、本発明の一般球保持部に相当し、後方に壁が無く、底面が後方に向かって遊技球を流すように傾斜している。また、球保持部62a,62bは周方向に例えば交互に形成されている。また、大径円筒部47bの外周の球保持部63は、内面が後方に向かって遊技球を流すように傾斜している。
また、第2回転体47は、図2や図3(a)に矢印で示すように、正面から見て時計回りに回転駆動される。
奥側外れ球誘導部材48は、図8に示すように、前面側の小径円筒部48aと後面側の大径円筒部48bとよりなる円盤状の部材であり、前記ケース軸線を中心として第2回転体47の後面側(前述の裏面側ケース32の円形状開口部38の内側)に配置され、裏面側ケース32に固定状態とされる部材である。ここで、小径円筒状部48aと、大径円筒状部48bと、これらを連結する軸直角壁48cとは、第2回転体47の外周を取り囲む囲繞壁を構成している。
また、前記奥側外れ球誘導流路69の下端位置には、奥側外れ球誘導流路69を流下した遊技球を受け入れて当該奥側外れ球誘導部材48の下部後方に排出する奥側外れ球排出口(図示省略)が形成されている。
なお、上記切欠き71内の空間は、待機空間として機能する。即ち、上記切欠き71の外周側が後述する変換部材73によって閉鎖された閉鎖状態であったとしても、前記遊技球が前記球保持部63から必ず流出して、開放状態となるまで一時的に前記遊技球が上記切欠き71内に待機する。
また、奥側外れ球誘導部材48は、透明又は半透明な材料によって構成され、透光性を有する。
第3回転体49は、図3や図8に示すように、円盤状部49aからなる部材であり、前記ケース軸線を中心として奥側外れ球誘導部材48の後面側に自転可能に配置される。この円盤状部49aの外周部には、後方に突出する円筒状部49bが形成され、この円筒状部49bの内周面には、後述する第3回転体駆動ギア85が噛み合う内歯49c(図3(b)に示す)が全周に渡って形成されている。また、円盤状部49aの中心には、前面側に突出する円筒状ボス49d(図8に示す)が形成されている。この円筒状ボス49dは、図8に示すように、前述の奥側外れ球誘導部材48の中心に形成された円筒状ボス68の内周側に回転可能に取り付けられ、これによって第3回転体49が前記ケース軸線を中心として他の回転体とは別個に自転可能となっている。
また、回転壁74は、前記大径円筒状部59bと大径円筒部48b(囲繞壁)に沿って回転することによって、第2回転体47の球保持部63に保持された遊技球を流出させる開口部(開口部59c,59dや切欠き71)を閉鎖する閉鎖状態とこれら開口部を開放する開放状態とに変換する。
また、第3回転体49(変換部材73を除く)は、透明又は半透明な材料によって構成され、透光性を有する。
モータベース51は、図8に示すように、前面が開口した円筒状箱型のケース部(符号省略)を三つ有し、裏面側ケース32に固定状態とされる部材である。このモータベース51の各ケース部後面側には、第1モータ91、第2モータ92、第3モータ93(図3(b)に示す)がそれぞれ取り付けられる。
ここで、第1モータ91の出力軸91aは、前記ケース軸線を中心として配置され、既述したように軸継ぎ手55によって第1回転体駆動軸53の後端に連結され、この第1モータ91の作動によって、第1回転体駆動軸53を含む第1回転体45が回転する構成となっている。
また図3(b)に示すように、第3モータ93の出力軸(図示省略)には、前述の内歯49cと噛み合う第3回転体駆動ギア85が固定され、この第3モータ93の作動によって、第3回転体49が回転する構成となっている。
なお、モータベース51は、透明又は半透明な材料によって構成され、透光性を有する。
次に、本例のセンターケース10内(ステージ部34を除く)における遊技球の流れや、そのための制御や各部材の動作について説明する。
まず、図示省略した制御装置は、第1回転体45については、正面から見て常に反時計回りに例えば約2秒/周の周期で回転させ、既述したように、前記入賞球保留用凹部52cが頂点位置にきた時には、所定時間だけ第1回転体45の回転を停止させ、所定時間が経過するとまた同方向に回転させる制御を継続する。なお、このように入賞球保留用凹部52cを頂点位置で停止させる制御は、所定の条件(例えば、特定の遊技状態になったこと)が成立したときのみ実行する態様でもよい。
また、第2回転体47(案内回転体)と第3回転体49については、何れも同方向(この場合、正面から見て常に時計回り)に回転させる。但し、各回転体47,49の回転周期は同一ではなく、異なる回転周期で回転させる。例えば、第2回転体47は約7秒/周の周期で回転させ、第3回転体49は、約5秒/周の周期で回転させる。このように異なる回転周期で回転させることによって、相対位置が変化し、変換部材73による開閉動作(前記閉鎖状態と開放状態の切換え)が実現される。
そして、球保持部62bから後方に流下した遊技球は、奥側外れ球誘導部材48の奥側外れ球誘導流路69を流下して奥側外れ球排出口(図示省略)に到達し、ここを経由してセンターケース10の下方に排出される。
なお、こうして第1回転体本体52の周囲を落下した遊技球は、第1入賞球誘導部材56の底面に形成された傾斜面56e上を後方に流れ、前面側外れ球排出流路61を経由してセンターケース10の下方に排出される。
次に、特定入賞口57h内に落下した遊技球Kは、図8に矢印で示すように、囲繞部材59の当り球導入部59fを経由して、第2回転体47の大径円筒部47bの最下端位置に流れ、球保持部63内に入る。
次いで、球保持部63内に流入した遊技球は、この球保持部63内に保持されて第2回転体47の回転に伴って移送される。
また、1番目の開口部59cから流出せずに、さらに球保持部63内に保持されて移送された遊技球Kは、次に2番目の開口部59dの位置にきた時に、この開口部59dが開放状態にあれば、図10(a)に示すように、この開口部59dから流出して2番目の特定入賞部39bに流入する。
また、2番目の開口部59dから流出せずに、さらに球保持部63内に保持されて移送された遊技球Kは、次に3番目の開口部(奥側外れ球誘導部材48の切欠き71)の位置にきた時に、図10(b)に示すように、この開口部内(切欠き71内)に流入し、この開口部が開放状態にあれば、この開口部から流出して3番目の特定入賞部39cに流入する。
また、特定入賞部39bや39cに入賞した遊技球は、図示省略した排出流路を経由してセンターケース外に排出される。
次に、本形態例のパチンコ機で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。
まず、遊技開始当初の時点(或は遊技開始前の時点)では、特図表示器20には所要の停止図柄が表示され、装飾特図表示器22は所要の客待ち画面が表示される。
ガイドレール2を介して遊技領域3に打込まれた遊技球が、始動入賞口11に入賞すると(即ち、特図の始動入賞があると)、特図表示器20や装飾特図表示器22において特図の変動表示が行われて、変動表示ゲームが行われる。
なお、上記変動表示ゲームによって大当りとなる確率は低く、これに対して小当たりとなる確率は高く設定されている。
なお、この大当りになった状態(大当り状態)が本発明の特別遊技状態に相当する。
例えば、変動表示ゲームが大当たり又は小当たりで終了すれば大当たり又は小当たり状態に移行し、小当たり遊技で大当りになれば大当り状態に移行し、小当たり遊技や変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行される。
この普図当りになると、始動入賞口11の一対の開閉部材11aが逆ハの字に開いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される遊技が行われる。これにより、始動入賞口11に遊技球が入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの実施回数が増えて大当り又は小当たりになる可能性が増す。
また、前記普図の変動表示ゲーム中に、普図始動ゲート19にさらに遊技球が入賞したときには、普図記憶表示器18で普図始動記憶表示が実行されてこの場合4個まで記憶され、普図の変動表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて前記普図の変動表示ゲームが繰り返される。
しかも本例の遊技機によれば、案内回転体(第2回転体47の小径円筒部47a)に誘導用球保持部(球保持部62a)が複数あるため、変換誘導部材(第1回転体本体52)に誘導される遊技球が必然的に多くなり、特別遊技状態発生への期待感を十分に向上させることができる。
また、本例の遊技機によれば、案内回転体(第2回転体47の小径円筒部47a)に一般球保持部(球保持部62b)を設けているため、この一般球保持部の数や形状等を変更することで特別遊技状態の発生確率を調整することが可能となるという利点がある。
次に、第2形態例を図11によって説明する。図11は、案内回転体(第2回転体47の小径円筒部47a)の球保持部が形成された部分を示す図であり、(a)は前面側斜視図、(b)は左側が縦断面図であり右側が前面図である。
本形態例は、前記第1形態例の一部構成を変更したものであり、以下その変更部分を説明する。
まず、案内回転体である第2回転体47の小径円筒部47aの球保持部62a(誘導用球保持部)は、遊技球を保持する位置が、全て異なる。具体的には、図11(b)に示すように、各球保持部62aの深さLが同一ではなく、全て異なる値に設定されている。
次に、第3形態例を図12〜図13によって説明する。図12は、第3形態例の遊技装置100を示す図であり、(a)は前面側斜視図、(b)上面図である。図13は、第3形態例の遊技装置100の案内回転体を示す図であり、(a)は前面図、(b)は(a)におけるX−X断面図である。なお、遊技装置100(第1形態例におけるセンターケース10に相当)以外の構成は、第1形態例と同じでよいので、以下では遊技装置100の構成を説明する。
本例の遊技装置100は、図示省略した可動部材によって開閉される入賞部から受け入れられた遊技球が上方から流入する凹室101(遊技空間部)を内部に有するケース102と、この凹室101内の中段位置に配置されて水平回転する案内回転体103と、凹室101内の下部前面側(案内回転体103の下方前面側)に配置された変換誘導部材104とを有する。
また、棚状部105の上面には、案内回転体103の外周前面側(凹室101の奥壁面によって覆われない前面側)を囲むように覆う流下防止壁107が立設されている。この流下防止壁107の正面中央位置には、遊技球を流下させるための開口108が形成されている。
また図12(a)に示すように、隔壁106には、その上部に略円形の特定入賞口110が形成され、その下部(凹室101内の底面に接する位置)には、外れ球回収口111(一般入賞口)が形成されている。
ここで、球保持部112,113のうち、一方の球保持部112は、本発明の誘導用球保持部に相当し、底部に壁112a(図13に示す)が有り、底面(壁112aの上面)が前方(径方向外方)に向かって遊技球を流すように傾斜している。これに対して、他方の球保持部113は、本発明の一般球保持部に相当し、底部に壁が無い。また、球保持部112,113は周方向に例えば交互に形成されている。
即ち、この変換誘導部材104は、案内回転体103の誘導用球保持部112によって流下案内されて前記流下案内位置において流下した遊技球Kを、前記特定入賞口110へ誘導可能な第1状態と誘導不可能な第2状態とに繰り返し変換される変換誘導部材に相当する。
具体的には、図13(a)に示すように、球保持部112の底の壁112aの厚さLが、球保持部112毎に全て異なる値に設定されている。
或いは、図13(b)に示すように、球保持部112の底面の傾斜角度θが、球保持部112毎に全て異なる値に設定されている。
なお、壁112aの厚さLと傾斜角度θの両方を、球保持部112毎に全て異なる値に設定してもよい。
即ち、案内回転体103に誘導用球保持部(球保持部112)が複数あるため、変換誘導部材104に誘導される遊技球が必然的に多くなり、特別遊技状態発生への期待感を十分に向上させることができる。
また、複数の誘導用球保持部(球保持部112)毎に形状を異ならせることにより、案内回転体103により流下案内された遊技球が変換誘導部材110に到達するタイミングを異ならせるようにしたので、変換誘導部材110が遊技球を特定入賞口110に誘導可能な状態(特別遊技状態を発生させるタイミング)を狙いづらくすることが可能となり、不正に単発打ちやタイミング打ち等の狙い打ちをされても、遊技店に不測の不利益を与えることなくどの遊技者にも公平な遊技を提供することができる。
例えば、第2形態例の図11に示す構成では、球保持部62aの底面(傾斜部)の傾斜角度も、球保持部62a毎に異ならせて、前述のタイミングをより狙いづらくしているが、前記深さLのみを異ならせて、前記傾斜角度は同一としてもよい。
また、前記第1形態例や第2形態例において、第2入賞球誘導部材57の前方誘導流路57iを削除して、球保持部62aから前方に流下した遊技球が、第1回転体本体52の頂部位置に直接落下するようにしてもよい。
また、センターケース10内において流れたり保持されたり移送される遊技球を、遊技者がより見易くなるように、またこの遊技球の状態を演出するために、例えばセンターケース10の裏面から光を照射し、この光の点灯状態や色を各種制御するようにしてもよい。
3 遊技領域
10 センターケース(遊技装置)
31 前面側ケース
32 裏面側ケース
35a,35b 切欠き(入賞部)
45 第1回転体(変換誘導部材)
47 第2回転体(案内回転体)
52c 入賞球保留用凹部(特定球保持部)
57h 特定入賞口
62a 球保持部(誘導用球保持部)
62b 球保持部(一般球保持部)
100 遊技装置
101 凹室(遊技空間部)
103 案内回転体
104 変換誘導部材
109 外れ球回収口(一般入賞口)
110 特定入賞口
111 外れ球回収口(一般入賞口)
112 誘導用球保持部
113 一般球保持部
Claims (5)
- 入賞部と、該入賞部より遊技球を受け入れ可能な開状態と受け入れ不能な閉状態とに変換可能な可動部材と、前記入賞部より受け入れられた遊技球が流入する遊技空間部と、該遊技空間部に配設された一般入賞口及び特定入賞口とを有する遊技装置を備え、所定条件の成立により前記可動部材を開状態に変換させる補助遊技を実行し、該補助遊技において前記入賞部より前記遊技空間部に受け入れられた遊技球が前記特定入賞口に入賞した場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記遊技装置には、
前記入賞部より前記遊技空間部に受入れられた遊技球を保持可能な複数の誘導用球保持部を有し、該誘導用球保持部に保持された遊技球を流下案内位置まで回転移動させてから流下案内する案内回転体と、
前記案内回転体の誘導用球保持部によって流下案内されて前記流下案内位置において流下した遊技球を、前記特定入賞口へ誘導可能な第1状態と誘導不可能な第2状態とに繰り返し変換される変換誘導部材と、を設け、
前記複数の誘導用球保持部毎に当該誘導用球保持部の形状を異ならせることにより、前記案内回転体により流下案内された遊技球が、前記変換誘導部材に到達するタイミングを前記誘導用球保持部毎に異ならせたことを特徴とする遊技機。 - 前記誘導用球保持部は、前記流下案内位置で前記変換誘導部材に向けて下り傾斜状態になる傾斜部を有し、該傾斜部によって保持された遊技球を前記流下案内位置で流下案内する構成であり、
前記傾斜部の傾斜角度を前記誘導用球保持部毎に異ならせることにより、前記タイミングを異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記誘導用球保持部毎に遊技球を保持する位置を異ならせて、当該誘導用球保持部から前記変換誘導部材までの遊技球の流下距離を異ならせることにより、前記タイミングを異ならせたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
- 前記変換誘導部材は、当該変換誘導部材が前記第1状態のときに前記案内回転体から流下案内された遊技球を保持可能な特定球保持部を備え、
前記特定球保持部に保持された遊技球は、当該変換誘導部材が前記第2状態に変換された場合に、前記特定入賞口へ遊技球を誘導する構成であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の遊技機。 - 前記案内回転体には、前記入賞部より前記遊技空間部に受入れられた遊技球を保持可能な一般球保持部が、前記誘導用球保持部と混在した状態で形成され、
前記案内回転体は、前記一般球保持部に保持された遊技球を前記一般入賞口へ向けて流下案内することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006129949A JP4408281B2 (ja) | 2006-05-09 | 2006-05-09 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006129949A JP4408281B2 (ja) | 2006-05-09 | 2006-05-09 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007300990A true JP2007300990A (ja) | 2007-11-22 |
JP4408281B2 JP4408281B2 (ja) | 2010-02-03 |
Family
ID=38835466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006129949A Expired - Fee Related JP4408281B2 (ja) | 2006-05-09 | 2006-05-09 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4408281B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008237541A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Heiwa Corp | 弾球遊技機の遊技球通路構造 |
JP2011172841A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2011172844A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2011172843A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
-
2006
- 2006-05-09 JP JP2006129949A patent/JP4408281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008237541A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Heiwa Corp | 弾球遊技機の遊技球通路構造 |
JP2011172841A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2011172844A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2011172843A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4408281B2 (ja) | 2010-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4623593B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009000297A (ja) | 遊技機 | |
JP2007089631A (ja) | 遊技機 | |
JP4408281B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009000296A (ja) | 遊技機 | |
JP4530659B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008245866A (ja) | 遊技機 | |
JP2005185443A5 (ja) | ||
JP4463002B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005131121A (ja) | 遊技機 | |
JP4849601B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006254996A (ja) | 遊技機 | |
JP4184221B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5896403B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP4963728B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4963727B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4863190B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004298400A (ja) | メダル遊戯機 | |
JP4863189B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4963729B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4726113B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2003024545A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2005080823A (ja) | 遊技機 | |
JP2004236838A (ja) | 遊技機 | |
JP5109107B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |